JP2774680B2 - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

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JP2774680B2
JP2774680B2 JP2220794A JP22079490A JP2774680B2 JP 2774680 B2 JP2774680 B2 JP 2774680B2 JP 2220794 A JP2220794 A JP 2220794A JP 22079490 A JP22079490 A JP 22079490A JP 2774680 B2 JP2774680 B2 JP 2774680B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はズームレンズに関し、Fナンバー1.8〜2.0程
度でしかも変倍比8程度と高倍比の全変倍範囲にわたり
良好なる光学性能を有した写真用カメラやビデオカメラ
等に好適な小型軽量のズームレンズに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来よりスチールカメラやビデオカメラ等に用いられ
ている比較的高変倍でしかも大口径比のズームレンズと
して所謂4群ズームレンズがある。この4群ズームレン
ズは物体側より順に合焦用の第1レンズ群、変倍用の第
2レンズ群、変倍に伴う像面変動を補正する為に第3レ
ンズ群そして全系の焦点距離や収差補正のバランスを採
る為の第4レンズ群より成っている。4群ズームレンズ
では変倍の為に2つのレンズ群と合焦の為の1つのレン
ズ群の合計3つのレンズ群を移動させる構成を採ってい
る。この為比較的レンズ鏡筒が複雑になる傾向があっ
た。又近距離物体に合焦する際第1レンズ群を物体側へ
繰り出して行う為に軸外光束を十分確保しようとすると
前玉レンズ径が増大する傾向があった。
この為従来より第1レンズ群以外のレンズ群を移動さ
せて合焦を行った所謂リヤーフオーカス方式を利用した
ズームレンズが、種々提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところでリアフォーカス方式のズームレンズとして
は、ズーム比が6〜8倍程のものが知られているが、従
来のリアフォーカス方式のズームレンズはレンズ枚数が
比較的多く使用されており、8倍程度のズームレンズを
少ないレンズ構成にしようとすると無限遠から至近物体
に対する第4レンズ群の移動量が大きくなり、合焦によ
る収差変動が大きくなる傾向となり、この収差変動を補
正することが困難になってくる。
〔発明が解決しようとしている課題〕
本発明はかかる問題にかんがみ、高変倍で小型化を促
進するための光学的有効径をより小さく全長を短くした
にもかかわらず、口径比F1.8〜2.0程度を実現し、高変
倍による収差の変動及び合焦による収差の変動を良好に
補正した小型軽量のリヤーフオーカス式ズームレンズを
提案する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のズームレンズは、物体側より順に正の屈折力
の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折
力の第3レンズ群、そして正の屈折力の第4レンズ群の
4つのレンズ群を有し、前記第1、第3レンズ群を固定
とし、前記第2レンズ群を一方向に移動させて変倍を行
い、前記第4レンズ群を変倍に伴う像面変動を補正する
ように移動させると共に該第4レンズ群を移動させて合
焦を行うズームレンズにおいて、前記第3レンズ群は物
体側より順に両凸レンズと物体側に強い凹面を向けた負
のメニスカスレンズの2つのレンズを有し、前記第4レ
ンズ群は物体側より順に像面側に強い凹面を向けた負の
メニスカスレンズ、両凸レンズ、そして物体側に強い凸
面を向けた正レンズの3つのレンズを有し、条件式
(1)〜(4)を同時に満足することを特徴としてい
る。
〔実施例〕
第1図は本発明の数値実施例1のレンズ断面図であ
る。図中Iは正の屈折力の第1群、IIは広角端から望遠
端への変倍の際、像面側へ単調移動する負の屈折力の第
2群、IIIは正の屈折力の第3群、IVは変倍に伴い変動
する像面を一定位置に維持する為に広角端から望遠端に
かけて物体側に凸状の軌跡を有しながら光軸上を移動す
ると共に合焦を行う正の屈折力の第4群、SPは第3群中
に配置した固定の絞りである。尚、第1、第3レンズ群
は変倍及び合焦の際固定である。
本実施例においては合焦の際に第1レンズ群を繰り出
さずに常に固定とし、前方へ繰り出すことにより生じる
レンズ径の増大を防止している。そして合焦の際には第
1レンズ群の代わりに変倍系の一部である第4レンズ群
を移動させることにより全体的に可動レンズ群の数を減
らし機構上の簡素化を図っている。また第4レンズ群に
変倍と合焦の双方の機能を持たせつつ、かつ第3レンズ
群と第4レンズ群との空間内を移動させることによりレ
ンズ系中の空間内の有効利用を図ってレンズ全長の短縮
化を図っている。
更に、第3レンズ群は両凸レンズと物体側に強い凹面
を向けた負のメニスカスレンズで構成することにより、
球面収差多びコマ収差を良好に補正している。そして第
4レンズ群は像面側に強い凹面を向けた負のメニスカス
レンズ、両凸レンズ、物体側に強い凸面を向けた正レン
ズで構成することにより至近物体から無限遠物体までの
合焦による収差変動、特に像面湾曲及び非点収差を補正
している。
本実施例では前記第iレンズ群の第j番目のレンズ面
の曲率半径をRi,j、レンズ厚若しくは空気間隔をDi,j、
広角端の焦点距離をfwとしたとき −1.75<R3.1/R3.3<−1.10 (1) 0.7 <R4.3/R4.5<1.0 (2) 0.07<D3.2/fw<0.12 (3) 0.01<D4.2/fw<0.03 (4) なる条件を満足している。
条件式(1)は第3レンズ群中の物体側から数えて第
1番目のレンズ面の曲率半径と第3番目のレンズ面の曲
率半径の比に関するもので、主に球面収差を適切に補正
する為の条件である。下限値を越えると球面収差がアン
ダーになり、又、上限値を越えるとオーバーになる。
条件式(2)は第4レンズ群中の物体側から数えて第
3番目のレンズ面の曲率半径と第5番目のレンズ面の曲
率半径の比に関するもので、像面湾曲とコマ収差をバラ
ンス良く補正する為の条件である。下限値を越えると像
面湾曲はアンダーになり、更に内向性コマ収差が多く発
生し、又、上限値を越えると像面湾曲はオーバーにな
り、更に外向性コマ収差が多く発生し、これを良好に補
正するのが困難になる。また、至近物体から無限遠物体
までの合焦による非点収差の変動が大きくなる。
条件式(3)は、主に球面収差多び非点収差をバラン
ス良く補正する為の条件である。下限値を越えると非点
収差が大きくなり、又、上限値を越えると高次の球面収
差が発生する。
条件式(4)は、主にコマ収差と歪曲収差を補正する
為の条件である。下限値を越えると外向性コマ収差が発
生し、これを良好に補正するのが困難になり、又、上限
値を越えると広角端でたる型の歪曲収差が発生してくる
ので良くない。
次に本発明の数値実施例を示す。数値実施例において
Riは物体側より順に第i番目のレンズ面の曲率半径、Di
は物体側より第i番目のレンズ厚及び空気間隔、Niとν
iは各々物体側より順に第i番目のレンズのガラスの屈
折率とアツベ数である。R22,R23はフエースプレートや
フイルター等である。
又、前述の各条件式と数値実施例における諸数値との
関係を表−1に示す。
〔発明の効果〕 本発明によれば、Fナンバー1.8〜2.0程度でしかも変
倍比8程度と高倍比の全変倍範囲にわたり良好なる光学
性能を有した写真用カメラやビデオカメラ等に好適な小
型軽量のズームレンズを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の数値実施例1のレンズ断面図、 第2図、第3図は各々本発明の数値実施例1〜2の諸収
差図である。 収差図において(A)は広角端、(B)は中間、(C)
は望遠端での収差図である。 図中I,II,III,IVは各々第1、第2、第3、第4群、△
Mはメリデイオナル像面、△Sはサジタル像面、dはd
線、gはg線、SPは絞りである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側より順に正の屈折力の第1レンズ
    群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レン
    ズ群、そして正の屈折力の第4レンズ群の4つのレンズ
    群を有し、前記第1、第3レンズ群を固定とし、前記第
    2レンズ群を一方向に移動させて変倍を行い、前記第4
    レンズ群を変倍に伴う像面変動を補正するように移動さ
    せると共に該第4レンズ群を移動させて合焦を行うズー
    ムレンズにおいて、前記第3レンズ群は物体側より順に
    両凸レンズと物体側に強い凹面を向けた負のメニスカス
    レンズの2つのレンズを有し、前記第4レンズ群は物体
    側より順に像面側に強い凹面を向けた負のメニスカスレ
    ンズ、両凸レンズそして物体側に強い凸面を向けた正レ
    ンズの3つのレンズを有し、前記第iレンズ群の第j番
    目のレンズ面の曲率半径をRi,j、レンズ厚若しくは空間
    間隔をDi,j、広角端の焦点距離をfwとしたとき −1.75<R3,1/R3,3<−1.10 (1) 0.7<R4,3/R4,5<1.10 (2) 0.07<D3,2/fw<0.12 (3) 0.01<D4,2/fw<0.03 (4) なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
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FR2622724B1 (fr) * 1987-10-30 1993-02-12 Thomson Csf Dispositif de generation de niveaux de brillance sur un ecran de visualisation
JP2703032B2 (ja) * 1989-02-03 1998-01-26 日本電信電話株式会社 動画作成方法

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