JP2773695B2 - 連続封筒 - Google Patents

連続封筒

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JP2773695B2
JP2773695B2 JP7206036A JP20603695A JP2773695B2 JP 2773695 B2 JP2773695 B2 JP 2773695B2 JP 7206036 A JP7206036 A JP 7206036A JP 20603695 A JP20603695 A JP 20603695A JP 2773695 B2 JP2773695 B2 JP 2773695B2
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正樹 藤代
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株式会社ニューパック
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続紙に多数の貼合せ
袋を貼着した連続封筒に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の連続封筒として、例え
ば、実開昭62−110147号公報や実公昭40−3
4316号公報には、2枚の連続紙を貼合せて三方を封
着した貼合せ袋を連続的に形成し、連続紙の両側長手方
向に多数の送り孔と、この送り孔部分を切り離すための
ミシン目を形成するとともに、隣接する各封筒の間に各
封筒を相互に切り離すためのスリットまたはミシン目を
設けた連続封筒が提案されている。そして、この種の連
続封筒は、連続紙の両側に設けた送り孔をトラクタ等の
送り出し機構によって、例えば印字装置に供給して宛
名,住所といった各種の情報を印字するもので、写真を
入れる封筒や薬袋あるいはダイレクトメール用の封筒な
どに広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の連続封筒
は、2枚の連続紙を貼合せて三方を封着した封筒用貼合
せ袋を連続的に形成したにすぎず、切り離した封筒は単
に2枚の連続紙を貼合せた偏平なものであるから、封筒
の内部には、郵便物などの薄いものしか入らず、厚みの
ある内容物や多量の郵便物を入れることができず、ま
た、このような厚みのある内容物等を無理に封筒内に入
れようとすると、封筒の糊付け部分が容易に剥がれてし
まうという問題があった。
【0004】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、封筒内に多くの内容物が収容可能な連続
封筒を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、等間隔毎に多
数の送り孔を両側長手方向に設けた連続紙と、この連続
紙の長手方向に三方を封着して貼合せる複数の貼合せ袋
と、前記連続紙に形成する前記貼合せ袋を切り離すミシ
ン目とを有する連続封筒であって、前記貼合せ袋の左右
両側縁には、内側に折り込んだV字状の折返部を形成
し、その折返部の外縁及び前記貼合せ袋の下端縁を折り
返して糊代を形成し、この糊代を前記連続紙の一面に貼
り合せて前記貼合せ袋を連続的に貼着して構成したもの
であるから、連続紙に貼着した貼合せ袋をミシン目から
切り離せば、貼合せ袋と連続紙が貼り合わされた封筒が
形成されるが、この封筒は、左右両側縁に内側に折り込
んだV字状の折込部が形成されているから、封筒の開口
幅が広く厚みのある内容物でも収容できる。
【0006】
【本発明の実施形態】以下、本発明の実施例を添付図面
を参照して説明する。図1ないし図8は本発明の一実施
例を示し、同図において、1は両側長手方向に沿って多
数の送り孔2を等間隔毎に形成する連続紙であり、この
連続紙1の両側縁と平行に前記送り孔2の部分を細い帯
状片として切り離すためのミシン目3を形成している。
【0007】前記連続紙1の裏面側に貼着する貼合せ袋
4は、図1(a)で示すように、両側下端縁に切欠部5
を形成して両側を斜辺6とした台形状のフラップ7を形
成している。なお、フラップ7は糊付けする際の封筒底
部の糊代となる。そして、この貼合せ袋4の左右両側縁
に図示しない筋付け装置によって図1(b)で示すよう
に、3本の折目線8a,8b,8cを刻設する。この折
目線8a,8b,8cは、後述する折込部の折癖となる
もので、最も内側の折目線8aが前記切欠部5の角部か
ら貼合せ袋4の上端縁にかけて形成されていて、この折
目線8aの外方側に順次折目線8b,8cを平行に形成
している。なお、この折目線8a,8b,8cを刻設す
る時に、両切欠部5の基端角部を繋げるように貼合せ袋
4の下部側に前記フラップ7の折癖となる折目線8dも
同時に刻設する。
【0008】そして、図1(c)で示すように、折込装
置(図示せず)によって内側の折目線8aから一旦、貼
合せ袋4の両側縁を内側に折り込んだ後、中央の折目線
8bから折り返してV字状の折込部9を形成する。(図
1(d)参照)この時、最も外側の折目線8cから外側
の部分が貼合せ袋4の縁部から張り出し、その貼合せ袋
4から張り出した部分を前記折目線8cから再び前記貼
合せ袋4の内側に折り返す。この折目線8cから内側に
折り返した部分が貼合せ袋4の糊代10となる。そして、
内側の折目線8aから順に外側の折目線8b,8cを折
り返すことによって貼合せ袋4の左右両側を概ねM字状
に折り込み、最終的に図1(f)で示すように、貼合せ
袋4の外端縁をプレスして折込部9を偏平状に折り畳
む。
【0009】このようにして折込部9を折り畳んだ後、
折込部9の糊代10と前記フラップ7を貼り合せるため
に、図2(a)で示すように、糊代10の下端部を糊付け
した後、前記折目線8dからフラップ7を折り返してフ
ラップ7と糊代10とを貼り合せる。そして、図2(b)
で示すように、そのフラップ7と糊代10に糊を付け、そ
の糊付部11を連続紙1の裏面側に押し付けることによっ
て三方を封着した貼合せ袋4を連続紙1に貼着する。な
お、本実施例では、図3ないし図6で示すように貼合せ
袋4を横方向に2列並設させて連続紙1に連続的に貼り
付ける。また、連続紙1には、前記封筒12を切り離すた
め、前記貼合せ袋4の外郭に沿うミシン目13が形成され
ている。なお、2列並んだ貼合せ袋4の外端縁は、前記
送り孔2部分を切り離すために連続紙1の両側縁に縦設
した前記ミシン目3に沿うように貼合されており、送り
孔2部分を切り離すためのミシン目3も貼合せ袋4を切
り離すための機能を有している。
【0010】そして、連続紙1に貼合せ袋4を貼り合せ
た状態で貼合せ袋4の下端側に対応させて連続紙1に筋
付け装置の筋付け刃(図示せず)を押し付けることによ
って貼合せ袋4の下端側に2本の上下に平行した底折線
14a,14bを連続紙1及び貼合せ袋4に刻設する。な
お、これら各底折線14a,14bは、貼合せ袋4の下端縁
から上部側の底折線14aの間隔が貼合せ袋4の最大開口
幅、すなわち、前記折込部9の折目線8a,8cの間隔
とほぼ等しくなるように設定され、一方、下部側の折目
線14b は、その上部側の底折線14aと貼合せ袋4の下端
縁のほぼ中間部分に刻設してある。
【0011】以上のように構成される本発明は、連続紙
1の両側縁に形成する送り孔3にトラクタ(図示しな
い)を引っ掛け、そのトラクタの回転によって印字装置
(図示しない)等に連続的に繰り出すことによって、例
えば、顧客名や日付といった各種の情報を印字する。こ
の印字に際して連続紙1に貼着した貼合せ袋4は、底と
なるフラップ7を送り方向(図中矢印A方向)の前方側
に向けて送り込む。この場合、連続紙1に貼合せ袋4を
貼着した状態においては、貼合せ袋4の両側にはV字状
の折込部9を形成するものの、先行する貼合せ袋4の底
部側はフラップ7を連続紙1に貼り合せただけなので
(図7参照)、貼合せ袋4の底部側は極めて薄く、図示
しない印字装置などに送り出した時、貼合せ袋4の底部
が引っ掛かって印字に支障を来す虞れもなく印字装置に
円滑に供給できる。そして、このようにして印字した
後、図4に示すように連続紙1に形成する各ミシン目
3,13部分から貼合せ袋4を切り離すことによって、連
続紙1と貼り合わされた封筒12が形成されるが、前述し
たように連続紙1から封筒12を切り離した状態では、図
7に示すように、封筒12の上部側は、左右両側縁の折込
部9によって幅方向に広がるが、下端部側に向かうに従
ってV字状に狭くなる。しかし、封筒12の表裏に下端側
には2本の平行した底折線14a,14bが形成されている
から、図8に示すように下部側の底折線14bから連続紙
1もしくは貼合せ袋4(図8では貼合せ袋4側を図示)
を内側にV字状に食い込ませるようにして折り曲げるこ
とによって、上側の底折線14aから貼合せ袋4の下端縁
までの領域がほぼ直角に折れ込まれ、これにより、封筒
12の底部が角底となる。このため、封筒12(貼合せ袋
4)の両側に形成するV字状の折込部9によって、封筒
12の開口幅を広げることができるとともに、封筒12の底
部が角底となるため、封筒12の内部に厚みのある内容物
が収納可能であり、また、このように厚みのある内容物
を封筒12に入れたとしても糊付部11が剥離するといった
心配もない。
【0012】以上、本発明の実施例について詳述した
が、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、前記実施例では、連続紙に左右2列の貼合せ袋
を連続的に貼り合せた例を示したが、一列あるいは2列
以上の貼合せ袋を連続的に貼り合せてもよい。
【0013】また、貼り合せ袋は、枚葉紙から成形する
だけでなく、巻取紙から供給される連続紙にV字状の折
込部と糊代とを成形した後、切り離してもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、等間隔毎に多数の送り
孔を両側長手方向に設けた連続紙と、この連続紙の長手
方向に三方を封着して貼合せる複数の貼合せ袋と、前記
連続紙に形成する前記貼合せ袋を切り離すミシン目とを
有する連続封筒であって、前記貼合せ袋の左右両側縁に
は、内側に折り込んだV字状の折返部を形成し、その折
返部の外縁及び前記貼合せ袋の下端縁を折り返して糊代
を形成し、この糊代を前記連続紙の一面に貼り合せて前
記貼合せ袋を連続的に貼着して構成したものであるか
ら、連続紙から貼合せ袋を切り離して封筒として使用す
る際、封筒の左右両側縁に内側に折り込んだV字状の折
込部が形成され、この折込部によって封筒の開口幅が広
くでき、厚みのある内容物でも収容することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す貼合せ袋の形成手順を
示す説明図であって、図1(a)は貼合せ袋の斜視図、
図1(b)は折目線を入れた貼合せ袋の斜視図、図1
(c)は第1段階の折目を入れた貼合せ袋の斜視図、図
1(d)は第2段階の折目を入れた貼合せ袋の斜視図、
図1(e)は最終段階の折目を入れた貼合せ袋の斜視
図、図1(f)は折込部をプレスした貼合せ袋の斜視図
である。
【図2】同上、貼合せ袋の糊付手順を示す説明図であっ
て、図2(a)は糊付前の貼合せ袋の斜視図、図2
(b)はフラップを糊付けした状態を示す貼合せ袋の斜
視図、図2(c)は糊代に糊を付けた状態を示す貼合せ
袋の斜視図の斜視図である。
【図3】同上、連続紙と貼合せ袋の貼着状態を示す斜視
図である。
【図4】同上、連続紙から封筒を切り離した状態を示す
斜視図である。
【図5】同上、連続紙と貼合せ袋の貼着状態を示す背面
図である。
【図6】同上、連続紙と貼合せ袋の貼着状態を示す正面
図である。
【図7】同上、切り離した封筒の斜視図である。
【図8】同上、底折りした封筒の斜視図である。
【符号の説明】
1 連続紙 2 送り孔 3,13 ミシン目 4 貼合せ袋 7 フラップ(糊代) 9 折込部 10 糊代 12 封筒

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 等間隔毎に多数の送り孔を両側長手方向
    に設けた連続紙と、この連続紙の長手方向に三方を封着
    して貼合せる複数の貼合せ袋と、前記連続紙に形成する
    前記貼合せ袋を切り離すミシン目とを有する連続封筒で
    あって、前記貼合せ袋の左右両側縁には、内側に折り込
    んだV字状の折返部を形成し、その折返部の外縁及び前
    記貼合せ袋の下端縁を折り返して糊代を形成し、この糊
    代を前記連続紙の一面に貼り合せて前記貼合せ袋を連続
    的に貼着して構成したことを特徴とする連続封筒。
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