JP2772431B2 - 自動二輪車の荷物台取付け装置 - Google Patents
自動二輪車の荷物台取付け装置Info
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- JP2772431B2 JP2772431B2 JP8978389A JP8978389A JP2772431B2 JP 2772431 B2 JP2772431 B2 JP 2772431B2 JP 8978389 A JP8978389 A JP 8978389A JP 8978389 A JP8978389 A JP 8978389A JP 2772431 B2 JP2772431 B2 JP 2772431B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スクーターなどの自動二輪車の後部に取
付ける荷物台取付け装置に関する。
付ける荷物台取付け装置に関する。
スクーターなどの自動二輪車は、フレーム後部をフレ
ームカバーで覆うようにしており、フレームカバーの前
上部にシートが装着されている。そして、フレームカバ
ー内には物入れや、タンクなどの部品が収容されてい
る。フレームカバーの後上部には、荷物台を取付けて、
積荷もできるようにしている。その場合、荷物台の複数
のステーは、フレームカバーに孔を設けてフレームにボ
ルトなどで締着して取付けるようにしていて、孔からフ
レームカバー内に雨水などが侵入することがある。特
に、物入れの部分や、タンクの給油口部分などに侵入す
ると具合が悪い。例えば、特開昭62−168778号公報、特
開昭61−282180号公報、特開昭61−232971号公報参照。
ームカバーで覆うようにしており、フレームカバーの前
上部にシートが装着されている。そして、フレームカバ
ー内には物入れや、タンクなどの部品が収容されてい
る。フレームカバーの後上部には、荷物台を取付けて、
積荷もできるようにしている。その場合、荷物台の複数
のステーは、フレームカバーに孔を設けてフレームにボ
ルトなどで締着して取付けるようにしていて、孔からフ
レームカバー内に雨水などが侵入することがある。特
に、物入れの部分や、タンクの給油口部分などに侵入す
ると具合が悪い。例えば、特開昭62−168778号公報、特
開昭61−282180号公報、特開昭61−232971号公報参照。
この発明は、上記の問題点に鑑み、荷物台の前部の取
付け部分から内側のタンク給油口に水などか侵入しない
ように取付けできて、体裁もよい自動二輪車の荷物台取
付け装置を得ることを目的とする。
付け部分から内側のタンク給油口に水などか侵入しない
ように取付けできて、体裁もよい自動二輪車の荷物台取
付け装置を得ることを目的とする。
本発明の自動二輪車の荷物台取付け装置は、上記の目
的を達成するために、シートの後側の車体を上側から覆
うアッパーカバーの前部に周囲に樋を設けた凹陥部を形
成し、該凹陥部にタンクの給油口を配設すると共に、凹
陥部に開閉蓋を被着し、荷物台の前部に設けられた左右
のステーの一部を前記凹陥部の樋部に挿入し、この樋部
に挿入されたステーの一部をアッパーカバーと共に車体
の後部に締着したものである。
的を達成するために、シートの後側の車体を上側から覆
うアッパーカバーの前部に周囲に樋を設けた凹陥部を形
成し、該凹陥部にタンクの給油口を配設すると共に、凹
陥部に開閉蓋を被着し、荷物台の前部に設けられた左右
のステーの一部を前記凹陥部の樋部に挿入し、この樋部
に挿入されたステーの一部をアッパーカバーと共に車体
の後部に締着したものである。
本発明の実施例を図面を参照して説明する。
車体を構成するフレーム1は、前部フレームと後部フ
レームとからなり、前部フレームが鋼管製で、後部フレ
ームには鋼板製の物入れ2が形成されている。
レームとからなり、前部フレームが鋼管製で、後部フレ
ームには鋼板製の物入れ2が形成されている。
そして、前記物入れ2には後方へと延出する延出部が
設けられており、この実施例において、前記延出部は、
物入れ2の前面及び左右側面を覆うと共に後方に延出す
るフレームカバー3によって構成されている。また、物
入れ2の上側には、前端を蝶番にして開閉できるように
シート4が装着してある。物入れ2の後側には、燃料と
潤滑オイルを入れる二つのタンク5,6が設けてある。
設けられており、この実施例において、前記延出部は、
物入れ2の前面及び左右側面を覆うと共に後方に延出す
るフレームカバー3によって構成されている。また、物
入れ2の上側には、前端を蝶番にして開閉できるように
シート4が装着してある。物入れ2の後側には、燃料と
潤滑オイルを入れる二つのタンク5,6が設けてある。
フレームカバー3の後方端部に取付けられたアッパー
カバー7部分には、前部に凹陥部8を形成し、タンク5,
6の給油口9,10が設けてある。凹陥部8は、外側周囲に
樋11を設けるように立壁12が設けてある。立壁12の上縁
にはシール13を取付け、開閉蓋14を被着するようにして
ある。
カバー7部分には、前部に凹陥部8を形成し、タンク5,
6の給油口9,10が設けてある。凹陥部8は、外側周囲に
樋11を設けるように立壁12が設けてある。立壁12の上縁
にはシール13を取付け、開閉蓋14を被着するようにして
ある。
アッパーカバー7は、樋11の後壁左右に切欠き15が設
けてある。
けてある。
荷物台16は、前側左右にステー17が突出させてあり、
又、中央下側に後側ステー18が設けてある。荷物台16
は、前側左右のステー17の一部を切欠き15から挿入し
て、樋11の後側部分内方へと挿入し、その樋11内に挿入
された一部を、車体の後部を構成する物入れ2に設けら
れる延出部としてのフレームカバー3に連結体3aを介し
てアッパーカバー7と共に締着し、後側ステー18をアッ
パーカバー7にボルトを貫通させてアッパーカバー7と
共に上記連結体3aに締着する。
又、中央下側に後側ステー18が設けてある。荷物台16
は、前側左右のステー17の一部を切欠き15から挿入し
て、樋11の後側部分内方へと挿入し、その樋11内に挿入
された一部を、車体の後部を構成する物入れ2に設けら
れる延出部としてのフレームカバー3に連結体3aを介し
てアッパーカバー7と共に締着し、後側ステー18をアッ
パーカバー7にボルトを貫通させてアッパーカバー7と
共に上記連結体3aに締着する。
以上のように、後部フレームを、本実施例では鋼板物
入れ2と、この鋼板物入れ2の左右側面及び後方を覆う
延出部としてのフレームカバー3とで構成すると共に、
フレームカバー3の後端部間にアッパーカバー7を取付
けたものを示したが、第9図(A)(B)に示す後部フ
レームを使用することにより、機械的強度が大きく、し
かも部品点数が少なく製作の容易性を図ることができ
る。
入れ2と、この鋼板物入れ2の左右側面及び後方を覆う
延出部としてのフレームカバー3とで構成すると共に、
フレームカバー3の後端部間にアッパーカバー7を取付
けたものを示したが、第9図(A)(B)に示す後部フ
レームを使用することにより、機械的強度が大きく、し
かも部品点数が少なく製作の容易性を図ることができ
る。
即ち、シート4が載置される上面開口の物入れ19が車
体カバーを兼ねる左右の鋼板フレーム20の組合せにより
形成される(接合部を溶接する)と共に、該物入れ19の
側面から後方に延出する延出部としての鋼板フレーム20
の後端部間に上下一対の鋼板連結体21が溶接等で取付け
られているものである。
体カバーを兼ねる左右の鋼板フレーム20の組合せにより
形成される(接合部を溶接する)と共に、該物入れ19の
側面から後方に延出する延出部としての鋼板フレーム20
の後端部間に上下一対の鋼板連結体21が溶接等で取付け
られているものである。
そして、鋼板連結体21に前記のアッパーカバー7を取
付ける。
付ける。
荷物台16の前側左右のステー17は、切欠き15に挿入し
て、開閉蓋14で見えなくなる場所で締着されるので、体
裁よくできる。
て、開閉蓋14で見えなくなる場所で締着されるので、体
裁よくできる。
アッパーカバー7は、開閉蓋14の周囲の隙間から雨水
などが入るが、立壁12で、給油口9,10の設けられた凹陥
部に入ることがなく、樋11を通って低い後側に流れ、切
欠き15を通って排水できる。こうして、給油口9,10部分
への雨水などの侵入を防止できる。
などが入るが、立壁12で、給油口9,10の設けられた凹陥
部に入ることがなく、樋11を通って低い後側に流れ、切
欠き15を通って排水できる。こうして、給油口9,10部分
への雨水などの侵入を防止できる。
また、上記各実施例にて説明したように、後部フレー
ムは、鋼板製の物入れ2に延出部としてのフレームカバ
ー3を取り付けたものと、物入れ2が車体カバーを兼ね
る左右の鋼板フレーム20の組合せにより延出部を形成す
ると共に、後方に延出する鋼板フレーム20の後端部間を
上下2本の鋼板連結体21で連結したものとの2つの態様
のものが使用可能であり、自動二輪車の排気量に応じた
機械的強度を考慮し、適宜使用することができる。
ムは、鋼板製の物入れ2に延出部としてのフレームカバ
ー3を取り付けたものと、物入れ2が車体カバーを兼ね
る左右の鋼板フレーム20の組合せにより延出部を形成す
ると共に、後方に延出する鋼板フレーム20の後端部間を
上下2本の鋼板連結体21で連結したものとの2つの態様
のものが使用可能であり、自動二輪車の排気量に応じた
機械的強度を考慮し、適宜使用することができる。
以上説明したように、この発明は、シートの後側の車
体を上側から覆うアッパーカバーの前部に周囲に樋を設
けた凹陥部を形成し、該凹陥部にタンクの給油口を配設
すると共に、凹陥部に開閉蓋を被着し、荷物台の前部左
右のステーを前記凹陥部の樋部に挿入し、この樋部でア
ッパーカバーと共に荷物台の前部に設けられたステーを
車体の後部に締着するようにしたので、荷物台の前部左
右のステーの締着部分が、開閉蓋で覆われて見えなくで
きて、体裁がよい。
体を上側から覆うアッパーカバーの前部に周囲に樋を設
けた凹陥部を形成し、該凹陥部にタンクの給油口を配設
すると共に、凹陥部に開閉蓋を被着し、荷物台の前部左
右のステーを前記凹陥部の樋部に挿入し、この樋部でア
ッパーカバーと共に荷物台の前部に設けられたステーを
車体の後部に締着するようにしたので、荷物台の前部左
右のステーの締着部分が、開閉蓋で覆われて見えなくで
きて、体裁がよい。
そして、アッパーカバーの凹陥部には、タンクの給油
口を設けるが、凹陥部の外側周囲に樋が設けてあるの
で、雨水などの侵入を防げる。こうして、雨水の侵入に
よる不都合が排除できる。
口を設けるが、凹陥部の外側周囲に樋が設けてあるの
で、雨水などの侵入を防げる。こうして、雨水の侵入に
よる不都合が排除できる。
図は本発明の一実施例を示し、 第1図は一部縦断側面図、 第2図は平面図、 第3図は一部横断背面図、 第4図はアッパーカバーの縦断側面図、 第5図は同横断面図、 第6図は荷物台の側面図、 第7図は同平面図、 第8図は全体側面図、 第9図は後部フレームの他の実施例を示し、同図(A)
は斜視図、同図(B)は平面図である。 1……フレーム、3……フレームカバー、4……シー
ト、5……燃料タンク、6……オイルタンク、7……ア
ッパーカバー、8……凹陥部、9……給油口、10……給
油口、11……樋、14……開閉蓋、15……切欠き、16……
荷物台、17……ステー、20……鋼板フレーム、21……鋼
板連結体。
は斜視図、同図(B)は平面図である。 1……フレーム、3……フレームカバー、4……シー
ト、5……燃料タンク、6……オイルタンク、7……ア
ッパーカバー、8……凹陥部、9……給油口、10……給
油口、11……樋、14……開閉蓋、15……切欠き、16……
荷物台、17……ステー、20……鋼板フレーム、21……鋼
板連結体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62J 7/04 B62J 31/00 B62J 35/00 B62J 23/00
Claims (1)
- 【請求項1】シートの後側の車体を上側から覆うアッパ
ーカバーの前部に周囲に樋を設けた凹陥部を形成し、該
凹陥部にタンクの給油口を配設すると共に、凹陥部に開
閉蓋を被着し、荷物台の前部に設けられた左右のステー
の一部を前記凹陥部の樋部に挿入し、この樋部に挿入さ
れたステーの一部をアッパーカバーと共に車体の後部に
締着したことを特徴とする自動二輪車の荷物台取付装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8978389A JP2772431B2 (ja) | 1988-11-22 | 1989-04-11 | 自動二輪車の荷物台取付け装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63-293614 | 1988-11-22 | ||
JP29361488 | 1988-11-22 | ||
JP8978389A JP2772431B2 (ja) | 1988-11-22 | 1989-04-11 | 自動二輪車の荷物台取付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02231284A JPH02231284A (ja) | 1990-09-13 |
JP2772431B2 true JP2772431B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=26431195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8978389A Expired - Fee Related JP2772431B2 (ja) | 1988-11-22 | 1989-04-11 | 自動二輪車の荷物台取付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2772431B2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-11 JP JP8978389A patent/JP2772431B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02231284A (ja) | 1990-09-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |