JP2768749B2 - いわゆる耐衝撃性変性ポリプロピレン型のプロピレン―エチレン―共重合体の製造方法 - Google Patents

いわゆる耐衝撃性変性ポリプロピレン型のプロピレン―エチレン―共重合体の製造方法

Info

Publication number
JP2768749B2
JP2768749B2 JP1207070A JP20707089A JP2768749B2 JP 2768749 B2 JP2768749 B2 JP 2768749B2 JP 1207070 A JP1207070 A JP 1207070A JP 20707089 A JP20707089 A JP 20707089A JP 2768749 B2 JP2768749 B2 JP 2768749B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymerization zone
weight
propylene
titanium
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1207070A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0288612A (ja
Inventor
ユルゲン、ケルト
ライナー、アレクサンダー、ヴェルナー
ラルフ、ツォルク
クラウス―ディーター、リュムプラー
ギュンター、シュヴァイアー
ルドルフ、ミュラー‐マル
ヴォルフガング、グルバー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JPH0288612A publication Critical patent/JPH0288612A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2768749B2 publication Critical patent/JP2768749B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F297/00Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer
    • C08F297/06Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer using a catalyst of the coordination type
    • C08F297/08Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer using a catalyst of the coordination type polymerising mono-olefins
    • C08F297/083Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer using a catalyst of the coordination type polymerising mono-olefins the monomers being ethylene or propylene

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、いわゆる耐衝撃性変性ポリプロピレン型の
プロピレン−エチレン−共重合体の連続製造法に係るも
のであり、分子量制御剤として水素を存在せしめ、液状
反応媒体不存在下、微粒子重合体の攪拌固定床にて、気
相から、まず初めに (A) 第1段重合帯でプロピレンをツィーグラー・ナ
ッター触媒系の導入により単独重合させるものであり、
このツィーグラー・ナッター触媒系は以下の成分からな
るものであり、即ち (1) 微粒子担体シリカゲル上に担持される形で、
チタン、マグネシウム、塩素並びにベンゾールカルボン
酸誘導体を含むチタン成分、 (2) 次式のアルミニウム成分であり AlR3、 ここにおいて、Rが8個よりも多くない、特に4個より
も多くない炭素原子で示されるアルキル基であるアルミ
ニウム成分、 (3) 次式のシラン成分であり ここにおいて、R1が16個よりも多くない、好適には10個
よりも多くない炭素原子で示される炭化水素基飽和脂肪
族および/または芳香族性の基であり、 R2が15個よりも多くない、好適には8個よりも多くな
い、特に4個よりも多くない炭素原子で示されるアルキ
ル基であり、nが0乃至3、好適には0乃至2、特に1
または2である上述の(1)、(2)、(3)からなる
ツィーグラー・ナッタ触媒系であり、 更に、(i)チタン成分(1)からのチタン:アルミ
ニウム−アルキル成分(2)からのアルミニウムの原子
比率が1:10から1:500の範囲、特に1:20から1:200の範囲
にあること、(ii)アルミニウムアルキル成分(2)の
シラン成分(3)に対するモル比が、1:0.01から1:0.5
の範囲、特に1:0.02から1:0.2の範囲にあること、およ
びアルミニウムアルキル成分(2)のミリモル当りで0.
05から2kg、特に0.2から1kg重合体が生成する条件下に
あって、次に (B) 第2段重合帯でプロピレンとエチレンからの混
合物を、第1段重合帯で得られた反応物の導入によっ
て、上記の第1段重合帯反応物中に存在するプロピレン
−単独重合体に付加重合させる、 上記の(A)と(B)からなる、いわゆる耐衝性変性
ポリプロピレン型のプロピレン−エチレン−共重合体の
連続製造法である。
(従来技術) この種類の決められた組成による特に興味ある方法
は、米国特許第4 455 405号明細書から公知となってい
る。
この方法では、気相から出る微粒子重合体からなる移
動固定床中でそのつど、2個の連続している重合帯中へ
のツィーグラー・ナッタ触媒系の導入によって、比較的
温和な重合条件下で、第2重合帯中でプロピレン−エチ
レン共重合体が製造される。この方法の欠点は、比較的
僅かの第2重合帯で生成する重合体部分を基礎にする生
成高分子体が、唯僅かのノッチ衝撃強度を有するだけで
あり、特に低温でのノッチ衝撃強度が低い点がある。更
に話に出てくるような種類の方法は、一連の各種方法と
して知られており、例えば米国特許明細書第4454299
号、並びにZA特許第0084/3561号、第0084/3563号、およ
び0084/5261号が、代表例として示されることができ
る。
このような公知の方法並びに特にまたこれらの方法に
より得られる生成物は、全体的にみれば、技術として適
切であるが、尚1個またはその他の願望が未解決のまま
残されていることは否めない。
従って公知の方法は、応用技術的に特に高価値の重合
体が製造されなければならない限りでは、連続操作法に
おいて障害を受け易くなる傾向となり、例えば反応器中
に生成物破砕屑が生成したり反応器壁面の被覆が起こっ
たりし、更にまたは生成重合体が、加えられた触媒系に
よって比較的高い望ましくない無機副成分の含量を有す
るようになる。
(発明の目的) ここで本発明の目的とは、初めに定義した方法を改良
して上述の欠点を全く含まないか、または極めて僅かに
含む程度にすることである。
(発明の構成) 本発明の目的を達成するためには、(α)特別なチタ
ン成分(1)を使用すること、更に(β)特別に選択さ
れた重合パラメーターおよび第1重合帯と第2重合帯の
関係を選ぶことで解決されることができると発見され
た。これに対応して、本発明の対象となるのは、いわゆ
る耐衝撃性変性ポリプロピレン型のプロピレン−エチレ
ン共重合体の連続製造法であり、ここにおいて、分子量
制御剤として水素を存在せしめ、液状反応媒体不存在
下、微粒子重合体の攪拌固定床(この用語の下では、専
門用語での微粒子重合体の振動床して理解され、揺動す
ることで流動状態に保たれる)にて、気相から行う方法
であり、 ここでは初めに、 (A) 第1段重合帯において、ツィーグラー・ナッタ
触媒系の導入によりプロピレンを単独重合させる工程で
あり、ここでのツィー・グラー・ナッタ触媒系は以下の
成分からなりたっている (1) 微粒子の担体となるシリカゲル上に、チタ
ン、マグネシウム、塩素並びにベンゾールカルボン酸誘
導体を含ませており、 (2) 次式のアルミニウム成分 AlR3、 式中、Rは8個よりも多くない、特に4個よりも多
くない炭素原子で示されるアルキル基であり、 (3) 次式のシラン成分 式中、 R1は16個よりも多くない、好適には10個よりも多く
ない炭素原子で示される炭化水素基飽和脂肪族および/
または芳香族基であり、 R2は15個よりも多くない、好適には8個よりも多く
ない、特に好適には4個よりも多くない炭素原子で示さ
れるアルキル基であり、 nが0乃至3、好適には0乃至2、特に好適には1
または2であり、 更に、(i)チタン−成分(1)からのチタン:アル
ミニウムアルキル成分(2)からのアルミニウムの原子
比率が1:10から1:500の範囲、特に1:20から1:200の範囲
にあり、(ii)アルミニウムアルキル成分(2)のシラ
ン成分(3)に対するモル比率が1:0.01から1:0.5、特
に1:0.02から1:0.2であり、(iii)アルミニウムアルキ
ル成分(2)のミリモル当りで、0.05乃至2kg、特に0.2
乃至1kgの重合体が生成する条件で行なわれ、次に (B) 第2重合体において、プロピレンとエチレンの
混合物を、第1重合帯で得られた反応物の導入によっ
て、第1重合帯で得られた反応物中に存在するプロピレ
ン単独重合体に付加重合する。
本発明方法の特徴は、以下のとおりである。
(α) チタン成分(1)として、以下のとおりにして得られ
る化合物を使用する、即ち初めに (1.1) 第1段階(I)において、(I a)微粒子シリ
カゲルが粒径1から1000まで、好適には5から500ま
で、特に好適には10から200μmまでの範囲にあり、空
隙容量0.3から5.0まで、特に1.0から3.0cm3/gであり、
表面積100から1000まで、特に200から500m2/gを有し、
示性式SiO2・aAl2O3であって、ここでaは0乃至2の数
字、特に0乃至0.5であり、水分含量としては1000℃の
温度で0.5時間加熱した時に1乃至20、好適には2乃至1
5、特に好適には4乃至10重量%を初めのシリカゲル全
重量当りで水分として失なう量となっており、(I b)M
gR3R4式のマグネシウム有機化合物が、ここでのR3およ
びR4がC2−乃至C10−、好適にはC4−乃至C8−アルキル
基であり、(I c)ClZ式の気体塩素化剤がZとしてClま
たはH、好適にはHである気体塩素化剤である条件にお
いて、(I a)、(I b)および(I c)から担体物質を
製造するのに際して、初めに (1.1.1) 第1予備段階において、不活性液体炭化水
素、特にアルカン中で、絶えず混合しながら、10から12
0、特に20から100℃の温度で、微粒子シリカゲル(I
a)およびマグネシウム有機化合物(I b)を一緒に導入
し、この際の量比としてはシリカゲル(I a)の珪素10
モル部当りでマグネシウム有機化合物(I b)が1乃至1
0、特に1.5乃至5モル部となるようにし、この一緒に導
入された混合物が0.5乃至5、特に1乃至2時間、20か
ら140、特に60から90℃の温度に保持されてから、次に (1.1.2) 第2予備段階において、絶えず混合しなが
ら−20から+80、特に0から+60℃の範囲の温度で、第
1予備段階から得られた生成物中に気体塩素化剤(I
c)を導入し、この際の量比としてはマグネシウム有機
化合物(I b)の1モル部当りで、塩素化剤(I c)を2
乃至40、特に5乃至20モル部とし、この全体を0.5乃至
5、特に0.5乃至1時間上述の範囲の温度で保持して、
生成する固体生成物、即ち担体物質を液相から分離して
単離し、ここで (1.2) 第2段階において、第1段階で得られた担体
物質(I)、C1−乃至C8−アルカノール、特にエタノー
ル(II)、四塩化チタン(III)並びに次式のフタル酸
誘導体 式中、XおよびYは一緒になって酸素となるか、
またはX並びにYが塩素またはC1−乃至C10−、好適に
はC1−乃至C8−アルコキシ基、特にブトキシ基であるフ
タル酸誘導体(IV)の(I)、(II)、(III)および
(IV)から製造する固体中間生成物を得るのに、以下の
ようにするものであり、初めに (1.2.1) 第1予備段階において、不活性液体炭化水
素、特にアルカン中で、絶えず混合しながら室温におい
て、担体物質(I)およびアルカノール(II)を一緒に
導入し、この時の量比としては、担体物質(I)のマグ
ネシウム1モル部当りでアルカノール(II)が1乃至
5、特に2.5乃至3.5モル部となるようにして、上記の
(I)と(II)の混合物を、0.5乃至5、特に1乃至2
時間、20乃至140、特に70乃至90℃の範囲の温度で保持
してから、次に (1.2.2) 第2予備段階において、絶えず混合しなが
ら室温で、第1予備段階で得られた反応混合物中に四塩
化チタン(III)を導入し、この時の量比としては担体
物質(I)のマグネシウム1モル部当りで四塩化チタン
(III)が2乃至20、特に4乃至8モル部になるように
し、ここで得られた混合投入物が0.5乃至5、特に1乃
至2時間、10乃至150、特に90乃至120℃に保持されて、
ここで得られる固体中間生成物が液相から分離される
が、この時の条件としては、予備段階(1.2.1)または
(1.2.2)の1つの進行中に少なくともフタル酸誘導体
(IV)が投入されるものであり、この時の量比として
は、担体物質(I)のマグネシウム1モル部当りで、フ
タル酸誘導体(IV)が0.01乃至1、好適には0.1乃至0.
8、特に好適には0.2乃至0.6モル部となり、次に (1.3) 第3段階においては、第2段階から得られた
固体中間生成物を、100乃至150、特に115乃至135℃の範
囲の温度で、0.2乃至5、特に1.5乃至3時間、四塩化チ
タンまたは四塩化チタンと12個まで、好適には10個まで
の炭素原子を含むアルキルベンゾール、特にエチルベン
ゾールとの混合物で1段−または多段または連続抽出す
るものであり、ここで四塩化チタンとアルキルベンゾー
ルの混合物における量比では四塩化チタンの重量部が少
なくとも5重量%、特に好適には10重量%となるもので
あり、更に抽剤の量的関係では、第2段階から得られる
固体中間生成物の10重量部当りで、抽剤が合計で10乃至
1000、好適には20乃至800、特に好適には40乃至300重量
部となっており、最後に (1.4) 第4段階においては、第3段階で生成した固
体生成物を、不活性の液体炭化水素、特にアルカンで洗
浄し、洗浄液炭化水素が2よりも少ない、好適には1重
量%よりも少ない四塩化チタン含量になるまで洗浄し
て、かくしてチタン成分(1)を得る。
更にこれに続いて以下に重合工程を示す。
(β) (a) 第1段重合帯において、全圧20乃至40、好適に
は22乃至35バールおよび温度60乃至90、好適には65乃至
80℃で、重合体の平均滞留時間が1.5乃至5、好適には
2.5乃至4時間になるようにして処理される、 (b) 第2段重合帯において、全圧7乃至25、好適に
は11乃至20バールおよび温度40乃至70、好適には50乃至
60℃で、プロピレン分圧:エチレン分圧の異率が100:20
乃至100:120、好適には100:30乃至100:60になるように
して処理される、 (c) 第1段重合帯の全圧が、少なくとも、第2段重
合帯の全圧よりも7バール高く保たれている、 (d) 第1重合帯で重合するプロピレンの重量と、第
2段重合帯で重合するプロピレンとエチレンからの混合
物の重量との比率が、100:40乃至100:150、特に100:50
乃至100:130の範囲にある、 (e) 第2段重合帯における重合体の平均滞留時間が
第1段重合帯における重合体の滞留時間と同じであり、
即ち第1段重合帯からの重合体の時間当り生成量と第2
段重合帯からの重合体の時間当り生成量との比較比とし
ては0.8乃至1.2倍、好適には0.9乃至1.1倍の商と乗ずる
量比になっている。
本発明方法には、個々に次のことが注意されなければ
ならない: 重合方法は、特徴となる特性に注目することによっ
て、実際上すべての関連する常用技術を構成した形で実
施されることができる。この構成とは、換言すれば、2
個の重合帯でプロピレンとエチレンの連続気相ブロック
共重合をツィーグラー・ナッタ触媒で実施する技術応用
としてよく知られていることである。その開発は、初め
に英国特許第837301号、次に英国特許第1 006 469号お
よび最後に英国特許第1 032 945号から公知となってい
るものであり、この場合に最後の特許からの方法の工程
(I)および(II)のそれぞれが、英国特許第1 354 02
0号から公知となっている方法の各個の工程として構成
されている。
以上の話題となる方法を1つに集める特別な構成が本
発明方法に属するものであるが、これらの特別な構成
は、同じように、例えば初めに既述した米国特許第4 45
4 299号並びにZA−特許第0084/3561号、0084/3563号お
よび0084/5261号により公知となっている。
従って本発明方法による重合方法を、更に詳細にこの
ようなものとして説明することは必要としないであろ
う。
しかしより完全にするためには、必要の場合には本発
明の触媒系が説明されなければならず、即ち本発明方法
においては、触媒系の各成分が多種類の方法で第1重合
帯に投入されることができ、例えば、(i)チタン成分
(1)、アルミニウムアルキル成分(2)およびその他
の触媒成分(3)を全部一緒に同じ場所に投入する方
法、(ii)上記と同じ成分を全部場所的に別々に投入す
る方法、(iii)成分(1)を一方で、成分(2)およ
び成分(3)の混合物を別に一緒に投入する方法−この
方法は特別な特徴を有することができる−、または(i
v)成分(1)および成分(3)からの混合物を一方
で、そして成分(2)を場所的に別に投入する時、投入
方法に各種の変化がある。
本発明方法による方法で使用する触媒系の組成物質に
関する点では、特徴が個々に次のようになっている: (1) チタン成分が特別な種類となっており、それは
個々に上述したように定義されている。
(2) アルキルアルミニウム成分は上述の定義の1つ
に対応し、適切に使用されるものであり、特に好適なの
がトリエチルアルミニウムである。
(3) その他の触媒成分は上述の示性式を有する特殊
シランであり、同シランは−関連する限りでは−適切に
使用することができる。
本発明の範囲では、得にトルイルトリエトキシシラ
ン、ジイソプロピルジメトキシシランおよびイソブチル
イソプロピル−ジメトキシシランが特に適切であること
が証明されている。
(実施例) 適切に使用できる装置(いわゆるカスケード型装置、
英国特許第1 032 945号参照)中で、いわゆる耐衝撃性
変性ポリプロピレン型のプロピレン−エチレン共重合体
が連続的に製造された。この際に、それぞれの場合に、
分子量制御剤として水素を存在せしめ、液状反応媒体不
存在下、微粒子重合体の攪拌固定床(遠心揺動固定床)
にて、気相から重合されるものであり、まず初めに、 (A) 180の実容量を有する第1段重合帯におい
て、プロピレンが、ツィーグラー・ナッタ触媒系を連続
的に分割投与することによって単独重合され、この時の
ツィーグラー・ナッタ触媒が、 (1) チタン成分 (2) トリエチルアルミニウム、および (3) イソブチルイソプロピルジメトキシシラン から構成され、更に、(i)チタン成分(1)からの
チタン:アルミニウムアルキル成分(2)からのアルミ
ニウムの原子比率が1:100であって、(ii)アルミニウ
ムアルキル成分(2):シラン成分(3)のモル比が1:
0.1であり、アルミニウムアルキル成分(2)のミリモ
ル当りで0.4kg重合体が生成した条件で重合処理し、次
に (B) 180の実容量を有する第2段重合帯におい
て、プロピレンとエチレンからの混合物が、第1段重合
帯で得られた反応生成物の導入によって、その中に存在
するプロピレン単独重合体に付加重合した。
本発明方法では、処理法は個々に以下のようにして実
施された: チタン成分(1)としては、以下のようにして得られ
るチタン成分が使用された。即ち初めに (1.1) 第1工程(I)において、担体物質が、(I
a)微粒子シリカゲル、即ち粒径が20乃至45μm、空隙
容量が1.75cm3/g、表面積320m2/gであり、式SiO2を有
し、水分としては1000℃の温度で0.5時間経過した時に
シリカゲルの初めの全重量当りで7.4重量%の水を失な
う量の水分を示す(測定方法:示差熱−熱天秤)微粒子
シリゲル、(I b)ブチル−オクチルマグネシウムおよ
び(I c)塩化水素から製造されたものであり、その方
法は初めに (1.1.1) 第1予備段階において、n−ヘプタン中
で、室温での撹拌により絶えず混合しながら、微粒子シ
リカゲル(I a)およびマグネシウム有機化合物(I b)
を一緒に導入し、この時の量比は、シリカゲル(I a)
の珪素10モル部当りでマグネシウム有機化合物(I b)
が3.3モル部になっており、この混合導入物を1.5時間90
℃の温度範囲に維持し、次に (1.1.2) 第2予備段階において、20℃の温度範囲で
撹拌により絶えず混合しながら、第1予備段階で得られ
た生成物中に気体塩素化剤(I c)を導入し、この時の
量比としてはマグネシウム有機化合物(I b)の1モル
部に対して塩素化剤(I c)の10モル部を使用するよう
にしており、この全体を0.5時間上述の範囲の温度に維
持し、これによって得られた固体生成物−即ち担体物質
(I)−を液相から分離して単利し、ここで (1.2) 第2段階において、第1段階で得られた担体
物質(I)、エタノール(II)、四塩化チタン(III)
およびフタル酸−n−ブチルエステル(IV)から固体中
間生成物を製造したが、その方法としては、初めに (1.2.1) 第1予備段階において、n−ヘプタン中で
室温での撹拌により絶えず混合しながら、担体物質
(I)およびエタノール(II)を一緒に導入し、この時
の量比としては担体物質(I)のマグネシウム1モル部
当りでエタノール(II)の3モル部を使用し、この混合
導入物を1.5時間80℃の温度範囲に維持し、次に続いて (1.2.2) 第2予備段階において、室温での撹拌によ
り絶えず混合しながら、第1予備段階から得られる反応
混合物中に四塩化チタン(III)を注入し、この時の量
比としては担体物質(I)のマグネシウム1モル部当り
で四塩化チタン(III)の6モル部としており、これに
続いてフタル酸ジ−n−ブチルエステルを注入し、この
時の量比としては担体物質(I)のマグネシウム1モル
部当りでフタル酸エステル(IV)の0.50モル部としてお
り、これによっての混合導入物を2時間120℃の範囲の
温度に撹拌下維持して、ここで得られる固体中間生成物
を液相から吸引濾過で分取して、次に (1.3) 第3段階において、第2段階で得られた固体
中間生成物を、125℃の温度で2時間かけて、四塩化チ
タンとエチルベンゾールの混合物で連続抽出し、この混
合抽剤では四塩化チタンが15重量%となっており、この
抽剤の量比としては第2段階から得られた固体中間生成
物の10重量部当りで、四塩化チタン/エチルベンゾール
混合物の140重量部を使用し、ここで得られた固体中間
生成物を濾取し、最後に (1.4) 第4段階では、第3段階で得られた固体生成
物をn−ヘプタンで洗浄し、n−ヘプタンが0.3重量%
よりも少ない四塩化チタン含量になるまでn−ヘプタン
で洗浄を繰返し、かくしてチタン成分(1)を得る。こ
れによって得たチタン成分(1)は、3.1重量%チタ
ン、7.5重量%マグネシウムおよび28.3重量%塩素を含
んでいる。
(β) 更に以下のようにして、重合反応が実施された。
(a) 第1段重合帯において、全圧28バールおよび70
℃の温度で処理されたが、この時の重合体の平均滞留時
間が3.0時間であって、 (b) 第2段重合帯においては、全圧20バールおよび
60℃の温度で処理され、この時のプロピレン分圧:エチ
レン分圧の比は100:43であった、 (c) 従って第1段重合帯における全圧は、第2段重
合帯における全圧よりも8バール高く保たれた、 (d) 第1段重合帯で重合するプロピレンの重量と、
第2段重合帯で重合するプロピレンおよびエチレンの混
合物の重量との比は、100:105であった。そして (e) 第2段重合帯における重合体の平均滞留時間
(1.47時間)が、第1段重合帯における重合体の平均滞
留時間(3.0時間)と平衡しており、第1段重合帯から
の重合体の時間当り生成量(15.1kg/時間):第2段重
合帯からの重合体の時間当り生成量(30.9kg/時間)の
値は1倍の商となっている。即ち1.47=3.0×1×15.1/
30.9となっている。
この処理法では、第1段重合帯で生成したプロピレン
単独重合体のメルトインデックス(230℃、2.16バール
で測定)が8g/10分であり、第2段重合帯で生成した重
合体のメルトインデックスは1.4g/10分であった。いわ
ゆる耐衝撃性変性ポリプロピレン型のプロピレン−エチ
レン共重合体の連続製造法は、上述の方法によって障害
なく実施されることができた。得られた本発明方法生成
物は、更に無機副成分の含量が少なく、特に塩素および
チタンが僅少で品質が優れていた。その分析値は、次の
ようであった:Ti:<1ppm,Cl:6ppm,Al:82ppm,Mg:2ppm,S
i:3ppm。得られた重合体の物性値は、次表に示されてい
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラルフ、ツォルク ドイツ連邦共和国、6714、ヴァイゼンハ イム、ヴァインビートシュトラーセ、7 (72)発明者 クラウス―ディーター、リュムプラー ドイツ連邦共和国、6706、ヴァヘンハイ ム、エルレンヴェーク、4 (72)発明者 ギュンター、シュヴァイアー ドイツ連邦共和国、6701、フリーデルス ハイム、フリードリッヒ―ピーチュ―シ ュトラーセ、14 (72)発明者 ルドルフ、ミュラー‐マル ドイツ連邦共和国、6708、ノイホーフェ ン、ウルメンヴェーク、39 (72)発明者 ヴォルフガング、グルバー ドイツ連邦共和国、6710、フランケンタ ール、ロルシャー、リング、2 ベー (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08F 293/00 - 297/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】いわゆる耐衝撃性変性ポリプロピレン型の
    プロピレン−エチレン−共重合体の連続製造法におい
    て、それそれの場合に、分子量制御剤として水素を存在
    せしめ、液状反応媒体不存在下、微粒子重合体の攪拌固
    定床にて、気相から、まず初めに (A)第1段重合帯でプロピレンを (1)微粒子担体シリカゲル上に担持される形でチタ
    ン、マグネシウム、塩素並びにベンゾールカルボン酸誘
    導体を含むチタン成分、 (2) AlR3、 (式中、Rは8個よりも多くない炭素原子で示されるア
    ルキル基である)で表わされるアルミニウム成分および (3) R1 nSi(OR24-n、 (式中、R1は16個よりも多くない炭素原子で示される炭
    化水素飽和脂肪族および/または芳香族性の基であり、
    R2は15個よりも多くない炭素原子で示されるアルキル基
    であり、nが0乃至3である)で表わされるシラン成分
    からなるツィーグラー・ナッタ触媒系の導入にて単独重
    合せしめ(ただし、(i)チタン成分(1)からのチタ
    ン:アルミニウムアルキル成分(2)からのアルミニウ
    ムの原子比率は1:10から1:500の範囲にあること、(i
    i)アルミニウムアルキル成分(2):シラン成分
    (3)のモル比率は1:0.01乃至1:0.5の範囲にあり、お
    よび(iii)アルミニウムアルキル成分(2)のミリモ
    ル当り0.05乃至2kg重量体は生成する条件下にあるもの
    とする)、 次いで (B)第2段重合帯でプロピレンとエチレンからの混合
    物を、第1段重合帯で得られた反応物の導入によって、
    上記の第1段重合帯反応物中に存在するプロピレン−単
    独重合体に付加重合させ て行う方法であって、 (α) チタン成分(1)として、先ず初めに (1.1)第1段階(I)において触媒物質を製造するの
    に、(I a)微粒子シリカゲルであって、粒子径1乃至1
    000μm、空隙容量0.3乃至5cm3/g、表面積100乃至1000m
    2/gを有する示性式SiO2・aAl2O3(式中、aは0から2
    までの数値を意味する)で表わされ、かつ1000℃の温度
    で0.5時間加熱すると初めの重量の1乃至20重量%の水
    を失なう物性を有するシリカゲル、 (I b)MgR3R4(式中、R3およびR4はC2乃至C10のアルキ
    ル基を意味する)で表わされるマグネシウム有機化合
    物、および(I c)ClZ(式中、ZがClまたはHである)
    で表わされる気体状塩素化剤を (1.1.1)第1予備工程では、不活性な液体炭化水素中
    で、絶えず混合しながら10から120℃の温度で微粒子シ
    リカゲル(I a)とマグネシウム有機化合物(I b)を導
    入混合し、この時の量比はシリカゲル(I a)中の珪素1
    0モル部当りでマグネシウム有機化合物(I b)のモル数
    が1乃至10モル部であるようにして、0.5乃至5時間こ
    のシリカゲルとマグネシウム有機化合物の混合物を20乃
    至140℃の温度に保持し、次いで (1.1.2)第2予備工程にて、絶えず−20から+80℃の
    温度範囲で混合しながら、第1予備段階で得られた反応
    物中に気体塩素化剤(I c)導入し、ここではマグネシ
    ウム有機化合物(I b)の1モル部当り塩素化剤(I c)
    の2乃至40モル部の量比になるようにして、全体を上述
    の範囲の温度で0.5乃至5時間保持し、 これらによって得られる固体生成物−即ち担体物質
    (I)−を液相から分離し、 次ぎに (1.2)第2段階では(I)段階で得られた担体物質、
    (II)C1からC8までのアルカノール、(III)四塩化チ
    タン、並びに(IV)式 (式中、XおよびYは一緒になって酸素となるか、また
    はX並びにYがそれぞれ塩素またはC1−乃至C10−アル
    コキシ基である)で表わされるフタル酸誘導体を、 (1.2.1)初めに第1予備工程において、不活性液体炭
    化水素中で室温において絶えず混合しながら、(I)第
    1段階で得られた担体物質および(II)C1〜C8アルカノ
    ールを担体物質(I)のマグネシウム1モル部当りでア
    ルカノール(II)が1乃至5モル部となる量比で混合導
    入し、この混合物を0.5乃至5時間20から140℃の範囲の
    温度で保持し、次いで (1.2.2)第2予備工程で、絶えず混合しながら室温
    で、第1予備工程から得られた反応混合物中に四塩化チ
    タン(III)を担体物質(I)のマグネシウム1モル部
    当りで四塩化チタン2乃至20モル部となる量比で導入
    し、この混合物を0.5乃至5時間、10から150℃の範囲の
    温度に保持し、この際予備工程(1.2.1)から同(1.2.
    2)までにおいてフタル酸誘導体(IV)を、担体物質
    (I)のマグネシウム1モル部当りで、フタル酸誘導体
    0.01乃至1モル部に相当する量比で導入し、得られた固
    相状の中間生成物を液相の分離で単離し、次ぎに、 (1.3)第3段階において、第2段階から得られた上記
    固体中間生成物を、100から150℃までの範囲の温度で、
    0.2乃至5時間の処理時間で、四塩化チタンまたは四塩
    化チタンと1乃至12個の炭素原子を有するアルキルベン
    ゾールとの混合物で1段または多段または連続抽出し、
    ここにおいて上記混合物における四塩化チタンの重量比
    率は少なくとも5%であり、抽出における抽剤量比とし
    ては、第2段階から得られる固体中間生成物の10重量当
    りで抽剤総量10乃至1000重量部であり最後に、 (1.4)第4段階において、第3段階で生成した固体生
    成物を不活性液体炭化水素で洗浄して、洗浄炭化水素が
    2重量%より少ない四塩化チタンを含むようになるまで
    洗浄して得られるチタン成分(1)を用いて、 (β) (a)第1段重合帯において、全圧20から40バールおよ
    び60から90℃の温度で重合処理するに際し、重合体の平
    均滞留時間が1.5乃至5時間になる基準で実施され、 (b)第2段重合帯において、全圧7から25バールおよ
    び40から70℃の温度で重合処理するに際、プロピレン分
    圧:エチレン分圧の比率が100:20から100:120の範囲に
    なる基準で実施され、 (c)第1段重合帯における全圧が、第2段重合帯にお
    ける全圧より少なくとも7バール高くなるようにして実
    施され、 (d)第1段重合帯で重合するプロピレンの重量と、第
    2段重合帯で重合するプロピレンとエチレンの混合物の
    重量との比率が、100:40から100:150の間の値になるよ
    うに実施され、 (e)第2段重合帯での重合体の平均滞留時間が第1段
    重合帯での重合体の平均滞留時間に、第1段重合帯から
    の重合体の時間当り生成量と第2段重合帯からの重合体
    の時間当り生成量との比率の0.8乃至1.2倍に等しい時間
    である ようにして実施されて重合されることを特徴とする、い
    わゆる耐衝撃性変性ポリプロピレン型のプロピレン−エ
    チレン−共重合体の連続製造法。
JP1207070A 1988-08-13 1989-08-11 いわゆる耐衝撃性変性ポリプロピレン型のプロピレン―エチレン―共重合体の製造方法 Expired - Fee Related JP2768749B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3827565A DE3827565A1 (de) 1988-08-13 1988-08-13 Verfahren zum herstellen von propylen-ethylen-polymerisaten vom typ der sogenannten "schlagzaehmodifizierten polypropylene"
DE3827565.1 1988-08-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0288612A JPH0288612A (ja) 1990-03-28
JP2768749B2 true JP2768749B2 (ja) 1998-06-25

Family

ID=6360818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1207070A Expired - Fee Related JP2768749B2 (ja) 1988-08-13 1989-08-11 いわゆる耐衝撃性変性ポリプロピレン型のプロピレン―エチレン―共重合体の製造方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US4977210A (ja)
EP (1) EP0355603B1 (ja)
JP (1) JP2768749B2 (ja)
AT (1) ATE104685T1 (ja)
AU (1) AU606294B2 (ja)
CA (1) CA1333828C (ja)
DE (2) DE3827565A1 (ja)
ES (1) ES2063086T3 (ja)
IE (1) IE63798B1 (ja)
ZA (1) ZA896141B (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2654108B1 (fr) * 1989-11-08 1993-08-20 Norsolor Sa Nouveaux caoutchoucs polyolefiniques et leur procede de preparation.
DE4019053A1 (de) * 1990-06-15 1991-12-19 Basf Ag Polymerisate des propylens mit breitem molmassenverhaeltnis q
US6300434B1 (en) * 1991-05-31 2001-10-09 Basell Polyolefin Gmbh Propylene-ethylene copolymers made from three different constituents
DE4119283A1 (de) * 1991-06-12 1992-12-17 Basf Ag Hochfliessfaehige mischungen aus verschiedenen propylenpolymerisaten
DE4119345A1 (de) * 1991-06-12 1992-12-17 Basf Ag Propylen-ethylen-copolymerisate mit hohem kautschukgehalt
IT1250731B (it) * 1991-07-31 1995-04-21 Himont Inc Procedimento per la preparazione di polietilene lineare a bassa densita'
JP3162848B2 (ja) * 1991-12-25 2001-05-08 三井化学株式会社 架橋ポリオレフィン成形体およびその製造法
US5705576A (en) * 1992-11-12 1998-01-06 Quantum Chemical Corporation Process for controlling production of in-situ thermoplastic polyolefins and products
US5587436A (en) * 1992-11-12 1996-12-24 Quantum Chemical Corporation Process for controlling the polymerization of propylene and ethylene and copolymer products
US5314746A (en) * 1992-11-12 1994-05-24 Quantum Chemical Corporation Soft, puncture- and tear-resistant polyolefin films
DE4317655A1 (de) * 1993-05-27 1994-12-01 Basf Ag Mehrphasige Blockcopolymerisate des Propylens
US6284857B1 (en) 1993-07-22 2001-09-04 Mitsui Chemical, Inc. Propylene polymer, propylene block copolymer, process for preparing said polymer and said block copolymer, and propylene polymer composition
DE4330661A1 (de) * 1993-09-10 1995-03-16 Basf Ag Kälteschlagzähe Propylenpolymerisate
DE4415625A1 (de) * 1994-05-04 1995-11-09 Basf Ag Copolymerisate des Propylens mit hohem Kautschukgehalt
KR100341040B1 (ko) * 1994-08-18 2002-11-23 칫소가부시키가이샤 고강성프로필렌-에틸렌블록공중합체조성물및이의제조방법
DE4432798A1 (de) * 1994-09-15 1996-03-21 Basf Ag Hochflexible Propylen-Ethylen-Copolymerisate
JP3275223B2 (ja) * 1994-09-22 2002-04-15 科学技術振興事業団 ポリプロピレン−b−ポリ(エチレン−co−プロピレン)とその製造方法
DE19543293A1 (de) 1995-11-21 1997-05-22 Basf Ag Copolymerisate des Propylens
DE19545498A1 (de) * 1995-12-06 1997-06-12 Basf Ag Verbesserte Propylenpolymerisate
US5861463A (en) * 1996-10-31 1999-01-19 The Dow Chemical Company Impact-modified thermoplastic polyolefins and articles fabricated therefrom
DE69830923D1 (de) * 1997-11-21 2005-08-25 Chisso Petrochemical Corp Verfahren zur herstellung von polypropylen-b-poly(ethylen-co-propylen)
DE10025727A1 (de) 2000-05-25 2002-01-03 Basell Polypropylen Gmbh Hochfließfähige Propylenblockcopolymerisate
CN101585924B (zh) * 2009-03-05 2012-05-23 南京诚盟机械有限公司 Epp聚丙烯发泡珠粒生产线
CN110437359A (zh) * 2019-07-03 2019-11-12 联泓新材料科技股份有限公司 一种奶茶杯用的聚丙烯的制备方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL6402946A (ja) * 1963-03-27 1964-09-28
DE2049622C3 (de) * 1970-10-09 1979-12-13 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur Wärmeabfuhr bei der Polymerisation von Monomeren in der Gasphase
US4284738A (en) * 1980-08-11 1981-08-18 El Paso Polyolefins Company Ethylene-propylene block copolymerization process and product
DE3144312A1 (de) * 1981-11-07 1983-05-19 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur herstellung von propylen-ethylen-polymerisaten vom typ der sogenannten block-copolymerisate
DE3214246A1 (de) * 1982-04-17 1983-10-27 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zum herstellen von propylen-ethylen-polymerisaten vom typ der sogenannten "block-copolymerisate"
DE3317353A1 (de) * 1983-05-13 1984-11-15 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zum herstellen von propylen-ethylen-polymerisaten vom typ der sogenannten block-copolymerisate
JPS62116618A (ja) * 1985-11-15 1987-05-28 Chisso Corp プロピレン−エチレンブロツク共重合体の連続製造法
US4882380A (en) * 1987-07-07 1989-11-21 Union Carbide Chemicals And Plastics Company Inc. Process for the production of impact polypropylene copolymers
DE3730022A1 (de) * 1987-09-08 1989-03-16 Basf Ag Verfahren zum herstellen von homo- und copolymerisaten des propens mittels eines ziegler-natta-katalysatorsystems
AU599201B2 (en) * 1988-01-29 1990-07-12 Basf Aktiengesellschaft Preparation of propylene/ethylene polymers

Also Published As

Publication number Publication date
DE58907496D1 (de) 1994-05-26
AU3951089A (en) 1990-02-15
US4977210A (en) 1990-12-11
CA1333828C (en) 1995-01-03
IE63798B1 (en) 1995-06-14
DE3827565A1 (de) 1990-02-15
EP0355603A3 (de) 1991-11-27
ZA896141B (en) 1991-04-24
ES2063086T3 (es) 1995-01-01
JPH0288612A (ja) 1990-03-28
EP0355603A2 (de) 1990-02-28
IE892597L (en) 1990-02-13
EP0355603B1 (de) 1994-04-20
ATE104685T1 (de) 1994-05-15
AU606294B2 (en) 1991-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2768749B2 (ja) いわゆる耐衝撃性変性ポリプロピレン型のプロピレン―エチレン―共重合体の製造方法
JPH01101305A (ja) チーグラー・ナツタ触媒系によるプロペンの単独及び共重合体の製法
JPH07107082B2 (ja) 主としてシンジオタクチック構造を有する結晶性ビニル芳香族重合体の製造法
WO1999042497A1 (de) Katalysatorsystem, verfahren zu seiner herstellung und seine verwendung zur polymerisation von olefinen
JPS6392614A (ja) オレフイン類重合用固体触媒成分
EP0703932A1 (de) Mehrphasige blockcopolymerisate des propylens
Iwatsuki et al. Free radical copolymerization behavior of methyl α-(trifluoromethyl) acrylate and α-(trifluoromethyl) acrylonitrile: penultimate monomer unit effect and monomer reactivity parameters
JPS62119208A (ja) プロピレンの単独及び共重合体の製法
JP2594311B2 (ja) プロペンの単独重合体および共重合体をチーグラー−ナッタ触媒系を用いて製造する方法
JPH059237A (ja) エチレン−プロピレンブロツク共重合体の製造方法
JP2703568B2 (ja) チーグラー・ナツタ触媒系によるプロペンの単独及び共重合体の製法
AT403376B (de) Metallocene mit silylsubstituierten brücken und deren einsatz für die olefinpolymerisation
GB2157302A (en) Copolymerization catalyst and process
JP2002508019A (ja) プロピレン/1−ペンテン共重合体の製造のための気相重合方法
EP0811021B1 (en) Components and catalysts for the polymerization of olefins
Stuhldreier et al. A cationic bridged zirconocene complex as the catalyst for the stereospecific polymerization of methyl methacrylate
JPH05194642A (ja) チーグラー・ナッタ触媒組成物の製造方法
NO180683B (no) Fremgangsmåte for fremstilling av en katalytisk komponent
JPH03124705A (ja) チーグラー/ナッタ触媒タイプの触媒組成物
JP3399067B2 (ja) ポリオレフインの多分散度の制御を行うためのチグラー・ナツタ触媒と組み合わせる電子供与体
JP2000186109A (ja) ポリプロピレンの製造方法
JPH03152105A (ja) ポリオレフインの製造法
JPH01108202A (ja) ポリアルケニルエーテルの製造方法
SU439990A1 (ru) Способ плучени полимеров или сополимеров этилена
JPS6368607A (ja) プロピレンの単独重合体及び共重合体の製法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees