JP2768136B2 - 電子部品挿入装置 - Google Patents

電子部品挿入装置

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JP2768136B2
JP2768136B2 JP4128511A JP12851192A JP2768136B2 JP 2768136 B2 JP2768136 B2 JP 2768136B2 JP 4128511 A JP4128511 A JP 4128511A JP 12851192 A JP12851192 A JP 12851192A JP 2768136 B2 JP2768136 B2 JP 2768136B2
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光晴 中村
正人 柳井
新二 西浦
英典 上田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種電子部品をプリント
基板などに自動的に組込んで所定の電気回路を構成する
ために使用される電子部品挿入装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より各種電子部品をプリント基板な
どの部品取付け用の基板に自動的に組込んで所定の電気
回路を構成するために、プリント基板などに開けられた
所定の電子部品挿入穴に電子部品のリード線を挿入した
後、電子部品の余分なリード線を切断し、電子部品がプ
リント基板から抜け落ちるのを防ぐためリード線をクリ
ンチするという一連の動作を自動的に実行する電子部品
挿入装置が使用されている。
【0003】図6は上記従来の電子部品挿入装置の動作
を説明するフローチャートであり、電子部品の供給なら
びに取り出しを行い、別途供給されるプリント基板の部
品挿入穴へ上記電子部品のリード線を挿入し、その後余
分のリード線を切断すると共にリード線のクリンチを行
って一連の作業を終了する。
【0004】その後図7に示すように電子部品挿入後の
確認を行って次の電子部品を挿入しても良いかどうかを
判断し、この際挿入ミスが発生すると特開平3−214
799号公報に開示されているように視覚認識部の認識
カメラを用いて挿入ミスを起こした基板の部品挿入穴を
映し出し、視覚認識により判断を行ってリカバリーにて
作業を継続したり、あるいは同装置を停止したりしてい
たものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の電子部品挿入装置では、挿入ミスをした場合に必ず視
覚認識部を利用して視覚認識を行って後に自動リカバリ
ーを行うように構成されているために、部品挿入穴を認
識する認識カメラの移動時間ならびに認識処理時間に多
くの時間を費やすばかりでなく、部品挿入穴上にゴミや
挿入ミスした電子部品があった場合などに挿入不可と判
断し、同装置が停止してしまうために稼動率が悪く、生
産性が悪いという課題を有したものであった。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決し、電子部
品の基板への実装状態を精度良く判断することにより稼
動率、生産性を向上させることが可能な電子部品挿入装
置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明による電子部品挿入装置は、基板に実装された
電子部品の余分なリード線を切断し先端部をクリンチす
るアンビル部に挿入検知センサーを取付け、上記アンビ
ル部でリード線を切断ならびにクリンチする際に出力さ
れる歪み信号を情報として用いて上記挿入検知センサー
により基板の部品挿入穴に対するリード線の有無検知を
行い、この結果によって基板の部品挿入穴にリード線が
ない場合は挿入エラーと判断して自動的にリカバリーを
実行して作業を継続し、またリード線が残っている挿入
エラーの場合には自動リカバリー不可能な挿入エラーと
判断して運転を停止する制御部を設けた構成したもの
である。
【0008】
【作用】この構成により、基板の部品挿入穴に対する電
子部品のリード線の挿入状態を挿入検知センサーで容易
に検知することができ、従来のように視覚認識部を使用
する必要がないために極めて短時間で、かつ正確に判断
ができるようになり、稼動率、生産性を大きく向上させ
ることが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例による電子部品挿入
装置について図面を用いて説明する。図1は同実施例に
よる電子部品挿入装置の外観を示す斜視図、図2は同装
置の要部を拡大した斜視図、図3は同実施例による基板
に対する電子部品の挿入エラーの状態と挿入検知センサ
ーなどを示す平面図、図4は同じく基板に対する電子部
品の挿入エラーの状態を示す平面図、図5は同実施例に
よる電子部品挿入装置の動作を説明するフローチャート
である。
【0010】図2は図1に示す本発明の電子部品挿入装
置の上面カバー1内の構成を拡大して示した要部斜視図
であり、同図において2は電子部品のリード線を挿入す
る部品挿入穴(図示せず)を有したプリント基板、3は
上記プリント基板2を保持しXY方向に移動するXYテ
ーブル部、4は電子部品を保持してプリント基板2に実
装する挿入ヘッド部、5はプリント基板2の挿入穴を撮
影する認識カメラ、6は上記認識カメラ5に接続されて
認識カメラ5で撮影した画像情報を映し出すモニター部
6aを備えると共に画像情報を処理する視覚認識部、7
はプリント基板2に実装された電子部品の余分なリード
線を切断し先端部をクリンチするアンビル部、8は上記
アンビル部7にリード線の数に対応して取付けられた挿
入検知センサーである。
【0011】このように構成される本発明の電子部品挿
入装置の動作について図5を用いて以下に説明する。電
子部品の供給ならびに取出しを行い、別途供給されるプ
リント基板2の部品挿入穴へ上記電子部品のリード線を
挿入し、アンビル部7を使用して余分のリード線を切断
すると共にリード線のクリンチを行って一連の作業を終
了する。
【0012】また、上記アンビル部7でリード線を切断
ならびにクリンチした際に、このアンビル部7に取付け
られた複数の挿入検知センサー8(本実施例では図3に
示す歪ゲージ8a,8bを貼付けて用い、歪アンプ10
を介して制御コントローラ11に接続して構成した)に
より信号を得るようにしており、この歪信号出力を情報
としてプリント基板2の部品挿入穴に対するリード線の
挿入有無検知を行うものである。
【0013】上記歪信号出力は電子部品のリード線すべ
てに対して個々に検知を行っているために歪信号出力が
すべてONの状態であれば、プリント基板2に対する電
子部品の実装がすべて良好であり作業を終了する。
【0014】また、歪信号出力にOFFがある異常の際
には、例えば図3に示すようにプリント基板2の部品挿
入穴2aに対して電子部品9のリード線9aが全く挿入
されていない場合には、挿入エラーと判断して自動的に
リカバリーを実行してスタートに戻って作業を継続す
る。
【0015】また、例えば図4に示すようにプリント基
板2の部品挿入穴2aに対して電子部品9のリード線9
aが片側しか挿入されていない場合には、再挿入不可能
と判断し、同装置の運転を停止して不良部分の除去を行
う。
【0016】このように構成される本発明の電子部品挿
入装置は、従来のように視覚認識部6を毎回用いる必要
がなく、挿入エラー発生時、挿入検知センサー8からの
歪信号出力により電子部品9のリード線9aの状態を即
時に判断し、電子部品9が挿入されていなければ、自動
的にリカバリーを実行し、リカバリーが成功すれば以後
の挿入動作を継続する。
【0017】一方、プリント基板2の部品挿入穴2aに
挿入エラーしたリード線9aがすでに存在している場合
で、かつリード線9aを再度挿入することが不可能な状
態にあれば、自動リカバリーの実行は不可能と判断し、
従来通りオペレータの介入を要請すべく警報を発して機
械を停止させる。
【0018】以上のごとく、挿入エラー発生時におい
て、リカバリーの可否を極めて容易に、かつ短時間で判
断することにより、挿入エラー発生時のリカバリーに要
する時間を最小とすることで同装置の稼動率を大幅に引
上げることができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明による電子部品挿入
装置は、電子部品の挿入エラー発生時において、挿入エ
ラーの発生した部品挿入穴を挿入検知センサーによる歪
信号出力で判断し、制御部を用いて再挿入可能か否かを
判断することで、自動リカバリーに要する時間を最小限
にとどめることが可能となり、稼動率ならびに生産性を
大きく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電子部品挿入装置の
外観を示す斜視図
【図2】図1に示す同装置の要部を拡大した斜視図
【図3】同実施例によるプリント基板に対する電子部品
の挿入エラーの状態と挿入検知センサーなどを示す平面
【図4】同実施例によるプリント基板に対する電子部品
の挿入エラーの状態を示す平面図
【図5】同実施例による電子部品挿入装置の動作を説明
するフローチャート
【図6】従来の電子部品挿入装置の動作を説明するフロ
ーチャート
【図7】従来の電子部品挿入装置の動作を説明するフロ
ーチャート
【符号の説明】
1 上面カバー 2 プリント基板 3 XYテーブル部 4 挿入ヘッド部 5 認識カメラ 6 視覚認識部 6a モニター部 7 アンビル部 8 挿入検知センサー 8a,8b 歪ゲージ 9 電子部品 9a リード線 10 歪アンプ 11 制御コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H05K 13/08 G06F 15/62 405B (72)発明者 西浦 新二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 上田 英典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−214799(JP,A) 特開 昭61−87394(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 13/04 H05K 13/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品のリード線を挿入する部品挿入
    穴を有した基板を保持しかつXY方向に移動可能なXY
    テーブル部と、上記基板に電子部品のリード線を挿入す
    るための挿入ヘッド部と、基板の部品挿入穴を撮影する
    ための認識カメラと、この認識カメラに接続されて認識
    カメラで撮影した画像情報を処理する視覚認識部と、上
    記基板に実装された電子部品の余分なリード線を切断し
    先端部をクリンチするアンビル部と、このアンビル部
    基板に実装された電子部品の余分なリード線を切断なら
    びにクリンチした時に発生する歪み信号により基板の部
    品挿入穴に対するリード線の挿入有無検知を行うために
    アンビル部にリード線の数に対応して取付けられた複数
    の挿入検知センサーと、この挿入検知センサーの出力信
    号によって基板の部品挿入穴にリード線がない場合は挿
    入エラーと判断して自動的にリカバリーを実行して作業
    を継続し、またリード線が残っている挿入エラーの場合
    は自動リカバリー不可能な挿入エラーと判断して運転を
    停止する制御部からなる電子部品挿入装置。
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