JP2000196299A - 電子部品実装装置における部品デ―タ作成方法 - Google Patents
電子部品実装装置における部品デ―タ作成方法Info
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- JP2000196299A JP2000196299A JP10371615A JP37161598A JP2000196299A JP 2000196299 A JP2000196299 A JP 2000196299A JP 10371615 A JP10371615 A JP 10371615A JP 37161598 A JP37161598 A JP 37161598A JP 2000196299 A JP2000196299 A JP 2000196299A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子部品実装装置に部品データを教示するた
めの入力操作を簡略且つ間違いの生じ難くした部品デー
タ作成方法を提供する。 【解決手段】 電子部品の外観パターンを分類したパタ
ーン上に存在する部位に対して数値入力の指定を行った
パターンデータをパターンデータライブラリー6として
パターンデータ格納部3に格納しておき、パターン分類
処理部1により電子部品の品種に対応するパターンデー
タを選択し、画面表示部5により選択されたパターンデ
ータの数値入力の指定された部位の入力項目だけをディ
スプレイ7上に表示する。オペレータはディスプレイ7
に表示された限られた項目に数値入力するだけなので、
不必要な項目まで表示される場合の迷いや混乱がなく、
簡単な操作で間違いを生じない入力操作を行うことがで
きる。
めの入力操作を簡略且つ間違いの生じ難くした部品デー
タ作成方法を提供する。 【解決手段】 電子部品の外観パターンを分類したパタ
ーン上に存在する部位に対して数値入力の指定を行った
パターンデータをパターンデータライブラリー6として
パターンデータ格納部3に格納しておき、パターン分類
処理部1により電子部品の品種に対応するパターンデー
タを選択し、画面表示部5により選択されたパターンデ
ータの数値入力の指定された部位の入力項目だけをディ
スプレイ7上に表示する。オペレータはディスプレイ7
に表示された限られた項目に数値入力するだけなので、
不必要な項目まで表示される場合の迷いや混乱がなく、
簡単な操作で間違いを生じない入力操作を行うことがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品実装装置
において電子部品を回路基板に装着する装着ヘッドが保
持した電子部品及びその保持姿勢の認識を行うために必
要な部品データを作成する電子部品実装装置における部
品データ作成方法に関するものである。
において電子部品を回路基板に装着する装着ヘッドが保
持した電子部品及びその保持姿勢の認識を行うために必
要な部品データを作成する電子部品実装装置における部
品データ作成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】部品供給部から供給された電子部品を装
着ヘッドにより回路基板上に装着する電子部品実装装置
において、回路基板上の所定位置に該当する電子部品を
正確に装着する必要があり、このため、装着ヘッドに保
持された電子部品の形状や保持姿勢が認識され、この認
識結果に基づいて部品検定、姿勢補正が実行されること
により、精度の高い電子部品実装が実現される。装着ヘ
ッドに保持された電子部品の形状や保持姿勢を認識して
正常な状態との差異を検出するために、回路基板に装着
する各電子部品のデータを予め教示しておくことが必要
である。
着ヘッドにより回路基板上に装着する電子部品実装装置
において、回路基板上の所定位置に該当する電子部品を
正確に装着する必要があり、このため、装着ヘッドに保
持された電子部品の形状や保持姿勢が認識され、この認
識結果に基づいて部品検定、姿勢補正が実行されること
により、精度の高い電子部品実装が実現される。装着ヘ
ッドに保持された電子部品の形状や保持姿勢を認識して
正常な状態との差異を検出するために、回路基板に装着
する各電子部品のデータを予め教示しておくことが必要
である。
【0003】図6は、電子部品実装装置が具備する部品
認識装置に接続されたディスプレイ上に表示される部品
データ教示用の入力画面の例を示すものである。この入
力画面は、オペレータが制御装置に教示処理操作を指定
すると表示される。オペレータは電子部品毎に入力画面
に表示された各入力項目に対応する入力数値をテンキー
ボード等の入力手段を用いて入力する。例えば、図7に
示すように構成された電子部品Aであれば、各入力項目
(1)〜(12)に対応する数値が存在するので、これ
を入力する。
認識装置に接続されたディスプレイ上に表示される部品
データ教示用の入力画面の例を示すものである。この入
力画面は、オペレータが制御装置に教示処理操作を指定
すると表示される。オペレータは電子部品毎に入力画面
に表示された各入力項目に対応する入力数値をテンキー
ボード等の入力手段を用いて入力する。例えば、図7に
示すように構成された電子部品Aであれば、各入力項目
(1)〜(12)に対応する数値が存在するので、これ
を入力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示した入力画面に対して、図8に示すように構成された
電子部品Bの入力数値を入力する場合に、入力項目中の
上リード本数(5)と下リード本数(6)とは0であ
り、リード外形y(8)、上リードピッチ(11)、下
リードピッチ(12)の入力数値は存在しないことにな
る。このような入力項目に対応する入力数値が0であっ
たり存在しない場合に、オペレータの入力操作に混乱が
生じやすく、また、入力項目の定義が不明確であるた
め、部品データの入力ミスが原因となる認識エラーが発
生する問題点があった。
示した入力画面に対して、図8に示すように構成された
電子部品Bの入力数値を入力する場合に、入力項目中の
上リード本数(5)と下リード本数(6)とは0であ
り、リード外形y(8)、上リードピッチ(11)、下
リードピッチ(12)の入力数値は存在しないことにな
る。このような入力項目に対応する入力数値が0であっ
たり存在しない場合に、オペレータの入力操作に混乱が
生じやすく、また、入力項目の定義が不明確であるた
め、部品データの入力ミスが原因となる認識エラーが発
生する問題点があった。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
創案されたもので、その目的とするところは、入力項目
の中から各電子部品に必要な項目のみが表示できるよう
にしてオペレータの操作を簡略化した部品データ作成方
法を提供することにある。
創案されたもので、その目的とするところは、入力項目
の中から各電子部品に必要な項目のみが表示できるよう
にしてオペレータの操作を簡略化した部品データ作成方
法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、電子部品を回路基板に装着する装着ヘッド
に保持された電子部品を撮像して得られた画像データを
部品データに参照して電子部品及びその保持姿勢の認識
を行うために、予め前記部品データを作成して電子部品
実装装置に教示する電子部品実装装置における部品デー
タ作成方法において、回路基板に装着される各電子部品
の外観パターンをパターン別に分類して、各パターン毎
に数値指定の必要な部位項目を抽出したパターンデータ
ライブラリーを作成しておき、電子部品の品種毎に前記
パターンデータライブラリーから該当するパターンデー
タを取り出し、取り出したパターンデータ中に設定され
た数値指定の必要な部位項目がディスプレイ上に表示さ
れ、表示された部位項目について所定の数値を入力する
ことにより、電子部品の品種毎の部品データが作成され
て電子部品実装装置内に登録されるようにしたことを特
徴とする。
の本発明は、電子部品を回路基板に装着する装着ヘッド
に保持された電子部品を撮像して得られた画像データを
部品データに参照して電子部品及びその保持姿勢の認識
を行うために、予め前記部品データを作成して電子部品
実装装置に教示する電子部品実装装置における部品デー
タ作成方法において、回路基板に装着される各電子部品
の外観パターンをパターン別に分類して、各パターン毎
に数値指定の必要な部位項目を抽出したパターンデータ
ライブラリーを作成しておき、電子部品の品種毎に前記
パターンデータライブラリーから該当するパターンデー
タを取り出し、取り出したパターンデータ中に設定され
た数値指定の必要な部位項目がディスプレイ上に表示さ
れ、表示された部位項目について所定の数値を入力する
ことにより、電子部品の品種毎の部品データが作成され
て電子部品実装装置内に登録されるようにしたことを特
徴とする。
【0007】この部品データ作成方法によれば、パター
ンデータライブラリーに電子部品の外観パターンがパタ
ーン別に分類されることにより、パターン毎に存在しな
い部位や必然的に決まる数値が決定される。部品データ
の作成には、形状と共に各部位の寸法や数の指定が必要
であり、部品データは各電子部品に共通する入力指定項
目が最大の電子部品に合わせた項目数に設定されている
ので、簡単な構造の電子部品になるほど入力指定項目の
数は少なくなる。しかし、従来の入力画面では項目数の
全てが表示されるので、存在しない部位に対する数値入
力に対する処置にオペレータが混乱する場合が生じる。
パターン別に分類されていると、存在しない部位は数値
入力の項目として表示しないように設定でき、パターン
からその数が必然的に決定される部位も同様に表示しな
いように設定できるので、入力画面には必要な項目のみ
が表示され、入力操作が簡略化され、間違いも生じ難く
なる。
ンデータライブラリーに電子部品の外観パターンがパタ
ーン別に分類されることにより、パターン毎に存在しな
い部位や必然的に決まる数値が決定される。部品データ
の作成には、形状と共に各部位の寸法や数の指定が必要
であり、部品データは各電子部品に共通する入力指定項
目が最大の電子部品に合わせた項目数に設定されている
ので、簡単な構造の電子部品になるほど入力指定項目の
数は少なくなる。しかし、従来の入力画面では項目数の
全てが表示されるので、存在しない部位に対する数値入
力に対する処置にオペレータが混乱する場合が生じる。
パターン別に分類されていると、存在しない部位は数値
入力の項目として表示しないように設定でき、パターン
からその数が必然的に決定される部位も同様に表示しな
いように設定できるので、入力画面には必要な項目のみ
が表示され、入力操作が簡略化され、間違いも生じ難く
なる。
【0008】また、パターンデータが、電子部品の外観
パターンに類似する図形と、その図形上に設定された数
値指定の必要な部位項目とによる図形データとして作成
され、この図形データがディスプレイ上に表示されるよ
うにすることにより、図形から数値指定の必要な部位が
視覚的にも明確となり、より分かりやすい入力操作を行
うことができる。
パターンに類似する図形と、その図形上に設定された数
値指定の必要な部位項目とによる図形データとして作成
され、この図形データがディスプレイ上に表示されるよ
うにすることにより、図形から数値指定の必要な部位が
視覚的にも明確となり、より分かりやすい入力操作を行
うことができる。
【0009】また、部品データに電子部品の品種に対応
して認識上で必要とする数値入力の必要なオプション項
目を指定する検査オプションを設定するために、各電子
部品に共通する各種のオプション項目を検査オプション
ライブラリーとして作成しておくと共に、各電子部品の
品種毎に必要なオプション指定を設定しておき、電子部
品の品種に前記検査オプション指定がある場合に、パタ
ーンデータの数値指定の必要な部位項目と共にオプショ
ン項目がディスプレイ上に表示されるようにすることに
より、数値入力が必要な項目の表示と共に、検査上の許
容値等のオプション指定の数値入力を行うことができる
ので、部品データ教示の作業を効率化することができ
る。
して認識上で必要とする数値入力の必要なオプション項
目を指定する検査オプションを設定するために、各電子
部品に共通する各種のオプション項目を検査オプション
ライブラリーとして作成しておくと共に、各電子部品の
品種毎に必要なオプション指定を設定しておき、電子部
品の品種に前記検査オプション指定がある場合に、パタ
ーンデータの数値指定の必要な部位項目と共にオプショ
ン項目がディスプレイ上に表示されるようにすることに
より、数値入力が必要な項目の表示と共に、検査上の許
容値等のオプション指定の数値入力を行うことができる
ので、部品データ教示の作業を効率化することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
尚、以下に示す実施形態は本発明を具体化した一例であ
って、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
尚、以下に示す実施形態は本発明を具体化した一例であ
って、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0011】まず、本実施形態に係る部品データ作成方
法を適用する電子部品実装装置の概略について説明す
る。
法を適用する電子部品実装装置の概略について説明す
る。
【0012】図5は、電子部品実装装置の一例を示すも
ので、部品供給部としてパーツトレー18及びパーツカ
セット19が装備されており、電子部品はその品種毎に
分類されてパーツトレー18及びパーツカセット19に
より所定位置に供給される。
ので、部品供給部としてパーツトレー18及びパーツカ
セット19が装備されており、電子部品はその品種毎に
分類されてパーツトレー18及びパーツカセット19に
より所定位置に供給される。
【0013】この電子部品はXYロボット16によりX
−Y平面上を自在移動する装着ヘッド20が具備する吸
着ノズルに吸着保持され、所定位置に位置決めされた回
路基板21の所定実装位置に装着される。この一連の動
作は実装プログラムに基づいて図示しない制御装置によ
り制御される。
−Y平面上を自在移動する装着ヘッド20が具備する吸
着ノズルに吸着保持され、所定位置に位置決めされた回
路基板21の所定実装位置に装着される。この一連の動
作は実装プログラムに基づいて図示しない制御装置によ
り制御される。
【0014】前記吸着ノズルによって吸着保持された電
子部品の形状や吸着姿勢は姿勢認識カメラ17a、17
bにより撮像され、撮像画像から部品検定がなされると
共に吸着姿勢が認識され、異常部品は廃棄処理して再装
着するリカバリー動作が実行され、吸着ノズルの中心位
置からX−Y方向及び回転方向に位置ずれした吸着姿勢
の誤差は、装着ヘッド20のX−Y方向移動による微調
整及び吸着ノズルの回動動作によって補正される。
子部品の形状や吸着姿勢は姿勢認識カメラ17a、17
bにより撮像され、撮像画像から部品検定がなされると
共に吸着姿勢が認識され、異常部品は廃棄処理して再装
着するリカバリー動作が実行され、吸着ノズルの中心位
置からX−Y方向及び回転方向に位置ずれした吸着姿勢
の誤差は、装着ヘッド20のX−Y方向移動による微調
整及び吸着ノズルの回動動作によって補正される。
【0015】前記姿勢認識カメラ17a、17bの撮像
画像から部品検定や姿勢認識を行うために部品認識装置
が設けられており、これに部品検定や姿勢認識を行うた
めの参照データである部品データが登録される。この部
品データは、電子部品実装の対象とする回路基板の種類
毎に実装する電子部品の品種も異なるので、前記部品認
識装置に電子部品の品種毎のデータを入力することによ
り作成される。
画像から部品検定や姿勢認識を行うために部品認識装置
が設けられており、これに部品検定や姿勢認識を行うた
めの参照データである部品データが登録される。この部
品データは、電子部品実装の対象とする回路基板の種類
毎に実装する電子部品の品種も異なるので、前記部品認
識装置に電子部品の品種毎のデータを入力することによ
り作成される。
【0016】図1は、本発明の第1の実施形態に係る部
品データ作成方法の処理工程の流れを示すものである。
オペレータが入力手段から部品データの教示処理操作を
指定することにより、部品認識装置内のパターン分類処
理部1に電子部品の品種データが入力される。パターン
分類処理部1はパターンデータ格納部3に格納されてい
る電子部品のパターンデータライブラリー6から入力さ
れた品種データに対応するパターンデータを検索して、
このパターンデータ番号を画面表示部5に転送する。
品データ作成方法の処理工程の流れを示すものである。
オペレータが入力手段から部品データの教示処理操作を
指定することにより、部品認識装置内のパターン分類処
理部1に電子部品の品種データが入力される。パターン
分類処理部1はパターンデータ格納部3に格納されてい
る電子部品のパターンデータライブラリー6から入力さ
れた品種データに対応するパターンデータを検索して、
このパターンデータ番号を画面表示部5に転送する。
【0017】前記パターンデータ格納部3には、電子部
品をそのパターンで分類したパターンデータライブラリ
ー6がパターンデータA、パターンデータB……として
格納されており、各パターンデータは、図2に示すよう
に、パターンに対応してオペレータが入力すべき項目と
入力の必要のない項目とが明記されている。パターン分
類処理部1によって選択されたパターンデータ番号が画
面表示部5に転送されると、画面表示部5はパターンデ
ータ格納部3にアクセスして、該当する番号のパターン
データからオペレータが入力すべき項目のみを抽出し、
これをディスプレイ7上に表示する。
品をそのパターンで分類したパターンデータライブラリ
ー6がパターンデータA、パターンデータB……として
格納されており、各パターンデータは、図2に示すよう
に、パターンに対応してオペレータが入力すべき項目と
入力の必要のない項目とが明記されている。パターン分
類処理部1によって選択されたパターンデータ番号が画
面表示部5に転送されると、画面表示部5はパターンデ
ータ格納部3にアクセスして、該当する番号のパターン
データからオペレータが入力すべき項目のみを抽出し、
これをディスプレイ7上に表示する。
【0018】図2に示したパターンデータの例は、パタ
ーンデータ格納部3に格納されているパターンデータB
の内容を示しており、このパターンデータBは図8に示
した電子部品B、すなわち上リード、下リードが無く、
左リードが中央に1本、右リードが複数本の矩形状の電
子部品に対応するものである。電子部品Bではオペレー
タが入力すべき項目は5項目だけなので、図1に示すよ
うにディスプレイ7に表示されるのは、図2に示す
(1)〜(12)の内容項目から選択された5項目のみ
である。従って、オペレータは表示された入力数値が明
らかな項目に対して入力作業を行うだけでよいので、入
力操作に迷いや誤りを生じさせることがない。
ーンデータ格納部3に格納されているパターンデータB
の内容を示しており、このパターンデータBは図8に示
した電子部品B、すなわち上リード、下リードが無く、
左リードが中央に1本、右リードが複数本の矩形状の電
子部品に対応するものである。電子部品Bではオペレー
タが入力すべき項目は5項目だけなので、図1に示すよ
うにディスプレイ7に表示されるのは、図2に示す
(1)〜(12)の内容項目から選択された5項目のみ
である。従って、オペレータは表示された入力数値が明
らかな項目に対して入力作業を行うだけでよいので、入
力操作に迷いや誤りを生じさせることがない。
【0019】ディスプレイ7上に表示された各入力項目
に対する入力数値がオペレータにより入力されると、図
2に示す(1)〜(12)の各項目のパラメータが設定
されるので、このデータは電子部品の品種に対応させた
部品データとして部品認識装置内に登録される。部品認
識装置は姿勢認識カメラ17a、17bから入力される
撮像画像を画像処理することにより得られる電子部品の
画像データを、この登録されている部品データに参照し
て部品検定や姿勢認識の処理を実行することができる。
に対する入力数値がオペレータにより入力されると、図
2に示す(1)〜(12)の各項目のパラメータが設定
されるので、このデータは電子部品の品種に対応させた
部品データとして部品認識装置内に登録される。部品認
識装置は姿勢認識カメラ17a、17bから入力される
撮像画像を画像処理することにより得られる電子部品の
画像データを、この登録されている部品データに参照し
て部品検定や姿勢認識の処理を実行することができる。
【0020】次に、本発明の第2の実施形態に係る部品
データ作成方法について、図3を参照して説明する。本
部品データ作成方法は、視覚的に理解しやすい表示方法
により、オペレータの入力操作をより分かりやすくした
ものである。
データ作成方法について、図3を参照して説明する。本
部品データ作成方法は、視覚的に理解しやすい表示方法
により、オペレータの入力操作をより分かりやすくした
ものである。
【0021】図3において、オペレータが入力手段から
部品データの教示処理操作を指定することにより、パタ
ーン分類表示部2に電子部品の品種データが入力され
る。パターン分類表示部2はパターンデータ格納部4に
格納されている電子部品のパターンデータライブラリー
8から入力された品種データに対応するパターンデータ
を検索して、これをディスプレイ7上に表示する。
部品データの教示処理操作を指定することにより、パタ
ーン分類表示部2に電子部品の品種データが入力され
る。パターン分類表示部2はパターンデータ格納部4に
格納されている電子部品のパターンデータライブラリー
8から入力された品種データに対応するパターンデータ
を検索して、これをディスプレイ7上に表示する。
【0022】パターンデータ格納部4にパターンデータ
ライブラリー8として格納されたパターンデータA、パ
ターンデータB……は、図示するように実際の電子部品
の形状に類似させたパターン図形と、図形上で数値入力
の必要な部位の項目とが格納されており、パターン分類
表示部2が選択したパターン図形がディスプレイ7上に
表示されると、オペレータは画像上に指定された部位に
対応する数値を入力するだけでよい。
ライブラリー8として格納されたパターンデータA、パ
ターンデータB……は、図示するように実際の電子部品
の形状に類似させたパターン図形と、図形上で数値入力
の必要な部位の項目とが格納されており、パターン分類
表示部2が選択したパターン図形がディスプレイ7上に
表示されると、オペレータは画像上に指定された部位に
対応する数値を入力するだけでよい。
【0023】図3に示す状態は、パターン分類表示部2
がパターンデータ格納部4からパターンデータBを選択
して、これをディスプレイ7上に表示した例を示してお
り、図形による入力画面の表示では電子部品の品種によ
り存在しない項目や数値入力を待つことなく決定される
項目は表示されないので、オペレータは視覚的にも分か
りやすく、入力操作に迷いがなく正確に且つ簡単に入力
作業を実行することができる。
がパターンデータ格納部4からパターンデータBを選択
して、これをディスプレイ7上に表示した例を示してお
り、図形による入力画面の表示では電子部品の品種によ
り存在しない項目や数値入力を待つことなく決定される
項目は表示されないので、オペレータは視覚的にも分か
りやすく、入力操作に迷いがなく正確に且つ簡単に入力
作業を実行することができる。
【0024】上記第1及び第2の各実施形態による部品
データ作成方法により作成される部品データを用いて部
品認識装置が電子部品の形状や姿勢の良否判定を行う際
に、判定の許容値等を特に指定する必要がある場合に
は、これを検査オプションとして指定することができ
る。検査オプションが必要な電子部品には、その品種デ
ータに検査オプションを指定しておくことにより、ディ
スプレイ7上に入力項目と同時に検査オプションの指定
項目が表示される。
データ作成方法により作成される部品データを用いて部
品認識装置が電子部品の形状や姿勢の良否判定を行う際
に、判定の許容値等を特に指定する必要がある場合に
は、これを検査オプションとして指定することができ
る。検査オプションが必要な電子部品には、その品種デ
ータに検査オプションを指定しておくことにより、ディ
スプレイ7上に入力項目と同時に検査オプションの指定
項目が表示される。
【0025】図4は、第1の実施形態による部品データ
作成の工程に検査オプションの工程を付加した場合の処
理工程を示している。
作成の工程に検査オプションの工程を付加した場合の処
理工程を示している。
【0026】図4において、オペレータが入力手段から
部品データの教示処理操作を指定することにより、部品
認識装置内のパターン分類処理部9に電子部品の品種デ
ータが入力される。パターン分類処理部9はパターンデ
ータ格納部3にアクセスして格納されている電子部品の
パターンデータライブラリー6から品種データに対応す
るパターンデータを検索し、このパターンデータ番号を
画面表示部10に転送する。入力された品種データに検
査オプションが指定されている場合には、パターン分類
処理部9は同時に検査オプション格納部11にアクセス
して格納されている検査オプションライブラリー12か
ら指定された検査オプションを検索し、この検査オプシ
ョン番号を画面表示部10に転送する。
部品データの教示処理操作を指定することにより、部品
認識装置内のパターン分類処理部9に電子部品の品種デ
ータが入力される。パターン分類処理部9はパターンデ
ータ格納部3にアクセスして格納されている電子部品の
パターンデータライブラリー6から品種データに対応す
るパターンデータを検索し、このパターンデータ番号を
画面表示部10に転送する。入力された品種データに検
査オプションが指定されている場合には、パターン分類
処理部9は同時に検査オプション格納部11にアクセス
して格納されている検査オプションライブラリー12か
ら指定された検査オプションを検索し、この検査オプシ
ョン番号を画面表示部10に転送する。
【0027】画面表示部5はパターンデータ格納部3に
アクセスして、該当する番号のパターンデータからオペ
レータが入力すべき項目のみを抽出し、これをディスプ
レイ7上に表示する。
アクセスして、該当する番号のパターンデータからオペ
レータが入力すべき項目のみを抽出し、これをディスプ
レイ7上に表示する。
【0028】前記検査オプション格納部11には、各電
子部品に共通する各種検査オプションライブラリー12
が検査オプションA、検査オプションB……として格納
されており、画面表示部5は該当する番号の検査オプシ
ョンの項目を取り出し、これをディスプレイ7上に表示
する。この動作により、図4に示すようにディスプレイ
7上には、データ入力項目13と検査オプション項目1
4とが併せて表示されるので、オペレータは両者に対し
て、その電子部品に対応する数値を入力する。
子部品に共通する各種検査オプションライブラリー12
が検査オプションA、検査オプションB……として格納
されており、画面表示部5は該当する番号の検査オプシ
ョンの項目を取り出し、これをディスプレイ7上に表示
する。この動作により、図4に示すようにディスプレイ
7上には、データ入力項目13と検査オプション項目1
4とが併せて表示されるので、オペレータは両者に対し
て、その電子部品に対応する数値を入力する。
【0029】尚、検査オプションの指定は単数であって
も複数であってもよく、指定された項目数で表示させる
ことができる。また、第2の実施形態に示した図形表示
の方法に前記検査オプションの設定を付加することもで
きる。
も複数であってもよく、指定された項目数で表示させる
ことができる。また、第2の実施形態に示した図形表示
の方法に前記検査オプションの設定を付加することもで
きる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明の通り本発明によれば、部品
データを電子部品実装装置に教示する場合に、電子部品
の品種毎に数値入力が必要な項目のみが入力画面上に表
示されるので、オペレータの入力操作が簡略化されると
同時に入力操作の間違いも生じ難くなり、電子部品実装
装置における電子部品の認識動作が正確になされ、精度
の高い電子部品実装を行うことができる。
データを電子部品実装装置に教示する場合に、電子部品
の品種毎に数値入力が必要な項目のみが入力画面上に表
示されるので、オペレータの入力操作が簡略化されると
同時に入力操作の間違いも生じ難くなり、電子部品実装
装置における電子部品の認識動作が正確になされ、精度
の高い電子部品実装を行うことができる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る部品データ作成
の処理工程流れ図。
の処理工程流れ図。
【図2】第1の実施形態に係るパターンデータの例を示
すデータ内容図。
すデータ内容図。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る部品データ作成
の処理工程流れ図。
の処理工程流れ図。
【図4】第1の実施形態の部品データ作成の工程に検査
オプションの作成工程を付加した処理工程流れ図。
オプションの作成工程を付加した処理工程流れ図。
【図5】電子部品実装装置の構成例を示す斜視図。
【図6】従来の数値入力画面の例を示す入力画面図。
【図7】電子部品の数値入力が必要な部位を示す電子部
品パターン図。
品パターン図。
【図8】電子部品の数値入力が必要な部位を示す電子部
品パターン図。
品パターン図。
【符号の説明】 1、9 パターン分類処理部 2 パターン分類表示部 3、4 パターンデータ格納部 5、10 画面表示部 6、8 パターンデータライブラリー 11 検査オプション格納部 12 検査オプションライブラリー
フロントページの続き (72)発明者 森本 正通 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA02 AA11 CC03 CC04 EE02 EE03 EE24 EE37 FF05 FF07 FF24 FF26 FF28
Claims (3)
- 【請求項1】 電子部品を回路基板に装着する装着ヘッ
ドに保持された電子部品を撮像して得られた画像データ
を部品データに参照して電子部品及びその保持姿勢の認
識を行うために、予め前記部品データを作成して電子部
品実装装置に教示する電子部品実装装置における部品デ
ータ作成方法において、 回路基板に装着される各電子部品の外観パターンをパタ
ーン別に分類して、各パターン毎に数値指定の必要な部
位項目を抽出したパターンデータライブラリーを作成し
ておき、電子部品の品種毎に前記パターンデータライブ
ラリーから該当するパターンデータを取り出し、取り出
したパターンデータ中に設定された数値指定の必要な部
位項目がディスプレイ上に表示され、表示された部位項
目について所定の数値を入力することにより、電子部品
の品種毎の部品データが作成されて電子部品実装装置内
に登録されるようにしたことを特徴とする電子部品実装
装置における部品データ作成方法。 - 【請求項2】 パターンデータが、電子部品の外観パタ
ーンに類似する図形と、その図形上に設定された数値指
定の必要な部位項目とによる図形データとして作成さ
れ、この図形データがディスプレイ上に表示されるよう
にした請求項1記載の電子部品実装装置における部品デ
ータ作成方法。 - 【請求項3】 部品データに電子部品の品種に対応して
認識上で必要とする数値入力の必要なオプション項目を
指定する検査オプションを設定するために、各電子部品
に共通する各種の検査オプション項目を検査オプション
ライブラリーとして作成しておくと共に、各電子部品の
品種毎に必要なオプション指定を設定しておき、電子部
品の品種に前記オプション指定がある場合に、パターン
データの数値指定が必要な部位項目と共にオプション項
目がディスプレイ上に表示されるようにした請求項1又
は2記載の電子部品実装装置における部品データ作成方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10371615A JP2000196299A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 電子部品実装装置における部品デ―タ作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10371615A JP2000196299A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 電子部品実装装置における部品デ―タ作成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000196299A true JP2000196299A (ja) | 2000-07-14 |
Family
ID=18499012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10371615A Pending JP2000196299A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 電子部品実装装置における部品デ―タ作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000196299A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015019492A1 (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-12 | 富士機械製造株式会社 | 電子部品装着機が用いるデータを表示する装置 |
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JP2017183746A (ja) * | 2017-05-25 | 2017-10-05 | 富士機械製造株式会社 | 電子部品装着機が用いるデータを表示する装置 |
-
1998
- 1998-12-25 JP JP10371615A patent/JP2000196299A/ja active Pending
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