JP2768104B2 - 起泡剤を使用した機械式シールド掘進方法 - Google Patents

起泡剤を使用した機械式シールド掘進方法

Info

Publication number
JP2768104B2
JP2768104B2 JP4010396A JP1039692A JP2768104B2 JP 2768104 B2 JP2768104 B2 JP 2768104B2 JP 4010396 A JP4010396 A JP 4010396A JP 1039692 A JP1039692 A JP 1039692A JP 2768104 B2 JP2768104 B2 JP 2768104B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
earth pressure
foaming agent
face
pressure chamber
excavation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4010396A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05202693A (ja
Inventor
紀夫 藤原
吉也 羽生田
義明 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP4010396A priority Critical patent/JP2768104B2/ja
Priority to FR9202353A priority patent/FR2686649B1/fr
Priority to ES09200445A priority patent/ES2051629B1/es
Priority to ITPN920011A priority patent/IT1259203B/it
Priority to DE4206831A priority patent/DE4206831C2/de
Priority to GB9204864A priority patent/GB2263490B/en
Priority to NL9200434A priority patent/NL9200434A/nl
Publication of JPH05202693A publication Critical patent/JPH05202693A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2768104B2 publication Critical patent/JP2768104B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21DSHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
    • E21D9/00Tunnels or galleries, with or without linings; Methods or apparatus for making thereof; Layout of tunnels or galleries
    • E21D9/06Making by using a driving shield, i.e. advanced by pushing means bearing against the already placed lining
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21DSHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
    • E21D9/00Tunnels or galleries, with or without linings; Methods or apparatus for making thereof; Layout of tunnels or galleries
    • E21D9/06Making by using a driving shield, i.e. advanced by pushing means bearing against the already placed lining
    • E21D9/0642Making by using a driving shield, i.e. advanced by pushing means bearing against the already placed lining the shield having means for additional processing at the front end
    • E21D9/0678Adding additives, e.g. chemical compositions, to the slurry or the cuttings
    • E21D9/0685Foaming agents

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械式シールド掘進方
法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】機械式シールド掘進方法としては、従来
から一般に、回転駆動されるスクリューコンベアの開口
した先端がカッターヘッドと隔壁との間に画成される土
圧室内に挿入されたタイプの土圧シールド掘進機を使用
して、カッターヘッドにより掘削されたずりを土圧室内
に取り込んで土圧室内をずりで充満させ、次いで、スク
リューコンベアによってそのずりを外部へ排出すること
が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
方法では、滞水した砂質地盤あるいは砂礫地盤を掘進す
る場合、切羽面での掘削からずりの排出に至るまでの一
連の工程において、スクリューコンベア内での止水効果
があまり期待できず、土中水の流出が切羽の崩壊を誘起
することがあった。また、それを防止するためスクリュ
ーコンベアの排土口にバルブを取り付けて流出水を絞ろ
うとすると、土圧室内でアーチング現象が生じて排土不
能となったり、さらにカッターヘッドのトルク不足が生
じるなどの問題点があった。
【0004】また、粘性土地盤を掘進する場合には、カ
ッターヘッドや土圧室内壁に粘性土が付着してシールド
と周囲地盤との摩擦抵抗が大きくなり、掘進が困難にな
るという問題点があった。
【0005】このような問題点を解消して施工性を向上
させるため、従来より砂質地盤あるいは砂礫地盤につい
ては、ベントナイトその他の作泥土材を土圧室内に注入
することによって、砂質あるいは砂礫などの掘削ずりの
流動性を増大させると同時に止水性を高めるような工法
が採用されてきた。しかし、掘削ずりに流動性と止水性
とを付与するには、多量の作泥土材を注入しなければな
らず、そのため排出された掘削ずりの1次・2次処理が
必要になるなど、作業効率の点で問題を有していた。ま
た、粘性土地盤の掘進については、有効な対策が見出だ
されていなかった。
【0006】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、カッターヘッドと切羽との間の摩
擦を低減することが可能であるとともに、掘削ずりに流
動性と止水性とを付与して土圧室内でのアーチング現象
を防止し、しかも排出された掘削ずりの後処理が不要で
施工性が良好な機械式シールド掘進方法を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明は、機械式シールドの掘進方法において、
塩化ベンザルコニウム、あるいはドデシルトリメチルア
ンモニウムクロリドを含む起泡剤を含む液体を発泡させ
ることによって生じた気泡を切羽面および土圧室の少な
くともいずれか一方に供給する工程と、土圧室内に取り
込まれた掘削ずりと気泡とを撹拌混合することにより、
気泡を含んだ流動性と止水性とを有する掘削ずりを作成
する工程と、気泡を含んだ掘削ずりによって切羽の土圧
および地下水圧に対抗しながら切羽を掘削する工程と、
土圧室から掘削ずりを排出する工程とを備えたことを特
徴とする。
【0008】
【作用】前記の構成を有する本発明によれば、土圧シー
ルド掘進機のカッターヘッド前方の切羽面および土圧室
内の少なくともいずれか一方に、塩化ベンザルコニウ
ム、あるいはドデシルトリメチルアンモニウムクロリド
を含む起泡剤を発泡させて生じた気泡を供給することと
したので、カッターヘッドと切羽面との間の摩擦抵抗を
低減してカッタートルクの減少を図ることができる。ま
た、土圧室内で気泡を含んだ流動性および止水性に富む
掘削ずりを作成して、その土圧で切羽の土圧および地下
水圧に対抗し、土圧室内における掘削ずりのアーチング
現象を防止することが可能となる。また、気泡を含んだ
掘削ずりが土圧室内に充満し、次いでスクリューコンベ
ア内にスムーズに取り込まれて、スクリューコンベア内
の止水性を高めることができるので、施工能率が極めて
良好となる。加えて、スクリューコンベアから排出され
た掘削ずり中の気泡は、時間の経過とともに徐々に消滅
し、元の気泡を含まない掘削ずりに戻る性質を備えてい
るので、従来の多量のベントナイトその他の作泥土材を
含んだ掘削ずりと異なり、搬出後の掘削ずりに対する1
次・2次処理が不要である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例につき添付図面に基づ
いて説明する。図1に本発明の方法において用いられる
中空円筒形の土圧シールド掘進機の断面図を、図2にそ
の正面図を示す。この土圧シールド掘進機1は、その前
端部に掘削用のカッターヘッド2を備えている。カッタ
ーヘッド2はその背面で支持桁3によって支持され、伝
達機構4を介して駆動モータ5によって回転駆動され
る。カッターヘッド2の後方には隔壁6が設けられ、こ
の隔壁6とカッターヘッド2との間に土圧室7が画成さ
れている。符号8は図示しない駆動モータによって回転
駆動されるスクリューコンベアであり、その先端部は隔
壁6を貫通して土圧室7内にて開口している。なお、支
持桁3は、後述するように、撹拌羽根の機能をも有す
る。図2に示されているように、カッターヘッド2の前
面は3本のスポーク9から構成され、各スポークには複
数のカッタービッド19が固着されている。また各スポ
ーク9同士の間には掘削ずりを取り込むためのスリット
開口部10が形成されている。
【0010】隔壁6の後方には起泡剤を含む液体が収納
された貯液タンク11が設けられ、その前方に配された
注入ポンプ12によって発泡器13へタンク11内の液
体が任意の量供給される。発泡器13には、圧送された
起泡剤を含む液体を、コンプレッサ14からのエアによ
って発泡させて気泡を生成するための複数の抵抗体(図
示せず)が内蔵されている。生成された気泡は、供給管
15,16を経てそれぞれ切羽面および土圧室7へ送ら
れる。カッターヘッド2の前面に開口する供給管16か
らは、図示のように、供給管16に比して小径の供給分
岐管16aが途中で分岐してカッターヘッド2の周側部
2aに開口している。
【0011】図中、符号17はシールド推進ジャッキ
を、18はセグメントを、20はユニバーサルジョイン
トを、21はバルブをそれぞれ示す。
【0012】次に、本発明方法の実施要領について説明
する。まず、土圧シールド掘進機1は、その内部後方に
組み立てられたセグメント18に反力を取り、該掘進機
1に一端を固定されたシールド推進ジャッキ17により
切羽側に推進される。これと並行して、あらかじめ水で
任意の濃度に希釈されて貯液タンク11に収納されてい
る起泡剤が、注入ポンプ12によって発泡器13に圧送
される。起泡剤を含む液体は、発泡器13でその内蔵さ
れた複数の抵抗体により、コンプレッサ14からのエア
とともに撹拌され、シェービングフォーム状の緻密な気
泡に変えられて供給管15,16にそれぞれ圧送され
る。圧送された気泡は、供給管15の開口端部から土圧
室7内に向けて供給されるとともに、供給管16,16
aの開口端部からそれぞれ切羽面とカッターヘッド2の
周側部2aとに向けて供給される。これにより、カッタ
ーヘッド2の前面と切羽面との間、およびシールド掘進
機1のスキンプレートと周囲地盤との間の摩擦抵抗が低
減される。周囲地盤が粘性土からなる場合には、カッタ
ーヘッド2あるいはスキンプレートに対する粘性土の付
着が防止されるので、摩擦抵抗の低減はより顕著であ
る。
【0013】他方、回転するカッターヘッド2が切羽面
を掘削することによって生じたずりは、気泡とともにス
リット開口部10から土圧室7内へ流入する。土圧室7
内では、カッターヘッド2とともに回転する支持桁3に
よって掘削ずりと気泡とが混合撹拌され、流動性と止水
性とに富む、気泡を帯びた掘削ずりが作成される。土圧
室7内に充満した気泡を帯びた掘削ずりは、その土圧に
よって切羽の土圧および地下水圧に対抗しつつ土圧室7
内を移動し、スクリューコンベア8の開口部に取り込ま
れて土圧室7の外へ搬出される。スクリューコンベア8
から排出された気泡を帯びた掘削ずりは、ベルトコンベ
ア,トロッコ,圧送ポンプ,パイプラインなどの図示し
ない運搬手段により坑外へ搬出される。坑外に搬出され
た掘削ずり中の気泡は、時間の経過とともに徐々に消滅
し、掘削ずりは気泡が添加される前の状態に戻る。
【0014】泡剤としては、タンパク系の起泡剤,界
面活性剤などが好適である。タンパク系起泡剤の例とし
ては、毒性のない動物性加水分解タンパク質がある。こ
れは起泡作用に優れ、得られる気泡に安定性がある。界
面活性剤としては、例えばアニオン系界面活性剤である
高級アルキルエーテル硫酸エステル塩などがある。特に
ラウリルエーテル硫酸エステルナトリウムなどは起泡作
用に優れている。また、この他に、水溶性セルロースエ
ーテル等の水溶性高分子物質の水溶液を起泡剤として用
いてもよい。例えば水溶性高分子物質としてメチルセル
ロースと高吸水性樹脂との混合溶液が起泡剤として好適
である。
【0015】なお、特に気泡が消泡されやすい滞水礫地
盤の掘削に当たっては、起泡剤に高吸水性樹脂の水分散
液を添加することによって、強靭な膜を有する気泡が得
られる。
【0016】さらに、粘性土地盤の掘削に当たっては、
塩化ベンザルコニウム水溶液あるいはドデシルトリメチ
ルアンモニウムクロリド水溶液を用いるとよい。また、
これらの水溶液にメチルセルロース等の水溶性高分子物
質を添加した混合溶液を用いてもよい。
【0017】以上説明した実施例にあっては、注入ポン
プ12および発泡器13は作業者がシールドの掘進状況
に基づいて手動で制御するように構成されている。しか
しながら、シールド掘進機1に内蔵させたコンピュータ
により、気泡の注入量と注入圧力とを自動制御するよう
に構成することも可能である。
【0018】すなわち、シールドの掘進状況を把握する
ための入力として、シールド掘進機にカッタートルク検
出手段と土圧室7内の土圧検出手段とを設ける。これら
の検出手段からリアルタイムに送出されるカッタートル
クおよび土圧の実測値は、CPU,メモリ,入出力イン
ターフェイス等からなる制御手段に入力される。制御手
段では、あらかじめ前記メモリに格納されているプログ
ラムにしたがって、土圧室7内の掘削ずりを搬出するス
クリューコンベア8の回転速度の演算と、切羽面および
土圧室7内への気泡の注入量,注入圧力を制御するため
の注入ポンプ12と発泡器13の運転速度の演算とが行
われる。これらの演算結果に基づいて、スクリューコン
ベア8,注入ポンプ12および発泡器13は、出力イン
ターフェイスを介してカッタートルクと土圧とが適正値
を維持しつつ掘削が行われるように制御される。
【0019】
【発明の効果】以上実施例によって詳細に説明したよう
に、前記の構成を有する本発明によれば、土圧シールド
掘進機のカッターヘッド前方の切羽面および土圧室内の
少なくともいずれか一方に、塩化ベンザルコニウムある
いはドデシルトリメチルアンモニウムクロリドを含む
泡剤を発泡させて生じた気泡を供給することとしたの
で、カッターヘッドと切羽面との間の摩擦抵抗を低減し
てカッタートルクの減少を図ることができる。
【0020】また、土圧室内で気泡を含んだ流動性およ
び止水性に富む掘削ずりを作成して、その土圧で切羽の
土圧および地下水圧に対抗し、土圧室内における掘削ず
りのアーチング現象を防止することが可能となる。
【0021】さらに、気泡を含んだ掘削ずりが土圧室内
に充満し、次いでスクリューコンベア内にスムーズに取
り込まれて、スクリューコンベア内の止水性を高めるこ
とができるので、施工能率が極めて良好となる。
【0022】加えて、スクリューコンベアから排出され
た掘削ずり中の気泡は、時間の経過とともに徐々に消滅
し、元の気泡を含まない掘削ずりに戻る性質を備えてい
るので、従来の多量のベントナイトその他の作泥土材を
含んだ掘削ずりと異なり、搬出後の掘削ずりに対する1
次・2次処理が不要である等、種々の優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の実施に用いられる土圧シールド掘
進機の一例を示す断面図である。
【図2】図1に示す掘進機の正面図である。
【符号の説明】
1 土圧シールド掘進機 2 カッターヘッド 7 土圧室 8 スクリューコンベア 11 貯液タンク 13 発泡器 14 コンプレッサ 15,16 供給管 16a 供給分岐管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−163393(JP,A) 特開 昭62−206194(JP,A) 特開 昭59−213897(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E21D 9/06 301 E21D 9/12

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械式シールドの掘進方法において、塩化ベンザルコニウムを含む 起泡剤を含む液体を発泡さ
    せることによって生じた気泡を切羽面および土圧室の少
    なくともいずれか一方に供給する工程と、 土圧室内に取り込まれた掘削ずりと気泡とを撹拌混合す
    ることにより、気泡を含んだ流動性と止水性とを有する
    掘削ずりを作成する工程と、 気泡を含んだ掘削ずりによって切羽の土圧および地下水
    圧に対抗しながら切羽を掘削する工程と、 土圧室から掘削ずりを排出する工程と、 を備えた、起泡剤を使用した機械式シールド掘進方法。
  2. 【請求項2】 土圧シールド掘進機の掘進方法におい
    て、 あらかじめ貯液タンクに収納されている塩化ベンザルコ
    ニウムを含む起泡剤を含む液体を、コンプレッサから供
    給されるエアとともに発泡器で撹拌することによって生
    じた気泡を供給管を介してカッターヘッドの切羽面およ
    び土圧室の少なくともいずれか一方に供給する工程と、 カッターヘッドに形成されているスリット開口部から土
    圧室内に取り込まれた掘削ずりと気泡とを撹拌混合する
    ことにより、気泡を含んだ流動性と止水性とを有する掘
    削ずりを作成する工程と、 気泡を含んだ掘削ずりによって切羽の土圧および地下水
    圧に対抗しながらカッターヘッドによって切羽を掘削す
    る工程と、 スクリューコンベアによって土圧室から掘削ずりを排出
    する工程と、 を備えた、起泡剤を使用した機械式シールド掘進方法。
  3. 【請求項3】 機械式シールドの掘進方法において、 ドデシルトリメチルアンモニウムクロリドを含む起泡剤
    を含む液体を発泡させることによって生じた気泡を切羽
    面および土圧室の少なくともいずれか一方に供給する工
    程と、 土圧室内に取り込まれた掘削ずりと気泡とを撹拌混合す
    ることにより 気泡を含んだ流動性と止水性とを有する
    掘削ずりを作成する工程と、 気泡を含んだ掘削ずりによって切羽の土圧および地下水
    に対抗しながら切羽を 掘削する工程と、 土圧室から掘削ずりを排出する工程と、 を備えた、起泡剤を使用した機械式シールド掘進方法。
  4. 【請求項4】 土圧シールド掘進機の掘進方法におい
    て、 あらかじめ貯液タンクに収納されているドデシルトリメ
    チルアンモニウムクロリドを含む起泡剤を含む液体を、
    コンプレッサから供給されるエアとともに発泡器で撹拌
    することによって生じた気泡を供給管を介してカッター
    ヘッドの切羽面および土圧室の少なくともいずれか一方
    に供給する工程と、 カッターヘッドに形成されているスリット開口部から土
    圧室内に取り込まれた掘削ずりと気泡とを撹拌混合する
    ことにより、気泡を含んだ流動性と止水性とを有する掘
    削ずりを作成する工程と、 気泡を含んだ掘削ずりによって切羽の土圧および地下水
    圧に対抗しながらカッターヘッドによって切羽を掘削す
    る工程と、 スクリューコンベアによって土圧室から掘削ずりを排出
    する工程と、 を備えた、起泡剤を使用した機械式シールド掘進方法。
  5. 【請求項5】 前記起泡剤は水溶性高分子物質を含む、
    請求項1〜4のいずれかに記載の起泡剤を使用した機械
    式シールド掘進方法。
  6. 【請求項6】 前記水溶性高分子物質は水溶性セルロー
    スエーテルである、請求項5に記載の起泡剤を使用した
    機械式シールド掘進方法。
  7. 【請求項7】 前記水溶性セルロースエーテルはメチル
    セルロースである、請求項6に記載の起泡剤を使用した
    機械式シールド掘進方法。
  8. 【請求項8】 前記水溶性セルロースエーテルはエチル
    セルロースである、請求項6に記載の起泡剤を使用した
    機械式シールド掘進方法。
  9. 【請求項9】 前記起泡剤は高吸水性樹脂を含む、請求
    1〜4のいずれかに記載の起泡剤を使用した機械式シ
    ールド掘進方法。
  10. 【請求項10】 前記気泡を前記シールドの外周側部と
    周囲地盤との間に介在させるべく供給する工程を備え
    た、請求項1〜9のいずれかに記載の起泡剤を使用した
    機械式シールド掘進方法。
  11. 【請求項11】 前記気泡の供給量および供給圧力が、
    前記シールドに付設 された制御手段によって自動制御さ
    れる、請求項1〜10のいずれかに記載の起泡剤を使用
    した機械式シールド掘進方法。
JP4010396A 1992-01-23 1992-01-23 起泡剤を使用した機械式シールド掘進方法 Expired - Lifetime JP2768104B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4010396A JP2768104B2 (ja) 1992-01-23 1992-01-23 起泡剤を使用した機械式シールド掘進方法
ES09200445A ES2051629B1 (es) 1992-01-23 1992-02-28 Metodo de perforacion con escudo mecanico utilizando agente espumante.
ITPN920011A IT1259203B (it) 1992-01-23 1992-02-28 Metodo per guidare uno scudo meccanico usando un agente schiumugeno
FR9202353A FR2686649B1 (fr) 1992-01-23 1992-02-28 Procede de travail au bouclier mecanique utilisant un agent moussant.
DE4206831A DE4206831C2 (de) 1992-01-23 1992-03-04 Verfahren zum Stützen der Ortsbrust und des anstehenden Grundwassers bei einem Erddruckschild
GB9204864A GB2263490B (en) 1992-01-23 1992-03-06 Mechanical shield driving method using foaming agent
NL9200434A NL9200434A (nl) 1992-01-23 1992-03-09 Mechanische schild-voortdrijfwerkwijze met gebruikmaking van een schuimmiddel.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4010396A JP2768104B2 (ja) 1992-01-23 1992-01-23 起泡剤を使用した機械式シールド掘進方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05202693A JPH05202693A (ja) 1993-08-10
JP2768104B2 true JP2768104B2 (ja) 1998-06-25

Family

ID=11748972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4010396A Expired - Lifetime JP2768104B2 (ja) 1992-01-23 1992-01-23 起泡剤を使用した機械式シールド掘進方法

Country Status (7)

Country Link
JP (1) JP2768104B2 (ja)
DE (1) DE4206831C2 (ja)
ES (1) ES2051629B1 (ja)
FR (1) FR2686649B1 (ja)
GB (1) GB2263490B (ja)
IT (1) IT1259203B (ja)
NL (1) NL9200434A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009057367A1 (ja) 2007-11-02 2009-05-07 Waseda University 気泡安定液の調整方法と気泡掘削施工法
CN104453923A (zh) * 2014-10-21 2015-03-25 中南大学 一种以泡沫为添加剂的粘性地层土压平衡盾构渣土改良参数的选取方法
CN110814670A (zh) * 2019-12-17 2020-02-21 常熟市恒丰机械制造有限公司 一种盾构机刀盘的加工工艺

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2728298A1 (fr) * 1994-12-16 1996-06-21 Condat Sa Produit et procede pour la lubrification des surfaces metalliques d'un tunnelier a pression de terre
EP0735237A1 (en) * 1995-03-27 1996-10-02 Nissan Chemical Industries Ltd. Method for shield excavating soil layer
DE59711002D1 (de) * 1997-09-02 2003-12-18 Ricardo Bernasconi Verfahren zur Erstellung eines Tunnels
DE19752718C1 (de) * 1997-11-28 1999-04-29 Wayss & Freytag Ag Verfahren zum Austragen von Material aus einer Druckkammer und Fördereinrichtung
EP1092836A3 (de) * 1999-10-11 2003-11-26 Herrenknecht Aktiengesellschaft Bohrvorrichtung mit einem Schneidrad mit Hochdruckdüsen
JP2001342794A (ja) * 2000-06-01 2001-12-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd トンネル掘削機及び掘削方法
WO2002040819A2 (de) * 2000-11-14 2002-05-23 Alois Pichler Verfahren zum herstellen einer erdbohrung sowie vortriebsmaschine zur durchführung von erdbohrungen
JP4503346B2 (ja) * 2004-04-27 2010-07-14 花王株式会社 気泡シールド工法用起泡剤
JP4617909B2 (ja) * 2005-02-04 2011-01-26 株式会社大林組 シールド工法における添加材の注入方法
CN101812989B (zh) * 2009-12-28 2013-04-10 宏润建设集团股份有限公司 泡沫发生装置和泡沫发生方法
CN101812990B (zh) * 2010-03-05 2013-06-19 上海真砂隆福机械有限公司 加泥泡沫系统
JP5600288B2 (ja) * 2010-12-08 2014-10-01 株式会社奥村組 泥土圧シールド工法及び泥土圧シールド掘進機
JP2013002040A (ja) * 2011-06-13 2013-01-07 Kajima Corp 土砂処分方法
JP6050989B2 (ja) * 2011-09-05 2016-12-21 株式会社大林組 気泡シールド工法に用いられる低毒性の気泡材、及び、気泡シールド工法
JP2015063669A (ja) * 2013-08-27 2015-04-09 有限会社マグマ 地盤掘削注入材用組成物及び地盤掘削注入材並びにこれを用いた施工法
EP2910733B1 (de) * 2014-02-25 2018-03-21 MC-Bauchemie Müller GmbH & Co. KG Chemische Fabriken Schaumgenerator für eine Erddruckschild-Tunnelvortriebsmaschine und Verfahren zum Konditionieren abgetragenen Bodenmaterials als Stützmedium für ein Erddruckschild
JP6393044B2 (ja) * 2014-03-05 2018-09-19 大成建設株式会社 気泡シールド工法
CN104373131B (zh) * 2014-11-04 2016-11-23 中交第二航务工程局有限公司 一种利用土压平衡盾构机渣土保压泵送装置的施工方法
CN105041324A (zh) * 2015-06-12 2015-11-11 北京城建设计发展集团股份有限公司 一种富水风化不均板岩交互地层盾构掘进用渣土改良方法
CN105134227A (zh) * 2015-09-14 2015-12-09 徐工集团凯宫重工南京有限公司 一种泡沫喷嘴及盾构机泡沫系统
CN105697024B (zh) * 2016-03-10 2019-04-02 上海隧道工程有限公司 超大直径泥水气平衡盾构在软土地层中的换刀施工方法
JP6893803B2 (ja) * 2017-03-07 2021-06-23 花王株式会社 エーテル化セルロース繊維及び水を含有する組成物
JP2018193689A (ja) * 2017-05-12 2018-12-06 鹿島建設株式会社 気泡入り減摩材、気泡入り流動化材およびそれらの製造方法並びにシールド工法
CN108425681A (zh) * 2017-10-27 2018-08-21 宏润建设集团股份有限公司 一种气土联合平衡盾构机及其掌子面平衡控制方法
CN108343441A (zh) * 2017-12-21 2018-07-31 北方重工装备(沈阳)有限公司 一种用于土压平衡盾构机的辅助保压方法
JP6559846B2 (ja) * 2018-07-10 2019-08-14 大成建設株式会社 気泡シールド工法および起泡材水溶液
CN109026040A (zh) * 2018-08-03 2018-12-18 中国电建集团铁路建设有限公司 一种用于土压平衡盾构的同步双材料渣土改良系统
CN111305858B (zh) * 2020-03-15 2021-01-01 南宁中铁广发轨道装备有限公司 一种混模盾构机
CN111706339B (zh) * 2020-05-28 2021-11-23 北京城建中南土木工程集团有限公司 一种盾构出土防喷装置
CN112723809B (zh) * 2020-12-28 2022-04-19 中铁十局集团有限公司 一种硬岩盾构渣土固化制备道路基层材料的方法
CN113109245B (zh) * 2021-04-02 2022-08-19 中交一公局厦门工程有限公司 盾构渣土改良泡沫剂发泡倍率检测装置及检测方法
CN113202488A (zh) * 2021-05-14 2021-08-03 盾构及掘进技术国家重点实验室 一种提高土压平衡式隧道掘进机开挖面支护效果的装置及方法
CN113217000B (zh) * 2021-05-28 2022-06-24 安徽唐兴装备科技股份有限公司 一种高效的非开挖掘进装置及其挖掘隧道的方法
CN114033395B (zh) * 2021-10-28 2023-06-23 中交第二航务工程局有限公司 一种用于土压平衡式盾构机的防泥饼装置及方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0633716B2 (ja) * 1983-05-17 1994-05-02 株式会社青木建設 シ−ルド掘削装置
JPS6044423A (ja) * 1983-08-23 1985-03-09 Aoki Kensetsu:Kk 土の搬送方法
US4637882A (en) * 1983-12-16 1987-01-20 Exxon Research And Engineering Company Polyampholytes - high temperature viscosifiers for high ionic strength drilling fluids
JPS61101587A (ja) * 1984-10-22 1986-05-20 Tachibana Shokai:Kk 土圧系シ−ルド用添加材
JPS6219212A (ja) * 1985-07-17 1987-01-28 Kumagai Gumi Ltd 掘削土砂の処理方法
JPS62153382A (ja) * 1985-12-27 1987-07-08 Terunaito:Kk 懸濁液用起泡剤
JPS62206194A (ja) * 1986-03-04 1987-09-10 株式会社熊谷組 シ−ルド式トンネル掘進方法
DE3623553A1 (de) * 1986-07-12 1988-01-28 Hochtief Ag Hoch Tiefbauten Erddruckschild
JP2858749B2 (ja) * 1987-12-18 1999-02-17 株式会社大林組 密閉型加圧シールド工法
JPH0639875B2 (ja) * 1988-08-12 1994-05-25 日本国土開発株式会社 泥土圧シールド用添加材
JPH0635795B2 (ja) * 1988-11-01 1994-05-11 株式会社淺沼組 発泡固形体を使用した地中推進物の摩擦低減方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009057367A1 (ja) 2007-11-02 2009-05-07 Waseda University 気泡安定液の調整方法と気泡掘削施工法
CN104453923A (zh) * 2014-10-21 2015-03-25 中南大学 一种以泡沫为添加剂的粘性地层土压平衡盾构渣土改良参数的选取方法
CN110814670A (zh) * 2019-12-17 2020-02-21 常熟市恒丰机械制造有限公司 一种盾构机刀盘的加工工艺

Also Published As

Publication number Publication date
GB9204864D0 (en) 1992-04-22
ITPN920011A1 (it) 1993-08-28
ES2051629R (ja) 1996-06-01
IT1259203B (it) 1996-03-11
NL9200434A (nl) 1993-08-16
JPH05202693A (ja) 1993-08-10
FR2686649A1 (fr) 1993-07-30
GB2263490A (en) 1993-07-28
GB2263490B (en) 1995-08-23
ES2051629A2 (es) 1994-06-16
DE4206831A1 (de) 1993-07-29
DE4206831C2 (de) 1996-09-12
ITPN920011A0 (it) 1992-02-28
FR2686649B1 (fr) 1994-12-02
ES2051629B1 (es) 1997-01-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2768104B2 (ja) 起泡剤を使用した機械式シールド掘進方法
JPS5847560B2 (ja) 起泡剤を使用した土圧シ−ルド掘進方法
JP7455440B2 (ja) 密閉型シールド推進工法における推進停止時の切羽の崩壊防止方法
JPH0885940A (ja) 撹拌混合工法
JPS5939039B2 (ja) シ−ルド掘進方法およびその装置
JPH0410558B2 (ja)
JP3124368B2 (ja) 土圧シールド掘進工法
JPH0747088B2 (ja) 掘削ズリの消泡・解ゲル剤
JP2946110B2 (ja) 土質改良を行うためのシールド掘進機による土質改良方法
JPS6183800A (ja) 気泡混入ずりの処理方法
JPS6314923A (ja) 多軸掘削機による土砂の攪拌混合方法
JP2648490B2 (ja) 泥水加圧推進工法
JPH10169365A (ja) 軟弱土用シールド工法および掘削液添加剤
JPH0813471A (ja) 機械撹拌工法
JPH10183602A (ja) 地盤改良用セメントスラリーの気泡発生方法及び装置
JP3150298B2 (ja) トンネルの掘進方法およびシールド機
JP2530287B2 (ja) 泥水排土式撹拌掘進機
JPH0137560B2 (ja)
JP2003003791A (ja) シールド掘進機
JPS61137994A (ja) 土圧シ−ルド掘削工法
JPH0726883A (ja) シールド掘進機
JPH0711868A (ja) シールド掘削土の流動化方法
JPH0660560B2 (ja) 岩盤固結工法
JP2000336648A (ja) 長尺材の埋設若しくは打設工法
JPS6311520B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080806

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080806

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090806

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090806

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100806

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100806

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110806

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120806

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120806

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 14