JP2767129B2 - 高透過高拡散板 - Google Patents

高透過高拡散板

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正道 金子
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、照明カバー等の成形素材として好適に改良
され、特に永久的な耐ほこり付着性を有する光拡散板に
関する。
(従来の技術および課題) アクリル系の光拡散性樹脂は、優雅な感覚を与えるさ
まざまな成形品の成形素材として賞用され、特に照明カ
バー用素材として重用されている。これは、アクリル系
樹脂が高い光線透過率を保持しつつ、高い光拡散性を保
有するためである。
しかし、これらの用途に成形品が使用されている時
に、静電気が生じて帯電し、空気中のほこりが付着し
て、成形品の持つ高透過、高拡散性や優雅な外観を損ね
てしまうという問題点があった。
一方、その課題を補うために界面活性剤などを光拡散
板の表面に塗布するという方法があるが、これは一時的
には効果があるものの、容易に除去されるため永続性が
なく、そのため効果を維持することが煩雑であるという
問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、光拡散板のほこり付着性の改良につい
て鋭意研究し、その樹脂組成が特定の場合に、ほぼ永久
的にほこり付着性が防止できることを見出し、本発明を
完成するに至った。
すなわち、本発明は; (A)アクリル系樹脂70〜97重量%、 (B)(イ)カプロラクタム、(ロ)少なくとも1個
のイミド環を形成しうる芳香族トリカルボン酸、芳香族
テトラカルボン酸およびこれらの酸無水物の中から選ば
れた少なくとも1種および、(ハ)ポリオキシエチレン
グリコール50重量%以上を含有するポリオキシアルキレ
ングリコールから得られ、かつ ポリオキシアルキレングリコールセグメントの含有量
が40〜85重量%で、温度30℃における相対粘度が1.5以
上のポリアミドイミドエラストマー30〜3重量%を含有
する樹脂混合物100重量部に対して、 (C)該樹脂混合物と屈折率が0.01〜0.2異なり、か
つ平均粒子径が0.3〜300μである粒子を少なくとも1種
0.05〜30重量部を配合させてなる光拡散板を提供するも
のであり、また、 前記光拡散板において、その構成成分(A)、
(B)、(C)に対して、さらに (D)芳香族スルホン酸、アルキルスルホン酸、有機
カルボン酸、有機リン酸、これらのアルカリ金属塩及び
アルカリ土類金属塩の中から選ばれた少なくとも1種0.
01〜10重量部を配合させてなる光拡散板を提供するもの
である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において(A)成分のアクリル系樹脂として
は、例えばポリメタクリル酸メチル、ゴム強化ポリメタ
クリル酸メチル、メタクリル酸メチル−ブタジエン−ス
チレン共重合体、メタクリル酸メチル−アクリロニトリ
ル−ブタジエン−スチレン共重合体、およびメタクリル
酸メチル60重量%以上と他の共重合性ビニルモノマー40
重量%以下とを共重合させてなる重合体などが挙げら
れ、これらは1種用いてもよいし、2種以上を組合せて
用いてもよい。
また、前記共重合性ビニルモノマーとしては、例えば
メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル
酸シクロヘキシル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシル、スチレン、α−メ
チルスチレン、アクリロニトリル、アクリル酸、メタク
リル酸、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸などがあ
る。
本発明の(B)成分として用いられるポリアミドイミ
ドエラストマーは、(イ)カプロラクタム、(ロ)少な
くとも1個のイミド環を形成しうる芳香族トリカルボン
酸、芳香族テトラカルボン酸、およびこれらの酸無水物
の中から選ばれた少なくとも1種および、(ハ)ポリオ
キシエチレングリコール50重量%以上を含有するポリオ
キシアルキレングリコールから得られ、かつ(イ)成分
と(ロ)成分とからハードセグメントとなるポリアミド
イミドが得られ、これがソフトセグメントである(ハ)
成分のグリコールとエステル結合で連結されたマルチブ
ロック型の共重合体である。
(ロ)成分としては、アミノ基と反応して少なくとも
1つのイミド環を形成しうる芳香族トリカルボン酸や芳
香族テトラカルボン酸あるはこれらの酸無水物が用いら
れる。
該芳香族トリカルボン酸としては、具体的には、1,2,
4−トリメリット酸、1,2,5−ナフタレントリカルボン
酸、2,6,7−ナフタレントリカルボン酸、3,3′,4−ジフ
ェニルトリカルボン酸、ベンゾフェノン−3,3′,4−ト
リカルボン酸、ジフェニルスルホン−3,3′,4−トリカ
ルボン酸、ジフェニルエーテル−3,3′,4−トリカルボ
ン酸などが挙げられる。
また、芳香族テトラカルボン酸としては、具体的に
は、ピロメリット酸、ジフェニル−2,2′,3,3′−テト
ラカルボン酸、ベンゾフェノン−2,2′,3,3′−テトラ
カルボン酸、ジフェニルスルホン−2,2′,3,3′−テト
ラカルボン酸、ジフェニルエーテル−2,2′,3,3′−テ
トラカルボン酸などが挙げられる。これらの芳香族ポリ
カルボン酸やその酸無水物は、1種用いてもよいし、2
種以上を組合せて用いてもよく、また(ハ)成分のグリ
コールに対して実質上等モル、すなわち0.9〜1.1倍のモ
ルの範囲で用いられる。
ハードセグメントであるポリイミドは、該エラストマ
ーの耐熱性、強度、硬度や(A)成分のアクリル系樹脂
との親和性に関与するものである。
エラストマー中での該ポリアミドイミドセグメント含
量が15〜60重量%(即ち、ポリオキシアルキレングリコ
ールセグメントの含量が85〜40重量%)であることが必
要である。該含量が15重量%未満ではエラストマーの強
度が低くなり、(A)成分のアクリル系樹脂に混練した
とき、機械的物性が低くなるので好ましくないし、60重
量%を超えると親和性が悪くなったり、帯電防止効果が
低くなったりするので好ましくない。この中でも、透明
性の点かかハードセグメントの含量が35重量%以下が好
ましい。
また、ハードセグメントのポリアミドイミドの数平均
分子量は500〜3,000、好ましくは500〜2,000の範囲が望
ましい。この数平均分子量が500未満では融点が低くな
って耐熱性が低下するし、3,000を越えると(A)成分
のアクリル系樹脂との親和性が低くなるので好ましくな
い。
該ポリアミドイミドエラストマー中の(ハ)成分とし
ては、ポリオキシエチレングリコール50重量%以上を含
有するポリオキシアルキレングリコールが用いられる。
即ち、ポリオキシエチレングリコールを単独で用いても
よいし、ポリオキシエチレングリコール50重量%以上を
含有するポリオキシエチレングリコールと他のポリオキ
シアルキレングリコールとの混合物を用いてもよい。
使用するポリオキシエチレングリコールの数平均分子
量は特に制限はないが、500〜5,000の範囲にあることが
好ましい。この数平均分子量が500より小さいとエラス
トマーの組成にもよるが融点が低くなったりして耐熱性
が不足する恐れがあるし、5,000を越えると強靭なエラ
ストマーが得られにくくなり、(A)成分のアクリル系
樹脂に混練した場合、衝撃強度や剛性の低下などが生じ
ることがあるので好ましくない。
ポリオキシエチレングリコールと併用することのでき
るポリオキシアルキレングリコールとしては、グリコー
ル成分の50重量%未満で数平均分子量が500〜5,000のポ
リオキシテトラメチレングリコール、ポリオキシプロピ
レングリコールなどを用いることができる。
変性ポリオキシテトラメチレングリコールとしては、
通常のポリオキシテトラメチレングリコールの−(C
H2−O−の一部を−R−O−で置き換えたものが挙
げられる。ここで、Rは炭素数2〜10のアルキレン基で
あり、具体的にはエチレン基、1,2−プロピレン基、1,3
−プロピレン基、2−メチル−1,3−プロピレン基、2,2
−ジメチル−1,3−プロピレン基、ペンタメチレン基、
ヘキサメチレン基などが好ましく挙げられる。変性量に
ついては特に制限はないが、通常3〜50重量%の範囲で
選ばれる。また、この変性量や前記アルキレン基の種類
は、光拡散板に要求される特性に応じて適宜選択され
る。
この変性ポリオキシテトラメチレングリコールは、例
えばヘテロポリ酸を触媒とするテトラヒドロフランとジ
オールまたはジオールの縮合物である環状エーテルとブ
タンジオールとの共重合などによって製造することがで
きる。
本発明の(B)成分のポリアミドイミドエラストマー
の製造法に関しては、均質なアミドイミドエラストマー
が製造できる方法であれば特に制限はない。その製造の
際にエステル化触媒を重合促進剤として利用できる。ま
た、ポリアミドエラストマーの熱安定性を高めるため
に、耐熱老化防止剤および酸化防止剤などの安定剤を添
加してもよい。これらは重合中あるいは重合後など、い
ずれの段階で添加してもよい。
該ポリアミドイミドエラストマーの重合度は必要に応
じて任意に変えることができるが、該エラストマーの濃
度が0.5wt/vol%のメタクレゾールの溶液中の温度30℃
で測定した相対粘度が1.5以上であることが必要であ
る。この相対粘度が1.5未満では機械的物性に劣り、ア
クリル系樹脂と混練した場合に機械的物性が不足する恐
れがある。この中で好ましい相対粘度は1.6以上であ
る。
本発明において(A)成分のアクリル系樹脂と(B)
成分のポリアミドイミドエラストマーの配合割合につい
ては、(A)成分の配合量が70〜97重量%で、(B)成
分の配合量が30〜3重量%になるようにしなければなら
ない。(B)成分の配合量が3重量%未満では十分な帯
電防止効果が得られないし、30重量%を越えると剛性が
低下してしまう。
本発明において光拡散性を付与するための(C)成分
として、(A)成分と(B)成分の樹脂混合物と屈折率
が0.01〜0.2異なり、かつ平均粒径が0.3〜300μである
粒子を少なくとも一種、該樹脂混合物100重量部に対し
て、0.05〜30重量部配合させる。
光拡散板の用途や要求性能に応じて(C)成分は、選
択できる。
例えば、無機系としては、炭酸カルシウム、硫酸バリ
ウム、酸化チタン、二酸化珪素、フッ化カルシウム、タ
ルク、ガラスビーズ等があり、有機系としては、スチレ
ン系樹脂、メチルメタクリルレート/アクリル酸エステ
ル/芳香族ビニルモノマーを主成分とする架橋ポリマー
等があり、いずれも単独もしくは2種以上の組合せで利
用できる。
本発明においての帯電防止効果をさらに上げるため
に、(D)成分として、ドデシルベンゼンスルホン酸,p
−トルエンスルホン酸、ドデシルジフェニルエーテルジ
スルホン酸、ナフタリンスルホン酸、ナフタリンスルホ
ン酸とホルマリンの縮合物などの芳香族スルホン酸;ラ
ウリルスルホン酸のようなアルキルスルホン酸;ステア
リン酸、ラウリル酸、ポリアクリル酸などの有機カルボ
ン酸;亜リン酸ジフェニル、リン酸ジフェニルなどの有
機リン酸およびこれらのアルカリ金属塩やアルカリ土類
金属塩の中から選ばれた少なくとも1種を用いることが
できる。これらの中で、アルカリ金属塩が好ましく、特
にナトリウム塩およびカリウム塩が好ましい。また、こ
の(D)成分の配合量は、(A)成分のアクリル系樹脂
と(B)成分のポリアミドイミドエラストマーとの合計
量100重量部に対して、0.01〜10重量部、好ましくは0.1
〜10重量部の範囲で選ばれる。この配合量が0.01重量部
未満ではその使用効果が十分に発揮されないし、10重量
部を超えると剛性が低下したり、成形後の表面の肌荒れ
が生じてしまう。
本発明の光拡散板の製造法については、特に制限はな
いが、(A)成分と(B)成分をそれぞれに重合し、そ
の後(C)成分を配合し、押出機などで板状化する方法
がある。
また、本発明の光拡散板には、その物性を損なわない
範囲において、他の成分、例えば顔料、染料、熱安定
剤、酸化防止剤、離型剤、改質用樹脂又はゴムなどを任
意の過程において含有させることができる。
また、本発明の光拡散板は、照明器具、機器銘版、家
電製品、OA機器などの各種部品における静電気帯電を防
止しうる材料として、好適に使用できるものである。
本発明を下記の実施例により具体的に説明するが、こ
れらは本発明の範囲を制限しない。
(実施例1〜6および比較例1〜3) (1)ポリアミドイミドエラストマーおよびポリアミド
エラストマーの製造: 撹拌機、窒素導入口および留去管を取り付けた500ml
のセパラブルフラスコにポリオキシエチレングリコール
(数平均分子量2,010)134g、無水トリメリット酸13.0
g、カプロラクタム85.4gおよびペンタエリスリチル−テ
トラキス−〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオネート〕とトリス(2,4−ジ−
t−ブチルフェニル)ホスファイトの1:1ブレンド品
(商品名:イルガノックスB225)0.4gを仕込み、100℃
でかき混ぜながら30分間1Torr以下に減圧して脱水し
た。その後、窒素を60ml/分で流しながら260℃に昇温
し、4時間重合を行った後、同温度で徐々に減圧して未
反応のカプロラクタムを系外に留去した。
次に、テトラブチルチタネート0.4gを添加し、1Torr
に減圧し、7時間重合して淡黄色透明のエラストマーを
得た。
このエラストマーは、ポリオキシエチレングリコール
セグメントの含有量が67重量%であり、メタクレゾール
中30℃、0.5wt/vol%の条件で相対粘度を測定したとこ
ろ2.25であった。
また、同様にして第1表に示す組成のポリアミドイミ
ドエラストマーおよびポリアミドエラストマーを製造
し、同様の測定を行った。
(2)光拡散剤(有機架橋ポリマー粒子)の製造: 撹拌器、還流冷却器、窒素ガス導入口などのついた反
応容器に次の化合物を仕込んだ。
メタクリル酸メチル 42重量部 メタクリル酸ブチル 33重量部 スチレン 25重量部 メタクリル酸アリル 1.5重量部 t−ドデシルメルカプタン 0.3重量部 アゾビスイソブチロニトリル 0.5重量部 ポリビニルアルコール 3.0重量部 水 200重量部 容器内を十分に窒素ガスで置換した後、上記化合物の
混合物を十分に撹拌しながら70℃まで加熱し、窒素ガス
中で重合を進めた。4時間後に90℃まで昇温し、90℃に
1時間保持して重合を完了させた。重合終了後、脱水、
水洗、乾燥して粒状ビーズを得た。得られたビーズを篩
別し、平均粒径35μの有機架橋ポリマー粒子を得た。
(3)光拡散板の製造 第1表に示すようにアクリル樹脂(旭化成工業製デル
ペット80N)、エラストマー、光拡散剤を所定の割合で
押出機で加熱混練後(樹脂温度250℃)、ダイスから出
た溶融樹脂をロール間に通し、冷却して850×650×3mm
の光拡散板を得た。
(4)評価 気温23℃湿度50%の雰囲気中に6週間放置した試験用
の光拡散板の面をガーゼで20回こすり、その直後に乾い
たタバコの灰を5cmに近づけて、光拡散板の面の灰の付
着の有無を調べた。
(5)結果 実施例1〜6はタバコの灰の付着が全く見られる、永
久的に良好な耐ほこり性を有する、高透過高拡散の光拡
散板となった。
(発明の効果) 本発明においては、アクリル系重合体に特定のポリア
ミドイミドエラストマーと有機又は無機系拡散剤と特定
の界面活性剤とを含む特定組成としたので、永久的に耐
ほこり付着性を有する高透過、高拡散の光拡散板が得ら
れる効果がある。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G02B 5/02 G02B 5/02 B //(C08L 33/06 79:08) (56)参考文献 特開 平2−255753(JP,A) 特開 平3−24144(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 33/00 - 33/16 C08K 5/42,5/51 - 5/523 F21V 3/04 G02B 5/02,1/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)アクリル系樹脂70〜97重量%、 (B)(イ)カプロラクタム、(ロ)少なくとも1個の
    イミド環を形成しうる芳香族トリカルボン酸、芳香族テ
    トラカルボン酸およびこれらの酸無水物の中から選ばれ
    た少なくとも1種および、(ハ)ポリオキシエチレング
    リコール50重量%以上を含有するポリオキシアルキレン
    グリコールから得られ、かつ ポリオキシアルキレングリコールセグメントの含有量が
    40〜85重量%で、温度30℃における相対粘度が1.5以上
    のポリアミドイミドエラストマー30〜3重量%を含有す
    る樹脂混合物100重量部に対して、 (C)該樹脂混合物と屈折率が0.01〜0.2異なり、かつ
    平均粒子径が0.3〜300μである粒子を少なくとも1種0.
    05〜30重量部を配合させてなる光拡散板。
  2. 【請求項2】(A)アクリル系樹脂70〜97重量%、及び (B)(イ)カプロラクタム、(ロ)少なくとも1個の
    イミド環を形成しうる芳香族トリカルボン酸、芳香族テ
    トラカルボン酸およびこれらの酸無水物の中から選ばれ
    た少なくとも1種および、(ハ)ポリオキシエチレング
    リコール50重量%以上を含有するポリオキシアルキレン
    グリコールから得られ、かつ ポリオキシアルキレングリコールセグメントの含有量が
    40〜85重量%で、温度30℃における相対粘度が1.5以上
    のポリアミドイミドエラストマー30〜3重量%を含有す
    る樹脂混合物100重量部に対して、 (C)該樹脂混合物と屈折率が0.01〜0.2異なり、かつ
    平均粒子径が0.3〜300μである粒子を少なくとも1種0.
    05〜30重量部及び さらに、(D)芳香族スルホン酸、アルキルスルホン
    酸、有機カルボン酸、有機リン酸、これらのアルカリ金
    属塩及びアルカリ土類金属塩の中から選ばれた少なくと
    も1種0.01〜10重量部を配合させてなる光拡散板。
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