JP2763559B2 - 切断機におけるワーク搬入装置 - Google Patents

切断機におけるワーク搬入装置

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JP2763559B2
JP2763559B2 JP63293576A JP29357688A JP2763559B2 JP 2763559 B2 JP2763559 B2 JP 2763559B2 JP 63293576 A JP63293576 A JP 63293576A JP 29357688 A JP29357688 A JP 29357688A JP 2763559 B2 JP2763559 B2 JP 2763559B2
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、帯鋸盤などの切断機にワークを自動的に
搬入するワーク搬入装置に関する。
(従来の技術) 従来、切断機としての帯鋸盤にワークを搬入するワー
ク搬入装置としては種々のものが知られている。例えば
帯鋸盤にワークを搬入する搬入ローラコンベヤに対し
て、ワークをこの搬入ローラコンベヤ上に供給するため
搬入ローラコンベヤの一側に平行なあるいは傾斜したワ
ーク供給コンベヤを設けたものや、搬入ローラコンベヤ
の一側にワーク供給コンベヤを、搬入ローラコンベヤの
他側にワークを搬出する落下タイプの搬出台を設けたも
のがある。
(発明が解決しようとする課題) ところで、前述した従来技術のうち、前者のものは同
一形状、大きさのワークに対応できると共に、ワークを
ワーク供給コンベヤに戻し入れすることができないとい
う欠点を有している。
また、後者のものはワークを切断しなくなった場合に
はワークを搬出台に送り出すことができるが、戻し入れ
をする場合には例えばワークを吊り上げてやらなければ
ならず、ワークにワイヤをかけてワークを吊り上げるの
が大変面倒であった。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、切断機
に対して長尺のワークを搬入するための複数のローラを
正逆回転可能に備えた搬入ローラコンベヤを、前記切断
機の後方に配置して設け、上記搬入ローラコンベヤの延
伸方向である前後方向に対して交差する左右方向に延伸
した複数のワーク供給コンベヤを、前記搬入ローラコン
ベヤの左右両側方においてワークを支持すべく前記搬入
ローラコンベヤの左右両側方に亘って延伸して設けると
共に正逆回転可能に設け、前記ワーク供給コンベヤに対
して前記搬入ローラコンベヤを相対的に上下動可能に設
けると共に、前記切断機から前記搬入ローラコンベヤ上
に戻された残材を、前記ワーク供給コンベヤによって前
記搬入ローラコンベヤの左右方向の適宜一方へ移送可能
に構成してなるものである。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第11図には切断機としての横型帯鋸盤におけるライン
の全体斜視図概略図が示されている。第11図において、
横型帯鋸盤1の後方には横型帯鋸盤1で切断加工を行な
うためワークを搬入するワーク搬入装置3が設けられて
いる。また、横型帯鋸盤1の前方には横型帯鋸盤1で切
断加工を行なったワーク(製品)を搬出するワーク搬出
装置5が設けられている。
横型帯鋸盤1におけるベッド7上にはワークWに切断
加工を行なう走行自在な鋸刃Bを備えた鋸刃ハウジング
9が揺動自在に設けられている。しかも、前記ベッド7
の後方には送材バイス用のベッド11が設けられており、
このベッド11上には前後動自在な送材バイス(図示装
置)が設けられている。また前記ベッド7の前部にはワ
ークWを挾持固定する本体バイス(図示装置)が設けら
れている。
上記構成により、送材バイスにより送材されたワーク
Wは本体バイスで挾持固定され、鋸刃ハウジング9を上
方から下方へ向けて下降せしめることにより、走行自在
な鋸刃Bで切断加工されることになる。なお、横型帯鋸
盤1の詳細な具体的構造はすでに公知のものを採用して
いるから、詳細な説明を省略する。
前記送材バイス用のベッド11の後方には前記ワーク搬
入装置3が設けられており、このワーク搬入装置3にお
けるほぼ中央部の前後方向には、複数の適宜な間隔で回
転自在にローラ13を備えた搬入ローラコンベヤ15が延設
されている。
この搬入ローラコンベヤ15の各ローラ13間には複数の
ワーク供給コンベヤ17が設けられている。ワーク供給コ
ンベヤ17は第11図に示されているように例えば3ブロッ
クに分けられており、各ブロックはフレーム19上に設け
られている。
前記ベッド11側から第1,第2,第3ブロックのワーク供
給コンベヤ17A,17B,17Cが設けられており、第1ブロッ
クのワーク供給コンベヤ17Aには3ヶのワーク供給コン
ベヤ17が前後方向へ適宜間隔で、第2ブロック,第3ブ
ロックのワーク供給コンベヤ17B,17Cには2ヶのワーク
供給コンベヤ17が前後方向へ適宜な間隔で設けられてい
る。
各ワーク供給コンベヤ17の長手方向には適宜な間隔で
ワークWを区切って載置する支持バー21が設けられてい
る。この支持バー21間には各種の形状、大きさのワーク
Wがクレーンなどにより上方から載せられる。
第1ブロック,第2ブロックのワーク供給コンベヤ17
におけるフレーム19の複数の支柱23は、ワークWがワー
ク供給コンベヤ17から落下しないための役目を果してい
る。
前記ワーク搬出装置5におけるほぼ中央部の前後方向
にはワーク支持テーブル25が延設されている。このワー
ク支持テーブル25を境にしてワーク(製品)を載置する
製品棚27A,27Bが傾斜して設けられている。この製品棚2
7A,27Bには前後方向へ適宜な間隔で仕切板29が取付けら
れており、この仕切板29の下方部の空間には各仕切板29
から落下した小物のワーク(製品)を収納する製品バケ
ット31が複数引出すことができるようになっている。
前記製品棚27Bのフレーム33上には前後方向へ延伸し
たガイド装置35が設けられており、このガイド装置35に
は前後方向(X軸方向)、左右方向(Y軸方向)および
上下方向(Z軸方向)へ移動自在なフロントバイス37が
設けられている。
すなわち、フロントバイス37自体にはX軸用モータ3
9,Y軸用シリンダ41,Z軸用シリンダ43が設けられてお
り、X軸用モータ39を駆動せしめると、ラックとピニオ
ンなどの伝達部材を介してフロントバイス37はガイド装
置35のガイド45に案内されてX軸方向へ移動される。ま
た、フロントバイス37はY軸用シリンダ41を作動せしめ
るとY軸方向へ、Z軸用シリンダ43を作動せしめるとZ
軸方向へ移動されることになる。
上記構成により、横型帯鋸盤1で切断加工されたワー
クW(製品)はフロントバイス37によって挾持され、そ
の状態でZ軸用シリンダ43によりZ軸方向の上方へ持ち
上げられる。次いでフロントバイス37をX軸用モータ39
によりX軸方向の左方へ移動せしめると共に、Y軸用シ
リンダ41によりY軸方向へ移動せしめる。さらにZ軸用
シリンダ43でZ軸方向の下方へ下降せしめることによっ
て、フロントバイス37に挾持されたワークW(製品)は
小物の場合には製品バケット31に落下して収納されると
共に、大物の場合には製品棚27A又は27B上に搬出され
る。
第9図は第11図における平面図、第10図は第9図にお
けるX−X線に沿った断面図である。第9図および第10
図において、前記ワーク搬入装置3における搬入ローラ
コンベヤ15の複数のローラ13は例えばチェーンなどによ
り連動連結されており、しかも図示省略の駆動装置によ
り正逆転自在となっている。また、各ワーク供給コンベ
ヤ17はシャフト47で連結されており、シャフト47にはス
プロケット49,プーリ51が装着されている。一方、フレ
ーム19における第10図の下側には駆動モータ53が設けら
れており、この駆動モータ53の出力軸55にはプーリ57が
装着されている。前記プーリ51とプーリ57とにはベルト
59が巻回されている。一方、各ワーク供給コンベヤ17に
おける他側の従動シャフト61には各ブロック毎にスプロ
ケット63が装着されている。前記スプロケット49とスプ
ロケット63とにはコンベヤチェーン65が巻回されてい
る。
上記構成により、駆動モータ53を駆動させると、出力
軸55,プーリ57,ベルト59を介してプーリ51が回転され
る。プーリ51が回転すると、シャフト47を介してスプロ
ケット49が回転される。スプロケット49とスプロケット
63にはコンベヤチェーン65が巻回されているから、各搬
入ローラコンベヤ17は同一方向へ回転されることにな
る。而して、駆動モータ53を正逆転せしめることによっ
て、各搬入ローラコンベヤ17は正逆転されることにな
る。
前記搬入ローラコンベヤ15と各ワーク供給コンベヤ17
とは相対的に上下動自在に設けられている。
例えば、ワーク供給コンベヤ17に対して搬入ローラコ
ンベヤ15が上下動される。すなわち、第1図および第2
図に示されているように、各ローラ13を回転自在に支承
された支持テーブル67の下部にはフレーム69Aと複数の
フレーム69Bが一体的に設けられ、このフレーム69A,69B
は例えば床面上に敷設された支持プレート71上に支持さ
れている。
前記支持テーブル67における下部の一部第1図におい
て右端にはブラケット73が一体的に取付けられており、
このブラケット73にはピン75を介して流体シリンダ77が
揺動自在に枢支されている。この流体シリンダ77の先端
にはピストンロッド79が第1図において左右方向へ伸縮
自在に装着されており、ピストンロッド79の先端はアー
ム部材81の一端部に取付けられている。このアーム部材
81の他端部はピン83でコ字状のレバー85の先端部85Aに
枢支されている。
このレバー85はピン87でフレーム69Aに回動自在に装
着されている。また、レバー85における両先端部にはロ
ーラ89が支承されている。
一方、複数のフレーム69Bには、前記フレーム69Aに枢
支されたピン87とほぼ同じ高さにピン91でコ字形状のレ
バー93が回動自在に装着されている。このレバー93にお
ける両先端部にはローラ95が支承されている。
前記レーバ85,レバー93にはそれぞれ支持バー97,99が
取付けられており、しかも、この支持バー97,99にはU
字形状の支持ブラケット101,103が設けられており、こ
の支持ブラケット101と103とは連結バー105で連結され
ている。
上記構成により、第1図および第2図の状態は搬入ロ
ーラコンベヤ15のローラ13表面がワーク供給コンベヤ17
より上昇された状態である。この状態においてはワーク
供給コンベヤ17から搬入ローラコンベヤ15のローラ13上
に供給されたワークWが横型帯鋸盤1へ送材されること
になる。
また、第1図および第2図において、流体シリンダ77
を作動させて、ピストンロッド79を縮めると、アーム部
材81を介してピン83が2点鎖線で示したごとき位置に移
動する。ピン83が2点鎖線で示したごとき位置に移動す
ると、レバー85がピン87を支点として時計方向廻りに回
動してローラ89が支持プレート71から離れて2点鎖線で
示した位置へ上昇する。
レバー93は連結バー105でレバー85に連結されている
から、レバー93の先端部に支承されたローラ95も支持プ
レート71から離れて上昇する。この状態になると、支持
テーブル67が自重により徐々に下降して各ローラ13の表
面はワーク供給コンベヤ17より下方へ没する。
したがって、第9図における搬入ローラコンベヤ15を
境にしてワーク供給コンベヤ17の下方側を搬入側17Aと
し、上方側を戻し入れ側17Bとすれば、搬入側17Aにおけ
る各支持バー21間に載置されたワークWはワーク供給コ
ンベヤ17を第9図において下方から上方へ向けて移動せ
しめることにより搬入側17Aから戻し入れ側17Bへ送り出
すことができる。また、ワーク供給コンベヤ17を第9図
において上方から下方へ向けて移動せしめることによ
り、戻し入れ側17Bから搬入側17AへワークWを戻すこと
ができる。また、搬入ローラコンベヤ15でワークWを横
型帯鋸盤1へ送り、切断加工を行なった後、残材が残っ
た場合には搬入ローラコンベヤ15を逆転せしめてワーク
搬入装置3側へ戻し、次いで戻し入れ側17Bのワーク供
給コンベヤ17に戻して待機させることができる。したが
って、残材を再度切断加工を行なう場合には、戻し入れ
側17Bからワーク供給コンベヤ17を逆転せしめて搬入ロ
ーラコンベヤ15上に載せて、横型帯鋸盤1側へ送材する
ことができる。而して、ワークWの長さや個数に関係な
く種々なワークWに対してフレキシブルに対応すること
ができる。
搬入ローラコンベヤ15に対してワーク供給コンベヤ17
を上下動せしめて対応させることも可能である。すなわ
ち、第3図において、搬入ローラコンベヤ13部分におけ
る各ワーク供給コンベヤ17のコンベヤチェーン65には適
宜な間隔にてコンベヤローラ107の軸心がバー109を介し
て支承されている。コンベヤローラ107の各軸心はアー
ム部材111で一体化されている。このアーム部材111には
支持ブロック113が取付けられており、この支持ブロッ
ク113には支持プレート115を介して前記支持バー21が取
付けられている。したがって、支持バー21間には切断す
べきワークWが支承される。
前記ワーク供給コンベヤ17におけるコンベヤチェーン
65の下方にはワーク供給コンベヤ17を上下動せしめる作
動装置117が設けられている。すなわち、作動装置117に
おける流体シリンダ119はピン121を介して図示省略のフ
レームに支承されている。流体シリンダ119には上下動
自在なピストンロッド123が装着されており、このピス
トンロッド123の先端はピン125で揺動アーム127の一端
部に取付けられている。この揺動アーム127の他端部は
ピン129で揺動自在に枢支されている。
上記構成により、作動装置117における流体シリンダ1
19を作動せしめてピストンロッド123を上昇させると、
揺動アーム127がピン129を支点として上昇する。その結
果、揺動アーム127の上昇により、ワーク供給コンベヤ1
7自体が持ち上げられる。而して、ワーク供給コンベヤ1
7は前記搬入ローラコンベヤ15よりも上昇する。したが
って、この場合において、第1図および第2図に説明し
たと同様の効果を奏する。
再び、第9図を参照するに、前記搬入ローラコンベヤ
15におけるローラ13を回転自在に支承した支持テーブル
67にあって、ワーク供給コンベヤ17の搬入側17Aには適
宜な位置に複数の出没自在な位置決めピン131が設けら
れている。これに対して、前記ローラ13間には複数の幅
寄せ装置133が設けられている。
この幅寄せ装置133の具体的な構造が第4図,第5図
および第6図に示されている。すなわち、第4図,第5
図および第6図において、幅寄せ装置133におけるガイ
ド部材135がローラ13間で左右方向(第4図において上
下方向)へ延伸して設けられている。このガイド部材13
5には左右方向へ移動可能な移動ブロック137が嵌合され
ている。この移動ブロック137内には上下動自在な幅寄
せピン139が装着されている。しかも移動ブロック137に
おける第5図において右側下端部にはチェーン141が支
承されており、このチェーン141には図示省略のスプロ
ケットが巻回されており、このスプロケットは駆動モー
タによって回転される。
上記構成により、駆動モータを駆動せしめると、スプ
ロケットが回転される。スプロケットが回転されること
によりチェーン141を介して移動ブロック137がガイド部
材135に案内されて左右方向に移動されることになる。
前記幅寄せピン139の下端部には第6図に示すよう
に、円周溝143が形成されていると共に、前記移動ブロ
ック137の下端部には幅寄せピン139が落下しないための
バネ145が取付けられていて、バネ145の先端が前記円周
溝143内にあった幅寄せピン139を支えている。
前記幅寄せ装置133の待機位置(ワーク供給コンベヤ1
7の戻し入れ側17Bの下方位置)には、第6図に示される
ように、幅寄せピン139を上下動せしめる流体シリンダ
が設けられており、この流体シリンダには上下動自在な
ピストンロッド147が装着されている。このピストンロ
ッド147の先端部には前記円周溝143に係合するコ字形状
の係合部材149がねじなどで取付けられている。したが
って、待機位置では円周溝143に係合部材149が係合され
るから、流体シリンダを作動せしめることによりピスト
ンロッド147が下降する。その結果、幅寄せピン139が下
降して前記ローラ13より下方に没して待機されることに
なる。
ワーク供給コンベヤ17が移動してワークWが搬入側17
Aより搬入ローラコンベヤ15のローラ13上に載置される
と、ワークWの位置決めを行なうべく、複数の位置決め
ピン131が突出する。次いで、幅寄せ装置133における流
体シリンダを作動させるとピストンロッド147が上昇し
幅寄せピン139を第5図に示すごとくローラ13より上方
へ突出させる。この突出された状態では第6図に示すよ
うにバネ145の先端部が円周溝143に入り幅寄せピン139
を落下しない状態となる。さらに図示省略の駆動モータ
を駆動させると、スプロケット,チェーン141を介して
移動ブロック137が第4図に矢印で示したごとく、位置
決めピン131側の基準面へ移動して、幅寄せピン139によ
りワークWが押されて位置決めピン131に当接して位置
決めされる。
ワークWが位置決めされた後は、位置決めピン131は
没すると共に、幅寄せ装置133は待機位置に戻され、か
つ下方位置に没する。
このようなワーク搬入装置3におけるワークWの位置
決めも自動で容易かつ正確に行なうことができると共
に、位置決めを行なった後、幅寄せ装置133は常時下方
へ没しているから、その他の部品に干渉することを回避
することができる。
また、ワーク供給コンベヤ17の搬入側17Aからワーク
Wが搬入ローラコンベヤ15上に供給されて、ワークWを
位置決めする別の方法としては、第9図に示した位置決
めピン131が支持テーブル67面より突出して基準面とな
る。次いでワーク供給コンベヤ17を逆転せしめてワヒク
Wを位置決めピン131に当てることによって位置決めす
ることでも対応可能である。
次に、送材バイス147の前後方向に移動自在な駆動系
統について、第7図および第8図を用いて説明する。
第7図および第8図において、前記ベッド11上には前
後方向へ延伸した複数のガイドバー149が設けられてお
り、このガイドバー149に案内されて前後方向へ移動自
在な送材バイス本体151が装着されている。この送材バ
イス本体151には送材バイス147が設けられており、この
送材バイス147は固定送材バイスジョ147Aと、固定送材
バイスジョ147Aに対して接近離反自在な可動送材バイス
ジョ147Bとからなっている。
この可動送材バイスジョ147Bは流体シリンダ153によ
って固定送材バイスジョ147Aに対して接近離反自在とな
っている。また、送材バイス本体151には前後方向へ適
宜な間隔で複数のローラ155が連動連結されている。こ
の複数のローラ155のうちの後端に設けられているロー
ラ155Aには被駆動部としてのギヤ157が回転自在に支承
されている。
前記ベッド11の後側(第7図において右側、第8図に
おいて左側)には流体シリンダ159が設けられており、
この流体シリンダ159には前後方向へ移動自在なピスト
ンロッド161が装着されている。ピストンロッド161の先
端は前記送材バイス本体151の後端に取付けられてい
る。
上記構成により、流体シリンダ159を作動せしめる
と、ピストンロッド161を介して送材バイス本体151がガ
イドバー149に案内されて前後方向へ移動されてワーク
Wは送材されることになる。また、流体シリンダ153を
作動せしめると、可動バイスジョ147Bが固定バイスジョ
147Aに接近離反自在に移動してワークWを挾持したり、
離したりすることができる。
前記搬入ローラコンベヤ15における複数のローラ13の
うち、前端側に設けられているローラ13A,13Bにはそれ
ぞれ2個のスプロケット163A,163B;165A,165Bが回転自
在に支承されている。また、前記ベッド11に立設された
支柱11A(第8図参照)の上部には駆動部としてのギヤ1
67とスプロケット169が同軸に回転自在に支承されてい
る。
前記スプロケット163A,165Aには搬入ローラコンベヤ1
5のローラ13を駆動するため各スプロケットに噛合した
チェーン171が巻回されている。また、スプロケット163
B,165Bおよびスプロケット169にはチェーン173が巻回さ
れている。
上記構成により、送材バイス151を後端側(第7図に
おいて右端側)に移動させると、ギヤ167にギヤ157が噛
合する。その結果、搬入ローラコンベヤ15のローラ13が
チェーン171,173により回転されると、ギヤ167と157と
が噛合されていることにより、送材バイス本体151のロ
ーラ155,155Aが回転されて、搬入ローラコンベヤ15のロ
ーラ13により送材されたワークWは、さらにローラ155
により送材バイス本体151上に移される。次いで送材バ
イス147を前進させると、ギヤ167とギヤ147とは離れ
て、ワークWは送材バイス147により一定量前方へはみ
出している。この際ギヤ157の回転数により送り量は一
定にできる。
さらに、送材バイス147を前進させると、送材バイス1
47の前方に設けられている本体固定バイスジョ175と本
体可動バイスジョ175Bからなる本体バイスジョ175もし
くはフロントバイス37にワークWを当てる。このとき、
先端切りの有無に応じて定寸を行なう。その後は、普通
の横型帯鋸盤と同様の動作を行なう。
このように、送材バイス147を前後方向へ移動自在に
設け、送材バイス147が後退端にきた際、送材バイス147
と搬送ローラコンベヤ15とが連動連結してワークWの搬
入と残材の戻し入れを容易に行なうことができる。
ワークWが搬入ローラコンベヤ15の前側に設けられた
ローラ15A,15B上にきたときに、ローラ15A,15Bの一側に
設けられた幅寄せローラ177が作動してワークWを、ロ
ーラ15A,15Bの他端に設けられた位置決め装置179に当て
て位置決めされる。なお、位置決め装置179は上部に設
けられたハンドル181を回動せしめることによって微調
整されるようになっている。(第7図、第8図、第9図
参照) 第9図において、ローラ13Aの後側に設けたローラ13
の搬入側の前部には第1フォートセンサ183が、送材バ
イス本体151に設けられたローラ155Aにおける前側のロ
ーラ155の前部には第2フォートセンサ185が配置されて
いて、ワークWの位置を検出している。また、送材バイ
ス本体151の後側には残材センサが設けられている。こ
の残材センサは送材センサ151に設ける代りにオイルパ
ンに設けてもよい。
第9図および第10図を用いて、本実施例のワークWに
おける搬入、搬出動作の概要を説明すると、まずワーク
Wがワーク供給コンベヤ17の搬入側17Aにおける支持バ
ー21間にクレーンなどで上方から載置される。ワーク供
給コンベヤ17を正転せしめてワークWを搬入ローラコン
ベヤ15のローラ13上に移行する。この時に、複数の位置
決めピン131を支持テーブル67面より上昇せしめて突出
して基準面となし、幅寄せ装置133を作動せしめてワー
クWを位置決めピン131に当てワークWは位置決めされ
る。
搬入ローラコンベヤ15のローラ13が正転されて送材バ
イス147へ送材する際、第1フォートセンサ183でワーク
Wの先端を検出すると共に送材バイス147へワークWは
送材される。ワークWが送材バイス147に送材されると
第2フォートセンサ185で検出された後、T秒後に停止
する。幅寄せローラ177を作動せしめてワークWは位置
決め装置179に当てられて位置決めされた後、幅寄せロ
ーラ177が少し戻る。
送材バイス147がワークWをクランプしてスピードを
ダウンしてワークWを本体バイス175に当てる。なお、
定寸送りは先端切りの有無に応じて行なわれる。次に、
横型帯鋸盤1の鋸刃Bでセットした個数だけ自動的に切
断が行なわれる。
1ステーション分の仕事が終ったら、2ステーション
のワークNo.が同じワークWが新しいワークNo.にする必
要があるかどうかを判断しワークWを変える必要がなけ
れば、2ステーションの仕事をする。
例えば1ステーションのワークWの残材における長さ
が予め設定した長さl0以上あるかどうかを送材バイス本
体151に設けてある残材センサで検出する。長さl0以上
であれば本体バイス175,送材バイス147が開いて搬送ロ
ーラコンベヤ15で残材を後退させてからワーク供給コン
ベヤ17を正転させて、残材は戻し入り側17Bに戻され
て、再度切断加工するまで収納される。なお、残材がl0
未満の場合には、フロントバイス37でも前方へ送り出さ
れる。
本実施例における切断システムを用いると、一度切断
したワークWでもプログラム変更することにより何回で
も切断できる。また、割り込みプログラムにより急ぎの
切断を先にしたり、ワークの切断順序を変えることも自
由に行なうことができる。
なお、この発明は前述した実施例に限定されることな
く、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実
施し得るものである。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、切断機に対して長尺のワーク(W)を
搬入するための複数のローラ(13)を正逆回転可能に備
えた搬入ローラコンベヤ(15)を、前記切断機の後方に
配置して設け、上記搬入ローラコンベヤ(15)の延伸方
向である前後方向に対して交差する左右方向に延伸した
複数のワーク供給コンベヤ(17)を、前記搬入ローラコ
ンベヤ(15)る左右両側方においてワーク(W)を支持
すべく前記搬入ローラコンベヤ(15)の左右両側方に亘
って延伸して設けると共に正逆回転可能に設け、前記ワ
ーク供給コンベヤ(17)に対して前記搬入ローラコンベ
ヤ(15)を相対的に上下動可能に設けると共に、前記切
断機から前記搬入ローラコンベヤ(15)上に戻された残
材を、前記ワーク供給コンベヤ(17)によって前記搬入
ローラコンベヤ(15)の左右方向の適宜一方へ移送可能
に構成してなるものである。
上記構成より明らかなように、本発明においては、切
断機に対して長尺のワークWを搬入するための複数のロ
ーラ13を正逆回転可能に備えた搬入ローラコンベヤ15は
前後方向に延伸してあり、この搬入ローラコンベヤ15に
対して左右方向に延伸した複数のワーク供給コンベヤ17
は、搬入ローラコンベヤ15の左右両側方においてもワー
クWを支持すべく搬入ローラコンベヤ15の左右両側方に
亘って延伸してある。
そして、前記ワーク供給コンベヤ17に対して搬入ロー
ラコンベヤ15が相対的に上下動可能に設けてあると共
に、切断機から搬入ローラコンベヤ15上に戻された残材
を、前記ワーク供給コンベヤ17によって搬入ローラコン
ベヤ15の左右方向の適宜一方へ移送可能に構成してあ
る。
したがって、本発明によれば、ワーク供給コンベヤ17
上に載置されたワークWを、搬入ローラコンベヤ15を越
えて左右方向の適宜一方から他方へ移動することがで
き、ワークWの配列順に拘りなく所望のワークWを搬入
ローラコンベヤ15上に載置して切断機へ供給することが
できるものである。
また、切断機においての残材を搬入ローラコンベヤ15
上に戻し、その後にワーク供給コンベヤ17によって残材
を左右方向に移送して別の新しいワークWを搬入ローラ
コンベヤ15上に載置して切断機へ供給することができる
ものである。
すなわち本発明によれば、ワーク供給コンベヤ17上に
載置された複数のワークWのうちの所望のワークを選択
して切断することができ、切断後に残材が生じた場合に
は残材を元の位置に戻した後に別の新しいワークを切断
機へ供給して切断することができるものであり、多種少
量生産に対して容易に対応可能なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る切断機におけるワーク搬入装置
の主要部を示した拡大断面図、第2図は第1図における
II−II線に沿った断面図、第3図は第1図に代る他の実
施例を示した図、第4図は第9図におけるIV矢視部の拡
大図、第5図は第4図におけるV−V線に沿った断面
図、第6図は第5図におけるVI矢視図、第7図は第9図
におけるVII矢視図の拡大図、第8図は第7図におけるV
III矢視図、第9図は第11図における平面図、第10図は
第9図におけるX−X線に沿った断面図、第11図はこの
発明を実施する一実施例の切断機におけるラインを示し
た全体斜視概略図である。 13…ローラ、15…搬入ローラコンベヤ 17…ワーク供給コンベヤ、83…ピン 86…レバー、87…ピン 89…ローラ、93…レバー 91…ピン、95…ローラ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】切断機に対して長尺のワーク(W)を搬入
    するための複数のローラ(13)を正逆回転可能に備えた
    搬入ローラコンベヤ(15)を、前記切断機の後方に配置
    して設け、上記搬入ローラコンベヤ(15)の延伸方向で
    ある前後方向に対して交差する左右方向に延伸した複数
    のワーク供給コンベヤ(17)を、前記搬入ローラコンベ
    ヤ(15)の左右両側方においてワーク(W)を支持すべ
    く前記搬入ローラコンベヤ(15)の左右両側方に亘って
    延伸して設けると共に正逆回転可能に設け、前記ワーク
    供給コンベヤ(17)に対して前記搬入ローラコンベヤ
    (15)を相対的に上下動可能に設けると共に、前記切断
    機から前記搬入ローラコンベヤ(15)上に戻された残材
    を、前記ワーク供給コンベヤ(17)によって前記搬入ロ
    ーラコンベヤ(15)の左右方向の適宜一方へ移送可能に
    構成してなることを特徴とする切断機におけるワーク搬
    入装置。
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JPS62116418A (ja) * 1985-11-13 1987-05-28 Topy Ind Ltd 振り分け装置
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