JP2763407B2 - 多重化装置 - Google Patents

多重化装置

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JP2763407B2
JP2763407B2 JP1571991A JP1571991A JP2763407B2 JP 2763407 B2 JP2763407 B2 JP 2763407B2 JP 1571991 A JP1571991 A JP 1571991A JP 1571991 A JP1571991 A JP 1571991A JP 2763407 B2 JP2763407 B2 JP 2763407B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多数のノードから出
力されたデータを多重化するとともに、多重化されたデ
ータを分離して各ノードに供給する多重化装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の多重化装置を示すブロック
図である。図において、12はアドレコントロールメモ
リ(ACM)やクロック信号を供給する部分を有する共
通制御部32が実装された基本段、22は共通制御部3
2を含まない増設段である。
【0003】また、62A,62Bは基本段12内のノ
ード、62C,62Dは増設段22内のノードである。
そして、共通制御部32から引き出されたクロック信号
線7およびACM出力線8とデータ線7とは、レピータ
41,51およびバスレピータ用ケーブル200を介し
て増設段22内のクロック信号線71、ACM出力線8
1およびデータ線91に接続される。なお、以下、クロ
ック信号線7,71、ACM出力線8,81における信
号も、クロック信号7,71、ACM出力8,81のよ
うに記載する。
【0004】次に動作について図9のタイミング図を参
照して説明する。共通制御部32に設けられているAC
Mは、例えば図8に示すような構造となっている。図8
において、アドレス#1〜#Nには、それぞれ、データ
を送信すべきノードと受信すべきノードを示すアドレス
データが格納されている。図8中で、A〜Dはそれぞれ
ノード62A〜62Dを示している。そして、共通制御
部32は、クロック信号7に同期して、ACMの内容を
1ワード(図8のACMにはNワードが設定されている
ことになる。)ずつACM出力8として出力する。な
お、ACMの#Nの内容の出力されると、次は#1の内
容が出力される。このACM出力8は、レピータ4,
5、バスレピータ用ケーブル200を介してACM出力
81として増設段22にも供給される。
【0005】図9のタイミング図に示すように、ACM
出力8,81を入力した各ノード6A〜6Dは、ACM
出力8,81の送信ノードを示す部分が自身を示してい
るときに、クロック信号7,71の立下りに同期してデ
ータを、1クロックサイクルの期間、出力する。また、
各ノード6A〜6Dは、ACM出力81,81の受信ノ
ードを示す部分が自身を示しているときには、データ線
9,91からクロック信号7,71の立上りに同期して
データを取り込む。このようにして各ノード6A〜6D
の間で、データ線9,91を多重化使用してデータの送
受信が可能になる。
【0006】ここで、基本段12からみた増設段22に
おけるクロック信号71、ACM出力81およびデータ
線91上のデータの遅延時間をtd とする。(増設段2
2からみると基本段12においても同様に遅延する。)
この遅延時間td は、バスの物理的長さやレピータ4,
5に用いられる素子の動作遅延時間等にもとづく。特
に、レピータ4,5に用いられる素子による影響は大き
い。
【0007】クロック信号7,71の1サイクル時間を
c とすると、 tc ≦4×td ・・・(1) のとき、基本段12のノード6A,6Bと増設段22の
ノード6C,6Dとの間のデータ送受信は不可能にな
る。例えば、ノード6Cからノード6Aにデータを送信
する場合、およびノード6Bからノード6Dに送信する
場合に、データの送受信ができない。図9(e),
(f)において、*で示した受信は不能であることを示
している。また、図9(e),(f)中の斜線はデータ
の衝突を示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の多重化装置は以
上のように構成されているので、レピータ4,5による
信号の遅延に起因して、クロック信号7の速度が、最も
条件が悪い場合であっても送受信が可能になる速度に抑
えられ、データ送受信の高速化を阻害するという課題が
あった。特に、増設段22が多数にわたる多段中継が行
われる場合には、レピータ4,5の数が増加し、この問
題はより顕著になる。
【0009】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、レピータの影響を受けない同一段
内のノード間のデータ送受信についてはクロック信号を
高速化し、全体としてデータ送受信の速度を高速化しう
る多重化装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る多重化装
置は、共通制御部に、データの送信元と受信先とを示す
アドレスデータおよびその送信元と受信先とが異なる段
に存在することを示すデータ、つまりウェイト制御を指
示するデータが設定されるACMを設け、共通制御部ま
たは各ノードに、アドレスデータが出力されたときにウ
ェイト制御を指示する有意なデータが出力された場合
に、クロック信号の速度を実質的に低下させるウェイト
制御手段を設けたものである。
【0011】
【作用】この発明におけるウェイト制御手段は、各ノー
ドに与えられるクロック信号の速度を実質的に低下さ
せ、各ノードがデータを出力している期間をクロック信
号が低下していないときに比べて長くすることを可能に
し、その結果、データ送受信を保証しうるクロック信号
の速度を全体として上げることを可能にする。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1は基本段、2は増設段、3は図
2に示す構造のACMを有する共通制御部、4,5はレ
ピータ、6A〜6Dはウェイト制御信号10,101に
応じてウェイト制御を行うウェイト制御部60が付加さ
れたノードであり、その他のものは同一符号を付して図
7に示したものと同一のものである。この場合には、各
ノード6A〜6Dに設けられたウェイト制御部60がウ
ェイト制御手段となる。
【0013】次に動作について説明する。この場合に
は、ACMは、図2に示すように、送信ノードを示すア
ドレスデータおよび受信ノードを示すアドレスデータに
加えて、ウェイト制御を指示するデータが設定される。
また、ウェイト制御を指示する場合には、同一アドレス
データが連続した2ワードに設定される。そして、共通
制御部3は、クロック信号7に同期してアドレスデータ
をACM出力8として出力するとともに、ウェイト制御
を指示するデータをウェイト制御信号10として出力す
る。
【0014】ACM出力8,81によって送信ノードに
指定された各ノード6A〜6Dにおいて、ウェイト制御
部60は、ウェイト制御信号を検出すると、送信データ
のウェイト制御を行う。この場合には、図3に示すよう
に、クロック信号7,71の2クロックサイクルにわた
って送信データをデータ出力線9,91に出力する。A
CMには、同一段内のノード6A,6B(または、ノー
ド6C,6D)間のデータ送受信が行われる場合に、ウ
ェイト制御を指示するデータが設定されていないので、
そのようなデータ送受信が行われる場合には、ウェイト
制御信号10,101はオフ状態である。例えば、ノー
ド6Aとノード6Bとの間のデータ送受信やノード6C
とノード6Dとの間のデータ送受信が行われる場合に
は、ウェイト制御信号10,101はオフ状態である。
よって、その場合には、従来の場合と同様にデータの送
受信が行われる。
【0015】一方、ノード6A,6Bとノード6C,6
Dとの間のデータ送受信が行われる場合には、ウェイト
制御を指示するデータが設定され、かつ、同一のアドレ
スデータが2ワードにわたって設定されている。よっ
て、ノード6A,6Bとノード6C,6Dとの間のデー
タ送受信が行われる場合には、ウェイト制御信号10,
101はオン状態となり、かつ、ACM出力8,81は
2クロックサイクルにわたって同一状態に維持される。
【0016】ACM出力8,81の内容によって送信ノ
ードに指定されたノード6A〜6Dは、クロック信号
7,71の立下りに同期してデータをデータ出力線9,
91に送出するが、このとき、ウェイト制御信号10,
101がオン状態であることを検出したウェイト制御部
60は、2クロックサイクルにわたって、そのデータの
データ出力線9,91に対する出力状態を維持する。す
なわち、ウェイト制御部60に処理によって、そのウェ
イト制御部60を含むノード6A〜6Dは、クロック信
号7,71の速度の半分の速度のクロック信号に応じて
データを出力していることと等価な動作を行っているこ
とになる。そして、ACM出力8,81の内容によって
受信ノードに指定されたノード6A〜6Dは、クロック
信号7,71の立上りに同期してデータ出力線9,91
からデータを引き取る。
【0017】異なる段に存在する各ノード間のデータ送
受信時には、データ送受信に2クロックが割り当てられ
ることから、 tc >2×td ・・・(2) であれば、全てのノード6A〜6D間でデータの送受信
が可能である。従来の場合には、(1)式より、 tc >4×td ・・・(3) のときに、全てのノード62A〜62D間でデータの送
受信が可能であった。(2)式と(3)式とを比較する
と、td は同一の値であるから、本実施例によれば、従
来の場合に比べてクロックの1サイクル時間tc を半分
にできる。すなわちクロック信号7の速度を2倍にでき
る。
【0018】異なる段に存在する各ノード間のデータ送
受信には2クロックが割り当てられていることから、そ
の場合には、1回のデータ送受信に要する時間は従来の
場合と同じであるが、同一段に存在する各ノード間の1
回のデータ送受信に要する時間は従来の場合の半分であ
る。よって、全体として、データ送受信に要する時間
は、従来の場合に比べて、1/2〜1倍の間の値とな
る。すなわち、多重化容量を、1〜2倍にすることがで
きる。
【0019】なお、上記実施例では、ウェイト制御信号
10,101を各ノード6A〜6Dに与えて、ノード6
A〜6D側でウェイト制御を実行するようにしたものに
ついて説明したが、共通制御部3側でウェイト制御を実
行することもできる。
【0020】図4は、ウェイト制御を実行する共通制御
部31を設けたこの発明の他の実施例による多重化装置
を示すブロック図である。図において、11は基本段、
21は増設段を示し、62A〜62Dは図7に示したも
のと同一のノードである。また、共通制御部31は、図
2に示すACMに加えて例えば図5(a)に示すクロッ
ク生成回路を備えている。この場合には、クロック生成
回路がウェイト制御手段となる。なお、ウェイト制御信
号は、共通制御部31から出力されない。
【0021】次に動作について図6のタイミング図を参
照して説明する。共通制御部31において、クロック生
成回路は、図5(a)に示すように構成されているの
で、ウェイト制御信号がオフ状態のときには、基準クロ
ック信号をそのままクロック信号7として出力する。ま
た、ウェイト制御信号がオン状態になると、基準クロッ
ク信号の1パルス分がゲートされる。よって、図5
(d)に破線で示すように、基準クロック信号から1パ
ルス抜かれた信号がクロック信号7として出力される。
【0022】また、共通制御部31は、このようにして
作成されたクロック信号7に同期して、ACM内のアド
レスデータをACM出力8として出力する。同時に出力
されるウェイト制御を指示するデータは、クロック生成
回路に与えられるウェイト制御信号となる。このように
して作成されたクロック信号7を用いれば、図6に示す
ように、異なる段に存在する各ノード間のデータ送受信
に基準クロック信号の2クロックが割り当てられたこと
と等価であり、データ出力線9,91におけるデータの
様子は第1の実施例の場合と同様になる。なお、上記各
実施例では、増設段2,21を1つ設けたものについて
説明したが、2つ以上設けたものであってもよく、上記
各実施例と同様の効果を奏する。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、多重
化装置を、データの送信元のノードと受信先のノードと
が異なる段に存在する場合には、ウェイト制御手段によ
りウェイト制御を行うように構成したので、同一段に存
在するノード間のデータ送受信についてはクロック信号
の速度を相対的に向上させることができ、全体としてデ
ータ送受信に要する時間が低減でき、多重化容量を向上
させたものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による多重化装置を示すブ
ロック図である。
【図2】ACMの構造を示す説明図である。
【図3】図1に示した装置の動作を説明するためのタイ
ミング図である。
【図4】この発明の他の実施例による多重化装置を示す
ブロック図である。
【図5】図5(a)はクロック生成回路の一例を示す回
路であり、図5(b),(c),(d)はその動作を説
明するためのタイミング図である。
【図6】図4に示した装置の動作を説明するためのタイ
ミング図である。
【図7】従来の多重化装置を示すブロック図である。
【図8】従来のACMの構造を示す説明図である。
【図9】図7に示したものの動作を説明するためのタイ
ミング図である。
【符号の説明】
1 基本段 2 増設段 3 共通制御部 4,5 レピータ 6A〜6D ノード 60 ウェイト制御部(ウェイト制御手段) なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの送信元と受信元とを示すアドレ
    スデータが設定されたアドレスコントロールメモリを有
    し、かつ、クロック信号およびこのクロック信号に同期
    した前記アドレスデータを出力する共通制御部(3)、
    および前記アドレスデータによって指定され前記クロッ
    ク信号に同期して前記データを送受信する複数のノード
    (6A),(6B)を有する基本段(1)と、前記基本
    段にレピータ(4),(5)を介して接続されるととも
    に、前記アドレスデータによって指定された前記クロッ
    ク信号に同期して前記データを送受信する複数のノード
    (6C),(6D)を有する1つまたは複数の増設段
    (2)と、前記レピータ(4),(5)を通過するとと
    もに、前記各ノード(6A)〜(6D)が送受信する前
    記データが伝送されるデータ線(9),(91)と、前
    記レピータ(4),(5)を通過するとともに、前記各
    ノードに前記アドレスデータを供給するアドレスコント
    ロールメモリ出力線(8),(81)と、前記レピータ
    (4),(5)を通過するとともに、前記各ノードに前
    記クロック信号を供給するクロック信号線(7),(7
    1)とを備えた多重化装置において、前記アドレスコン
    トロールメモリに、前記データの送信元のノードと受信
    先のノードとが異なる段に存在する場合に有意となると
    ともに前記アドレスデータとともに出力されるデータで
    あってウェイト制御を指示するデータが設定される領域
    を設け、前記共通制御部または前各ノードに、前記アド
    レスデータが出力されたときに前記ウェイト制御を指示
    する有意なデータが出力された場合に、前記クロック信
    号の速度を実質的に低下させるウェイト制御手段(6
    0)を設けたことを特徴とする多重化装置。
JP1571991A 1991-01-17 1991-01-17 多重化装置 Expired - Lifetime JP2763407B2 (ja)

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JPH04243333A JPH04243333A (ja) 1992-08-31
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