JP2763314B2 - 郵便料金計算システム - Google Patents

郵便料金計算システム

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子式郵便料金メータシステム、とくに電子
式郵便料金メータとともに使用するマルチプルスマート
カード計算システムに関する。
〔従来の技術〕
郵便料金メータは通常郵便物に郵便料金票を印刷する
印刷機および郵便料金メータ資金（fund）を確実に保有
するいわゆる貯蔵部を有する。加算および減算レジスタ
が貯蔵部内に設けられた全郵便料金メータ使用および残
金をそれぞれ記録する。貯蔵部は印刷機に確実に接続さ
れ、郵便料金を印刷するためのメータの使用は加算レジ
スタに加えられ全ライフサイクルメータ使用の記録を増
加し、また利用可能な残金の量を減少するため減算レジ
スタに入力される。貯蔵部は、対応する支払に対応する
ため減算レジスタを再設定する正当な郵便局職員まで運
ばれることにより、公知のように再入金される。
貯蔵部内の郵便料金を確保するため、従来かなりの努
力が払われてきた。しかして、多くの代わりの貯蔵部再
入金システムが提案され、貯蔵部内の加算および減算レ
ジスタに記録されることなく、郵便料金が不正にまたは
誤つて印刷されないようにかなりの努力がなされてき
た。たとえば“クーポン制御メータ装置”と称する米国
特許第4,218,011号、または“遠隔操作入力装置によつ
て設定しうる電子式郵便料金メータシステム”と称する
米国特許第4,629,871号、“電子式ステーシヨン間の情
報の確実な伝達”と称する英国特許第2,173,738A号、い
ずれも“郵便料金処理機械”と称する特公昭61−240,36
0号および特開昭61−240,369号および“郵便料金処理装
置”と称する特開昭62−172,493号参照。しかしなが
ら、これまで全ライフサイクルメータ使用および利用可
能な残金に関して加算および減算レジスタに記録される
累積情報を形成すること以外には、郵便料金を計算する
のに向けられた重大な努力は存在しない。しかして、一
台の郵便料金メータが幾人かの人またはいくつかの部門
で使用される場合、内部計算目的でのメータ使用を正確
に計算する便利な方法はなかつた。
〔発明が解決しようとする課題〕
郵便料金メータ回路網を制御する提案されたシステム
は1987年１月７日に第0,207,492号として公開された、
“郵便料金メータを制御する方法およびシステム”と称
する、SMH・アルカテル・リミテツド社によるヨーロツ
パと特許出願第86108929.0号に開示されている。同様の
システムが前記英国特許および日本公報に開示されてい
る。ICカードの使用を含まない同様のシステムが“郵便
料金メータ用遠隔制御システム”と称する第0,208,231
号として1987年１月14日に公開されたSMH・アルカテル
社のヨーロツパ特許出願第86108930号に開示されてい
る。
したがつて本発明の目的は便利な郵便料金計算システ
ムを提供することにある。
本発明の別の目的は電子式郵便料金メータの現存する
安全特性と関連して使用しうる便利な郵便料金計算シス
テムを提供することである。
本発明のさらに別の目的は現場に現存する電子式郵便
料金メータに改装しうる郵便料金計算システムを提供す
ることである。
本発明の別の目的は詳細な部門別計算をなしうる郵便
料金計算システムを提供することである。
これらのおよび高度に好ましい他の目的および利点
は、本発明による便利なしかし安全な郵便料金計算シス
テムによつて得られる。
本発明の目的および利点はこゝに部分的に記載されま
た部分的にそれから明らかであるが、または本発明によ
るプラクティスによつて教示されるが、それらは特許請
求の範囲に指摘された手段および組合わせによつて実現
されかつ達成される。
〔課題を解決するための手段および作用〕
本発明による郵便料金メータ料金計算システムにおい
て、ユーザ端末は電子式郵便料金メータに接続されてい
る。ユーザ端末は、非蒸発（不揮発）メモリおよびマイ
クロプロセツサを有する１つ以上のICカード（いわゆる
“スマートカード”）をうけ入れるようになつたカード
読出−書込ユニツトを有する。ユーザ端末は、ユーザ端
末と共に使用されるように設計され、それにより、対応
するメーカーがカード読出−書込ユニツトに挿入されな
い限り、郵便料金メータの作用を阻止する。使用者のス
マートカードはユーザ端末から、メータから設定された
郵便料金が印刷されたことおよび郵便料金が印刷された
ことの確認を指示する信号をうけ入れる。スマートカー
ドは、後で展示しかつ／または印刷するため一定の方法
で印刷された郵便料金の瞬間値および特殊な項目に関し
て、この情報を分類し、対照し、記憶する。好ましく
は、メータに入力する計算毎に関連するいくつかの部門
毎に１枚の使用者カードが設けられ、部門別郵便料金メ
ータ使用が監視される。ユーザ端末はメモリに各使用者
カードに記憶されたすべてのメータ使用情報の対応する
記録、ならびにユーザ端末加算メータレジスタ値を保持
する。好ましい実施例において、管理者カードが使用者
スマートカードを付勢するためまた他の管理目的のため
設けられる。世界的権威および使用者または管理者カー
ドのいずれよりも大きい入力を有するサービスカードお
よび１つ以上のプログラムが入力カードを設けることも
できる。
さらに、管理用コンピユータを設けることもできる。
管理用コンピユータは直接ユーザ端末に接続されるかま
たは共用カード読出−書込ユニツトに接続された自立ユ
ニツトとすることができる。管理用コンピユータはいく
つかの異つた型式で詳細な定期的集計計算を行うように
プログラムされる。
作用において、特殊な郵便料金メータに使用するため
共用される使用者カードは郵便料金メータサービスの使
用者に割当てられる。たとえば、使用者カードは一定の
郵便料金メータを分け合ういくつかの内部関連部門に分
配することができる。郵便料金メータを付勢するため、
使用者はカードをユーザ端末読出−書込ユニツトに挿入
し、もし要すれば、識別コードを制御ユニツトキーボー
ドに公知の方法で入力する。カードが郵便料金メータの
使用に有効であることを確認したのちユーザ端末は郵便
料金メータを付勢する。
好ましくは、ユーザ端末はメータがメータ加算レジス
タ値に関するものであるかどうか質問し、メータ値をユ
ーザ端末に保持された対応する値と比較する。このよう
にして、メータまたはメータ対ユーザ端末のインターフ
エースに関する変更によるような不正なメータの使用が
探知される。値の矛盾が生ずるとユーザ端末は、メータ
使用を許す前に、矛盾の大きさを入力される計算の特定
を要求する。これは管理者の介入を必要とする。
適当なインターフエースを通してユーザ端末は郵便料
金メータに郵便料金設定情報を質問し、ついで対応する
値郵便料金が印刷されたか確認する。この郵便料金メー
タ使用情報はユーザ端末によつて記憶され、使用者カー
ドに伝達され、使用者の必要に適した既定型式の使用情
報を分類し、対照しかつ記憶する。ユーザ端末と郵便料
金メータとの間の通信が、インターフエースの誤作動に
よつて生ずるように、確認信号の受信の前に途絶する
と、郵便料金値設定情報は記憶されず、使用者カードに
伝達されない。カードはカード読出−書込ユニツトに一
定の郵便処理期間中情報を集めるため残され、期間の終
りに除去される。カード除去の際ユーザ端末はメータを
他の有効なスマートカードが読出−書込ユニツトに設置
されるまで不能となる。
ユーザ端末キーボードを通して、使用者はカードに記
憶された郵便使用情報の展示を含む顧客選択オプシヨン
を要求する。もしユーザ端末が印刷機を備えるならば、
トランザクシヨンレシートが得られる。管理者カードを
使用する管理者は、すべてのメータ使用者に対する累積
メータ使用情報の印刷を要求する。郵便料金メータ使用
情報が一定の計算期間の終りに印刷されたとき、ユーザ
端末および使用者カードは、つぎの計算期間を開始する
ため、管理者によつて再設定されるのが望ましい。
管理用コンピユータを有する別の実施例において、使
用者カードに記憶された情報がカードから読出され、管
理用コンピユータのメモリに書込むことができる。さも
なくば、管理用コンピユータはユーザ端末に接続されユ
ーザ端末メモリから直接に郵便料金メータ使用情報を得
ることができる。しかして、これらの実施例において、
すべての郵便料金メータ使用情報は定期的に管理用コン
ピユータに、ユーザ端末メモリから直接または使用者カ
ードを読出すことにより、伝達される。好ましくはこの
伝達は一定の計算期間が終了したとき生じ、使用者カー
ドは同時に消去されつぎの計算期間が開始する。このよ
うにして、管理用コンピユータは、計算期間中、すべて
の郵便料金メータ使用の記録を得る。
さらにコンピユータソフトウエアは管理用コンピユー
タが種々の型式で郵便料金メータ使用情報を展示および
／または印刷することができるように設けられている。
単なる例示として、管理用コンピユータは、計算期間
中、各カード保有者すなわち部門の郵便料金メータ使用
の統計を表示および／または印刷することができる。こ
れは毎日のメータ使用、毎日または一定の期間に印刷さ
れた特殊な郵便料金値または毎日のまたはある期間の全
メータ使用の詳細を含んでいる。
ユーザ端末と管理用コンピユータとの間に直接の関連
が設けられない場合、管理者カードは各計算期間の初め
または終りにおける広汎な“項目計算”および“全設
定”メータ値を監視するため使用することができる。こ
れらの値はカードから収集された累積情報に対して再確
認することができ、カードシステムは一定の計算期間に
使用されたすべての郵便料金メータ使用を確実に計算す
る。
貯蔵部がつねに郵便料金メータ内にあるため、本発明
によるユーザ端末および関連したカード読出−書込ユニ
ツトは適当な通信リンクを介して現存する電子式郵便料
金メータに改装することができる。勿論、将来の電子式
メータはユーザ端末およびカード読出−書込ユニツトを
一体構造内に備えることができるように設計制作するこ
とができる。しかしながら、慣行の貯蔵部印刷器メータ
装置はつねに維持されるため、本発明による郵便料金メ
ータ計算システムはいずれの場合にも現存する調整装置
に対応しなければならない。
かくして、本発明は部門別郵便料金メータ用計算を行
う郵便料金計算システムを得るものである。さらに、本
発明によるシステムは有利に現存する電子式郵便料金メ
ータに改装することができ、かつ広汎な計算レポートを
制作するための管理用コンピユータを含むことができ
る。
前記記載は一般的説明であり、また下記の詳細な記載
は本発明の例示的かつ説明的記載で、本発明を限定する
ためのものではないことを理解されたい。
添付図面は、本発明の主要なかつ好ましい実施例を示
し、下記の記載とともに本発明の原理を説明するのに役
立つものである。
（実施例） 図面を参照すれば、ユーザ端末（ユーザ端末装置）14
に接続されたポステージメータ（電子式郵便料金メー
タ）12を有する本発明の郵便料金計算装置の概略ブロッ
ク図が示されている。ユーザ端末14は、集積回路、いわ
ゆる“スマート”カード（使用者用ICカード手段）18を
受け入れるためのリード・ライトユニット（第1ICカー
ド読出−書込ユニット）16を有する。本発明によれば、
１つのポステージメータ専用のユーザカードは、ポステ
ージメータ12の許されたユーザに配られている。ポステ
ージメータ使用情報はカード18上及びユーザ端末14のメ
モリにストアされ、ユーザ端末ディスプレイ20又はオプ
ションのユーザ端末プリンタ22上に、要求されたよう
に、表示される。オプションの電子郵便スケール（ポス
テージスケール）24も備えられている。第２図に示され
る第１の他の実施例においては、本発明のシステムは、
さらにオプションの管理コンピュータ26を備え、それは
ユーザ端末14に接続され、ユーザ端末から直接郵便計使
用情報を受け取る。第３図に示す第２の他の実施例にお
いては、管理用コンピュータ26は、専用カードリード・
ライトユニット（第2ICカード読出−書込ユニット）28
に接続された独立のユニットである。コンピュータ26と
共働するオプションのコンピュータプリンタ30は、コン
ピュータ26によって生成される、第５図〜第７図に示さ
れるようなフォーマットの計算報告を出力する。
第１図を特により参照して、電子ポステージメータ12
は、連絡線（リンク）32によって周知の方法でユーザ端
末14に電子的に接続されている。電子ポステージメータ
を含む本発明と共に用いるのに適した電子ポステージメ
ータのいくつかの例は、本発明の譲受人であるスタンフ
ォードコネクティカット（Stamford Connecticut）のピ
ットニーボース（Pitney Bowes）インコーポレーション
から、モデル指示番号6500,6900又はA900として、入手
できる。都合のよいことには、上述のポステージメータ
は、改変することなく本発明のシステムに結合できる。
好ましくは、ポステージメータディスプレイは電子的に
不能であり、そして全てのユーザ機能と情報ディスプレ
イは、ユーザ端末キーボード34とディスプレイ20を通し
て制御される。第１図に示される実施例においては、ユ
ーザ端末14はポステージメータ12に接続され、そして集
積回路（IC）カード18の一組を受け取り且つ相互作用す
るためのICカードリード・ライトユニット16を備える。
本発明のシステムは、少なくとも、選択的に、電子ポス
テージスケール24とローカルユーザ端末プリンタ22の一
方を含む。
好ましいICカードは、ジェネラルエレクトリックコー
ポレーションから例えばGEC CT−30として入手できるノ
ンコンタクトICカードである。都合のよいことには、ジ
ェネラルエレクトリックスマートカードは既にシステム
アクセスの日と時間をモニタするクロックで補なわれて
おり、安全（セキュリティ）特徴は、本発明においてポ
ステージメータの使用を制限して例えば指定された人又
は相互作用部門のような数えられる物を指摘し、及び／
又は指定されたポステージメータに対するあるカードの
使用を制限する、のに有用である。加うるに、ジェネラ
ルエレクトリックスマートカードは、都合のよいこと
に、リード及びライト期間中、カードリード・ライトユ
ニットからそのパワーを引き出す。ユーザスマートカー
ドに加え、ユーザカードに対して管理能力を有する管理
カード（管理者用ICカード手段）を少なくとも１つ有す
ると共に、目的を再びセットし顧客オプション選択をす
るためのユーザ端末メモリ部を少なくとも１つを有す
る。さらにアクセス及び機能を有するサービス表示カー
ドとプログラムロードカードをも有する。適当なマスト
ガードリード・ライトユニットは、スマートカートの製
造者より入手できる。
好ましくは、スマートカードメモリは、“ヘッダセク
ション（ヘッダ部分）”と“トランザクシヨンテーブ
ル”とを含むようにプログラムされている。ヘッダセク
ションは、以下のものを含む。即ち、スマートカード識
別連続番号、管理者によって割り当てられたユーザ個別
識別番号、スマートカードの種類の識別、即ち、ユー
ザ、管理者、プログラム又はサービス、適当なカスタム
フィーチャフラッグ、ユーザ端末識別番号、日付の開始
・終了期間の計数、予算量、使用カウンタ、適用エラー
タイプレジスタ及びカウンタ、１又はそれ以上の郵便細
目（postage item）値コラムエントリ、を含む。本発明
によれば、予算量は警告値であり、借り方限界は、それ
を越えてポステージメータの使用が許されない最大のオ
ーソライズされた値である。予算及び借り方限界の促進
及び値の選択は需要者の意見によってもくろまれ、管理
カードを使用する管理者によって実行される。カスタム
フィーチャーフラッグは、以下のものを含む。即ち、使
用されるべき識別番号を示す個人識別番号（PIN）アク
ティブフラグ、借り方限界アクティブフラグ、カードロ
ックドフラグ、カードが使用される一日の時間を制限す
るためのデイタイムオンリーモードフラグ、システムを
アクセスする３つの不連続な試みを示すためのタンパ
（tamper）プロテクションフラグ、シングル端末識別フ
ラグ及びレシート要求フラグを含む。例えば、借り方限
界に達し又は３つの不連続の試みがシステムをアクセス
した後において、ユーザ“カードロック”フラグは動作
する。管理者介入がカードのアンロックを要求する。
好ましくは、トランザクションテーブルは、以下のも
のを含む。即ち、日付、１又はそれ以上のポステージア
イテムバリュー（郵便細目値）カウンタ、他タイプバリ
ューのためのピースカウンタ、及びそのような他のアイ
テムバリューの量を記録するための合計レジスタ、を含
む。ここで、“他のタイプ”は、本ポステージアイテム
バリューに対応するものではなく、ポステージバリュー
を言う。トランザクションテーブルに対するエントリー
のラインの数は、所定の計数期間における日の数に等し
い。
管理者スマートカード（管理者用ICカード手段）は、
以下のものを含む。即ち、計算期間を決めるフィールド
を除いてユーザスマートカード（使用者用ICカード手
段）と等しいヘッダーセクション、借り方限界、予算
量、及びアクセスできないポステージセレクションバリ
ュー、を含む。管理者カードトランザクショントレース
は、使用の日付、行われたサービスの種類、及び各使用
のサービスの日付を記録する。管理者スマートカード
は、管理者がユーダカードをリセットするのを、例え
ば、ユーザ個人の識別コードを初期化又は変えたり、ロ
ックされたユーザコードをクリアしたり、借り方又は予
算量をセットしたり、又はユーザカードトランザクショ
ンテーブルをクリアしたりを計算期間の最後に行うこと
により、許す。管理者スマートカードは、管理者がユー
ザ端末メモリ内に格納された郵便料金計算データを少な
くとも表示又はプリントアウトし、適当なところにおい
てシステムプログラムにロードするのを許容する。管理
者カード上の情報は、製造者の代表的全てのシステムア
クセスを与える有効な（valid）サービスカード（サー
ビスICカード手段）を使用することにより、単に変える
ことができる。
最後に、１又はそれ以上のプログラムロードカード
（プログラムICカード手段）が、ユーザ端末へソフトウ
ェアをロードするために、備えられていること、がもく
ろまれている。プログラムロードカードは、システムが
スタートしユーザ端末をプログラムするまでの間、さら
には、フィールド内のプログラムを都合良く新しくする
まで、使用される。プログラムロードカードメモリのヘ
ッダセクションは、以下のものを含む。即ち、カード識
別番号、個人識別番号、プログラムロードカードとして
のカードの識別、セットにおけるプログラムロードカー
ドの数、及びセットにおける特別カードの連続番号が含
まれる。カードは、プログラムロードバージョンナンバ
ーに関するデータ、リリースのデータ、アプリケーショ
ンインフォメーション、カードアドレスレンジデータ、
及び各記録のためのソフトウェアプログラムをも含む。
ユーザ端末は、マイクロプロセッサ、好ましくは内部
16ビット−外部８ビットのもの、約128Kバイトの消去可
能プログラム可能リードオンリーメモリ（EPPROM）、及
び約64Kバイトの不揮発性リード・ライトメモリ（非蒸
発メモリ）を含む。マイクロプロセッサはユーザ端末機
能をコントロールし、EPPROMは非需要者可変応用（アプ
リケーション）プログラム情報をストアする。不揮発性
リード・ライトメモリは、全てのユーザのための計算デ
ータとアプリケーションプログラムの顧客可変位置を記
憶する。もちろん、ユーザ端末は、バッテリーバックカ
レンダーチップ、スマートカードリード・ライトユニッ
ト、数字及び機能キーを有するキーボード、少なくとも
２行で好ましくは４行の文字、数字式のディスプレイ、
及び全ての接続された装置と連絡するためのインタフェ
ースチップ及び回路を、含む。カードが挿入され、キー
が押され、エラーが起こるなどすると、ユーザ端末は、
オーディオフィードバックのための警笛装置を含む。
ユーザ端末メモリは、構成テーブル、各ユーザ用サマ
リートランザクションテーブル、ランニングサマリー計
算トータル、計算期間情報、ポステージアイテム値、ポ
ステージメータデータ、及び端末ステータス情報を含
む。
システム構成テーブルは、ユーザ端末（ユーザ端末）
に割り当てられたユーザカード（使用者用カード）の番
号を識別し、各ユーザごとにユーザ識別コード、カード
通し番号、ユーザタイプ識別部およびオプショナルデパ
ートメントナンバーを識別する識別部を含んでいる。こ
のシステム構成テーブルはまた、国別コード、ローカル
プリンタ特性の識別部、プリンタレシート・オプション
フラグ、料金メータおよび電子スケールタイプの識別
部、並びにソフトウェアのバージョンナンバーをも含ん
でいる。
概略ユーザ端末・トランザクションテーブルは、各ユ
ーザごとに、現在の郵便料金印刷区分の間に印刷された
郵便物の処理量および総料金を記憶する。
ユーザ端末・ランニングサマリ総勘定部は、計算期間
中のすべてのユーザ勘定に対して使用した総郵便料金お
よび総郵便個数を含んでいる。
ユーザ端末・計算期間および項目値情報は、計算期間
の開始データ、計算期間終了データ、ナンバーおよびユ
ーザカードで照合されるべき郵便料金選択値を含んでい
る。
ユーザ端末に記憶された郵便料金メータデータは、計
算期間の始まりの時の郵便料金メータアセンディングレ
ジスタ（ascending register）の初期値、郵便物個数の
初期カウント値、およびアセンディングレジスタの現在
値を含んでいる。ユーザ端末ステータス情報は、ユーザ
識別番号エラーフラグ、アセンディングレジスタエラー
フラグ、アセンディングレジスタ不一致レジスタ（disc
repancy register）、および期間リセット量レジスタを
含んでいる。
実際には、使用のために与えられるユーザ端末14およ
び電子式郵便料金メータ12と共にユーザに提供されるユ
ーザカードセットは、ポステージメータ12を使用するこ
とを認可された加入者に交付される。ポステージメータ
12を使用するために、ユーザはユーザカード18をカード
リードライトユニット16に挿入し、個人識別コードをユ
ーザ端末14のキーボード34で入力する。ユーザ端末14
は、リードライトユニット16に挿入されたスマートカー
ドがポステージメータ12を有するユーザを示しているか
どうか、また、固有のオプショナル識別番号がキーボー
ド34で入力されたかどうか、を確認する。好ましくは、
セキュリティを一層向上させるために、コンビネーショ
ンコードシステムが周知のやり方で用いられる。ポステ
ージメータのセキュリティの原理は、米国特許第4,629,
871号明細書の中に述べられている。スマートカードが
ポステージメータ12を有するユーザに対して認可されて
いるものであること、および適切な識別コードがキーボ
ードから入力されたことがそれぞれ確認させると、ユー
ザ端末14は使用のためにポステージメータ12を電子的に
作動させる。正式に認可されたスマートカードが無い場
合には、ユーザ端末14はポステージメータ12を電子的に
不作動とする。
ユーザ端末14は郵便料金印刷トランザクションを下記
のステップ（Ｉ），（II），（III），（IV）によって
制御する。
（Ｉ）ポステージメータをセットする郵便料金値をモニ
タする。
（II）カード保有者による使用のために十分なファンド
（予納金）が認められていることを確認する。
（III）ユーザ端末およびスマートカードメモリ、並び
に必要に応じて管理下にあるコンピュータメモリに対し
て所望の機能をチャージする。
（IV）ポステージメータを認可し、トランザクションを
実行する。
オプショナルの電子式郵便料金スケール24がユーザ端
末14に配分されるべき与えられた項目の要求される郵便
料金値を転送することができ、また特定の勘定のために
認可されたファンドの有効性がどこで確認されたか、と
いうことも考慮される。料金メータ24からの郵便料金の
値は、ユーザ端末ディスプレー20上に表示することがで
きる。ユーザ端末14は、表示された郵便料金情報に対応
する、郵便証紙への印刷が行われるべき旨をキーボード
34上で単に確認するようにプログラムしておくことがで
きる。このようなユーザによる確認の後、ユーザ端末は
対応する郵便証紙に印刷するために料金メータの動作を
電子的に許可する。ユーザ端末14に接続されたオプショ
ナルローカルプリンタ22は郵便トランザクションの記録
を提供することができる。ユーザトランザクションレシ
ートの一例が第４図に示されている。図示のように、ト
ランザクションシートには、好ましくは、ユーザ識別番
号36、日付38、トランザクション開始時刻40、トランザ
クション終了時刻42、印刷された郵便料金選択値44、印
刷された合計の郵便料金46、およびユーザの予納金残高
48が表示される。
各郵便料金印刷区分の冒頭および各トランザクション
の後に、ユーザ端末14が料金メータ12からアセンディン
グ料金メータレジスタの内容を受け取るようにするのが
よい。ユーザ端末は、現在のアセンディング料金メータ
レジスタの内容が、当初のアセンディング料金メータレ
ジスタの内容を使用郵便料金の合計に加えることによっ
て決定される対応するユーザ端末の内容に一致すること
を確認する。期間リセットレジスタおよびアセンディン
グレジスタ不一致レジスタも同様である。たとえば通信
リンク32の故意または過失による破断のために、正当な
料金メータアセンディングレジスタの内容と計算された
ユーザ端末アセンディングレジスタの内容との間に不一
致が生じた場合、ユーザ端末は料金メータおよびユーザ
カードをロックし、不正な郵便料金が印刷されたことを
ユーザに知らせるようにすることができる。ユーザ端末
は不一致に対してチャージすべき勘定の識別を要求し、
管理者が介在するように呼び出しを行うことができる。
管理者は端末をクリアし、アセンディングレジスタ不一
致レジスタに不一致量を加える。期間リセットレジスタ
は当初の計算期間の終りに計算されなかった郵便料金残
高を内容として持っている。すなわち、１つまたはそれ
以上のユーザカードはタイムリーにクリアするために戻
してはならない。
郵便料金印刷区間中、郵便料金メータは郵便証紙に、
料金メータ中のアセンディングレジスタおよびデアセン
ディングレジスタに周知の方式に従って入力されたしか
るべきデータを通常行われている方式に従って印刷す
る。さらに加えて、各郵便料金印刷業務中、郵便料金メ
ータの、例えば印刷された郵便料金や項目量などの有用
情報は、不揮発性のユーザ端末メモリの保存され、使用
済み郵便料金の合計や郵便物量の値、ユーザサマリトラ
ンザクションテーブル、さらには種々の項目値カウンタ
を逐次更新させることができる。郵便料金メータ使用情
報はカードリードライトユニット16に挿入されたカード
18にも転送される。このカードはユーザカードトランザ
クションテーブル中の情報をソートし、照合し、記憶す
る。また、このカードはカードリードライトユニット16
に郵便料金処理区分を通して転送し、処理された郵便物
のすべての項目の郵便物の量および金額を記録させるこ
とができる。リードライトユニット16からカードを取り
出すと、ユーザ端末14は料金メータ12を不動作とする。
各ユーザによる郵便料金メータ使用の十分詳細な内容
は不揮発性ユーザ端末メモリに保存されているので、郵
便料金メータ使用情報はユーザ端末からアクセスしてそ
れをディスプレー上に表示させたり印刷させたりするこ
とができる。第１図に示されている実施例においては、
ユーザ端末メモリは管理人カードを使用する管理人によ
ってアクセスし、ローカルプリンタ22のサマリレポート
として印刷することができる。
上記とは異なり、第２図に示されているように、管理
コンピュータ26がユーザ端末14に直接接続されている第
１の変形例の場合、管理人はポステージメータ使用情報
をユーザ端末からコンピュータメモリにダウンロード
し、その後、計算レポートを発生してモニタ50に表示さ
せたり、コンピュータプリンタ30によって印刷させたり
することができる。
第３図に示されている第２の変形例では、管理コンピ
ュータ26はカードリードライトユニット（第2Cカード読
出−書込ユニツト）28を含む独立ユニットの一部であ
り、当業者によって適切にプログラミングされたところ
に従ってカードリードライトユニット28の差し込まれた
ユーザカード18から郵便料金メータ使用情報を受取るよ
うにコンピュータおよびカードリードライトユニット28
を作動させることができる。この実施例においては、例
えば各計算期間の終りに郵便料金メータ使用情報をユー
ザカードからカードリーダ28で読取ってコンピュータメ
モリに転送するために、すべてのユーザカードが加入者
から周期的に収集されるように考慮される。好ましく
は、ユーザカードは、郵便料金メータ使用情報がコンピ
ュータ26に転送されたら次の計算期間を開始するために
管理者によってクリアされる。
ユーザ端末またはユーザカードからコンピュータ26に
転送された情報は、与えられた計算期間ごとに料金メー
タ12のすべての使用に対する計算の基になる。さらに好
ましくは、コンピュータ26は種々のフォーマットで郵便
料金メータ使用計算情報を記憶し、表示し、あるいは印
刷するようにプログラムされる。限定の意味を持たない
１つの例として、所定の加入者に対する郵便料金メータ
使用計算情報を表示し、あるいは印刷するための３つの
計算フォーマットが第５図ないし第７図に示されてい
る。これらの例においてはそれぞれ、加入者は仮想の
「デパート123クレジットコントロール」として示され
ている。ここで理解すべきことは、第１図に示されてい
るユーザ端末システムによって発生されるのと実質的に
同一の計算レポートが発行される、ということである。
第５図に示されているように、計算レポートは計算期
間中に加入者によって行われた郵便料金計算トランザク
ションの種類や量を示すように発行することができる。
符号52で示すように、例えば、仮想の加入者「デパート
123クレジットコントロール」の識別が行われる。計算
期間54、ここでは「1896年10月」が与えられ、行54、5
8、60はそれぞれ印刷された郵便料金項目の各タイプに
対する印刷値、郵便量、および金額を識別する。「印刷
値」と表示されている行56には、モニターされた郵便料
金の各種類の単価が表示される。行58には、行56に表示
された項目タイプに対応する項目ごとの郵便量が表示さ
れる。行60には、各タイプごとに印刷された金額が表示
される。図示のごとく、行58および60の下段には、郵便
量および金額の合計値62が表示される。
第２実施例の合計報告表が、第６図に示されている。
この実施例では、一日の会計活動の概要が述べられてい
る。欄64,66,68は、特定の会計期間、ここでは1986年10
月における仮定の第123会計部が記録した郵便料金項目
について、日付，数量，合計金額をそれぞれ示してい
る。この図における配列は、日付に基づいて情報を蓄積
するためにユーザ端末14（ユーザ端末装置）内に設けら
れる時計及び／又はカード18の利用している。欄64に記
載された任意の日付につき、記録されるべき郵便料金項
目の合計数量及びそれらの合計金額が、それぞれ欄66,6
8に示されている。勿論、この会計期間の合計は、列70
上に示されるように、得ることができる。
ここで、第７図により、この発明についての第３実施
例の会計報告表を示す。より分り易いこの報告書の形式
は、この会計期間内における任意の日付に記録される特
定の郵便料金項目の数量を含むように、この期間に関す
る全ての郵便料金メーターの取扱い方の日毎の概要が分
るようになっている。それに加えて、コンピュータ26の
メモリをより大容量化することにより、前の会計期間か
らの日毎の取扱い情報を累積させて年単位の情報を生成
するように実用化できる。再び第７図に戻ると、ここに
は例えば1986年10月の会計年度における仮定した第123
会計部の取扱い量が示されている。欄72には、郵便料金
メータが使用されたそれぞれの日付が、表示されてい
る。欄74及び76には、欄72の相当する日付に記録された
特定の郵便料金項目の収益金額の数量が示されている。
欄78は、その日付に記録された郵便料金の残りの金額に
相当する他の郵便料金項目の類型を取纏めた数量が示さ
れている。欄80は、欄72に取上げられた各日付に記録さ
れた全ての郵便料金の合計金額を表にしたものである。
ここで再び欄70には、この会計期間おける合計数量とド
ルによる合計金額とが示されている。列82に示されるよ
うに、コンピュータが各日付の数量を累積して１年間の
郵便料金の合計数量及び合計金額の記録を累積して得ら
れるようにプログラムすることも可能である。このコン
ピュータのメモリ内に蓄積させる先行する期間の報告に
基づいた日毎の表により１年間の合計をプログラムする
ことは、この発明の技術的範囲内のことである。
勿論、前述した図面に示された郵便料金項目の金額等
についても、所望により上記のようにコンピュータによ
るプログラム化を企図しうる。また、他の会計報告の形
式についても、例えば全ての会計部による郵便料金メー
タの取扱いに関する月末又は年末の会計報告について用
いることは、好ましくかつ有益なことである。
次に、第８図Ａないし第８図Ｄに示したフローチャー
トにより、ユーザ端末14用の制御において適切な決定を
行うためのプロセスについて説明する。便宜上、第８図
Ａないし第８図Ｄに示したフローチャートにおいては、
ポステージメータ12は上昇的な部分加算レジスタを有
し、使用者カード18は予定量レジスタ，借入限度レジス
タ及び会計期間終了レジスタのそれぞれを有し、さら
に、ユーザ端末（以下、UT）14はUT上昇レジスタ,UT部
分加算レジスタ，利用者（使用者）識別（以下、利用者
ID）郵便料金支払及び部分加算レジスタ，郵便料金支払
集計レジスタ，部分加算集計レジスタ，初期メータ上昇
レジスタ，初期メータ部分加算レジスタ及びレジスタ値
連続上昇用レジスタのそれぞれを有している。簡略化し
て説明すると、このフローチャートは予定量及び借入限
度額の管理を行う管理者のカードと利用者（使用者）カ
ードとのみを取扱う装置にその適用を仮定している。
第８図Ａにおいて、ステップ84及び86において、ユー
ザ端末は電源を投与され、そしてユーザ端末自己テスト
のチェックが行われる。そして、ユーザ端末は相当する
メータの値に対するユーザ端末部分加算及び上昇レジス
タを点検し、メータを切り、そして郵便料金の不足金額
を設定する。その後、ユーザ端末は「カードを挿入せ
よ」というメッセージを表示し、カードが挿入されるま
で待機する（ステップ90）。
カードが挿入されると、ユーザ端末はステップ92によ
り利用者識別番号，予定量及び利用者個人識別フラグ等
のカードデータを読取ってこれを記憶する。ステップ94
の決定ブロックにおいて、カードの識別が為されたか否
かを決定する。もし、カードの識別がなされていない場
合には、「カード識別無効」のメッセージが表示され
（ステップ96）、ユーザ端末はカードが引抜かれるのを
待ち（ステップ98）、その上で、ユーザ端末は第８図Ａ
に示されるフローチャートの点Ａに戻る。しかしなが
ら、適切な者のカードが挿入されたことが識別された場
合には、ユーザ端末はステップ100において、管理者又
は利用者カードの何れが、カード読取り書込み装置内に
配置されたかを決定する。配置されたカードが、管理者
カードであった場合、第８図Ｄに示されるように、ユー
ザ端末は直接に管理者ルーチンに移行する。
他方、利用者カードがカード読取り書込み装置内に挿
入された場合には、ユーザ端末は個人識別番号（「PI
N」）フラッグを読取ることにより、個人識別番号が求
められているか否かを決定する（ステップ102）。も
し、PINが求められているならば、利用者はユーザ端末
のキーボードに入力されたPINを読取って、カードにPIN
を送り（ステップ104）、利用者はPINが正確であること
を点検する（ステップ106）。カード及びユーザ端末は
有効なPINを登録するために、３つの試みを行うことが
できる。この３つの試みの後に有効なPINが登録されな
かった場合には、「カードがロックされている」という
エラーメッセージが端末の表示手段に送信され、これに
よってユーザ端末は「PIN識別エラーのカードがロック
されている」旨のメッセージを表示して、カード読取り
書込み装置からロックされたカードが抜取られるまで待
機する（ステップ108,110,112,114を参照）。カードが
抜取られた後は、ユーザ端末は第８図Ａのフローチャー
トの点Ａに戻る。
PIN識別が求められていないか、又はPIN符号が見出さ
れない場合には、ユーザ端末は、予定金額が利用者郵便
料金の支払金額よりも大きいか否かを決定する（ステッ
プ116）。もし、予定金額が支払い金額に至っていない
場合には、ユーザ端末は借入限度が利用者の郵便料金の
支払金額を超えているか否かを決定する（ステップ11
8）。利用者（使用者：ユーザ）により支払われた郵便
料金の金額が借入限度を超過してはいないが予定金額は
超過している場合には、ユーザ端末は「予定金額を超過
した」旨のメッセージを表示するが、他方、メータの使
用を禁ずるようなことはない（ステップ120）。借入限
度額にまで達した場合にはユーザ端末は、「借入限度額
を超過した」旨のメッセージを表示し、この借入限度額
超過メッセージをカードに送り、「カードを抜取る」旨
のメッセージを表示し、カードが抜取られるまで待機す
る（ステップ118,122,124,126,114を参照）。
もし、借入限度を既に超過してしまっていたならば、
次にユーザ端末はカード計算期間がそれ以後も続くか否
かを決定する。ここで、第８図Ｂを参照すると、もしカ
ードが継続する計算期間には適合していないならば、ユ
ーザ端末は「計算期間は終了した」旨のメッセージを表
示し、カードが抜取られるまで待機する（ステップ128,
130,132参照）。カードが抜取られた後、ユーザ端末は
第８図Ａの点Ａに戻ることになる。ここでは図示説明を
省略したが、多数の他の状況もまた図示説明し得るであ
ろう。例示説明した限りでは、ユーザ端末は１日の計算
時間内にカードがその１日として認定された期間内に利
用され続けていたか否かを決定するフラッグのみをテス
トすることができることとなる。
カード計算期間が継続する場合には、ユーザ端末はメ
ータを使用可能な状態とし、利用者用主要メニュー及び
メータに表示された郵便料金の連続的な計算設定を表示
する（ステップ128,134,136参照）。そして、ユーザ端
末はキーボードを読取り、郵便料金の記録を行うこと又
は種の機能を報告することが行われるべきであるか否か
を決定する（ステップ138,14参照）。もしこの報告がさ
れるべきであるのならば、ユーザ端末は郵便料金メータ
の動作を停止させ、作成されるべき報告の他の類型のメ
ニューを表示する。利用者用の報告書の形式は番号に基
づいて選択されてその報告が表示又は記録され、利用者
が主要メニューに戻ることを希望するか否かをユーザ端
末は問合わせる（ステップ142,144,146,148,150参
照）。利用者が希望しないならば、ユーザ端末は報告書
メニュー表示に復帰することとなる（ステップ144参
照）。他方、ユーザ端末が主要メニュー表示に復帰した
場合（ステップ136）には、点Ｂに示される流れの経路
をとる。容易に認識することができるように、添付され
ている図面は利用者カードを携帯する者による計算情報
の表示及び記録を示している。勿論、この発明の適用さ
れる可能性は管理者用のカードに限定されるべき事項、
又は利用者用及び管理者用の双方のカードに分担される
べき事項の何れの場合もある。例えば、利用者は利用者
情報のみの記録を行うことができるようにし、管理者は
全ての利用者に適合する情報を全て記録することができ
るように構成してもよい。
再びステップ140の説明に戻り、郵便料金が記録され
るべきであるならば、ユーザ端末は郵便料金メニューを
表示し、キーボード及びメータの双方を調べ、メータが
既に無料扱いとなってしまっていないか否かを問合わ
せ、又は、新しいメータの数値が既に設定されるべきで
あったか或いは設定されるべきであるかいなかを問合わ
せる（ステップ152,154,156）。新しい数値が設定され
ている場合は、ユーザ端末はキーボード及びメータを入
念に調べ、メータが無料扱いとなっていないか否か問合
わせる（ステップ158,154,156）。一旦、メータが無料
扱いとなっているならば、ユーザ端末は支払われる郵便
料金の利用者用IDを最新のものにし、そのカードについ
ての郵便料金の金額を送信し、さらにユーザ端末の表示
装置上に郵便料金の支払い報告を表示する（ステップ16
0,162,164参照）。
次に、第８図Ｃに示すように、ユーザ端末は利用者に
より支払われる郵便料金がその利用者の借入限度以下で
あるか否かを決定する（ステップ166）。料金が借入限
度以下でない場合には、「借入限度を超過している」旨
のメッセージを表示するために第８図Ａに示す点Ｃ（ス
テップ122）に戻り、カードが引抜かれるまで待機す
る。
もしその利用者の借入限度が超過されていないとすれ
ば、ユーザ端末は一時的にキーボード、メータ及びカー
ド読取り機を入念に調査し、利用者が郵便料金メニュー
の表示を希望しているか否かを問合わせる（ステップ16
8,170）。希望している場合には、第８図Ｂのフローチ
ャートの点Ｄまでメータの動作の流れは戻ることになる
（ステップ152）。もしその表示を希望していない場合
には、ユーザ端末はメータが既に無料化されているか否
かを決定し（ステップ172）、そしてメータが無料化さ
れているのであるならば、動作の流れは第８図Ｂのフロ
ーチャートの点Ｅまで戻ることになり（ステップ16
0）、ユーザ端末及びカード読取り器に記録されている
数値は最新のものに改められることになる。もしメータ
が無料化されていない場合には、ユーザ端末は新たな数
値が設定されたか否かを判断し（ステップ174）、新た
な数値が設定された場合には、第８図Ｂに示されるフロ
ーチャートの点Ｆまで動作は戻ることになる（ステップ
158）。もし、新たな数値が設定されていないならば、
ユーザ端末は利用者が主要メニューを見たいか否かを問
合わせ（ステップ176）、もし利用者がこれを見たいの
ならば、第８図Ｂのフローチャート点Ｂまで動作が戻る
ことになる（ステップ136）。主要メニューが表示され
ない場合には、ユーザ端末はカード読取り書込み装置内
のカードの有無に従った信号をテストする（ステップ17
8）ことになる。カードが依然として存在している場合
には、ユーザ端末はキーボード，メータ及びカード読取
り装置を入念に調査するところまで動作を復帰させ、利
用者から更に指示が出されるまで待機する。もしカード
が引抜かれた場合にはユーザ端末は第８図Ａのフローチ
ャートの点Ａまでその動作の流れを戻すことになる（ス
テップ88）。
管理者用のカードがカード読取り書込み装置内に既に
挿入されている場合（第８図Ａのステップ100）には、
ユーザ端末は第８図Ｄのフローチャートに示されている
ようなルーチンを実行する。同図に示されているよう
に、ユーザ端末は管理者メニューを表示し、入力された
指示のためにキーボード及びカード読取り装置を入念に
調査する（ステップ180,182）。一旦管理者用の機能が
選択されたならば、ユーザ端末は予め設定された時間内
にカード読取り書込み装置内に既にカードが挿入されて
いたかを決定するためにカード存在信号をテストする
（ステップ184）。もし既にカードが挿入されていたな
らば、管理者機能が実行され（ステップ186）、管理者
メニューを表示するようにユーザ端末の動作は戻ること
になる（ステップ180）。以上の説明は単なる一例に過
ぎず、最新の数値を得るのに利用者カードがカード読取
り書込み装置内への挿入を必要とするために、選択され
た管理者機能が利用者の識別番号をリセットするように
構成してもよい。カードが適切な時期に挿入されていな
い場合には、ユーザ端末は第８図Ａに示されるフローチ
ャートの点Ａまで戻されるであろう（ステップ88）。勿
論、管理者側の機能は計算報告を表示したり記録したり
する機能も含んでいる。
第８図Ａないし第８図Ｄを用いた上述の説明は、この
発明の基本的な原理を説明しようとするものであり、こ
の発明はこの基本原理に限定されるものではない。容易
に認識され得るように、前述したフローチャートの特定
のステップから考えられる構成の変形又は特定のステッ
プへの構成の付加は、この明細書に明らかに開示され、
かつ、企図された多く実施例及び変形例に調和してなさ
れるであろう。
このように、この発明は多方面の部門を有する郵便料
金計算システムを提供するものである。この発明に係る
システムは、この技術分野に既に存在している電子郵便
料金メータに遡って有利に適用し得るものである。事
実、メータの構造として丸天井がいぜんとして残されて
いるようなものや補足的な計算システムに対して外部的
な電気的な接続手段により接続されているようなもので
も、この発明のシステムを用いることにより既存の郵便
料金メータに首尾一貫して適用することができるし、既
存のメータに矛盾なく調和させることができる。勿論、
将来的には、メータと制御ユニットとカード読取り書込
みユニットとを１つの統合されたメータとして構成する
ことも企画され得ることである。しかしながら丸天井や
郵便料金記録機能メータの構成として残され、かつ、こ
れらが従来の様式の中に再装備されることもあるので、
制御ユニットやカード読取り書込みユニットをメータの
中に統合することは、依然として既存の郵便の規制に従
うべきである。
これに加えて、管理的なコンピュータを含む好適な実
施例により、カード及びユーザ端末を備えた計算システ
ムが達成しようとする目的以上に大規模な計算を可能に
するし、また作成可能な以上に応用をきかせた計算報告
書の類型を加えることも可能となる。
前述していない範囲の事項についても、より広い適用
局面においてこの発明がこの明細書で説明し図示した特
定の実施例に限定されないことは理解されるであろう。
しかし、この発明の特許請求の範囲内に属し、しかもこ
の発明の基本原理を超えず、かつ、この発明の主な有利
点を犠牲にしない限り、上述された実施例に基づいてこ
の発明を新たに発展させることは自由である。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明による郵便料金メータ計算システムの略
ブロツク線図、第２図はユーザ端子に接続される管理用
コンピユータシステムを有する本発明による郵便料金メ
ータ計算システムの第１変型実施例ブロツク線図、第３
図はスタンド・アローンの管理用コンピユータシステム
を有する本発明による郵便料金メータ計算システムの第
２変型実施例の略ブロツク線図、第４図は使用者トラン
ザクシヨンレシートの例、第５図は郵便料金計算レポー
トの第１例、第６図は郵便料金計算レポートの第２例、
第７図は郵便料金計算レポートの第３例、第8Aないし8D
図は本発明による郵便料金計算システムの１つの可能な
ユーザ端末意志決定プロセスを説明するフローチヤート
である。
フロントページの続き (72)発明者 ロバート、ケー、ティー、チェン アメリカ合衆国コネチカット州、ウィル トン、インディアン、ロック、ロード、 12 (72)発明者 ジョセフ、エル、カージウロ アメリカ合衆国コネチカット州、トラム ブル、メイン、ストリート、5418 (72)発明者 ロバート、ダースト アメリカ合衆国コネチカット州、モンロ ー、シェルトン、ロード、212 (72)発明者 ウォイチェック、エム、クロスニー アメリカ合衆国コネチカット州、ミルフ ォード、リンウッド、ストリート、81 (56)参考文献 特開 昭56−103787（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−292791（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G07B 17/00

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】郵便料金計算システムであつて、 電子式郵便料金メータ、 前記郵便料金メータに使用するため挿入する使用者用IC
    カード手段であつて、前記使用者用カード手段がマイク
    ロプロセツサおよびメモリを有し、前記使用者カードの
    メモリがさらにヘツダ部分およびトランザクシヨンテー
    ブルを有する前記使用者用ICカード手段、 前記郵便料金メータに接続され前記郵便料金メータを制
    御しかつ郵便料金メータ使用情報を記録するユーザ端末
    装置であつて、前記ユーザ端末装置が前記使用者カード
    手段をうけ入れかつ通信する第1ICカード読出−書込ユ
    ニツトを有し、前記ユーザ端末装置が有効なカードが前
    記第１カード読出−書込ユニツトに挿入されたとき使用
    のため前記郵便料金メータを付勢し、前記ユーザ端末装
    置が前記郵便料金メータ使用情報を前記使用者用カード
    手段に伝達して前記トランザクシヨンテーブルに記憶す
    る前記ユーザ端末装置、 第2ICカード読出−書込ユニツトに接続され前記使用者
    用カード手段をうけ入れかつ通信する管理用コンピユー
    タであつて、前記管理用コンピユータが前記郵便料金メ
    ータ使用情報を前記使用者用カード手段からうけ取つて
    そこから郵便料金メータ使用レポートを製作する前記管
    理用コンピユータ を備えた郵便料金計算システム。
  2. 【請求項２】郵便料金計算システムであつて、 電子式郵便料金メータ、 使用のため前記郵便料金メータに挿入する使用者用ICカ
    ード手段、 前記郵便料金メータに接続され前記郵便料金メータを制
    御しかつ郵便料金メータ使用情報を記録するユーザ端末
    装置であつて、前記ユーザ端末装置が前記使用者用カー
    ド手段をうけ入れかつ通信するICカード読出−書込ユニ
    ツトを有し、前記ユーザ端末装置が有効な使用者カード
    が前記カード読出−書込ユニツトに置かれたとき使用の
    ため前記郵便料金メータを付勢する、前記ユーザ端末装
    置、 前記ユーザ端末装置に接続され前記郵便料金メータ使用
    情報を前記ユーザ端末装置からうけ入れてそこから郵便
    料金計算レポートを制作する管理用コンピユータ を備えた郵便料金計算システム。
  3. 【請求項３】前記使用者用カード手段がマイクロプロセ
    ツサおよびメモリを有し、前記メモリがヘツダ部分およ
    びトランザクシヨンテーブルを有し、前記使用者用カー
    ド手段が前記郵便料金メータ使用情報を前記ユーザ端末
    装置からうけ入れて前記郵便料金メータ使用情報を前記
    トランザクシヨンテーブルに記憶する請求項２記載のシ
    ステム。
  4. 【請求項４】郵便料金計算システムであつて、 電子式郵便料金メータ、 前記郵便料金メータに使用するため挿入する使用者用IC
    カード手段であつて、前記使用者用カード手段がマイク
    ロプロセツサおよびメモリを含み、前記メモリがさらに
    ヘツダ部分およびトランザクシヨンテーブルを有する前
    記使用者用ICカード手段、 前記郵便料金メータに接続され前記郵便料金メータを制
    御しかつ郵便料金メータ使用情報を記録するユーザ端末
    装置であつて、前記ユーザ端末装置が前記使用者用カー
    ド手段をうけ入れかつ通信するICカード読出−書込ユニ
    ツトを有し、前記ユーザ端末装置が有効なカードが前記
    カード読出−書込ユニツトに挿入されたとき使用のため
    前記郵便料金メータを作動し、前記ユーザ端末装置が前
    記郵便料金メータ使用情報を前記使用者用カード手段に
    伝達して前記トランザクシヨンテーブルに記憶する前記
    ユーザ端末装置を備え、 前記使用者用カードのヘツダ部分がカード識別数字、使
    用者識別数字、使用者カード識別器、ユーザ端末識別数
    字、計算期間開始日、計算期間終了日、借方限度カウン
    タ、エラー型レジスタおよびカウンタ、および少くとも
    １つの項目値入力を有する郵便料金計算システム。
  5. 【請求項５】前記使用者カードトランザクシヨンテーブ
    ルが日付、前記ヘツダ部分項目値入力に対応する項目値
    カウンタ、別の型の枚数カウンタおよび別の型の量レジ
    スタを有する請求項４記載のシステム。
  6. 【請求項６】郵便料金計算システムであつて、 電子式郵便料金メータ、 前記郵便料金メータに使用するため挿入する使用者用IC
    カード手段であつて、前記使用者用カード手段がマイク
    ロプロセツサおよびメモリを含み、前記メモリがさらに
    ヘツダ部分およびトランザクシヨンテーブルを有する前
    記使用者用ICカード手段、 前記郵便料金メータに接続され前記郵便料金メータを制
    御しかつ郵便料金メータ使用情報を記録するユーザ端末
    装置であつて、前記ユーザ端末装置が前記使用者用カー
    ド手段をうけ入れかつ通信するICカード読出−書込ユニ
    ツトを有し、前記ユーザ端末装置が有効なカードが前記
    カード読出−書込ユニツトに挿入されたとき使用のため
    前記郵便料金メータを作動し、前記ユーザ端末装置が前
    記郵便料金メータ使用情報を前記使用者用カード手段に
    伝達して前記トランザクシヨンテーブルに記憶する前記
    ユーザ端末装置、 前記使用者用カード手段を監視しかつ前記郵便料金メー
    タ使用情報を入力する管理者用ICカード手段、 を備えた郵便料金計算システム。
  7. 【請求項７】前記管理者用カードがマイクロプロセツサ
    および管理者ヘツダ部分および管理者トランザクシヨン
    トレースを有するメモリを有し、前記管理者ヘツダ部分
    がカード識別装置、管理者数字、管理者カード識別装
    置、およびユーザ端末識別装置を有する請求項６記載の
    システム。
  8. 【請求項８】前記管理者用カードは前記使用者用カード
    のヘツダ部分およびトランザクシヨンテーブルを入力お
    よび改訂するためホルダを認証する請求項７記載のシス
    テム。
  9. 【請求項９】前記ユーザ端末装置は前記使用情報を展示
    するデイスプレーをさらに有する請求項６記載のシステ
    ム。
  10. 【請求項１０】前記ユーザ端末装置に接続され郵便料金
    メータ使用トランザクシヨンレシートを使用者カード保
    持者の要求により印刷する請求項９記載のシステム。
  11. 【請求項１１】郵便料金計算システムであつて、 電子式郵便料金メータ、 前記郵便料金メータに使用するため挿入する使用者用IC
    カード手段であつて、前記使用者用カード手段がマイク
    ロプロセツサおよびメモリを含み、前記メモリがさらに
    ヘツダ部分およびトランザクシヨンテーブルを有する前
    記使用者用ICカード手段、 前記郵便料金メータに接続され前記郵便料金メータを制
    御しかつ郵便料金メータ使用情報を記録するユーザ端末
    装置であつて、前記ユーザ端末装置が前記使用者用カー
    ド手段をうけ入れかつ通信するICカード読出−書込ユニ
    ツトを有し、前記ユーザ端末装置が有効なカードが前記
    カード読出−書込ユニツトに挿入されたとき使用のため
    前記郵便料金メータを作動し、前記ユーザ端末装置が前
    記郵便料金メータ使用情報を前記使用者用カード手段に
    伝達して前記トランザクシヨンテーブルに記憶する前記
    ユーザ端末装置、 前記ユーザ端末に接続された電子郵便料金秤、 を備えた郵便料金計算システム。
  12. 【請求項１２】郵便料金計算システムであつて、 電子式郵便料金メータ、 前記郵便料金メータに使用するため挿入する使用者用IC
    カード手段であつて、前記使用者用カード手段がマイク
    ロプロセツサおよびメモリを含み、前記メモリがさらに
    ヘツダ部分およびトランザクシヨンテーブルを有する前
    記使用者用ICカード手段、 前記郵便料金メータに接続され前記郵便料金メータを制
    御しかつ郵便料金メータ使用情報を記録するユーザ端末
    装置であつて、前記ユーザ端末装置が前記使用者用カー
    ド手段をうけ入れかつ通信するICカード読出−書込ユニ
    ツトを有し、前記ユーザ端末装置が有効なカードが前記
    カード読出−書込ユニツトに挿入されたとき使用のため
    前記郵便料金メータを作動し、前記ユーザ端末装置が前
    記郵便料金メータ使用情報を前記使用者用カード手段に
    伝達して前記トランザクシヨンテーブルに記憶する前記
    ユーザ端末装置を備え、 前記ユーザ端末装置がさらにマイクロプロセツサ、消去
    可能、プログラム可能な読出し専用メモリおよび非蒸発
    メモリを有し、前記消去可能なプログラム可能な読出し
    専用メモリは所有者の非蒸発アプリケーシヨンプログラ
    ム情報を記憶しまた前記非蒸発メモリは前記郵便料金メ
    ータ使用情報および所有者可変アプリケーシヨンプログ
    ラム情報を記憶する郵便料金計算システム。
  13. 【請求項１３】前記ユーザ端末装置はさらにマイクロプ
    ロセツサ、消去可能、プログラム可能な読出し専用メモ
    リおよび非蒸発メモリを有し、前記消去可能、プログラ
    ム可能な読出し専用メモリは所有者の非蒸発アプリケー
    シヨンプログラム情報を記憶しまた前記非蒸発メモリは
    前記郵便料金メータ使用情報および所有者可変アプリケ
    ーシヨンプログラム情報を記憶する請求項１記載のシス
    テム。
  14. 【請求項１４】前記ユーザ端末装置はさらにマイクロプ
    ロセツサ、消去可能、プログラム可能な読出し専用メモ
    リおよび非蒸発メモリを有し、前記消去可能、プログラ
    ム可能な読出し専用メモリは所有者の非蒸発アプリケー
    シヨンプログラム情報を記憶しまた前記非蒸発メモリは
    前記郵便料金メータ使用情報および所有者可変アプリケ
    ーシヨンプログラム情報を記憶する請求項２記載のシス
    テム。
  15. 【請求項１５】前記所有者可変アプリケーシヨンプログ
    ラム情報および前記郵便料金メータ使用情報を入力しま
    た改訂する管理者用ICカード手段をさらに備えた請求項
    12記載のシステム。
  16. 【請求項１６】前記郵便料金メータ使用情報は、各郵便
    料金メータトランザクシヨンに対して、印刷された多数
    の既設定郵便料金項目値、印刷された多数の他の型の紙
    片および印刷された他の型の項目を有する請求項15記載
    のシステム。
  17. 【請求項１７】前記管理者カードヘツダ部分に入力しま
    た改訂するサービスICカード手段をさらに備えた請求項
    16記載のシステム。
  18. 【請求項１８】前記消去可能後、プログラム可能な読出
    し専用メモリおよび前記非蒸発メモリを入力しまた改訂
    するサービスICカード手段をさらに備えた請求項12記載
    のシステム。
  19. 【請求項１９】前記所有者非蒸発アプリケーシヨンプロ
    グラム情報および前記所有者可変アプリケーシヨンプロ
    グラム情報を入力しまた改訂するプログラムICカード手
    段をさらに備えた請求項12記載のシステム。
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