JP2761974B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2761974B2 JP23032490A JP23032490A JP2761974B2 JP 2761974 B2 JP2761974 B2 JP 2761974B2 JP 23032490 A JP23032490 A JP 23032490A JP 23032490 A JP23032490 A JP 23032490A JP 2761974 B2 JP2761974 B2 JP 2761974B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は記録ヘッドから被記録材へインクを吐出して
記録を行なうインクジェット記録装置に関する。
〔従来の技術〕
プリンタ、複写機、ファクシミリ等の記録装置は、画
像情報に基づいて、紙やプラスチック薄板等の被記録材
上に画像を形成していくように構成されている。
前記記録装置は、記録方式により、インクジェット
式、ワイヤドット式、サーマル式、レービーム式等に分
けることができ、そのうちのインクジェット式(インク
ジェット記録装置)は、記録ヘッドから被記録材にイン
クを吐出させて記録を行なうように構成されている。
インクジェット記録装置は、高精細な画像を高速で記
録することができ、ノンインパクト方式であるため騒音
が少なく、しかも、多色のインクを使用してカラー画像
を記録するのが容易であるなどの利点を有している。
このインクジェット記録装置には、被記録材に沿って
移動するキャリッジ上に記録ヘッドを着脱可能に装填す
る構成のものがある。
この着脱可能な記録ヘッドとして、インク吐出部(記
録部)とインクタンクを一体にした、交換可能なカート
リッジタイプを使用することが広く行われている。
第9図は、従来の交換可能なカートリッジタイプの記
録ヘッドを有するインクジェット記録装置の構成例を示
す平面図である。
第9図において、キャリッジ1上には4個の記録ヘッ
ド(インクジェットヘッド)2A、2B、2C、2Dが搭載さ
れ、該キャリッジ1は走査レール3錠を本図面において
左右方向に移動可能である。
前記キャリッジ1は、駆動モーター4により、駆動プ
ーリー5および駆動ベルト6を介して、駆動される。
前記キャリッジ1の移動(記録領域での走査移動)に
従って、前記各記録ヘッド2A〜2Dから画像信号に応じて
インクを吐出させることにより、被記録材7上に画像が
記録される。
第9図中の破線Aは、非記録時のキャリッジ停止位置
を示す。
キャリッジ1が前記破線Aの位置にある時、各記録ヘ
ッド2A〜2Dのインク吐出部をキャップ手段8でキャッピ
ングすることにより、インクの蒸発防止および記録ヘッ
ド着脱の際のインク飛散防止がなされる。
〔発明が解決しようとする技術的課題〕
記録ヘッド2A〜2Dの着脱動作は、キャリッジ1が破線
Aで示すキャリッジ停止位置にある時に行なわれる。
しかし、着脱動作を行う際にキャリッジ1が不用意に
走査方向に移動してしまうと、記録ヘッド2A〜2Dのイン
ク吐出部と被記録材7とのギャップが0.5〜2.0mm程度と
狭く設定されているので、記録ヘッドと被記録材とが接
触し、該記録ヘッド(特にインク吐出部)が破損する原
因となっていた。
また、接着動作の際の振動により、記録ヘッド2A〜2D
からインク滴が飛散し、記録装置内を汚す原因ともなっ
ていた。
さらに、キャリッジ1が破線Aで示す停止位置以外に
放置されると、記録ヘッド2A〜2Dのインク吐出部のキャ
ッピングが行なわれないので、インク蒸発の原因ともな
っていた。
本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたもの
であり、本発明の目的は、インクジェット記録ヘッドや
インクジェットヘッドカートリッジを着脱する際の、被
記録材等との接触による当該記録ヘッドやヘッドカート
リッジの破損や、振動によるインク飛散を防止すること
ができるインクジェット記録装置を提供することであ
る。
〔課題解決のための手段〕
請求項1の発明は、上記目的を達成するため、キャリ
ッジに対して着脱自在に搭載されるインクジェット記録
ヘッドのインク吐出部から吐出されるインクにより被記
録材に記録がなされるインクジェット記録装置におい
て、前記インクジェット記録ヘッドにより前記被記録材
に記録がなされる記録領域と非記録領域とにわたって前
記キャリッジを走査させるキャリッジ駆動手段と、前記
キャリッジに設けられ、前記キャリッジに対する前記イ
ンクジェット記録ヘッドの着脱を行うための着脱手段
と、前記着脱手段を用いた前記インクジェット記録ヘッ
ドの着脱の実行を禁止する着脱禁止手段と、前記インク
ジェット記録ヘッドのインク吐出部が前記非記録領域に
位置する際に、前記着脱禁止手段による前記着脱の実行
禁止を解除する解除手段と、前記解除手段が前記着脱禁
止手段による前記インクジェット記録ヘッドの着脱の実
行禁止を解除するのに伴って、前記位置からの前記キャ
リッジの移動を禁止するキャリッジ移動禁止手段と、を
有することを特徴とする。
請求項3の発明は、上記目的を達成するため、キャリ
ッジに搭載されるインク吐出部とインクタンクとが一体
のインクジェットヘッドカートリッジの前記インク吐出
部により被記録材に記録がなされるインクジェット記録
装置において、前記インク吐出部により前記被記録材に
記録がなされる記録領域と非記録領域とにわたって前記
インクジェットヘッドカートリッジを搭載するための前
記キャリッジを走査させるキャリッジ駆動手段と、前記
キャリッジに設けられ、前記キャリッジに対する前記イ
ンクジェットヘッドカートリッジの着脱を行うための着
脱手段と、前記着脱手段を用いた前記インクジェットヘ
ッドカートリッジの着脱の実行を禁止する着脱禁止手段
と、前記インクジェットヘッドカートリッジのインク吐
出部が前記非記録領域に位置する際に、前記着脱禁止手
段による前記着脱の実行禁止を解除する解除手段と、前
記解除手段が前記着脱禁止手段による前記インクジェッ
トヘッドカートリッジの着脱の実行禁止を解除するのに
伴って、前記位置からの前記キャリッジの移動を禁止す
るキャリッジ移動禁止手段と、を有することを特徴とす
る。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明によるインクジェット記録装置の一実
施例の斜視図である。
なお、以下の各図面を通して、同一または対応部分は
全て同一符号で表示されている。
第1図において、交換可能なカートリッジタイプの記
録ヘッド2A、2B、2C、2Dは、キャリッジ1上に着脱自在
に装填されている。
前記キャリッジ1は走査レール3に沿って移動可能に
案内されており、その他端部分は摺動レール11上に載置
されている。
該キャリッジは、従来例と同様、駆動モーターにより
駆動プーリーおよび駆動ベルトを介して往復駆動され、
被記録材7に対して矢印S方向の往復走査を行なう。
このキャリッジ1の走査に従い、記録ヘッド2A〜2Dの
インク吐出部から、画像信号に応じてインクを吐出させ
ることにより、被記録材7上に文字や図形等の画像が記
録される。
図示の記録ヘッド2A〜2Dはインクタンク(インク貯留
部)と一体のカートリッジタイプであり、各インク吐出
部に対しては、一体のインクタンクからインクが供給さ
れる。
前記各記録ヘッド2A〜2Dは、それぞれ、異なるインク
で画像記録を行なうものであり、カラー記録の場合は、
例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのイン
ク色に対応させることができる。
前記各記録ヘッド2A〜2D(詳しくは、そのインク吐出
部)は、熱エネルギーを利用してインクを吐出するイン
クジェットヘッドであって、熱エネルギーを発生するた
めの電気熱変換体を備えたものである。
また、前記記録ヘッド2A〜2Dは、前記電気熱変換体に
よって印加される熱エネルギーにより生じる膜沸騰によ
る気泡の成長、収縮によって生じる圧力変化を利用し
て、吐出口よりインクを吐出させ、記録を行なうもので
ある。
なお、以下では、前記記録ヘッド2A〜2Dなど、複数個
の同様の構成部品については、いずれか任意の一つを示
す場合、または総称する場合は、それらの符号A〜Dを
省略し、記録ヘッド2などで示すことにする。
前記被記録材7は、画像記録に応じて、送りローラ対
12、13および14、15によって順次搬送され、その所定位
置に所定の画像が記録される。
この場合、前記被記録材7は、その側縁をガイド板16
によってガイドされ、左右方向の位置を規制されてい
る。
各記録ヘッド2に対しては、信号線束(フレキシブル
ケーブル)17から、本体コネクター18A、18B、18C、18D
を介して、画像記録信号が伝送される。
各本体コネクター18A〜18Dは、キャリッジ1に対し矢
印M方向に移動可能に係合されたコネクターホルダー19
によって保持されている。
また、信号線束17は、前記コネクターホルダー19にビ
ス20A、20Bで固定された押さえ板21により、固定されて
いる。
キャリッジ1上には解除レバー22が回動可能に軸支さ
れている。
この解除レバー22は、通常時には各記録ヘッド2を位
置決め状態に保持し、特定のキャリッジ位置では、回動
駆動されて各記録ヘッド2を位置決め状態から解放する
ものである。
また、キャリッジ1上には、前記解除レバー22と前記
コネクターホルダー19に係合するリンク板23が設けられ
ている。
さらに、キャリッジ1上には、後述するロック手段を
構成する、ロック爪24およびロックバネ25が設けられて
いる。
このロック手段は、後述するように、通常時には前記
解除レバー22を記録ヘッド位置決め状態にロックし、キ
ャリッジ1が装置筐体26のガイド部27に当接した時、す
なわち、該キャリッジが前記キャリッジ停止位置Aにあ
る時には、前記解除レバー22を解除位置へ回動可能なよ
うに、解除レバー22の動作を規制するように動作する。
前記キャリッジ1が前記停止位置Aにある時には、キ
ャップ手段8によって、各記録ヘッド2のインク吐出部
をキャッピングすることができる。
前記キャップ手段8には、各記録ヘッド2のインク吐
出部を密閉し得るキャップ部28A、28B、28C、28Dが設け
られている。
前記装置筐体26には、キャリッジ1が前記停止位置A
にある時、前記解除レバー22と該キャリッジとの間に位
置するキャリッジロック部29が設けられている。
このキャリッジロック部29は、キャリッジ1が停止位
置にある時に、前記解除レバー22を記録ヘッド解放位置
へ回動させた場合に、キャリッジ1の側面と該解除レバ
ー22の係合部31との間に挟まれ、該キャリッジの移動を
阻止するキャリッジ移動防止手段を形成するものであ
る。
第2図は、第1図中の記録ヘッド2のインク吐出部13
0を模式的に示す部分斜視図である。
第2図において、被記録材7に所定の隙間(例えば、
約0.5〜2.0mm程度)をおいて対面する吐出口面131に
は、所定のピッチで複数の吐出口132が形成され、共通
液室133と各吐出口132とを連通する各液路134の壁面に
沿ってインク吐出用のエネルギーを発生するための電気
熱変換体(発熱抵抗体など)135が配設されている。
本例においては、各記録ヘッド2は、前記吐出口132
がキャリッジ1の走査方向と交叉する方向に並ぶような
位置関係で、キャリッジ1に装填されている。
画像信号または吐出信号に基づいて対応する電気熱変
換体135を駆動(通電)して、液路134内のインクを膜沸
騰させ、その時に発生する圧力によって吐出口132から
インクを吐出させるように構成されている。
第3図は第1図中のキャリッジ1および記録部の側断
面図である。
第3図において、記録ヘッド2は、その突き当て面3
6、37、38を、キャリッジ1の突き当て面39、40、41に
当接させることにより、位置決め装着されている。
すなわち、前記コネクターホルダー19にバネ42で突出
方向に付勢された状態で装着された押しピン43によっ
て、記録ヘッド2を第3図中左方向へ押圧することによ
り、前記突き当て面36および37が前記突き当て面39、40
に圧接され、これによって、キャリッジ1に対するヘッ
ドカートリッジ2の水平方向の位置決めが行われてお
り、さらに、前記押しピン43の先端で記録ヘッド3の斜
面44を押し圧力する力fの下向き分力f1により、記録ヘ
ッド2の突き当て面38がキャリッジ1の突き当て面41に
圧接され、これによって、記録ヘッド2の高さ方向の位
置決めが行われている。
一方、前記コネクターホルダー19には、本体コネクタ
ー18が取り付けられている。
なお、キャリッジ1の垂直面45と記録ヘッド2の垂直
面46は、該記録ヘッドを該キャリッジへ装着する際のラ
フガイドとなる部分である。
記録ヘッド2のインク吐出部(噴射ヘッド)130は、
キャリッジ1が所定位置にある時、キャップ手段8のキ
ャップ部と当接し、該インク吐出部(または第2図に示
す吐出口面131)のキャッピングが行なわれる。
第4図は、キャリッジ1から記録ヘッド2を取り外し
た状態を示す側断面図である。
第4図において、記録ヘッド2を取り外す場合には、
先ず、コネクターホルダー19が後述する機構(第5図)
によって右方向へ移動する。
このコネクターホルダー19の移動時には、ラフガイド
45、46の当接により記録ヘッド2の移動が防止されるの
で、本体コネクター18がヘッドコネクター47から離れ、
同時に、押しピン43が記録ヘッド2から離れるので、記
録ヘッド2は前記位置決め状態から解放される。
前記ヘッドコネクター47と本体コネクター18との接合
が解除され、かつ、前記押しピン43も記録ヘッド2から
離れると、該記録ヘッドは矢印R方向に着脱が可能とな
る。
第5図は、前記コネクターホルダー19を移動させる機
構を例示する側面図であり、同時に解除レバー22をロッ
クする機構も例示する側面図である。
第5図において、コネクターホルダー19に設けられた
軸51はリンク板23と一体的に結合されている。
この軸51はキャリッジ1に形成されたスライド孔52と
嵌合しており、また、リンク板23に形成されたスライド
孔53は、キャリッジ1に設けられたキャリッジ軸54と嵌
合しており、したがって、コネクターホルダー19および
リンク板23はキャリッジ1に対して前後方向にスライド
移動可能である。
解除レバー22は前記キャリッジ軸54を中心に回動可能
に取り付けられており、また、前記リンク板23に設けら
れた突起55は該解除レバー22に形成された溝状のカム孔
56と嵌合している。
したがって、前記解除レバー22の回動に従って、前記
リンク板23がキャリッジ1に対して第5図中の左右方向
に移動する。
ロック爪24は、キャリッジ1に設けられたロック軸57
を中心に回動可能に取り付けられ、該キャリッジ1との
間に張設されたロックバネ25により第5図中の時計回り
に付勢されている。
したがって、第5図に示すように、前記ロック爪24に
形成されたロック部59と前記解除レバー22に形成された
ロック部60が係合することにより、該解除レバー22の回
動が阻止されている。
第6図は前記解除レバー22のロックの解放状態を示す
側面図である。
キャリッジ1がキャリッジ停止位置A(第1図参照)
に移動してくると、該キャリッジ上のロック爪24のガイ
ド面61が装置筐体26のガイド部27(第1図)と当接し、
該ロック爪24はロックバネ25に抗して第6図中の反時計
方向に回動させられる。
このようにロック爪24が回動させられると、第6図に
示すように、該ロック爪のロック部59が解除レバー22の
ロック部60から離れ、該解除レバー22は回動可能な状態
になる。
第6図において、実線で示す解除レバー22は、記録ヘ
ッド2の着脱が可能な解放位置に回動させた状態を示
し、破線で示す解除レバー22は、未だ回動されず、記録
ヘッド2をロック(位置決め)している状態を示す。
解除レバー22をロック位置から解放位置へ回動させる
と、前記カム孔56と前記突起55のカム作用により、リン
ク板23と一体に結合されたコネクターホルダー19は、記
録ヘッド2のヘッドコネクター47から離れる方向へ(第
6図中の右方へ)移動する。
コネクターホルダー19が後方(第6図中の右方)へ移
動すると、本体コネクター18がヘッドコネクター47から
離れ、また、前記押しピン43(第3図)も記録ヘッド2
から離れ、該記録ヘッド2は着脱自在な解放状態にな
る。
また、このように解除レバー22が解放位置へ回動する
と、該解除レバー22に形成された係合部31が、装置筐体
26のキャリッジロック部29(第1図および第6図)と係
合する状態になり、キャリッジ1の走査方向の移動を阻
止する状態となる。
すなわち、図示の例では、キャリッジ1が停止位置A
にある時には、前記キャリッジロック部29がキャリッジ
1の側面と前記解除レバー22の係合部31との間の隙間と
一致する状態となり、したがって、該解除レバー22を解
放位置へ回動させることにより、前記キャリッジロック
部29がキャリッジ1と前記係合部31との間に挟まれ、該
キャリッジ1の走査方向の移動が阻止されることにな
る。
こうして、所定のキャリッジ1の停止位置Aのみで、
記録ヘッド2の着脱動作を行なうことができ、かつ、こ
の着脱動作を行なうと同時に、キャリッジ1の走査方向
移動を阻止するキャリッジ移動防止手段を動作させるこ
とが可能となる。
以上の各部により、本発明を適用したインクジェット
記録装置の一実施例、すなわち、キャリッジ1に対して
着脱自在に搭載されるインクジェット記録ヘッド2のイ
ンク吐出部130から吐出されるインクにより被記録材7
に記録がなされるインクジェット記録装置において、前
記インクジェット記録ヘッド2により前記被記録材7に
記録がなされる前記領域と非記録領域とにわたって前記
キャリッジ1を走査させるキャリッジ駆動手段と、前記
キャリッジ1に設けられ、前記キャリッジ1に対する前
記インクジェット記録ヘッド2の着脱を行うための着脱
手段22、23と、前記着脱手段を用いた前記インクジェッ
ト記録ヘッド2の着脱の実行を禁止する着脱禁止手段2
4、25と、前記インクジェット記録ヘッド2のインク吐
出部130が前記非記録領域に位置する際に、前記着脱禁
止手段による前記着脱の実行禁止を解除する解除手段27
と、前記解除手段が前記着脱禁止手段による前記インク
ジェット記録ヘッド2の着脱の実行禁止を解除するのに
伴って、前記位置からの前記キャリッジ1の移動を禁止
するキャリッジ移動禁止手段29、31と、を有することを
特徴とするインクジェット記録装置が構成されている。
以上説明した実施例によれば、着脱可能な記録ヘッド
2を使用するインクジェット記録装置において、キャリ
ッジ1がキャッピング位置に代表される所定の停止位置
A以外にある時には、該キャリッジ上の記録ヘッド2の
着脱機構をロック状態とし、キャリッジ1が所定の停止
位置にある時のみ、記録ヘッド2の着脱機構を解放可能
な状態とし、かつ、この位置における記録ヘッド2の着
脱動作に連動してキャリッジ1の移動防止手段を動作さ
せて該キャリッジの移動を阻止するように構成したの
で、記録ヘッド2の被記録材7等との接触による破損を
防止することができ、かつ、記録ヘッド2の着脱動作時
の振動等によるインクの飛散を防止することができ、さ
らに、所定位置における記録ヘッド2のキャッピングが
確実に行なわれることから、インクの蒸発も防止するこ
とができた。
第7図は、本発明によるインクジェット記録装置の他
の実施例の要部構成を示す部分側面図である。
本実施例は、キャリッジ1の走査方向の移動を阻止す
るためのキャリッジ移動防止手段として、前述の機械的
手段(キャリッジロック部29および係合部31)に代え
て、電気的に制御可能な手段を使用するものである。
第7図において、キャリッジ1には位置検出部71が設
けられ、該キャリッジが所定の位置にあるか否かをフォ
トセンサー72で検出できるようになっている。
前記解除レバー22には解除レバーセンサー73が設けら
れ、該解除レバーの動作(ロック位置および解放位置)
を検知できるようになっている。
そこで、キャリッジ1が所定位置(例えば、第1図中
の停止位置A)にあることが検出され、かつ、解除レバ
ー22による着脱動作(例えば、解放位置への回動操作)
が行なわれると、電気制御回路74の制御によってソレノ
イド75がオンの状態となり、ソレノイド軸(可動軸)76
がキャリッジ1の係合穴77内へ進入するように構成され
ている。
キャリッジ1の前記係合穴77は、該キャリッジが所定
の停止位置にある時、前記ソレノイド軸76と対向する位
置に形成されている。
したがって、キャリッジ1の所定の停止位置におい
て、前記ソレノイド75をオンにして前記ソレノイド軸76
を前記係合穴77内へ進入させることにより、前記キャリ
ッジ1は、移動を阻止され、前記停止位置に保持され
る。
第7図の実施例は、以上述べた点で前述の実施例と相
違するが、その他の部分は実質上同じ構造をしており、
それぞれ対応する部分を同一符号で示し、それらの詳細
説明は省略する。
こうして、第7図の構造によっても、キャリッジ1が
所定の停止位置にある時のみ、記録ヘッド2の着脱機構
を解放可能な状態とし、かつ、この位置における記録ヘ
ッド2の着脱動作に連動してキャリッジ1の移動防止手
段76、77を動作させて該キャリッジの移動を阻止する構
成のインクジェット記録装置が得られる。
したがって、第7図の実施例によっても、前述の実施
例の場合と同様、記録ヘッド2の被記録材7等との接触
による破損を防止することができ、かつ、記録ヘッド2
の着脱動作時の振動等によるインクの飛散を防止するこ
とができ、さらに、所定位置における記録ヘッド2のキ
ャッピングが確実に行なわれることから、インクの蒸発
も防止することができるインクジェット記録装置が得ら
れた。
第8図は、本発明を実施するのに好適なインクジェッ
ト記録装置の要部構成を例示する模式的斜視図である。
第8図において、記録装置の前面には、キャリッジ1
の走査域の全域を開放させ得る前ドア81が、前ドア軸82
を中心に回動(開閉)可能に取り付けられている。
このような前ドア81を設けておけば、キャリッジ1が
走査域のどの位置にあっても、該前ドアを開いて前記解
除レバー22を操作することが可能となり、したがって、
記録装置のジャム(紙詰まり)処理の作業性が向上する
とともに、記録ヘッド2の着脱動作およびキャリッジ1
の移動操作を容易に行なうことができる。
なお、以上の実施例では、交換可能な記録ヘッド2と
して、インク吐出部とインクタンクを一体にしたカート
リッジタイプのものを使用する場合を示したが、本発明
は、インク吐出部とインクタンクを別体とし、例えば、
カプラーおよびチューブを介して結合する構造の記録ヘ
ッドを着脱する場合、あるいはインクタンクを有しない
ヘッド部のみから成る記録ヘッドを着脱する場合にも、
同様に適用でき、同様の効果を達成できるものである。
また、以上の実施例では、4個の記録ヘッド2A〜2Dを
使用するカラーインクジェット記録装置の場合を説明し
たが、本発明は、1個の記録ヘッド(したがって、1個
のインク吐出部)を使用する単色記録用、あるいは色彩
が同じで濃度が異なる複数の記録ヘッドを使用する階調
記録用のインクジェット記録装置など、記録ヘッドの個
数にも関係無く同様に適用でき、同様の作用効果を達成
し得るものである。
なお、本発明は、インクジェット記録方式であれば、
例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を用いたもの
に適用できるが、中でも、キヤノン株式会社によって提
唱されているバブルジェット方式のインクジェット記録
装置および記録ヘッドにおいて優れた効果をもたらすも
のである。
かかる方式によれば、記録の高密度化、高精細化が達
成できるからである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特
許第4723129号明細書、同第4740796号明細書に開示され
ている基本的な原理を用いて行なうのが好ましい。
この方式は、所謂オンデマンド型、コンティニュアス
型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド
型の場合には、液体(インク)が保持されているシート
や液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録
情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与
える少なくとも一つの駆動信号を印加することによっ
て、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘ
ッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的にこの駆動信号
に一対一対応し液体(インク)内の気泡を形成出来るの
で有効である。
この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体
(インク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成す
る。
この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡
の成長収縮が行なわれるので、特に応答性に優れた液体
(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。このパル
ス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359号明細
書、同第4345262号明細書に記載されているようなもの
が適している。
尚、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特
許第4313124号明細書に記載されている条件を採用する
と、更に優れた記録を行なうことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示さ
れているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わ
せ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱作用部
が屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特
許第4558333号明細書、米国特許第4459600号明細書を用
いた構成も本発明に含まれるものである。
加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリ
ットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開
昭59年第123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収す
る開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59年
第138461号公報に基づいた構成としても本発明は有効で
ある。
すなわち、記録ヘッドの形態がどのようなものであっ
ても、本発明によれば、記録を確実に効率よく行なうこ
とができるようになるからである。
さらに、記録装置が記録できる記録媒体の最大幅に対
応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドに対
しても、本発明は有効に適用できる。
そのような記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組
み合わせによってその長さを満たす構成や、一体的に形
成された1個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよ
い。
加えて、上例のようなシリアルタイプのものでも、装
置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装置本体に装
着されることで装置本体との電気的な接続や装置本体か
らのインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプ
の記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的にイン
クタンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッド
を用いた場合にも本発明は有効である。
また、本発明に記録装置の構成として設けられる、記
録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付
加することは本発明の効果を一層安定できるので好まし
いものである。
これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対しての、
キャッピング手段、クリーニング手段、加圧或は吸引手
段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或はこれら
の組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を
行なう予備吐出モードを行なうことも安定した記録を行
なうために有効である。
また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数につい
ても、例えば、単色のインクに対応して1個のみが設け
られたものの他、記録色や濃度を異にする複数のインク
に対応して複数個設けられるものであってもよい。
すなわち、例えば、記録装置の記録モードとしては、
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによる
か、いずれでもよいが、異なる色の複色カラー又は、混
色によるフルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも
本発明は極めて有効である。
さらに加えて、以上説明した本発明実施例において
は、インクを液体として説明しているが、室温やそれ以
下で固化するインクであって、室温で軟化もしくは液化
するもの、あるいは、インクジェット方式では、インク
自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってイ
ンクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御するも
のが一般的であるから、使用記録信号付与時にインクが
液状をなすものであればよい。
加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの
固形状態から液体状態への状態変化のエネルギーとして
使用せしめることで防止するか、または、インクの蒸発
防止を目的として放置状態で固化するインクを用いるか
して、いずれにしても、熱エネルギーの記録信号に応じ
た付与によってインクが液化し、液状インクが吐出され
るものや、記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始
めるもの等のような、熱エネルギーによって初めて液化
する性質のインクを使用する場合も本発明は適用可能で
ある。
このような場合のインクは、特開昭54−56847号公報
あるいは特開昭60−71260号公報に記載されるような、
多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物とし
て保持された状態で、電気熱変換体に対して対向するよ
うな形態としてもよい。
本発明においては、上述した各インクに対して最も有
効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するものであ
る。
さらに加えて、本発明によるインクジェット記録装置
の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像
出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組み合
わせた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなごとく、請求項1の発明によ
れば、キャリッジに対して着脱自在に搭載されるインク
ジェット記録ヘッドのインク吐出部から吐出されるイン
クにより被記録材に記録がなされるインクジェット記録
装置において、前記インクジェット記録ヘッドにより前
記被記録材に記録がなされる記録領域と非記録領域とに
わたって前記キャリッジを走査させるキャリッジ駆動手
段と、前記キャリッジに設けられ、前記キャリッジに対
する前記インクジェット記録ヘッドの着脱を行うための
着脱手段と、前記着脱手段を用いた前記インクジェット
記録ヘッドの着脱の実行を禁止する着脱禁止手段と、前
記インクジェット記録ヘッドのインク吐出部が前記非記
録領域に位置する際に、前記着脱禁止手段による前記着
脱の実行禁止を解除する解除手段と、前記解除手段が前
記着脱禁止手段による前記インクジェット記録ヘッドの
着脱の実行禁止を解除するのに伴って、前記位置からの
前記キャリッジの移動を禁止するキャリッジ移動禁止手
段と、を有する構成としたので、インクジェット記録ヘ
ッドを着脱する際のキャリッジの不用意な移動を阻止で
き、被記録材等との接触による該記録ヘッドの破損や、
振動によるインクの飛散を防止することができるインク
ジェット記録装置が提供される。
請求項3の発明によれば、キャリッジに搭載されるイ
ンク吐出部とインクタンクとが一体のインクジェットヘ
ッドカートリッジの前記インク吐出部により被記録材に
記録がなされるインクジェット記録装置において、前記
インク吐出部により前記被記録材に記録がなされる記録
領域と非記録領域とにわたって前記インクジェットヘッ
ドカートリッジを搭載するための前記キャリッジを走査
させるキャリッジ駆動手段と、前記キャリッジに設けら
れ、前記キャリッジに対する前記インクジェットヘッド
カートリッジの着脱を行うための着脱手段と、前記着脱
手段を用いた前記インクジェットヘッドカートリッジの
着脱の実行を禁止する着脱禁止手段と、前記インクジェ
ットヘッドカートリッジのインク吐出部が前記非記録領
域に位置する際に、前記着脱禁止手段による前記着脱の
実行禁止を解除する解除手段と、前記解除手段が前記着
脱禁止手段による前記インクジェットヘッドカートリッ
ジの着脱の実行禁止を解除するのに伴って、前記位置か
らの前記キャリッジの移動を禁止するキャリッジ移動禁
止手段と、を有する構成としたので、インクジェットヘ
ッドカートリッジを着脱する際のキャリッジの不用意な
移動を阻止でき、被記録材等との接触による該ヘッドカ
ートリッジの破損や、振動によるインクの飛散を防止す
ることができるインクジェット記録装置が提供される。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明によるインクジェット記録装置の一実施
例の要部構成を示す斜視図、第2図は第1図中の記録ヘ
ッドのインク吐出部の構成を模式的に示す部分斜視図、
第3図は第1図中の記録ヘッドの装填状態を示す縦断面
図、第4図は第1図中の記録ヘッドを取り外す状態を示
す縦断面図、第5図は第1図中の記録ヘッド着脱機構の
ロック状態を示す側面図、第6図は第5図の記録ヘッド
着脱機構の解放状態およびキャリッジ移動防止手段の係
合状態を示す側面図、第7図は本発明の他の実施例によ
るキャリッジ移動防止手段を示す側面図、第8図は本発
明を実施するのに好適なインクジェット記録装置を例示
する模式的斜視図、第9図は従来のインクジェット記録
装置の要部構成例を示す平面図である。 以下に、図面中の主要な構成部分を表す符号を列挙す
る。 1……キャリッジ、2……記録ヘッド、7……被記録
材、8……キャップ手段、18……本体コネクター、19…
…コネクターホルダー、22……着脱手段(解除レバ
ー)、23……着脱手段(リンク板)、24……着脱禁止手
段(ロック爪)、25……着脱禁止手段(ロックバネ)、
26……装置本体、27……解除手段(ガイド部)、28……
キャップ部、29……キャリッジ移動禁止手段(キャリッ
ジロック部)、31……キャリッジ移動禁止手段(係合
部)、43……押しピン、47……ヘッドコネクター、56…
…カム孔、59、60……ロック部、71……位置検出部(キ
ャリッジ)、72……フォトセンサー、73……解除レバー
センサー、74……電気制御回路、75……ソレノイド、76
……ソレノイド軸、77……係合穴(キャリッジ)、72…
…前ドア、130……インク吐出部、131……吐出口、135
……電気熱変換体。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャリッジに対して着脱自在に搭載される
    インクジェット記録ヘッドのインク吐出部から吐出され
    るインクにより被記録材に記録がなされるインクジェッ
    ト記録装置において、 前記インクジェット記録ヘッドにより前記被記録材に記
    録がなされる記録領域と非記録領域とにわたって前記キ
    ャリッジを走査させるキャリッジ駆動手段と、 前記キャリッジに設けられ、前記キャリッジに対する前
    記インクジェット記録ヘッドの着脱を行うための着脱手
    段と、 前記着脱手段を用いた前記インクジェット記録ヘッドの
    着脱の実行を禁止する着脱禁止手段と、 前記インクジェット記録ヘッドのインク吐出部が前記非
    記録領域に位置する際に、前記着脱禁止手段による前記
    着脱の実行禁止を解除する解除手段と、 前記解除手段が前記着脱禁止手段による前記インクジェ
    ット記録ヘッドの着脱の実行禁止を解除するのに伴っ
    て、前記位置からの前記キャリッジの移動を禁止するキ
    ャリッジ移動禁止手段と、 を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のインクジェット記録装置
    に用いられることを特徴とするインクジェット記録ヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】キャリッジに搭載されるインク吐出部とイ
    ンクタンクとが一体のインクジェットヘッドカートリッ
    ジの前記インク吐出部により被記録材に記録がなされる
    インクジェット記録装置において、 前記インク吐出部により前記被記録材に記録がなされる
    記録領域と非記録領域とにわたって前記インクジェット
    ヘッドカートリッジを搭載するための前記キャリッジを
    走査させるキャリッジ駆動手段と、 前記キャリッジに設けられ、前記キャリッジに対する前
    記インクジェットヘッドカートリッジの着脱を行うため
    の着脱手段と、 前記着脱手段を用いた前記インクジェットヘッドカート
    リッジの着脱の実行を禁止する着脱禁止手段と、 前記インクジェットヘッドカートリッジのインク吐出部
    が前記非記録領域に位置する際に、前記着脱禁止手段に
    よる前記着脱の実行禁止を解除する解除手段と、 前記解除手段が前記着脱禁止手段による前記インクジェ
    ットヘッドカートリッジの着脱の実行禁止を解除するの
    に伴って、前記位置からの前記キャリッジの移動を禁止
    するキャリッジ移動禁止手段と、 を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のインクジェット記録装置
    に用いられることを特徴とするインクジェットヘッドカ
    ートリッジ。
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