JP2761033B2 - 舶用二重反転プロペラー軸のシール潤滑構造 - Google Patents
舶用二重反転プロペラー軸のシール潤滑構造Info
- Publication number
- JP2761033B2 JP2761033B2 JP1143626A JP14362689A JP2761033B2 JP 2761033 B2 JP2761033 B2 JP 2761033B2 JP 1143626 A JP1143626 A JP 1143626A JP 14362689 A JP14362689 A JP 14362689A JP 2761033 B2 JP2761033 B2 JP 2761033B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal
- shaft
- bearing
- outer shaft
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 title claims description 17
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 32
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 7
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 5
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 5
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 229910000897 Babbitt (metal) Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 3
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 2
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
Landscapes
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は舶用二重反転プロペラー軸のシール潤滑構造
に関する。
に関する。
舶用二重反転プロペラー軸の前部シール潤滑構造とし
ては、本出願人がさきに実開昭63−194099にて提案した
ものが知られている。これは第3図縦断面図に示すよう
に、内軸前部シールリング09−2,09−2間の油室と外軸
前部シールリング08−2,08−2間の油室とをケーシング
09−1,組立フランジ06,クランプリング08−4,シールラ
イナー08−3内部に縦貫された連通孔09−5,06−1より
なる油孔を介して連通したものである。ここで、01は内
軸、02は外軸、04は機関室後部隔壁、03はスターンフレ
ーム、08は外軸前部シール構造、09は内軸前部シール構
造である。
ては、本出願人がさきに実開昭63−194099にて提案した
ものが知られている。これは第3図縦断面図に示すよう
に、内軸前部シールリング09−2,09−2間の油室と外軸
前部シールリング08−2,08−2間の油室とをケーシング
09−1,組立フランジ06,クランプリング08−4,シールラ
イナー08−3内部に縦貫された連通孔09−5,06−1より
なる油孔を介して連通したものである。ここで、01は内
軸、02は外軸、04は機関室後部隔壁、03はスターンフレ
ーム、08は外軸前部シール構造、09は内軸前部シール構
造である。
このような前部シール潤滑構造によれば、内軸船首側
シール装置の#5シールリング前後の差圧は規定値(0.
2〜0.3kg/cm2)内に収まり、内軸船首側シール装置の#
4,#5シールリング間には、常時潤滑油が充満し、一定
圧力で摺動しているためシールリングの損傷が回避さ
れ、製作容易であるとともに信頼性の大きい舶用二重反
転プロペラー軸系シール潤滑装置を得ることができる。
シール装置の#5シールリング前後の差圧は規定値(0.
2〜0.3kg/cm2)内に収まり、内軸船首側シール装置の#
4,#5シールリング間には、常時潤滑油が充満し、一定
圧力で摺動しているためシールリングの損傷が回避さ
れ、製作容易であるとともに信頼性の大きい舶用二重反
転プロペラー軸系シール潤滑装置を得ることができる。
ところで、機関室の船尾部分が狭いコンテナー船や自
動車運搬船においては、二重反転プロペラー軸系に必要
である反転ギアの据付位置が据付面積確保の関係上、船
尾に寄せることには限度があるので、反転ギアと船尾管
軸受との間の距離は比較的大きくなるために、外軸を中
間軸受で支持することが必要となる場合が生ずる。
動車運搬船においては、二重反転プロペラー軸系に必要
である反転ギアの据付位置が据付面積確保の関係上、船
尾に寄せることには限度があるので、反転ギアと船尾管
軸受との間の距離は比較的大きくなるために、外軸を中
間軸受で支持することが必要となる場合が生ずる。
一般にプロペラー軸系の中間軸受は、従来、第4図縦
断面図及び第5図横断面図に示すように、中間軸1′,
下部ハウジング2′,上部ハウジング3′,チェックリ
ング4′,二つ割構造軸受裏金5′の軸受メタル6′等
からなり、潤滑油a′は強制潤滑により給油口8′から
環状空間11′に入り、これに連通する通油穴7′を経て
軸受メタル6′の凹部10′を通り、中間軸1′と軸受メ
タル6′とのすきまを潤滑したのち、両端のチェックリ
ング4′,4′の封止作用により下部ハウジング2′の排
油口9′から図示省略の潤滑油タンクに回収されるよう
になっている。
断面図及び第5図横断面図に示すように、中間軸1′,
下部ハウジング2′,上部ハウジング3′,チェックリ
ング4′,二つ割構造軸受裏金5′の軸受メタル6′等
からなり、潤滑油a′は強制潤滑により給油口8′から
環状空間11′に入り、これに連通する通油穴7′を経て
軸受メタル6′の凹部10′を通り、中間軸1′と軸受メ
タル6′とのすきまを潤滑したのち、両端のチェックリ
ング4′,4′の封止作用により下部ハウジング2′の排
油口9′から図示省略の潤滑油タンクに回収されるよう
になっている。
しかしながら、この種の慣用中間軸受をコンテナー
船,自動車運搬船の二重反転プロペラー軸の中間軸にそ
のまま採用するには下記のような問題がある。
船,自動車運搬船の二重反転プロペラー軸の中間軸にそ
のまま採用するには下記のような問題がある。
(1) 前記した第3図所載の構造と組合わせようとす
ると、内軸前部シールと外軸前部シールとの間に外軸中
間軸受がくるので、内軸前部シールへの油循環ができな
くなり、同シールの信頼性が著しく低下する。
ると、内軸前部シールと外軸前部シールとの間に外軸中
間軸受がくるので、内軸前部シールへの油循環ができな
くなり、同シールの信頼性が著しく低下する。
(2) 二重反転プロペラー軸の内軸前部シールは他の
部分のシールに比べて、周速が約2倍であるので、使用
条件が特に厳しくなるから、特に油潤滑を円滑に行う必
要があり、前記(1)との関係で格別の工夫が必要とな
る。本発明はこのような事情に鑑みて提案されたもの
で、中間軸受で支持される外軸を有する二重反転プロペ
ラー軸系において、内軸前部シール,外軸前部シール及
び外軸中間軸受シールの発熱,昇圧を防止し円滑軽快な
潤滑を図る構造簡単,低コストかつメンテナンス容易な
舶用二重反転プロペラー軸のシール潤滑構造を提供する
ことを目的とする。
部分のシールに比べて、周速が約2倍であるので、使用
条件が特に厳しくなるから、特に油潤滑を円滑に行う必
要があり、前記(1)との関係で格別の工夫が必要とな
る。本発明はこのような事情に鑑みて提案されたもの
で、中間軸受で支持される外軸を有する二重反転プロペ
ラー軸系において、内軸前部シール,外軸前部シール及
び外軸中間軸受シールの発熱,昇圧を防止し円滑軽快な
潤滑を図る構造簡単,低コストかつメンテナンス容易な
舶用二重反転プロペラー軸のシール潤滑構造を提供する
ことを目的とする。
そのために本発明は、同軸的内軸及び外軸よりなり内
軸前部軸受と外軸前部軸受との間で上記外軸が中間軸受
により支持される二重反転プロペラー軸系において、上
記中間軸受のハウジング前後端のシールリップ室に連通
された油孔をそれぞれ上記内軸前部軸受のシールリップ
室、上記外軸前部軸受のシールリップ室にそれぞれ油管
を介して連通したことを特徴とする。
軸前部軸受と外軸前部軸受との間で上記外軸が中間軸受
により支持される二重反転プロペラー軸系において、上
記中間軸受のハウジング前後端のシールリップ室に連通
された油孔をそれぞれ上記内軸前部軸受のシールリップ
室、上記外軸前部軸受のシールリップ室にそれぞれ油管
を介して連通したことを特徴とする。
このような構成によれば、外軸前部軸受のシールリッ
プ室に供給された油は油管を経て中間軸受の後端シール
リップ室に入ったのち、その前端シールリップ室から油
管を経て内軸前部軸受のシールリップ室に供給される。
プ室に供給された油は油管を経て中間軸受の後端シール
リップ室に入ったのち、その前端シールリップ室から油
管を経て内軸前部軸受のシールリップ室に供給される。
この強制潤滑による油の循環により、外軸前部軸受,
内軸前部軸受のシール潤滑とともに中間軸受のシール潤
滑が可能となる。
内軸前部軸受のシール潤滑とともに中間軸受のシール潤
滑が可能となる。
本発明の一実施例を図面について説明すると、第1図
はその全体縦断面図、第2図は第1図のII部を示す部分
拡大図である。
はその全体縦断面図、第2図は第1図のII部を示す部分
拡大図である。
まず、第1図において、後部プロペラー16は内軸プロ
ペラー軸13,内軸軸継手5及び内軸中間軸7により主機
関1に直結され、前部プロペラー17は外軸プロペラー軸
12,外軸軸継手20,二つ割り中間軸4,反転ギア3,弾性継手
2を介して主機関1に連結されている。ここで、6は内
軸前部シール、9は内軸前部軸受、14は内軸後部軸受、
15は内軸後部シール、10は外軸前部シール、11は外軸前
部軸受、19は外軸後部軸受、18は外軸後部シール、8は
外軸中間軸受を示す。
ペラー軸13,内軸軸継手5及び内軸中間軸7により主機
関1に直結され、前部プロペラー17は外軸プロペラー軸
12,外軸軸継手20,二つ割り中間軸4,反転ギア3,弾性継手
2を介して主機関1に連結されている。ここで、6は内
軸前部シール、9は内軸前部軸受、14は内軸後部軸受、
15は内軸後部シール、10は外軸前部シール、11は外軸前
部軸受、19は外軸後部軸受、18は外軸後部シール、8は
外軸中間軸受を示す。
次に、第2図において、外軸中間軸受8は上記ハウジ
ング8−1,下部ハウジング8−2,軸受部8−3,排油口8
−4,シールケーシング8−5,油穴8−6,シールリップ8
−7,シールライナー8−8,油穴8−9により構成されて
いる。
ング8−1,下部ハウジング8−2,軸受部8−3,排油口8
−4,シールケーシング8−5,油穴8−6,シールリップ8
−7,シールライナー8−8,油穴8−9により構成されて
いる。
内軸前部シール6はシールケーシング6−1,シールラ
イナー6−2,シールリップ6−3,油穴6−4にて、また
外軸前部シール10はシールケーシング10−1,シールリッ
プ10−2,油穴10−3,シールライナー10−4にて構成され
ている。ここで、内軸前部シール6のシールリップ6−
3間は、油穴6−4,20−1,8−6,8−9,8−6,10−3及び
パイプ21により外軸前部シール10のシールリップ10−2
間と連通している。なお、この連通管は対角的に2組設
けると対流効果が更に促進される。
イナー6−2,シールリップ6−3,油穴6−4にて、また
外軸前部シール10はシールケーシング10−1,シールリッ
プ10−2,油穴10−3,シールライナー10−4にて構成され
ている。ここで、内軸前部シール6のシールリップ6−
3間は、油穴6−4,20−1,8−6,8−9,8−6,10−3及び
パイプ21により外軸前部シール10のシールリップ10−2
間と連通している。なお、この連通管は対角的に2組設
けると対流効果が更に促進される。
このような舶用二重プロペラー軸系において、外軸中
間軸受8に供給された油bは、軸受部8−3を潤滑した
後、両端から排油口8−4へと回収される。ここで、油
bは上部,下部ハウジング8−1,8−2の両端に設けた
シールリップ8−7の封止作用により外部には漏れな
い。
間軸受8に供給された油bは、軸受部8−3を潤滑した
後、両端から排油口8−4へと回収される。ここで、油
bは上部,下部ハウジング8−1,8−2の両端に設けた
シールリップ8−7の封止作用により外部には漏れな
い。
また、内軸,外軸前部シール6,10の潤滑油aは、図示
省略の循環タンクより外軸前部シール10のシールリップ
10−2間に供給され、このシールリップ室は油穴10−3
及びパイプ21,油穴8−9,油穴8−6を通り、中間軸受
8のリップ室を経て内軸前部シール6のシールリップ6
−3間に連通しており、潤滑油aの強制対流によりシー
ルリップ6−3,10−2の発熱や軸受9,11,14,19の潤滑油
流入による昇圧等が防止される。
省略の循環タンクより外軸前部シール10のシールリップ
10−2間に供給され、このシールリップ室は油穴10−3
及びパイプ21,油穴8−9,油穴8−6を通り、中間軸受
8のリップ室を経て内軸前部シール6のシールリップ6
−3間に連通しており、潤滑油aの強制対流によりシー
ルリップ6−3,10−2の発熱や軸受9,11,14,19の潤滑油
流入による昇圧等が防止される。
このような潤滑構造によれば、下記の効果が奏せられ
る。
る。
(1) 外軸中間軸受を介して内軸前部シールと外軸前
部シールを連通させたことにより、内軸前部シールの発
熱や昇圧を防止できる。
部シールを連通させたことにより、内軸前部シールの発
熱や昇圧を防止できる。
(2) また循環タンクの液位を監視することにより、
直接目視できない何シール部の漏油を検知できるので、
信頼性が大きく向上する。
直接目視できない何シール部の漏油を検知できるので、
信頼性が大きく向上する。
(3) 外軸中間軸受両端のシール装置の効果により、
同中間軸受は従来通りの円滑な潤滑がなされる。
同中間軸受は従来通りの円滑な潤滑がなされる。
(4) 機関室の船尾部分が狭いコンテナー船や自動車
運搬船等にも広く二重反転プロペラー軸系が採用可能と
なり、その際の前部シールの潤滑と外軸中間軸受潤滑を
両立させることができるので、軸系の信頼性が大きくな
る。
運搬船等にも広く二重反転プロペラー軸系が採用可能と
なり、その際の前部シールの潤滑と外軸中間軸受潤滑を
両立させることができるので、軸系の信頼性が大きくな
る。
要するに本発明によれば、同軸的内軸及び外軸よりな
り内軸前部軸受と外軸前部軸受との間で上記外軸が中間
軸受により支持される二重反転プロペラー軸系におい
て、上記中間軸受のハウジング前後端のシールリップ室
に連通された油孔をそれぞれ上記内軸前部軸受のシール
リップ室、上記外軸前部軸受のシールリップ室にそれぞ
れ油管を介して連通したことにより、中間軸受で支持さ
れる外軸を有する二重反転プロペラー軸系において、内
軸前部シール,外軸前部シール及び外軸中間軸受シール
の発熱,昇圧を防止し円滑軽快な潤滑を図る構造簡単,
低コストかつメンテナンス容易な舶用二重反転プロペラ
ー軸のシール潤滑構造を得るから、本発明は産業上極め
て有益なものである。
り内軸前部軸受と外軸前部軸受との間で上記外軸が中間
軸受により支持される二重反転プロペラー軸系におい
て、上記中間軸受のハウジング前後端のシールリップ室
に連通された油孔をそれぞれ上記内軸前部軸受のシール
リップ室、上記外軸前部軸受のシールリップ室にそれぞ
れ油管を介して連通したことにより、中間軸受で支持さ
れる外軸を有する二重反転プロペラー軸系において、内
軸前部シール,外軸前部シール及び外軸中間軸受シール
の発熱,昇圧を防止し円滑軽快な潤滑を図る構造簡単,
低コストかつメンテナンス容易な舶用二重反転プロペラ
ー軸のシール潤滑構造を得るから、本発明は産業上極め
て有益なものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す全体縦断面図、第2図
は第1図のII部を示す部分拡大図である。 第3図は本出願人がさきに提案した舶用二重反転プロペ
ラー軸の前部のシール潤滑構造を示す縦断面図、第4
図,第5図はそれぞれ公知のプロペラー軸の中間軸受を
示す縦断面図,横断面図である。 1……主機関、2……弾性継手、3……反転ギア、4…
…中空軸、5……内軸軸継手、6……内軸前部シール、
6−1……シールケーシング、6−2……シールライナ
ー、6−3……シールリップ、6−4……油穴、7……
内軸中間軸、8……外軸中間軸受、8−1……上部ハウ
ジング、8−2……下部ハウジング、8−3……軸受
部、8−4……排油口、8−5……シールケーシング、
8−6……油穴、8−7……シールリップ、8−8……
シールライナー、8−9……油穴、9……内軸前部軸
受、10……外軸前部シール、10−1……シールケーシン
グ、10−2……シールリップ、10−3……油穴、10−4
……シールライナー、11……外軸前部軸受、12……外軸
(外軸プロペラー軸)、13……内軸(内軸プロペラー
軸)、14……内軸後部軸受、15……内軸後部シール、16
……後部プロペラー、17……前部プロペラー、18……外
軸後部シール、19……外軸後部軸受、20……外軸軸継
手、20−1……油穴、21……パイプ、 a,b……潤滑油。
は第1図のII部を示す部分拡大図である。 第3図は本出願人がさきに提案した舶用二重反転プロペ
ラー軸の前部のシール潤滑構造を示す縦断面図、第4
図,第5図はそれぞれ公知のプロペラー軸の中間軸受を
示す縦断面図,横断面図である。 1……主機関、2……弾性継手、3……反転ギア、4…
…中空軸、5……内軸軸継手、6……内軸前部シール、
6−1……シールケーシング、6−2……シールライナ
ー、6−3……シールリップ、6−4……油穴、7……
内軸中間軸、8……外軸中間軸受、8−1……上部ハウ
ジング、8−2……下部ハウジング、8−3……軸受
部、8−4……排油口、8−5……シールケーシング、
8−6……油穴、8−7……シールリップ、8−8……
シールライナー、8−9……油穴、9……内軸前部軸
受、10……外軸前部シール、10−1……シールケーシン
グ、10−2……シールリップ、10−3……油穴、10−4
……シールライナー、11……外軸前部軸受、12……外軸
(外軸プロペラー軸)、13……内軸(内軸プロペラー
軸)、14……内軸後部軸受、15……内軸後部シール、16
……後部プロペラー、17……前部プロペラー、18……外
軸後部シール、19……外軸後部軸受、20……外軸軸継
手、20−1……油穴、21……パイプ、 a,b……潤滑油。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B63H 23/32 B63H 23/36 Fターム
Claims (1)
- 【請求項1】同軸的内軸及び外軸よりなり内軸前部軸受
と外軸前部軸受との間で上記外軸が中間軸受により支持
される二重反転プロペラー軸系において、上記中間軸受
のハウジング前後端のシールリップ室に連通された油孔
をそれぞれ上記内軸前部軸受のシールリップ室、上記外
軸前部軸受のシールリップ室にそれぞれ油管を介して連
通したことを特徴とする舶用二重反転プロペラー軸のシ
ール潤滑構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1143626A JP2761033B2 (ja) | 1989-06-06 | 1989-06-06 | 舶用二重反転プロペラー軸のシール潤滑構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1143626A JP2761033B2 (ja) | 1989-06-06 | 1989-06-06 | 舶用二重反転プロペラー軸のシール潤滑構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0310993A JPH0310993A (ja) | 1991-01-18 |
JP2761033B2 true JP2761033B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=15343129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1143626A Expired - Lifetime JP2761033B2 (ja) | 1989-06-06 | 1989-06-06 | 舶用二重反転プロペラー軸のシール潤滑構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2761033B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01158582A (ja) * | 1988-11-04 | 1989-06-21 | Matsushita Graphic Commun Syst Inc | マーク読取装置 |
JP2007007379A (ja) * | 2005-05-31 | 2007-01-18 | Nippon Seimitsu Sokki Kk | エアマッサージ装置の加圧制御方法 |
CN113464217B (zh) * | 2021-06-18 | 2023-06-16 | 东方电气集团东方汽轮机有限公司 | 一种利用轴承排油润滑齿形联轴器的连接结构 |
-
1989
- 1989-06-06 JP JP1143626A patent/JP2761033B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0310993A (ja) | 1991-01-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2062734C1 (ru) | Система уплотнений двух установленных концентрично друг другу соосных гребных валов судна | |
JP2761033B2 (ja) | 舶用二重反転プロペラー軸のシール潤滑構造 | |
JP2772038B2 (ja) | 舶用二重反転プロペラー軸の中間軸受構造 | |
JP2963400B2 (ja) | 回転軸用環状給油装置 | |
CN213981946U (zh) | 一种拖拉机变速箱输入轴润滑机构 | |
JPH08105523A (ja) | 変速機の強制潤滑装置 | |
US2281161A (en) | Hydraulic clutch thrust bearing lubrication and drainage | |
CN219035524U (zh) | 一种硬岩掘进机主驱动减速机 | |
JP2755784B2 (ja) | 舶用二重反転プロペラー軸のシール潤滑装置 | |
JPH0615838Y2 (ja) | 舶用二重反転プロペラ装置のシール構造 | |
JPH0478785A (ja) | 舶用二重反転プロペラー軸の中間軸受構造 | |
JPS6325422Y2 (ja) | ||
JP2002234493A (ja) | ポッドプロペラ推進システムのシール装置 | |
JP2915589B2 (ja) | 2重反転プロペラー軸系の中間軸受及び船尾管軸受の潤滑装置 | |
RU205516U1 (ru) | Многоканальный гидропереход | |
CN213206746U (zh) | 一种底横轴翻转闸门的穿墙止水装置 | |
JPH0653518B2 (ja) | 船尾管装置の潤滑システム | |
CN216343903U (zh) | 船用下齿轮箱的桨轴密封组件 | |
CN221170673U (zh) | 一种盾构机主驱动减速机输出端密封结构 | |
CN216589617U (zh) | 一种输入轴密封结构 | |
JPH0442235Y2 (ja) | ||
JPH02270698A (ja) | 舶用二重反転プロペラー軸系シール潤滑装置 | |
JPS6337496Y2 (ja) | ||
JPS62244793A (ja) | 二重反転プロペラ装置の給油装置 | |
KR950012275B1 (ko) | 이중반전 프로펠러 추진용 선미관 베어링의 윤활유 공급장치 |