JPH01158582A - マーク読取装置 - Google Patents

マーク読取装置

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JPH01158582A
JPH01158582A JP63278716A JP27871688A JPH01158582A JP H01158582 A JPH01158582 A JP H01158582A JP 63278716 A JP63278716 A JP 63278716A JP 27871688 A JP27871688 A JP 27871688A JP H01158582 A JPH01158582 A JP H01158582A
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Hiroshi Terada
博 寺田
Hiroshi Miki
三木 博
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Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、あらかじめ定められた様式に従って作成され
たマークシート上に記入されたマークを、ファクシミリ
装置等の走査型の光学読取装置により読み取るマーク読
取方式に関する。
通常、この種のマーク読取方式においては、例えば第1
図や第2図で示されるようなマークシート1.2を読取
装置に、順次走査により読み取らせ、これによって得ら
れた画信号に基づいて、まず第1図中のスタート基準マ
ーク3や、第2図中のスタート基準マーク4およびスト
ップ基準マーク6を検出する。そして、次にそれらの検
出位置を基準にして、1走査線のうちのどの区間が各マ
ーク記入欄6.7に相当するかを割り出しくマークシー
ト1.2上において、マーク記入欄6.7は基準マーク
3.4.5と予め定められた位置関係にある)、その割
シ出された区間の画信号を参照することにより、各マー
ク記入欄6.7にマークが記入されているか否かを判定
する。
ここで、前記判定において参照される走査線は、基準マ
ークが検出された走査線のみである。したがって、従来
は、第1図のマークシート1の場合には、スタート基準
マーク3が検出された走査線の画信号を参照して前記判
定が行われていた。また、第2図のマークシート2の場
合には、通常、スタート基準マーク4およびストップ基
準マーク5の両方が同時に検出された走査線の画信号を
参照して、前記判定が行われていた。
しかし、ファクシミリ装置等の読取装置においては、マ
ークシートが正規の状態に対し傾いた状態で読み取られ
ることがあり、従来はこのような場合には、前記判定に
際し、参照する走査線数が減少し、読取結果の信頼性が
著しく低下していた。
前記マークシートの傾きに伴う信頼性低下を補う1つの
方法として、マーク記入欄を副走査方向に十分長くする
方法が考えられるが、そのようにした場合には、マーク
記入上の能率を著しく低下させるばかシでなく、マーク
シートの情報密度を低下させるので、現実的でない。
また、別の方法として、第3図に示されるよう。
に、マークシート13の先頭部分に傾き検出マーク14
を設け、この傾き検出マーク14により、前もってマー
クシートの傾き角度とその方向を検出しておき、マーク
記入欄にマークが記入されているか否かを判定する際・
前記検出された傾き角度とその方向に基づき、マークシ
ート13の左半分と右半分とで、参照する走査線を切シ
替える(別の走査線を参照する)方法も従来より行われ
ている。
しかし、ファクシミリ装置等の読取装置においては、マ
ークシートが若干回転しながら走行することにより、マ
ークシートの傾き角度が読取開始時から読取終了時まで
の間で変化する場合もあシ、このような場合には、前記
信頼性の低下を防止することができない欠点があった。
さらに別の方法として、読取装置から得られるマークシ
ート1枚分の画信号を一時的に記憶装置に全て記憶させ
ておき、各走査線読取時のマークシートの傾き角度に応
じて、参照する走査線を最適に切り替えるようにすれば
、極めて精度の高いマーク読み取りが可能になるであろ
う。しかし、この方法によれば、大容量の記憶装置を必
要とし、読取装置が高価になる欠点が生じる。
本発明は、前記従来の欠点を解消するべくなされたもの
で、マーク記入欄の副走査方向(縦方向)の寸法を長く
することなしに、マークシートが走査時に傾いていても
、また、そのマークシートの傾き角度が走査開始時から
走査終了時までの間に変化しても、極めて精度の高いマ
ーク読み取りを行うことができるマーク読取装置を提供
することを目的とする。
本発明は、主走査方向に幅をもつ基準マークと同一行に
等間隔で設けられたマーク記入欄を複数行有するマーク
シートを順次読み取って得た画信号をライン単位で蓄積
する第1のメモリと、所定値以上の黒ビット検出により
前記基準マークを検出し現走査ラインと基準マークとの
相対位置及びマークシートの傾きを検知する検知手段と
、前記第1メモリ上の1ライン画信号中の各マーク記入
欄対応部分の黒ビット数と所定閾値との比較により前記
マーク記入欄毎の白黒を判定する第1の判定手段と、こ
の第1の判定手段の判定結果をライン毎に一時記憶する
第2のメモリと、この第2のメモリ上のライン毎の判定
結果のうち前記検知手段が検出した傾きに応じた有効部
分のみを順次積算する第3のメモリと、前記検出手段が
行間を検出する毎に前記第3のメモリの前記マーク記入
欄毎の積算値と所定閾値とを比較して前記マーク記入欄
の白黒を判別する第2の判定手段とを設けることにより
上述目的を達成せんとするものである。
なお、従来のこの種のマーク読取方式においては、1枚
のマークシート1.2の全領域において、前記基準マー
ク3.4の検索を、各走査線の画信号の全区間について
実施していた。したがって、基準マーク3.4.5は、
同一走査線上ではユニークなパターンでなければならず
、基準マーク3゜4.5と区別することができないパタ
ーンを有する他の画情報が基準マーク3.4.5と同一
走査線上に存在することは許されなかった。
このため、例えば1第4図のように、マーク記入欄8と
、任意の図形および文字を記入することができる記事欄
9とが存在しており、前記記事欄9中に、スタート基準
マーク10およびストップ基準マーク11と区別できな
い図形等が記入される可能性があるマークシート12は
、使用できないという欠点があった。
しかるに、第4図のマークシート12のようなマークシ
ートは、コード情報と画情報とを同時に伝えることがで
きる新しい形態の情報媒体として、極めて有用である。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明するが
、この実施例は、上述のような、図形。
文字等を記入する欄とマーク記入欄とが混在しているマ
ークシートをも使用することができるようにしたもので
ある。
本実施例においては、前記第4図に示すマークシート1
2を用いる。このマークシート12についてさらに詳し
く説明すると、前記スタート基準マーク10は、マーク
シート12の左端部付近において縦方向に並べて設けら
れている。他方、前記ストップ基準マーク11は、マー
クシート12の右端部付近において縦方向に並べて設け
られている。そして、両基準マーク10.11はマーク
シート12において左右対称となる位置を占めている。
前記両基準マーク10.11は、共に、縦4朋、横3朋
の長方形をなしており、ファクシミリ装置等の読取装置
で読取可能な色(例えば、黒)にて前記長方形の内部ま
で、べたに印刷されている。
また、前記マーク記入欄8の各行は、それぞれ一対のス
タート基準マーク1oとストップ基準マーク11との間
に挾まれる領域に設けられている。
これらのマーク記入欄8は、縦4朋、横1朋の幅とされ
ておシ、読取装置で読み取られない色(例えば、淡い緑
色)で白抜きに印刷されている。そして、マーク記入欄
8の横方向の間隔人は4馴とされている。なお、マーク
記入欄8の各行は、それぞれ、一対のスタート基準マー
ク1oおよびストップ基準マーク11と一直線上に並ん
でいる。
なお、基準マーク10.11およびマーク記入欄8の寸
法および問題を上述のように定めた場合、マークシート
12がム4判であるとすると、次に説明する記事欄9を
設けなければ、約1400個(40列×35行)のマー
ク記入欄8を1枚のマークシート12に設定できる。
前記記事欄9は、スタート基準マーク1oの列とストッ
プ基準マーク11の列との間に挾まれる領域に、マーク
記入欄8と一緒に設けられている。
この記事欄9の形状および大きさは適当に定めることが
できる。
第5図は、本実施例において、ファクシミリ装置等の読
取装置(図示せず)から得られる画信号に基づいて各マ
ーク記入欄8にマークが記入されているか否かを検出す
るマーク検出回路のブロック図を示す。同図において、
16は読取装置によって得られた画信号Cを入力する画
信号入力端子、16は画信号Cに完全に同期した画信号
クロックパルスb(1クロツクパルスが1画素に対応す
る)を読取装置から入力するクロックパルス入力端子、
17は画信号区間信号aを読取装置から入力する   
゛画信号区間信号入力端子、18は走査開始信号pを読
取装置から入力する走査開始信号入力端子である。。
19はこの回路の各部を制御する8ビットの汎用マイク
ロプロセッサであシ、後述するこの回路の主な動作は、
ROM (Read 0nly Memory )20
にあらかじめ記憶されているプログラムをマイクロプロ
セッサ19が実行することにより行われる。21はデー
タバス、22はアドレスバス、23は制御バスである。
24はRA M (Random Access Me
mory )35に画信号を入力するための画像入力回
路であシ、この画像入力回路24は、8ビットのシリア
ル/パラレル変換レジスタ25、データラッチ26、A
分周器27、アドレスカウンタ28、DMA制御回路2
9およびスティタスレジスタ30からなる。
なお、前記クロックパルスbは前記シリア/L/ /パ
ラレル変換レジスタ25および桶分局器27に入力され
る。また、A分周器27は画信号区間信−1jaによ多
動作状態となって、クロックパルスbを職分層したパル
スを、ラノチバ〃ス信号dとしてデータラッチ26およ
びDMA制御回路29へ送出する。
31は1走査線のうちの各マーク記入欄8に対応する区
間における黒画素の数を計数する黒画素計数回路であり
、この黒画素数計数回路31は、職分周器32.8ビッ
トのパラレル/シリアル変換レジスタ33および積算カ
ウンタ34から構成されている。
36は検出されたマークデータを外部のデータ処理装置
へ出力する出力回路であり、出力データポート37、デ
ータ転送制御回路38および外部インターフェイス39
から構成されている。
第6図は前記RAM35のマツプ図(領域側シ当て図)
、第7図は第6図の作業領域4o内の割シ当て図、第8
図は画像入力回路24内部の動作タイミングチャート、
第9図は黒画素計数回路31内部の動作タイミングチャ
ート、第15図ないし第17図はこのマーク検出回路の
動作を示すフローチャートである。
次に、これらの図を参照しながらこのマーク検出回路の
動作を説明する。
読取装置に設けられている走査開始スイッチ(図示せず
)がオンされ、マークシート12が走査開始位置に到達
すると、走査開始信号pが“1′′になり、走査が開始
される(この走査開始信号pは、マークシート1を読取
走査中は“1″を保持し、それ以外の時は0°′となる
)。マイクロプロセッサ19は、スティタスレジスタ3
oを通して、前記のように走査開始信号pが“1”にな
ったことを検出すると、以下に述べる一連のマーク検出
のだめの動作を開始する。
また、前記走査開始信号pが“1゛になると、区間信号
aが“1″になシ、それに同期して画信号Cが入力端子
15に入力される(なお、クロックパルスbは常時入力
端子17に入力されている)0そして、前記のように区
間信号aが“1″になると、画像入力回路24が動作可
能な状態となシ・第5図のタイミングチャートに示され
るように)入力端子15を通してシリア/l/ /パラ
レル変換レジスタ25に7リアル入力する画信号Cは・
同レジスタ25により8ビットずつパラレル信号に変換
された上、データラッチ26へ転送される。このように
してデータラッチ26へ転送された8ビットずつの画信
号は、その後、RAM35へ直接メモリ・アクセス(以
下DMAと言う)転送され、同RAM36の第1の入力
バッファ領域41または第2の入力バッファ領域42内
に順次格納されて行く。
以上の動作は、区間信号aが“1″である間、連続的に
行われる。これにより、1走査線分の画信号Cが連続的
に入力バッファ領域41または42に格納されて行く。
ここで、前記入カパッフ7領域41.42は、それぞれ
1走査線分の容量を確保されておシ、処理速度向上のた
め、一方の入力バッファ領域に格納されたある走査線の
画信号Cについて後述する種々の処理が行われている間
に、他方の入力バッファ領域に次の走査線の画信号Cが
格納されて行く。
なお、本実施例では、1走査線が2048ビットで構成
されることとしているので、前記入力バッファ領域41
.42には、2048/8 = 256バイトの容量が
それぞれ確保されている。
また、前記DMA転送は、DMA制御回路29とプロセ
ッサ19との間でDM人要求信号fとDMA応答応答信
号中シとシが行われた後、DMA制御回路29からメモ
リ書込信号iとともにアドレス有効信号りが出力され、
とのhにより、アドレスバス22が有効にされると同時
に、データラッチ26上に保持された画信号がデータバ
ス21上にセットアツプされることにより実現される。
以上のようにしてRAM35の入力バッファ領域41ま
たは42は格納された画信号に対しては、まず、基準マ
ーク10.11の検索が行われる。
次に、これを説明する。
本実施例では、読取装置は8ドツ) / 1 ytzの
分解能を持つものとしている。そして、前記のように基
準マーク10.11の横軸は3順とされているので一理
想的には、1走査線上において、基準マーク10.11
はそれぞれ3X8=24ピツト連続する黒信号として現
れることになる。そこで、本実施例では、マークシート
12の印刷精度や読取時のマークシート12の傾き当を
考慮して、24±3ビット(すなわち、21ビット以上
、27ビット以下)黒信号が連続した場合、基準マーク
10゜11を検出したものとする。
なお、入力バッファ領域41または42に格納された画
信号に対する処理は、RAM3Hの作業領域40(第6
および7図参照)を用いて行われるが、初期状態におい
ては、この作業領域40の各部はすべてクリアされてい
る。
前記基準マーク10.11の検索動作は具体的には、第
16図のフローチャートに従って行われる。すなわち、
マイクロプロセッサ19は、自画信号の次に黒信号が読
み出されると、RAMの作業領域40の基準マーク横幅
カウンタ48を用いて黒信号が連続する数nを計数し、
20くnく28となったならば、基準マーク10.11
を検出したと判定する。
なお、1走査線の前半の部分で検出された基準マークは
、スタート基準マーク10とみなす一方、1走査線の後
半部分で検出された基準マークはストップ基準マーク1
1とみなす。
本実施例では、前記検出された基準マーク10゜11の
後縁(すなわち、n個連続する黒画素のうちの最後の黒
画素)が基準位置とされ、この基準位置を示す情報がR
AMの作業領域4oのスタート基準マーク位置レジスタ
46およびストッパ基準マーク位置レジスタ47に退避
される。なお、基準マーク位置レジスタ46.47の内
容は、それぞれ新たな基準マーク10.11が検出され
る毎に更新される。
上述のようにして、最初の基準マーク1oまたは11が
検出されると(マークシート12が左に傾いている場合
には、ストップ基準マーク11の方がスタート基準マー
ク1oよシ先に検出される)、RAMの作業領域4o内
の検索モードレジスタ赫がセットされ、以後はそれまで
の全区間検索モードから限定区間検索モードへ移行する
ここで、前記全区間検索モードにおいては、前記基準マ
ーク10.11の検索動作は、各走査線の画信号の全区
間において行われる。しかし、最初の基準マーク1oま
たは11が検出された後は、他の基準マーク10.11
が出現する区間を予想できるようになるので、前記限定
区間検索モードにおいては、各走査線の限定された区間
においてのみ、前記基準マーク10.11の検索動作が
行われる。
すなわち、前記限定区間検索モードにおいては、最初に
検出された基準マーク1oもしくは11、またはその後
に検出された基準マーク1oもしくは11の位置情報と
、ROM2o内にあらかじめ登録されている両基準マー
ク1o、11間の距離とにより、次に検出するべき基準
マークが出現し得る走査線上の限定された区間を所定の
基準により割シ出し、その限定された区間においてのみ
、次に検出するべき基準マークの検索動作を行う。
なお、記事欄9の位置は、前記限定された区間に含まれ
ないように設定しておく。第11図は画信号と前記限定
された領域との関係を示すタイミングチャートである。
これにより、記事欄9に、基準マーク10.11と区別
できない図形パターンが書き込まれていても、そのパタ
ーンが基準マーク10.11として誤検出される虞がな
くなる。また、検索の対象となるデータ数が少くなるの
で、処理速度が向上される。
一方、前記のよ°うに最初の基準マーク1oまたは11
が検出されると、各マーク記入欄8にマークが記入され
ているか否かの検出動作が開始される。次に、これを説
明する。
RAM35の作業領域4o中の基準マーク検出レジスタ
46には、1走査線毎に、スタート基準マーク1oおよ
びストップ基準マーク11がそれぞれ検出されたか否か
がセットされる(検出された場合には1”、検出されな
かった場合には”0”がセットされる)。
ここにおいて、前記のように各走査線について基準マー
ク10.11の検出動作が行われると、各走査線につい
て第11図に示すような4つの状態が生じる。
すなわち、状態1は、1走査線においてスタート基準マ
ーク1oおよびストップ基準マーク11のいずれもが検
出されなかった状態であり、基準マーク検出レジスタ4
5上において(0,0)で表される。
状態2は、1走査線において、スタート基準マーク10
またはストップ基準マーク11のいずれか一方のみが検
出された状態であり、レジスタ46上において(o、1
)または(1,0)で表される。
状態3は、1走査線においてスタート基準マーク10お
よびストップ基準マーク11のいずれもが検出された状
態であり、レジスタ45上において(1,1)で表され
る。
状態4は、状態2と同じく、1走査線において、スター
ト基準マーク10またはストップ基準マーク11のいず
れか一方のみが検出された状態であシ、やけシレジスタ
45上において(o、1)または(1,0)で表される
。ただし、この状態4と状態2との相違点は、状態2が
基準マーク10または11の上部を検出しているのに対
し、状態4は基準マーク10または11の下部を検出し
ている点にある。
原稿が傾いているか否か、および傾いている場合におけ
るその傾き方向は、上述の4つの状態間の遷移過程を見
ることにより知ることができる。
すなわち、マークシート12が全く傾いていない状態で
走査された場合、前記状態2および状態4は発生しない
また、マークシート12が傾いた状態で走査された場合
には、状態1→状態2→状態3→状態4と状態が遷移し
て行く。さらに詳しく言えば、マークシート12が右に
傾いた状態で走査された場合、(o、o)→(1、O)
→(1,1)→(0゜1)→(0,0)と状態が遷移し
て行く。また、マークシート12が左に傾いた状態で走
査された場合には、(o、o)→(0,1)→(1,1
)→(1,0)→(0,0)と状態が遷移して行く。
また、状態2の次に状態3を経ることなく状態4になっ
たり、状態40次に状態1を経ることなく状態3になっ
た場合は、マークシート12が非常に大きく傾いた状態
で走査されたことを意味する(本実施例では、このよう
な場合には異常処理が実行される)。
さらに、マークシート12が異常に大きく傾いている場
合を除いて、マーク記入欄8の各行の終了時には、状態
3または状態4から状態1に遷移する。したがって、本
実施例では、そのような遷移があった場合には、マーク
記入欄8の1行が終了したものとみなし、後で詳しく説
明する行データ処理を実行する。
上述の各状態間の状態遷移図および状態遷移表を第12
図、第13図に示す。なお、第13図において、「状態
」欄は前走査線の状態を示す一方、「入力」欄は次走査
線の状態を示す。
以上のことを踏まれて、本実施例では、各走査線が前記
4つの状態のいずれに該当するかを基準マーク検出レジ
スタ45を通じて参照しながら、マーク記入欄8上のマ
ーク検出処理を行う。次に、これを第7図および第14
図を用いて説明する。
まず、状態1の走査線においては、マーク記入欄8に対
応する画信号は全く含まれていないので、マーク検出処
理を実行しない。
状態2の走査線においては、検出されたいずれか一方の
基準マークより基準位置を知り、その基準位置から走査
線を、あらかじめROM20に登録されているマーク記
入欄8の横方向の間隔ム毎に分割し、さらにその分割さ
れた区間内のマーク記入欄8に対応する部分に含まれる
黒画素数を黒画素計数回路31に計数させる。
例えば、スタート基準マーク1oの方が検出された場合
、すなわち(1,0)の場合は、スタート基準マーク位
置レジスタ46に退避された基準位置情報を基準にして
、その位置から走査線を4鞘毎に分割し、さらにこの分
割された411ffの区間内のマーク記入欄8に対応す
る部分にそれぞれ含まれる黒画素数を黒画素計数回路3
1に計数させる。
ここで、黒画素計数回路31は、前記黒画素の計数を具
体的には次のようにして行う(第9図にそのタイミング
チャートを示す)。
すなわち、マイクロプロセッサ19は起動パルスrをパ
ラレル/シリアル変換レジスタ33および1/8分周器
32へ送出すると同時に、マーク記入欄8に対応する区
間の画信号をRAM35からデータバスを通じてレジス
タ33へ並列出力させる。1/8分周器32は、前記起
動信号rを入力すると、データシフトパルスuをレジス
タ33へ供給し、同レジスタ33に前記画信号を積算カ
ウンタ34ヘシリアル出力させると同時に、前記画信号
が8画素分積算カウ/り34へ入力される間、積算区間
信号Sを出力し、その間、積算カウンタ34を動作状態
とする。これにより、積算カウンタ34は各マーク記入
欄8に対応する区間中の黒画素数を計数する。
一方、RAMの作業領域40上の8個のラインレジスタ
52(1)〜(8)は、1行のマーク記入欄8の数40
個に対応して、それぞれ40ビットの容量を有する。
そして今、初めて第2の状態となった走査線について処
理を行っているものとすると、マイクロプロセッサ19
は、各マーク記入欄8に対応する積算カウンタ34の計
数結果をデータバス21を通して入力し、所定閾値S1
と比較し、前記計数結果が閾値S1以上であれば、第1
番目のラインレジスタ52(1)のうちの対応するビッ
トにlT11+をセットする一方、前記計数結果が前記
閾値S1よシ小さい場合には、前記対応するビットに”
o”をセットする。なお、本実施例では、閾値S1は2
に設定されている。
次に、同様にして、マイクロプロセッサ19は、2番目
に第2の状態となった走査線についても、各マーク記入
欄8に対応する区間の黒画素数の計数結果を閾値S1と
比較し、その比較結果に応じて、第2番目のラインレジ
スタ52(2)の対応するビットに°゛1”まだは”o
”をセットし、以下第3番目以降に第2の状態となった
走査線についても同様にして、対応するラインレジスタ
52(3)〜52(8)の対応するビットに′1”また
は0”をセットする。
ここで、本実施例において、ラインレジスタ62の数を
8個としているのは、次の理由による。
連続して状態2となる走査線数は、マークシート12の
傾き角度に依存し、その最大走査線数にはマークシート
12の最大許容傾き角θによって決定される。本実施例
では、状態2から必ず状態3を経て状態4となることを
前提としているので、1行のマーク記入欄80両側に位
置する基準マーク10.11間の距離”1+基準マーク
10.11の縦長をLlとすると、最大許容傾き角θは
、θ=: trctan (Ll / Ll )となる
Lj =18(Iff 、 Ll ==4mとすると、
θ#1.4゜となる。
そして、このときの最大走査線数には、画素密度をDと
すると、 K=L2/D となる。
したがって、D=0.5(2本/M肩)とすると、X=
Sとなる。よって、本実施例では、ラインレジスタ52
の数を8個としているのである。
なお、本実施例では、連続して状態2となった走査線の
数は、傾斜カウンタ61で順次計数される。そして、そ
の総数は、既に述べたようにマークシート12の傾き角
度を示している。
また、前記のようにしてラインレジスタ62(1)〜5
2(8)に格納された状態2に対する1行のマーク記入
欄8に関するデータは、状態2から状態3へ遷移する際
に次のように処理される。
まず、ラインレジスタ62(1)〜52(8)に格納さ
れた全データは、前記傾斜カウンタ61の内容に従って
、有効データと無効データとに分離される。すなわち、
傾斜カウンタ51の内容により、第14図における有効
領域(斜線を施された領域)とそれ以外の無効領域とを
分離し、前記有効領域内のデータを有効データとする。
一方、ビットカウンタ53は、1行分のマーク記入欄8
と同数(40個)用意されておシ、それぞれ1行分のマ
ーク記入欄8の1つに対応されている。そして、これら
のピットカウンタ53(1)〜53(40)を用いて、
1行の各マーク記入欄8に対して、有効データとしてラ
インレジスタ62(1)〜52 (8)に1J19がセ
ットされている数が計数される。
次に、状態3の走査線については、以下に示すような処
理が行われる。
まず、状態2の走査線に対する場合と同様にして、黒画
素計数回路31に、1行の各マーク記入欄8に対応する
区間における黒画素数を計数させる。なお、前記各マー
ク記入欄8に対応する区間は、基準マーク位置レジスタ
46および47に退避された両基準マーク10.11の
基準位置情報に基づいて割り出される。
しかし、状態3においては、全ての画信号が前記第14
図に示されたような有効領域に含まれているので、前記
状態2の走査線についての処理と異り、ピットレジスタ
52(1)〜52(8)は動作させない。そして、各マ
ーク記入欄8に対応する区間に対する前記黒画素計数回
路31の計数結果を前記閾値S1と比較し、81以上で
あれば、直ちに、対応するビットカウンタ53を+1す
る一方、Slより小さければ、対応するビットカウンタ
53をそのままの内容に保持する。
次に、状態4の走査線については、前記状態2の走査線
についての処理と同様の処理がなされる。
一方、スタート基準マーク縦長カウンタ49ば、「状態
3→状態1」または「状態4→状態1」の遷移があるま
で(すなわち、マーク記入欄8の1行が終了するまで)
、スタート基準マーク10を検出した走査線の数を計数
する。同様にして、ストップ基準マーク縦長カウ/り6
0は、「状態3→状態1」または「状態4→状態1」の
遷移があるまで、ストップ基準マーク11を検出した走
査線の数を計数する。
そして、両縦長カウンタ49,50の計数結果が、基準
マーク10.11の縦長に基づいて定められる所定の範
囲にない場合は、対応するマーク記入欄8の行について
は、次に説明する行データ処理を行わない。これにより
、マークシート12に、基準マーク10.11と同一ま
たは類似する幅を有するが、縦長は異なるマークまたは
汚れがあっても、基準マーク10.11と誤認される虞
がなくなる。
前記行データ処理は、前記「状態3−状態1」または「
状態4→状態1」の遷移があった後、かつ前記縦長カウ
ンタ49.50の計数結果の確認を行った後、実行され
る。この行データ処理は、状態2.状態3および状態4
を通じて前記計数を行ってきたビットカウンタ53(1
)〜63(40)の最終値を閾値S2と比較し、それぞ
れ32以上であれば”1″を、S2より小さければ”o
”を、RAM35の出力バッファ領域39のうちの対応
するピットにセットすることを内容とする。ここで、前
記9′1”はマーク記入欄8にマークが記入されている
と判定されたことを意味し、” o ”はマークが記入
されていないと判定されたことを意味する。なお、本実
施例では、前記閾値S2は、4に設定されている。
以上の動作はマーク記入欄8の各行毎に繰り返され、各
行に対するマーク検出結果が順次出力バッファ領域39
へ格納されて行く。
そして、走査開始信号pが”o”になると、以上の動作
は終了し、出力バッファ領域39に格納された各マーク
記入欄8対するマーク検出結果が出力回路36を通して
外部のデータ処理装置(図示せず)へ転送される。なお
、出力回路36は前記マーク検出結果の他に、前記デー
タ処理装置とのインターフェイスのための制御信号を出
力するが、この出力回路36は前記データ処理装置の如
何に応じて設計される部分であるので、詳細な説明は省
略する。
このように本実施例では、左右一対の基準マーク10.
11の検出の有無により表現される4つの状態に基づい
て、マークシート12の傾き角度およびその傾き方向を
監視しながらマーク記入欄8にマークが記入されている
か否かを検出するので、マークシート12の傾き角度が
走査開始から走査終了までの間に変化した場合でも、前
記傾き角度を適正に補償し、極めて精度の高いマーク読
み取りを行うことができる。
なお、前記第5図のマーク検出回路は、読取装置として
ファクシミリ装置を使用する場合には、ファクシミリ送
信装置に接続してもよいし、ファクシミリ受信装置に接
続してもよい。
また、本発明における光学読取装置は、ファクシミリ装
置に限られないことは言うまでもない。
さらに、前記実施例では、各走査線におけるスタート基
準マークおよびストップ基準マークの検出状態として、
4つの状態のみが生じ得るものとして処理を行っている
が、さらに多数の状態、例えば1走査線において、ある
行のスタート基準マ一りと次の行のストップ基準マーク
1oとが検出される状態等も生じ得るものとして処理を
行えば、マークシートがさらに大きく傾いても、高精度
にマークを検出できる。
以上のように本発明によれば、マーク記入欄の副走査方
向(縦方向)の寸法を長くすることなしに、マークシー
トが走査時に傾いていても、また、そのマークシートの
傾き角度が走査開始時から走査終了時までの間に変換し
ても、極めて精度の高いマーク読み取シを行うことがで
きるという優れた効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のマークシートの一例の正面図、第2図は
従来のマークシートの他の例の正面図、第3図は従来の
マークシートのさらに他の例の正面図、第4図は本発明
によるマーク読取装置に用いるマークシートの正面図、
第5図は前記実施例におけるマーク−検出回路のブロッ
ク図、第6図は前記マーク検出回路におけるRAM35
のマツプ図、第7図は第6図の作業領域4o内の割シ当
て図、第8図は前記マーク検出回路における画像入力回
路24のタイミングチャート、第9図は前記マーク検出
回路における黒画素計数回路31のタイミングチャート
、第10図は前記マーク検出回路における限定区間検索
モード時の基準マークの検出動作を示すタイミングチャ
ート、第11図は前記実施例におけるスタート基準マー
クおよびストップ基準マークの検出の有無による4つの
状態を示す説明図、第12図は前記4つの状態間の状態
遷移図、第13図は前記4つの状態間の状態遷移表、第
14図は前記状態2に該当する走査線における有効領域
を示す説明図、第16図ないし第17図は前記実施例の
フローチャートである。 8・・・・・・マーク記入欄、9・・・・・・記事欄、
1o・・・・・・スタート基準マーク、11・・・・・
・ストップ基準マーク、12・・・・・・マークシート
、19・・・・・・マイクロプロセッサ、24・・・・
・・画信号入力回路、31・・・・・・黒画素計数回路
、36・・・・・・出力回路。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名ml
!−二一1 の                  法第6図 第70 第11図 第12図 第13図 第14図 第16図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  主走査方向に幅をもつ基準マークと同一行に等間隔で
    設けられたマーク記入欄を複数行有するマークシートを
    順次読み取って得た画信号をライン単位で蓄積する第1
    のメモリと、所定値以上の黒ビット検出により前記基準
    マークを検出し現走査ラインと基準マークとの相対位置
    及びマークシートの傾きを検知する検知手段と、前記第
    1メモリ上の1ライン画信号中の各マーク記入欄対応部
    分の黒ビット数と所定閾値との比較により前記マーク記
    入欄毎の白黒を判定する第1の判定手段と、この第1の
    判定手段の判定結果をライン毎に一時記憶する第2のメ
    モリと、この第2のメモリ上のライン毎の判定結果のう
    ち前記検知手段が検出した傾きに応じた有効部分のみを
    順次積算する第3のメモリと、前記検出手段が行間を検
    出する毎に前記第3のメモリの前記マーク記入欄毎の積
    算値と所定閾値とを比較して前記マーク記入欄の白黒を
    判別する第2の判定手段とを具備するマーク読取装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728470A (en) * 1980-07-28 1982-02-16 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Information input system using facsimile
JPS5751750A (en) * 1980-08-01 1982-03-26 Ciba Geigy Ag Crystalline salt of triazole dye
JPH0310993A (ja) * 1989-06-06 1991-01-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 舶用二重反転プロペラー軸のシール潤滑構造

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