JP3564987B2 - 光学式文字読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学式文字読取装置に関し、特に帳票上に設けられた複数のマーク記入欄にマークが記入されているか否かを判定する光学式文字読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、帳票内に設けられた複数のマーク記入欄にマークが記入されているか否かを判定するには、まず、帳票をスキャナ等の画像読取手段で読み取り、マーク記入欄のイメージデータを切り出す。そして、マーク記入欄中の白黒二値画像から黒画素の固まり(以下セグメントとする)を検出し、検出された場合にはマーク記入欄にマークが記入されているとの判定がなされていた。
【0003】
例えば、図15のようにマーク記入欄が隣接している場合には、帳票のマーク記入者が選択したマークが隣のマーク記入欄まではみ出してしまうケースが発生してしまう。こうした場合、従来の光学式文字読取装置では、帳票のマーク記入者は”良い”のマーク記入欄にマークしたつもりでも、”普通”のマーク記入欄にはみ出してしまっているため、マーク読取処理部(図示省略)は、”良い”・”普通”両方のマーク記入欄にマークが記入されていると認識する。
【0004】
また、図16は、マーク記入欄に訂正されたマークが記入されている場合である。帳票のマーク記入者が、”良い”にマークしたものの”良い”を二重線で訂正し、再度、”普通”にマークした時、従来の光学式文字読取装置では、セグメントの有無で判断しているため両方のマーク記入欄にマークが記入されていると認識する。
【0005】
また、図17はマーク記入欄に記入されているマークが小さすぎる場合である。帳票のマーク記入者は、”良い”にマークしたつもりでも、従来の光学式文字読取装置では、記入されているマークの有無の判別が困難になり、マーク記入欄にはマークが記入されていないと認識する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の光学式文字読取装置は、図15の例では、帳票のマーク記入者が”良い”のマーク欄にマークしたつもりでも、”良い”・”普通”両方のマーク記入欄にマークが記入されていると誤認識してしまう。
また、図16の例では、帳票のマーク記入者は”良い”のマークを訂正して、”普通”のマーク欄にマークしたつもりでも、”良い”・”普通”両方のマーク記入欄にマークが記入されていると誤認識してしまう。
【0007】
また、図17の例では、帳票のマーク記入者は”良い”のマーク欄にマークしたつもりでも、マーク記入欄にはマークが記入されていないと誤認識してしまう。
従来の光学式文字読取装置が誤認識した結果は、帳票のマーク記入者がマークした結果に光学式文字読取装置操作者が修正しなければならず、操作者への負担が増大していた。
【0008】
本発明では、従来の光学式文字読取装置において正しく認識されていなかったマーク記入欄に記入されたマークを正しく認識し、光学式文字読取装置操作者への負担を軽減する光学式文字読取装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1の光学式文字読取装置1では、図1の本発明の原理ブロック図に示すように、帳票に設けられた複数のマーク記入欄にマークが記入されているか否かの判定を行う光学式文字読取装置1であって、帳票に設けられた複数のマーク記入欄を読み取るマーク記入欄読取手段2と、マーク記入欄読取手段2によって読み取られたマーク記入欄にマークの存在を示す画素があるか否かを認識するマーク認識手段3と、マーク記入欄にマークが記入されるべきマーク記入欄の数を予め設定しておき、マーク認識手段3によってマーク記入欄にマークが記入されていると認識されたマーク記入欄の数と予め設定されているマーク記入欄の数を比較するマーク記入欄数比較手段4とを備えたことを特徴としている。
【0010】
請求項1の発明によって、帳票のマーク記入欄にマーク記入者が記入したマークが小さすぎる場合でも、マーク記入欄に記入されたマークが正しく認識され、認識精度を向上することができる。
また、本発明の請求項2の光学式文字読取装置1では、図2の本発明の原理ブロック図に示すように、帳票に設けられた複数のマーク記入欄にマークが記入されているか否かの判定を行う光学式文字読取装置1であって、帳票に設けられた複数のマーク記入欄を読み取るマーク記入欄読取手段2と、マーク記入欄読取手段2によって読み取られたマーク記入欄にマークの存在を示す画素があるか否かを認識するマーク認識手段3と、マーク記入欄にマークが記入されるべきマーク記入欄の数を予め設定しておき、マーク認識手段3によってマーク記入欄にマークが記入されていると認識されたマーク記入欄の数と予め設定されているマーク記入欄の数を比較するマーク記入欄数比較手段4と、マーク記入欄数比較手段4によって比較された結果、マーク記入欄にマークが記入されていると認識されたマーク記入欄の数が予め設定されているマーク記入欄の数よりも多い場合、マーク記入欄読取手段2によって読み取られたマーク記入欄の大きさからマーク記入欄に記入されるマークの基準画素数を求め、マーク記入欄に記入されたマークが基準画素数以上の場合には、マーク記入欄にマークが記入されていると判定するマーク判定手段5とを備えたことを特徴としている。
【0011】
請求項2の発明によって、マーク記入欄が隣接している場合に、帳票のマーク記入者がマーク記入欄に記入したマークが隣のマーク記入欄まではみ出してしまったケースでも、マーク記入欄に記入されたマークが正しく認識され、認識精度を向上することができる。
また、本発明の請求項3の光学式文字読取装置1では、図3の本発明の原理ブロック図に示すように、帳票に設けられた複数のマーク記入欄にマークが記入されているか否かの判定を行う光学式文字読取装置1であって、帳票に設けられた複数のマーク記入欄を読み取るマーク記入欄読取手段2と、マーク記入欄読取手段2によって読み取られたマーク記入欄にマークの存在を示す画素があるか否かを認識するマーク認識手段3と、マーク記入欄にマークが記入されるべきマーク記入欄の数を予め設定しておき、マーク認識手段3によってマーク記入欄にマークが記入されていると認識されたマーク記入欄の数と予め設定されているマーク記入欄の数を比較するマーク記入欄数比較手段4と、マーク記入欄数比較手段4によって比較された結果、マーク記入欄にマークが記入されていると認識されたマーク記入欄の数が予め設定されているマーク記入欄の数よりも多い場合、マーク記入欄読取手段2によって読み取られたマーク記入欄の大きさからマーク記入欄に記入されるマークの基準画素数を求め、マーク記入欄に記入されたマークが基準画素数以上の場合には、マーク記入欄にマークが記入されていると判定するマーク判定手段5と、マーク判定手段5によってマークが記入されている判定されたマーク記入欄の数がマーク記入欄数比較手段4に予め設定されているマーク記入欄の数よりも多い場合、マーク認識手段3によって認識されたマーク記入欄の画素の変化回数をカウントし、マーク記入欄の画素の変化回数が少ないマーク記入欄にマークが記入されているされていると判定する変化回数カウント手段とを備えたことを特徴としている。
【0012】
請求項3の発明によって、帳票のマーク記入欄にマーク記入者が訂正したマークが記入されている場合でも、マーク記入欄に記入されたマークが正しく認識され、認識精度を向上することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図4は本発明で使用される帳票の一実施例である。
複数のマーク記入欄を1つのグループとして指定したとき、1グループ内に記入されるマーク記入欄の数が設定できることがある。本発明では、記入されるマーク記入欄の数を予め設定しておく。そして、白黒二値画像からセグメントを検出し、そのマーク記入欄をマークが記入されているマーク記入欄として認識する。
【0014】
図4には、以下の3つのグループが設定されている。
グループ1・・・” 男” ,” 女” の2つのマーク記入欄が1つのグループとして設定。
グループ2・・・” 都” ,” 道” ,” 府” ,” 県” の4つのマーク記入欄が1つのグループとして設定。
【0015】
グループ3・・・” 良い” ,” 普通” ,” 悪い” の3つのマーク記入欄が1つのグループに設定。
これらのグループは共に、複数のマーク記入欄から一つだけ選んでマークを記入する形式のものである。したがって、グループ内のマーク記入欄に記入されるマーク記入欄数は” 1” となる。このマーク記入欄数をグループの内のマーク記入欄情報としてマーク記入欄数比較手段4に設定し、マーク認識手段3によって認識されたマーク記入欄数との比較を行う。その結果、マーク記入欄数が異なる場合、変化回数カウント手段5または第二のマーク数判定手段6によって処理を行う。
【0016】
図5は図4に示した帳票のうち隣接するマーク記入欄からマークがはみ出して付けられたマーク記入の例である。
マーク記入欄の認識を行った結果、グループ1では” 男” と” 女” 、グループ2では” 道” と” 県” 、グループ3では” 良い” と” 普通” が認識されたとする。このとき、これらのグループではマーク記入欄数” 1” と、認識されたマーク記入欄数” 2” が異なる。グループ1〜3はマーク判定手段5によって判定処理が行われ、基準画素値に満たないグループ1の” 女” 、グループ2の” 道” 、グループ3の” 普通” のマーク記入欄にはマークが記入されていないと判定され、グループ1では” 男” 、グループ2では” 県” 、グループ3では” 普通” のそれぞれのマーク記入欄にマークが記入されていると判定される。
【0017】
図6はマーク記入欄に丸が記入されているときの例である。
マーク記入欄を横ライン、縦ラインでスキャンしていく。このときライン上で白画素から黒画素へ変化する回数を検出し、読取ったセグメントからマークの種類判別を行う。
丸のマークを横ラインでスキャンしたものを図7に、縦ラインでスキャンしたものが図8に示されている。枠外の数字は、そのライン上でスキャンしたときの白画素から黒画素への変化回数である。丸が記入された場合の白画素から黒画素への変化回数は、横ライン、縦ライン共に両端が” 1” で残りのラインは” 2” となっている。したがって” 1” や” 2” 以外の数が検出されたとき、そのマークの種類は丸以外であると判別できる。
【0018】
図9と図10は一度、丸を記入し、それを訂正した例である。
帳票上に間違ってマークを記入してしまった場合、マークの上に二重線の取り消し線を引いて記入マークの訂正を行うことがよくあるが、従来のマーク認識においてこの様な訂正画像は” マークあり” と認識されていた。しかしこの画像をスキャンしたとき、丸またはチェックマーク等と白画素から黒画素への変化回数が異なることから、訂正画像をマーク記入対象外として扱うことができる。したがって、マーク記入欄内の白黒二値画像のスキャンを行い、マークの種類を判別し、マーク以外の記入を省くことで、認識精度を向上することができる。
【0019】
図9と図10はマーク記入欄を横ライン、縦ラインでスキャンした結果、白画素から黒画素への変化回数に” 3” もしくは” 4” という数が検出されている。これらの事から” 1” や” 2” 以外の数が検出されたので、ここではその種類は丸以外であると判別できる。
したがって従来のマーク認識において、このような訂正マークは” マークあり” と認識されていたが、種類判別を行うことで訂正されたマークが記入されたマーク記入欄をマーク記入対象外として扱うことができる。
【0020】
図11はチェックマークが記入されているときの例を示し、図12にはその訂正マークが記入されたときの例を示した。この場合も丸が記入されていたときと同様に、白画素から黒画素への変化回数の違いから種類判別を行うことができる。
次に、本実施形態の光学式文字読取装置の動作について、図13に示すフローチャート(ステップS1〜ステップS5)及び図14に示す複数のマーク記入欄にマークが記入されている例に従って説明する。
【0021】
帳票に設けられた複数のマーク記入欄を読み取り(ステップS1)、読み取られたマーク記入欄にマークの存在を示す画素があるか否かを認識する(ステップS2)。
このステップによって、図14に示すマーク記入欄dにはマークが記入されていないと認識される。
【0022】
次に、マーク記入欄にマークが記入されるべきマーク記入欄の数を予め設定しておき、マーク記入欄にマークが記入されていると認識されたマーク記入欄の数と予め設定されているマーク記入欄の数を比較する(ステップS3)。
比較した結果、マーク記入欄にマークが記入されていると認識されたマーク記入欄の数が予め設定されているマーク記入欄の数よりも多い場合、読み取られたマーク記入欄の大きさからマーク記入欄に記入されるマークの基準画素数を求め、マーク記入欄に記入されたマークが基準画素数以上の場合には、マーク記入欄にマークが記入されていると判定する(ステップS4)。
【0023】
このステップによって、図14に示すマーク記入欄aにはマークが記入されていないと認識される。
比較した結果、マーク記入欄にマークが記入されていると認識されたマーク記入欄の数と予め設定されているマーク記入欄の数が等しい場合は、マーク記入欄にマークが記入されていると認識されたマーク記入欄にマークが記入されていると判定し処理を終了する。また、マーク記入欄にマークが記入されていると認識されたマーク記入欄の数が予め設定されているマーク記入欄の数よりも多いが、マーク記入欄に記入されたマークが基準画素数以下のマーク記入欄は、マーク記入欄にマークが記入されていない判定する。
【0024】
そして、マークが記入されていると判定されたマーク記入欄の数が予め設定されているマーク記入欄の数よりも多い場合、マーク記入欄の画素の変化回数をカウントし、マーク記入欄の画素の変化回数が少ないマーク記入欄にマークが記入されているされていると判定する(ステップS5)。
このステップによって、図14に示すマーク記入欄cにはマークが記入されていないと判定され、記入欄bにマークが記入されていると判定される。
【0025】
尚、マーク記入欄の画素の変化回数をカウントし、マーク記入欄の画素の変化回数が多いマーク記入欄にはマークが記入されていないと判定する。
【0026】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の光学式文字読取装置によれば、以下のような効果ないし利点を得ることができる。
帳票のマーク記入欄にマーク記入者が記入したマークが小さすぎる場合でも、マーク記入欄に記入されたマークが正しく認識され、認識精度を向上することができる(請求項1)。
【0027】
帳票のマーク記入欄が隣接している場合に、帳票のマーク記入者がマーク記入欄に記入したマークが隣のマーク記入欄まではみ出してしまったケースでも、マーク記入欄に記入されたマークが正しく認識され、認識精度を向上することができる(請求項2)。
帳票のマーク記入欄にマーク記入者が訂正したマークが記入されている場合でも、マーク記入欄に記入されたマークが正しく認識され、認識精度を向上することができる(請求項3)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の原理ブロック図である。
【図3】本発明の原理ブロック図である。
【図4】グループ内マーク記入欄が1つのとの例を示す図である。
【図5】マーク記入欄からはみ出したマークを含むグループの例を示す図である。
【図6】丸いマークの例を示す図である。
【図7】横ラインで見たときを示す図である。
【図8】縦ラインで見たときを示す図である。
【図9】訂正マークを示す図である。
【図10】訂正マークを示す図である。
【図11】チェックマークが記入されたときの例を示す図である。
【図12】チェックマークが訂正されたときの例を示す図である。
【図13】本実施形態の具体的動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】複数のマーク記入欄にマークが記入されたグループの例を示す図である。
【図15】従来のマーク読み取り誤認識の例を示す図である。
【図16】従来のマーク読み取り誤認識の例を示す図である。
【図17】従来のマーク読み取り誤認識の例を示す図である。
【符号の説明】
1 光学式文字読取装置
2 マーク記入欄読取手段
3 マーク認識手段
4 マーク記入欄数比較手段
5 マーク判定手段
6 変化回数カウント手段

Claims (2)

  1. 帳票に設けられた複数のマーク記入欄にマークが記入されているか否かの判定を行う光学式文字読取装置であって、
    帳票に設けられた複数のマーク記入欄を読み取るマーク記入欄読取手段と、
    前記マーク記入欄読取手段によって読み取られたマーク記入欄にマークの存在を示す画素があるか否かを認識するマーク認識手段と、
    マークが記入されるべきマーク記入欄の数を予め設定する機能と、前記マーク認識手段によってマーク記入欄にマークが記入されていると認識されたマーク記入欄の数と予め設定されているマーク記入欄の数を比較する機能とを有するマーク記入欄数比較手段と、
    前記マーク記入欄数比較手段によって比較された結果、マーク記入欄にマークが記入されていると認識されたマーク記入欄の数が予め設定されているマーク記入欄の数よりも多い場合、前記マーク記入欄読取手段によって読み取られたマーク記入欄の大きさからマーク記入欄に記入されるマークの基準画素数を求め、マーク記入欄に記入されたマークが基準画素数以上の場合には、マーク記入欄にマークが記入されていると判定するマーク判定手段と、
    前記マーク判定手段によってマークが記入されている判定されたマーク記入欄の数が前記マーク記入欄数比較手段に予め設定されているマーク記入欄の数よりも多い場合、前記マーク認識手段によって認識されたマーク記入欄の画素の変化回数をカウントし、マーク記入欄の画素の変化回数が少ないマーク記入欄にマークが記入されていると判定する変化回数カウント手段と、
    を備えたことを特徴とする光学式文字読取装置。
  2. 帳票に設けられた複数のマーク記入欄にマークが記入されているか否かの判定を行うマーク判定装置であって、
    帳票に設けられた複数のマーク記入欄を読み取るマーク記入欄読取手段によって読み取られたマーク記入欄にマークの存在を示す画素があるか否かを認識するマーク認識手段と、
    マークが記入されるべきマーク記入欄の数を予め設定する機能と、前記マーク認識手段によってマーク記入欄にマークが記入されていると認識されたマーク記入欄の数と予め設定されているマーク記入欄の数を比較する機能とを有するマーク記入欄数比較手段と、
    前記マーク記入欄数比較手段によって比較された結果、マーク記入欄にマークが記入されていると認識されたマーク記入欄の数が予め設定されているマーク記入欄の数よりも多い場合、前記マーク記入欄読取手段によって読み取られたマーク記入欄の大きさからマーク記入欄に記入されるマークの基準画素数を求め、マーク記入欄に記入されたマークが基準画素数以上の場合には、マーク記入欄にマークが記入されていると判定するマーク判定手段と、
    前記マーク判定手段によってマークが記入されている判定されたマーク記入欄の数が前記マーク記入欄数比較手段に予め設定されているマーク記入欄の数よりも多い場合、前記マーク認識手段によって認識されたマーク記入欄の画素の変化回数をカウントし、マーク記入欄の画素の変化回数が少ないマーク記入欄にマークが記入されていると判定する変化回数カウント手段と、
    を備えたことを特徴とするマーク判定装置。
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