JPS5824265A - フアクシミリ送信機を用いたマ−ク読取方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ファクシミリ送信機を用いて入力用紙に記入
したマーク情報を読み取るマーク読取方弐に関するもの
である。

従来、ファクシ定り送信機を用いて入力用紙に記入され
た！−り情報を読み取る方式は、マーク検出領域（−ｖ
−り記入枠）内の黒画素を計数し、黒画素数が閾値を越
えた場合に記入マーク有としていたため、頗い線分の記
入マークを読＊夛可能とするには黒画素数の闇値を低く
設定しなければならなかった。このため、マーク検出領
斌内の一部に記入マークの消し残夛や回線の瞬断等によ
る黒線ノイズが入シこむと、未記入マーク枠内に記入マ
ーク有と誤読されてしまう欠点があった。

本発明はこれらの欠点を除去するために、マーク検出領
域を２分割し、各々のマーク検出領域に含まれる黒画素
数を１つ以上の閾値と比較し、２つのマーク検出領域に
おける比較結果の組み合せに応じて記入マークの有、無
、不明を判定することを特徴とし、その目的は配本マー
クの消し残少および回線の瞬断郷におけ（る□黒線ノイ
ズの影響を受けにくくする４のである。

第１図は、本発明で使用する入力用紙の１例と前記入力
用紙をファクシミリ送信機に入力した場合の走査線との
関係を示した図であり、１はマーク情報を記入する入力
用紙、２は入力用紙１の左端を示す基準マーク、３．４
はファクシミリ送信機の主走査方向に対する入力用紙１
の傾きを検出するための傾斜マーク（基準マーク２との
距離をそれぞれ２■＊１５２ｍ１１１）、５はマーク情
報の主走査方向の存在位置を示すタイ２ングマーク、６
はマーク情報の副走査方向の存在位置を示す走査指定マ
ーク（基準マークとの距離は２１１１ｍ　）　％　フは
マーク情報を記入するためのマーク記入枠、ｔはファク
シミリ送信機で入力用紙ｌを走査した場合の走査線の一
部を示したものである。なお、基準マーク２（幅２■）
と傾斜マーク３．４（幅２．）とタイミングマーク５　
（＠２箇、高さ２１）と走査指定！−り６（幅２ｗｒｓ
高さ３■）はファクシミリ送信機に検知できる色で、マ
ーク記入枠マ（幅１諺、高さ５■）はファクシミリ送信
機に検知　　　１できない色で入力用紙１に記載する。

第２図は、入力用紙１を７アクシ（り送信機（主走査密
＆８ドツト／■、副走査密度８本／■）によシ走査し九
場合の１走査線の画信号を示す図であ抄、この図を用い
て基準位置補正の方法を示す。１０は走査線ｔに対応す
る画信号、１１は基準マーク２に対応する画信号、１２
は傾斜マーク３に対応する画信号である。まず、画信号
１０を左側から屓に調べ、黒画素列が８±２ドツト（ｌ
鯛×８ドツト／■）の場所を検出すれば画信号１１すな
わち基準マーク３が検出できる。そして、基準マーク２
以降一定長の画信号を堆シ出すことによって基準位置補
正を行なったー走査線の画信号が作成できる。以降、順
次走査線を更新し上記と同様の手順をふめば入力用紙１
の基準位置補正した画信号が得られる。

第３図は、入力用紙１をファクタζり送信機に入力した
場合の傾き検出方法を示した図であシ、２０〜２３は基
準位置補正を行なった画信号である。まず、画信号２０
乃至２３の左端から１６ドツト（２１１ｍ×８ドツト／
■）と１２１６ドツト（ｘ５ａｇｘｓドツト／　ｗ−）
の近傍で黒画素列が１６±２ドツト（２６＠Ｘ８ドツト
／−）存在するかどうかを調べる。すると、画信号２１
に傾斜マーク３が、画信号２３に傾斜マーク番が最初に
検出できる。この結果、ファクタきり送信機の主走査方
向に対する入力用紙１の傾きは右下り２走査線であるこ
とが判明する。

第４図は入力用紙１の傾斜補正方法を示す図であり、入
力用紙の傾きが第４図の右下シ２走査線である場合を示
した。３０乃至３２は基準位置補正を行なった画信号、
３３乃至３５は画信号３０乃至３２０個々を３等分した
一部である。入力用紙ｌの傾きが右下シ２走査線である
ため、筐ず３走査線の画信号３０乃至３２の個々（−３
等分し、かつ３等分した画信号３３乃至３５を大枠で示
すように順次重シ出し並べ直せば、傾斜補正を行なった
ー走査線の画信号３６が作成できる。以降、順次走査線
を頁新し、上記と同様の手順をふめば、入力用紙ｌｃＩ
基準位置補正を行ないかつ傾斜補正した画信号が得られ
る。なお入力用紙ｌの傾きがル走査線の場合には、（ｓ
＋１）走査線の画信号を（％＋１）等分して並べ直す。

第５図は入力用紙１に記載されたタイミングマーク検出
方法を示した図であり、図（ｅ４ｔｉ傾斜−補正後のタ
イミングマーク５と傾斜マーク３を示した図、図（ｂ）
は傾斜マーク３の存在する走査線の黒画素数を副走査方
向に加算した図、図（０）は主走査方向のタイミングマ
ーク５の存在位置を示す図であり、４０．４１はノイズ
、４２は副走査方向の黒画素数の閾値１４ドツトを示す
。

まず、傾斜補正を行なった画信号よシ傾斜マーク３を第
３図で説明した方法で検出するとともに、傾斜マーク３
の存在する画信号の黒画素数を副走査方向に加算すると
（ｂ）図のようになる。そして、閾値４２でスライスす
ることによシノイズ４０が除去でき、さらに主走査方向
の黒画素数が１４ドツト以下の箇所を除去することによ
υノイズ４１が除去できる。以上の手順で（０）図に示
すようなタイミングマーク５の正しい位置を検出する。

第６図は基準位置補正および傾斜補正を行なった画信号
より記入マークの検出方法を示す図であり、５１はタイ
ンングマ−り５の一部、６１は走査指定！−り６の一部
、フ１はマーク記入枠マの一部％　ａはタイミングマー
ク５１と走査指定マーク６１の交差領域の上半分のマー
ク検出領域、ｂは前記交差領域の下半分のマーク検出領
域である。

まず、傾斜補正を行なった画信号の左端から１６ドツト
（２■ｘ８ドツト／■）の近傍で黒画素列が１４±２ド
ツト存在する画信号、すなわち走査指定マーク６１が存
在する画信号を検出する。つぎに、走査指定マーク６１
の存在する最初の１２走査線（１，５■ｘ８本／畷）の
画信号でかつタイミングマーク５１で指定される領域の
黒画素を計数し、走査指定マーク６１の存在する次の１
２走査線（１，５１×８本／■）の画信号で、かつタイ
ミングマーク５１で指定される領域の黒画素を計数する
。この結果、マーク検出領域ａ内とマーク検出領域す内
の黒画素数が判明する。次にマーク検出領域Ｇおよびｂ
内の黒画素数が共に閾値を越えたかどうかを調べ一共に
閾値を越えた場合を記入マーク有シとし、そうでない場
合を記入マ丁り無しとする。以上の手順でマーク記入枠
７１に記入されたマークの有無を判定する。

第１図は本発明の一実施例であり、９０は入力用紙１を
走査するファクシミリ送信機、９１はファクシミリ送信
機９０より受信したファクシミリ信号よ〕画信号を取シ
出すインタフェース回路、９２は走査線単位に画信号中
の基準マーク２を検出し、基準マーク２以降の画信号を
取シ出すことによって基準位置補正を行なう基準位置補
正回路、９３は基準位置補正を行なった画信号よ勺傾斜
マーク３．４を検出することによって入力用紙１の主走
査方向に対する傾きを検出する傾斜検出回路、９４は傾
斜・検出回路で検出した傾きの値にしたがって画信号を
バッファメモリに書き込んだシ、バッファメモリから画
信号の読み出しを行なったシして傾斜補正した画信号を
作成する傾斜補正回路、９５は傾斜補正に必要な画信号
を一時たくわえておくバッファメモリ（最大傾き走査線
の画信号分λ９６は傾斜補正を行なった画信号よ）タイ
ミング！−り５を検出するタイミングマーク検出回路、
９フは傾斜補正を行なった画信号よシ走査指定マーク６
を検出する走査指定マーク検出回路、９Ｂは走査指定マ
ーク６の存在する画信号よりタイミングマーク６の存在
するエリアの黒画素数を計数することによってマーク検
出を行なうマーク検出回路、９９は検出したマークを符
号化して情報処理装置に送信するインタフェース回路、
１００は情報処理装置である０ 次に第７図の動作について説明する。ただし、本説明で
はファクシミリ送信機９０の主走査方向に対して入力用
紙１が２走査線右下りに傾いて入力された奄のと仮定す
る。まず、ファクタきり送信機９０は入力用紙１を走査
してファクシミリ信号をインタフェース回路９１に送信
する。インタフェース回路９１はファクシミリ信号を受
信し、−走査線単位に画信号を取シ出す。基準位置補正
回路９２拡インタフ工−ス回路９１よシ画信号を受信し
、第２図で説明した方法によ）基準マーク２を検出し、
かつ基準マーク２以降の画信号を取シ出す。この動作に
よシフアクシンり送信機９０に対する入力用紙ｌの左右
の位置ずれを補正する０次に、傾斜検出回路９３Ｆｉ基
準位置補正を行なった画信号を受信し、第３図で説明し
た方法によ）傾斜マーク３と４とを検出するとともに傾
斜マーク３と４との検出順序と走査線差を調べる。この
結果、入力用紙１がファクシきり送信機９０の主走査方
向に対して右下シ２走査線の傾きであることを検出する
。そして、傾斜補正回路９４に、傾斜補正に必要な手段
（本説明では右下シ２走査線の傾きであるため、第４図
に示す様に３走査線の各画信号を５分割して並べ直すこ
と）を指示する。

傾斜補正回路９４は、傾斜検出回路９３の指示に従って
基準位置補正を行なった画信号をバッファメモリ９５に
書き込む。キして、第４図で説明した方法によシ、３走
査線の各画信号を３分割してバッファメモリ９５より読
み出し、並べ直すことによシ傾斜補正管行なった画信号
を作成する。

以上の動作を走査線を更新して繰り返せに、入力用紙１
を傾斜補正した画信号が得られる。

行なった画信号のうち、傾斜マーり３の存在する画信号
を堆シ込み、第６図で説明した方法によシ副走査方向く
黒画素を加算し、黒画素が１４ドツト以上の場所を黒画
素有シと判定する。さらに、主走査方向に黒画素が１４
ドツト以上連続した場所を検出することによシ、ノイズ
を除去した正しいタイミングマークδの主走査方向の存
在位置を検出スる。そして、タイミングマーク５の主走
査方向の存在位置をマーク検出回路９８へ知らせる。

走査指定マーク検出回路９７は傾斜補正を行なった画信
号のうち走査指定マーク６の存在する画信号を第６図で
説明した方法で検出し、マーク検出回路９Ｂへ送信する
。

マーク検出回路９日は第６図にて説明した方法で、まず
走査指定マーク６の存在する画信号のうちタイミングマ
ーク５で指定される領域の黒画素の計数を、最初の１２
走査線分（１５，、ＸＢ本／　　ＩＩＩＩｌ）Ｋ対して
行がう。同様の動作を次に続（１ｇ走査線分に対して行
なう。この様にして、マーク検出領域ａ、ｈ中の黒画素
数が計数できる。そして、マーク検出領域αと１の黒画
素数がともに閾値を越え九場合のみ、記入マーク有と゛
判定する。

インタフェース回路９９は、マーク検出回路９ａで検出
されたマーク記入枠７内の記入マークの有無を受信する
とともに符号化して情報処理装置１００へ送信する。

なお、第１図に示した入力用紙は一例を示したにすぎな
い。また第２図から第６図に示した手法も一例を示した
にすぎない。また第６図ではマーク検出領域α、ｂ内の
黒画素数がともに閾値を越えた場合を記入マーク有り、
その他の場合を記入Ｔ−り無しとしたが、その他の判別
条件を設定してもよい０例えば、マーク検出領域α、ｂ
内の黒画素数がともに閾値を越えた場合を記入マーク有
り、ともに閾値以下の場合を記入マーク無し、その他の
場合を記入！−りの有無が不明と判別してもよい。ある
いは、閾値を２つ設定して記入マーク有、無、不明の判
別条件を設定してもよい。

さらに、賠）図は本発明の１実施例にすぎないものであ
る。例えばファクシミリ送信機上インタフェース回路の
間に伝送路を介在させてもよいし、７アクシ叱り送信機
の代わシに同様の走査機能を持つ装置を設置してもよい
。

以上説明したように、本方式は基準マーク、傾斜マーク
、タイミングマーク、走査指定マークをファクシ建り送
信機に検知できる色で、またマーク記入枠管ファクシミ
リ送信機に検知しない色で記載した入力用紙を用いるこ
とによシ、入力用紙の基準位置補正と傾斜補正を行ない
、マーク記入枠の位置を正確に検出することができる利
点がある。また！−り記入枠に重ねて設定するマーク検
出領域を２分割して各領域の黒画素数を計数して閾値と
比較し、２つの領域にお叶る比較結果の組み合せで記入
マークの有無の判定を行なうため、記入マークの一部分
消し残しや回線の瞬断等による黒線ノイズの影響による
マーク誤認識をさけることができる利点がある・さらに
、この方式は記入マークの一部分消し残しヤ黒線ノイズ
の影響を受けにくい九め、黒画素数の閾値を低く設定で
き、マーり記入枠を塗シクぶすことなく、線分を描くだ
けで記入マーク有と判定できる、すなわちマーク記入条
件を緩和できる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明で使用する入力用紙の１例と前記人力用
紙をファクシミリ送信機に入力した場合の走査線との関
係を示し九図、第２図は入力用紙をファクタｔ　ＩＪ送
信機に入力した場合の一走査線の画信号を示し九図、第
３図は入力用紙をファクタＺり送信機に入力した場合の
傾き検出方法を示した図、第４図は入力用紙に記入され
たマーク情報の傾斜補正を示した図、第５図鉱傾斜補正
を行なった画信号よりタイ電ングマーク検出方法を示し
た図、第６図は傾斜補正を行なった画信号よりマーク検
出方法を示した図、第７図は本発明の１実施例のブロッ
ク図である。 図中、１は入力用紙、２は基準マーク、３，４は傾斜マ
ーク、５はタイミングマーク、６は走査指定マーク、７
はマーク記入枠、ｔは走査線、５１は特定のタイミング
マーク、６１は特定の走査指定マーク、７１は特定のマ
ーク記入枠、ａ。 ｋはマーク検出部分領域を表わす。 特許出願人　　日本電信電話公社 代理人弁理士　　　　森　　１）　　　　寛第２図 ′ｌｌ？−３図 ＋４目 （０−） （Ｃ１ ；？５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ファクシミリ送信機を用いて入力用紙上に記入し友マー
   ク情報を読み取るマーク読取方式において、前記入力用
   紙の前記ファクタｔ’）送信機の主走査方向の位置ずれ
   を検出するための基準マークおよび前記ファクシ建り送
   信機の主走査方向に対する前記入力用紙の傾きを検出す
   るための傾斜マークおよび前記マーク情報の主走査方向
   の存在位置を示すタイ電ングマークおよび前記マーク情
   報の側走査方向の存在位置を示す走査指定÷−りを前記
   ファクタｉり送信機によって検知できる色で記載し、か
   つ前記タイイングマークと前記走査指定マークで指定さ
   れる位置にマーク情報を記入するマーり記入枠を７アク
   シンリ送信機によって検知されない色で記載した前記入
   力用紙を用い、前記ファクシ電り送信機に前記入力用紙
   を久方して得られるファクタζり信号よシ前記基準マー
   クと前記傾斜マークとを検出することにょ夛前記久方用
   紙の左右の位置すれと傾きとを検出し、かつ検出した前
   記入力用紙の左右の位置すれと傾きに応じて前記入力用
   紙の基環位置補正および傾斜補正をする手段と、前艷タ
   イ建ングマークと走査指定マークとを検出することによ
   シ前記１−り記入枠内の記入マークの検出領穢を定める
   手段と、前記検出領域を２つの部分領域に分割し各々の
   前記部分領域に含まれる黒画素数を計数してｌり以上の
   閾値と比較し、２つの前記部分領域における前記比較結
   果の組み合わせに応じて前記マーク記入枠内に記入され
   たオークが有、無、不明の判定を行なう手段とを組み合
   せることを特徴とするファクシミリ送信機を用いたマー
   ク読堆夛方式。