JPH10254981A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JPH10254981A
JPH10254981A JP9060503A JP6050397A JPH10254981A JP H10254981 A JPH10254981 A JP H10254981A JP 9060503 A JP9060503 A JP 9060503A JP 6050397 A JP6050397 A JP 6050397A JP H10254981 A JPH10254981 A JP H10254981A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
image
read
mark
image information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9060503A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3412441B2 (ja
Inventor
Koji Kobayashi
康二 小林
Yoshifumi Chimoto
良史 地本
Takeyuki Sugimoto
建行 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP06050397A priority Critical patent/JP3412441B2/ja
Publication of JPH10254981A publication Critical patent/JPH10254981A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3412441B2 publication Critical patent/JP3412441B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】画像処理装置、例えば、ファクシミリ装置、文
書イメージ登録装置における二重入力を防止する。 【解決手段】入力済の帳票に対し、特殊マークを該帳票
上に重複して形成し、特殊マーク及びその周辺の画像
に、太め処理及び細め処理を施した後、予め定めた当該
特殊マークの基準データと比較することで、特殊マーク
であることを認識する構成とする。本発明によれば、入
力済の入力対象(帳票)の任意の領域に、特殊マークを
形成することができ、扱う帳票に制約を課することな
く、当該帳票が入力済であることを認識できる。このた
め、帳票上のドロップアウト出来ない文字や印刷等があ
っても、その上に重複して特殊マークを記録でき、かつ
特殊マークの有無を検出、認識できるので、二重入力を
有効に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置に関
し、特に、入力した原画像(文書、帳票、原稿等)を再
び入力した場合、そのことを検出する機能を備えた画像
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報システムの進展に伴い、業務にコン
ピュータの導入を企図する顧客が増加している。かかる
顧客の主たる要望は、人手を省き、素早く、正確に情報
を入力し、完備したデータベースを保有することであ
る。
【0003】従来の画像処理装置、例えば、光学文字読
取装置では、入力対象である帳票が既に読取り済みであ
るか否かを判別するために、読み取った帳票に対してス
タンプを捺印するスタンプ機構を備えるものがあった。
また、読取り済みか否かの判別に加え、帳票と読取った
情報を対応させる目的で、読取った帳票に通し番号など
の情報を印字するナンバリング印字機構を備えるものが
あった。これらの場合、帳票が読取り済みであるか否か
は操作者が帳票を目視して判別するものであった。
【0004】しかし、操作者が、読取り済みの帳票をナ
ンバリング印字又はスタンプがされているにも関わらず
誤って再度装置に入力したときには、同じ帳票の情報が
二重に読取りされてしまう。例えば、光学文字読取装置
を入金処理に使用していた場合、同じ帳票を二重に読取
りすると入金が二重に実施されるなど、その後の手続に
重大な不具合を引き起こすことになりかねない。
【0005】そこで、誤って二重に読取りをすることを
防ぐために、帳票読取りを行う際に、ナンバリング又は
スタンプの印字領域も読取り、そのイメージ情報からナ
ンバリング又はスタンプがあるか否かを認識すること
で、二重読取りを防止する機能を備えた光学文字読取装
置があった。この場合、誤って読取り済みの帳票を再度
装置に入力したときに、その帳票が既に読取り済みであ
ることを検出することができる。但し、この方法ではナ
ンバリング印字又はスタンプを光学的に認識するため、
ナンバリング又はスタンプの印字領域にドロップアウト
できない文字や印刷や色地、地模様などがあった場合、
正しく識別できない虞がある。
【0006】従ってこの機能を使用できるのは、ナンバ
リング又はスタンプの印字領域にドロップアウトできな
い文字や印刷や色地などが無い帳票に限定されることに
なる。二重読取り防止ではないが、特開昭58−186
876は郵便物上の宛名又は郵便番号の認識結果をコー
ドとして郵便物上に印字する装置において、そのコード
の有無を検出することで二重印字を防止するものであ
る。この例ではコードリーダによる光学的な検出手段を
用いているため、郵便物上のコード印字領域に文字等の
記入があった場合は、確実な検出が困難になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、操作者が入
力対象上に指定した任意の領域に、つまり、ドロップア
ウトできない文字、印刷、地模様などがある入力対象上
の領域に、入力対象の画像に重複して、所定の標識を形
成することにより、二重入力を防止する機能を備えた画
像処理装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置で
は、入力対象である帳票1枚毎に、そのイメージ情報を
取り込む機構と、前記入力イメージ情報から所定の領域
の文字情報を切出し認識する機能と、読取り後帳票上に
読取り済を示す特殊な形状の標識(マーク)を形成(印
刷)する機構を有する。
【0009】更に、前記読取り済の帳票が再度入力され
た場合、帳票上の領域内に、ドロップアウトできない文
字、図形、地模様、印刷等が、特殊マークと重なり合っ
ていた場合でも、ドロップアウトできない文字等を除去
して、特殊マークを切出し、検出し、及び識別する検出
論理を用いて、特殊マークを識別可能としている。
【0010】また、前記検出論理で検出及び識別困難の
場合には、イメージ情報を複数取り込むことで、複数の
イメージ情報の中から最適に検出及び識別可能な他のイ
メージ情報を選択し、特殊マークの検出及び識別可能と
している。
【0011】本発明は、スキャナー機能を備え、入力後
の入力対象上で操作者が指定した任意領域に、二重入力
防止のマークを形成することができる画像処理装置、例
えば、ファクシミリ装置、文書イメージ登録装置に於い
て、入力した(読取った)帳票に対し、読取り済を示す
特殊な形状のマークを、当該帳票上の任意の領域(印刷
記録エリア)に、スタンプし又はナンバリングで記録す
る(マーク形成機構、又は、印刷機構による記録)。
【0012】そして、入力画像(取込まれた帳票イメー
ジ)から、印刷記録エリアを切出し、印刷記録エリア内
に特殊なマークがあるかどうか判別する(検出論理の実
行)。
【0013】ここで特殊な形状のマークとは、例えば
「■」の様な形状を示すが、特に「■」の大きさや形状
は限定されるものではない。更に、特殊な形状のマーク
の印刷個数は1つに限定されるものでもない。これは取
込まれたイメージ情報に於いて、読取り済印刷記録エリ
ア内に、ドロップアウトしない印刷成分又は文字等の成
分が存在する場合に、マーク成分とマーク以外の成分と
を分離又は切分ける、後述の検出論理に適する形状でさ
えあれば良い。
【0014】検出論理としては、先ず、取込まれたイメ
ージ情報、即ち、画像バッファ中から帳票の上下左右端
の帳票位置座標を検出する。その後、帳票位置座標を基
に、印刷記録エリアを確定し、バッファリングし、バッ
ファリングされた印刷記録エリア中の黒成分に対し、縦
横方向の細め及び太め処理を実施する。
【0015】これにより、印刷記録エリア内にマーク以
外の黒成分が存在してもマーク以外の黒成分をバッファ
中から消去することが出来る。更に、この処理により残
った黒成分がマーク形状に近似しているかを判定し、マ
ークの有無、即ち、読取り済の帳票か否かを識別する。
但し、マークの有無の判定方法としては、マーク形状の
近似判定と共にマーク個数あるいはマークの並び位置等
の判定も含まれる。
【0016】更に、マークの有無の判定が困難である場
合は、取込まれた複数の帳票イメージ情報の中から最適
に検出及び識別出来る他のイメージ情報を選択し、特殊
マークの形成を検出し、及び、識別できるように、リト
ライ処理を施す。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の態様を、光
学文字読取装置を例に、詳細に説明するが、本発明はこ
の装置に限られる訳では無い。二重入力を防止する必要
のある画像処理装置、例えば、スキャナー機能を備え、
入力後の入力対象上で操作者が指定した任意領域に、二
重入力防止のマークを形成することができる画像処理装
置、例えば、ファクシミリ装置、文書イメージ登録装置
にも適用可能である。それぞれ、二重送信防止、二重登
録防止の効果がある。
【0018】図1に光学文字読取装置の概略構成を示
す。帳票1は、搬送路3を紙送り方向2に沿って搬送さ
れる。その後、帳票1は、光学読取部4を通り、例え
ば、赤光源を持った光源系(赤光源+センサ等)5によ
り、罫線や文字等が赤色の波長を持つ成分、即ち、帳票
上の赤色ドロップアウトカラー成分を除去してイメージ
情報を取込む。また、例えば、青光源を持った光源系
(青光源+センサ等)6により、罫線や文字等が青色の
波長を持つ成分、即ち、帳票上の青色ドロップアウトカ
ラー成分を除去してイメージ情報を取込む。このよう
に、少なくとも1つ以上の光学系により読取られたデー
タは、ビデオ信号として各々画像バッファ7のメモリ上
に展開される。更に、画像バッファ7内のイメージ情報
を基に、読取り指定文字を文字認識プログラムにより認
識した後、帳票1は読取り済記録印刷部8を通り、帳票
1上に読取り済印刷記録9を印刷する。
【0019】図2に帳票レイアウトの例を示す。帳票読
取り後、帳票1上に記録される読取り済印刷記録11
は、帳票1上の固定位置に限定されるものではない。帳
票1上には、ユーザが読取りたい文字指定エリア10が
予め指定されている。読取り済印刷記録11は、帳票フ
ォーマット上の文字指定エリア10以外であれば、帳票
1中の何処に形成しも構わない。
【0020】更に、読取り文字指定エリア10の文字デ
ータを認識するする必要が無ければ、読取り文字指定エ
リア10内に印刷しても構わない。又、読取り済印刷記
録11は、帳票1上に複数箇所形成(印刷)しても構わ
ない。
【0021】図3に図1に於ける画像バッファ7のイメ
ージ情報を示す。もし、読取り済印刷記録がなされてい
る帳票が、再度、光学文字読取装置に入力された場合、
画像バッファ7の帳票イメージ13上に、読取り済印刷
記録15が存在する。本発明の画像処理装置は、ユーザ
が予め指定した、帳票フォーマット上の読取り済印刷記
録エリア12(座標、図2)を基に、マージンを加えて
切出し(エリア14、図3)、バッファリングする。
【0022】図4に、前記バッファリングエリアに対す
る処理を示す。バッファリングエリア、即ち、切出しエ
リアイメージ画像19内には、読取り済印刷記録成分1
7の他に、非ドロップアウトカラー成分16が存在する
場合がある。即ち、図1に示す光源系(赤光源+センサ
等)5や、光源系(青光源+センサ等)6等、複数の光
源を用いても帳票上の印刷、或は、手書きの罫線、文
字、記号等が持つ色の波長成分が、除去出来ないことが
ある。
【0023】本発明では、この切出しエリアイメージ画
像19に対し、縦細め処理20及び縦太め処理21を施
すことにより、縦細め太め処理後の切出しエリアイメー
ジ画像22を生成し、更に、横細め処理23及び横太め
処理24を施すことにより横細め太め処理後の切出しエ
リアイメージ画像25を生成し、最終的に読取り済マー
ク18成分のみを検出又は取出すことを可能にしている
(図4)。
【0024】切出しエリアイメージ画像19(図4)の
バッファから、読取り済マーク18の検出を行う論理
(検出論理)の概略フローを図5に示す。マーク検出論
理スタート部26からマーク検出論理エンド部35にか
けて、先ず、帳票エッジ検出部27にて画像バッファ内
から帳票エッジを検出し、印刷記録エリア確定部28に
て図3に示す画像バッファ7上の読取り済印刷記録15
のエリアを確定し、バッファリング部29にて前記確定
エリアにマージンを加え図3に示す切出しエリア14を
バッファリングし、図4に示す切出しエリアイメージ画
像19を取出す。
【0025】次に、切出しエリアイメージ画像19に対
し、縦細め処理部30にて黒ドット成分を縦方向に細め
た後、縦太め処理部31にて残った黒ドット成分を縦方
向に太める。更に、横細め処理部32にて残った黒ドッ
ト成分を横方向に細めた後、横太め処理部33にて残っ
た黒ドット成分を横方向に太める。この一連の処理によ
り、残った黒ドット成分と実際のマーク形状とをマーク
形状比較判定部34にて判定することにより、図4に示
す読取り済マーク18の有無を検出することが出来る。
【0026】ここで、細め太め処理の概念を図6に示
す。例えば、原画像36の黒ドットに対し、縦方向細め
太め処理37を施す場合を説明する。第1に縦方向細め
処理として、縦方向の黒ドット開始点と黒ドット終了点
を結ぶ黒線成分両端から1ドット引いた残りを黒ドット
成分と見なす処理を施す。この結果、黒丸の部分のドッ
ト42が残る(ドット41は消える)。
【0027】更に、縦方向太め処理として、縦方向の黒
ドット開始点と黒ドット終了点を結ぶ黒線成分両端に1
ドット加えた成分を黒ドット成分と見なす処理を施す。
この結果、ドット43と、ドット44(画素3つ)が生
成される(縦方向細め太め処理後の画像38)。
【0028】この画像38の黒ドットに対して、第1の
縦方向細め太め処理と同様の方法で、横方向について横
方向細め太め処理39を施すと、その結果、画像40に
示す黒ドット成分が得られる。ここで、例えば、横方向
細め太め処理後の画像40の黒ドット成分を図4に示す
読取り済マーク18と設定すれば、原画像36の黒ドッ
ト成分を、一連の処理によって背景ノイズを除去して、
処理後の画像40として読取り済マークを抽出できる。
この処理から、特殊マークとしては「■」又は「□」が
便利であるが、背景ノイズとの関係から、別の種類の特
殊マークを設けても良い。
【0029】以上、黒ドット成分に注目して説明した
が、厳密には、正論理に対する負論理の観点から、白ド
ット成分でも同様の処理を行える。画素成分に対する、
細め太め処理の度合い(処理の強度)は、適宜、定め得
る。つまり、図4に示す読取り済マーク18(特殊マー
ク)の大きさ及び形状に依存する。実際には、細め太め
処理が強過ぎて、係る処理後に特殊マークがかすれた場
合であっても、マーク形状比較判定部34(図5)にて
マーク検出が可能であれば、処理の強度は許容される。
また、図5におけるマーク形状比較判定部34では、マ
ーク形状近似と共にマーク個数あるいはマークの並び位
置等も判定材料として加味される。
【0030】本発明のマーク検出論理に於いては、マー
クの印刷がかすれている場合の検出精度向上策として、
図4及び図5に示す細め太め処理のシーケンスの他に、
最初に太め処理を施すことも有効である。更に、マーク
有無の判定が困難な場合は、図1に示す光学読取部4の
光学系(赤光源+センサ等)5及び光学系(青光源+セ
ンサ等)6等の複数の光学系により、複数の入力画像
(画像バッファ7群)の中から、別の画像バッファ7を
選択し、前述の一連の処理を施すことにより、2以上の
マーク検出処理(リトライ処理)を行うことにより、検
出精度を向上させることも可能である。
【0031】ここで、本発明のマーク検出論理に於い
て、最終的にマーク有無の判定が困難な場合として、第
1に前記マークを包含する様な大きさの黒成分の上に前
記マークが記録された場合、第2に帳票の読取り済印刷
記録エリアが、カラー印刷等の多値データで図1に示す
光学読取部4にて白黒の2値データに変換される際、殆
ど黒成分として取込まれ、この黒成分の上に前記マーク
が記録された場合等が挙げられる。
【0032】本発明のマーク検出論理に於いてこの様な
検出及び識別不能の場合、マーク有無不確定として取り
扱う。この不確定の情報は最終的にユーザインタフェー
ス画面に出力しユーザの判断に委ねることも可能である
し、不確定の情報を基に他の二重読取り防止手段を併用
させても良い。更に第2として挙げた問題は、多値デー
タを扱える光学文字読取装置に於いては本発明の検出論
理の導入で解決されるものである。
【0033】尚、図5に示すマーク形状比較判定部に於
いて、マーク不確定と判定する場合とは、前述の通り、
縦細め処理部30から横太め処理部33にかけた一連の
処理により残った黒ドット成分が実際のマーク形状に比
べ大きい場合であって、形状近似度が低い場合である。
【0034】一方、マーク有りと判定する場合とは、残
った黒ドット成分が実際のマーク形状に近似している場
合であって、形状近似度が高い場合である。更に、マー
クなしと判定する場合とは、残った黒ドット成分が実際
のマーク形状に比べ小さい、又は、残った黒ドット成分
が存在しない場合であって、形状近似度が低い場合であ
る。
【0035】尚、ここでいう形状近似度が高い場合と
は、マークの形状及び大きさが実際のマークの形状及び
大きさと比較した場合、近似度計算値が近似判定値のマ
ージン内であることを言う。
【0036】本発明に於ける読取り済マークとは、図4
に於いては■として示したが、前述した通り、大きさや
形状を限定するものではなく、例えば●や★といった形
状で、図5に示す様なマーク検出論理の過程で、図4に
示す非ドロップアウトカラー成分16と読取り済印刷記
録成分17が重なり合っている場合等に於いても前記マ
ークの検出が可能でさえあれば良い図形を示すものであ
る。更に、本発明に於ける読取り済印刷記録とは、図2
に示す読取り済印刷記録エリア12内に読取り済を示す
ナンバリング又はスタンプ等の記録と共に前記マークが
印刷されていても、前記マークのみが印刷されていても
構わない記録を示すものである。以上により、特殊マー
クが存在する場合、図1に示す帳票1は、一度読取った
ことのある帳票っであると、画像処理装置が判定可能と
なる。この結果、「二重読取り防止機能を使用する場合
には、非ドロップアウトカラー成分が、読取り済印刷記
録エリア内に存在しないこと」という帳票に課された制
限を撤廃することが出来る。
【0037】また、本発明に係る画像処理装置では、入
力対象(帳票)の一部を修正して再度、入力すれば(修
正液等により読取り済印刷記録を消去すれば)、二重読
取り防止機能が解除される。
【0038】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る画像処
理装置は、1度、入力した入力対象上に、入力済を示す
特殊マークを形成するので、特殊マークを形成するエリ
ア内に、光学系によっては取り除くことのできない文
字、図形、記号、地模様があっても、二重入力を防止で
きる。この結果、人手を省き、素早く、正確に情報を入
力し、完備したデータベースを保有することに便利な、
画像処理装置を構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である光学文字読取装置のハ
ードウェア概略構成図である。
【図2】図1の光学文字読取装置に用いられる帳票のレ
イアウト例を示す図である。
【図3】図1の装置において、読取り済帳票取込み後の
画像バッファの状態を示す概念図である。
【図4】図1の装置における、読取り済マーク検出論理
の様子を示す概念図である。
【図5】図1の装置における、読取り済マーク検出論理
の概略シーケンスを示す図である。
【図6】マークの細め太め処理を説明するための概念図
である。
【符号の説明】
1:帳票、 2:紙送り方向、 3:搬送路、
4:光学読取部、5:読取り済記録印刷部、 6:画
像バッファ、7:読取り済印刷記録、 8:帳票イメ
ージ、9:切出しエリア、 10:画像バッファ上読
取り済印刷記録、11:非ドロップアウトカラー成分 12:読取り済印刷記録成分、 13:読取り済特殊
マーク、14:切出しエリアイメージ画像、 15:
縦細め処理、16:縦太め処理、17:縦細め太め処理
後の切出しエリアイメージ画像、18:横細め処理、
19:横太め処理、20:横細め太め処理後の切出し
エリアイメージ画像、21:マーク検出論理スタート
部、22:帳票エッジ検出部、 23:印刷記録エリ
ア確定部、24:バッファリング部、 25:縦細め
処理部、26:縦太め処理部、 27:横細め処理
部、 28:横太め処理部、29:マーク形状比較判
定部、 30:マーク検出論理エンド部、31:原画
像、 32:縦方向細め太め処理、33:縦方向細め
太め処理後の画像、 34:横方向細め太め処理、3
5:横方向細め太め処理後の画像、36:細め処理によ
り消去されたドット、37:細め処理後に残ったドッ
ト、38:太め処理により生成されたドット。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スキャナー機能を備え、該スキャナーで入
    力した後の入力対象画像に対し、入力画像の認識処理を
    行うことができる画像処理装置において、 前記入力対象上に、該入力対象の画像が入力済みである
    ことを示す特殊マークが、前記入力対象の画像上に重複
    して形成されており、 前記重複して形成された特殊マークを有する入力対象を
    入力すると、該特殊マークを認識処理することで、該入
    力済みの入力対象を再び入力することを防止する機能を
    有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】入力される帳票1枚毎に複数の光学系を利
    用して、複数のイメージ情報を取り込む機構と、前記入
    力イメージ情報から文字情報を切出し認識する機能と、
    前記機能による帳票読取りデータ認識後、前記帳票上に
    読取り済を示すナンバリング又はスタンプの記録と共に
    何等かの特殊マークを印刷する機構を有することを特徴
    とする光学文字読取装置。
  3. 【請求項3】前記帳票が再入力された場合、前記入力イ
    メージ情報より前記読取り済印刷記録領域を切出し、前
    記特殊マークを識別及び検出し、前記印刷記録の有無を
    判定する機能を有することを特徴とする請求項1記載の
    光学文字読取装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の、前記読取り済印刷記録の
    検出及び識別論理に於いて、前記印刷記録領域内に、ド
    ロップアウトされない文字又は記号又は罫線又は印刷等
    と前記印刷記録が重なり合っている場合に於いても、前
    記印刷記録を識別及び検出可能であることを特徴とす
    る、請求項2又は請求項3記載の光学文字読取装置。
  5. 【請求項5】請求項2又は請求項3記載の、前記読取り
    済印刷記録の検出及び識別論理に於いて、請求項2記載
    の複数のイメージ情報から最適に検出及び識別出来るイ
    メージ情報を選び、前記印刷記録を識別及び検出可能で
    あることを特徴とする、請求項2乃至請求項4記載の光
    学文字読取装置。
JP06050397A 1997-03-14 1997-03-14 画像処理装置 Expired - Lifetime JP3412441B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06050397A JP3412441B2 (ja) 1997-03-14 1997-03-14 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06050397A JP3412441B2 (ja) 1997-03-14 1997-03-14 画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10254981A true JPH10254981A (ja) 1998-09-25
JP3412441B2 JP3412441B2 (ja) 2003-06-03

Family

ID=13144189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06050397A Expired - Lifetime JP3412441B2 (ja) 1997-03-14 1997-03-14 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3412441B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120170076A1 (en) * 2011-01-05 2012-07-05 Naruhiko Ogasawara Image processing apparatus and image processing system

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007156900A (ja) 2005-12-06 2007-06-21 Canon Inc 文書管理装置及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120170076A1 (en) * 2011-01-05 2012-07-05 Naruhiko Ogasawara Image processing apparatus and image processing system
US8902457B2 (en) * 2011-01-05 2014-12-02 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus and image processing system

Also Published As

Publication number Publication date
JP3412441B2 (ja) 2003-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101215278B1 (ko) 런 프로파일들을 사용하여 문서 보안 마크들의 검출
JPH06124358A (ja) 用紙上のマークを検出する方法
JP3018949B2 (ja) 文字読取装置およびその方法
US6658166B1 (en) Correction of distortions in form processing
US20110170133A1 (en) Image forming apparatus, method of forming image and method of authenticating document
JP2007072642A (ja) 画像処理装置および画像処理装置の制御方法
JPH10254981A (ja) 画像処理装置
JPH06131495A (ja) 画像情報抽出方式
JP3022459B2 (ja) 帳票識別登録装置
JP2000057250A (ja) 2次元コードの読取方法
JP3954247B2 (ja) 文書入力方法、文書入力プログラムを記録した記録媒体及び文書入力装置
JPH0991385A (ja) 文字認識辞書追加方法及びこれを用いた端末ocr装置
JPH06111057A (ja) 光学的文字読取装置
JPH06111060A (ja) 光学的文字読取装置
JP2909132B2 (ja) 光学的文字読取装置
JPS5949671A (ja) 光学的文字読取装置
JPH10154191A (ja) 帳票識別方法及び装置並びに帳票識別プログラムを記録した媒体
JP2922356B2 (ja) 文字認識処理装置
JP3756660B2 (ja) 画像認識方法、装置および記録媒体
JP2000163511A (ja) 光学文字読取装置
JP2665226B2 (ja) 文字認識装置
JP2022019257A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2015046001A (ja) 文字認識装置、文字認識システム、文字認識方法および文字認識プログラム
JPH10124610A (ja) 光学式文字読取装置
JP2003076939A (ja) 帳票処理装置と帳票処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090328

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090328

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100328

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120328

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140328

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term