JP2922356B2 - 文字認識処理装置 - Google Patents

文字認識処理装置

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JP2922356B2
JP2922356B2 JP4083600A JP8360092A JP2922356B2 JP 2922356 B2 JP2922356 B2 JP 2922356B2 JP 4083600 A JP4083600 A JP 4083600A JP 8360092 A JP8360092 A JP 8360092A JP 2922356 B2 JP2922356 B2 JP 2922356B2
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伸一郎 堂領
公知 小林
佳織 若林
弘之 大村
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ファクシミリから入力
された文字情報について認識する文字認識処理装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術では,文字認識装置に接続さ
れる個々(複数)のファクシミリの読み取り濃度に違い
がある場合でも一律の認識手段を用いて文字の認識を行
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の場合には,この
ために,個々のファクシミリによる読み取り濃度の違い
に適応できないという問題がある。
【0004】本発明は,このような従来の認識に基づ
き,文字認識シートの先頭部に数種類の濃度を示すマー
クを設けて,対応する認識前処理を選択・実行すること
で,個々のファクシミリによる読み取り濃度の違いに対
応させて文字認識を行うことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】文字認識シートの先頭部
に数種類の濃度を示すマークを設け,このマークのいず
れの濃さのマークが検出できたかによって,対応する認
識前処理を選択・実行せしめる。
【0006】
【作用】従来の技術では,文字認識装置に接続される個
々(複数)のファクシミリの読み取り濃度に違いがある
場合にも,一律の認識手段で文字を認識していたが,本
発明では,ファクシミリの読み取り濃度に対応して,最
適な認識手段を選択する機能を設けた点が大きく異な
る。
【0007】
【実施例】図1は,本発明で使用される文字認識シート
の一例を示した図である。図中の符号101は文字認識
シート,102は文字認識シートの始まりを示すスター
トマーク,103,104,105は濃度を示す濃度マ
ークであり,それぞれ濃い・普通・薄いの順にマークの
濃度を設定する(たとえば,濃度マーク103は鉛筆の
2Bの濃さのレベル,濃度マーク104は鉛筆のHBの
濃さのレベル,濃度マーク105は鉛筆の2Hの濃さの
レベルなど)。106は文字認識シートの傾きを検出す
るための傾斜検出マーク,107は文字記入枠の主走査
方向の基準位置を示すタイミングマーク,108は文字
記入枠の副走査方向の基準位置を示す文字行検出マー
ク,109は文字認識シートの終わりを示すエンドマー
クである。また,110は記入する文字の大きさの範囲
を示した文字記入枠である。102〜109を総称して
制御マークといい,ファクシミリのセンサで検出できる
色で,文字記入枠110はファクシミリのセンサで検出
できない色で記載する。また,制御マーク102〜10
9は,一定の大きさで記載し,文字認識シート101の
左右から一定の距離をとって配置する。
【0008】図2は本発明の一実施例の構成を示す図で
ある。図中の符号201は文字認識シート101を入力
するためのファクシミリ,202はファクシミリ手順の
終端及びファクシミリ信号から画信号を取り出すファク
シミリ・インターフェース部,203は画信号を一時格
納しておくバッファメモリ部,204は濃度マーク10
3や104や105を検出する濃度マーク検出部,20
5は濃度マーク103〜105が検出できない場合に認
識不可とする旨の通知文を作成する認識不可通知文作成
部,206は文字認識シート101が薄く読み取られた
場合に対応する文字認識前処理手段を持つ前処理部A,
207は文字認識シート101が通常に読み取られた場
合に対応する文字認識前処理手段を持つ前処理部B,2
08は文字認識シート101が濃く読み取られた場合に
対応する文字認識前処理手段を持つ前処理部C,209
は文字パタン情報を文字コードに変換する文字認識部,
210は認識した文字コードを編集し,所定の手順で計
算機に送信するための計算機・インターフェース部,2
11は文字コードを処理する計算機である。
【0009】次に,図2の動作について説明する。ま
ず,文字認識シート101をファクシミリ201に入力
する。ファクシミリ201は文字認識シート101を走
査し,回線を介してファクシミリ信号をファクシミリ・
インターフェース部202へ送信する。ファクシミリ・
インターフェース部202では手順に従ってファクシミ
リ信号から画信号を取り出し,バッファメモリ部203
へ格納する。画信号が格納し終わると,濃度マーク検出
部204はバッファメモリ部203から画信号を取り出
し,スタートマーク102および濃度マーク103,1
04,105を検出する。
【0010】濃度マーク103,104,105の検出
方法の一例としては,スタートマーク102を検出後,
それぞれの濃度マーク検出範囲内にある黒画素を計数
し,その合計が濃度マーク検出範囲内の全てが黒画素と
した場合の70%を超えて計数されたときに,該当する
濃度マークを検出するものとするなどが挙げられる。
【0011】濃度マーク103,104,105の検出
結果により図3に示すように処理分けされる。図3にお
いて,パターン1は濃度マーク103,104,105
が全て検出されない(NG)場合であり,ファクシミリ
の読み取り濃度が非常に薄く,文字認識が不可能な場合
を示す。パターン2は濃度マーク103のみ検出され
(OK),その他は検出不可(NG)であり,ファクシ
ミリの読み取り濃度が薄いために,連結処理を行ってか
ら文字認識をする場合である。パターン3は濃度マーク
103と104とが検出され,その他は検出不可であ
り,ファクシミリの読み取り濃度が最適であり,そのま
ま文字認識する場合である。パターン4は濃度マーク1
03,104,105が全て検出される場合であり,フ
ァクシミリの読み取り濃度が非常に濃く,雑音除去を行
った後に文字認識する場合である。
【0012】濃度マーク検出部204の検出結果がパタ
ーン1の場合は,認識不可通知文作成部205により文
字認識シート101が読み取れない旨の通知文を作成
し,ファクシミリ・インターフェース部202を介して
発信元へ返送する。濃度マーク検出部204の検出結果
がパターン2の場合は,前処理部A206が選択され,
タイミングマーク107と文字行検出マーク108を基
に文字切り出し部2061で文字情報を切り出した後,
連結処理部2062において黒画素の連結処理を行う。
連結処理終了後は,文字認識部209により連結処理さ
れた文字情報を文字コードに変換する。濃度マーク検出
部204の検出結果がパターン3の場合は,前処理部B
207が選択され,パターン2と同様に文字切り出し部
2061で文字情報を切り出した後直接文字認識部20
9によって文字情報を文字コードに変換する。濃度マー
ク検出部204の検出結果がパターン4の場合は,前処
理部C208が選択され,パターン2と同様に文字切り
出し部2061で文字情報を切り出した後,雑音除去部
2081において不必要な黒画素(雑音)を除去する。
雑音除去後は,文字認識部209により雑音除去された
文字情報を文字コードに変換する。
【0013】前処理部A〜Cの具体的な処理イメージの
一例を図4に示す。読み取り濃度差に対応した連結処理
・雑音除去を行うことにより,“ユ”を“コ”と誤認識
したりすることがなくなり(前処理部A),また“ユ”
を“エ”と誤認識したりすることがなくなり(前処理部
C),さらに認識率の向上が期待される。
【0014】なお,連結処理・雑音除去の一例として
は,“情報処理学会論文誌 美濃,坂井:二値線図形に
対する画質判定と雑音除去法〔Vol.24, No.2〕(Mar.198
3)”が挙げられ,この方法などを用いることができる。
このようにして前処理部A〜Cにおいて連結処理・雑音
除去を実施後,文字認識部209により文字情報を文字
コードに変換し,文字コードを計算機・インターフェー
ス部210へ送信する。計算機・インターフェース部2
10では所定のフォーマットに編集するとともに,手順
に従って計算機211に送信する。
【0015】以上の動作により,文字認識シート101
の読み取り濃度差に対応して,最適な認識手段を選択
し,文字認識が可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
文字認識シートの先頭部に数種類の濃度を示すマークを
設け,このマークがどのレベルまで認識できるかによっ
て最適な認識手段を選択する機能を設けることにより,
各ファクシミリによる読み取り濃度差の違いを吸収し,
認識率の向上に大きな効果を得るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用される文字認識シートの一例を示
す図である。
【図2】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図3】濃度マーク検出結果による処理分けのイメージ
を示す図である。
【図4】前処理部A〜Cの具体的な処理イメージを示す
図である。
【符号の説明】
101 文字認識シート 102 スタートマーク 103 濃度を示すマーク(濃い) 104 濃度を示すマーク(普通) 105 濃度を示すマーク(薄い) 201 ファクシミリ 202 ファクシミリ・インターフェース部 203 バッファメモリ部 204 濃度マーク検出部 205 認識不可通知文作成部 206 前処理部A 2061 文字切り出し部 2062 連結処理部 207 前処理部B 208 前処理部C 2081 雑音除去部 209 文字認識部 210 計算機・インターフェース部 211 計算機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大村 弘之 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−50652(JP,A) 特開 昭61−54581(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06K 9/00 G06K 9/20 H04N 1/00 107

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリから入力した文字認識シー
    トに記入した文字情報を認識する文字認識処理装置にお
    いて, 文字認識シートに3種類の濃度を示す濃度マークを設け
    ると共に, ファクシミリに前記文字認識シートを入力して得られる
    画信号から前記濃度マークを検出する手段と, 前記濃度マークの検出結果により,3種類のすべての濃
    度マークが検出不可である場合に認識不可通知文を作成
    する第1のパターンと,最も濃度の濃い濃度マークのみ
    を検出している場合に文字切り出しを行った上で文字の
    かすれを補正する連結処理を行って文字認識処理に引き
    渡す第2のパターンと,最も濃い濃度マークと最適な濃
    度マークとの2つの濃度マークを検出し,最も薄い濃度
    マークのみ検出できなかった場合に直接文字認識処理に
    引き渡す第3のパターンと,3種類のすべての濃度マー
    クを検出している場合に文字切り出しを行った上で不必
    要な黒画素を除去する雑音除去処理を行って文字認識処
    理に引き渡す第4のパターンとの,いずれかを選択する
    手段と, を設けたことを特徴とする文字認識処理装置
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