JPS58166867A - マ−ク読取方式 - Google Patents

マ−ク読取方式

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JPS58166867A
JPS58166867A JP57049574A JP4957482A JPS58166867A JP S58166867 A JPS58166867 A JP S58166867A JP 57049574 A JP57049574 A JP 57049574A JP 4957482 A JP4957482 A JP 4957482A JP S58166867 A JPS58166867 A JP S58166867A
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JP57049574A
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Hiroshi Terada
博 寺田
Hiroshi Miki
三木 博
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00681Detecting the presence, position or size of a sheet or correcting its position before scanning

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、あらかじめ定められた様式に従って作成され
たマークシート上に記入されたマークを、ファクシミリ
装置等の走査型の光学読取装置により読み取るマーク読
取方式に関するものである。
通常、この種のマーク読取方式においては、例えば第1
図や第2図で示されるようなマークシート1,2を読取
装置に順次走査により読み取らせ、これによって得られ
た画信号に基づいて、まず第1図中のスタート基準マ〜
り3や、第2図中のスタート基準マーク4およびストッ
プ基準マーク6を検出する。そして、次にそれらの検出
位置を基準にして、1走査線のうちのどの区間が各マー
ク記入欄6,7に相当するかを割り出しくマークシート
1.2上において、マーク記入欄6,7は基準マーク3
. 4. 5と予め定められた位置関係にある)、その
割り出された区間の画信号を参照することにより、各マ
ーク記入欄6,7にマークが記入されているか否かを判
定する。
しかし、従来のこの種のマーク読取方式においては、前
記基準マーク3,4の検索を、1枚のマークシート1.
2の全領域において、各走査線の画信号の全区間を対象
として実施していた。したがって、基準マーク3. 4
.5は、同一走査線上ではユニークなパターンでなけれ
ばならず、基準マーク3,4.5と区別することができ
ないパターンを有する他の画情報が基準マーク3,4.
5と同一走査線−トに存在することは許されなかった。
このため、例えば、第4図のように、マーク記入欄8と
、任意の図形および文字を記入することができる記事欄
9とが混在しており、前記記事欄9中に、スタート基準
マーク10およびストップ基準マーク11と区別できな
い図形パターンが記入される可能性があるマークシート
12は、使用できないという欠点があった。しかるに、
第4図のマークシート12のようなマークシートは、コ
ード情報と画情報とを同時に伝えることができる新しい
形態の情報媒体として、極めて有用である。
本発明は、前記従来の欠点を解消するべくなされたもの
で、基準マークと区別できない他の画情報が、基準マー
クと同一走査線上に存在する可能性があるマークシート
をも読み取ることができるマーク読取方式を提供するこ
とを目的とする。
本発明によるマーク読取方式は、複数行のマーク記入欄
と、前記マーク記入欄の各行の両側にそれぞれ一対ずつ
設けられた基準マークとを有するマークシートを光学読
取装置に順次走査により読み取らせ、これによって得ら
れた画信号から前記各マーク記入欄にマークが記入され
ているか否かを検出するマーク読取方式において、最初
の前記基準マークが検出されるまでは、各走査線の広範
囲な区間において前記基準マークの検索を行い、最初の
前記基準マークが検出された後は、各走査線のうちの、
最初に検出された前記基準マークまたはその後に検出さ
れた前記基準マークの位置に基づいて定められる限定さ
れた区間においてのみ、前BL基準マークを検索するも
のである。
なお、この種のマーク読取方式においては、マーク記入
欄にマークが記入されているか否かの判定は、基準マー
クが検出された走査線の画信号を参照して行われる。し
たがって、従来は、第1図のマークシート1の場合には
、スタート基準マーク3が検出された走査線の画信号を
参照して前記判定が行われていた。また、第2図のマー
クシート2の場合には、通常、スタート基準マーク4お
よびストップ基準マーク6の両方が同時に検出された走
査線の画信号を参照して、前記判定が行われていた。
しかし、ファクシミリ装置等の読取装置においては、マ
ークシートが正規の状態に対し傾いた状態で読み取られ
ることがあり、従来はこのような場合には、前記判定に
際し、参照する走査線数が減少し、読取結果の信頼性が
著しく低下していた。
前記マークシートの傾きに伴う信頼性低下を補う1つの
方法として、マーク記入欄を副走査方向に十分長くする
方法が考えられるが、そのようにした場合には、マーク
記入上の能率を著しく低下させるばかりでなく、マーク
シートの情報密度を低下させるので、現実的でない。
また、別の方法として、第3図に示されるように、マー
クシート13の先頭部分に傾き検出マーク14を設け、
この傾き検出マーク14により、前もってマークシート
の傾き角度とその方向を検出しておき、マーク記入欄に
マークが記入されているか否かを判定する際、前記検出
された傾き角度とその方向に基づき、マークシート13
の左半分と右半分とで、参照する走査線を切り換える(
、別の走査線を参照する)方法も従来より行われている
しかし、ファクシミリ装置等の読取装置においては、マ
ークシートが若干回転しながら走行することにより、マ
ークシートの傾き角度が読取開始時から読取終了時まで
の間で変化する場合があり、このような場合には、前記
信頼性の低下を防止することができないという欠点があ
った。
さらに別の方法として、読取装置から得られるマークシ
ート1枚分の画信号を一時的に記憶装置に全て記憶させ
ておき、各走査線読取時のマークシートの傾き角度に応
じて、参照する走査線を最適に切り替えるようにすれば
、極めて精度の高いマーク読み取りが可能になるであろ
う。しかし、この方法によれば、大容量の記憶装置を必
要とし、読取装置が高価になる。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明するが
、本実施例は、上述のような々−クシ−トの傾きに基づ
いて生じる不都合をも除去できるものである。
本実施例においては、前記第4図に示すマークシート1
2を用いる。このマークシート12についてさらに詳し
く説明すると、前記スタート基準マーク1oは、マーク
シート12の左端部付近において縦方向に並べて設けら
れている。他方、前記ストップ基準マーク11は、マー
クシート12の右端部付近において縦方向に並べて設け
られている。そして、両基準マーク10.11はマーク
シート12において左右対称となる位置を占めている。
前記両基準マーク10.11は、共に、縦4簡、横3綱
の長方形をなしており、ファクシミリ装置等の読取装置
で読取可能な色(例えば、黒)にて前記長方形の内部ま
で、べたに印刷されている。
また、前記マーク記入欄8の各行は、それぞれ一対のス
タート基準マーク1oとストップ基準マー−−り11と
の間に挾まれる領域に設けられている。
これらのマーク記入欄8は、縦4rta、横1Bの幅と
されており、読取装置で読み増られない色(例えば、淡
い緑色)で白抜きに印刷されている。そして、マーク記
入欄8の横方向の間隔Aは4咽とされている。なお、マ
ーク記入欄8の各行は、それぞれ、一対のスタート基準
マーク1oおよびストップ基準マーク11と一直線上に
並んでいる。
なお、基準マーク10.11およびマーク記入欄8の寸
法および間隔を上述のように定めた場合、マークシート
12がA4判であるとすると、次に説、明する記事欄9
を設けなければ、約1400個(40列×36行)のマ
ーク記入欄8を1枚のマークシート12に設定できる。
前記記事欄9は、スタート基準マーク1oの列とストッ
プ基準マーク11の列との間に挾まれる領域に、マーク
記入欄8と一緒に設けられている。
この記事欄9の形状および大きさは適当に定めることが
できる。
第6図は、本実施例において、ファクシミリ装置等の読
取装置(図示せず)から得られる画信号に基づいて各マ
ーク記入欄8にマークが記入されているか否かを検出す
るマーク検出回路のブロック図を示す。同図において、
16は読取装置によって得られた画信号Cを入力する画
信号入力端子、16は画信号Cに完全に同期した画信号
クロックパルスb(1クロツクパルスが1画素に対応す
る)を読取装置から入力するクロックパルス入力端子、
17は画信号区間信号とを読取装置から入力する画信号
区間信号入力端子、18は走査開始信号pを読取装置か
ら入力する走査開始信号入力端子である。
19はこの回路の各部を制御する8ビツトの汎用マイク
ロプロセッサであり、後述するこの回路の主な動作は、
ROM(Read  0nly  Memory)20
にあらかじめ記憶されているプログラムをマイクロプロ
セッサ19が実行することにより行われる。21はデー
タバス、22はアドレスバス、23は制御バスである。
24はRA M (Random  Access  
Memory )36に画信号を入力するための画像入
力回路であり、この画像入力回路24は、8ビツトのシ
リアル/パラレル変換レジスタ26、データラッチ26
、%分周器27、アドレスカウンタ28、DMA制御回
路29およびスティタスレジスタ3oからなる。
なお、前記クロックパルスbは前記シリアル/パラレル
変換レジスタ26および%分周器27に入力される。ま
た、%分周器27は画信号区間信号aにより動作状態と
なって、クロックパルス−bを%分周したパルスbを%
分周したパルスを、ラッチパルス信号dとしてデータラ
ッチ26およびDMA制御回路29へ送出する。
31は1走査紳のうちの各マーク記入欄8に対応する区
間における黒画素の数を計数する黒画素計数回路であり
、この黒画素計数回路31は、%分周器32.8ビツト
のパラレル/シリアル変換レジスタ33および積算カウ
ンタ34から構成されている。
36は検出されたマークデータを外部のデータ処理装置
へ出力する出力回路であり、出力データボート37、デ
ータ転送制御回路38および外部インターフェイス39
から構成されている。
第6図は前記RAM36のマツプ図(領域割り当て図)
、第7図は第6図の作業領域4o内の割り当て図、第8
図は画像大刀回路24内部の動作タイミングチャート、
第9図は黒画素計数回路31内部の動作タイミングチャ
ート、第16図ないし第17図はこのマーク検出回路の
動作を示す70−チャートである。
次に、これらの図を参照しながらこのマーク検出回路の
動作を説明す□′る。
読取装置に設けられている走査開始スイフチ(図示せず
)がオノされ、マークシート12が走査開始信号に到達
すると、走査開始信号pが°°1″になり、走査が開始
される(この走査開始信号pは、マークシート1を読取
走査中は“1″を保持し、それ以外の時は“0#となる
)。マイクロプロセッサ19は、スティタスレジスタ3
oを通して、前記のように走査開始信号pが”1#にな
ったことを検出すると、以下に述べる一連のマーク検出
のための動作を開始する。
1だ、前記走査開始信号pが1#になると、区間信号a
が“1”になり、それに同期して画信号Cが入力端子1
5に入力される(なお、クロックパルスbは常時入力端
子17に入力されている)。
そして、前記のように区間信号dが”1#になると、画
像入力(ロ)路24が動作可能な状態となり、第6図の
タイミングチャートに示されるように、入力端子16を
通してシリアル/パラレル変換レジスタ26にシリアル
入力する画信号Cは、同レジスタ26により8ビツトず
つパラレル信号に変換さねた上、データ2ツチ26へ転
送される。このようにしてデータラッチ26へ転送され
た8ビツトずつの画信号は、その後、RAM35へ直接
メモリ・アクセス(以下DMAと言う)転送され、同R
AM35の第1の入力バッファ領域41または第2の入
力バッファ領域42内に順次格納されて行く。
以上の動作は、区間信号aが”1″である間、連続的に
行われる。これにより、1走査線分の画信号Cが連続的
に入力バッファ領域41または42に格納されて行く。
ここで、前記入力バッファ領域41.42は、それぞれ
1走査線分の容量を確保されており、処理速変向上のた
め、一方の入力バッファ領域に格納されたある走査線の
画信号Cについて後述する種々の処理が行われている間
に、他方の入力バッファ領域に次の走査線の画信号Cが
格納されて行く。
なお、本実施例では、1走査線が2048ビツトで構成
さすることとしているので、前記入カバソファ領域41
.42には、2048/8=256バイトの容量がそれ
ぞれ確保されている。
また、前記DMA転送は、DMA制御回路29とプロセ
ッサ19との間でDMA要求信号量とDMA応答信号q
のやりとりが行われた後、DMA制御回路29からメモ
リ書込信号iとともにアドレス有効信号りが出力され、
とのhにより、アドレスバス22が有効にされると同時
に、データラッチ26上に保持された画信号がデータバ
ス21上にセットアツプされることにより実現される。
以上のようにしてRAM35の入力バッファ領域41ま
たは42は格納された画信号に対しては、まず、基準マ
ーク10,11の検索が行われる。
次に、これを説明する。
本実施例では、読取装置は8ドツト/1聰の分解能を持
つものとしている。そして、前記のように基準マーク1
0.11の偵幅は3胡とされているので、理想的には、
1走査線上において、基準マーク10.11はそれぞれ
3X8=24ビツト連続する黒信号として現れることに
なる。そこで、本実施例では、マークシート12の印刷
精度や読取時のマークシート12の傾き等を考慮して、
24士3ビツト(すなわち、21ビット以上、27ビツ
ト以下)黒信号が連続した場合、基準マーク10.11
を検出したものとする。
なお、入力バッファ領域41または42に格納された画
信号に対する処理は、RAM3sの作業領域40(第6
および7図参照)を用いて行われるが、初期状態におい
ては、゛この作業領域4oの各部はすべてクリアされて
いる。
前記基準マーク10.11の検索動作は具体的には、第
16図のフローチャートに従って行われる。すなわち、
マイクロプロセッサ19は、自画信号の次に黒信号が読
み出されると、RAMの作業領域4oの基準マーク横幅
カウンタ48を用いて黒信号が連続する数nを計数し、
2o<n〈28となったならば、基準マーク10.11
を検出したと判定する。
なお、1走査線の前半の部分で検出さねた基準マークは
、スタート基準マーク10とみなす一方、1走査線の後
半部分で検出された基準マークはストップ基準マーク1
1とみなす。
本実施例では、前記検出された基準マーク10゜11の
後縁(すなわち、n個連続する黒画素のうちの最後の黒
画素)が基準位置とされ、この基準位置を示す情報がR
AMの作業領域4oのスタート基準マーク位置レジスタ
46およびストッパ基準マーク位置レジスタ47に退避
される。なお、基準マーク位置レジスタ46.47の内
容は、それぞれ新たな基準マーク10.11が検出され
る毎に更新される。
上述のようにして、最初の基準マーク1oまたは11が
検出されると(マークシート12が左に傾いている場合
には、ストップ基準マーク11の方がスタート基準マー
ク1oより先に検出される)、RAMの作業領域36内
の検索モードレジスタ4゜がセットされ、以後はそれま
での全区間検索モードから限定区間検索モードへ移行す
る。
ここで、前記全区間検索モードにおいては、前記基準マ
ーク10.11の検索動作は、各走査線の画信号の全区
間において行われる。しかし、最初の基準マーク1oま
たは11が検出された後は、他の基準マーク10.11
が出現する区間を予想できるようになるので、前記限定
区間検索モードにおいては、各走査線の限定された区間
においてのみ、前記基準マーク10.11の検索動作が
行われる。
すなわち、前記限定区間検索モードにおいては、最初に
検出された基準マーク1oもしくは11、たはその後に
検出された基準マーク1oもしぐは11の位置情報と、
ROM20内にあらかじめ登録されている両基準マーク
10.11間の距離とにより、次に検出するべき基準マ
ークが出現し得る走査線上の限定された区間を所定の基
準により割り出し、その限定された区間においてのみ、
次に検出するべき基準マークの検索動作を行う。
なお、記事欄9の位置は、前記限定された区間に含まれ
ないように設定しておく。第11図は画信号と前記限定
された領域との関係を示すタイミングチャートである。
これにより、記事欄9に、基準マーク10.11と区別
できない図形パターンが書き込1れていても、そのパタ
ーンが基準マーク10.11として誤検出される虞がな
くなる。壕だ、検索の対象となるデータ数が少くなるの
で、処理速度が向上される。
一方、前記のように最初の基準マーク10または11が
検出されると、各マーク記入欄8にマークが記入されて
いるか否かの検出動作が開始される。次に、これを説明
する。
RAM36の作業領域4o中の基準マーク検出レジスタ
45には、1走査線毎に、スタート基準マーク10およ
びストップ基準マーク11がそれぞれ検出されたか否か
がセットされる(検出された場合には1”、検出されな
かった場合には0#がセットされる)。
ここにおいて、前記のように各走査線について基準マー
ク10.11の検出動作が行われると、各走査線につい
て第11図に示すような4つの状態が生じる。
すなわち、状態1は、1走査線においてスタート基準マ
ーク10およびストップ基準マーク11のいずれもが検
出されなかった状態であり、基準マーク検出レジスタ4
6上において(0,0)で表される。
状態2は、1走査線において、スタート基準マーク10
またはストップ基準マーク11のいずれか一方のみが検
出された状態であり、レジスタ45上において(0,1
)または(1,o)で表される・ 状態3は、1走査線においてスタート基準マーク10お
よびストップ基準マーク11のいずれもが検出された状
態であり、レジスタ46上において(1゜1)で表され
る。
状態4は、状態2と同じく、1走査線において、スター
ト基準マーク1oまたはストップ基準マーク11のいず
れか一方のみが検出された状態であり、やはりレジスタ
46上において(o、1)または(1,O)で表される
。ただし、この状態4と状態2との相違点は、状態2が
基準マーク10または11の上部を検出しているのに対
し、状態4は基準マーク1oまたは11の下部を検出し
ている点にある。
原稿が傾いているか否か、および傾いている場合におけ
るその傾き方向は、上述の4つの状態間の遷移過程を見
ることにより知ることができる、。
すなわち、マークシート12が全く傾いていない状態で
走査された場合、前記状態2および状態4は発生しない
また、マークシート12が傾いた状態で走査された場合
には、状態1−状態2−状態3−状態4と状態が遷移し
て行く。さらに詳しく言えば、マークシート12が右に
傾いた状態で走査された場合、・(ot 0)−(1t
 0)−(191)−(ot1)−(0,0)と状態が
遷移して行く。また、マークシート12が左に傾いた状
態で走査された場合には、(o、o)−(o、1)→(
1,1)−(’t o)−(ot o)と状態が遷移し
て行く。
また、状態2の次に状態3を経ることなく状態4になっ
たり、状態4の次に状態1を経ることなく状態3になっ
た場合は、マークシート12が非常に大きく傾いた状態
で走査されたことを意味する(本実施例では、このよう
な場合には異常処理が実行される)。
さらに、マークシート12が異常に大きく傾いている場
合を除いて、マーク記入欄8の各行の終了時には、状態
3または状態4から状態1に遷移    □する。した
がって、本実施例では、そのような遷移があった場合に
は、マーク記入欄8の1行が終了したものとみなし、後
で詳しく説明する行データ処理を実行する。
一ト述の各状態間の状態遷移図および状態遷移表を第1
2図、第13図に示す。なお、第13図において、「状
態」欄は前走査線の状態を示す一方、「入力」欄は次走
査線の状態を示す。
以上のことを踏まえて、本実施例では、各走査線が前記
4つの状態のいずれに該当するかを基準マーク検出レジ
スタ46を通じて参照しながら、マーク記入欄8上のマ
ーク検出処理を行う。次に、これを第7図および14図
を用いて説明する。
まず、状態1の走査線においては、マーク記入欄8に対
応する画信号は全く含まれていないので、マーク検出処
理を実行しない。
状態2の走査線においては、検出されたいずれか一方の
基準マークより基準位置を知り、その基準位置から走査
線を、あらかじめROM20に登録されているマーク記
入欄8の横方向の間隔A毎に分割し、さらにその分割さ
れた区間内のマーク記入欄8に対応する部分に含まれる
黒画素数を黒画素計数回路31に計数させる。
例えば、スタート基準マーク1oの力が検出された場合
、すなわち(1,0)の場合は、スタート基準マーク位
置レジスタ46に退避された基準位置情報を基準にして
、その位置から走査線を4脇毎に分割し、さらにこの分
割された4++mの区間内のマーク記入欄8に対応する
部分にそれぞれ含′止れる黒画素数を黒画素計数回路3
1に計数させる。
ここで、黒画素計数回路31は、前記黒画素の計数を具
体的には次のようにして行う(第9図にそのタイミング
チャートを示す)。
すなわち、マイクロプロセッサ19は起動パルスrをパ
ラレル/シリアル変換レジスタ33および%分周器32
へ送出すると同時に、マーク記入欄8に対応する区間の
画信号をRAM35からデータバスを通じてレジスタ3
3へ並列出力させる。
%分周器32は、前記起動信号rを入力すると、データ
シフトパルスUをレジスタ33へ供給シ、同レジスタ3
3に前記画信号を積算カウンタ34X、シリアル出力さ
せると同時に、前記画信号が8画素分積嘗カウンタ34
へ入力される間、積算区間信号8を出力し、その間、積
算カウンタ34を動作状態とする。これにより、積算カ
ウンタ34は各マーク記入欄8に対応する区間中の黒画
素数を言」数する。
一方、RAMの作業領域40上の8個のラインレジスタ
62(1)〜(8)は、1行のマーク記入欄8の数40
個に対応して、それぞれ4oビツトの容量を有する。
そして今、初めて第2の状態となった走査線について処
理を行っているものとすると、マイクロプロセッサ19
は、各マーク記入欄8に対応する積算カウンタ34の計
数結果をデータバス21を通して入力し、所定閾値S1
と比較し、前記計数結果が闇値81以上であれば、第1
番目のラインレジスタ52(1)のうちの対応するビッ
トにパ1”をセットする一方、前記計数結果が前記閾値
S1より小さい場合には、前記対応するビットに0″を
セットする。なお、本実施例では、閾値S1は2に設定
されている。
次に、同様にして、マイクロプロセッサ19は、2番目
に第2の状態となった走査線についても、各マーク記入
欄8に対応する区間の黒画素数の計数結果を閾値S1と
比較し、その比較結果に応じて、第2番目のラインレジ
スタ52(2)の対応するビットに”1″または°′0
”をセットし、以下第3番目以降に第2の状態となった
走査線についても同様にして、対応するラインレジスタ
62(3)〜52(8)の対応するビットにII 11
+または”o”をセットする。
ここで、本実施例において、ラインレジスタ62の数を
8個としているのは、次の理由による。
連続して状態2となる走査線数は、マークシート12の
傾き角度に依存し、その最大走査線数にはマークシート
12の最大許容傾き角θによって決定される。本実施例
では、状態2から必ず状態3を経て状態4となることを
前提としているので、1行のマーク記入欄8の両側に位
置する基準マーク10.11間の距離をLl、基準マー
ク10゜11の縦長をL2とすると、最大許容傾き角θ
は、θ= arctan (L 2 / L 1 )と
なる。
L 1 =160mm、L2=4閣とするとθ#1.4
゜となる。
そして、このときの最大走査線数には、画素密度をDと
すると、 K = L 2 / D となる。
したがって、D=0.5(2本/、)とすると、K=s
となる。よって、本実施例では、ラインレジスタ62の
数を8個としているのである。
なお、本実施例では、連続して状態2となった走査線の
数は、傾斜カウンタ61で順次開数さ11る。そして、
その総数は、既に述べたようにマークシート12の傾き
角度を示している。
また、前記のようにしてラインレジスタ52(1)〜e
i 2 (8)に格納された状態2に対する1行のマー
ク記入欄8に関するデータは、状態2から状態3へ遷移
する際に次のように処理される。
まず、ラインレジスタ52(1)〜62(8)に格納さ
れだ全データは、前記傾斜カウンタ61の内容に従って
、不動データと無効データとに分離される。
すなわち、傾斜カウンタ61の内容により、第14図に
おける有効領域(斜線を施された領域)とそね以外の無
効領域とを分離し、前記有効領域内のデータを有効デー
タとする。
一方、ピントカウンタ63は、1行分のマーク記入欄8
と同数(40個)用意されており、それぞわ1行分のマ
ーク記入欄8の1つに対応されている。そして、これら
のビットカウンタ53(1)〜53(40)を用いて、
1行の各マーク記入欄8に対して、有効データとしてラ
インレジスタ62(1)〜62 (s)に°1′″がセ
ットされている数が計数される。
次に、状態3の走査線については、以下に示すような処
理が行われる。
まず、状態2の走査線に対する場合と同様にして、黒画
素計数回路31に、1行の各マーク記入欄8に対応する
区間における黒画素数を計数させる。
しかし、状態3においては、全ての画信号が前記第14
図に示されたような有効領域に含まれているので、前記
状態2の走査線についての処理と異す、ピットレジスタ
62(1)〜62(8)は動作させない。そして、各マ
ーク記入欄8に対応する区間に対する前記黒画素計数回
路31の計数結果を前記閾値S1と比較し、81以上で
あれば、直ちに、対応するビットカウンタ63を+1す
る一方、Slより小さければ、対応するビットカウンタ
63をそのままの内容に保持する。
次に、状態4の走査線については、前口己状態2の走査
線についての処理と同様の処理がなさねる。
一方、スタート基準マーク縦長カウンタ49は、「状態
3−状態1」または「状態4−状態1」の遷移があるま
で(すなわち、マーク記入欄8の1行が終了するまで)
、スタート基準マーク10を検出した走査線の数を計数
する。同様にして、ストップ基準マーク縦長カウンタ6
oは、「状態3−状態1」または「状態4−状態1」の
遷移があるまで、ストップ基準マーク11を検出した走
査線の数を計数する。
そして、両縦長カウンタ49,60の計数結果が、  
−基準マーク10.11の縦長に基づいて定められる所
定の範囲にない場合は、対応するマーク記入Jdl s
の行については、次に説明する行データ処理を行わない
。これにより、マークシート12に、基準マーク10.
11と同一または類似する幅を有するが、縦長は異なる
マークまたは汚れがあっても、基準マーク10.11と
誤認される虞がなくなる。
前記行データ処理は、前記「状態3−状態1」または「
状態4−状態1」の遷移があった後、かつ前記縦長カウ
ンタ49,50の計数結果の確認を行−〕た後、実行さ
れる。この行データ処理は、状態2、状態3および状態
4を通じて前記計数を行・、てきたピントカウンタ63
(1)〜53(40)の菅路値を閾値S2と比較し、そ
れぞれ82以上であれば”1#を、S2より小さければ
°′0”を、RAM35の出力バッファ領域39のうち
の対応するビットにセットすることを内容とする。ここ
で、前記°゛1”はマーク記入欄8にマークが記入され
ていると判定されたことを意味し、“0”はマークが記
入されていないと判定されたことを意味する。なお、本
実施例では、前記閾値S2は、4に設定されている。
以上の動作はマーク記入欄8の各行毎に繰り返され、各
行に対するマーク検出結果が順次用カバソファ領域39
へ格納されて行く。
そして、走査開始信号pが”0”になると、以上の動作
は終了し、出力バッファ領域39に格納された各マーク
記入欄8に対するマーク検出結果が出力回路36を通し
て外部のデータ処理装置(図示せず)へ転送される。な
お、出力回路36は前記マーク検出結果の他に、前記デ
ータ処理装置とのインターフェイスのための制御信号を
出力するが、この出力回路36は前記データ処理装置の
如何に応じて設計される部分であるので、詳細な説明は
詳細する。
このように本実施例では、左右一対の基準マーク10.
11の検出の有無により表現される4つの状態に基づい
て、マークシート12の傾き角度およびその傾き方向を
監視しながらマーク記入欄8にマークが記入されている
か否かを検出するので、マークシート12の傾き角度が
走査開始から走査終了までの間に変化した場合でも、前
記傾き角度を適正に補償し、極めて精度の高いマーク読
み増りを行うことができる。
なお、前記第6図のマーク検出回路は、読取装置として
ファクシミリ装置を使用する場合には、ファクシミリ送
信装置に接続してもよいし、ファクシミリ受信装置に接
続してもよい。
また、本発明における光学読取装置は、ファクシミリ装
置に限られないことは言うまでもない。
さらに、前記実施例では、各走査線におけるスタート基
準マークおよびストップ基準マークの検出状態としては
4つの状態のみが生じ得るものとして処理を行っている
が、例えば1走査線においである行のスタート基準マー
クと次の行のストップ基準マーク1oとが検出される状
態その他のさらに多数の状態も生じ得るものとして処理
を行えば、マークシートがさらに大きく傾いても、高精
度にマークを検出できる。
以上のように本発明によれば、基準マークと区別できな
い他の画情報が、基準マークと同一走査線上に存在する
可能性があるマークシートをも読み取ることができると
いう優れた効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のマークシートの一例の正面図、第2図は
従来のマークシートの他の例の正面図、第3図は従来の
マークシートのさらに他の例の正面図、第4図は本発明
によるマーク読取方式の一実施例におけるマークシート
の正面図、第6図は前記実施例におけるマーク検出回路
のブロック図、第6図は前記マーク検出回路におけるR
AM36のマツプ図、第7図は第6図の作業領域40内
の割り当て図、第8図は前記マーク検出回路における画
像入力回路24のタイミングチャート、第9図は前記マ
ーク検出回路における黒画素計数回路31のタイミング
チャート、第10図は前記マーク検出回路における限定
区間検索モード時の基準マークの検出動作を示すタイミ
ングチャート、第11図は前記実施例におけるスタート
基準マークおよびストソゲ基準マークの検出の有無によ
る4つの状態を示す説明図、第12図は前記4つの状態
間の状態遷移図、第13図は前記4つの状態間の状態遷
移表、第14図は前記状態2に該当する走査線における
有効領域を示す説明図、第16図ないし第17図は前記
実施例の70−チャートである。 8・・・・・・マーク記入欄、9・・・・・・記事欄、
10・・・・・・スタート基準マーク、11・・・・・
・ストップ基準マーク、12・・・・・・マークシート
、19・・・・・・マイクロプロセッサ、24・・・・
・・画信号入力回路、31・・・・・・黒画素計数回路
、36・・・・・・出力回路。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第3図 第4図 第5図 第6図 6 第7図 4θ 第8図 ス22 に 第11図 第13図 第14図 /(/          // 第15図 第16図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数行のマーク記入欄と、前記マーク記入欄の各行の両
    側にそれぞれ一対ずつ設けられた基準マークとを有する
    マークシートを光学読取装置に順次走査により読み取ら
    せ、最初の前記基準マークが検出されるまでは、各走査
    線の広範囲な区間において前記基準マークの検索を行い
    、最初の前記基準マークが検出された後は、各走査線の
    うちの、最初に検出された前記基準マークまたはその後
    に検出された前記基準マークの位置に基づいて定められ
    る限定された区間においてのみ、前記基準マークを検索
    するマーク読取方式。
JP57049574A 1982-03-26 1982-03-26 マ−ク読取方式 Granted JPS58166867A (ja)

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JP57049574A JPS58166867A (ja) 1982-03-26 1982-03-26 マ−ク読取方式

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JPS6354274B2 JPS6354274B2 (ja) 1988-10-27

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03100972U (ja) * 1989-11-02 1991-10-22
US5591952A (en) * 1989-03-01 1997-01-07 Symbol Technologies Bar code reader

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US5591952A (en) * 1989-03-01 1997-01-07 Symbol Technologies Bar code reader
JPH03100972U (ja) * 1989-11-02 1991-10-22

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