JP2760751B2 - 連続鋳造用浸漬ノズル - Google Patents
連続鋳造用浸漬ノズルInfo
- Publication number
- JP2760751B2 JP2760751B2 JP6130483A JP13048394A JP2760751B2 JP 2760751 B2 JP2760751 B2 JP 2760751B2 JP 6130483 A JP6130483 A JP 6130483A JP 13048394 A JP13048394 A JP 13048394A JP 2760751 B2 JP2760751 B2 JP 2760751B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zirconia
- weight
- immersion nozzle
- graphite
- cao
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼の連続鋳造用浸漬ノ
ズルに関するものである。
ズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼の連続鋳造において、浸漬ノズルはタ
ンディッシュとモールドの間に配置して使用される。そ
の使用目的は、タンディッシュとモールドの間での溶鋼
と空気の接触による溶鋼の酸化を防ぐこと;モールド内
へ流入した溶鋼の流れを整流化、健全化することにあ
る。この浸漬ノズルの材質として耐スポール性及び溶鋼
に対する耐食性に優れたアルミナ・グラファイト材料が
一般的に使用されている。また、図2に示す浸漬ノズル
断面図のように、浸漬ノズルの溶融モールドパウダーと
接触する部位(以下、パウダーラインという)には、モー
ルドパウダーに対する耐溶損性に優れるジルコニア・グ
ラファイト材質が配設されるのが一般的である。
ンディッシュとモールドの間に配置して使用される。そ
の使用目的は、タンディッシュとモールドの間での溶鋼
と空気の接触による溶鋼の酸化を防ぐこと;モールド内
へ流入した溶鋼の流れを整流化、健全化することにあ
る。この浸漬ノズルの材質として耐スポール性及び溶鋼
に対する耐食性に優れたアルミナ・グラファイト材料が
一般的に使用されている。また、図2に示す浸漬ノズル
断面図のように、浸漬ノズルの溶融モールドパウダーと
接触する部位(以下、パウダーラインという)には、モー
ルドパウダーに対する耐溶損性に優れるジルコニア・グ
ラファイト材質が配設されるのが一般的である。
【0003】このジルコニア・グラファイト材質はモー
ルドパウダーに対する耐溶損性に優れているものの、パ
ウダーライン溶損は現在も尚ノズル内アルミナ閉塞と共
に浸漬ノズルの寿命を制限する要因であり、特にパウダ
ーライン溶損が大きくなる高速鋳造用の低粘性モールド
パウダー使用時において、パウダーライン溶損をできる
だけ低減することが望まれているのが現状である。
ルドパウダーに対する耐溶損性に優れているものの、パ
ウダーライン溶損は現在も尚ノズル内アルミナ閉塞と共
に浸漬ノズルの寿命を制限する要因であり、特にパウダ
ーライン溶損が大きくなる高速鋳造用の低粘性モールド
パウダー使用時において、パウダーライン溶損をできる
だけ低減することが望まれているのが現状である。
【0004】ジルコニア・グラファイト材質のモールド
パウダーに対する耐食性をより向上させるためには、ジ
ルコニア・グラファイト材質中のジルコニア含量を単に
高める方法があるが、過度にジルコニア含量を高くした
場合には、熱膨張率が高くなり、耐スポール性が劣る結
果となり、使用中に亀裂発生の問題が発生し易くなる。
また、ジルコニア含量を過度に高くした結果、ジルコニ
ア・グラファイト材質中のグラファイト含量が少なくな
り、ジルコニア・グラファイト材質のれんが組織が不健
全となり、必ずしもモールドパウダーに対する耐溶損性
の上昇につながらないという欠点もある。このような理
由により、ジルコニア・グラファイト材質中のジルコニ
ア含量は最大90重量%というのが一般的である。
パウダーに対する耐食性をより向上させるためには、ジ
ルコニア・グラファイト材質中のジルコニア含量を単に
高める方法があるが、過度にジルコニア含量を高くした
場合には、熱膨張率が高くなり、耐スポール性が劣る結
果となり、使用中に亀裂発生の問題が発生し易くなる。
また、ジルコニア含量を過度に高くした結果、ジルコニ
ア・グラファイト材質中のグラファイト含量が少なくな
り、ジルコニア・グラファイト材質のれんが組織が不健
全となり、必ずしもモールドパウダーに対する耐溶損性
の上昇につながらないという欠点もある。このような理
由により、ジルコニア・グラファイト材質中のジルコニ
ア含量は最大90重量%というのが一般的である。
【0005】上述のように、ジルコニア・グラファイト
材質のモールドパウダーに対する耐溶損性の上昇を図る
には、単にジルコニア含量を増加させることでは限界が
あり、新たな対策が望まれているのが現状である。
材質のモールドパウダーに対する耐溶損性の上昇を図る
には、単にジルコニア含量を増加させることでは限界が
あり、新たな対策が望まれているのが現状である。
【0006】上述のように、モールドパウダー、特に高
速鋳造用低粘性モールドパウダーに対する耐溶損性を向
上させる目的で、従来のジルコニア・グラファイト材質
中のジルコニア含量を単に増加させる方法では、耐スポ
ール性が低下し、割れトラブルが発生し易くなり、ま
た、耐溶損性に自ずから限界がある。
速鋳造用低粘性モールドパウダーに対する耐溶損性を向
上させる目的で、従来のジルコニア・グラファイト材質
中のジルコニア含量を単に増加させる方法では、耐スポ
ール性が低下し、割れトラブルが発生し易くなり、ま
た、耐溶損性に自ずから限界がある。
【0007】そこで、特開昭63−97344号公報には、パ
ウダーライン部にZrO255〜87重量%、黒鉛10
〜30重量%、SiC3〜20重量%、Si0〜5重量
%よりなることを特徴とする連鋳用浸漬ノズル外挿耐火
材が開示されている。
ウダーライン部にZrO255〜87重量%、黒鉛10
〜30重量%、SiC3〜20重量%、Si0〜5重量
%よりなることを特徴とする連鋳用浸漬ノズル外挿耐火
材が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
成においては、ジルコニアクリンカー中のシリカ含量が
規定されておらず、従来のごく一般的なジルコニアクリ
ンカーが使用されており、特に溶損の大きくなる低粘性
モールドパウダー使用時には十分な耐食性を得ることは
不可能である。
成においては、ジルコニアクリンカー中のシリカ含量が
規定されておらず、従来のごく一般的なジルコニアクリ
ンカーが使用されており、特に溶損の大きくなる低粘性
モールドパウダー使用時には十分な耐食性を得ることは
不可能である。
【0009】従って、本発明の目的は、モールドパウダ
ーに対する耐溶損性を向上させた連続鋳造用浸漬ノズル
を提供することにある。
ーに対する耐溶損性を向上させた連続鋳造用浸漬ノズル
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、連続鋳造用浸
漬ノズルのパウダーラインに配設されているジルコニア
・グラファイト材質に通常使用されているCaO安定化
ジルコニア原料中のシリカ成分がモールドパウダーに対
する耐食性に大きく影響しているとの知見に基づき、従
来のジルコニア・グラファイト材質よりも更に優れた材
質を開発し、この材質をパウダーラインに配設したもの
である。
漬ノズルのパウダーラインに配設されているジルコニア
・グラファイト材質に通常使用されているCaO安定化
ジルコニア原料中のシリカ成分がモールドパウダーに対
する耐食性に大きく影響しているとの知見に基づき、従
来のジルコニア・グラファイト材質よりも更に優れた材
質を開発し、この材質をパウダーラインに配設したもの
である。
【0011】即ち、本発明に係る連続鋳造用浸漬ノズル
は、シリカ含量が0.30重量%以下であるCaO安定
化ジルコニア原料50重量%以上90重量%未満、バデ
ライト原料30重量%以下、ただしCaO安定化ジルコ
ニア原料とバデライト原料の合計量65〜90重量%、
及び黒鉛原料10〜35重量%含有してなるジルコニア
・グラファイト材料を、連続鋳造用浸漬ノズルの溶融モ
ールドパウダーと接触する部位に配設することを特徴と
する。
は、シリカ含量が0.30重量%以下であるCaO安定
化ジルコニア原料50重量%以上90重量%未満、バデ
ライト原料30重量%以下、ただしCaO安定化ジルコ
ニア原料とバデライト原料の合計量65〜90重量%、
及び黒鉛原料10〜35重量%含有してなるジルコニア
・グラファイト材料を、連続鋳造用浸漬ノズルの溶融モ
ールドパウダーと接触する部位に配設することを特徴と
する。
【0012】
【作用】上述の通り、ジルコニアは他の耐火性酸化物と
比較し、モールドパウダーに対する耐食性に優れている
ため、浸漬ノズルのパウダーライン材質の主成分として
使用されているが、変態に伴う体積変化が大きいため通
常CaOで部分安定化されたもの(CaO含量3.5〜
4.5重量%、安定化率約80%)が一般に使用されてい
る。ところが、このCaO安定化ジルコニアは特定の成
分との反応により容易にジルコニア粒が脱安定化し、粒
子が崩壊してしまうという欠点を有している。一般に、
浸漬ノズルのパウダーライン部の溶損は、ジルコニア・
グラファイト材質中の黒鉛の溶鋼への溶解現象と、上述
のジルコニア粒子がモールドパウダーと接触反応し、分
解もしくは溶解現象との繰り返しによって進行すること
は衆知の事実である。
比較し、モールドパウダーに対する耐食性に優れている
ため、浸漬ノズルのパウダーライン材質の主成分として
使用されているが、変態に伴う体積変化が大きいため通
常CaOで部分安定化されたもの(CaO含量3.5〜
4.5重量%、安定化率約80%)が一般に使用されてい
る。ところが、このCaO安定化ジルコニアは特定の成
分との反応により容易にジルコニア粒が脱安定化し、粒
子が崩壊してしまうという欠点を有している。一般に、
浸漬ノズルのパウダーライン部の溶損は、ジルコニア・
グラファイト材質中の黒鉛の溶鋼への溶解現象と、上述
のジルコニア粒子がモールドパウダーと接触反応し、分
解もしくは溶解現象との繰り返しによって進行すること
は衆知の事実である。
【0013】ジルコニア粒子がモールドパウダーと接触
反応し、溶解もしくは分解する現象は、モールドパウダ
ーの成分によって大きく影響される。通常ジルコニア・
グラファイト材質のジルコニア原料として使用されてい
るCaO安定化ジルコニアクリンカー(粒度2〜3m
m、ZrO2:94.8重量%、CaO:3.98重量
%、SiO2:0.31重量%、Fe2O3:0.27重量
%、TiO2:0.22重量%、安定化率80%)と、以
下の表1に示す組成を有する5種類のモールドパウダー
を白金ルツボ中で1450℃/30分間加熱反応させ、
モールドパウダー成分のジルコニア粒の溶解及び分解現
象に及ぼす影響を調査した結果を図3及び4に示す。
反応し、溶解もしくは分解する現象は、モールドパウダ
ーの成分によって大きく影響される。通常ジルコニア・
グラファイト材質のジルコニア原料として使用されてい
るCaO安定化ジルコニアクリンカー(粒度2〜3m
m、ZrO2:94.8重量%、CaO:3.98重量
%、SiO2:0.31重量%、Fe2O3:0.27重量
%、TiO2:0.22重量%、安定化率80%)と、以
下の表1に示す組成を有する5種類のモールドパウダー
を白金ルツボ中で1450℃/30分間加熱反応させ、
モールドパウダー成分のジルコニア粒の溶解及び分解現
象に及ぼす影響を調査した結果を図3及び4に示す。
【0014】
【表1】
【0015】図3は、モールドパウダーの塩基度(Ca
O/SiO2重量比)のジルコニア粒の溶解に及ぼす影響
を示すグラフであり、ジルコニア粒のモールドパウダー
への溶解は高塩基度モールドパウダー程、また、フラッ
クス成分では高Na2O含有モールドパウダー程、大き
くなることが確認された。
O/SiO2重量比)のジルコニア粒の溶解に及ぼす影響
を示すグラフであり、ジルコニア粒のモールドパウダー
への溶解は高塩基度モールドパウダー程、また、フラッ
クス成分では高Na2O含有モールドパウダー程、大き
くなることが確認された。
【0016】また、図4は、モールドパウダーの塩基度
のジルコニア粒の分解(脱安定化)現象に及ぼす影響を示
すグラフであり、ジルコニア粒の分解現象は溶解現象と
は全く逆の傾向にあり、低塩基度(低CaO/SiO2)
モールドパウダー程、また、フラックス成分では高フッ
素含有モールドパウダー程、大きくなることが確認され
た。
のジルコニア粒の分解(脱安定化)現象に及ぼす影響を示
すグラフであり、ジルコニア粒の分解現象は溶解現象と
は全く逆の傾向にあり、低塩基度(低CaO/SiO2)
モールドパウダー程、また、フラックス成分では高フッ
素含有モールドパウダー程、大きくなることが確認され
た。
【0017】溶鋼流動の激しい実機においては、低塩基
度モールドパウダー程、また、高フッ素含有モールドパ
ウダー程、パウダーライン溶損が大きい傾向にあること
より、ジルコニア粒の溶解現象よりも分解(脱安定化)現
象の方がジルコニア・グラファイト材質の溶損に大きく
悪影響を及ぼしているものと考えられる。
度モールドパウダー程、また、高フッ素含有モールドパ
ウダー程、パウダーライン溶損が大きい傾向にあること
より、ジルコニア粒の溶解現象よりも分解(脱安定化)現
象の方がジルコニア・グラファイト材質の溶損に大きく
悪影響を及ぼしているものと考えられる。
【0018】即ち、浸漬ノズルパウダーラインに配設さ
れたジルコニア・グラファイト材質の溶損は、モールド
パウダーによるジルコニア粒の分解(脱安定化)現象を抑
制することによって低減可能である。ここで、ジルコニ
ア・グラファイト材質の主成分として使用されているC
aO安定化ジルコニア粒の分解反応は上述のように低塩
基度モールドパウダー程進行する。これはジルコニア粒
中のCaO成分とモールドパウダー中のシリカ成分が反
応し、ジルコニア粒中に液相を生成し、ジルコニアを微
細化するためと考えられる。
れたジルコニア・グラファイト材質の溶損は、モールド
パウダーによるジルコニア粒の分解(脱安定化)現象を抑
制することによって低減可能である。ここで、ジルコニ
ア・グラファイト材質の主成分として使用されているC
aO安定化ジルコニア粒の分解反応は上述のように低塩
基度モールドパウダー程進行する。これはジルコニア粒
中のCaO成分とモールドパウダー中のシリカ成分が反
応し、ジルコニア粒中に液相を生成し、ジルコニアを微
細化するためと考えられる。
【0019】そこで、モールドパウダーによって分解し
難いCaO安定化ジルコニアクリンカーを調査するため
に、シリカ含有量の異なる5種類のCaO安定化ジルコ
ニアクリンカーと、2種類のモールドパウダーとを14
50℃/30分で反応させた結果を図1に示す。また、
実験に供した5種類のCaO安定化ジルコニアクリンカ
ーを表2に、2種類のモールドパウダーの組成を表3に
それぞれ記載する。
難いCaO安定化ジルコニアクリンカーを調査するため
に、シリカ含有量の異なる5種類のCaO安定化ジルコ
ニアクリンカーと、2種類のモールドパウダーとを14
50℃/30分で反応させた結果を図1に示す。また、
実験に供した5種類のCaO安定化ジルコニアクリンカ
ーを表2に、2種類のモールドパウダーの組成を表3に
それぞれ記載する。
【0020】
【表2】
【0021】
【表3】
【0022】図1から、CaO安定化ジルコニアクリン
カーの分解(脱安定化)反応は、CaO安定化ジルコニア
クリンカー中のシリカ含量が多い程進行することが判
る。これは、CaO安定化ジルコニアクリンカー中のシ
リカ成分がモールドパウダーとCaO安定化ジルコニア
クリンカーとの分解(脱安定化)反応を助長するためと考
えられる。
カーの分解(脱安定化)反応は、CaO安定化ジルコニア
クリンカー中のシリカ含量が多い程進行することが判
る。これは、CaO安定化ジルコニアクリンカー中のシ
リカ成分がモールドパウダーとCaO安定化ジルコニア
クリンカーとの分解(脱安定化)反応を助長するためと考
えられる。
【0023】本発明者等は、CaO安定化ジルコニアク
リンカー中のシリカ含量を低減することにより、浸漬ノ
ズルのパウダーラインに配設されたジルコニア・グラフ
ァイト材質中のジルコニア粒のモールドパウダーによる
分解反応を抑制することができることに着目し、シリカ
含量が0.30重量%以下であるCaO安定化ジルコニ
ア原料を配合した高耐食性ジルコニア・グラファイト材
質をパウダーラインに配設した連続鋳造用浸漬ノズルを
開発したものである。
リンカー中のシリカ含量を低減することにより、浸漬ノ
ズルのパウダーラインに配設されたジルコニア・グラフ
ァイト材質中のジルコニア粒のモールドパウダーによる
分解反応を抑制することができることに着目し、シリカ
含量が0.30重量%以下であるCaO安定化ジルコニ
ア原料を配合した高耐食性ジルコニア・グラファイト材
質をパウダーラインに配設した連続鋳造用浸漬ノズルを
開発したものである。
【0024】上述のようにジルコニア・グラファイト材
質の耐食性を従来材質に比べて向上させるためには、主
成分であるCaO安定化ジルコニア原料(CaO安定化
ジルコニアクリンカー)中のシリカ含量を可能な限り低
減して、シリカ成分とモールドパウダーとによるジルコ
ニア粒の分解反応を抑制する必要がある。CaO安定化
ジルコニア原料中のシリカ含量が0.30重量%を超え
ると、モールドパウダーとの分解反応を抑制する効果に
乏しく、このシリカ含量を0.30重量%以下、好まし
くは0.25重量%以下にする必要がある。
質の耐食性を従来材質に比べて向上させるためには、主
成分であるCaO安定化ジルコニア原料(CaO安定化
ジルコニアクリンカー)中のシリカ含量を可能な限り低
減して、シリカ成分とモールドパウダーとによるジルコ
ニア粒の分解反応を抑制する必要がある。CaO安定化
ジルコニア原料中のシリカ含量が0.30重量%を超え
ると、モールドパウダーとの分解反応を抑制する効果に
乏しく、このシリカ含量を0.30重量%以下、好まし
くは0.25重量%以下にする必要がある。
【0025】また、CaO安定化ジルコニア原料の配合
量は50重量%以上90重量%未満、好ましくは55重
量%以上90重量%未満の範囲内である。該配合量が5
0重量%未満では耐食性の上昇に効果が少なく、また、
90重量%以上の場合には、ジルコニア・グラファイト
材質の熱膨張率が高くなり、耐スポール性に問題がある
ために好ましくない。
量は50重量%以上90重量%未満、好ましくは55重
量%以上90重量%未満の範囲内である。該配合量が5
0重量%未満では耐食性の上昇に効果が少なく、また、
90重量%以上の場合には、ジルコニア・グラファイト
材質の熱膨張率が高くなり、耐スポール性に問題がある
ために好ましくない。
【0026】更に、コストダウンを目的として上述のC
aO安定化ジルコニア原料の一部をバデライト原料(例
えばバデライトサンド)で置換する。バデライト原料
は、その変態に伴う体積変化が大きいため30重量%を
超える量で使用すると耐スポーリング性に問題を生ず
る。従って、バデライト原料の配合量は30重量%以
下、好ましくは25重量%以下にする必要がある。な
お、CaO安定化ジルコニア原料とバデライト原料の合
計量は好ましくは65〜90重量%の範囲とする必要が
ある。
aO安定化ジルコニア原料の一部をバデライト原料(例
えばバデライトサンド)で置換する。バデライト原料
は、その変態に伴う体積変化が大きいため30重量%を
超える量で使用すると耐スポーリング性に問題を生ず
る。従って、バデライト原料の配合量は30重量%以
下、好ましくは25重量%以下にする必要がある。な
お、CaO安定化ジルコニア原料とバデライト原料の合
計量は好ましくは65〜90重量%の範囲とする必要が
ある。
【0027】また、黒鉛原料の配合量は10〜35重量
%、好ましくは10〜30重量%の範囲内である。黒鉛
原料の配合量が10重量%未満では、れんが組織が不良
となるために好ましくなく、また、35重量%を超える
と必然的にCaO安定化ジルコニア原料の配合量が低下
して耐食性に問題を生ずるために好ましくない。なお、
黒鉛原料としては鱗状黒鉛、土状黒鉛、人造黒鉛等を使
用することができる。
%、好ましくは10〜30重量%の範囲内である。黒鉛
原料の配合量が10重量%未満では、れんが組織が不良
となるために好ましくなく、また、35重量%を超える
と必然的にCaO安定化ジルコニア原料の配合量が低下
して耐食性に問題を生ずるために好ましくない。なお、
黒鉛原料としては鱗状黒鉛、土状黒鉛、人造黒鉛等を使
用することができる。
【0028】浸漬ノズルのパウダーラインに配設された
ジルコニア・グラファイト材質の溶損は、ジルコニア・
グラファイト材質中の黒鉛原料の溶鋼への溶解現象にも
影響されることは衆知の事実である。そこで、本発明に
おいては、図5に示す如く上記黒鉛原料に比べ溶鋼に対
して溶解し難い非晶質カーボンを、適宜黒鉛原料の一部
または全てに代替使用し、ジルコニア・グラファイト材
質のモールドパウダーに対する耐溶損性を更に向上させ
た。なお、図5において、溶解速度指数が大きい方が溶
鋼への溶解速度が速いことを示す。
ジルコニア・グラファイト材質の溶損は、ジルコニア・
グラファイト材質中の黒鉛原料の溶鋼への溶解現象にも
影響されることは衆知の事実である。そこで、本発明に
おいては、図5に示す如く上記黒鉛原料に比べ溶鋼に対
して溶解し難い非晶質カーボンを、適宜黒鉛原料の一部
または全てに代替使用し、ジルコニア・グラファイト材
質のモールドパウダーに対する耐溶損性を更に向上させ
た。なお、図5において、溶解速度指数が大きい方が溶
鋼への溶解速度が速いことを示す。
【0029】本発明において、非晶質カーボンとしては
粉末ピッチ、カーボンブラック、石炭コークス等を使用
することができる。その配合量は1〜10重量%、好ま
しくは1〜5重量%の範囲内である。非晶質カーボンの
配合量が1重量%未満であると、その添加効果はなく、
また、10重量%を超えると耐スポール性が低下するた
めに好ましくない。なお、黒鉛原料と非晶質カーボンの
合計量は10〜35重量%の範囲内である。
粉末ピッチ、カーボンブラック、石炭コークス等を使用
することができる。その配合量は1〜10重量%、好ま
しくは1〜5重量%の範囲内である。非晶質カーボンの
配合量が1重量%未満であると、その添加効果はなく、
また、10重量%を超えると耐スポール性が低下するた
めに好ましくない。なお、黒鉛原料と非晶質カーボンの
合計量は10〜35重量%の範囲内である。
【0030】本発明の連続鋳造用浸漬ノズルは、例えば
上述のような配合を有するジルコニア・グラファイト材
質に、結合剤(例えば、フェノール樹脂、タール、ピッ
チ等)を外掛で10〜30重量%、好ましくは10〜2
0重量%程度添加、混合し、得られた練土を浸漬ノズル
のパウダーライン部に配設し、それ以外の浸漬ノズル本
体部には他の慣用の原料(例えばアルミナ・グラファイ
ト材質、アルミナ・シリカ・グラファイト材質等)に結
合剤(例えばフェノール樹脂、タール、ピッチ等)を外掛
で10〜30重量%、好ましくは10〜20重量%程度
添加、混練し、得られた練土を配設し、アイソスタティ
ックプレスにより同一成形し、得られた成形体を乾燥
後、還元雰囲気で1000℃以上、好ましくは1000
〜1200℃程度の温度にて焼成することにより製造す
ることができる。
上述のような配合を有するジルコニア・グラファイト材
質に、結合剤(例えば、フェノール樹脂、タール、ピッ
チ等)を外掛で10〜30重量%、好ましくは10〜2
0重量%程度添加、混合し、得られた練土を浸漬ノズル
のパウダーライン部に配設し、それ以外の浸漬ノズル本
体部には他の慣用の原料(例えばアルミナ・グラファイ
ト材質、アルミナ・シリカ・グラファイト材質等)に結
合剤(例えばフェノール樹脂、タール、ピッチ等)を外掛
で10〜30重量%、好ましくは10〜20重量%程度
添加、混練し、得られた練土を配設し、アイソスタティ
ックプレスにより同一成形し、得られた成形体を乾燥
後、還元雰囲気で1000℃以上、好ましくは1000
〜1200℃程度の温度にて焼成することにより製造す
ることができる。
【0031】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明の連
続鋳造用浸漬ノズルを更に説明する。 実施例1 以下の表4に示す配合割合を有するジルコニア・グラフ
ァイト材質にフェノール樹脂を外掛で15重量%添加、
混練し、得られた練土を図6に示すように形状及び寸法
(図6中の数値単位は全てmmである)を有する連続鋳造
用浸漬ノズルのパウダーライン部へ配設し、それ以外の
部分にはアルミナ45重量%、シリカ25重量%、グラ
ファイト30重量%よりなる慣用の原料にフェノール樹
脂を外掛で15重量%添加、混練して得られた練土を配
設し、アイソスタティックプレスにより同一成形し、得
られた成形体を150℃で10時間乾燥後、還元雰囲気
中1000℃で5時間焼成することにより浸漬ノズルを
製造した。得られた本発明品及び比較品の連続鋳造用浸
漬ノズルについて、実機テストを以下の条件で行って得
られた結果を耐溶損性指数として表4に併記する: 鋼種:低炭アルミキルド鋼 鋳造速度:1.8m/分 鋳造時間:200〜300分 モールドパウダー組成:CaO/SiO2重量比=0.9
0(CaO+SiO2=60重量%、F10重量%、Na
2O15重量%) なお、耐溶損性指数は比較品1の溶損量を100として
溶損量を指数で示したものであり、数値が小さい方が溶
損が少なく良好であることを示す。
続鋳造用浸漬ノズルを更に説明する。 実施例1 以下の表4に示す配合割合を有するジルコニア・グラフ
ァイト材質にフェノール樹脂を外掛で15重量%添加、
混練し、得られた練土を図6に示すように形状及び寸法
(図6中の数値単位は全てmmである)を有する連続鋳造
用浸漬ノズルのパウダーライン部へ配設し、それ以外の
部分にはアルミナ45重量%、シリカ25重量%、グラ
ファイト30重量%よりなる慣用の原料にフェノール樹
脂を外掛で15重量%添加、混練して得られた練土を配
設し、アイソスタティックプレスにより同一成形し、得
られた成形体を150℃で10時間乾燥後、還元雰囲気
中1000℃で5時間焼成することにより浸漬ノズルを
製造した。得られた本発明品及び比較品の連続鋳造用浸
漬ノズルについて、実機テストを以下の条件で行って得
られた結果を耐溶損性指数として表4に併記する: 鋼種:低炭アルミキルド鋼 鋳造速度:1.8m/分 鋳造時間:200〜300分 モールドパウダー組成:CaO/SiO2重量比=0.9
0(CaO+SiO2=60重量%、F10重量%、Na
2O15重量%) なお、耐溶損性指数は比較品1の溶損量を100として
溶損量を指数で示したものであり、数値が小さい方が溶
損が少なく良好であることを示す。
【0032】
【表4】
【0033】表4中、CaO安定化ジルコニアクリンカ
ーAのシリカ含量は0.25重量%であり、CaO安定
化ジルコニアクリンカーBのシリカ含量は0.21重量
%であり、CaO安定化ジルコニアクリンカーCのシリ
カ含量は0.34重量%である。また、非晶質カーボン
としては粉末ピッチを使用した。
ーAのシリカ含量は0.25重量%であり、CaO安定
化ジルコニアクリンカーBのシリカ含量は0.21重量
%であり、CaO安定化ジルコニアクリンカーCのシリ
カ含量は0.34重量%である。また、非晶質カーボン
としては粉末ピッチを使用した。
【0034】実施例2 以下の表5に示す配合割合を有するジルコニア・グラフ
ァイト材質にフェノール樹脂を外掛で15重量%添加、
混練し、得られた練土を図6に示すように形状及び寸法
を有する連続鋳造用浸漬ノズルのパウダーライン部へ配
設し、それ以外の部分にはアルミナ45重量%、シリカ
25重量%、グラファイト30重量%よりなる慣用の原
料にフェノール樹脂を外掛で15重量%添加、混練して
得られた練土を配設し、アイソスタティックプレスによ
り同一成形し、得られた成形体を150℃で10時間乾
燥後、還元雰囲気中1000℃で5時間焼成することに
より浸漬ノズルを製造した。得られた本発明品及び比較
品の連続鋳造用浸漬ノズルについて、実機テストを以下
の条件で行って得られた結果を耐溶損性指数として表5
に併記する: 鋼種:低炭アルミキルド鋼 鋳造速度:1.3m/分 鋳造時間:150〜250分 モールドパウダー組成:CaO/SiO2重量比=0.8
8(CaO+SiO2=65重量%、F7重量%、Na2
O10重量%) なお、耐溶損性指数は比較品1の溶損量を100として
溶損量を指数で示したものであり、数値が小さい方が溶
損が少なく良好であることを示す。
ァイト材質にフェノール樹脂を外掛で15重量%添加、
混練し、得られた練土を図6に示すように形状及び寸法
を有する連続鋳造用浸漬ノズルのパウダーライン部へ配
設し、それ以外の部分にはアルミナ45重量%、シリカ
25重量%、グラファイト30重量%よりなる慣用の原
料にフェノール樹脂を外掛で15重量%添加、混練して
得られた練土を配設し、アイソスタティックプレスによ
り同一成形し、得られた成形体を150℃で10時間乾
燥後、還元雰囲気中1000℃で5時間焼成することに
より浸漬ノズルを製造した。得られた本発明品及び比較
品の連続鋳造用浸漬ノズルについて、実機テストを以下
の条件で行って得られた結果を耐溶損性指数として表5
に併記する: 鋼種:低炭アルミキルド鋼 鋳造速度:1.3m/分 鋳造時間:150〜250分 モールドパウダー組成:CaO/SiO2重量比=0.8
8(CaO+SiO2=65重量%、F7重量%、Na2
O10重量%) なお、耐溶損性指数は比較品1の溶損量を100として
溶損量を指数で示したものであり、数値が小さい方が溶
損が少なく良好であることを示す。
【0035】
【表5】
【0036】なお、非晶質カーボンとしては粉末ピッチ
を使用した。
を使用した。
【0037】上述の実施例1及び2においては、図6に
示す寸法及び形状を有する浸漬ノズルについて説明した
が、浸漬ノズルの寸法及び形状は実機毎に全て異なるこ
とは当業者において衆知であり、本発明は図6に示す寸
法及び形状に限定されるものではないことは勿論であ
る。
示す寸法及び形状を有する浸漬ノズルについて説明した
が、浸漬ノズルの寸法及び形状は実機毎に全て異なるこ
とは当業者において衆知であり、本発明は図6に示す寸
法及び形状に限定されるものではないことは勿論であ
る。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、連続鋳造用浸漬ノズル
のパウダーラインにモールドパウダーに対する耐食性ジ
ルコニア・グラファイト材質を配設したので、実機使用
中の浸漬ノズルの耐溶損性を高めることができる。
のパウダーラインにモールドパウダーに対する耐食性ジ
ルコニア・グラファイト材質を配設したので、実機使用
中の浸漬ノズルの耐溶損性を高めることができる。
【図1】各種CaO安定化ジルコニアクリンカーをモー
ルドパウダーと反応させた時のCaO安定化ジルコニア
クリンカーの安定化率(%)の変化を示すグラフである。
ルドパウダーと反応させた時のCaO安定化ジルコニア
クリンカーの安定化率(%)の変化を示すグラフである。
【図2】従来の浸漬ノズルの断面図である。
【図3】モールドパウダーの塩基度のジルコニア粒の溶
解に及ぼす影響を示すグラフである。
解に及ぼす影響を示すグラフである。
【図4】モールドパウダーの塩基度のジルコニア粒の分
解(脱安定化)に及ぼす影響を示すグラフであるる
解(脱安定化)に及ぼす影響を示すグラフであるる
【図5】各種カーボン原料の溶鋼への溶解速度の比較を
示す図である。
示す図である。
【図6】実施例における本発明品及び比較品の形状及び
寸法を示す図である。
寸法を示す図である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−143065(JP,A) 特開 昭60−118669(JP,A) 特開 平6−32652(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B22D 11/10 330 B22D 41/54 C04B 35/42 - 35/49
Claims (2)
- 【請求項1】 シリカ含量が0.30重量%以下である
CaO安定化ジルコニア原料50重量%以上90重量%
未満、バデライト原料30重量%以下、ただしCaO安
定化ジルコニア原料とバデライト原料の合計量65〜9
0重量%、及び黒鉛原料10〜35重量%含有してなる
ジルコニア・グラファイト材料を、連続鋳造用浸漬ノズ
ルの溶融モールドパウダーと接触する部位に配設するこ
とを特徴とする連続鋳造用浸漬ノズル。 - 【請求項2】 ジルコニア・グラファイト材料が非晶質
カーボンを1〜10重量%含有してなり、かつ黒鉛原料
と非晶質カーボンの合計量が10〜35重量%である請
求項1記載の連続鋳造用浸漬ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6130483A JP2760751B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 連続鋳造用浸漬ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6130483A JP2760751B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 連続鋳造用浸漬ノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH081293A JPH081293A (ja) | 1996-01-09 |
JP2760751B2 true JP2760751B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=15035339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6130483A Expired - Fee Related JP2760751B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 連続鋳造用浸漬ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2760751B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009221031A (ja) | 2008-03-13 | 2009-10-01 | Kurosaki Harima Corp | ジルコニア−炭素含有耐火物及びその製造方法 |
JP5315868B2 (ja) * | 2008-09-08 | 2013-10-16 | Jfeスチール株式会社 | 鋼の連続鋳造方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3341524A1 (de) * | 1983-11-17 | 1985-05-30 | Didier-Werke Ag, 6200 Wiesbaden | Feuerfester formkoerper aus teilstabilisiertem zirkoniumdioxid |
JPS6121968A (ja) * | 1984-07-10 | 1986-01-30 | 東芝セラミツクス株式会社 | ジルコニア質耐火物の製造法 |
JPH0437452A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-07 | Nippon Steel Corp | 広幅薄肉スラブ鋳造用ノズル |
JPH04143065A (ja) * | 1990-10-04 | 1992-05-18 | Kurosaki Refract Co Ltd | 高耐用性鋳造ノズル |
JPH0632652A (ja) * | 1992-07-15 | 1994-02-08 | Nippon Steel Corp | スライディングノズル用プレート耐火物 |
-
1994
- 1994-06-13 JP JP6130483A patent/JP2760751B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH081293A (ja) | 1996-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4681456B2 (ja) | 低カーボン質マグネシアカーボンれんが | |
WO1999038818A1 (fr) | Matiere refractaire de type alumine-magnesie-graphite | |
JPS6411590B2 (ja) | ||
JP4132212B2 (ja) | 耐食性に優れるジルコニア−黒鉛質耐火物及びそれを用いた連続鋳造用ノズル | |
JP2760751B2 (ja) | 連続鋳造用浸漬ノズル | |
JPH0421627B2 (ja) | ||
JP5818037B2 (ja) | 連続鋳造用浸漬ノズル | |
JP3363330B2 (ja) | 鋳造用耐火物、連続鋳造用ノズル及びその製造方法 | |
JP2649618B2 (ja) | 連続鋳造用浸漬ノズル | |
JP4960574B2 (ja) | 連続鋳造用ノズルに用いられるアルミナ付着を防止する耐火物 | |
JPH0737343B2 (ja) | 溶銑予備処理容器用不定形耐火物 | |
JPH0428462A (ja) | 連続鋳造用浸漬ノズルの製造方法 | |
JP2937450B2 (ja) | 連続鋳造用浸漬ノズル | |
JP2683217B2 (ja) | 溶鋼鋳造用ノズル | |
JPS608988B2 (ja) | 鋳造用浸漬ノズル組成物 | |
JP3579231B2 (ja) | 窒化硼素含有ジルコニア・黒鉛質耐火物 | |
JPH0925160A (ja) | 炭素含有耐火物の製造方法 | |
JPH0437466A (ja) | 不焼成スライディングノズルプレートれんが | |
JP3159432B2 (ja) | 耐熱衝撃性に優れるジルコニア−黒鉛質耐火物 | |
JPS6060978A (ja) | 連続鋳造用ノズル組成物 | |
JP6464831B2 (ja) | 連続鋳造用浸漬ノズル及び鋼の連続鋳造方法 | |
JP2567553B2 (ja) | 連続鋳造用ノズル | |
JPH05269560A (ja) | 鋼の連続鋳造用鋳型添加剤及び連続鋳造方法 | |
JP2004066251A (ja) | 鋼の連続鋳造耐火部材用耐火物、および、該耐火物を用いた鋼の連続鋳造用ノズル | |
JP2719278B2 (ja) | 連続鋳造用ファインノズル耐火物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |