JP2757755B2 - メモリアドレス空間拡張装置 - Google Patents

メモリアドレス空間拡張装置

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JP2757755B2
JP2757755B2 JP5296024A JP29602493A JP2757755B2 JP 2757755 B2 JP2757755 B2 JP 2757755B2 JP 5296024 A JP5296024 A JP 5296024A JP 29602493 A JP29602493 A JP 29602493A JP 2757755 B2 JP2757755 B2 JP 2757755B2
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吉宏 甲田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメモリアドレス空間拡張
装置に係り、特にメモリ中の各タスクのプログラム領域
と各タスク単位で用いられるデータ領域の各アドレス空
間を拡張するメモリアドレス空間拡張装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、メモリ中の各タスクのプログラム
領域と各タスク単位で用いられるデータ領域の各アドレ
ス空間拡張装置においては、タスク切り換えが生じたと
きにつぎに実行されるタスクのアドレス情報等の実行環
境がレジスタバンクの中に設定されていれば、これに該
当する内容をメモリの拡張アドレスとして出力してメモ
リをアクセスするようにしている。また、つぎに実行さ
れるタスクの実行環境がレジスタバンクに設定されてい
なければ、任意のレジスタバンクの内容が新たに切り換
えられるタスクの実行環境に書き換えられ、この書き換
え内容に応じた拡張アドレスによりメモリがアクセスさ
れるようになっている。なお、この種拡張記憶装置のア
ドレス変換方式に関する従来技術として、例えば、特開
平1−206442号公報等に記載された技術が知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のアドレス空
間拡張装置では、タスクの切り換えの際に該当するタス
クの実行環境がレジスタバンクに未設定の場合は、任意
のレジスタバンクの内容を新たに切り換えられるタスク
の実行環境に書き換えた設定するようにしているため、
例えば、この書き換え直後にこの書き換えにより消去さ
れたタスクが再び起動されてその実行環境に切り換える
ような場合には、再度レジスタバンクの書き換えを行わ
なければならず、したがって、タスクの切り換えの際に
レジスタバンクの書き換えが頻繁に生じて、全体として
タスクの切り換えに時間がかかるという問題があった。
本発明はかかる問題を解決するためになされたもので、
タスク切り換えの際に短時間でタスクの切り換えを行う
ことができるメモリアドレス空間拡張装置を得ることを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリアドレス
空間拡張装置はCPUの物理アドレスをこの物理アド
レスより広いアドレス空間を有する拡張アドレスに変換
してメモリへ出力するメモリ管理ユニットが、拡張アド
レスの上位アドレスを示す拡張装置アドレスを格納する
複数のページレジスタを上記物理アドレスの上位アドレ
スを示す物理装置アドレスの数だけ組み合わせて構成し
た複数のレジスタバンクと、現在実行中のタスクのID
を格納するタスクIDレジスタと、上記複数のレジスタ
バンクのそれぞれに対応した複数のバンク番号をタスク
単位で管理するレジスタバンク選択テーブルを有し、上
記タスクIDレジスタに格納されたタスクIDと上記レ
ジスタバンク選択テーブルに基づいて上記複数のレジス
タバンクの中から上記タスクIDに対応した1つのレジ
スタバンクを選択すると共に、タスク切り換えの際に上
記現在実行中のタスクから起動されることのあるタスク
の実行環境に書き換えるレジスタバンクを撰択するレジ
スタバング撰択ユニットとを備え、上記レジスタバンク
選択ユニットが、CPUの空き時間に各タスクと上記各
タスクから起動される他のタスクとの関係を示すタスク
関係テーブルを参照し、上記現在実行中のタスクから起
動されることのあるタスクの実行環境をレジスタバンク
設定する第1の設定手段と、切り換えられるタスクの
タスクIDが上記レジスタバンク選択テーブル中に存在
しない場合には一定時間内の切り換え毎に計数される選
択回数の最も少ないタスクに対応するバンク番号に対応
したレジスタバンクを書き換え対象として撰択し、書き
換え対象となる上記レジスタバンクのページレジスタに
上記切り換えられるタスクの実行環境を設定する第2の
設定手段とを備えたものである。また、上記第2の設定
手段は、上記タスタ切り換え毎に計数される選択回数を
最も少ないタスクが複数ある場合には、アクセス後時間
が最も経過しているタスクに対応するバンク番号より選
択されたレジスタバンクのページレジスタに上記切り換
えられるタスクの実行環境を設定するものである。
た、メモリ管理ユニット(3)は、CPU(1)から物
理アドレス(b)を入力して上位アドレスを示す物理装
置アドレス(h)をレジスタバンク(11)に送るCP
Uアドレス部(13)と、ページレジスタ(10)に格
納された拡張装置アドレス(g)を入力するとともにC
PUアドレス部から下位アドレス(i)を入力し拡張ア
ドレス(c)を上記メモリに出力するメモリアドレス部
とを備えたものである
【0005】
【作用】本発明においては、CPUの空き時間を利用し
てレジスタバンク選択テーブルを検索し、現在実行され
ているタスクから起動されたことのあるタスクのタスク
IDが存在しない場合、タスクの切り換え毎に計数され
る起動回数の多いタスクから順番に実行環境がレジスタ
バンクに設定される。また、切り換えられるタスクのタ
スクIDがレジスタバンク選択テーブル中に存在しない
場合には、一定時間内のタスクの切り換え毎に計数され
る選択回数の最も少ないタスクに対応するバンク番号が
バンク番号レジスタに設定されてページレジスタの選択
が行われ、選択されたページレジスタに対し切り換えら
れるタスクの実行環境が設定される。この結果、タスク
の実行環境の書き換えの頻度が減少し、タスクの切り換
え時間が短くなる。
【0006】
【実施例】つぎに、本発明について図面を参照して説明
する。図1は本発明によるメモリアドレス空間拡張装置
の一実施例を示すブロック図である。この図1におい
て、1は物理アドレスを有するCPU、2はこの物理ア
ドレスより広いアドレス空間である拡張アドレスを有す
るメモリ、3は物理アドレスを拡張アドレスに変換する
メモリ管理ユニットである。4はCPU1からタスクI
Ddを入力とし、タスクの切り換えの際に書き換え対象
となるレジスタバンクを選択するレジスタバンク選択ユ
ニットで、このレジスタバンク選択ユニットは、CPU
1の空き時間に現在実行中のタスクから起動されること
のあるタスクの実行環境を設定する設定手段と、切り換
えられるタスクのバンク番号がテーブル中に存在しない
場合は切り換え毎に計数される選択回数の最も少ないタ
スクに対応するバンク番号をバンク番号レジスタに設定
しこの設定により選択されたページレジスタに切り換え
られるタスクの実行環境を設定する設定手段を備えてい
る。5はCPU1から物理アドレスbを入力するととも
にレジスタバンク選択ユニット4からバンク番号eを入
力し、拡張アドレスcをメモリ2に送出するアドレス演
算ユニットである。aはCPU1とメモリ2との間で授
受されるデータである。
【0007】図2は、CPU1から出力される物理アド
レスをメモリ2のアクセスを行うメモリアドレスに変換
する場合のメモリ管理ユニット3の動作状況を示す図で
あり、図中のメモリ管理ユニット3はレジスタバンクメ
モリ中の複数のレジスタバンクから1つを選択するレジ
スタバンク選択ユニット4とCPU1から出力される物
理アドレスbを拡張アドレスcに変換するアドレス演算
ユニット5から構成されている。そして、このレジスタ
バンク選択ユニット4には、複数のタスクのIDに対応
して各バンク番号、選択回数および選択時間が対に記憶
されているレジスタバンク選択テーブル40と、現在実
行中のタスクのタスクIDdが格納されているタスクI
Dレジスタ6が設けられている。また、アドレス演算ユ
ニット5には、ページレジスタ10が複数設けられてい
るレジスタバンク11を複数記憶するレジスタバンクメ
モリ12が設けられている。13はCPUアドレス部、
14はメモリアドレス部である。
【0008】ここで、ページレジスタ10は拡張アドレ
スの上位アドレスを示す拡張装置アドレスgを格納する
複数のページレジスタであり、レジスタバンク11は物
理アドレスの上位アドレスを示す物理装置アドレスhの
数だけの前記ページレジスタ10を組み合わせて構成し
た複数のレジスタバンク、レジスタバンク選択テーブル
40はこの複数のレジスタバンク11の中から1つのレ
ジスタバンクを選択し、複数のバンク番号をタスク単位
で管理するテーブルである。fはバンク番号を示し、i
はCPUアドレス部13からメモリアドレス部14に送
出される下位アドレスを示す。
【0009】図3はメモリアドレス空間拡張装置におい
てタスク切り換えの際のアドレスの設定状況を示す説明
図である。この図3において、19はページレジスタデ
ータテーブル、20はタスク関係テーブル、21はタス
ク管理プログラム、22はレジスタバンクである。jは
ページレジスタデータテーブル19からレジスタバンク
22に送出されるページレジスタデータを示す。
【0010】つぎに図1と図2および図3を用いて実施
例装置の動作を説明する。まず、現在実行中のタスクに
おいて、入出力処理等のためにCPUの空き時間がある
場合、この時間を利用してタスク関係テーブル20を検
索し、起動回数が最も多いタスクから順番に、タスクI
Dがレジスタバンク選択テーブル40内に存在するか否
かを検出し、一致するタスクが存在しなければ、レジス
タバンク11を書き換える。このとき、タスク関係テー
ブル20により現在実行中のタスクから起動されたこと
がないタスクの実行環境が設定されているレジスタバン
クを書き換え対象として選択する。起動されたことがな
いタスクが存在しない場合には、起動回数が最も少ない
タスクの実行環境が設定されているレジスタバンクを書
き換え対象として選択する。
【0011】つぎに、タスク切り換え発生時に次に実行
されるタスクの実行環境がレジスタバンクに設定されて
いない場合の動作について説明する。まず、CPU1に
よりタスク管理プログラムが実行され、このタスク管理
プログラムの実行により次に実行されるタスクがディス
パッチされる場合、CPU1はメモリ管理ユニット3に
対して該当タスクのタスクIDを送出し、タスクIDレ
ジスタ6を書き換える。この場合メモリ管理ユニット3
は、ディスパッチされるタスクのタスクIDに一致する
ものがレジスタバンク選択テーブル40内に存在するか
否かを検出する。つぎに、アドレス演算ユニット5はこ
のときのCPU1からの物理アドレスbをCPUアドレ
ス部13に設定しその上位アドレスである物理装置アド
レスhを生成して、生成された物理装置アドレスhをレ
ジスタバンクメモリの下位アドレスiとする。この設定
されたレジスタバンクアドレス中の上位アドレスにより
レジスタバンク11の何れかはレジスタバンク中の下位
アドレスにより選択される。そして選択されたページレ
ジスタのデータを上位アドレスとし、CPU1の物理ア
ドレスの下位アドレスを下位アドレスとするメモリアド
レスが生成されてメモリアドレス部14に設定され、こ
のメモリアドレスによりメモリ2がアクセスされること
になる。したがって、上記ページレジスタデータの値を
CPU1からの物理アドレスの上位アドレス値より大き
く設定すれば、メモリ2の拡張アドレスとして用いるこ
とができる。
【0012】つぎに、ディスパッチ、すなわち、切り換
えられるタスクのタスクIDに一致するものがレジスタ
バンク選択テーブル40内に存在しない場合には、この
レジスタバンク選択テーブル40内の各タスクIDに対
応して設けられ一定時間内にタスクの切り換え毎に計数
される選択回数および各タスクの切り換え後に計数され
る選択回数をそれぞれ検出し、選択回数が最も少なくか
選択されていない時間が最も長いバンク番号を選んで
これに対応するページレジスタ10を選択すると共に、
選択されたページレジスタ10に対し切り換えられるタ
スクのアドレス情報等のタスク実行環境を設定する。図
3は、ページレジスタに対しアドレス情報等のデータを
設定する場合の設定状況を示す図であり、ページレジス
タデータテーブル19は、レジスタバンク選択ユニット
4内に設けられている。ここで、このページレジスタデ
ータテーブル19には、切り換えられる各タスクのタス
クIDに対応してアドレス情報等の各ページレジスタデ
ータが設けられ、タスクを切り換える際にこのタスクI
Dに対応するページレジスタデータが選択されたページ
レジスタ10に設定される。
【0013】図4は本発明の実施例の動作説明に供する
フローチャートで、切り換えられるタスクのタスクID
に一致するものがレジスタバンク選択テーブル40内に
存在しない場合のメモリ管理ユニット3の動作を示すフ
ローチャートであり、このフローチャートに基づいてメ
モリ管理ユニット3の動作を詳細に説明する。いま、ス
テップ101においてタスクの切り換えが発生すると、
ステップ102においてレジスタバンク選択テーブル4
0の中から該当するタスクのタスクIDを検索する。こ
の場合、該当タスクIDが存在しなければ、ステップ1
03でレジスタバンク選択テーブル40内の各タスクに
対応する各選択回数を検索し、一定時間内に選択回数の
最も少ないバンク番号を選択する。そして、選択回数の
最も少ないバンク番号が複数存在するか否かをステップ
104で判断し、この場合複数のバンク番号が存在して
いなければステップ106へ移行する。一方、複数存在
していればステップ105でこれらの中から最も選択さ
れていない時間の長いバンク番号を選択してステップ1
06へ移行する。すなわち、選択回数の最も少ないバン
ク番号が複数存在していれば、これらの中で直前にアク
セスされたタスク番号は除外され、アクセス後に最も時
間の経過しているものを選択する。
【0014】ステップ106では、選択されたバンク番
号および物理装置アドレスによりレジスタバンク内のペ
ージレジスタを選択するとともに、選択されたページレ
ジスタに対しページレジスタデータテーブル19内の該
当タスクに対応するページレジスタデータを書き込む。
そして、ステップ107において、ページレジスタテー
ブル19内の該当タスクのタスクIDをレジスタバンク
選択テーブル40内のバンク番号に対応するタスクID
として設定するとともに選択回数を1つ増加させる等の
更新処理を実行する。その後、ステップ108でバンク
番号をアドレス演算ユニット5におけるバンク番号レジ
スタに書き込むことにより、該当のページレジスタのデ
ータが上位アドレスとしてメモリ2に出力されるととも
に、このときメモリ2の下位アドレスとしてCPU1の
下位アドレスが出力されることからメモリ2に対するア
クセスが行われ、切り換えられたタスクが始動する。
【0015】このように、切り換えられるタスクのタス
クIDに該当するものがレジスタバンク選択テーブル4
0内に存在しない場合には、頻繁にアクセスされないタ
スクのバンク番号を選んでこれに対応するページレジス
タ10を選択するとともに、選択されたページレジスタ
10に対し切り換えられるタスクのタスク実行環境を設
定するようにしたものである。この結果、任意のレジス
タバンクの書き換えの直後にこの書き換えにより消去さ
れたタスクが再び起動されて、その実行環境に切り換え
るような場合、再度のレジスタバンクの書き換えが阻止
され、したがって書き換え頻度が減少してタスク切り換
えの際の切り換え時間が短縮される。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、CPUの
空き時間を利用して現在実行中のタスクが起動する回数
の多いタスクから順番にタスクの実行環境をレジスタバ
ンクに設定し、また、切り換えられるタスクのバンク番
号がレジスタバンク選択ユニットのテーブル中に存在し
ない場合には、一定時間内のタスクの切り換え毎に計数
される選択回数の最も少ないタスクに対応するバンク番
号をバンク番号レジスタに設定してページレジスタの選
択を行い、選択されたページレジスタに対し切り換えら
れるタスクの実行環境を設定するようにしたので、タス
クの実行環境の書き換えの頻度が減少し、タスクの切り
換え時間を短縮することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるメモリアドレス空間拡張装置の一
実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の動作説明に供するタスク切り換えの際の
アドレスの出力状況を示す説明図である。
【図3】図1の動作説明に供するタスク切り換えの際の
アドレスの設定状況を示す説明図である。
【図4】図1の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 CPU 2 メモリ 3 メモリ管理ユニット 4 レジスタバンク選択ユニット 5 アドレス演算ユニット 6 タスクIDレジスタ 10 ページレジスタ 11 レジスタバンク 40 レジスタバンク選択テーブル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−127979(JP,A) 特開 平2−129724(JP,A) 特開 昭64−36332(JP,A) 特開 昭54−108539(JP,A) 特開 平4−205636(JP,A) 特開 平4−85641(JP,A) 特開 平3−192446(JP,A) 特開 平3−73041(JP,A) 特公 平7−56638(JP,B2) 萩原宏(外2名)著、「現代オペレー ティングシステムの基礎」、オーム社 (1988年初版)、P.140−141及び144 −146 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 12/02 G06F 12/10 G06F 12/12 G06F 9/46

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物理アドレスを有するCPUと前記物理
    アドレスより広いアドレス空間である拡張アドレスを有
    するメモリと前記物理アドレスを前記拡張アドレスに変
    換するメモリ管理ユニットとを備えたメモリアドレス空
    間拡張装置において、前記メモリ管理ユニットは、 前記拡張アドレスの上位アドレスを示す拡張装置アドレ
    スを格納する複数のページレジスタを前記物理アドレス
    の上位アドレスを示す物理装置アドレスの数だけ組み合
    わせて構成した複数のレジスタバンクと、現在実行中のタスクのIDを格納するタスクIDレジス
    タと、 前記複数のレジスタバンクのそれぞれに対応した複数の
    バンク番号をタスク単位で管理するレジスタバンク選択
    テーブルを有し、前記タスクIDレジスタに格納された
    タスクIDと前記レジスタバンク選択テーブルに基づい
    て前記複数のレジスタバンクの中から前記タスクIDに
    対応した1つのレジスタバンクを選択すると共に、タス
    ク切り換えの際に前記現在実行中のタスクから起動され
    ることのあるタスクの実行環境に書き換えるレジスタバ
    ンクを選択する レジスタバンク選択ユニットとを備え、 前記レジスタバンク選択ユニットは、 前記CPUの空き時間に各タスクと前記各タスクから起
    動される他のタスクとの関係を示すタスク関係テーブル
    を参照し、前記現在実行中のタスクから起動されること
    のあるタスクの実行環境をレジスタバンクに設定する第
    1の設定手段と、 切り換えられるタスクのタスクIDが前記レジスタバン
    ク撰択テーブル中に存在しない場合は、一定時間内に
    り換え毎に計数される選択回数の最も少ないタスクに対
    応するバンク番号に対応したレジスタバンクを書き換え
    対象として選択し、書き換え対象となる前記レジスタバ
    ンクのページレジスタに前記切り換えられるタスクの実
    行環境を設定する第2の設定手段とを備えたことを特徴
    とするメモリアドレス空間拡張装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第2の設定手段は、 前記タスク切り換え毎に計数される選択回数を最も少な
    いタスクが複数ある場合には、アクセス後に最も時間が
    経渦しているタスクに対応するバンク番号より撰択され
    たレジスタバンクのページレジスタに前記切り換えられ
    るタスクの実行環境を設定することを特徴とするメモリ
    アドレス空間拡張装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 前記メモリ管理ユニットは、 CPUから物理アドレスを入力して上位アドレスを示す
    物理装置アドレスをレジスタバンクに送るCPUアドレ
    ス部と、 前記ページレジスタに格納された拡張装置アドレスを入
    力するとともにCPUアドレス部から下位アドレスを入
    力し拡張アドレスを前記メモリに出力するメモリアドレ
    ス部とを備えたことを特徴とするメモリアドレス空間拡
    張装置。
JP5296024A 1993-11-02 1993-11-02 メモリアドレス空間拡張装置 Expired - Lifetime JP2757755B2 (ja)

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JPH07129463A JPH07129463A (ja) 1995-05-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54108539A (en) * 1978-02-15 1979-08-25 Hitachi Ltd Virtual memory control system of information processor
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Title
萩原宏(外2名)著、「現代オペレーティングシステムの基礎」、オーム社 (1988年初版)、P.140−141及び144−146

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