JP2757067B2 - 錫、鉛または錫―鉛合金めっき浴 - Google Patents
錫、鉛または錫―鉛合金めっき浴Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、錫、鉛または錫−鉛合金めっき浴に関し、
さらに詳しくは広い電流密度域において良好なめっき皮
膜を均一な膜厚で得ることができる錫、鉛または錫−鉛
合金めっき浴に関する。
さらに詳しくは広い電流密度域において良好なめっき皮
膜を均一な膜厚で得ることができる錫、鉛または錫−鉛
合金めっき浴に関する。
[従来の技術] 錫、鉛または錫−鉛合金めっきは、耐食性、半田付け
性が良好なため、弱電部品やリードフレーム等に代表さ
れる電子工業用部品等の工業用めっきとして広く利用さ
れている。このような錫、鉛または錫−鉛合金めっきに
使用されるめっき浴としては、主にホウフッ化浴等が用
いられてきたが、近年、公害防止等の観点から有機酸浴
が開発され、実用化されているものもある。錫、鉛また
は錫−鉛合金めっきでは一般に、添加剤を使用しない
と、樹脂状、粉末状めっきとなり、実用的なめっきは得
られない。一般的にホウフッ化浴の添加剤としてはゼラ
チン、にかわ、ペプトン、β−ナフトール等の有機添加
剤が知られている。また、有機酸浴の添加剤としては、
チオ尿素化合物等または非イオン性界面活性剤や陽イオ
ン性界面活性剤を添加剤として添加しためっき液等が知
られている。
性が良好なため、弱電部品やリードフレーム等に代表さ
れる電子工業用部品等の工業用めっきとして広く利用さ
れている。このような錫、鉛または錫−鉛合金めっきに
使用されるめっき浴としては、主にホウフッ化浴等が用
いられてきたが、近年、公害防止等の観点から有機酸浴
が開発され、実用化されているものもある。錫、鉛また
は錫−鉛合金めっきでは一般に、添加剤を使用しない
と、樹脂状、粉末状めっきとなり、実用的なめっきは得
られない。一般的にホウフッ化浴の添加剤としてはゼラ
チン、にかわ、ペプトン、β−ナフトール等の有機添加
剤が知られている。また、有機酸浴の添加剤としては、
チオ尿素化合物等または非イオン性界面活性剤や陽イオ
ン性界面活性剤を添加剤として添加しためっき液等が知
られている。
[発明が解決しようとする課題] 上記用途における錫、鉛または錫−鉛合金めっき浴に
対する一般的な要求としては、析出する結晶が微細で外
観が均一であること、均一な膜厚が得られること、部品
の凹部にも確実にめっきがつきまわること、めっき皮膜
のハンダ付け性が良好であること、電着皮膜の炭素吸蔵
量が少ないこと、電流効率が良く高速でめっきができる
ことなどがあり、特に、錫−鉛合金めっきに対する要求
としては、上記の外に、より高電流密度域においても良
好なめっきが可能であること、また、得られた錫−鉛合
金めっき皮膜中の析出比率が一定であること等である。
対する一般的な要求としては、析出する結晶が微細で外
観が均一であること、均一な膜厚が得られること、部品
の凹部にも確実にめっきがつきまわること、めっき皮膜
のハンダ付け性が良好であること、電着皮膜の炭素吸蔵
量が少ないこと、電流効率が良く高速でめっきができる
ことなどがあり、特に、錫−鉛合金めっきに対する要求
としては、上記の外に、より高電流密度域においても良
好なめっきが可能であること、また、得られた錫−鉛合
金めっき皮膜中の析出比率が一定であること等である。
しかしながら、前記した従来技術のめっき浴において
は、いずれも実際の使用電流度は、0.5〜5.0A/dm2程度
であり、めっき条件をある電流密度に設定しても、めっ
きが施される素材の各表面部位における局所的に見た電
流密度は必ずしも同一ではなく、めっきを施す面積の大
きさや形状の複雑さ等によって不均一となり、その結
果、めっき膜厚のバラツキが大きくなる。したがって、
現状では、広い電流密度範囲(0.1〜130A/dm2)におい
ても析出速度がほぼ一定であることが求められており、
特に、錫−鉛合金めっき浴ではめっき皮膜中の析出比率
が一定であることが求められている。
は、いずれも実際の使用電流度は、0.5〜5.0A/dm2程度
であり、めっき条件をある電流密度に設定しても、めっ
きが施される素材の各表面部位における局所的に見た電
流密度は必ずしも同一ではなく、めっきを施す面積の大
きさや形状の複雑さ等によって不均一となり、その結
果、めっき膜厚のバラツキが大きくなる。したがって、
現状では、広い電流密度範囲(0.1〜130A/dm2)におい
ても析出速度がほぼ一定であることが求められており、
特に、錫−鉛合金めっき浴ではめっき皮膜中の析出比率
が一定であることが求められている。
本発明の目的は、上述のような現状に鑑み、総合的に
すぐれためっき品質を達成し得る錫、鉛または錫−鉛合
金めっき浴を提供することにある。
すぐれためっき品質を達成し得る錫、鉛または錫−鉛合
金めっき浴を提供することにある。
そして特に、本発明の目的は、高電流密度でめっきが
可能であるばかりでなく、広い電流密度範囲(0.1〜130
A/dm2)において、めっき皮膜の析出比率が一定であ
り、かつ、めっき皮膜の析出比率がほぼ一定で良好な品
質の錫−鉛合金めっき皮膜を得ることができる錫−鉛合
金めっき浴を提供することにある。
可能であるばかりでなく、広い電流密度範囲(0.1〜130
A/dm2)において、めっき皮膜の析出比率が一定であ
り、かつ、めっき皮膜の析出比率がほぼ一定で良好な品
質の錫−鉛合金めっき皮膜を得ることができる錫−鉛合
金めっき浴を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明者は、ある種のベンゾチアゾール化合物を錫、
鉛または錫−鉛合金めっき浴に添加することによって、
広い電流範囲において良好なめっき外観と良好なはんだ
付け性を有し、電着皮膜が均一な厚さでありかつ炭素吸
蔵量が少ないめっきが得られることを見出した。また、
ベンゾチアゾール化合物の添加により、電流効率が良く
なり、高速でめっきができることがわかった。本発明の
ベンゾチアゾール化合物は、任意の慣用された錫、鉛ま
たは錫−鉛合金めっき浴、例えばホウフッ化物浴、硫酸
浴、スルホン酸系浴、スルファメート系浴等のいずれに
も適用することができる。
鉛または錫−鉛合金めっき浴に添加することによって、
広い電流範囲において良好なめっき外観と良好なはんだ
付け性を有し、電着皮膜が均一な厚さでありかつ炭素吸
蔵量が少ないめっきが得られることを見出した。また、
ベンゾチアゾール化合物の添加により、電流効率が良く
なり、高速でめっきができることがわかった。本発明の
ベンゾチアゾール化合物は、任意の慣用された錫、鉛ま
たは錫−鉛合金めっき浴、例えばホウフッ化物浴、硫酸
浴、スルホン酸系浴、スルファメート系浴等のいずれに
も適用することができる。
しかして、本発明は、次の一般式(I): [式中、R1、R2、R3、R4およびR5は、それぞれ同一又は
異なっていてよく、H;−SH;−OH;OR(Rは所望により−
CO2Hにて置換されてもよいC1〜6アルキル);OH、ハ
ロゲン、−CO2H、−COCO2H、アリールまたはOC1〜6ア
ルキルで置換されていてもよいC1〜6アルキル;OH、N
H2、ハロゲンまたはOC1〜6アルキルで置換されていて
もよいアリール;SR(Rは所望により−CO2Hにて置換さ
れてもよいC1〜6アルキル); −S−アリール; −S−S−アリール;NH2; −NRR′(RおよびR′はC1〜6アルキルまたは一緒
になって環を形成してもよい);−NHCOC1〜6アルキ
ル;−NHCOアリール;−NHNH2;−NO2;ハロゲン;−CO
2H;COC1〜6アルキル;COアリール;−CONHアリール;
−CSNHアリール;−CN;−CHO;−SO3H;−SO2NH2または−
SO2NRR′(RおよびR′はC1〜6アルキルまたは一緒
になって環を形成してもよい)を意味する]にて示され
るチアゾール化合物を有効成分として含有することを特
徴とする錫、鉛または錫−鉛合金めっき浴を提供する。
異なっていてよく、H;−SH;−OH;OR(Rは所望により−
CO2Hにて置換されてもよいC1〜6アルキル);OH、ハ
ロゲン、−CO2H、−COCO2H、アリールまたはOC1〜6ア
ルキルで置換されていてもよいC1〜6アルキル;OH、N
H2、ハロゲンまたはOC1〜6アルキルで置換されていて
もよいアリール;SR(Rは所望により−CO2Hにて置換さ
れてもよいC1〜6アルキル); −S−アリール; −S−S−アリール;NH2; −NRR′(RおよびR′はC1〜6アルキルまたは一緒
になって環を形成してもよい);−NHCOC1〜6アルキ
ル;−NHCOアリール;−NHNH2;−NO2;ハロゲン;−CO
2H;COC1〜6アルキル;COアリール;−CONHアリール;
−CSNHアリール;−CN;−CHO;−SO3H;−SO2NH2または−
SO2NRR′(RおよびR′はC1〜6アルキルまたは一緒
になって環を形成してもよい)を意味する]にて示され
るチアゾール化合物を有効成分として含有することを特
徴とする錫、鉛または錫−鉛合金めっき浴を提供する。
本発明の錫、鉛または錫−鉛めっき浴に添加される式
(I)のベンゾチアゾール化合物の具体例としては、ベ
ンゾチアゾール;2−メチルベンゾチアゾール;2−(メチ
ルメルカプト)ベンゾチアゾール;2−アミノ−4−クロ
ロベンゾチアゾール;2−アミノベンゾチアゾール;2−ア
ミノ−6−メトキシベンゾチアゾール;2−アミノ−6−
エトキシベンゾチアゾール;2−アミノ−6−クロロベン
ゾチアゾール;2−アミノ−5,6−ジクロロベンゾチアゾ
ール;2−メチル−5−クロロベンゾチアゾール;2−ヒド
ロキシベンゾチアゾール;2−アミノ−6−メチルベンゾ
チアゾール;2−アミノ−6−ニトロベンゾチアゾール;4
−(2−ベンゾチアゾリルジチオ)モルホリン;2−クロ
ロベンゾチアゾール;5−クロロ−2−メチルベンゾチア
ゾール;2−シアノ−6−メトキシベンゾチアゾール;2,5
−ジメチルベンゾチアゾール;2−(2,4−ジニトロフェ
ニルチオ)ベンゾチアゾール;2−フルオロベンゾチアゾ
ール;2−ヒドラジノベンゾチアゾール;2−(モルホリノ
チオ)ベンゾチアゾール;6−ニトロ−2−メルカプトベ
ンゾチアゾール;5−ヒドロキシ−2−メチルベンゾチア
ゾール;6−クロロ−2−メチル−4−メトキシベンゾチ
アゾール;2−ビニルチオベンゾチアゾール;2−ベンゾチ
アゾールチオ酢酸;2−(n−ブチル)メルカプト−6−
アミノベンゾチアゾール;2−ジメチルアミノ−6−ニト
ロベンゾチアゾール;2−アニリノベンゾチアゾール2−
[2−(ジエチルアミノ)エチルアミノ]ベンゾチアゾ
ール;2−アセトアミノベンゾチアゾール−6−スルホン
アセトアミド;2−ベンズアミノベンゾチアゾール−6−
スルホンベンズアミド;2−ベンゾチアゾールカルボン
酸;6−メチルベンゾチアゾール−2−アルデヒド;2−ベ
ンゾイルベンゾチアゾール;2−ベンゾチアゾールオキシ
酢酸;2−ジクロロメチルベンゾチアゾール;2−(2−ヒ
ドロキシフェニル)ベンゾチアゾール;N−シクロヘキシ
ル−2−ベンゾチアゾールスルホンアミド;4−メトキシ
ベンゾチアゾール−2−スルホン酸;2−ベンゾチアゾリ
ルピルビン酸;ビス[6−ニトロベンゾチアゾール−
(2)]尿素等があげられる。
(I)のベンゾチアゾール化合物の具体例としては、ベ
ンゾチアゾール;2−メチルベンゾチアゾール;2−(メチ
ルメルカプト)ベンゾチアゾール;2−アミノ−4−クロ
ロベンゾチアゾール;2−アミノベンゾチアゾール;2−ア
ミノ−6−メトキシベンゾチアゾール;2−アミノ−6−
エトキシベンゾチアゾール;2−アミノ−6−クロロベン
ゾチアゾール;2−アミノ−5,6−ジクロロベンゾチアゾ
ール;2−メチル−5−クロロベンゾチアゾール;2−ヒド
ロキシベンゾチアゾール;2−アミノ−6−メチルベンゾ
チアゾール;2−アミノ−6−ニトロベンゾチアゾール;4
−(2−ベンゾチアゾリルジチオ)モルホリン;2−クロ
ロベンゾチアゾール;5−クロロ−2−メチルベンゾチア
ゾール;2−シアノ−6−メトキシベンゾチアゾール;2,5
−ジメチルベンゾチアゾール;2−(2,4−ジニトロフェ
ニルチオ)ベンゾチアゾール;2−フルオロベンゾチアゾ
ール;2−ヒドラジノベンゾチアゾール;2−(モルホリノ
チオ)ベンゾチアゾール;6−ニトロ−2−メルカプトベ
ンゾチアゾール;5−ヒドロキシ−2−メチルベンゾチア
ゾール;6−クロロ−2−メチル−4−メトキシベンゾチ
アゾール;2−ビニルチオベンゾチアゾール;2−ベンゾチ
アゾールチオ酢酸;2−(n−ブチル)メルカプト−6−
アミノベンゾチアゾール;2−ジメチルアミノ−6−ニト
ロベンゾチアゾール;2−アニリノベンゾチアゾール2−
[2−(ジエチルアミノ)エチルアミノ]ベンゾチアゾ
ール;2−アセトアミノベンゾチアゾール−6−スルホン
アセトアミド;2−ベンズアミノベンゾチアゾール−6−
スルホンベンズアミド;2−ベンゾチアゾールカルボン
酸;6−メチルベンゾチアゾール−2−アルデヒド;2−ベ
ンゾイルベンゾチアゾール;2−ベンゾチアゾールオキシ
酢酸;2−ジクロロメチルベンゾチアゾール;2−(2−ヒ
ドロキシフェニル)ベンゾチアゾール;N−シクロヘキシ
ル−2−ベンゾチアゾールスルホンアミド;4−メトキシ
ベンゾチアゾール−2−スルホン酸;2−ベンゾチアゾリ
ルピルビン酸;ビス[6−ニトロベンゾチアゾール−
(2)]尿素等があげられる。
本発明のめっき浴には、これらのベンゾチアゾール化
合物の1種又は2種以上を一般に0.001〜30g/、好ま
しくは0.01〜2g/の量で添加することができる。0.001
g/未満では高電流密度部位にてコゲが発生し、また30
g/よりも多いと電流効率が低下し、外観が黒くなるの
で好ましくない。
合物の1種又は2種以上を一般に0.001〜30g/、好ま
しくは0.01〜2g/の量で添加することができる。0.001
g/未満では高電流密度部位にてコゲが発生し、また30
g/よりも多いと電流効率が低下し、外観が黒くなるの
で好ましくない。
本発明のめっき浴に有効成分として含有される式
(I)のベンゾチアゾール化合物は、錫、鉛または錫−
鉛合金めっき浴にて通常用いられるノニオン系界面活性
剤と組合せて用いられる。かかるノニオン系界面活性剤
としては、高級アルコール、アルキルフェノール、脂肪
酸、アミン、アルキレンジアミン、脂肪酸アミド、スル
ホンアミド、りん酸、多価アルコール、グルコシド等の
ポリオキシアルキレン付加物が好ましく、具体的には、
エマルゲンB−66、エマルゲンL−40(花王(株)
製)、アデカトールPC−10、テトロニック701、702、70
4(旭電化(株)製)、ノイゲンEN−10、ディスコール
N−512、ディスコールAN−715(第一工業製薬(株)
製)、ニューコール2616F、BA−8グリコール、BA−10
グリコール、ニューコール707、ニューコール569E(日
本乳化剤(株)製)、TDMNS−8、TAMNO−15(日光ケミ
カル(株)製)、アミゼット10C(川研ケミカル(株)
製)、エソマイドTH/60(ライオン(株)製)、サーフ
ィノール465(日信化学(株)製)、セドランFF210、50
HB−100、50HB−660、50HB−5100(三洋化成(株)製)
等があげらる。
(I)のベンゾチアゾール化合物は、錫、鉛または錫−
鉛合金めっき浴にて通常用いられるノニオン系界面活性
剤と組合せて用いられる。かかるノニオン系界面活性剤
としては、高級アルコール、アルキルフェノール、脂肪
酸、アミン、アルキレンジアミン、脂肪酸アミド、スル
ホンアミド、りん酸、多価アルコール、グルコシド等の
ポリオキシアルキレン付加物が好ましく、具体的には、
エマルゲンB−66、エマルゲンL−40(花王(株)
製)、アデカトールPC−10、テトロニック701、702、70
4(旭電化(株)製)、ノイゲンEN−10、ディスコール
N−512、ディスコールAN−715(第一工業製薬(株)
製)、ニューコール2616F、BA−8グリコール、BA−10
グリコール、ニューコール707、ニューコール569E(日
本乳化剤(株)製)、TDMNS−8、TAMNO−15(日光ケミ
カル(株)製)、アミゼット10C(川研ケミカル(株)
製)、エソマイドTH/60(ライオン(株)製)、サーフ
ィノール465(日信化学(株)製)、セドランFF210、50
HB−100、50HB−660、50HB−5100(三洋化成(株)製)
等があげらる。
ノニオン系界面活性剤は、一般に0.1〜100g/、好ま
しくは0.5〜20g/の量で使用される。
しくは0.5〜20g/の量で使用される。
さらに、本発明のめっき浴は、上記のノニオン系界面
活性剤に加えて、錫、鉛または錫−鉛合金めっき浴にて
通常使用されるカチオン系界面活性剤および/または両
性界面活性剤や脂肪族アルデヒドを併用することがで
き、それらの添加により電着皮膜特性がさらに向上す
る。まためっき皮膜の色調も白っぽくなり、外観も良好
になる。
活性剤に加えて、錫、鉛または錫−鉛合金めっき浴にて
通常使用されるカチオン系界面活性剤および/または両
性界面活性剤や脂肪族アルデヒドを併用することがで
き、それらの添加により電着皮膜特性がさらに向上す
る。まためっき皮膜の色調も白っぽくなり、外観も良好
になる。
カチオン系界面活性剤の例としては、塩の形で表わし
て、例えば、ラウリルトリメチルアンモニウム塩、セチ
ルトリメチルアンモニウム塩、ステアリルトリメチルア
ンモニウム塩、ラルリルジメチルエチルアンモニウム
塩、オクタデセニルジメチル−エチルアンモニウム塩、
ラウリルジメチルアンモニウムベタイン、ステアリルジ
メチルアンモニウムベタイン、ジメチル−ベンジルラウ
リルアンモニウム塩、セチルジメチルベンジルアンモニ
ウム塩、オクタデシルジメチルベンジルアンモニウム
塩、トリメチルベンジルアンモニウム塩、トリエチルベ
ンジルアンモニウム塩、ヘキサデシルピリジニウム塩、
ラウリルピリジニウム塩、ドデシルピコリニウム塩、ラ
ウリルイミダゾリニウム塩、オレイルイミダゾリニウム
塩、ステアリルアミンアセテート、ラウリルアミンアセ
テート、オクタデジルアミンアセテート等が挙げられ
る。
て、例えば、ラウリルトリメチルアンモニウム塩、セチ
ルトリメチルアンモニウム塩、ステアリルトリメチルア
ンモニウム塩、ラルリルジメチルエチルアンモニウム
塩、オクタデセニルジメチル−エチルアンモニウム塩、
ラウリルジメチルアンモニウムベタイン、ステアリルジ
メチルアンモニウムベタイン、ジメチル−ベンジルラウ
リルアンモニウム塩、セチルジメチルベンジルアンモニ
ウム塩、オクタデシルジメチルベンジルアンモニウム
塩、トリメチルベンジルアンモニウム塩、トリエチルベ
ンジルアンモニウム塩、ヘキサデシルピリジニウム塩、
ラウリルピリジニウム塩、ドデシルピコリニウム塩、ラ
ウリルイミダゾリニウム塩、オレイルイミダゾリニウム
塩、ステアリルアミンアセテート、ラウリルアミンアセ
テート、オクタデジルアミンアセテート等が挙げられ
る。
カチオン系界面活性剤は、一般に0.01〜30g/、好ま
しくは0.1〜5g/の量で使用される。
しくは0.1〜5g/の量で使用される。
両性界面活性剤としては、各種の型のものが使用で
き、例えば、アルキルカルボキシベタイン型として、ア
ンヒトール20BS(花王)、スワノールAM−301(日本サ
ーファクタント)、アモーゲンK(第一工業製薬);ア
ルキルアミノカルボン酸型として、レボン15(三洋化
成)、オバノール516(東邦化学)、リポミンLA(ライ
オン);アルキルイミダゾリン型として、レボン101−
H(三洋化成)、オバゾリン662(東邦化学)、エナジ
コールCNS(ライオン)、アンフォタージKJ−2(ロン
ザ)等が挙げられる。
き、例えば、アルキルカルボキシベタイン型として、ア
ンヒトール20BS(花王)、スワノールAM−301(日本サ
ーファクタント)、アモーゲンK(第一工業製薬);ア
ルキルアミノカルボン酸型として、レボン15(三洋化
成)、オバノール516(東邦化学)、リポミンLA(ライ
オン);アルキルイミダゾリン型として、レボン101−
H(三洋化成)、オバゾリン662(東邦化学)、エナジ
コールCNS(ライオン)、アンフォタージKJ−2(ロン
ザ)等が挙げられる。
両性界面活性剤は、一般に0.01〜30g/、好ましくは
0.1〜5g/の量で使用される。
0.1〜5g/の量で使用される。
使用できる脂肪族アルデヒドとしては、例えば、ホル
ムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピルアルデヒ
ド、ブチルアルデヒド、アクロレイン、クロトンアルデ
ヒド等があげられる。
ムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピルアルデヒ
ド、ブチルアルデヒド、アクロレイン、クロトンアルデ
ヒド等があげられる。
添加量は、一般に0.0001〜0.1g/、好ましくは0.000
5〜0.05g/である。
5〜0.05g/である。
本発明のめっき浴は、上記のような式(I)のベンゾ
チアゾール化合物や各種の添加剤の他に、当然に、めっ
きすべき錫および/または鉛の水溶性化合物を含有す
る。これらの金属化合物は、通常2価の水溶性錫および
/または鉛化合物であり、また浴の種類に応じて任意の
形態で(例えば塩)添加できることは当業者には周知で
ある。これらの化合物の浴中の総濃度は、一般に、金属
として0.5〜200g/、好ましくは10〜100g/であって
よい。また、これらのめっき浴は、浴の種類に応じて遊
離の酸、例えばホウフッ化水素酸(ホウフッ化物浴);
メタンスルホン酸、エタンスルホン酸等のアルカンスル
ホン酸、2−ヒドロキシエタン−1−スルホン酸、3−
ヒドロキシプロパンスルホン酸等のアルカノールスルホ
ン酸、フェノールスルホン酸(スルホン酸系浴);硫酸
(硫酸浴);スルファミン酸(スルファメート系浴)等
を含有する。
チアゾール化合物や各種の添加剤の他に、当然に、めっ
きすべき錫および/または鉛の水溶性化合物を含有す
る。これらの金属化合物は、通常2価の水溶性錫および
/または鉛化合物であり、また浴の種類に応じて任意の
形態で(例えば塩)添加できることは当業者には周知で
ある。これらの化合物の浴中の総濃度は、一般に、金属
として0.5〜200g/、好ましくは10〜100g/であって
よい。また、これらのめっき浴は、浴の種類に応じて遊
離の酸、例えばホウフッ化水素酸(ホウフッ化物浴);
メタンスルホン酸、エタンスルホン酸等のアルカンスル
ホン酸、2−ヒドロキシエタン−1−スルホン酸、3−
ヒドロキシプロパンスルホン酸等のアルカノールスルホ
ン酸、フェノールスルホン酸(スルホン酸系浴);硫酸
(硫酸浴);スルファミン酸(スルファメート系浴)等
を含有する。
これらの酸は錫および鉛の金属に対して、当モルより
も過剰に存在させることが望ましい。
も過剰に存在させることが望ましい。
また、本発明のめっき浴は、この種の浴に使用されて
いる周知のカテコール、ハイドロキノンなどの酸化防止
剤、その他の添加剤を含有できる。
いる周知のカテコール、ハイドロキノンなどの酸化防止
剤、その他の添加剤を含有できる。
本発明による錫、鉛または錫−鉛合金めっき浴は、電
流効率が良いのでラック方式のみならず、ジェット方式
(高速度めっき)にても使用することができる。
流効率が良いのでラック方式のみならず、ジェット方式
(高速度めっき)にても使用することができる。
[発明の作用及び効果] 本発明のめっき浴は、ベンゾチアゾール化合物を各種
の界面活性剤等とともに配合したことにより、広い電流
密度において良好なめっき外観と良好なはんだ付け性を
有し、電着皮膜が均一な厚さでありかつ炭素吸蔵量の少
ないめっきを得ることができ、特に錫−鉛合金めっきの
場合にはめっき皮膜中の析出比率が一定であるめっきを
得ることができる。また、欲の電流効率が良いので高速
でめっきすることができる。
の界面活性剤等とともに配合したことにより、広い電流
密度において良好なめっき外観と良好なはんだ付け性を
有し、電着皮膜が均一な厚さでありかつ炭素吸蔵量の少
ないめっきを得ることができ、特に錫−鉛合金めっきの
場合にはめっき皮膜中の析出比率が一定であるめっきを
得ることができる。また、欲の電流効率が良いので高速
でめっきすることができる。
[実施例] 以下に、いくつかのめっきの実施例を記載するが、本
発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
実施例1 添加量 (g/) ・2価の錫(メタンスルホン酸第一 36 錫として添加) ・2価の鉛(メタンスルホン酸第一 4 鉛として添加) ・遊離メタンスルホン酸 100 ・2−アミノベンゾチアゾール 0.5 ・セドランFF−210 5 上記成分に蒸留水を加えて1とした。
調製しためっき液を用い、3A、3分、浴温25℃、無撹
拌の条件下にてハルセルテストを行った。結果を第1表
に示す。
拌の条件下にてハルセルテストを行った。結果を第1表
に示す。
実施例2 添加量 (g/) ・2価の錫(2−ヒドロキシエタン 24 スルホン酸第一錫として添加) ・2価の鉛(2−ヒドロキシエタン 16 スルホン酸第一鉛として添加) ・遊離2−ヒドロキシエタンスルホ 100 ン酸 ・2−アミノ−6−エトキシベンゾ 0.1 チアゾール ・エマルゲンL−40 5 ・テクノールR−5(50) 0.2 上記成分に蒸留水を加えて1とした。
調製しためっき液を用い、実施例1と同じ条件下にて
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
実施例3 添加量 (g/) ・2価の錫(2−エタンスルホン酸 36 第一錫として添加) ・2価の鉛(2−エタンスルホン酸 4 第一鉛として添加) ・遊離2−エタンスルホン酸 100 ・2−アミノ−6−メトキシベンゾ 0.1 チアゾール ・エマルゲンL−40 5 ・テクノールR−5(50) 0.2 上記成分に蒸留水を加えて1とした。
調製しためっき液を用い、実施例1と同じ条件下にて
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
実施例4 添加量 (g/) ・2価の錫(メタンスルホン酸第一 24 錫として添加) ・2価の鉛(メタンスルホン酸第一 16 鉛として添加) ・遊離メタンスルホン酸 100 ・2−アミノ−6−クロルベンゾチ 0.05 アゾール ・エマルゲンL−40 5 ・テクノールR−5(50) 0.2 上記成分に蒸留水を加えて1とした。
調製しためっき液を用い、実施例1と同じ条件下にて
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
実施例5 添加量 (g/) ・2価の錫(2−ヒドロキシプロパ 36 ンスルホン酸第一錫として添加) ・2価の鉛(2−ヒドロキシプロパ 4 ンスルホン酸第一鉛として添加) ・遊離2−ヒドロキシプロパンスル 100 ホン酸 ・4−クロル−2−アミノベンゾチ 0.1 アゾール ・エマルゲンL−40 5 ・テクノールR−5(50) 0.2 上記成分に蒸留水を加えて1とした。
調製しためっき液を用い、実施例1と同じ条件下にて
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
実施例6 添加量 (g/) ・2価の錫(メタンスルホン酸第一 36 錫として添加) ・2価の鉛(メタンスルホン酸第一 4 鉛として添加) ・遊離メタンスルホン酸 100 ・5,6−ジクロル−2−アミノベン 0.02 ゾチアゾール ・エマルゲンL−40 5 ・テクノールR−5(50) 0.2 上記成分に蒸留水を加えて1とした。
調製しためっき液を用い、実施例1と同じ条件下にて
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
実施例7 添加量 (g/) ・2価の錫(2−ヒドロキシプロパ 36 ンスルホン酸第一錫として添加) ・2価の鉛(2−ヒドロキシプロパ 4 ンスルホン酸第一鉛として添加) ・遊離2−ヒドロキシプロパンスル 100 ホン酸 ・2−アミノ−6−ニトロベンゾチ 0.1 アゾール ・エマルゲンL−40 5 ・カテコール 1 上記成分に蒸留水を加えて1とした。
調製しためっき液を用い、実施例1と同じ条件下にて
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
実施例8 添加量 (g/) ・2価の錫(2−ヒドロキシプロパ 36 ンスルホン酸第一錫として添加) ・2価の鉛(2−ヒドロキシプロパ 4 ンスルホン酸第一鉛として添加) ・遊離2−ヒドロキシプロパンスル 100 ホン酸 ・ベンゾチアゾール 0.03 ・エマルゲンL−40 5 ・テクノールR−5(50) 0.2 上記成分に蒸留水を加えて1とした。
調製しためっき液を用い、実施例1と同じ条件下にて
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
実施例9 添加量 (g/) ・2価の錫(2−ヒドロキシプロパ 36 ンスルホン酸第一錫として添加) ・2価の鉛(2−ヒドロキシプロパ 4 ンスルホン酸第一鉛として添加) ・遊離メタンスルホン酸 100 ・2−メチルベンゾチアゾール 0.04 ・テトロニックTR−702 5 ・ノイゲンEN−10 5 ・テクノールR−5(50) 0.3 上記成分に蒸留水を加えて1とした。
調製しためっき液を用い、実施例1と同じ条件下にて
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
実施例10 添加量 (g/) ・2価の錫(2−ヒドロキシプロパ 36 ンスルホン酸第一錫として添加) ・2価の鉛(2−ヒドロキシプロパ 4 ンスルホン酸第一鉛として添加) ・遊離メタンスルホン酸 100 ・2−メルカプトベンゾチアゾール 0.3 ・アデカトールPC−10 8.7 ・カテコール 1 上記成分に蒸留水を加えて1とした。
調製しためっき液を用い、実施例1と同じ条件下にて
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
実施例11 添加量 (g/) ・2価の錫(2−ヒドロキシプロパ 36 ンスルホン酸第一錫として添加) ・2価の鉛(2−ヒドロキシプロパ 4 ンスルホン酸第一鉛として添加) ・遊離2−ヒドロキシプロパンスル 100 ホン酸 ・2−メルカプトベンゾチアゾール・ 0.1 シクロヘキシルアミン塩 ・ノイゲンEN 5 ・テクノールR−5(50) 2 上記成分に蒸留水を加えて1とした。
調製しためっき液を用い、実施例1と同じ条件下にて
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
比較例1 添加量 (g/) ・2価の錫(ホウフッ化第一錫として 80 添加) ・2価の鉛(ホウフッ化第一鉛として 5 添加) ・ホウフッ化水素酸 100 ・ホウ酸 25 ・にかわ 5 ・β−ナフトール 0.5 上記成分に蒸留水を加えて1とした。
調製しためっき液を用い、実施例1と同じ条件下にて
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
比較例2 添加量 (g/) ・2価の錫(ホウフッ化第一錫として 80 添加) ・2価の鉛(ホウフッ化第一鉛として 5 添加) ・遊離ホウフッ化水素酸 100 ・ホウ酸 25 ・ペプトン 5 上記成分に蒸留水を加えて1とした。
調製しためっき液を用い、実施例1と同じ条件下にて
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
比較例3 添加量 (g/) ・2価の錫(2−ヒドロキシプロパ 36 ンスルホン酸第一錫として添加) ・2価の鉛(2−ヒドロキシプロパ 4 ンスルホン酸第一鉛として添加) ・遊離2−ヒドロキシプロパンスル 100 ホン酸 ・エマルゲンL−40 5 ・テクノールR−5(50) 0.2 上記成分に蒸留水を加えて1とした。
調製しためっき液を用い、実施例1と同じ条件下にて
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
比較例4 添加量 (g/) ・2価の錫(メタンスルホン酸第一 36 錫として添加) ・2価の鉛(メタンスルホン酸第一 4 鉛として添加) ・遊離メタンスルホン酸 100 ・テトロニックTR−702 5 ・ノイゲンEN−10 5 ・テクノールR−5(50) 0.3 上記成分に蒸留水を加えて1とした。
調製しためっき液を用い、実施例1と同じ条件下にて
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
比較例5 添加量 (g/) ・2価の錫(2−ヒドロキシプロパ 36 ンスルホン酸第一錫として添加) ・2価の鉛(2−ヒドロキシプロパ 4 ンスルホン酸第一鉛として添加) ・遊離メタンスルホン酸 100 ・エマルゲンL−40 5 ・テクノールR−5(50) 0.2 ・N−(3−ヒドロキシブチリデン) 0.3 −p−スルファニル酸 上記成分に蒸留水を加えて1とした。
調製しためっき液を用い、実施例1と同じ条件下にて
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
ハルセルテストを行った。結果を第1表に示す。
評価基準 ハルセルパネルめっき外観 ○:5〜15A/dm2におけるめっき外観が良。
△:5〜15A/dm2におけるめっき外観が可。
×:5〜15A/dm2におけるめっき外観が不可。
均一電着性 ○:ワトソン氏法により50%以上。
△:ワトソン氏法により30〜50%。
×:ワトソン氏法により30%以下。
半田付け性 ○:25ミリ角の銅板にめっきしたもののゼロクロスタイ
ム(MIL規格にて行う)が2秒以下。
ム(MIL規格にて行う)が2秒以下。
△:25ミリ角の銅板にめっきしたもののゼロクロスタイ
ム(MIL規格にて行う)が2〜5秒。
ム(MIL規格にて行う)が2〜5秒。
×:25ミリ角の銅板にめっきしたもののゼロクロスタイ
ム(MIL規格にて行う)が5秒以上。
ム(MIL規格にて行う)が5秒以上。
電着組成の安定性 ○:電着Pb%のばらつきが5%以下。
△:電着Pb%のばらつきが5〜10%以下。
×:電着Pb%のばらつきが10%以上。
陰極電流効率 ○:90%以上。
△:70〜90%。
×:70%以下。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小里 圭二 兵庫県神戸市兵庫区西柳原町5番26号 石原薬品株式会社内 (72)発明者 正木 征史 兵庫県神戸市長田区西山町4丁目16番5 号
Claims (3)
- 【請求項1】一般式(I): [式中、R1、R2、R3、R4およびR5は、それぞれ同一又は
異なっていてよく、H;−SH;−OH;OR(Rは所望により−
CO2Hにて置換されてもよいC1〜6アルキル);OH、ハ
ロゲン、−CO2H、−COCO2H、アリールまたはOC1〜6ア
ルキルで置換されていてもよいC1〜6アルキル;OH、N
H2、ハロゲンまたはOC1〜6アルキルで置換されていて
もよいアリール;SR(Rは所望により−CO2Hにて置換さ
れてもよいC1〜6アルキル); −S−アリール; −S−S−アリール;NH2; −NRR′(RおよびR′はC1〜6アルキルまたは一緒
になって環を形成してもよい);−NHCOC1〜6アルキ
ル;−NHCOアリール;−NHNH2;−NO2;ハロゲン;−CO
2H;COC1〜6アルキル;COアリール;−CONHアリール;
−CSNHアリール;−CN;−CHO;−SO3H;−SO2NH2または−
SO2NRR′(RおよびR′はC1〜6アルキルまたは一緒
になって環を形成してもよい)を意味する] にて示される化合物を有効成分として含有することを特
徴とする錫、鉛または錫−鉛合金めっき浴。 - 【請求項2】請求項(1)の一般式(I)のベンゾチア
ゾール化合物およびノニオン系界面活性剤の少なくとも
一種以上を含有することを特徴とする錫、鉛または錫−
鉛合金めっき浴。 - 【請求項3】請求項(1)の一般式(I)のベンゾチア
ゾール化合物およびノニオン系界面活性剤の少なくとも
一種以上ならびにカチオン系界面活性剤の一種以上を含
有することを特徴とする錫、鉛または錫−鉛合金めっき
浴。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP13265690A Expired - Fee Related JP2757067B2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 錫、鉛または錫―鉛合金めっき浴 |
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1990
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