JP2756551B2 - 伝導冷却型超電導磁石装置 - Google Patents

伝導冷却型超電導磁石装置

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JP2756551B2
JP2756551B2 JP4306295A JP30629592A JP2756551B2 JP 2756551 B2 JP2756551 B2 JP 2756551B2 JP 4306295 A JP4306295 A JP 4306295A JP 30629592 A JP30629592 A JP 30629592A JP 2756551 B2 JP2756551 B2 JP 2756551B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は伝導冷却型超電導磁石装
置にかかるもので、とくに超電導コイルに給電する電流
リードの支持構造を改良した伝導冷却型超電導磁石装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の超電導磁石装置(たとえば特願平
3−104042号)においては、超電導コイルに電流
供給するための方式として、以下のような構造がある。
【0003】第一の構造は、温度300Kの常温端から
温度4〜10K程度の極低温端にわたって、無酸素銅な
どの常電導リード線により給電を行う構造である。
【0004】この構造の場合には、通電によるジュール
発熱があり、超電導コイルへの侵入熱を無視することが
できず、超電導コイルを冷却するたとえば蓄冷式の冷凍
機の負担が大きいという問題がある。
【0005】第二の構造は、常電導リード線と、極低温
において超電導化されるNb3Snなどの高温超電導電
流リードとを組み合わせて給電する構造である。
【0006】この高温超電導電流リードとは、液体窒素
温度(77K)付近で超電導状態を示す高温超電導材料
を利用した電流リードであり、したがって、超電導状態
下においてジュール発熱はないが、従来は専用の冷凍機
を用いてこの高温超電導電流リードを極低温に冷却する
必要がある。
【0007】したがって、超電導コイル自体を冷却する
冷凍機のほかに、この超電導電流リードを冷却する専用
の冷凍機が別途必要となり、装置全体の大型化および高
額化の問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
諸問題にかんがみなされたもので、とくに電流リードか
らの侵入熱の低減化、および装置全体の小型・コンパク
ト化を可能とした伝導冷却型超電導磁石装置を提供する
ことを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、電流
リード自体を高温超電導材料から構成することに着目し
たもので、冷凍機と、この冷凍機により冷却可能とした
超電導コイルと、この超電導コイルに給電する電流リー
ドと、を有する伝導冷却型超電導磁石装置であって、上
記冷凍機の冷却ステージに上記超電導コイルを接触さ
せ、かつ上記電流リードを高温超電導材料から構成する
とともに、上記冷凍機の冷却ステージに該電流リードを
接触させることを特徴とする伝導冷却型超電導磁石装置
である。
【0010】なお、上記電流リードと上記冷凍機の冷却
ステージとの間に電気絶縁材を設けることが望ましい。
【0011】上記冷凍機の冷却ステージとして第一段冷
却ステージおよび該第一段冷却ステージより低温の第二
段冷却ステージを設け、上記超電導コイルを該第二段冷
却ステージに接触させるとともに、上記電流リードの高
温側端部を該第一段冷却ステージに、低温側端部を該第
二段冷却ステージにそれぞれ接触させることができる。
【0012】さらに、上記電流リードの高温側端部を自
由端とするとともに、低温側端部を固定端とすることが
望ましい。
【0013】あるいは、上記電流リードの高温側端部お
よび低温側端部をともに自由端とすることが望ましい。
【0014】上記電流リードと上記冷凍機の冷却ステー
ジとの間に電極を設けるとともに、この電極と該電流リ
ードとの間に可撓性のリング状電極を介在させたことが
望ましい。
【0015】上記電流リードの外周に高温超電導磁気シ
ールドを設けることができる。
【0016】
【作用】本発明による伝導冷却型超電導磁石装置におい
ては、超電導コイルを冷却する冷凍機、および高温超電
導電流リードにより装置を構成するとともに、この冷凍
機により超電導コイルとともに高温超電導電流リードを
冷却するようにしたので、超電導状態の高温超電導電流
リードによるジュール熱の発生がないとともに、冷凍機
の冷凍負荷が低減化され、超電導冷却用の冷凍機により
高温超電導電流リードの冷却を兼用することができ、装
置全体を小型化することが可能となる。
【0017】また、電流リードの高温側端部および低温
側端部の少なくともいずれか一方を自由端とすることと
したので、この電流リードの超電導化にともなう熱収縮
応力を吸収することにより電流リードの破損を防止する
ことができる。
【0018】
【実施例】つぎに、本発明の第一の実施例による伝導冷
却型超電導磁石装置1を図1および図2にもとづき説明
する。
【0019】図1は、伝導冷却型超電導磁石装置1の一
部縦断面図であって、この伝導冷却型超電導磁石装置1
は、基台2と、真空容器(クライオスタット)3と、熱
シールド板4と、超電導コイル5と、正負極一対の高温
超電導電流リード6と、蓄冷式冷凍機7と、外部電源8
とを有する。
【0020】真空容器3は、真空としたその内部に熱シ
ールド板4と、超電導コイル5と、高温超電導電流リー
ド6と、蓄冷式冷凍機7の第一段冷却ステージ7Aおよ
び第二段冷却ステージ7Bとを収容している。
【0021】熱シールド板4は、蓄冷式冷凍機7の第一
段冷却ステージ7Aに接触固定するとともに、その内部
の超電導コイル5および高温超電導電流リード6への熱
侵入を防止している。
【0022】超電導コイル5は、コイル巻き枠9に超電
導線材10を巻いたもので、その外周に冷却促進部材と
して外周冷却用銅ブロック11を締め付けてある。
【0023】この外周冷却用銅ブロック11およびコイ
ル巻き枠9を蓄冷式冷凍機7の第二段冷却ステージ7B
に接触固定することにより、超電導線材10を効率的に
極低温まで冷却可能としてある。
【0024】高温超電導電流リード6は、その正負極一
対を設けてあり、電流リード端子12および常電導電流
リードワイヤ13を介して外部電源8に接続してあり、
その高温側端部を蓄冷式冷凍機7の第一段冷却ステージ
7Aに、低温側端部を第二段冷却ステージ7Bにそれぞ
れ取り付けてある。
【0025】蓄冷式冷凍機7は、GM冷凍機など任意の
冷凍機であって、その第一段冷却ステージ7Aは液体窒
素温度77K付近まで冷却可能であり、第二段冷却ステ
ージ7Bは極低温4〜10Kまで冷却可能としてある。
【0026】したがって、常電導電流リードワイヤ13
が真空容器3の常温(300K)部分から蓄冷式冷凍機
7の第一段冷却ステージ7Aの温度(70K)付近まで
の範囲での給電を行い、高温超電導電流リード6が第一
段冷却ステージ7Aの部分から第二段冷却ステージ7B
の温度範囲での給電を行う。
【0027】高温超電導電流リード6が第一段冷却ステ
ージ7A温度以下において超電導状態を示すため、超電
導コイル5への通電状態においても高温超電導電流リー
ド6でのジュール熱の発生はない。
【0028】高温超電導電流リード6を伝導冷却型超電
導磁石装置1にて起用する場合に解決すべき問題は、電
気的、熱的および磁気的諸問題、ならびにリード本体
(後述)の強度保持である。
【0029】すなわち、高温超電導電流リード6を蓄冷
式冷凍機7の第一段冷却ステージ7Aおよび第二段冷却
ステージ7Bにおいて伝導冷却する必要があるので、蓄
冷式冷凍機7との間では電気的絶縁をされて、しかも熱
伝達の良好な構成が要求される。
【0030】また高温超電導電流リード6は、強磁界中
に設置された場合には、通電能力(電流密度)が劣化す
る特性があるので、リード本体への磁気を低減させる機
能が要求される。
【0031】さらに、リード本体はセラミック焼結体で
あるので、外力付加や熱収縮応力に対して脆弱な弱点が
あり、こうした点についても考慮する必要がある。
【0032】図2は、こうした諸要請を満足するための
高温超電導電流リード6の取付け構造を拡大して示す要
部拡大断面図であって、高温超電導電流リード6は、高
温側電極14と、リード本体である電流リードバルク1
5と、低温側電極16と、円筒状の高温超電導磁気シー
ルド17とを有する。
【0033】高温側電極14は、常電導電流リードワイ
ヤ13にこれを接続するとともに、熱アンカー銅線1
8、銅板19、および高温側窒化アルミニウム板などに
よる高温側絶縁材20を介して蓄冷式冷凍機7の第一段
冷却ステージ7Aにこれを接続してある。
【0034】電流リードバルク15は、酸化物高温超電
導物質などにより円筒状にこれを形成したもので、その
高温側端部を銀ローにより高温側電極14に接続して自
由端とし、その低温側端部を低温側電極16に銀ローに
より固定してある。
【0035】低温側電極16は、低温側窒化アルミニウ
ム板などによる低温側絶縁材21を介して蓄冷式冷凍機
7の第二段冷却ステージ7Bにボルトによりこれを接続
固定して固定端とするとともに、超電導コイル5の超電
導線材10に接続してある。
【0036】かくして、電流リードバルク15の低温側
端部を固定支持するとともに、高温側端部を自由端とす
ることにより、熱収縮応力を回避可能な構造とした。
【0037】なお、第二段冷却ステージ7Bが極低温
(4〜10K)に冷却されるので、伝導冷却により電流
リードバルク15も同じく極低温に冷却されることにな
る。
【0038】また、電流リードバルク15の高温側端部
を蓄冷式冷凍機7の第一段冷却ステージ7Aには直接固
定しない自由端とするが、熱アンカー銅線1を設ける
ことにより第一段冷却ステージ7Aとの熱接触を得るよ
うにしているため、電流リードバルク15の高温側端部
は第一段冷却ステージ7Aの温度(70K)に冷却され
る。
【0039】円筒状の高温超電導磁気シールド17は、
電流リードバルク15の外側に環状に覆う構造としたも
ので、超電導コイル5から電流リードバルク15への磁
気をシールドすることにより電流リードバルク15にか
かる外部磁界を低減させている。
【0040】なお、円筒状の高温超電導磁気シールド1
7は蓄冷式冷凍機7の第一段冷却ステージ7Aとの直接
接触によりこれを伝導冷却可能としてある。
【0041】熱アンカー銅線1は、高温側絶縁材20
により電気的絶縁状態を保ちつつ第二段冷却ステージ7
Bと高温側電極14との熱接触を維持することにより高
温側電極14からの侵入熱を阻止可能としている。
【0042】こうした構成の伝導冷却型超電導磁石装置
1において、外部電源8からの正極電流は最初に電流リ
ード端子12を経て、常電導電流リードワイヤ13に導
かれ、ついで順次、高温側電極14、電流リードバルク
15、低温側電極16、高温超電導電流リード6に導か
れ、超電導コイル5が励磁される。なお、負極電流は上
述と逆のコースで外部電源8まで戻る。
【0043】高温超電導電流リード6は、高温側電極1
4および低温側電極16と電流リードバルク15との電
気的接続状態、ならびに蓄冷式冷凍機7の第一段冷却ス
テージ7Aおよび第二段冷却ステージ7Bとの電気的非
接続状態を維持しながら、その電流リードバルク15が
第二段冷却ステージ7Bとの熱的接触状態を保持してい
る。
【0044】さらに、常電導電流リードワイヤ13の外
部電源8側の温度は常温(300K)、高温側電極14
側の温度は第一段冷却ステージ7A温度(70K付近)
であり、温度差による伝導熱侵入および通電発熱(ジュ
ール発熱)があるが、第一段冷却ステージ7Aにより熱
吸収される。
【0045】一方電流リードバルク15は、第一段冷却
ステージ7A温度(70K付近)に冷却されるので、そ
の超電導状態が確立されており、ジュール発熱はなく、
かつ電流リードバルク15の熱伝導率は銅の1/100
程度であり、両端の温度差によるわずかな侵入熱のみが
あるため、第二段冷却ステージ7Bの冷凍負荷は少なく
なる。
【0046】したがって、温度70K以下での給電が、
電気抵抗ゼロの超電導状態において行われるので、蓄冷
式冷凍機7の冷凍負荷が従来型に比較して軽減され、蓄
冷式冷凍機7の複数設置が不要となるばかりでなく、伝
導冷却型超電導磁石装置1全体を小型化することができ
る。
【0047】つぎに、本発明の第二の実施例による伝導
冷却型超電導磁石装置30を図3ないし図6にもとづき
説明する。ただし、以下の説明において図1および図2
と同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省
略する。
【0048】図3は、伝導冷却型超電導磁石装置30の
一部縦断面図であって、この伝導冷却型超電導磁石装置
30は前述の伝導冷却型超電導磁石装置1と基本的構造
は同じである。
【0049】電流リードバルク15両端は蓄冷式冷凍機
7の第一段冷却ステージ7Aおよび第二段冷却ステージ
7Bにより冷却する必要があるが、また第一段冷却ステ
ージ7Aおよび第二段冷却ステージ7Bに対して電気的
絶縁を施す必要もある。
【0050】一般的な支持構造としては、図2において
示したと同様に、高温側電極14を第一段冷却ステージ
7Aに対して自由支持するとともに、低温側電極16を
第二段冷却ステージ7Bに対して固定支持するものであ
る。
【0051】たとえば、図4に示すような構造である。
すなわち、電流リードバルク15の低温側端部は、ハン
ダ付けによりこれを低温側電極16に固定支持してい
る。
【0052】また高温側端部は、高温側電極14にこれ
をハンダ付けするが、この高温側電極14と第一段冷却
ステージ7Aとの間には、高温側絶縁材20、銅板1
9、熱アンカー銅線1を介在させてこれを自由端とし
てある。
【0053】他の支持構造としては、高温側電極14お
よび低温側電極16ともに第一段冷却ステージ7Aある
いは第二段冷却ステージ7Bに固定支持するものであ
る。
【0054】しかしながら、電流リードバルク15はも
ろく、外力あるいは冷却時の熱収縮応力がかかるときに
破損しやすいという問題がある。
【0055】そこで、当該伝導冷却型超電導磁石装置3
0では、電流リードバルク15の高温側電極14および
低温側電極16の連結構造を工夫することにより電流リ
ードバルク15の両端を自由支持構造とした。
【0056】すなわち図5および図6に示すように、従
来のように電流リードバルク15を高温側電極14ある
いは低温側電極16に直接挿入してハンダ付けするのを
やめて、その外部に置くこととしている。
【0057】具体的には、電流リードバルク15と高温
側電極14との間に可撓性を有するリング状の高温側電
極31を介在させるとともに、電流リードバルク15と
低温側電極16との間に同じくリング状の低温側電極3
2を介在させ、それぞれの間をハンダ付けするととも
に、ボルト33により両者間を固定する。
【0058】リング状の高温側電極31および低温側電
極32は同じ材料および構造としてあり、薄い銅版を曲
げ加工したものである。
【0059】こうした構成とすれば、従来固定端であっ
た電流リードバルク15の低温側端部も自由端とするこ
とができ、高温側端部もより自由度の高い自由端とする
ことができる。
【0060】つまり、高温側電極14および低温側電極
16と電流リードバルク15との間にリング状の高温側
電極31および低温側電極32を介在させることによっ
て電流リードバルク15にはより多くの自由度を得るこ
とができ、従来常電導電流リードワイヤ13から電流リ
ードバルク15に対する外力が働いたり、あるいは冷却
による熱収縮によって電流リードバルク15に部応力
が働いたりして電流リードバルク15が破損しやすかっ
たが、当該支持構造とすることにより電気的絶縁および
熱接触を確保したまま電流リードバルク15の破損を防
止可能である。
【0061】なお、本発明の応用例として、本超電導磁
石装置をX線回折装置と組み合わせることにより、強磁
場下におけるX線回折がコンパクトな装置で可能とな
り、材料の物性研究や新材料の開発にきわめて有効であ
る。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、超電導コ
イルを冷凍機により冷却するとともに、この冷凍機によ
り高温超電導電流リードをも冷却することとしたので、
全体を小型化することができる。
【0063】さらに、この高温超電導電流リードの支持
構造として、高温側端部および低温側端部の少なくとも
一方を自由端として電極に取り付けるようにしたので、
外力あるいは熱収縮応力による破損もこれを防止可能で
ある。
【0064】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例による伝導冷却型超電導
磁石装置1の一部縦断面図である。
【図2】同、高温超電導電流リード6の取付け構造を拡
大して示す要部拡大断面図である。
【図3】本発明の第二の実施例による伝導冷却型超電導
磁石装置30の一部縦断面図である。
【図4】同、高温超電導電流リード6の取付け構造の一
例を拡大して示す要部拡大断面図である。
【図5】同、高温超電導電流リード6の取付け構造の他
例を拡大して示す要部拡大断面図である。
【図6】同、図5のVI線矢視図である。
【符号の説明】
1 伝導冷却型超電導磁石装置 2 基台 3 真空容器(クライオスタット) 4 熱シールド板 5 超電導コイル 6 高温超電導電流リード 7 蓄冷式冷凍機 7A 蓄冷式冷凍機7の第一段冷却ステージ 7B 蓄冷式冷凍機7の第二段冷却ステージ 8 外部電源 9 コイル巻き枠 10 超電導線材 11 外周冷却用銅ブロック(冷却促進部材) 12 電流リード端子 13 常電導電流リードワイヤ 14 高温側電極 15 電流リードバルク 16 低温側電極 17 円筒状の高温超電導磁気シールド 18 熱アンカー銅線 19 銅板 20 高温側絶縁材(高温側窒化アルミニウム板) 21 低温側絶縁材(低温側窒化アルミニウム板) 30 伝導冷却型超電導磁石装置 31 リング状の高温側電極 32 リング状の低温側電極 33 ボルト
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−258103(JP,A) 特開 平2−256206(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 39/04 ZAA F25B 9/00 ZAA H01L 6/00 ZAA

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍機と、 この冷凍機により冷却可能とした超電導コイルと、 この超電導コイルに給電する電流リードと、を有する伝
    導冷却型超電導磁石装置であって、 前記電流リードを高温超電導材料から構成するととも
    に、前記冷凍機の冷却ステージとして第一段冷却ステー
    ジおよび該第一段冷却ステージより低温の第二段冷却ス
    テージを設け、 前記超電導コイルを前記第二段冷却ステージに接触さ
    せ、 前記電流リードの高温側端部と前記第一段冷却ステージ
    との間に熱アンカー銅線を介在させてこの高温側端部を
    前記第一段冷却ステージに熱接触する自由端とするとと
    もに、 前記電流リードの低温側端部を前記第二段冷却ステージ
    に接触する固定端としたことを特徴とする伝導冷却型超
    電導磁石装置。
  2. 【請求項2】 冷凍機と、 この冷凍機により冷却可能とした超電導コイルと、 この超電導コイルに給電する電流リードと、を有する伝
    導冷却型超電導磁石装置であって、 前記電流リードを高温超電導材料から構成するととも
    に、前記冷凍機の冷却ステージとして第一段冷却ステー
    ジおよび該第一段冷却ステージより低温の第二段冷却ス
    テージを設け、 前記超電導コイルを前記第二段冷却ステージに接触させ
    るとともに、 前記電流リードと前記冷凍機の前記い
    ずれかの冷却ステージとの間に設けた電極と該電流リー
    ドとの間に可撓性のリング状電極を介在させて、この電
    流リードの高温側端部および低温側端部の少なくともい
    ずれか一方を自由端としつつ、前記電流リードの高温側
    端部を前記第一段冷却ステージに、低温側端部を前記第
    二段冷却ステージにそれぞれ接触可能とすることを特
    徴とする伝導冷却型超電導磁石装置。
  3. 【請求項3】 冷凍機と、 この冷凍機により冷却可能とした超電導コイルと、 この超電導コイルに給電する電流リードと、を有する伝
    導冷却型超電導磁石装置であって、 前記冷凍機の冷却ステージに前記超電導コイルを接触さ
    せ、かつ前記電流リードを高温超電導材料から構成する
    とともに、前記冷凍機の冷却ステージに該電流リードを
    接触させ、さらに前記電流リードの外周に高温超電導磁
    気シールドを設けたことを特徴とする伝導冷却型超電導
    磁石装置。
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