JP2756434B2 - モーターボート用後進装置 - Google Patents

モーターボート用後進装置

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JP2756434B2 JP7290814A JP29081495A JP2756434B2 JP 2756434 B2 JP2756434 B2 JP 2756434B2 JP 7290814 A JP7290814 A JP 7290814A JP 29081495 A JP29081495 A JP 29081495A JP 2756434 B2 JP2756434 B2 JP 2756434B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモーターボート用後
進装置に関する。さらに詳しくは、いわゆるウォーター
ジェット推進装置を備えたモーターボートの、ウォータ
ージェットによる水流の噴射方向を前方に向けることに
よって後進させる後進装置であって、前記水流を効果的
に前方へ導いて後進性能を向上させたモーターボート用
後進装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のウォータージェット推進装置を備
えたモーターボートは、特公平4−64920号公報、
特開平7−165185号公報、実公平6−15384
号公報および特開平7−196088号公報に開示され
ている。かかるモーターボートは、図7(a)に示すと
おり、ポンプ51(ケーシングのみ示す)によって一般
に船体Bの下面に形成された吸水部(図示しない)から
水を吸い込んで船体後方に形成された吐出部52から噴
射することによって前進するものである。このモーター
ボートを後進させる機構は、実公平6−15384号公
報に示されている。この機構は、図7(b)および図7
(c)に示すとおり後進用のバケット53を移動させて
上記吐出部52を覆うことによって吐出部52から噴出
する水流を前方に反転させてその反力により船体Bを後
進させる。また、前進に切り換えればこのバケット53
は吐出部52から退避するように移動させられ、それに
よって水流を後方に噴射して船体Bを前進させる。な
お、船体Bの前方は図中に矢印Fで示す。
【0003】一方、前記モーターボートにはトリム操作
用の機構が備わっているものが多い。トリム操作は図7
に示すように、前記ポンプ51の吐出部たるステアリン
グノズル54の吐出方向を上下に変化させて船体を前後
に傾斜(チルト)させることによって行う。ステアリン
グノズル54の吐出方向を水平からやや上方に向けると
噴射反力の鉛直成分によって、船体Bの重心近傍を中心
に船体後部が下がり、逆に船体前部が上がる。吐出方向
をやや下方に向けると噴射反力の鉛直成分によって、船
体後部が上がり、逆に船体前部が下がる。かかるトリム
操作は船体Bの姿勢を適正に保ち、走行速度を上昇させ
たり、加速をスムーズに行ったり、乗り心地を向上させ
るために行うものである。
【0004】叙上のごとく、従来のウォータージェット
モーターボートには、通常は後進用のバケット53およ
びトリム操作用のステアリングノズルチルト機構とい
う、それぞれ異なる目的に応じた異なる機構が備えられ
ている。そして、両機構ともにそれぞれ手動で別々に操
作されるのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のモーターボ
ートでは、運転者が自在にトリム操作するために、後進
時においてステアリングノズルの方向が上下いずれの位
置にあるか定まっていない。したがって、たとえば図7
(b)に示されるようにバケット53を後進のために下
げて吐出部を覆ったときに、幸いにステアリングノズル
54の方向が上がっておれば吐出部からの水流が効果的
に、ほとんど全て前方へ反転して船体Bはスムーズに後
進できる。しかし、たとえば図7(c)に示されるよう
にステアリングノズル54の方向が下がっておれば吐出
部52からの水流が効果的に前方へ反転せずにバケット
53の下方から前進時と同様に後方に逃げてしまう。そ
の結果、効果的な後進性能が発揮されないことになる。
すなわち、後進時のステアリングノズル54の方向によ
って後進性能が変化してしまう。
【0006】本発明の目的は、後進操作によってステア
リングノズルのチルチングとバケットの移動とを自動的
に連動させることにより、効率的な後進性能が確保され
たモーターボート用後進装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本発明の第一態様に係
るモーターボート用後進装置は、推進用ポンプの吐出部
に配設された上限傾斜位置と下限傾斜位置とのあいだに
揺動駆動可能なステアリングノズルと、該ステアリング
ノズルの噴射口からの水流を反転させる作用位置と噴射
口から上方へ退避した非作用位置とに移動可能なバケッ
トとを備えたモーターボート用後進装置であって、前記
バケットが、その作用位置において下端が実質的に船底
位置にあり且つ上端がステアリングノズルの上限傾斜位
置における噴射口の少なくとも上端より上部に位置して
おり、後進操作により、バケット作用位置への下方揺
動に自動的に連動してステアリングノズルがその上限傾
斜位置に揺動して該位置を保持するように構成されてな
ことを特徴とする
【0008】また、本発明の第二態様に係るモーターボ
ート用後進装置は、推進用ポンプが実質的に船底位置の
直上に配置され、該推進用ポンプの吐出部に配設された
上限傾斜位置と下限傾斜位置とのあいだに揺動駆動可能
なステアリングノズルと、該ステアリングノズルの噴射
からの水流を反転させる作用位置と噴射口から上方へ
退避した非作用位置とに移動可能なバケットとを備え
モーターボート用後進装置であって、前記バケットが、
その作用位置において下端が実質的に船底位置にあり且
つ上端がステアリングノズルの上限傾斜位置における噴
射口の少なくとも上端より上部に位置しており、後進操
作により、バケット作用位置への下方揺動に自動的に
連動してステアリングノズルがその上限傾斜位置に揺動
して該位置を保持するように構成されてなることを特徴
とする
【0009】かかる特徴によって本発明のモーターボー
ト用後進装置(以下、単に後進装置という)は、水流が
船体後方のやや上方に向けて噴射されるため、バケット
に効果的に衝突して後方に逃げることなく反転させら
れ、前方に勢いよく流れるという作用を奏する。したが
って、効率的な後進性能が確保できる。
【0010】ここで、前記後進装置に、前進後進切替え
手段と、バケットを該前進後進切替え手段の前進操作に
よって非作用位置に移動せしめ且つ後進操作によって作
用位置に移動せしめるバケット駆動手段と、ステアリン
グノズルの上下揺動操作手段と、該上下揺動操作手段の
操作によってステアリングノズルを上下揺動せしめる
下揺動駆動装置とを有するモーターボート用後進装置で
あって、前記ステアリングノズルの上下揺動操作手段と
前進後進切替え手段とに接続された前記上下揺動駆動装
置に駆動信号を送るための制御装置を備えており、該制
御装置が、前進後進切替え手段の操作による後進時に
、前記上下揺動操作手段から上下揺動駆動装置への指
令を遮断するとともに上下揺動駆動装置に対し上方
揺動駆動信号を送ってステアリングノズルを上限傾斜位
置まで揺動せしめるように構成するのが、後進操作する
ことによってバケットの作用位置への移動とステアリン
グノズルの後進用所定位置(傾斜上限位置、噴射口がや
や上方に向いた位置)への移動とが同時に行われ、しか
もかかる作用が簡易な構成によってなされうる点で好ま
しい。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに、添付の図面に示された実
施形態に基づいて本発明の後進装置を説明する。
【0012】図1は本発明の後進装置が適用されるモー
ターボートの一例を示す側面断面図、図2は本発明の後
進装置の一実施形態を示す側面断面図、図3は図2の後
進装置の平面図、図4は図2の後進装置のA−A線矢視
図、図5は図2の後進装置の動作例を示す断面図、図6
は図2の後進装置の操作系統を示す系統図である。
【0013】図1において、船体Bの後部の下面側に推
進装置1が設置されている。推進装置1は、ポンプを構
成するケーシング2と、該ケーシング2内に配設された
インペラー3と、プロペラシャフト4を介してインペラ
ー3を回転駆動するエンジン5と、ケーシング2の吐出
部に配設されたステアリングノズル6と、水流反転用の
バケット7とから構成されている。インペラー3の回転
によって、船体B下面に形成された吸水口Sから水が吸
引され、ステアリングノズル6から噴射され、その反力
によって船体Bが前進する。そのとき、バケット7は水
噴射の流路外となるようにステアリングノズル6の噴射
口6aから退避している。本実施形態ではバケット7を
ステアリングノズル6の上方に退避させている。通常、
運転者の操作によってステアリングノズル6は水平面内
を左右に揺動させられ(図3参照)、それによって操舵
される。また、ステアリングノズル6は運転者の操作に
よって鉛直面内を上下に揺動させられ、それによってト
リム調整がなされる。
【0014】運転者が後進操作するとバケット7がステ
アリングノズル6の噴射口6aに対向する位置に移動し
て噴射口6aから噴射された水流を前方に反転させる。
その反力によって船体Bは後進する。
【0015】したがって、前記推進装置1が後進装置を
兼ねているといえる。推進装置1のうち、バケット7を
除いたものが前進装置であり、バケット7を加えて後進
装置となる。したがって、以下、前記推進装置1を後進
装置1という。
【0016】図2〜4に後進装置1の詳細が示されてい
る。図2ではエンジン5は省略されている。8はインペ
ラー3の軸受けであり、9が吸水口Sからステアリング
ノズル6に至る水流の通路である。10はステアリング
ノズル6の水平揺動支軸であり、11はステアリングノ
ズル6の鉛直揺動支軸である。12はバケット7の回動
支軸であり、バケット7はステアリングノズル6上方の
非作用位置(図2中に実線で示すとともに図5(a)に
も示す)と、ステアリングノズル6の噴射口6aに対向
する作用位置(図2中に二点鎖線で示すとともに図5
(b)にも示す)との間を揺動させられる。13はバケ
ット7の非作用位置でのストッパー、すなわちバケット
7の上限位置を規定するものであり船体Bに形成されて
いる。14は該ストッパー13に当接する当接片であっ
てバケット7に形成されている。
【0017】図6には後進装置1の操作系統が示されて
いる。図6中15は運転席に配設されたリバースレバー
であり、船体Bの前進後進を切り換える手段である。バ
ケット7の回動はリバースレバー15を傾倒操作するこ
とによりプッシュプルケーブル16を押し引きしてなさ
れる(図3も併せて参照)。つまり、リバースレバー1
5を前進にセットすればバケット7が非作用位置に上が
り、後進にセットすればバケット7は作用位置に下が
る。17はトリムスイッチであり、特許請求の範囲でい
うステアリングノズルの上下揺動操作手段に該当する。
該トリムスイッチ17から前記リバースレバー15のリ
バーススイッチ15aを介してコントローラ18に電気
的に接続されている。トリムスイッチ17を操作するこ
とにより、コントローラー18からの信号でノズル駆動
モータ19が駆動させられ、その結果ステアリングノズ
ル6がトリムスイッチ17によって指定された所定の揺
動位置(つまり停止位置)に鉛直揺動させられる。ステ
アリングノズル6の揺動位置として、上限位置、下限位
置、ノーマル位置、およびこれら各位置間に所定段階で
停止位置が設けられている。各位置はノズル駆動モータ
19の回転量または回転時間を制御することによって設
定される。本実施形態では、ノーマル位置が水平方向
(船体の基線方向)であり、上限位置は噴射口6aがノ
ーマル位置から5°上方に向いた位置であり、下限位置
は噴射口6aがノーマル位置から15°下方に向いた位
置であり、ノーマル位置と下限位置とのあいだはステア
リングノズル6が5°間隔で停止させられるように構成
されている。
【0018】ノズル駆動モータ19には、上記停止位置
のうちのいずれかを基準としたノズル駆動モータ19の
回転量に基づいて、現時点でのステアリングノズル6の
停止位置を検知してコントローラ18に送信するための
停止位置検出機構20が設置されている。そして、コン
トローラ18は、トリムスイッチ17の操作によってス
テアリングノズル6の停止位置が指定されると、現停止
位置との差をノズル駆動モータ19の回転量(または回
転時間)および回転方向に換算してノズル駆動モータ1
9にその回転駆動信号を送る。21はステアリングノズ
ル6の停止位置を表示するトリムメータである。
【0019】このように、ステアリングノズル6の傾斜
度を変更することによって水流の噴射方向を変化させ、
その反力の鉛直方向成分によって船体を前傾にしたり後
傾にしてトリム調整を行う。なお、ノーマル位置は水平
方向(船体の基線方向)に限定されず、船体の形状、水
上での静止姿勢および滑走時の姿勢等に応じて設定すれ
ばよい。
【0020】そして、一旦リバースレバー15を後進に
設定すると、リバースレバー15に設置された前記リバ
ーススイッチ15aによってコントローラ18にリバー
スレバー15が後進状態にある旨の信号が送られる。コ
ントローラ18は該後進信号によって、切替えスイッチ
(図示しない)がトリムスイッチ17とコントローラ1
8との接続を切るとともに、コントローラ18からはノ
ズル駆動モータ19に対してステアリングノズル6を上
限位置に至らしめる回転駆動信号が送られる。ステアリ
ングノズル6が上限位置に至ればリミットスイッチ(図
示しない)の作動によってノズル駆動モータ19の回転
が停止する。もちろん既にステアリングノズル6が上限
位置に至っておればノズル駆動モータ19は回転しな
い。なお、上記リバーススイッチ15aにコントローラ
中の上記切替えスイッチの機能を付与しておくことも可
能である。
【0021】以上のごとく、リバースレバー15を後進
に設定するとバケット7が作用位置に下がるとともにス
テアリングノズル6が上限位置まで揺動して停止する。
そうすることによって、図5(b)に示すように噴射口
6aからの水流は従来技術のようにその一部が船体後方
等に逃げる(図7(c)参照)ことなく、バケット7に
よって効果的に反転させられて前方に噴出し、効率的な
後進作用が発揮される。なお、後進時は航行速度が低い
ためトリム調整の必要がないのでステアリングノズル6
を上限位置に停止させた状態でもかまわない。
【0022】ついで、リバースレバー15を前進に切り
換えると、リバーススイッチ15aによってトリムスイ
ッチ17とコントローラ18とが電気的に接続され、コ
ントローラ18からはトリムスイッチ17の指定どおり
ステアリングノズル6を回転駆動するようにノズル駆動
モータ19へ信号が送られることとなる。
【0023】なお、バケット7の形状は従来のものと同
様の部分球殻状を呈している(図2および図3を併せて
参照)。これは、バケット7自身の回動はもとより、そ
の内部にいわば包蔵される状態のステアリングノズル6
の水平揺動と鉛直揺動とにも対応しうる形状としたため
である。
【0024】
【発明の効果】本発明の後進装置は、後進操作によって
ステアリングノズルのチルチングとバケットの移動とを
自動的に連動させることにより、作用位置にあるバケッ
トに対してステアリングノズルの噴射口をできるかぎり
上方に向けうるので、噴射水流を後方に逃がすことな
く、効率的な後進性能を確保することができる。
【0025】しかも、従来技術における後進装置に特別
複雑な機構を付加することなく簡易な構成によって上記
効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の後進装置が適用されるモーターボート
の一例を示す側面断面図である。
【図2】本発明の後進装置の一実施形態を示す側面断面
図である。
【図3】図2の後進装置の平面図である。
【図4】図2の後進装置のA−A線矢視図である。
【図5】図2の後進装置の動作例を示す断面図である。
【図6】図2の後進装置の操作系統を示す系統図であ
る。
【図7】従来の後進装置の一例を示す側面断面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・後進装置 2・・・ケーシング 3・・・インペラー 5・・・エンジン 6・・・ステアリングノズル 6a・・噴射口 7・・・バケット 15・・・リバースレバー 15a・・リバーススイッチ 17・・・トリムスイッチ 18・・・コントローラ 19・・・ノズル駆動モータ B・・・船体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B63H 11/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 推進用ポンプの吐出部に配設された上限
    傾斜位置と下限傾斜位置とのあいだに揺動駆動可能なス
    テアリングノズルと、該ステアリングノズルの噴射口
    らの水流を反転させる作用位置と噴射口から上方へ退避
    した非作用位置とに移動可能なバケットとを備えたモー
    ターボート用後進装置であって、 前記バケットが、その作用位置において下端が実質的に
    船底位置にあり且つ上端がステアリングノズルの上限傾
    斜位置における噴射口の少なくとも上端より上部に位置
    しており、 後進操作により、バケット作用位置への下
    方揺動に自動的に連動してステアリングノズルがその上
    限傾斜位置に揺動して該位置を保持するように構成され
    てなることを特徴とするモーターボート用後進装置。
  2. 【請求項2】 推進用ポンプが実質的に船底位置の直上
    に配置され、該推進用ポンプの吐出部に配設された上限
    傾斜位置と下限傾斜位置とのあいだに揺動駆動可能なス
    テアリングノズルと、該ステアリングノズルの噴射口
    らの水流を反転させる作用位置と噴射口から上方へ退避
    した非作用位置とに移動可能なバケットとを備えたモー
    ターボート用後進装置であって、 前記バケットが、その作用位置において下端が実質的に
    船底位置にあり且つ上端がステアリングノズルの上限傾
    斜位置における噴射口の少なくとも上端より上部に位置
    しており、 後進操作により、バケット作用位置への下
    方揺動に自動的に連動してステアリングノズルがその上
    限傾斜位置に揺動して該位置を保持するように構成され
    てなることを特徴とするモーターボート用後進装置。
  3. 【請求項3】 前進後進切替え手段と、バケットを該前
    進後進切替え手段の前進操作によって非作用位置に移動
    せしめ且つ後進操作によって作用位置に移動せしめるバ
    ケット駆動手段と、ステアリングノズルの上下揺動操作
    手段と、該上下揺動操作手段の操作によってステアリン
    グノズルを上下揺動せしめる上下揺動駆動装置とを有す
    るモーターボート用後進装置であって、 前記ステアリングノズルの上下揺動操作手段と前進後進
    切替え手段とに接続された前記上下揺動駆動装置に駆動
    信号を送るための制御装置を備えており、 該制御装置が、前進後進切替え手段の操作による後進時
    には、前記上下揺動操作手段から上下揺動駆動装置への
    指令を遮断するとともに、上下揺動駆動装置に対 して上
    方揺動駆動信号を送ってステアリングノズルを上限傾斜
    位置まで揺動せしめるように構成されてなることを特徴
    とする請求項1〜3のうちのいずれか一の項に記載のモ
    ーターボート用後進装置。
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