JP2755520B2 - プリント配線板のスルーホール形成方法 - Google Patents

プリント配線板のスルーホール形成方法

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JP2755520B2
JP2755520B2 JP4140584A JP14058492A JP2755520B2 JP 2755520 B2 JP2755520 B2 JP 2755520B2 JP 4140584 A JP4140584 A JP 4140584A JP 14058492 A JP14058492 A JP 14058492A JP 2755520 B2 JP2755520 B2 JP 2755520B2
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wiring pattern
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秀幸 高橋
敬二 斉藤
浩一 斉藤
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/40Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • H05K3/4038Through-connections; Vertical interconnect access [VIA] connections
    • H05K3/4053Through-connections; Vertical interconnect access [VIA] connections by thick-film techniques
    • H05K3/4069Through-connections; Vertical interconnect access [VIA] connections by thick-film techniques for via connections in organic insulating substrates

Landscapes

  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁基板の両面に設け
た配線パターンどうしを導通せしめるプリント配線板の
スルーホール形成方法関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来一般のスルーホールを示す
断面図である。
【0003】同図において、符号1で総括的に示すプリ
ント配線板は、絶縁基板2の両面に配線パターン3,4
を配設し、所定位置に設けたスルーホール5によって両
配線パターン3,4どうしの導通を確保している。この
スルーホール5は、絶縁基板2に開設した透孔2aの内
壁面と該透孔2aの開口端周縁部とに導電体6を設けて
なるもので、かかるスルーホール5を形成する際には、
絶縁基板2の所定位置に透孔2aを穿設した後、まず透
孔2aの一方の開口端側から印刷やディスペンシングを
行って、配線パターン3に付着せしめた導電ペーストを
透孔2a内へ塗布し、次いで他方の開口端側から同様の
手法で、配線パターン4に付着せしめた導電ペーストを
透孔2a内へ塗布し、こうして両側から塗布した導電ペ
ーストどうしを連続させることにより、硬化後、両配線
パターン3,4を導通せしめる導電体6が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のスルーホール5は、所望の導電体6を形成する
ために絶縁基板2の両面で計2回、導電ペーストを塗布
する作業を行わねばならないので、作業性が悪いという
不具合があった。これは、透孔2aの一方の開口端側か
ら塗布した導電ペーストを他方の開口端まで確実に流動
させることが困難であるという理由によるもので、例え
ば導電ペーストの粘性を調節するなどして流れやすくし
ても、塗布した側と反対側の開口端において配線パター
ンとの導通が不安定になりやすく、高信頼性は得られな
かった。
【0005】本発明はこのような従来技術の課題に鑑み
てなされたもので、そ目的は、導電ペーストの塗布作
を簡単に行うことができ、電気的な信頼性も高いプリ
ント配線板のスルーホールを提供することにある
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、片面に配線パターンを印刷した一対のフ
ィルムの印刷面どうしを対向させた状態で、先窄まりな
突部を有する金型を型締めして該突部に対応する個所で
両フィルムを衝合させた後、上記両フィルム間に溶融樹
脂を充填し、該溶融樹脂の冷却後に上記両フィルムを除
去することにより、少なくとも一方の開口端部が該開口
端に向かって末広がりな穴形状の透孔を有する絶縁基板
と、該絶縁基板の両面に転写されて一部が上記透孔の上
記開口端部に延びる配線パターンとを設け、しかる後、
上記開口端側から上記透孔内へ導電ペーストを塗布する
こととした。
【0007】
【0008】
【作用】上記したように配線パターンを印刷した一対の
フィルムを部分的に衝合させて両フィルム間に絶縁基板
を成形してやれば、末広がりな開口端部を有するスルー
ホール用の透孔が容易に形成できるとともに、絶縁基板
に転写される配線パターンを該開口端部に延設すること
も容易であり、しかも該透孔の露出面や転写された配線
パターンの表面が鏡面となるため、該開口端側から該透
孔内の配線パターン上に塗布した導電ペーストが他方の
開口端側へ極めて流れやすくなる。
【0009】
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1は本発明の一実施例に係るスルーホー
ルを示す断面図、図2乃至図4は該スルーホールの形成
方法を示す工程図である。
【0012】図1において、符号7で総括的に示すプリ
ント配線板は、絶縁基板8の両面に配線パターン9,1
0を配設し、所定位置に設けたスルーホール11によっ
て両配線パターン9,10どうしの導通を確保してい
る。このスルーホール11は、絶縁基板8の透孔8aの
両開口端部にそれぞれ、配線パターン9,10の屈曲部
9a,10aが延設してあるとともに、透孔8a内を一
方の開口端から他方の開口端へと延びる導電体12が両
屈曲部9a,10aに付着させてあるというもので、同
図に明らかなように、透孔8aは中央部がくびれて両開
口端部が末広がりな穴形状に開設されている。
【0013】上記スルーホール11を形成する際には、
まず、図2に示すように、片面に配線パターン9,10
を印刷した一対のフィルム13,14の印刷面どうしを
対向させた状態で、先窄まりな突部15aを有する上金
型15と、同じく先窄まりな突部16aを有する下金型
16との間に、両フィルム13,14を位置させる。次
いで、図3に示すように、上金型15と下金型16とを
型締めして両フィルム13,14を位置規制し、型締め
したまま樹脂注入孔Gから溶融樹脂17を注入して該樹
脂17を両フィルム13,14の間に充填する。このと
き、金型15,16の各突部15a,16aに対応する
個所では、両フィルム13,14が衝合部Aで互いに衝
合しつつ各突部15a,16aの外形に沿って変形し、
衝合部Aの近傍に位置する配線パターン9,10も両フ
ィルム13,14の変形に伴って衝合部A側へ屈曲す
る。そして、溶融樹脂17の冷却後、上下の金型15,
16を型開きし、溶融樹脂17を固化してなる絶縁基板
8から両フィルム13,14を剥離すると、図4に示す
ように、この絶縁基板8には、溶融樹脂17が廻り込ま
ない衝合部Aおよび各突部15a,16aと対応する個
所に、両開口端部が末広がりな穴形状の透孔8aが開設
される。また、この絶縁基板8の両面には、両フィルム
13,14から配線パターン9,10が転写され、透孔
8a内へ延びる各配線パターン9,10の屈曲部9a,
10aは、該透孔8aの両開口端部に転写されることと
なる。
【0014】しかる後、透孔8aのいずれか一方の開口
端側から印刷やディスペンシングを行って、導電ペース
トを透孔8a内へ塗布すると、この導電ペーストは傾斜
面に沿って他方の開口端側へと流れていくので、両屈曲
部9a,10aに導電ペーストを付着させることができ
る。例えば、図4の上側から透孔8a内へ導電ペースト
を塗布すれば、屈曲部9a上に付着した導電ペーストが
該屈曲部9aの傾斜に沿って下方へ流れていき、速やか
に屈曲部10aに到達するので、両配線パターン9,1
0の導通が確保されることとなる。したがって、この導
電ペーストを硬化させて導電体12となせば、図1に示
すようなスルーホール11が得られる。
【0015】なお、フィルムを介して成形した絶縁体に
配線パターンを転写するという技術は、MID(Mol
ded Interconnection Devic
e)と称される公知の手法である。
【0016】このように、MID技術を利用し、一対の
フィルム13,14を部分的に衝合させて両フィルム1
3,14間に絶縁基板8を成形してやれば、末広がりな
開口端部を有する透孔8aが容易に形成できるととも
に、絶縁基板8に転写される配線パターン9,10を透
孔8aの開口端部に延設することも容易である。すなわ
ち、図1に示す如きスルーホール11は、穴あけ加工等
を行わずとも、絶縁基板8の製造過程で透孔8aや屈曲
部9a,10aを形成することができるので、量産化に
好適である。そして、このスルーホール11は、導電体
12を形成する際に、一方の開口端側から透孔8a内の
配線パターン9(屈曲部9a)上や配線パターン10
(屈曲部10a)上に導電ペーストを塗布してやれば、
この導電ペーストが他方の開口端側へ流れやすく、両配
線パターン9,10の導通が導電ペーストを介して容易
に達成されるので、1回の塗布作業で透孔8a内に所望
の導電体12を形成することができ、よって電気的な信
頼性を確保しつつ塗布工程が簡略化できる。
【0017】また、MID技術を利用した上記実施例
は、両フィルム13,14を除去した段階(図4参照)
で、透孔8aの露出面や転写された配線パターン9,1
0の表面が鏡面となるため、この後、導電ペーストを塗
布する際に、透孔8a内で該導電ペーストが極めて流れ
やすく、よって1回の塗布作業で所望の導電体12を確
実に形成することができ、従来技術に比して信頼性およ
び生産性を向上させることができる。
【0018】図5は本発明の他の実施例に係るスルーホ
ールを示す断面図で、図1と対応する部分には同一符号
が付してある。この実施例は、透孔8aの両開口端部を
ラッパ状に湾曲させた点が、円錐面状であった先の実施
例と異なっている。
【0019】なお、上述した各実施例ではいずれも、ス
ルーホール用の透孔の両開口端部を末広がりな形状にし
てあるが、少なくとも一方の開口端部を末広がりな形状
にして該開口端部に配線パターンを延設しておけば、該
開口端側から塗布する導電ペーストを他方の開口端側の
配線パターンに付着させることは容易である。
【0020】また、透孔内に導電ペーストを充填させる
タイプのスルーホールにおいても、本発明が適用可能で
あることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
配線パターンを印刷した一対のフィルムを部分的に衝合
させて両フィルム間に絶縁基板を成形することにより、
末広がりな開口端部を有するスルーホール用の透孔が容
易に形成できるとともに、絶縁基板に転写される配線パ
ターンを該開口端部に延設することも容易であり、しか
も導電ペーストの塗布面が鏡面となって透孔内での該導
電ペーストの流動性を高めることができるので、簡単な
塗布作業で該透孔内に所望の導電体を形成することがで
き、従来技術に比して信頼性および生産性を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るスルーホールを示す断
面図である。
【図2】該スルーホールの形成過程で型締め前のフィル
ムを示す工程図である。
【図3】該スルーホールの形成過程で型締めして溶融樹
脂を注入した状態を示す工程図である。
【図4】該スルーホールの形成過程で型開きしてフィル
ムを除去した状態を示す工程図である。
【図5】本発明の他の実施例に係るスルーホールを示す
断面図である。
【図6】従来のスルーホールを示す断面図である。
【符号の説明】
8 絶縁基板 8a 透孔 9,10 配線パターン 11 スルーホール 12 導電体 13,14 フィルム 15,16 金型 15a,16a 突部 17 溶融樹脂 A 衝合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭51−52857(JP,U) 実開 平3−120066(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 3/40 H05K 3/20 H05K 1/11

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面に配線パターンを印刷した一対のフ
    ィルムの印刷面どうしを対向させた状態で、先窄まりな
    突部を有する金型を型締めして該突部に対応する個所で
    両フィルムを衝合させた後、上記両フィルム間に溶融樹
    脂を充填し、該溶融樹脂の冷却後に上記両フィルムを除
    去することにより、少なくとも一方の開口端部が該開口
    端に向かって末広がりな穴形状の透孔を有する絶縁基板
    と、該絶縁基板の両面に転写されて一部が上記透孔の上
    記開口端部に延びる配線パターンとを設け、しかる後、
    上記開口端側から上記透孔内へ導電ペーストを塗布する
    ことを特徴とするプリント配線板のスルーホール形成方
    法。
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JP2006229034A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Toshiba Corp 配線基板とその製造方法
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KR102315634B1 (ko) * 2016-01-13 2021-10-22 삼원액트 주식회사 회로 기판

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