JP3120066U - 外壁施工構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】下地に化粧材を簡単に施工できて、しかも、ぐらつきのない長期的に安定な状態でもって化粧材を取り付けることができる、優れた外壁施工構造を提供する。
【解決手段】下地と、該下地に化粧材を配設するための取り付け金具10と、化粧材20とからなる外壁施工構造1において、該取り付け金具は、固定部10aと、1つまたは複数の嵌合受部10bとからなり、前記嵌合受部は底部10bアと係止部10bイとからなり、該係止部の背面側には1つまたは複数の微細突部10bイxが形成されており、前記化粧材は表面化粧部20aと1つまたは複数の足部20bからなり、該足部のうち少なくとも最上部分の足部は下方向へ突出した嵌合突部10bアを有しており、前記下地に前記取り付け金具10を配設し、前記取り付け金具の嵌合受部に前記化粧材の嵌合突部を差し込んで配設することを特徴とする外壁施工構造。
【選択図】図1
【解決手段】下地と、該下地に化粧材を配設するための取り付け金具10と、化粧材20とからなる外壁施工構造1において、該取り付け金具は、固定部10aと、1つまたは複数の嵌合受部10bとからなり、前記嵌合受部は底部10bアと係止部10bイとからなり、該係止部の背面側には1つまたは複数の微細突部10bイxが形成されており、前記化粧材は表面化粧部20aと1つまたは複数の足部20bからなり、該足部のうち少なくとも最上部分の足部は下方向へ突出した嵌合突部10bアを有しており、前記下地に前記取り付け金具10を配設し、前記取り付け金具の嵌合受部に前記化粧材の嵌合突部を差し込んで配設することを特徴とする外壁施工構造。
【選択図】図1
Description
本考案は、窯業系サイディングなどの外壁板を下地とし、その上に幕板としての化粧材を、取り付け金具を用いて取り付けてなる外壁施工構造に関するものである。
従来から1階と2階との境界等には化粧材が幕板として使用され、1階と2階との間の意匠性を向上させている。
この場合、窯業系サイディングなどの外壁板を下地とし、この下地に釘等で化粧材を打ちつけて取り付けてもよいが、近年は取り付け金具を下地に留め付け、この取り付け金具に化粧材を取り付けることが行われている。
この際、化粧材に嵌合突部を設けて、これを取り付け金具の受部に差し込んで取り付ける。
取り付け金具を下地にビス留しているので、化粧材自体は下地にビスや釘で留め付けることにはならないので、取り付け金具と化粧材との間にぐらつきが発生する場合があり、ぐらつきを止めるため、特許第28985538号や特開2005−273197号に開示されているように、化粧材の嵌合突部の正面側や、背面側に小突起を設けて差し込むとぐらつきがなくなるが、化粧材が窯業系の材料から形成されている場合には、化粧材の嵌合突部を取り付け金具の受部に差し込む際に、何回もやり直したりして差し込みを繰り返すことで、小突起が摩耗してしまったり、欠けたりしてしまうおそれがあり、それに起因してぐらつきが発生してしまう。
また、特開2002−13286号に開示されているように、逆に取り付け金具に舌状片を加工して、これにより化粧材が取り付け金具から抜けることを防止している例もあるが、これも、化粧材の嵌合突部の差し込みを繰り返すことで、舌状片が変形してしまうおそれがある。
特許第2898538号公報
特開2005−273197号公報
特開2002−13286号公報
この場合、窯業系サイディングなどの外壁板を下地とし、この下地に釘等で化粧材を打ちつけて取り付けてもよいが、近年は取り付け金具を下地に留め付け、この取り付け金具に化粧材を取り付けることが行われている。
この際、化粧材に嵌合突部を設けて、これを取り付け金具の受部に差し込んで取り付ける。
取り付け金具を下地にビス留しているので、化粧材自体は下地にビスや釘で留め付けることにはならないので、取り付け金具と化粧材との間にぐらつきが発生する場合があり、ぐらつきを止めるため、特許第28985538号や特開2005−273197号に開示されているように、化粧材の嵌合突部の正面側や、背面側に小突起を設けて差し込むとぐらつきがなくなるが、化粧材が窯業系の材料から形成されている場合には、化粧材の嵌合突部を取り付け金具の受部に差し込む際に、何回もやり直したりして差し込みを繰り返すことで、小突起が摩耗してしまったり、欠けたりしてしまうおそれがあり、それに起因してぐらつきが発生してしまう。
また、特開2002−13286号に開示されているように、逆に取り付け金具に舌状片を加工して、これにより化粧材が取り付け金具から抜けることを防止している例もあるが、これも、化粧材の嵌合突部の差し込みを繰り返すことで、舌状片が変形してしまうおそれがある。
本考案は、下地に化粧材を簡単に施工できて、しかも、ぐらつきのない長期的に安定な状態でもって化粧材を取り付けることができる、優れた外壁施工構造を提供せんとするものである。
上記の課題を解決するために、本請求項1に記載の考案に係る外壁施工構造は、下地と、該下地に化粧材を配設するための取り付け金具と、化粧材とからなる外壁施工構造において、該取り付け金具は、前記下地に固定される固定部と、前記化粧材の嵌合突部が差し込まれ前記化粧材を保持する1つまたは複数の嵌合受部とからなり、該嵌合受部は該固定部から切り起こし形成されており、さらに前記嵌合受部は前記化粧材の嵌合突部底面を保持する底部と、該底部から立ち上がり形成されていて、前記化粧材の嵌合突部を前記固定部と共に挟持する係止部とからなり、該係止部の背面側には1つまたは複数の微細突部が形成されており、前記化粧材は表面化粧部と1つまたは複数の足部からなり、該足部のうち少なくとも最上部分の足部は下方向へ突出した嵌合突部を有しており、前記下地に前記取り付け金具を配設し、前記取り付け金具の嵌合受部に前記化粧材の嵌合突部を差し込んで配設することを特徴としている。
この外壁施工構造によれば、下地に化粧材を簡単に施工できて、しかも、ぐらつきのない長期的に安定な状態でもって化粧材を取り付けることができる。
この外壁施工構造によれば、下地に化粧材を簡単に施工できて、しかも、ぐらつきのない長期的に安定な状態でもって化粧材を取り付けることができる。
また、本請求項2に記載の考案に係る外壁施工構造は、前記微細突部は半球形状であることを特徴としている。
この外壁施工構造によれば、微細突部が差し込みの繰り返しによる長期的な使用にも摩耗変形しないので、化粧材を取り付け金具にいつまでも確実に取り付けることができる。
この外壁施工構造によれば、微細突部が差し込みの繰り返しによる長期的な使用にも摩耗変形しないので、化粧材を取り付け金具にいつまでも確実に取り付けることができる。
本考案の外壁施工構造によれば、下地に化粧材を簡単に施工できて、しかも、ぐらつきのない長期的に安定な状態でもって化粧材を取り付けることができる。
以下図面を用いて、本考案を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本考案の外壁施工構造(1)の斜視図、図2は本考案の外壁施工構造に用いる取り付け金具(10)の斜視図、図3は化粧材(20)を取り付け金具(10)に施工した部分拡大断面図である。
本考案における上下方向とは天地方向、正面側とは外面側、外側、室外側のこと、背面側とは内面側、下地側、室内側のことをいう。
本考案における上下方向とは天地方向、正面側とは外面側、外側、室外側のこと、背面側とは内面側、下地側、室内側のことをいう。
図1、図2に示すように、本考案に使用する取り付け金具(10)は、下地(100)に固定される固定部(10a)と、化粧材(20)の上下2つの嵌合突部(20bア、20bア)が差し込まれ化粧材(20)を保持する上下2つの嵌合受部(10b、10b)とによって構成されており、さらに各嵌合受部(10b)は、化粧材(20)の嵌合突部(20bア)の底面(20bアx)を保持する底部(10bア)と底部(10bア)から立ち上がり形成されていて化粧材(20)の嵌合突部(20bア)を固定部(10a)と共に挟持する係止部(10bイ)とからなり、係止部(10bイ)の背面側には左右2つの微細突部(10bイx、10bイx)が形成されている。
また、図1に示すように、化粧材(20)は表面化粧部(20a)と上下2つの足部(20b、20b)からなり、各足部(20b)はさらに下方向へ突出した嵌合突部(20bア)が形成されている。
ここで、本考案の取り付け金具(10)および化粧材(20)を用いた外壁施工構造(1)の施工について図1、図3を用いて説明する。
まず、取り付け金具(10)を下地(100)にビスにて留め付ける。
下地(100)としては窯業系のサイディング、ガラス繊維混入セメント板、パルプ混入セメント押出成形板、木繊維混入セメントケイ酸カルシウム板、繊維混入セメントケイ酸カルシウム板、硬質木片セメント板、スラグセメントパーライト板などが使用される。
次に、化粧材(20)を取り付け金具(10)の上から、下方に向かって差し込む。
化粧材(20)としては、窯業系のサイディング、ガラス繊維混入セメント板、パルプ混入セメント押出成形板、木繊維混入セメントケイ酸カルシウム板、繊維混入セメントケイ酸カルシウム板、硬質木片セメント板、スラグセメントパーライト板などが使用されるが、パルプ混入セメント押出成形板の場合は化粧材(20)の表面化粧部(20a)と足部(20b)とを一体成形できるので好ましい。
具体的な施工方法としては、化粧材(20)の嵌合突部(20bア)を取り付け金具(10)の嵌合受部(10b)に上方から差し込んでいく。
このとき、係止部(10bイ)の微細突部(10bイx)が、化粧材(20)の嵌合突部(20bア)の正面側を押さえ込むことによって、簡単にしかし強固に取り付けることができる。
微細突部(10bイx)は半球形状をしているので、滑らかに差し込むことができ、しかも1点に荷重が係らないので、繰り返し差し込み直しても化粧材(20)の嵌合突部(20bア)が摩耗することもない。
このように、簡単に、しかも、ぐらつきなどの問題なく、化粧材(20)を下地(100)に長期間にわたって安定に取り付け金具(10)を用いて下地(100)に取り付けることができる。
まず、取り付け金具(10)を下地(100)にビスにて留め付ける。
下地(100)としては窯業系のサイディング、ガラス繊維混入セメント板、パルプ混入セメント押出成形板、木繊維混入セメントケイ酸カルシウム板、繊維混入セメントケイ酸カルシウム板、硬質木片セメント板、スラグセメントパーライト板などが使用される。
次に、化粧材(20)を取り付け金具(10)の上から、下方に向かって差し込む。
化粧材(20)としては、窯業系のサイディング、ガラス繊維混入セメント板、パルプ混入セメント押出成形板、木繊維混入セメントケイ酸カルシウム板、繊維混入セメントケイ酸カルシウム板、硬質木片セメント板、スラグセメントパーライト板などが使用されるが、パルプ混入セメント押出成形板の場合は化粧材(20)の表面化粧部(20a)と足部(20b)とを一体成形できるので好ましい。
具体的な施工方法としては、化粧材(20)の嵌合突部(20bア)を取り付け金具(10)の嵌合受部(10b)に上方から差し込んでいく。
このとき、係止部(10bイ)の微細突部(10bイx)が、化粧材(20)の嵌合突部(20bア)の正面側を押さえ込むことによって、簡単にしかし強固に取り付けることができる。
微細突部(10bイx)は半球形状をしているので、滑らかに差し込むことができ、しかも1点に荷重が係らないので、繰り返し差し込み直しても化粧材(20)の嵌合突部(20bア)が摩耗することもない。
このように、簡単に、しかも、ぐらつきなどの問題なく、化粧材(20)を下地(100)に長期間にわたって安定に取り付け金具(10)を用いて下地(100)に取り付けることができる。
1 外壁施工構造
10 取り付け金具
10a 固定部
10b 嵌合受部
10bア 底部
10bイ 係止部
10bイx 微細突部
20 化粧材
20a 表面化粧部
20b 足部
20bア 嵌合突部
20bアx 嵌合突部の底面
100 下地
10 取り付け金具
10a 固定部
10b 嵌合受部
10bア 底部
10bイ 係止部
10bイx 微細突部
20 化粧材
20a 表面化粧部
20b 足部
20bア 嵌合突部
20bアx 嵌合突部の底面
100 下地
Claims (2)
- 下地と、該下地に化粧材を配設するための取り付け金具と、化粧材とからなる外壁施工構造において、該取り付け金具は、前記下地に固定される固定部と、前記化粧材の嵌合突部が差し込まれ前記化粧材を保持する1つまたは複数の嵌合受部とからなり、該嵌合受部は該固定部から切り起こし形成されており、さらに前記嵌合受部は前記化粧材の嵌合突部底面を保持する底部と、該底部から立ち上がり形成されていて、前記化粧材の嵌合突部を前記固定部と共に挟持する係止部とからなり、該係止部の背面側には1つまたは複数の微細突部が形成されており、前記化粧材は表面化粧部と1つまたは複数の足部からなり、該足部のうち少なくとも最上部分の足部は下方向へ突出した嵌合突部を有しており、前記下地に前記取り付け金具を配設し、前記取り付け金具の嵌合受部に前記化粧材の嵌合突部を差し込んで配設することを特徴とする外壁施工構造。
- 前記微細突部は半球形状であることを特徴とする請求項1に係る外壁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005011027U JP3120066U (ja) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | 外壁施工構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005011027U JP3120066U (ja) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | 外壁施工構造 |
Publications (1)
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JP3120066U true JP3120066U (ja) | 2006-03-23 |
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ID=43470255
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JP2005011027U Expired - Lifetime JP3120066U (ja) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | 外壁施工構造 |
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JP (1) | JP3120066U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05335712A (ja) * | 1992-06-01 | 1993-12-17 | Alps Electric Co Ltd | プリント配線板のスルーホールおよびその形成方法 |
-
2005
- 2005-12-27 JP JP2005011027U patent/JP3120066U/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH05335712A (ja) * | 1992-06-01 | 1993-12-17 | Alps Electric Co Ltd | プリント配線板のスルーホールおよびその形成方法 |
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