JP3120067U - 取り付け金具 - Google Patents

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和彦 坂井
昇次 山田
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Nichiha Corp
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Abstract

【課題】下地に化粧材を簡単に施工できて、しかも、ぐらつきのない長期的に安定な状態でもって化粧材を取り付けることができる取り付け金具の提供。
【解決手段】取付金具(1)は、下地(100)に固定される固定部(10a)と、化粧材(20)の上下2つの嵌合受部(20bア、20bア)が差し込まれ化粧材(20)を保持する上下2つの嵌合受部(10b、10b)とによって構成されており、さらに各嵌合受部(10b)は、化粧材(20)の嵌合受部(20bア)の底面(20bアx)を保持する底部(10bア)を固定部(10a)と共に挟持する係止部(10bイ)とからなり、係止部(10bイ)の背面側には左右に2つの微細突部(10bイx、10bイx)が形成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、窯業系サイディングなどの外壁板を下地とし、その上に幕板としての化粧材を取り付けるための取り付け金具に関するものである。
従来から1階と2階との境界等には化粧材が幕板として使用され、1階と2階との間の意匠性を向上させている。
この場合、窯業系サイディングなどの外壁板を下地とし、この下地に釘等で化粧材を打ちつけて取り付けてもよいが、近年は取り付け金具を下地に留め付け、この取り付け金具に化粧材を取り付けることが行われている。
この際、化粧材に嵌合突部を設けて、これを取り付け金具の受部に差し込んで取り付ける。
取り付け金具を下地にビス留しているので、化粧材自体は下地にビスや釘で留め付けることにはならないので、取り付け金具と化粧材との間にぐらつきが発生する場合があり、ぐらつきを止めるため、特許第28985538号や特開2005−273197号に開示されているように、化粧材の嵌合突部の正面側や、背面側に小突起を設けて差し込むとぐらつきがなくなるが、化粧材が窯業系の材料から形成されている場合には、化粧材の嵌合突部を取り付け金具の受部に差し込む際に、何回もやり直したりして差し込みを繰り返すことで、小突起が摩耗してしまったり、欠けたりしてしまうおそれがあり、それに起因してぐらつきが発生してしまう。
また、特開2002−13286号に開示されているように、逆に取り付け金具に舌状片を加工して、これにより化粧材が取り付け金具から抜けることを防止している例もあるが、これも、化粧材の嵌合突部の差し込みを繰り返すことで、舌状片が変形してしまうおそれがある。
特許第2898538号公報 特開2005−273197号公報 特開2002−13286号公報
本考案は、下地に化粧材を簡単に施工できて、しかも、ぐらつきのない長期的に安定な状態でもって化粧材を取り付けることができる取り付け金具を提供せんとするものである。
上記の課題を解決するために、本請求項1に記載の考案に係る取り付け金具は、化粧材を下地に取り付けるために用いられる取り付け金具であって、下地に固定される固定部と、前記化粧材の嵌合突部が差し込まれ前記化粧材を保持する1つまたは複数の嵌合受部とからなり、該嵌合受部は該固定部から切り起こし形成されており、さらに前記嵌合受部は化粧材の嵌合突部底面を保持する底部と、該底部から立ち上がり形成されていて、前記化粧材の嵌合突部を前記固定部と共に挟持する係止部とからなり、該係止部の背面側には1つまたは複数の微細突部が形成されていることを特徴としている。
本考案の取り付け金具を使用することで、下地に化粧材を簡単に施工できて、しかも、ぐらつきのない長期的に安定な状態でもって化粧材を取り付けることができる。
また、本請求項2に記載の考案に係る取り付け金具は、前記微細突部は半球形状であることを特徴としている。
この取り付け金具によれば、微細突部が差し込みの繰り返しによる長期的な使用にも摩耗変形しないので、化粧材をがたつくことなく、いつまでも確実に取り付けることができる。
本考案の取り付け金具を使用することで、下地に化粧材を簡単に施工できて、しかも、ぐらつきのない長期的に安定な状態でもって化粧材を取り付けることができる。
以下図面を用いて、本考案を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本考案の取り付け金具(1)を使用した外壁施工構造の斜視図、図2は本考案の取り付け金具(1)の斜視図であり、図3は本考案の取り付け金具(1)を使用して化粧材(20)を施工した部分拡大断面図である。
本考案における上下方向とは天地方向、正面側とは外面側、外側、室外側のこと、背面側とは内面側、下地側、室内側のことをいう。
図1、図2に示すように、本考案に係る取り付け金具(1)は、下地(100)に固定される固定部(10a)と、化粧材(20)の上下2つの嵌合突部(20bア、20bア)が差し込まれ化粧材(20)を保持する上下2つの嵌合受部(10b、10b)とによって構成されており、さらに各嵌合受部(10b)は、化粧材(20)の嵌合突部(20bア)の底面(20bアx)を保持する底部(10bア)と底部(10bア)から立ち上がり形成されていて、化粧材(20)の嵌合突部(20bア)を固定部(10a)と共に挟持する係止部(10bイ)とからなり、係止部(10bイ)の背面側には左右に2つの微細突部(10bイx、10bイx)が形成されている。
また、図1に示すように、化粧材(20)は表面化粧部(20a)と上下2つの足部(20b、20b)とからなり、各足部(20b)はさらに下方向へ突出した嵌合突部(20bア)が形成されている。
ここで、本考案の取り付け金具(1)を用いて、化粧材(20)を下地(100)に取り付ける外壁構造の施工方法について、図1、図3を用いて説明する。
まず、取り付け金具(1)を下地(100)にビスにて留め付ける。
下地(100)としては窯業系のサイディング、ガラス繊維混入セメント板、パルプ混入セメント押出成形板、木繊維混入セメントケイ酸カルシウム板、繊維混入セメントケイ酸カルシウム板、硬質木片セメント板、スラグセメントパーライト板などが使用される。
次に、化粧材(20)を取り付け金具(1)の上から、下方に向かって差し込む。
化粧材(20)としては、窯業系のサイディング、ガラス繊維混入セメント板、パルプ混入セメント押出成形板、木繊維混入セメントケイ酸カルシウム板、繊維混入セメントケイ酸カルシウム板、硬質木片セメント板、スラグセメントパーライト板などが使用されるが、パルプ混入セメント押出成形板の場合は化粧材(20)の表面化粧部(20a)と足部(20b)とを一体成形できるので好ましい。
具体的な施工方法としては、化粧材(20)の嵌合突部(20bア)を取り付け金具(1)の嵌合受部(10b)に上方から差し込んでいく。
このとき、係止部(10bイ)の微細突部(10bイx)が、化粧材(20)の嵌合突部(20bア)の正面側を押さえ込むことによって、簡単にしかも強固に取り付けることができる。
微細突部(10bイx)は半球形状をしているので、滑らかに差し込むことができ、しかも1点に荷重が係らないので、繰り返し差し込み直しても化粧材(20)の嵌合突部(20bア)が摩耗することもない。
このように、簡単に、しかも、ぐらつきなどの問題なく、化粧材(20)を下地(100)に長期間にわたって安定に取り付けることが、本考案の取り付け金具(1)を使用することで可能となる。
本考案の取り付け金具を使用した外壁施工構造の斜視図 本考案の取り付け金具の斜視図 本考案の取り付け金具を用いて化粧材を施工した部分拡大断面図
符号の説明
1 取り付け金具
10a 固定部
10b 嵌合受部
10bア 底部
10bイ 係止部
10bイx 微細突部
20 化粧材
20a 表面化粧部
20b 足部
20bア 嵌合突部
20bアx 嵌合突部の底面
100 下地

Claims (2)

  1. 化粧材を下地に取り付けるために用いられる取り付け金具であって、下地に固定される固定部と、前記化粧材の嵌合突部が差し込まれ前記化粧材を保持する1つまたは複数の嵌合受部とからなり、該嵌合受部は該固定部から切り起こし形成されており、さらに前記嵌合受部は化粧材の嵌合突部底面を保持する底部と、該底部から立ち上がり形成されていて、前記化粧材の嵌合突部を前記固定部と共に挟持する係止部とからなり、該係止部の背面側には1つまたは複数の微細突部が形成されていることを特徴とする取り付け金具。
  2. 前記微細突部は半球形状であることを特徴とする請求項1に係る取り付け金具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017160601A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 倉敷紡績株式会社 化粧モールの取付構造および方法
JP2018084023A (ja) * 2016-11-21 2018-05-31 越井木材工業株式会社 セット金具及び金具付パネル

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