JP3036107B2 - スイッチ付きプリント配線板 - Google Patents

スイッチ付きプリント配線板

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JP3036107B2
JP3036107B2 JP3079171A JP7917191A JP3036107B2 JP 3036107 B2 JP3036107 B2 JP 3036107B2 JP 3079171 A JP3079171 A JP 3079171A JP 7917191 A JP7917191 A JP 7917191A JP 3036107 B2 JP3036107 B2 JP 3036107B2
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switch
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広彰 松岡
敏博 秋山
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスイッチ付きプリント配
線板に関するもので、特に数少ない工程で容易に製造可
能な構成に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】キーボードなどのスイッチ用接点を形成
する方法としては、図5に示すようにそれぞれ所定の回
路パターンとともに電気接点2a,2bを形成したベー
ス基台6と弾性変形可能な押圧側フィルム7の間に適当
な厚みのスペーサ8を挿入して接合し、押圧側フィルム
7の上方から指などで押すことにより回路パターン接点
2a,2b間の導通をとりスイッチ用接点を形成してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の製造方法では、ベース基台6と押圧側フィルム7に
所定の回路パターンおよび接点2a,2bを形成する場
合にそれぞれ別の工程で作成しなければならない。また
所定のパターンを打ち抜いたスペーサ8をベース基台6
と押圧側フィルム7の間に挿入するときに精度よく位置
合わせを行なわなければならない。
【0004】さらにベース基台6はフィルムあるいは成
形基材などで形成できるが、上方からの押圧に十分耐え
るだけの強度を持たせる必要がある。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で容易に製造可能なスイッチ付きプリント配線板を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のスイッチ付きプリント配線板は、スイッチ接
点を構成する第1の接点と第2の接点が形成された折曲
可能な絶縁フィルムを、剛性を有する基板上に前記第1
の接点はその基板上に位置し、その基板上に接合された
絶縁フィルムを貫通する突起を有し、その突起の先端に
折曲された前記絶縁フィルムの遊端部を係止したことを
特徴とする。
【0007】
【作用】この構成によれば、スイッチを構成する第1と
第2の接点およびそれらに接続される回路パターンが同
じ一枚のフィルム上に作成できるため、同一工程で印刷
することができ、その製造工程は簡略化されるものであ
る。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例についてその製造工程
とともに図面を参照して説明する。
【0009】まず図1に示すように、折曲可能な絶縁フ
ィルム1に後述する折曲げ線1aを中心に対称に、複数
対の透孔5a,5bを形成する。この一対の透孔5a,
5bの直径は、5a<5bになるように構成されてい
る。
【0010】続いて図2に示すように、前記フィルム1
の上に前記折曲げ線1aを中心とする対称な位置に、ス
イッチ接点を構成する第1の接点2aと第2の接点2b
および必要に応じてそれらの接点2a,2bに接続され
た導電性の回路パターン9を設ける。この接点2a,2
bおよび回路パターン9は従来公知のCu,Alなどの
金属箔からなる導電性材料をエッチングなどの処理によ
り形成するか、あるいは従来公知のAgペースト,カー
ボンペーストなどの導電性粒子にバインダー樹脂を混合
した導電性印刷材料をスクリーン印刷などにより形成す
る。また接点2a,2b以外のところに絶縁性を必要と
するときは、図示していない絶縁性レジストの絶縁皮膜
を設ける。
【0011】しかる後に図3に示すように、前記フィル
ム1の前記回路パターン9が形成された面と反対側の面
に、所定形状の剛性を有する基板3を従来公知の射出成
形法などにより形成する。この時、同時にベースフィル
ム1に予め設けた透孔5bから成形基材が流れだし、図
示していない成形金型に加工しておいた形状の突起部4
を形成する。
【0012】この時前記基板3は、前記第2の接点2b
が位置する前記折曲げ線1aより右側の部分においては
フィルム1と一体的に接合されているが、第1の接点2
aが位置する左側は、基板3より遊離した遊端となって
いる。
【0013】また、前記突起部4の先端は、前記透孔5
aを挿入可能な程度に細い段部になっている。
【0014】なお、この基板3を形成する成形基材は通
常の熱可塑性樹脂などを使用するとよい。
【0015】続いて図4(a),(b)に示すように、
基板3と一体化していないフィルム1の遊端部分を折曲
げ線1aにより内側に向けて折り曲げ、前記透孔5aを
前記突起4の先端に挿入し、しかる後に図4(c)に示
すように前記突起4の先端を溶融することによりフィル
ム1の遊端部を突起に固定する。この固定方法としては
従来公知の接着剤を塗布硬化する方法、あるいは超音波
溶着する方法などを用いることができる。
【0016】ここで固定箇所の数が多く強度的に支障が
なければ、全ての突起4にフィルム1の透孔5aを挿入
する必要はなく、スペーサとしての厚みだけをもつ背の
低い突起4aを形成すればよい。これにより第1の接点
2aと第2の接点2bとが所定の間隔を隔てて対向した
状態で保持される。
【0017】この状態で上方より指などで第1の接点2
aの裏面を押圧することにより、第1の接点2aと第2
の接点2bとが接触するスイッチが得られることにな
る。
【0018】以上の実施例においては、基板3を成形に
より一体的にフィルム1に接合する例を示したが、別に
形成された基板とフィルムとを接合するようにしてもよ
い。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スイッチ
を構成する2つの接点およびその接点に接続される回路
パターンを同時に同一フィルム上に形成できるため、ス
イッチ付きのプリント配線板の製造は容易になるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)一製造工程における本発明のスイッチ付
きプリント配線板の一実施例の正面図 (b)同側断面図
【図2】(a)同実施例の他の製造工程における正面図 (b)同側断面図
【図3】(a)同実施例の他の製造工程における正面図 (b)同側断面図
【図4】(a)同実施例の他の製造工程における正面図 (b)同側断面図 (c)同側断面図
【図5】従来のスイッチ付きプリント配線板の要部断面
【符号の説明】 1 ベースフィルム 2a 第1の接点 2b 第2の接点 3 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−198515(JP,A) 特開 平1−303701(JP,A) 特開 昭63−26911(JP,A) 特開 昭60−263250(JP,A) 特開 昭62−259313(JP,A) 実開 昭54−19975(JP,U) 実開 昭59−170922(JP,U) 実開 昭61−201228(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 1/06 H01H 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチ接点を構成する第1の接点と第2
    の接点が形成された折曲可能な絶縁フィルムを、剛性を
    有する基板上に前記第1の接点はその基板上に位置し、
    前記第2の接点の位置する部分は遊端部となるように接
    合し、前記絶縁フィルムの遊端部を前記両接点が所定の
    間隔を有して対向するように折曲するともに基板は、そ
    の基板上に接合された絶縁フィルムを貫通する突起を有
    し、その突起の先端に折曲された前記絶縁フィルムの遊
    端部を係止したスイッチ付きプリント配線基板。
  2. 【請求項2】前記突起の先端は、透孔を挿入可能な段部
    を有することを特徴とする請求項1記載のスイッチ付き
    プリント配線板
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JP2008135550A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Sumitomo Bakelite Co Ltd キー接点内蔵型多層回路基板およびその製造方法

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