JP2755157B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
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- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関す
るものであり、特に、G3モードの標準プロトコルによ
る画情報とファイルの転送が可能なファクシミリ装置に
関する。
るものであり、特に、G3モードの標準プロトコルによ
る画情報とファイルの転送が可能なファクシミリ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】画情報を送信する手順を利用してファイ
ルを転送する方式が特開平2−134974号公報や特
開平3−49463号公報に開示されている。前者のも
のは同一機種間でのみ通信可能なユニークプロトコルで
通信ネゴシェーションをしてファイル転送を行うもので
あり、後者のものはG4モードのプロトコル手順で通信
ネゴシェーションをしてファイル転送を行うものであ
る。すなわち、上記の公報に記載されたファイル転送方
式ではG3モードの標準プロトコルを使用してデータを
転送することができなかった。
ルを転送する方式が特開平2−134974号公報や特
開平3−49463号公報に開示されている。前者のも
のは同一機種間でのみ通信可能なユニークプロトコルで
通信ネゴシェーションをしてファイル転送を行うもので
あり、後者のものはG4モードのプロトコル手順で通信
ネゴシェーションをしてファイル転送を行うものであ
る。すなわち、上記の公報に記載されたファイル転送方
式ではG3モードの標準プロトコルを使用してデータを
転送することができなかった。
【0003】一方、最近、G3モードの標準プロトコル
を使用してファイル転送を行うことができるファイル転
送機能付文書伝送用G3ファクシミリ装置に関する勧告
が出されて上記の不具合が解消された(ITU−T
T.30)。これによって、今後G3モードの標準プロ
トコルを使用したファイル転送の普及が見込まれる状況
となっている。
を使用してファイル転送を行うことができるファイル転
送機能付文書伝送用G3ファクシミリ装置に関する勧告
が出されて上記の不具合が解消された(ITU−T
T.30)。これによって、今後G3モードの標準プロ
トコルを使用したファイル転送の普及が見込まれる状況
となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記勧告に従ってファ
イル転送を行う場合に次のような問題点があった。すな
わち、従来のファクシミリ装置では、画情報の送信にあ
たって、オペレータによる指示や相手機とのネゴシェー
ションに基づいてDCS(デジタル命令)信号に指示内
容を設定している。そして、受信側ではこの指示内容に
従って受信のためのパラメータを設定していた。画情報
の受信に必要な上記の指示は、ファイル転送時には不要
であるし、ファイル転送時にはオペレータによる指示も
なされないので設定もされなかった。
イル転送を行う場合に次のような問題点があった。すな
わち、従来のファクシミリ装置では、画情報の送信にあ
たって、オペレータによる指示や相手機とのネゴシェー
ションに基づいてDCS(デジタル命令)信号に指示内
容を設定している。そして、受信側ではこの指示内容に
従って受信のためのパラメータを設定していた。画情報
の受信に必要な上記の指示は、ファイル転送時には不要
であるし、ファイル転送時にはオペレータによる指示も
なされないので設定もされなかった。
【0005】ところで、DCS信号に画情報送信に関す
る指示が設定されていないと、相手機の判断機能によっ
てはエラーと判断されてしまうことがある。したがっ
て、このような場合を想定してファイル転送の場合にも
画情報送信に関する指示情報を設定しておく必要があ
る。
る指示が設定されていないと、相手機の判断機能によっ
てはエラーと判断されてしまうことがある。したがっ
て、このような場合を想定してファイル転送の場合にも
画情報送信に関する指示情報を設定しておく必要があ
る。
【0006】一方、相手機の判断機能によっては、DC
S信号に画情報送信に関する指示が設定されていると、
ファイル転送であると判断されないことも考えられる。
S信号に画情報送信に関する指示が設定されていると、
ファイル転送であると判断されないことも考えられる。
【0007】しかし、DCS信号に設定される画情報に
関する指示情報のうち、ファイル転送時に必ずなんらか
の指示が設定されてしまうものがある。すなわち、1m
mあたりのドット数やライン数を設定する解像度情報、
MH,MR等の符号化方式、ならびに記録紙幅あるいは
長さといった情報を指示するためのDCS信号の従来の
フォーマットではどのような値を設定してもなんらかの
指示がなされてしまう。
関する指示情報のうち、ファイル転送時に必ずなんらか
の指示が設定されてしまうものがある。すなわち、1m
mあたりのドット数やライン数を設定する解像度情報、
MH,MR等の符号化方式、ならびに記録紙幅あるいは
長さといった情報を指示するためのDCS信号の従来の
フォーマットではどのような値を設定してもなんらかの
指示がなされてしまう。
【0008】このように、ファイル転送の場合にも画情
報送信に関する指示を設定しなければならない。しか
し、受信機の機能によっては、該設定によって画情報受
信であると判断されるおそれがあり、ファイルが受信さ
れない事態が考えられ、ファイル伝送に支障が発生する
という問題点がある。
報送信に関する指示を設定しなければならない。しか
し、受信機の機能によっては、該設定によって画情報受
信であると判断されるおそれがあり、ファイルが受信さ
れない事態が考えられ、ファイル伝送に支障が発生する
という問題点がある。
【0009】また、ファイル転送の指示をした場合で
も、そのファイルの内容が画情報である場合があり、こ
の場合は、受信機で画情報としての受信処理を行えるよ
うに正確な指示をしておくのが望ましい。
も、そのファイルの内容が画情報である場合があり、こ
の場合は、受信機で画情報としての受信処理を行えるよ
うに正確な指示をしておくのが望ましい。
【0010】本発明の目的は、上記の問題点に鑑み、フ
ァイル転送に支障がでないように画情報送信に関する指
示をDCS信号に設定することができるファクシミリ装
置を提供することにある。
ァイル転送に支障がでないように画情報送信に関する指
示をDCS信号に設定することができるファクシミリ装
置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するための本発明は、ファイル転送時に画情報
送信に関する指示を受信命令信号に設定するためのデフ
ォルト値を保持するようにした点に特徴がある。
的を達成するための本発明は、ファイル転送時に画情報
送信に関する指示を受信命令信号に設定するためのデフ
ォルト値を保持するようにした点に特徴がある。
【0012】また、本発明は、ファイル転送時に画情報
送信に関する指示として通常予定されていない値を受信
命令信号に設定する手段を具備した点に第2の特徴があ
る。
送信に関する指示として通常予定されていない値を受信
命令信号に設定する手段を具備した点に第2の特徴があ
る。
【0013】さらに、ファイル転送するデータが画情報
か否かを判断する手段と、ファイル転送するデータが画
情報である場合は、該画情報に合わせた指示内容を受信
命令信号の画情報送信に関する指示として設定する手段
とを具備した点に第3の特徴がある。
か否かを判断する手段と、ファイル転送するデータが画
情報である場合は、該画情報に合わせた指示内容を受信
命令信号の画情報送信に関する指示として設定する手段
とを具備した点に第3の特徴がある。
【0014】
【作用】上記第1の特徴を有する本発明では、デフォル
ト値が受信命令信号の画情報送信に関する情報として設
定される。
ト値が受信命令信号の画情報送信に関する情報として設
定される。
【0015】また、第2の特徴を有する本発明では、画
情報送信に関する指示として通常は設定されない値が受
信命令信号の画情報送信に関する情報として設定され
る。
情報送信に関する指示として通常は設定されない値が受
信命令信号の画情報送信に関する情報として設定され
る。
【0016】さらに、第3の特徴を有する本発明では、
送信しようとするファイルの内容が画情報の場合に、該
画情報に合った指示が受信命令信号に設定される。
送信しようとするファイルの内容が画情報の場合に、該
画情報に合った指示が受信命令信号に設定される。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。図2は本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の
ハード構成を示すブロック図である。同図において、操
作部3はオペレータからの入力を受付けるキーボードや
マウス等を含む入力装置と、その入力の指示や入力に基
づく処理結果を表示するLCDやCRT等の表示装置と
からなる。読取装置4は送信原稿を読み取るためのもの
でCCD撮像素子や光学系からなる。印字装置5は受信
画像等を記録するためのものであり、レーザプリンタや
感熱記録装置等を使用できる。
る。図2は本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の
ハード構成を示すブロック図である。同図において、操
作部3はオペレータからの入力を受付けるキーボードや
マウス等を含む入力装置と、その入力の指示や入力に基
づく処理結果を表示するLCDやCRT等の表示装置と
からなる。読取装置4は送信原稿を読み取るためのもの
でCCD撮像素子や光学系からなる。印字装置5は受信
画像等を記録するためのものであり、レーザプリンタや
感熱記録装置等を使用できる。
【0018】CPU1は予定のプログラムを実行してフ
ァクシミリ装置全体の制御処理およびファクシミリ伝送
制御手順処理を行う。システム制御部8は、ファクシミ
リ装置全体の制御に使用するプログラムおよび該プログ
ラムの実行に必要なシステムデータが格納されたROM
からなる。RAM2は、制御プログラムを実行するため
のワークエリアであり、制御データ等一時的に記憶すべ
きデータが格納される。蓄積装置7は画情報やファイル
が格納される大容量メモリである。なお、蓄積装置7に
は補助記憶装置としてハードディスクやフロッピダィス
クならびにCD−ROM等を付加してもよい。画像処理
装置6は画情報をMH、MR、MMR等の符号化方式に
より符号化および復号を行う装置である。
ァクシミリ装置全体の制御処理およびファクシミリ伝送
制御手順処理を行う。システム制御部8は、ファクシミ
リ装置全体の制御に使用するプログラムおよび該プログ
ラムの実行に必要なシステムデータが格納されたROM
からなる。RAM2は、制御プログラムを実行するため
のワークエリアであり、制御データ等一時的に記憶すべ
きデータが格納される。蓄積装置7は画情報やファイル
が格納される大容量メモリである。なお、蓄積装置7に
は補助記憶装置としてハードディスクやフロッピダィス
クならびにCD−ROM等を付加してもよい。画像処理
装置6は画情報をMH、MR、MMR等の符号化方式に
より符号化および復号を行う装置である。
【0019】通信制御部9はG3およびG4通信モード
などのファクシミリ通信の制御に使用されるプログラム
を格納したROMからなる。モデム10は変復調装置で
あり、低速モード(伝送手順信号用:V21)と高速モ
ード(画情報送受信用:V27ter,V29,V3
3,V17)のインタフェース機能を含む。網制御装置
1はアナログやデジタル回線網等とファクシミリ装置と
を接続するための装置であり、自動発着信機能を含む。
システムバス12は各構成部相互にデータや信号のやり
取りを行うためのバスである。
などのファクシミリ通信の制御に使用されるプログラム
を格納したROMからなる。モデム10は変復調装置で
あり、低速モード(伝送手順信号用:V21)と高速モ
ード(画情報送受信用:V27ter,V29,V3
3,V17)のインタフェース機能を含む。網制御装置
1はアナログやデジタル回線網等とファクシミリ装置と
を接続するための装置であり、自動発着信機能を含む。
システムバス12は各構成部相互にデータや信号のやり
取りを行うためのバスである。
【0020】なお、該ファクシミリ装置にはホストイン
タフェース制御装置13を介してワークステーションや
パソコン等のホストコンピュータ14が接続される。
タフェース制御装置13を介してワークステーションや
パソコン等のホストコンピュータ14が接続される。
【0021】上記のハード構成により、操作部3から入
力されたオペレータの指示に従って読取装置4で送信原
稿を読取り、蓄積装置7に蓄積する。該蓄積装置7には
読み取られた送信原稿のほかホストコンピュータ14も
しくは操作部3から入力されたファイルや受信した画情
報も蓄積される。蓄積された画情報等は操作部3からの
指示に従ってモデム10および11を介して回線に送出
され、予定の相手先に送信される。また、受信した画情
報等は印字装置5にて記録出力されたり、ホストコンピ
ュータ14に転送されたりする。
力されたオペレータの指示に従って読取装置4で送信原
稿を読取り、蓄積装置7に蓄積する。該蓄積装置7には
読み取られた送信原稿のほかホストコンピュータ14も
しくは操作部3から入力されたファイルや受信した画情
報も蓄積される。蓄積された画情報等は操作部3からの
指示に従ってモデム10および11を介して回線に送出
され、予定の相手先に送信される。また、受信した画情
報等は印字装置5にて記録出力されたり、ホストコンピ
ュータ14に転送されたりする。
【0022】次に、ファイル転送に使用されるDIS
(デジタル識別)信号および受信命令信号の一例として
のデジタル命令信号つまりDCS信号の詳細を説明す
る。図3は通信の相手機から受信するDIS信号の一例
を示す模式図、図4は相手機に送信するDCS信号の一
例を示す模式図である。DCS信号のフレーム構成はD
IS信号と同一であるため、ファクシミリ情報フィール
ド(FIF)の各バイトに設定される指示内容のみを示
す。該DIS信号にはデータィプ毎のファイル転送能力
の有無が記述され、DCS信号にはデータタイプ毎のフ
ァイル転送の指示ならびに画情報送信のための、解像
度、記録紙幅および長さ、符号化方式等画情報送信のた
めの指示が記述される。
(デジタル識別)信号および受信命令信号の一例として
のデジタル命令信号つまりDCS信号の詳細を説明す
る。図3は通信の相手機から受信するDIS信号の一例
を示す模式図、図4は相手機に送信するDCS信号の一
例を示す模式図である。DCS信号のフレーム構成はD
IS信号と同一であるため、ファクシミリ情報フィール
ド(FIF)の各バイトに設定される指示内容のみを示
す。該DIS信号にはデータィプ毎のファイル転送能力
の有無が記述され、DCS信号にはデータタイプ毎のフ
ァイル転送の指示ならびに画情報送信のための、解像
度、記録紙幅および長さ、符号化方式等画情報送信のた
めの指示が記述される。
【0023】図3,図4において、符号BTMは基本転
送モード(Basic Transfer Mode) を示し、該BTMモー
ドは付加情報やファイル記述子がない複数種類のファイ
ル(バイナリファイル、ワードプロセッサ独自フォーマ
ット文書、ビットマップなど)の転送モードである。な
お、ファイル記述子はファイル名やデータタイプ等を示
す情報である。
送モード(Basic Transfer Mode) を示し、該BTMモー
ドは付加情報やファイル記述子がない複数種類のファイ
ル(バイナリファイル、ワードプロセッサ独自フォーマ
ット文書、ビットマップなど)の転送モードである。な
お、ファイル記述子はファイル名やデータタイプ等を示
す情報である。
【0024】また、符号BFTはバイナリファイル転送
(Binary File Transfer) を示し、該BFTモードはフ
ァイル記述子を含み、受信側で処理される付加情報を含
む複数種類のファイルの転送モードである。さらに、符
号DTMは文書転送モード(Document File Transfer)
を示し、該DTMモードはユーザが読むことができる付
加情報とファイル記述子を含む複数種類のファイルの転
送モードである。またさらに、符号EDIはエディファ
クト転送(Edifact File Transfer) を示し、該EDIモ
ードはISO/IEC9735の規則に従って符号化さ
れたエディファクトファイルの転送モードである。
(Binary File Transfer) を示し、該BFTモードはフ
ァイル記述子を含み、受信側で処理される付加情報を含
む複数種類のファイルの転送モードである。さらに、符
号DTMは文書転送モード(Document File Transfer)
を示し、該DTMモードはユーザが読むことができる付
加情報とファイル記述子を含む複数種類のファイルの転
送モードである。またさらに、符号EDIはエディファ
クト転送(Edifact File Transfer) を示し、該EDIモ
ードはISO/IEC9735の規則に従って符号化さ
れたエディファクトファイルの転送モードである。
【0025】次に、前記蓄積装置7の記憶フォーマット
を図5の模式図を参照して説明する。図5において、蓄
積装置7には該蓄積装置7の制御情報を格納するファイ
ル制御領域70と、画情報またはファイルなど実データ
を格納するファイルブロック領域71と、該ファイルブ
ロック領域71の空き状態を記述する空きメモリ記述領
域72とが設けられる。
を図5の模式図を参照して説明する。図5において、蓄
積装置7には該蓄積装置7の制御情報を格納するファイ
ル制御領域70と、画情報またはファイルなど実データ
を格納するファイルブロック領域71と、該ファイルブ
ロック領域71の空き状態を記述する空きメモリ記述領
域72とが設けられる。
【0026】図示のように、前記ファイル制御情報領域
70はファイル番号(No.)、蓄積タイプ、ファイル
数、ブロック番号、エンドマーク等からなる。各ファイ
ルは通信単位で管理できるよう、それぞれにファイル番
号を割り振っている。蓄積タイプとしては「送信」、
「受信」、「ポーリング文書」等の区別が設定され、フ
ァイル数としては1通信のファイル数つまりページ数が
設定され、ブロック番号としては各ファイルを構成する
ブロックの識別番号が設定される。
70はファイル番号(No.)、蓄積タイプ、ファイル
数、ブロック番号、エンドマーク等からなる。各ファイ
ルは通信単位で管理できるよう、それぞれにファイル番
号を割り振っている。蓄積タイプとしては「送信」、
「受信」、「ポーリング文書」等の区別が設定され、フ
ァイル数としては1通信のファイル数つまりページ数が
設定され、ブロック番号としては各ファイルを構成する
ブロックの識別番号が設定される。
【0027】また、ファイルブロック領域71は予定数
のブロック(ここでは254ブロックの例を示す)に分
割される。各ブロックは有効データ長記述領域つまりブ
ロック内に格納されたデータ数を示す情報を記述する領
域と、データタイプや紙サイズならびにライン密度等格
納されたデータに関する情報を記述する情報記述領域
と、実データを格納する実データ格納領域と、次に続く
ブロックのブロック番号を記述する領域とからなる。
のブロック(ここでは254ブロックの例を示す)に分
割される。各ブロックは有効データ長記述領域つまりブ
ロック内に格納されたデータ数を示す情報を記述する領
域と、データタイプや紙サイズならびにライン密度等格
納されたデータに関する情報を記述する情報記述領域
と、実データを格納する実データ格納領域と、次に続く
ブロックのブロック番号を記述する領域とからなる。
【0028】前記情報記述領域に記述される数値とデー
タタイプとの対応を図5(b)に示す。同図において、
数値「0」〜「2」はデータタイプが画情報であること
を示し、それぞれの符号化方式に対応して数値を設定し
ている。また、数値「3」〜「6」はデータタイプがフ
ァイルであることを示し、それぞれのファイル転送モー
ドに対応して数値を設定している。各ファイル転送モー
ドの内容は後述する。
タタイプとの対応を図5(b)に示す。同図において、
数値「0」〜「2」はデータタイプが画情報であること
を示し、それぞれの符号化方式に対応して数値を設定し
ている。また、数値「3」〜「6」はデータタイプがフ
ァイルであることを示し、それぞれのファイル転送モー
ドに対応して数値を設定している。各ファイル転送モー
ドの内容は後述する。
【0029】なお、空きメモリ記述領域72には、それ
ぞれのブロック毎に実データ格納領域が「空き」か「使
用中」かを示す情報が設定される。例えば、「空き」の
場合は「0」を、「使用中」の場合は「1」をセットす
るようにして各ブロックの状況を表せるようにする。
ぞれのブロック毎に実データ格納領域が「空き」か「使
用中」かを示す情報が設定される。例えば、「空き」の
場合は「0」を、「使用中」の場合は「1」をセットす
るようにして各ブロックの状況を表せるようにする。
【0030】次に、本実施例の動作を図6〜図10のフ
ローチャートを参照して説明する。図6において、ステ
ップS1では、操作部3から入力された送信データのフ
ァイル番号をRAM2に記憶する。ステップS2では送
信済みページ数を示すためのページカウンタをクリアす
る。ステップS3では、操作部3から入力された送信種
別つまりファイル転送か画情報送信かの指示情報をRA
M2に確保した転送種別記憶部に記憶する。ステップS
4では操作部3から入力された指示に従って発呼動作を
行う。ステップS5では、相手機からのDIS信号の受
信を待つ。DIS信号を受信したならばステップS6に
進んで受信したDIS信号を解析し、該DIS信号に含
まれる相手機のファイル転送能力を記憶する。例えば該
相手機のファイル転送能力を記憶する相手能力記憶部を
RAM2に設け、各データタイプに関して「有り」また
は「無し」を記述する。
ローチャートを参照して説明する。図6において、ステ
ップS1では、操作部3から入力された送信データのフ
ァイル番号をRAM2に記憶する。ステップS2では送
信済みページ数を示すためのページカウンタをクリアす
る。ステップS3では、操作部3から入力された送信種
別つまりファイル転送か画情報送信かの指示情報をRA
M2に確保した転送種別記憶部に記憶する。ステップS
4では操作部3から入力された指示に従って発呼動作を
行う。ステップS5では、相手機からのDIS信号の受
信を待つ。DIS信号を受信したならばステップS6に
進んで受信したDIS信号を解析し、該DIS信号に含
まれる相手機のファイル転送能力を記憶する。例えば該
相手機のファイル転送能力を記憶する相手能力記憶部を
RAM2に設け、各データタイプに関して「有り」また
は「無し」を記述する。
【0031】ステップS7では蓄積装置7に格納されて
いる送信データの種類と相手機のファイル転送能力とを
チェックする。この処理は図8および図9に関して詳述
する。ステップS8では、送信指示種別が画情報送信か
ファイル転送かを判別する。この判別はステップS3に
おける記憶情報に基づいて行われる。ファイル転送指示
がなされている場合はステップS9に進み、前記相手機
のファイル転送能力と送信データのデータタイプとが一
致しているか否かを判別する。この判別も図8および図
9に示した処理の結果に基づいて行われる。
いる送信データの種類と相手機のファイル転送能力とを
チェックする。この処理は図8および図9に関して詳述
する。ステップS8では、送信指示種別が画情報送信か
ファイル転送かを判別する。この判別はステップS3に
おける記憶情報に基づいて行われる。ファイル転送指示
がなされている場合はステップS9に進み、前記相手機
のファイル転送能力と送信データのデータタイプとが一
致しているか否かを判別する。この判別も図8および図
9に示した処理の結果に基づいて行われる。
【0032】能力が一致した場合はステップS10に進
んで蓄積データタイプのチェックを行い、ファイルの中
身が画情報か画情報以外かを判断する。つまり、ここで
はファイル転送の方式により画情報を送信することがあ
るので、蓄積データの内容が画情報か否かのチェックを
行ってその後の処理に備えるのである。
んで蓄積データタイプのチェックを行い、ファイルの中
身が画情報か画情報以外かを判断する。つまり、ここで
はファイル転送の方式により画情報を送信することがあ
るので、蓄積データの内容が画情報か否かのチェックを
行ってその後の処理に備えるのである。
【0033】該蓄積データタイプのチェックは、前記フ
ァイル転送能力チェックと同様、蓄積装置7の情報記述
領域をサーチして行ってもよいが、前記ファイル転送能
力チェックで得たデータタイプに基づいて行ってもよ
い。つまりファイル転送能力チェックでレジスタに記憶
したデータタイプをそのまま保持しておき、これを利用
する。なお、該データタイプチェックが終了したならば
該レジスタの値はRAM2に確保されるデータタイプ記
憶部に記述される。
ァイル転送能力チェックと同様、蓄積装置7の情報記述
領域をサーチして行ってもよいが、前記ファイル転送能
力チェックで得たデータタイプに基づいて行ってもよ
い。つまりファイル転送能力チェックでレジスタに記憶
したデータタイプをそのまま保持しておき、これを利用
する。なお、該データタイプチェックが終了したならば
該レジスタの値はRAM2に確保されるデータタイプ記
憶部に記述される。
【0034】一方、ステップS8の判別結果が否定の場
合はステップS11に進み、画情報送信のための通常の
送信動作手順を実行する。また、ファイル転送能力が一
致していない場合は、ステップS9の判断が否定とな
り、ステップS12に進んで操作部3の表示装置にエラ
ー表示をさせる。
合はステップS11に進み、画情報送信のための通常の
送信動作手順を実行する。また、ファイル転送能力が一
致していない場合は、ステップS9の判断が否定とな
り、ステップS12に進んで操作部3の表示装置にエラ
ー表示をさせる。
【0035】ステップS13では、前記レジスタの値が
「2」以下か否かによって蓄積データタイプが画情報か
ファイルかを判別する。レジスタDの値が「2」以下な
らば、図5(b)に示した対応関係(2=MMR,1=
MR,0=MH)から蓄積データタイプが画情報と判断
できる。また、前記レジスタDが「3」以上の場合は、
同様に図5(b)に示した対応関係(3=BTM,4=
BFT,5=DTM,6=EDT)から蓄積データタイ
プがファイルと判断できる。データタイプがファイルな
らばステップS14に進み、DCS信号への指示設定処
理(画情報情報設定「1」)を実行し、画情報ならばス
テップS15に進み、同指示設定処理(画情報情報設定
「2」)を実行する。
「2」以下か否かによって蓄積データタイプが画情報か
ファイルかを判別する。レジスタDの値が「2」以下な
らば、図5(b)に示した対応関係(2=MMR,1=
MR,0=MH)から蓄積データタイプが画情報と判断
できる。また、前記レジスタDが「3」以上の場合は、
同様に図5(b)に示した対応関係(3=BTM,4=
BFT,5=DTM,6=EDT)から蓄積データタイ
プがファイルと判断できる。データタイプがファイルな
らばステップS14に進み、DCS信号への指示設定処
理(画情報情報設定「1」)を実行し、画情報ならばス
テップS15に進み、同指示設定処理(画情報情報設定
「2」)を実行する。
【0036】該画情報情報設定「1」では、RAM2に
あらかじめ登録してある解像度、符号化方式、ならびに
記録紙幅および記録紙長さ等のデフォルト値を読み出
し、図4に示したフォーマットに従ってDCS信号のフ
ァクシミリ情報フィールドの予定バイト目に設定する。
なお、該画情報に関する情報のデフォルト値はファイル
に関する指示ではないので、なんらかの指示が設定され
ていればよい。つまり任意の値を設定することができ
る。
あらかじめ登録してある解像度、符号化方式、ならびに
記録紙幅および記録紙長さ等のデフォルト値を読み出
し、図4に示したフォーマットに従ってDCS信号のフ
ァクシミリ情報フィールドの予定バイト目に設定する。
なお、該画情報に関する情報のデフォルト値はファイル
に関する指示ではないので、なんらかの指示が設定され
ていればよい。つまり任意の値を設定することができ
る。
【0037】さらに、該画情報情報設定「1」では、前
記デフォルト値として、以下のような、矛盾する指示を
持つようにしてもよい。すなわち、矛盾する指示の例と
しては、異なる解像度を指示するためのビットをすべて
「1」としたり、符号化方式に関してMRおよびMMR
を指示するビットをいずれも「1」としたり、記録紙幅
や長さの指示は無効を示す「1,1」としたりする等の
設定をいう。
記デフォルト値として、以下のような、矛盾する指示を
持つようにしてもよい。すなわち、矛盾する指示の例と
しては、異なる解像度を指示するためのビットをすべて
「1」としたり、符号化方式に関してMRおよびMMR
を指示するビットをいずれも「1」としたり、記録紙幅
や長さの指示は無効を示す「1,1」としたりする等の
設定をいう。
【0038】ここで、画情報情報設定「1」で上記のい
ずれをデフォルト値とするかは、受信機側の構成に依存
する。すなわち、画情報情報として矛盾のない値が設定
されていると例外なく画情報受信であると判断してしま
うような構成をとる受信機が多数である状況では矛盾す
る値をデフォルト値として持つようにするのがよい。一
方、画情報情報が矛盾無く設定されていることが受信の
前提であるとしても、ファイル転送はファイル転送とし
て受信可能となるように構成されている受信機が多数で
ある状況では、画情報情報としては矛盾のない設定を行
えるようにデフォルト値を保持するのがよい。
ずれをデフォルト値とするかは、受信機側の構成に依存
する。すなわち、画情報情報として矛盾のない値が設定
されていると例外なく画情報受信であると判断してしま
うような構成をとる受信機が多数である状況では矛盾す
る値をデフォルト値として持つようにするのがよい。一
方、画情報情報が矛盾無く設定されていることが受信の
前提であるとしても、ファイル転送はファイル転送とし
て受信可能となるように構成されている受信機が多数で
ある状況では、画情報情報としては矛盾のない設定を行
えるようにデフォルト値を保持するのがよい。
【0039】また、画情報情報設定「2」では、蓄積装
置7の情報記述領域から蓄積画情報に関する符号化方式
や記録紙サイズならびに解像度情報等を読み出し、該情
報に従ってDCS信号のFIFを設定する。
置7の情報記述領域から蓄積画情報に関する符号化方式
や記録紙サイズならびに解像度情報等を読み出し、該情
報に従ってDCS信号のFIFを設定する。
【0040】続いて、図7のステップS16では、前記
画情報情報設定「1」又は「2」がなされたDCS信号
およびTCF(トレーニングチェック)信号を回線へ送
出する。ステップS17では相手機からの応答コマンド
を待ち、応答があったならばステップS18に進む。ス
テップS18では、受信したコマンドがCFR(受信準
備完了)信号か否かを判断する。CFR信号を受信した
ならばステップS19に進んでページカウンタをインク
リメントする。ステップS20では、蓄積データを送出
する。ステップS21で蓄積データの送信が終了したと
判断されたならばステップS22に進み、次のページの
有無を判別する。この判別は送信済みページ数を示すペ
ージカウンタの値と前記ファイル制御領域70に記述さ
れているファイル数との比較によって行う。次のページ
がないと判断された場合は、ステップS23に進み、P
PS・EOP(手順終了)信号を送出する。さらにステ
ップS24でMCF(メッセージ確認)信号を受信した
ならば、ステップS25に進んでDCN(回線切断)信
号を送出し、処理を終える。
画情報情報設定「1」又は「2」がなされたDCS信号
およびTCF(トレーニングチェック)信号を回線へ送
出する。ステップS17では相手機からの応答コマンド
を待ち、応答があったならばステップS18に進む。ス
テップS18では、受信したコマンドがCFR(受信準
備完了)信号か否かを判断する。CFR信号を受信した
ならばステップS19に進んでページカウンタをインク
リメントする。ステップS20では、蓄積データを送出
する。ステップS21で蓄積データの送信が終了したと
判断されたならばステップS22に進み、次のページの
有無を判別する。この判別は送信済みページ数を示すペ
ージカウンタの値と前記ファイル制御領域70に記述さ
れているファイル数との比較によって行う。次のページ
がないと判断された場合は、ステップS23に進み、P
PS・EOP(手順終了)信号を送出する。さらにステ
ップS24でMCF(メッセージ確認)信号を受信した
ならば、ステップS25に進んでDCN(回線切断)信
号を送出し、処理を終える。
【0041】一方、ステップS22で次のページがある
と判断された場合はステップS26に進み、蓄積データ
タイプのチェックを行う。ここで行われるチェックの詳
細は図10に関して後述する。
と判断された場合はステップS26に進み、蓄積データ
タイプのチェックを行う。ここで行われるチェックの詳
細は図10に関して後述する。
【0042】ステップS27では、次ページのデータタ
イプと前ページのデータタイプが一致しているか否かを
判別する。一致していたならばステップS28に進み、
PPS・MPS(マルチページ)信号を送出する。さら
にステップS29でMCF信号を受信したならば、ステ
ップS16に戻る。データタイプが前ページと異なって
いた場合は、ステップS30に進み、PPS・EOM
(メッセージ終了)信号を送出する。さらにステップS
31でMCF信号を受信したならば、ステップS5(図
6)に戻る。
イプと前ページのデータタイプが一致しているか否かを
判別する。一致していたならばステップS28に進み、
PPS・MPS(マルチページ)信号を送出する。さら
にステップS29でMCF信号を受信したならば、ステ
ップS16に戻る。データタイプが前ページと異なって
いた場合は、ステップS30に進み、PPS・EOM
(メッセージ終了)信号を送出する。さらにステップS
31でMCF信号を受信したならば、ステップS5(図
6)に戻る。
【0043】続いて、ファイル転送能力チェックの詳細
を図8および図9を参照して説明する。ステップS50
では、ファイル制御領域70の先頭アドレスから最初の
ファイル番号を読み出す。ステップS51では読み出し
たファイル番号が送信すべきファイル番号つまりステッ
プS1で指示した番号と一致するか否かを判断する。フ
ァイル番号が不一致の場合はステップS52に進み、ア
ドレスを予定数だけ進めて次のファイル番号を読み出
し、ステップS51で再びファイル番号の一致・不一致
をみる。
を図8および図9を参照して説明する。ステップS50
では、ファイル制御領域70の先頭アドレスから最初の
ファイル番号を読み出す。ステップS51では読み出し
たファイル番号が送信すべきファイル番号つまりステッ
プS1で指示した番号と一致するか否かを判断する。フ
ァイル番号が不一致の場合はステップS52に進み、ア
ドレスを予定数だけ進めて次のファイル番号を読み出
し、ステップS51で再びファイル番号の一致・不一致
をみる。
【0044】ファイル番号が一致したならばステップS
53に進み、ページカウンタの値に従って該当ページの
情報記述領域を検索する。すなわち最初のページならば
ブロック番号「0」のブロックの情報記述領域を検索す
る。ステップS54では、検索された情報記述領域の
「データタイプ(種類)」を読み出してレジスタDにロ
ードする。
53に進み、ページカウンタの値に従って該当ページの
情報記述領域を検索する。すなわち最初のページならば
ブロック番号「0」のブロックの情報記述領域を検索す
る。ステップS54では、検索された情報記述領域の
「データタイプ(種類)」を読み出してレジスタDにロ
ードする。
【0045】ステップS55では、前記レジスタDが
「3」か否かを判断する。該レジスタDが「3」という
ことは、図5(b)に示した対応関係から前記データタ
イプがファイルであり、ファイル転送モードはBTMで
あることを意味するので、ステップS56では、相手機
能力が該モードBTMに対応するかを判別する。相手機
能力がBTMであればステップS57に進んでRAM2
に設けられる記憶領域に「能力一致」を示す情報を記述
する。また、相手機能力がBTMでない場合は、ステッ
プS58に進んで「能力不一致」を記憶する。同様にし
て、ステップS58〜S69(図9)でも相手機と自機
との能力の一致・不一致を判別し、その結果を記憶す
る。ここで得られた能力の一致・不一致判別結果は前記
ステップS9の判断で使用される。なお、前記レジスタ
Dが「3」〜「6」のいずれでもない場合には、相手機
との能力の一致は判断しないで「能力一致」の情報を記
憶するようにする(ステップS66a)。
「3」か否かを判断する。該レジスタDが「3」という
ことは、図5(b)に示した対応関係から前記データタ
イプがファイルであり、ファイル転送モードはBTMで
あることを意味するので、ステップS56では、相手機
能力が該モードBTMに対応するかを判別する。相手機
能力がBTMであればステップS57に進んでRAM2
に設けられる記憶領域に「能力一致」を示す情報を記述
する。また、相手機能力がBTMでない場合は、ステッ
プS58に進んで「能力不一致」を記憶する。同様にし
て、ステップS58〜S69(図9)でも相手機と自機
との能力の一致・不一致を判別し、その結果を記憶す
る。ここで得られた能力の一致・不一致判別結果は前記
ステップS9の判断で使用される。なお、前記レジスタ
Dが「3」〜「6」のいずれでもない場合には、相手機
との能力の一致は判断しないで「能力一致」の情報を記
憶するようにする(ステップS66a)。
【0046】次に、蓄積データタイプチェックの詳細を
図10を参照して説明する。同図におて、ステップS7
0〜S74は図8のステップS50〜S54と同一であ
り説明は省略する。ステップS75では、前記データタ
イプ記憶部に格納された前ページのデータタイプとレジ
スタDの値つまり次ページのデータタイプとを比較す
る。ステップS76では前記比較結果により2ページの
データタイプが一致しているか否かを判別する。両者が
不一致ならばステップS77に進み、データタイプ記憶
部の値をレジスタDの値で更新し、ステップS78に進
んでRAM2に設けられる記憶領域に「不一致」を示す
情報を記述する。また、両者が一致していたならば、ス
テップS79に進んで「一致」を記憶する。該「一
致」、「不一致」の結果は、前記ステップS27の判別
に使用される。
図10を参照して説明する。同図におて、ステップS7
0〜S74は図8のステップS50〜S54と同一であ
り説明は省略する。ステップS75では、前記データタ
イプ記憶部に格納された前ページのデータタイプとレジ
スタDの値つまり次ページのデータタイプとを比較す
る。ステップS76では前記比較結果により2ページの
データタイプが一致しているか否かを判別する。両者が
不一致ならばステップS77に進み、データタイプ記憶
部の値をレジスタDの値で更新し、ステップS78に進
んでRAM2に設けられる記憶領域に「不一致」を示す
情報を記述する。また、両者が一致していたならば、ス
テップS79に進んで「一致」を記憶する。該「一
致」、「不一致」の結果は、前記ステップS27の判別
に使用される。
【0047】次に、図1のブロック図を参照して本実施
例の要部機能を説明する。図1において、データ蓄積部
(蓄積装置)7には、送信データとしての画情報および
ファイルがファイル番号で管理されて蓄積されている。
送信指示部(操作部)3からは送信指示とともに転送種
別およびファイル番号が入力される。転送種別判別部1
5は指示された転送種別が画情報送信かファイル転送か
を判別し、画情報送信ならば通信制御部9を起動して通
常の画情報送信のネゴシェーションを行わせる。そし
て、前記ネゴシェーションの結果によってDCS作成部
16でDCS信号が作成される。
例の要部機能を説明する。図1において、データ蓄積部
(蓄積装置)7には、送信データとしての画情報および
ファイルがファイル番号で管理されて蓄積されている。
送信指示部(操作部)3からは送信指示とともに転送種
別およびファイル番号が入力される。転送種別判別部1
5は指示された転送種別が画情報送信かファイル転送か
を判別し、画情報送信ならば通信制御部9を起動して通
常の画情報送信のネゴシェーションを行わせる。そし
て、前記ネゴシェーションの結果によってDCS作成部
16でDCS信号が作成される。
【0048】これに対して、転送種別がファイル転送の
場合は、データタイプ判別部17によりデータタイプの
判別を行う。デフォルト記憶部18にはDCS信号に設
定する画情報送信の指示のためのデフォルト値が登録さ
れている。デフォルト値の内容は上述のとおりである。
そして、前記データタイプ判別部17で送信データの種
類つまりデータタイプがファイルであると判別された場
合はデフォルト記憶部18から記憶データを読み出して
DCS作成部16に出力する。また、データタイプが画
情報である場合は、データ蓄積部7から画情報送信の指
示のためのパラメータ(解像度、符号化方式、記録紙サ
イズ等)がDCS作成部16に読み出される。DCS作
成部16は、供給された前記デフォルト値等に基づいて
DCS信号を作成し通信部9を介して回線に送出する。
場合は、データタイプ判別部17によりデータタイプの
判別を行う。デフォルト記憶部18にはDCS信号に設
定する画情報送信の指示のためのデフォルト値が登録さ
れている。デフォルト値の内容は上述のとおりである。
そして、前記データタイプ判別部17で送信データの種
類つまりデータタイプがファイルであると判別された場
合はデフォルト記憶部18から記憶データを読み出して
DCS作成部16に出力する。また、データタイプが画
情報である場合は、データ蓄積部7から画情報送信の指
示のためのパラメータ(解像度、符号化方式、記録紙サ
イズ等)がDCS作成部16に読み出される。DCS作
成部16は、供給された前記デフォルト値等に基づいて
DCS信号を作成し通信部9を介して回線に送出する。
【0049】このように、本実施例では、ファイル転送
にあたってDCS信号に設定される画情報送信のための
指示をデフォルト値に従って設定するようにした。ま
た、必要ならば該デフォルト値を、指示としては矛盾す
るような値とすることもできるようにした。さらに、転
送種別がファイル転送であっても、その中身が画情報で
あある場合には画情報送信の指示をDCS信号に設定で
きるようにもした。
にあたってDCS信号に設定される画情報送信のための
指示をデフォルト値に従って設定するようにした。ま
た、必要ならば該デフォルト値を、指示としては矛盾す
るような値とすることもできるようにした。さらに、転
送種別がファイル転送であっても、その中身が画情報で
あある場合には画情報送信の指示をDCS信号に設定で
きるようにもした。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明によれば、デフォルト値がDCS信号つまりデ
ジタル命令信号の画情報送信に関する情報として設定さ
れるので、画情報送信に関する指示がないことによって
相手機でエラー判断がなされるということを回避でき
る。
1の発明によれば、デフォルト値がDCS信号つまりデ
ジタル命令信号の画情報送信に関する情報として設定さ
れるので、画情報送信に関する指示がないことによって
相手機でエラー判断がなされるということを回避でき
る。
【0051】また、請求項2の発明では、画情報送信に
関する指示として通常は設定されない値がDCS信号の
画情報送信に関する情報として設定されるので、該DC
S信号を検出する受信側に、送信データが画情報ではな
いことを通知できる。
関する指示として通常は設定されない値がDCS信号の
画情報送信に関する情報として設定されるので、該DC
S信号を検出する受信側に、送信データが画情報ではな
いことを通知できる。
【0052】さらに、請求項3の発明では、ファイル転
送によって送信しようとするファイルの内容が画情報の
場合に、該画情報に合った指示がDCS信号に設定され
る。その結果、受信側では、このDCS信号に基づいて
ファイルの中身を知ることができる。
送によって送信しようとするファイルの内容が画情報の
場合に、該画情報に合った指示がDCS信号に設定され
る。その結果、受信側では、このDCS信号に基づいて
ファイルの中身を知ることができる。
【図1】 本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の
要部機能を示すブロック図である。
要部機能を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の
ハード構成を示すブロック図である。
ハード構成を示すブロック図である。
【図3】 DISコマンドの設定情報を示すフレーム構
成図である。
成図である。
【図4】 DCSコマンドの設定情報を示すフレーム構
成図である。
成図である。
【図5】 蓄積装置の記憶フォーマットを示す模式図で
ある。
ある。
【図6】 データ送信動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図7】 データ送信動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図8】 ファイル転送能力チェックの動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図9】 ファイル転送能力チェックの動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図10】 蓄積データタイプチェックの動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
3…送信指示部、 7…データ蓄積部、 9…通信制御
部、 15…転送種別判別部、 16…DCS作成部、
17…データタイプ判別部、 18…デフォルト記憶
部
部、 15…転送種別判別部、 16…DCS作成部、
17…データタイプ判別部、 18…デフォルト記憶
部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/00 - 1/00 108
Claims (3)
- 【請求項1】 ファイル転送手段を有するファクシミリ
装置において、 画情報送信に関する情報を指示するための受信命令信号
を作成する受信命令信号作成手段と、 前記受信命令信号の指示ビットに設定する指示内容をあ
らかじめ登録しておくデフォルト記憶手段とを具備し、 ファイル転送時に前記あらかじめ登録されている指示内
容を受信命令信号に設定して送信するように構成された
ことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】 前記デフォルト記憶手段に登録する指示
内容が、画情報送信時には通常使用を予定されていない
内容であることを特徴とする請求項1記載のファクシミ
リ装置。 - 【請求項3】 ファイル転送手段を有するファクシミリ
装置において、 送信データを蓄積するデータ蓄積手段と、 画情報送信に関する情報を指示するための受信命令信号
を作成する受信命令信号作成手段と、 前記送信データの種類を判別するデータタイプ判別手段
と、 前記データタイプ判別手段によって、ファイル転送され
る送信データの種類が画情報であると判別された場合
に、送信しようとする前記画情報とともに記憶されてい
る該画情報に関するパラメータを前記受信命令信号とし
て設定するように構成されたことを特徴とするファクシ
ミリ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6034260A JP2755157B2 (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | ファクシミリ装置 |
US08/384,907 US5677773A (en) | 1994-02-08 | 1995-02-07 | Facsimile apparatus having file transfer means |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6034260A JP2755157B2 (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07221955A JPH07221955A (ja) | 1995-08-18 |
JP2755157B2 true JP2755157B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=12409212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6034260A Expired - Fee Related JP2755157B2 (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | ファクシミリ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5677773A (ja) |
JP (1) | JP2755157B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2827888B2 (ja) * | 1994-02-28 | 1998-11-25 | 富士ゼロックス株式会社 | ファクシミリ装置 |
JPH08139887A (ja) * | 1994-11-08 | 1996-05-31 | Canon Inc | 画像通信装置 |
JP3530295B2 (ja) * | 1995-12-22 | 2004-05-24 | 株式会社リコー | ファクシミリ装置 |
JPH09219764A (ja) * | 1996-02-09 | 1997-08-19 | Canon Inc | 画像転送システム及び画像転送方法 |
JPH10126548A (ja) | 1996-10-18 | 1998-05-15 | Murata Mach Ltd | ファクシミリ装置 |
US6219669B1 (en) | 1997-11-13 | 2001-04-17 | Hyperspace Communications, Inc. | File transfer system using dynamically assigned ports |
JP2008035050A (ja) * | 2006-07-27 | 2008-02-14 | Kyocera Mita Corp | ネットワーク通信装置 |
TW201519065A (zh) * | 2013-11-01 | 2015-05-16 | Synology Inc | 在兩服務提供端之間管理資源傳輸之方法和相關電腦系統 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02134974A (ja) * | 1988-11-15 | 1990-05-23 | Nec Corp | ファイル転送機能を有するファクシミリ装置 |
JPH0349463A (ja) * | 1989-07-18 | 1991-03-04 | Konica Corp | 画像通信装置 |
US5268770A (en) * | 1990-01-16 | 1993-12-07 | Media Interface Co., Ltd. | System and a method for facsimile transmission |
JP2973483B2 (ja) * | 1990-07-16 | 1999-11-08 | ブラザー工業株式会社 | 通信装置 |
JP2992105B2 (ja) * | 1991-02-20 | 1999-12-20 | 株式会社リコー | 電子ファイルシステム |
JP2755153B2 (ja) * | 1994-01-26 | 1998-05-20 | 富士ゼロックス株式会社 | ファイル転送機能を有するファクシミリ装置 |
-
1994
- 1994-02-08 JP JP6034260A patent/JP2755157B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-02-07 US US08/384,907 patent/US5677773A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5677773A (en) | 1997-10-14 |
JPH07221955A (ja) | 1995-08-18 |
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