JP2754476B2 - マンホ―ル用足掛具の取付構造 - Google Patents
マンホ―ル用足掛具の取付構造Info
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- JP2754476B2 JP2754476B2 JP8017029A JP1702996A JP2754476B2 JP 2754476 B2 JP2754476 B2 JP 2754476B2 JP 8017029 A JP8017029 A JP 8017029A JP 1702996 A JP1702996 A JP 1702996A JP 2754476 B2 JP2754476 B2 JP 2754476B2
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- manhole
- base
- sludge
- footrest
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、マンホ―ル内に
設置される足掛具の取付構造に関するものであって、特
に、既存のマンホ―ル内に設置されている足掛具を取り
替えるのに最適な足掛具の取付構造に関するものであ
る。
設置される足掛具の取付構造に関するものであって、特
に、既存のマンホ―ル内に設置されている足掛具を取り
替えるのに最適な足掛具の取付構造に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来，足踏部とその両側に位置する側部
とを有し、これら足踏部と側部とを芯金とそれを覆う合
成樹脂で形成し、該芯金をさらに延長して脚部を形成
し、該脚部をマンホ―ル壁に埋設するようにしたマンホ
―ル用足掛具は例えば実公平４ー４０４０号公報に示す
ように周知である。
とを有し、これら足踏部と側部とを芯金とそれを覆う合
成樹脂で形成し、該芯金をさらに延長して脚部を形成
し、該脚部をマンホ―ル壁に埋設するようにしたマンホ
―ル用足掛具は例えば実公平４ー４０４０号公報に示す
ように周知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では、各足掛具の有する２本の脚部をマンホ―ル壁に埋
設するため、その作業が面倒である。特に、既存のマン
ホ―ルにおいて足掛具を取り替える場合に新しい足掛具
をマンホ―ルに取付けるのに狭い場所での取付作業が極
めて容易でないという問題がある。
では、各足掛具の有する２本の脚部をマンホ―ル壁に埋
設するため、その作業が面倒である。特に、既存のマン
ホ―ルにおいて足掛具を取り替える場合に新しい足掛具
をマンホ―ルに取付けるのに狭い場所での取付作業が極
めて容易でないという問題がある。
【０００４】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、足掛具の基台を用い、該基台をボルトと接着剤
によりマンホ―ル壁に固定することにより、またスラッ
ジを再利用することにより、取付け作業が容易で、強固
で、錆や腐食に強いマンホ―ル用足掛具の取付構造を提
供しようとするものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、足掛具の基台を用い、該基台をボルトと接着剤
によりマンホ―ル壁に固定することにより、またスラッ
ジを再利用することにより、取付け作業が容易で、強固
で、錆や腐食に強いマンホ―ル用足掛具の取付構造を提
供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるマンホ―ル用足掛具の取付構造は、
足踏部とその両側に位置する側部と該側部先端の固定部
とからなる足掛具主体と、前記側部端の固定部を挿入す
る孔を有しマンホ―ルの壁面に沿った開口を有する円周
方向に細長く延びたボックス状の合成樹脂製の基台とか
らなるマンホ―ル用足掛具であって、前記側部端の固定
部を基台内において固定し且つ該基台内に焼成した粒状
のスラッジを収納して接着剤により基台とスラッジを一
体化し、前記基台に設けた脚部をボルトによりマンホ―
ル壁に固定すると共に該脚部と前記スラッジとを接着剤
によってもマンホ―ル壁に固定するようにしたものであ
る。
に、本発明におけるマンホ―ル用足掛具の取付構造は、
足踏部とその両側に位置する側部と該側部先端の固定部
とからなる足掛具主体と、前記側部端の固定部を挿入す
る孔を有しマンホ―ルの壁面に沿った開口を有する円周
方向に細長く延びたボックス状の合成樹脂製の基台とか
らなるマンホ―ル用足掛具であって、前記側部端の固定
部を基台内において固定し且つ該基台内に焼成した粒状
のスラッジを収納して接着剤により基台とスラッジを一
体化し、前記基台に設けた脚部をボルトによりマンホ―
ル壁に固定すると共に該脚部と前記スラッジとを接着剤
によってもマンホ―ル壁に固定するようにしたものであ
る。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１ないし図４は本発明の実施例
に関するものであり、図１は本発明に係る足掛具をマン
ホ―ルに取付けた側面概略図、図２はその正面図、図３
は図２のＡ―Ａ断面図、図４は図３の正面図である。
に関するものであり、図１は本発明に係る足掛具をマン
ホ―ルに取付けた側面概略図、図２はその正面図、図３
は図２のＡ―Ａ断面図、図４は図３の正面図である。
【０００７】図において、１はマンホ―ルの全体を示す
ものであり、該マンホ―ル１には、足掛具２，２…がマ
ンホ―ル１内に上下方向に間隔（約３０センチ）をおい
て配置されるようになっている。
ものであり、該マンホ―ル１には、足掛具２，２…がマ
ンホ―ル１内に上下方向に間隔（約３０センチ）をおい
て配置されるようになっている。
【０００８】前記足掛具２は、足踏部３とその両側に位
置する側部４，４と該側部先端の固定部（ねじ）５，５
とからなる足掛具主体６と、前記側部端４の固定部５を
挿入する孔７，７を有しマンホ―ル１の壁面に沿った開
口８を有する円周方向に細長く延びたボックス状の合成
樹脂製の基台９とから構成されている。
置する側部４，４と該側部先端の固定部（ねじ）５，５
とからなる足掛具主体６と、前記側部端４の固定部５を
挿入する孔７，７を有しマンホ―ル１の壁面に沿った開
口８を有する円周方向に細長く延びたボックス状の合成
樹脂製の基台９とから構成されている。
【０００９】そして、前記足掛具主体６は、その固定部
５，５が基台９の孔７，７に挿入されて、該基台９内に
おいてナット１０によって固定されるのである。また、
基台９内には焼成された粒状（約１ないし２ミリ径）の
スラッジ１１（砂及び汚泥）が収納されるようになって
おり、前記足掛具主体６が基台９に固定された後、該基
台９内にエポキシ系またはポリエステル系のような強力
接着剤を塗布した前記スラッジ１１が充填されて、前記
固定部を保護すると共に該接着剤により基台９とスラッ
ジ１１を一体化するようになっている。なお、１２は前
記基台９の周囲に形成した脚部である。また、１３は足
踏部３の上面に凹凸状に形成された滑り止めであり、１
４は足踏部３の内面に波形に形成された握り部である。
５，５が基台９の孔７，７に挿入されて、該基台９内に
おいてナット１０によって固定されるのである。また、
基台９内には焼成された粒状（約１ないし２ミリ径）の
スラッジ１１（砂及び汚泥）が収納されるようになって
おり、前記足掛具主体６が基台９に固定された後、該基
台９内にエポキシ系またはポリエステル系のような強力
接着剤を塗布した前記スラッジ１１が充填されて、前記
固定部を保護すると共に該接着剤により基台９とスラッ
ジ１１を一体化するようになっている。なお、１２は前
記基台９の周囲に形成した脚部である。また、１３は足
踏部３の上面に凹凸状に形成された滑り止めであり、１
４は足踏部３の内面に波形に形成された握り部である。
【００１０】以上のような構成からなるマンホ―ル用足
掛具であるので、足掛具主体６を基台９に固定し且つ基
台９内にスラッジ１１を収納した足掛具２は、その脚部
１２及びスラッジ１１のマンホ―ル１の壁と当接する面
に前記接着剤を更に塗布し且つマンホ―ル１の壁に埋込
まれたアンカ―ボルト１５を脚部１２のボルト孔１６に
通してナット１７を締付けることによりマンホ―ルに取
付けられるのである。この際、基台９内にはスラッジ１
１が封入されているので、該スラッジ１１により足掛具
主体６の固定部５はマンホ―ル内の湿気等に触れること
なく保護される。
掛具であるので、足掛具主体６を基台９に固定し且つ基
台９内にスラッジ１１を収納した足掛具２は、その脚部
１２及びスラッジ１１のマンホ―ル１の壁と当接する面
に前記接着剤を更に塗布し且つマンホ―ル１の壁に埋込
まれたアンカ―ボルト１５を脚部１２のボルト孔１６に
通してナット１７を締付けることによりマンホ―ルに取
付けられるのである。この際、基台９内にはスラッジ１
１が封入されているので、該スラッジ１１により足掛具
主体６の固定部５はマンホ―ル内の湿気等に触れること
なく保護される。
【００１１】このようにして、足掛具２は足掛具主体６
と基台９で構成され、足掛具２のマンホ―ル１の壁への
取付けが基台９の脚部１２のボルト止めと脚部１２とス
ラッジ１１の接着剤による固定で行われるので、作業性
がよく、基台９内には焼成された粒状のスラッジ１１が
収納されるので、スラッジ１１の再利用ができ且つスラ
ッジ１１による足掛具２の補強が可能となり、さらには
足掛具主体６の固定部５の錆や腐食がスラッジ１１によ
って防止され得るものである。
と基台９で構成され、足掛具２のマンホ―ル１の壁への
取付けが基台９の脚部１２のボルト止めと脚部１２とス
ラッジ１１の接着剤による固定で行われるので、作業性
がよく、基台９内には焼成された粒状のスラッジ１１が
収納されるので、スラッジ１１の再利用ができ且つスラ
ッジ１１による足掛具２の補強が可能となり、さらには
足掛具主体６の固定部５の錆や腐食がスラッジ１１によ
って防止され得るものである。
【００１２】
【発明の効果】本発明に係るマンホ―ル用足掛具の取付
構造によれば、足掛具は足掛具主体と基台で構成され、
足掛具のマンホ―ルの壁への取付けが基台の脚部のボル
ト止めと脚部とスラッジの接着剤による固定で行われる
ので、足掛具のマンホ―ル壁への取付けが従来例に比し
て格別に簡略され、しかもボルトは小径のもので済み且
つ作業性がよく、基台内には焼成された粒状のスラッジ
が収納されるので、スラッジの再利用ができ且つスラッ
ジによる足掛具の補強が可能となり、さらには足掛具主
体の固定部の錆や腐食がスラッジによって防止され得る
ものであり、取付け作業が容易で、強固で、錆や腐食に
強く、特に既存のマンホ―ル内に設置されている足掛具
を取り替えるのに最適なマンホ―ル用足掛具の取付構造
となる。
構造によれば、足掛具は足掛具主体と基台で構成され、
足掛具のマンホ―ルの壁への取付けが基台の脚部のボル
ト止めと脚部とスラッジの接着剤による固定で行われる
ので、足掛具のマンホ―ル壁への取付けが従来例に比し
て格別に簡略され、しかもボルトは小径のもので済み且
つ作業性がよく、基台内には焼成された粒状のスラッジ
が収納されるので、スラッジの再利用ができ且つスラッ
ジによる足掛具の補強が可能となり、さらには足掛具主
体の固定部の錆や腐食がスラッジによって防止され得る
ものであり、取付け作業が容易で、強固で、錆や腐食に
強く、特に既存のマンホ―ル内に設置されている足掛具
を取り替えるのに最適なマンホ―ル用足掛具の取付構造
となる。
【図１】図１は本発明の実施例に係る足掛具をマンホ―
ルに取付けた側面概略図である。
ルに取付けた側面概略図である。
【図２】図２はその正面図である。
【図３】図３は図２のＡ―Ａ断面図である。
【図４】図４は図３の正面図である。
１ マンホ―ル ２ 足掛具 ３ 足踏部 ４ 側部 ５ 固定部 ６ 足掛具主体 ７ 固定部を挿入する孔 ８ 開口 ９ 基台 １１ スラッジ １２ 脚部 １５ ボルト
Claims (1)
- 【請求項１】 足踏部とその両側に位置する側部と該側
部先端の固定部とからなる足掛具主体と、前記側部端の
固定部を挿入する孔を有しマンホ―ルの壁面に沿った開
口を有する円周方向に細長く延びたボックス状の合成樹
脂製の基台とからなるマンホ―ル用足掛具であって、前
記側部端の固定部を基台内において固定し且つ該基台内
に焼成した粒状のスラッジを収納して接着剤により基台
とスラッジを一体化し、前記基台に設けた脚部をボルト
によりマンホ―ル壁に固定すると共に該脚部と前記スラ
ッジとを接着剤によってもマンホ―ル壁に固定するよう
にしたマンホ―ル用足掛具の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8017029A JP2754476B2 (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | マンホ―ル用足掛具の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8017029A JP2754476B2 (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | マンホ―ル用足掛具の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09184150A JPH09184150A (ja) | 1997-07-15 |
| JP2754476B2 true JP2754476B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=11932582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8017029A Expired - Fee Related JP2754476B2 (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | マンホ―ル用足掛具の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2754476B2 (ja) |
-
1996
- 1996-01-08 JP JP8017029A patent/JP2754476B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09184150A (ja) | 1997-07-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |