JP2754480B2 - マンホ―ル用足掛具の取付構造 - Google Patents

マンホ―ル用足掛具の取付構造

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JP2754480B2
JP2754480B2 JP8017033A JP1703396A JP2754480B2 JP 2754480 B2 JP2754480 B2 JP 2754480B2 JP 8017033 A JP8017033 A JP 8017033A JP 1703396 A JP1703396 A JP 1703396A JP 2754480 B2 JP2754480 B2 JP 2754480B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マンホ―ル内に
設置される足掛具の取付構造に関するものであって、特
に、既存のマンホ―ル内に設置されている足掛具を取り
替えるのに最適な足掛具の取付構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来,足踏部とその両側に位置する側部
とを有し、これら足踏部と側部とを芯金とそれを覆う合
成樹脂で形成し、該芯金をさらに延長して脚部を形成
し、該脚部をマンホ―ル壁に埋設するようにしたマンホ
―ル用足掛具は例えば実公平4ー4040号公報に示す
ように周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では、各足掛具の有する2本の脚部をマンホ―ル壁に埋
設するため、その作業が面倒である。特に、既存のマン
ホ―ルにおいて足掛具を取り替える場合に新しい足掛具
をマンホ―ルに取付けるのに狭い場所での取付作業が極
めて容易でないという問題がある。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、複数の足踏部材をユニット化し、ボルトまたは
/及び接着剤によりマンホ―ルの壁に固定することによ
り、また該ユニットを上下方向にジョイントにより連結
することにより、取付け作業が容易で、強固で、安全な
マンホ―ル用足掛具の取付構造を提供しようとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるマンホ―ル用足掛具の取付構造は、
合成樹脂製のボックスと該ボックスの保持装置と両端に
固定部を形成した足踏部材とからなり、マンホ―ル内に
上下方向に平行に配置される前記ボックス間に複数の足
踏部材を差渡し該ボックスに足踏部材を固定して足掛具
のユニットを構成し、該ユニットをボックスの保持装置
により保持し、該保持装置をマンホ―ルの壁に固定し、
前記ユニットの各ボックスをジョイントによりマンホ―
ル内に上下方向に複数個連結したものである。
【0006】また、前記各ボックスの保持装置を各ボッ
クスの外側でそれぞれボルトによりマンホ―ル壁に固定
するようにしたことを特徴とするものである。
【0007】また、前記各ボックスの保持装置を両ボッ
クス間の略中央部でボルトによりマンホ―ル壁に固定す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0008】また、前記各ボックスの保持装置を接着剤
によりマンホ―ル壁に固定するようにしたことを特徴と
するものである。
【0009】さらに、前記各ボックスの保持装置をボル
トと接着剤によりマンホ―ル壁に固定するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は本発明の実施例
に関するものであり、図1は本発明に係る足掛具をマン
ホ―ルに取付けた側面概略図、図2はその正面図、図3
は各ボックスをジョイントにより連結する分解斜視図、
図4は図2のA―A断面図である。
【0011】図において、1はマンホ―ルの全体を示す
ものであり、該マンホ―ル1には、足掛具のユニット
2,3,4がマンホ―ル1内にジョイント5を介して上
下方向に連結されている。各ユニット2,3,4はそれ
ぞれ2本または3本の足踏部材6を備えている構成で多
少の相違があるが発明の実質的な構成に格別の差がない
ので、ユニット2を代表して以下,説明する。
【0012】ボックス7は合成樹脂製であり、2個のボ
ックス7,7がマンホ―ル内に上下方向に平行に配置さ
れるようになっている。足踏部材6は直線状の芯材に合
成樹脂の被覆がなされており、上面に滑止め8の凹凸が
形成され、側面に波形の握り部9が形成され、両端はボ
ックス7への固定部10となるよう角形に形成されてい
る。
【0013】そして、ボックス7,7間には前記足踏部
材6が約30cmの間隔で平行に2本配置され、各足踏
部材6の両端の固定部10はボックス7に形成した角孔
11に挿入されて回り止め状に固定されている。また、
ボックス7の軸線方向の中間部には、ユニット2のボッ
クス7を挟持しボルト12で固定する保持装置13がそ
の脚部14をマンホ―ル1の壁に沿って形成され、該脚
部14がアンカ―ボルト15によりマンホ―ル1の壁に
固定されるようになっている。
【0014】また、ユニット2のボックス7の下端部に
は図3に詳細に示すようなジョイント5の分割体5’が
合成樹脂製のボルト16によって取付けられており、該
分割体5’の下端は次段のユニット3のボックス7の上
端部に合成樹脂製のボルト17によって取付けられてい
るジョイント5の他方の分割体5”の上端と合成樹脂製
のボルト18によって両ボックス7,7が互に角度をも
って連結可能に配置されている。
【0015】以上のような構成からなるマンホ―ル用足
掛具のユニット2,3,4において、該ユニットをボッ
クスの保持装置13により保持し、該保持装置13をマ
ンホ―ル1の壁に固定するか、保持装置13をマンホ―
ル1の壁に固定した状態で該保持装置13にユニットを
取付けることにより、複数の足踏部6,6を備えた足掛
具のユニットがマンホ―ル1の壁に取付けられる。な
お、ユニットの取付け順序は上方のユニット2からユニ
ット3,ユニット4と順次下方に向けてジョイント5を
用いて行い、ユニット4の下端がインバ―ト19の上面
に乗るようにすると、ボックス7はより確実にマンホ―
ル1内に設置される。
【0016】このようにして、複数の足踏部が1つのユ
ニット内に形成されるので、足掛具のマンホ―ル壁への
取付けが従来例に比して格別に簡略され、しかもその取
付けが保持装置13の固定で行われるので、作業性がよ
く、また該足掛具のユニットを上下方向にジョイントに
より連結することにより、取付け作業が容易で、強固
で、安全なマンホ―ル用足掛具の取付構造となる。
【0017】そして、図1,図2及び図4に示すよう
に、各ボックス7の保持装置13を各ボックス7の外側
でそれぞれボルト15によりマンホ―ル壁に固定するよ
うにした場合には、足掛具のユニットの保持がより確実
となりより安全なマンホ―ル用足掛具の取付構造とな
る。
【0018】次に、図5,図6に示す実施例について説
明をする。図5は本発明に係る他の実施例の足掛具をマ
ンホ―ルに取付けた正面図であり、図6は図5のB―B
断面図である。そして、先の実施例と足掛具のユニット
及びジョイントの構成は実質的に同一であるので、同一
符号を付してその説明を省略する。
【0019】この実施例の場合、ボックス7の軸線方向
の中間部には、ユニット2のボックス7,7をそれぞれ
挟持しボルト12で固定する保持装置23が1個配置さ
れ、その脚部24がマンホ―ル1の壁に沿って形成さ
れ、該脚部24が両ボックス7,7の間でアンカ―ボル
ト25によりマンホ―ル1の壁に固定されるようになっ
ている。
【0020】この場合、各ボックス7,7を1個の保持
装置23で保持し、両ボックス7,7の間でボルト25
によりマンホ―ル壁に固定するようにしたので、足掛具
のユニットの保持がより簡単になることから、足掛具の
マンホ―ル壁への取付けが従来例に比して更に格別に簡
略される。
【0021】なお、以上の実施例において、保持装置を
マンホ―ル壁に固定する手段として、ボルトに代えてエ
ポシキ系またはポリエステル系のような接着剤を用いた
固着してもよく、あるいはボルトと接着剤を併用しても
よい。
【0022】
【発明の効果】本発明に係るマンホ―ル用足掛具の取付
構造によれば、複数の足踏部が1つのユニット内に形成
されるので、足掛具のマンホ―ル壁への取付けが従来例
に比して格別に簡略され、しかもその取付けが保持装置
の固定で行われるので、作業性がよく、また該足掛具の
ユニットを上下方向にジョイントにより連結することに
より、取付け作業が容易で、強固で、安全な、特に既存
のマンホ―ル内に設置されている足掛具を取り替えるの
に最適なマンホ―ル用足掛具の取付構造となる。
【0023】また、各ボックスの保持装置を各ボックス
の外側でそれぞれボルトによりマンホ―ル壁に固定する
ようにした場合には、足掛具のユニットの保持がより確
実となりより安全なマンホ―ル用足掛具の取付構造とな
る。
【0024】また、各ボックスの保持装置を両ボックス
間の略中央部でボルトによりマンホ―ル壁に固定するよ
うにした場合には、足掛具のユニットの保持がより簡単
になることから、足掛具のマンホ―ル壁への取付けが従
来例に比して更に格別に簡略されるマンホ―ル用足掛具
の取付構造となる。
【0025】また、各ボックスの保持装置をマンホ―ル
壁に固定する手段として、ボルトに代えて接着剤を用い
た場合にも、足掛具のマンホ―ル壁への取付けが従来例
に比して格別に簡略されるマンホ―ル用足掛具の取付構
造となる。
【0026】さらに、保持装置をマンホ―ル壁に固定す
る手段として、ボルトと接着剤を併用した場合には、足
掛具のマンホ―ル壁への取付けが従来例に比して格別に
簡略され且つ強固で安全なマンホ―ル用足掛具の取付構
造となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例に係る足掛具をマンホ―
ルに取付けた側面概略図である。
【図2】図2はその正面図である。
【図3】図3は各ボックスをジョイントにより連結する
分解斜視図である。
【図4】図4は図2のA―A断面図である。
【図5】図5は本発明に係る他の実施例の足掛具をマン
ホ―ルに取付けた正面図である。
【図6】図6は図5のB―B断面図である。
【符号の説明】
1 マンホ―ル 2,3,4 足掛具のユニット 5 ジョイント 6 足踏部材 7 ボックス 10 固定部 13,23 保持装置 15,25 ボルト

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製のボックスと該ボックスの保
    持装置と両端に固定部を形成した足踏部材とからなり、
    マンホ―ル内に上下方向に平行に配置される前記ボック
    ス間に複数の足踏部材を差渡し該ボックスに足踏部材を
    固定して足掛具のユニットを構成し、該ユニットをボッ
    クスの保持装置により保持し、該保持装置をマンホ―ル
    の壁に固定し、前記ユニットの各ボックスをジョイント
    によりマンホ―ル内に上下方向に複数個連結したマンホ
    ―ル用足掛具の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記各ボックスの保持装置を各ボックス
    の外側でそれぞれボルトによりマンホ―ル壁に固定する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のマンホ―ル
    用足掛具の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記各ボックスの保持装置を両ボックス
    間の略中央部でボルトによりマンホ―ル壁に固定するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のマンホ―ル用
    足掛具の取付構造。
  4. 【請求項4】 前記各ボックスの保持装置を接着剤によ
    りマンホ―ル壁に固定するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載のマンホ―ル用足掛具の取付構造。
  5. 【請求項5】 前記各ボックスの保持装置をボルトと接
    着剤によりマンホ―ル壁に固定するようにしたことを特
    徴とする請求項1又は2又は3又は4記載のマンホ―ル
    用足掛具の取付構造。
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