JP3002770B2 - 吊 具 - Google Patents

吊 具

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JP3002770B2
JP3002770B2 JP8103353A JP10335396A JP3002770B2 JP 3002770 B2 JP3002770 B2 JP 3002770B2 JP 8103353 A JP8103353 A JP 8103353A JP 10335396 A JP10335396 A JP 10335396A JP 3002770 B2 JP3002770 B2 JP 3002770B2
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horizontal rod
joint
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英市 山之上
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英市 山之上
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は天井中空構造の野縁
の存在しないような如何なる場所からでも、また人が入
り込めないような狭い天井中空構造からでも人が天井中
空構造に手を入れることなしに、天井下から簡単な治具
によって自在に中、軽量物質から相当な重量の物質まで
吊下げられ、しかも天井に大きな穴をあけることがな
く、天井の美観を損することなしに吊具をセット出来る
ようになしたもので本発明者の先願発明、特開昭61−
102941号の改良に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来天井に照明器具、広告用等の内装用
ポ−ダ−、吊下げ用アンドン等多くの中、軽量物乃至は
相当な重量物を取付ける場合は天井中空構造の野縁又は
野縁受けなどの天井板の取付構造体に対してのみ天井下
からビス、ヒ−トン等を用いて施工せねばならず、取付
位置が限定され施工が相当高価につき、さらに施工が不
可能な場合があるなど種々な欠点があったのを本発明者
の上記先願発明、特開昭61−102941号によっ
て、従来は施工が不可能とされていた天井の中空構造内
部空間における大工事を必要とせず、天井の中空構造に
人が入り込む必要がなく、天井下から天井の如何なる場
所へでも簡単に人の手が入る程度の穴を穿つだけで、該
穴から天井板が取付けられている天井中空構造の左右又
は前後の野縁に両端を載置して取付けられた横杆を該横
杆に被冠する1個又は複数個の螺孔を備えた受棒並びに
該受棒に螺着する一本又は複数本の表面に螺孔の切られ
たボルト並びに天井の穴を塞ぐ蓋よりなる吊具によっ
て、天井中空構造の高低や天井板の強度に関係なく、簡
単に野縁の存在しない天井の如何なる場所にでも物品の
取付け、吊下げを可能ならしめた発明が完成された。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記本発明者の先願発
明においては天井の野縁又は野縁受けのない天井の中空
構造の如何なる場所からでも相当な重量物を吊具によっ
て取付け可能な従来全く存在しなかった新規な発明であ
るが、この場合天井に人の手が出入する程度の大きな穴
を穿つ必要があり、そのため吊具の仕上り時、天井の穴
を塞ぐために天井の穴に相当大きい蓋が必要である。天
井によってはその蓋が見苦しく美観をやや損ずる恐れが
あるため、出来る限り吊具の蓋の部分を小さくしてほし
いとの要望もあった。本発明はこの要望に応え、しかも
人の手を天井中空構造に挿入することなしに天井下から
横杆に結合した支柱と横杆の一方の端部に取付けられた
紐とによって小さい天井の穴を通して吊具を天井の如何
なる場所にでもセット可能にすることを目的として、本
発明者が引き続き鋭意研究を続けた結果、天井下から著
しく小さい穴を穿つのみで天井の如何なる場所にでも
中、軽量から相当の重量物まで野縁上に回転自在な支柱
を結合した横杆の両端を載置する構成になる吊具を提供
せんとするものである。 【0004】 【問題を解決するための手段】本発明の第1は、天井板
が取付けられた野縁に両端が載置される横杆が下方に開
口を有する角形管とし、支柱を下方に回転自横に結合し
た断面T字形の継手を横杆の角形管内に該開口に摺動自
在に嵌挿固定し、横杆の一端に紐を取付けて備え、支
柱、継手及び紐を備えた横杆を一体に結合したことを特
徴とする吊具であり。その第2は、上下に凹部を設け、
天井板に取付けられた野縁に両端が載置される横杆の該
凹部に回転自在の支柱を結合した継手を嵌挿して固定し
たことを特徴とする吊具であり。その第3は、天井板に
取付けられた野縁に両端が載置される横杆の断面を三角
形状とし、下方に回転自在に結合した支柱を備えた継手
を該三角形の両辺に外部より止着せしめてなることを特
徴とする吊具であり。その第4は、下方に回転自在の支
柱を備えた継手を弾性体とし、該継手の弾性体の両辺に
て、天井板に取付けられた野縁に両端が載置される横杆
を挟持して、固着することを特徴とする吊具であり。そ
の第5は、天井板に取付けられた野縁に両端が載置され
る横杆の一方の端部より少なくとも該横杆の長さの1/
2程度まで突出片を設け、該突出片に嵌挿される穴を、
上部に備えた支柱を該横杆の突出片に回転自在に嵌挿す
るようになしたことを特徴とする吊具であり。その第6
は、天井板に取付けられた野縁に両端が載置される横杆
に一方の端部より少なくとも該横杆の長さの1/2程度
まで突出片を設け、該突出片に嵌挿される穴を、支柱に
備えた継手に設け、継手の穴を該横杆の突出片に挿入し
て支柱を回転自在に該横杆に止着するようにしたことを
特徴とする吊具に関するものである。 【0005】 【発明の実施の形態】以下の実施例に記載する〔図1〕
〜〔図10〕に、本発明の実施の形態を示している。 【0006】 【実施例】次に図面によって本発明を説明する。〔図
1〕(A),(B),(C) 、〔図2〕(A),(B) 、〔図3〕(A),
(B),(C) 、〔図4〕(A),(B) は吊具のそれぞれ種々な形
態の横杆(2) 、支柱(4) 、継手(5) の結合構造を示す図
で、図1(A) は下面に空所を有する角形管状横杆(2) に
回動自在に支柱(4) を結合した継手(5) が該横杆(2) の
所望の位置に嵌挿された場合の図。同(B) は上下に凹所
を有する横杆(2) に回動自在の支柱(4) を結合した継手
(5) を該横杆(2) の凹所の所望の位置に嵌挿した場合の
図、同(C) は断面三角形の横杆(2) に回動自在の支柱
(4) を結合した継手(5) を断面三角形の両側より狭持し
た場合の図である。 【0007】 【図1】(A),(B),(C) 【0008】 【図2】(A),(B) 【0009】 【図3】(A),(B),(C) 【0010】 【図4】(A),(B) 【0011】〔図2〕(A),(B) は支柱(4) を回動自在に
結合した弾力性のある2片で構成された横杆の所望の位
置で横杆に内挿したり、横杆を狭持したりする継手(5)
のそれぞれ異なった形状を示す図で、(A) は単に横杆を
内挿又は狭持する弾性体継手の形状、(B) は継手(5) の
弾力性の2片がそれぞれ縦方向に凹凸のある場合の図で
ある。上記〔図1〕(A) は横杆(2) と継手(5) との結合
を示す一例で、横杆によって継手が狭持されておれば、
継手、横杆の形状は如何なる形態でもよい。同(B),(C)
は継手が横杆を狭持したもので、同様に継手、横杆の形
状は如何なるものでもよい。かつ横杆は懸吊される物品
の重量に耐えられるものであれば形状を問わないが、横
杆と継手とが相互に可動に連結されていればよい。 【0012】〔図3〕(A) は横杆(2) の長さの方向の少
なくとも1/2 に支柱(4) を直接か又は支柱(4) を結合し
た継手(5) が嵌合される突出片(7) を側面に設けた場合
の図で、同(B) は上部に(A) に図示した横杆(2) の突出
片(7) に回転自在に嵌挿される穴(3) を有する支柱、同
(C) は支柱(4) を上方に突出するように螺着した継手
(5) の穴が(A) に図示した横杆(2) の突出片(7) に回転
自在に嵌挿される継手(5) の図を示す。〔図4〕(A) は
少なくとも長さの1/2 の所まで穴を有する横杆(2) の斜
視図、同(B) は上下に作動する支柱(4) を螺着し、横杆
の穴(3) に回転自在に嵌挿される突出片(7) を有する継
手(5) の図を示す。 【0013】本発明の横杆を野縁上に載置するには予め
野縁と天井に穿たれた穴(9) との間の寸法を下記の方法
によって測定し、横杆の一端よりその寸法の長さから算
出された所に設けられた穴(9) に横杆(2) と支柱(4) 又
は横杆(2) 、支柱(4) 、継手(5) を一体となって直線状
にセットしたものを挿通する。野縁と天井の穴との寸法
は天井下から天井板の継ぎ目が見える場合は目地(継ぎ
目)から穴までの寸法を計って算出される。継ぎ目が見
えないクロス貼り天井の場合は穿たれた穴にL型の針金
付き物指の一片を挿入して天井板に副わして回転するこ
とによって野縁の位置を探してその寸法を測定する。 【0014】〔図5〕〜〔図10〕は本発明の吊具の設
置方法を示すもので、天井に穴(9)をあける〔図5〕。
ついで〔図6〕に示す如く天井穴(9) に本発明のセット
された横杆、支柱と紐とを直線状に挿入する。横杆(2)
が天井の中空構造へ全体挿入された後はバランスを失っ
て継手部分を中心として倒れる。更に支柱(4) を深く挿
入すると同時に横杆(2) の一方の端の紐(1) を引っぱっ
て横杆(2) のバランスを取りながら紐(1) と支柱(4) と
を互いに操作して横杆(2) の両端が野縁(10)の上に来る
よう回転して横杆(2) を野縁(10)に載置する〔図7、図
8〕。横杆(2)が所望の位置に来たとき支柱(4) を引き
下げて垂れ下った紐を切断するか又は天井の中空構造内
に入れ、蓋(6) を支柱(4) にセットする〔図9〕。つい
で挿入口(9) に蓋(6) を嵌着して余分の支柱(4) は適当
な寸法になるように切断し、その蓋に又は支柱下方に吊
下げ用治具を備えることによって本発明の吊具が完成さ
れる〔図10〕。 【0015】 【図5】 【0016】 【図6】 【0017】 【図7】 【0018】 【図8】 【0018】 【図9】 【0019】 【図10】 【0020】 【発明の効果】本発明によって天井中空構造の野縁の存
在しない如何なる場所へも天井に横杆と支柱と継手とを
挿入し得る小穴を穿つのみで、人手を要することなく、
少量の材料で取付時間が少なく、価格が著しく安価にし
かも天井の美観を損うことなく簡単に吊具が取付けられ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】(A),(B),(C) 横杆、継手の異った形状のそれぞれ一実施例の断面図
で、(A) は下面に開口を有する角形管状横杆に開口部よ
り回転自在の支柱を結合した継手を角形管状の内部に挿
入固定した場合、同(B) は上下に凹部を有する横杆の上
下の凹部に継手を嵌挿固定した場合、同(C) は断面三角
形の横杆に継手を断面三角形の両側で挟持せしめて固定
した場合の本発明のそれぞれ一実施例を示す。 【図2】(A),(B) 支柱を結合した弾性体よりなる継手で、それぞれ横杆を
挟持するか又は横杆の形状によって弾性体部分を横杆に
内挿して固定せしめる一実施例を示す。 【図3】(A),(B),(C) (A) は横杆の少なくとも1/2 程度まで側面に突出片を設
け、同(B) に示すように直接上部に穴を有する支柱を横
杆の突出片に回転自在に止着する場合。又は同(C) に示
す如く支柱を螺着した継手に穴を穿ち、該継手の穴を横
杆の突出片に回転自在に嵌挿した本発明の吊具のそれぞ
れ一実施例を示す。 【図4】(A),(B) (A) は少なくとも一端から長さの1/2 程度まで穴を穿っ
た横杆の斜視図で、同(B) に示す支柱を螺着した継手を
横杆の該穴に回転自在に嵌着せしめて本発明の吊具を組
立てるようならしめた本発明の一実施例を示す。 【図5】、 【図6】、 【図7】、 【図8】、 【図9】、 【図10】本発明の吊具を天井の穴の下方から野縁に紐
を結合した横杆を載置して支柱をを天井下に固定して天
井穴に蓋をして吊具を完成する場合の順序を示す概略説
明図である。 【符合の説明】 1.紐 2.横杆 3.穴 4.支柱 5.継手 6.蓋 7.突出片 9.天井に設けられた穴 10.野縁 11.天井

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.天井板が取付けられた野縁に両端が載置される横杆
    が下方に開口を有する角形管とし、支柱を下方に回転自
    横に結合した断面T字形の継手を横杆の角形管内に該開
    口に摺動自在に嵌挿固定し、横杆の一端に紐を取付けて
    備え、支柱、継手及び紐を備えた横杆を一体に結合した
    ことを特徴とする吊具。 2.上下に凹部を設け、天井板に取付けられた野縁に両
    端が載置される横杆の該凹部に回転自在の支柱を結合し
    た継手を嵌挿して固定したことを特徴とする吊具。 3.天井板に取付けられた野縁に両端が載置される横杆
    の断面を三角形状とし、下方に回転自在に結合した支柱
    を備えた継手を該三角形の両辺に外部より止着せしめて
    なることを特徴とする吊具。 4.下方に回転自在の支柱を備えた継手を弾性体とし、
    該継手の弾性体の両辺にて、天井板に取付けられた野縁
    に両端が載置される横杆を挟持して、固着することを特
    徴とする吊具。 5.天井板に取付けられた野縁に両端が載置される横杆
    の一方の端部より少なくとも該横杆の長さの1/2程度
    まで突出片を設け、該突出片に嵌挿される穴を、上部に
    備えた支柱を該横杆の突出片に回転自在に嵌挿するよう
    になしたことを特徴とする吊具。 6.天井板に取付けられた野縁に両端が載置される横杆
    に一方の端部より少なくとも該横杆の長さの1/2程度
    まで突出片を設け、該突出片に嵌挿される穴を、支柱に
    備えた継手に設け、継手の穴を該横杆の突出片に挿入し
    て支柱を回転自在に該横杆に止着するようにしたことを
    特徴とする吊具。
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