JP2554874B2 - 吊 具 - Google Patents

吊 具

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JP2554874B2
JP2554874B2 JP62066926A JP6692687A JP2554874B2 JP 2554874 B2 JP2554874 B2 JP 2554874B2 JP 62066926 A JP62066926 A JP 62066926A JP 6692687 A JP6692687 A JP 6692687A JP 2554874 B2 JP2554874 B2 JP 2554874B2
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英市 山之上
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は天井中空構造の野縁の存在しないような如何
なる場所からでも、また人が入り込めないような狭い天
井中空構造からでも人が天井中空構造に手を入れること
なしに、天井下から簡単な治具によって自在に中、軽量
物質から相当な重量の物質まで吊下げられ、しかも天井
に大きな穴をあけることがなく、天井の美観を損するこ
となしに吊具をセット出来るようになしたもので本発明
者の先願発明、特開昭61−102941号の改良に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来天井に照明器具、広告用等の内装用ポーダー、吊
下げ用アンドン等多くの中、軽量物乃至は相当な重量物
を取付ける場合は天井中空構造の野縁又は野縁受けなど
の天井板の取付構造体に対してのみ天井下からビス、ヒ
ートン等を用いて施工せねばならず、取付位置が限定さ
れ施工が相当高価につき、さらに施工が不可能な場合が
あるなど種々な欠点があったのを本発明者の上記先願発
明、特開昭61−102941号によって、従来は施工が不可能
とされていた天井の中空構造内部空間における大工事を
必要とせず、天井の中空構造に人が入り込む必要がな
く、天井下から天井の如何なる場所へでも簡単に人の手
が入る程度の穴を穿つだけで、該穴から天井板が取付け
られている天井中空構造の左右又は前後の野縁に両端を
載置して取付けられた横杆を該横杆に被冠する1個又は
複数個の螺孔を備えた受棒並びに該受棒に螺着する1本
又は複数本の表面に螺孔の切られたボルト並びに天井の
穴を塞ぐ蓋よりなる吊具によって、天井空間構造の高低
や天井板の強度に関係なく、簡単に野縁の存在しない天
井の如何なる場所にでも物品の取付け、吊下げを可能な
らしめた発明が完成された。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記本発明者の先願発明においては天井の野縁又は野
縁受けのない天井の中空構造の如何なる場所からでも相
当な重量物を吊具によって取付け可能な従来全く存在し
なかった新規な発明であるが、この場合天井に人の手が
出入する程度の大きな穴を穿つ必要があり、そのため吊
具の仕上り時、天井の穴を塞ぐために天井の穴に相当大
きい蓋が必要である。天井によってはその蓋が見苦しく
美観をやや損ずる恐れがあるため、出来る限り吊具の蓋
の部分を小さくしてほしいとの要望もあった。本発明は
この要望に応え、しかも人の手を天井中空構造に挿入す
ることなしに天井下から横杆に結合した支柱と横杆の一
方の端部に取付けられた紐とによって小さい天井の穴を
通して吊具を天井の如何なる場所にでもセット可能にす
ることを目的として、本発明者が引き続き鋭意研究を続
けた結果、天井下から著しく小さい穴を穿つのみで天井
の如何なる場所にでも中、軽量から相当の重量物まで野
縁上に回転自在な支柱を結合した横継手の両端を載置す
ることによって構成された吊具を提供せんとするもので
ある。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は、天井板が取付けられた野縁に両端を載置さ
れる両側面の長いコの字形横杆の該両側面に横杆の長さ
方向に一方の端部から少なくとも1/2程度の長さ迄の間
に複数個の穴が穿たれた横杆、横杆のコの字形両端面の
内部において横杆の穴に嵌挿される突起(ほぞ)を両端
に設けた継手及び継手内に突起と交叉する方向に螺孔を
設け、螺孔に螺着せしめた支柱及び横杆の一端に取付け
た紐を備え、支柱、継手及び紐を備えた横杆を一体に結
合したことを特徴とする吊具に関するものである。
即ち、本発明は横継手と支柱との接続個所は左右又は
前後の天井内野縁と、吊具の吊下げられる天井の位置と
によって、所望の吊下げ位置が自由に選択され、天井の
該吊下げ位置と横杆及び支柱又は横杆、継手及び支柱が
入る程度の大きさに穿たれた挿入穴から天井中空構造へ
横杆、継手、支柱及び紐を直線状にして挿入して、紐と
支柱との操作によって横杆を上記の吊下げ位置において
野縁上に載置し、支柱を天井から垂下して支柱下方の先
端に取付けた蓋を該挿入穴に嵌着せしめて挿入穴を塞
ぎ、該蓋又は支柱下方先端に物品吊下げ用治具を備えた
吊具を提供するものである。
〔実施例〕
次に図面によって本発明を説明する。
第1図は本発明の一実施例の斜視図で、支柱(4)
と、継手(5)とを結合して一体となし、継手(5)の
両面に突出片(7)を設け(第2図B)、横杆(2)と
組合わせ、横杆(2)の継手部分を中心として支柱
(4)は螺子によって上下し、かつ継手を軸として横杆
(2)と支柱(4)は自在に回動し、横杆(2)には先
端に紐(1)を結び付けて垂下げ、横杆(2)と支柱
(4)とは回動して直線状に組合わした後、天井穴
(9)から天井中空構造へ投入する。横杆(2)に設け
られた多くの穴(3)は野縁(10)と天井の穴(9)と
の関係で横杆(2)の所望の位置に物品吊下げ用の継手
を備えた支柱又は直接支柱を結合させるための穴(3)
である。支柱(4)の下方には天井の穴を塞ぐための蓋
(6)を備え、該蓋(6)は天井の穴(9)に嵌合せし
めるのである。第1図の場合、支柱は継手に螺着して自
由に上下するため吊下物の高さの寸法調整が可能で著し
く便利である。
第2図(A)は第1図における継手(5)と支柱
(4)との螺着を示す断面図、同(B)は同様に継手
(6)の他の一実施例である。
第3図は第1図の継手(5)と支柱(4)との斜視図
である。
第4図(A)は支柱(4)の先端部分を直接横杆
(2)に設けられた穴(3)に回転自在に挿入したもの
で支柱(4)は作業終了後天井下に表われた支柱部分を
所望の長さに切断する必要はあるが、最も簡単な吊具を
提供するものである。第5図は第4図(A)における横
杆(2)に支柱(4)の結合状態を示す断面図である。
第4図(B)は継手(5)を使用し、支柱(4)を自
在に上下に作動する如く取付けた継手(5)を横杆
(2)に回動自在に固定したもので、この場合は支柱
(4)は上下に作動することが可能で第1図の場合の支
柱(4)と同様である。第4図(C)は第4図(B)の
横杆(2)の穴部(3)に突出片(7)で継手(5)を
回動自在に螺着した場合の斜視図。第6図は第4図
(B)の横杆(2)、継手(5)、支柱(4)の結合状
態を示す断面図である。
第7図〜第12図は本発明の吊具の設置方法を示すもの
で、天井に穴(9)をあける。(第7図) ついで第8図に示す如く天井穴(9)に本考案のセッ
トされた横杆、支柱と紐を直線状に挿入する。横杆
(2)が天井の中空構造へ全体挿入された後はバランス
を失って継手部分を中心として倒れる。
さらに支柱(4)を深く挿入すると同時に横杆(2)
の一方の端の紐(1)を引っぱって横杆(2)のバラン
スを取りながら紐(1)と支柱(4)とを互いに操作し
て横杆(2)の両端が野縁(10)の上に来るよう回転し
て横杆(2)を野縁(10)に載置する。(第9図、第10
図) 横杆(2)が所望の位置に来たとき支柱(4)を引き
下げて垂れ下がった紐を切断するか又は天井の中空構造
内に入れ、蓋(6)を支柱(4)にセットする。(第11
図) ついで挿入口(9)に蓋(6)を嵌着して余分の支柱
(4)は適当な寸法になるように切断し、その蓋に又は
支柱下方に吊下げ用治具を備えることによって本発明の
吊具が完成される。(第12図) 〔発明の効果〕 本発明によって天井中空構造の野縁の存在しない如何
なる場所へも天井に横杆と支柱と継手とを挿入し得る小
穴を穿つのみで、人手を要することなく、少量の材料で
取付時間が少なく、価格が著しく安価にしかも天井の美
観を損うことなく簡単に吊具が取付けられる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の横杆に支柱を挿入し、紐を結合した吊
具の一実施例の斜視図、第2図(A),(B)は横杆に
セットすべき継手に支柱を螺着した場合のそれぞれの切
断面、第3図は横杆にセットすべき継手に支柱を螺着し
た斜視図、第4図(A)は横杆の穴に直接支柱を回転自
在に結合した本発明の他の一実施例の斜視図、第4図
(B)は支柱を螺着した継手を横杆に回転自在に止着し
た本発明の一実施例の部分的斜視図、第5図は第4図
(A)の横杆支柱が回転自在に止着される断面図、第6
図は第4図(B)の横杆に継手が回転自在に止着される
断面図、第4図(C)は横杆に継手が突出片によって回
転自在に止着されていることを示す斜視図、第7,第8,第
9,第10,第11,第12図は本発明の吊具を天井の穴の下方か
ら野縁に紐を結合した横杆を載置して支柱を天井下に固
定して天井穴に蓋をして吊具を完成する場合の順序を示
す概略説明図である。 1.紐、2.横杆、3.穴、4.支柱 5.継手、6.蓋、7.突出片 9.天井に設けられた穴、10.野縁、11.天井

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井板が取付けられた野縁に両端を載置さ
    れる両側面の長いコの字形横杆の該両側面に横杆の長さ
    方向に一方の端部から少なくとも1/2程度の長さ迄の間
    に複数個の穴が穿たれた横杆、横杆のコの字形両端面の
    内部において横杆の穴に嵌挿される突起(ほぞ)を両端
    に設けた継手及び継手内に突起と交叉する方向に螺孔を
    設け、螺孔に螺着せしめた支柱及び横杆の一端に取付け
    た紐を備え、支柱、継手及び紐を備えた横杆を一体に結
    合したことを特徴とする吊具。
JP62066926A 1987-03-20 1987-03-20 吊 具 Expired - Lifetime JP2554874B2 (ja)

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