JPS6039117Y2 - 運搬用吊具を有する浄化槽 - Google Patents
運搬用吊具を有する浄化槽Info
- Publication number
- JPS6039117Y2 JPS6039117Y2 JP8034381U JP8034381U JPS6039117Y2 JP S6039117 Y2 JPS6039117 Y2 JP S6039117Y2 JP 8034381 U JP8034381 U JP 8034381U JP 8034381 U JP8034381 U JP 8034381U JP S6039117 Y2 JPS6039117 Y2 JP S6039117Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanging
- tank body
- attached
- flat surface
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、運搬用吊具を有する浄化槽に関し、更に詳し
くは、縦断面略円状の槽体１の上面部を平坦面部２とし
、槽体１にリブ３を周設し、槽体１上面の平坦面部２の
リブ３部分に吊具４を取付けて成る運搬用吊具を有する
浄化槽に係るものである。
くは、縦断面略円状の槽体１の上面部を平坦面部２とし
、槽体１にリブ３を周設し、槽体１上面の平坦面部２の
リブ３部分に吊具４を取付けて成る運搬用吊具を有する
浄化槽に係るものである。
ＦＲＰの回転成形法で槽体を形成し、両端に鏡板を取付
けた浄化槽は比較的大型であるためそのままでは運搬及
び施工が大変である。
けた浄化槽は比較的大型であるためそのままでは運搬及
び施工が大変である。
このため本考案の考案者は第１図に示すように吊具４を
取付けることを考えたが、第１図のように槽体１上面よ
りも下方の曲面部５に吊具４を取付けると、吊具４に吊
りロープ６をかけて持ち上げた場合吊具４に第１図矢印
のようなモーメントが作用して、吊具４や吊具４の取付
部分が破損するおそれがあり（例えば浄化槽の自重が２
００〜５００ｋｐ程度の場合吊具４，１個当り６００〜
１０００ｋｇ程度の引張り強さが要求される）、また吊
具４の取付箇所が槽体１の上面部よりも下方であるため
水位面７より下方に吊具４の取付箇所が位置し、吊具４
の取付孔部分から槽体１内の汚水がもれるという問題が
ある。
取付けることを考えたが、第１図のように槽体１上面よ
りも下方の曲面部５に吊具４を取付けると、吊具４に吊
りロープ６をかけて持ち上げた場合吊具４に第１図矢印
のようなモーメントが作用して、吊具４や吊具４の取付
部分が破損するおそれがあり（例えば浄化槽の自重が２
００〜５００ｋｐ程度の場合吊具４，１個当り６００〜
１０００ｋｇ程度の引張り強さが要求される）、また吊
具４の取付箇所が槽体１の上面部よりも下方であるため
水位面７より下方に吊具４の取付箇所が位置し、吊具４
の取付孔部分から槽体１内の汚水がもれるという問題が
ある。
本考案は上記の点に鑑みて考案したものであって、その
目的とするところは吊具が強固に取付けられ、また吊具
の取付部分が水位面より上方に位置することとなって取
付部分からの水もれのおそれがなく、また吊具に吊りロ
ープをかけて持ち上げた場合吊具自体にモーメントが作
用せず、更に吊りロープを取付けたり、はずしたりする
のが容易な運搬用吊具を有する浄化槽を提供するにある
。
目的とするところは吊具が強固に取付けられ、また吊具
の取付部分が水位面より上方に位置することとなって取
付部分からの水もれのおそれがなく、また吊具に吊りロ
ープをかけて持ち上げた場合吊具自体にモーメントが作
用せず、更に吊りロープを取付けたり、はずしたりする
のが容易な運搬用吊具を有する浄化槽を提供するにある
。
以下本考案を実施例により詳述する。
図中１はＦＲＰの回転成型法によって形成された縦断面
略円状の槽体であって、上面部は全長にわたり平坦面部
２となっており、また槽体１の下面部も平坦な下平坦面
部８となっている。
略円状の槽体であって、上面部は全長にわたり平坦面部
２となっており、また槽体１の下面部も平坦な下平坦面
部８となっている。
ここで槽体１の上面部が平坦面部２となっていると、槽
体１の上面部にマンホール筒９を取付けるに当って簡単
に取付けができることとなる。
体１の上面部にマンホール筒９を取付けるに当って簡単
に取付けができることとなる。
マンホール筒９は平坦面部２に孔を穿孔し、この孔の周
囲にマンホール筒９の下部を接着剤で接着したり、ボル
トナツトのような固着具で固着したり、あるいは接着剤
、固着具の両方を併用して固着したりするものである。
囲にマンホール筒９の下部を接着剤で接着したり、ボル
トナツトのような固着具で固着したり、あるいは接着剤
、固着具の両方を併用して固着したりするものである。
下平坦面部８は施工時に浄化槽を設置する場合安定して
設置できるようにするためである。
設置できるようにするためである。
槽体１の外周部にはリブ３が槽体１と一体に周設しであ
る。
る。
また槽体１の両端部にはＦＲＰ製の鏡板１０が取付けら
れる。
れる。
この場合鏡板１０の環状族め込み部１１を槽体１の端部
に被嵌して接着剤で接着するものである。
に被嵌して接着剤で接着するものである。
槽体１上面の平坦面部２のリブ３部分には吊具４が取付
けである。
けである。
吊具４は図の実施例では平坦面部２の前後の左右に４個
取付けである。
取付けである。
吊具４を取付けるに当っては、例えば第４図のようにリ
ブ３の両側に孔１３を穿孔し逆Ｕ字状のボルト体よりな
る吊具４の両脚部１２をリブ３の両側の孔１３に挿入し
、脚部１２下端に座板１４を挿入し、ナツト１５によっ
て固着するようにしである。
ブ３の両側に孔１３を穿孔し逆Ｕ字状のボルト体よりな
る吊具４の両脚部１２をリブ３の両側の孔１３に挿入し
、脚部１２下端に座板１４を挿入し、ナツト１５によっ
て固着するようにしである。
第５図にはリブ３を貫通する孔１３に吊具４の下部を挿
入し、座板１４を介してナツト１５にて固着した例が示
しである。
入し、座板１４を介してナツト１５にて固着した例が示
しである。
しかして上記の構成の浄化槽を吊りロープ６て吊り上げ
て搬送したり、施工したりするのであるが、この場合吊
具４に吊りロープ６を通して取付けたり、引掛けたりし
て吊り上げるのである。
て搬送したり、施工したりするのであるが、この場合吊
具４に吊りロープ６を通して取付けたり、引掛けたりし
て吊り上げるのである。
ここで吊具４は槽体１上面の平坦面部２に設けてあって
、左右の吊具４間の距離が第１図の比較例にくらべてせ
まいので第１図の比較例のように吊具４自体にモーメン
トが作用しないこととなる。
、左右の吊具４間の距離が第１図の比較例にくらべてせ
まいので第１図の比較例のように吊具４自体にモーメン
トが作用しないこととなる。
本考案にあっては、叙述のように縦断面略円状の槽体の
上面部を平坦面部とし、槽体にリブを周設し、槽体上面
の平坦面部のリブ部分に吊具を取付けであるので大型の
槽体であっても吊具を利用して吊り上げて搬送、施工が
できるのみならず、吊具の取付部分にリブが存在してい
て取付部分が大きな力に耐えて強固に取付けられるもの
であり、したがって取付部分に特別な別途工事による補
強を必要としないものであり、また平坦面部はマンホー
ル筒が取付けられる部分であるため、マンホール口を利
用して槽体の内外に手を入れることができて吊具の取付
けが簡単にできるものであり、更に吊具は槽体上面の平
坦面に取付けられるので吊具の取付部分は水位面よりも
上方に位置するものであって、吊具の取付部分から水も
れかするという恐れがないものであり、また槽体上面部
に吊具が取付けられるので吊りロープの取付け、取りは
ずしか容易にでき、更に槽体上面の平坦面部に吊具を取
付けるので吊具自体にモーメントが作用せず、強度の面
でも有利である。
上面部を平坦面部とし、槽体にリブを周設し、槽体上面
の平坦面部のリブ部分に吊具を取付けであるので大型の
槽体であっても吊具を利用して吊り上げて搬送、施工が
できるのみならず、吊具の取付部分にリブが存在してい
て取付部分が大きな力に耐えて強固に取付けられるもの
であり、したがって取付部分に特別な別途工事による補
強を必要としないものであり、また平坦面部はマンホー
ル筒が取付けられる部分であるため、マンホール口を利
用して槽体の内外に手を入れることができて吊具の取付
けが簡単にできるものであり、更に吊具は槽体上面の平
坦面に取付けられるので吊具の取付部分は水位面よりも
上方に位置するものであって、吊具の取付部分から水も
れかするという恐れがないものであり、また槽体上面部
に吊具が取付けられるので吊りロープの取付け、取りは
ずしか容易にでき、更に槽体上面の平坦面部に吊具を取
付けるので吊具自体にモーメントが作用せず、強度の面
でも有利である。
また槽体の上面部が平坦面部であるためマンホール筒の
取付けが簡単にできるものである。
取付けが簡単にできるものである。
第１図は比較例の概略断面図、第２図は本考案の斜視図
、第３図は同上の概略断面図、第４図は同上の吊具の取
付部分の断面図、第５図は同上の他の実施例の断面図で
あって、１は槽体、２は平坦面部、３はリブ、４は吊具
である。
、第３図は同上の概略断面図、第４図は同上の吊具の取
付部分の断面図、第５図は同上の他の実施例の断面図で
あって、１は槽体、２は平坦面部、３はリブ、４は吊具
である。
Claims (1)
- 縦断面略円状の槽体の上面部を平坦面部とし、槽体にリ
ブを周設腰槽体上面の平坦面部のリブ部分に吊具を取付
けて成る運搬用吊具を有する浄化槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8034381U JPS6039117Y2 (ja) | 1981-05-30 | 1981-05-30 | 運搬用吊具を有する浄化槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8034381U JPS6039117Y2 (ja) | 1981-05-30 | 1981-05-30 | 運搬用吊具を有する浄化槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57191486U JPS57191486U (ja) | 1982-12-04 |
| JPS6039117Y2 true JPS6039117Y2 (ja) | 1985-11-22 |
Family
ID=29875903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8034381U Expired JPS6039117Y2 (ja) | 1981-05-30 | 1981-05-30 | 運搬用吊具を有する浄化槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6039117Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-30 JP JP8034381U patent/JPS6039117Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57191486U (ja) | 1982-12-04 |
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