JP2754412B2 - 自動原稿給紙装置 - Google Patents

自動原稿給紙装置

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JP2754412B2 JP26012389A JP26012389A JP2754412B2 JP 2754412 B2 JP2754412 B2 JP 2754412B2 JP 26012389 A JP26012389 A JP 26012389A JP 26012389 A JP26012389 A JP 26012389A JP 2754412 B2 JP2754412 B2 JP 2754412B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ファクシミリ、スキャナ等に搭載され、原
稿テーブル上にセットした複数枚の原稿をピックアップ
コロにより分離給送部へ送り、分離給送部ではフィード
コロと分離コロにより1枚ずつに分離して給紙する自動
原稿給紙装置(通常、ADFと称す)に関するものであ
る。
(従来の技術) この種のADFについて、スキャナ装置に搭載した例で
説明する。
第4図において、1は原稿テーブル、2は原稿テーブ
ル1上にセットされた複数枚の原稿、3はピックアップ
コロ、4は圧板、5はフィードコロ、6は分離コロであ
る。また、7a,7bは搬送ローラ(原動ローラ)で、8a,8b
は加圧ローラ(従動ローラ)、9は原稿検知センサ、10
は読取部のコンタクトガラス、11はミラーである。
ここで、ADFはピックアップコロ3、圧板4、フィー
ドコロ5、分離コロ6により構成されている。ピックア
ップコロ3は、ブラケット12に取付けられ、またフィー
ドコロ5と、例えばベルト13、あるいはアイドルギヤ等
により連結されており、フィードコロ5の回転に従動し
て回転する。また、ブラケット12は、フィードコロ軸5a
を中心に回動可能であり、かつフィードコロ軸5aとブラ
ケットの間には図示しないスプリングクラッチが介在さ
れているので、フィードコロ5の回転によって矢印の方
向に回動し、ピックアップコロ3が原稿2の下面に圧接
する。従って、原稿をフィードコロ5及び分離コロ6の
位置まで送り込む。
分離コロ6は、押圧手段により圧力Pでフィードコロ
5に圧接している。またトルクリミッタを内蔵してお
り、その制限トルク以内のトルクでは回転せず、従っ
て、原稿の搬送を阻止するように作用する。一方、フィ
ードコロ5が回転すると、それに接する原稿は強い力で
搬送されるので、結局、最も下の原稿1枚だけが分離さ
れて供給される。なお、このとき、フィードコロ5によ
る搬送力をF、分離コロ6の制限トルクをf1、原稿と原
稿との間の摩擦力をf2とすると、 f1>f2、F>f1−f2 の関係になっている。順次1枚づつ送って最後の1枚に
なると、分離コロ6は制限トルクf1以上のトルクを受け
るため、搬送される原稿と共に連れ回る。
このようにして、1枚ずつ送り込まれた原稿は、搬送
ローラにより送られて、コンタクトガラス10上を通過す
る際に画像が取り出され、ミラー11を介して図示しない
CCD上に結像され、光電変換される。
(発明が解決しようとする課題) ところが、ADFにおけるスタート時、分離コロ6は、
フィードコロ5との間に原稿が入ってくる以前では、フ
ィードコロ5に直接圧接しているので、フィードコロの
強い回転力で連れ回りする。その結果、回転する分離コ
ロに突き当たった上部の原稿先端も、またフィードコロ
5に突き当たった下部の原稿先端も、同時にコロ5,6間
に引き込まれることになり、フィードしなかったり、あ
るいは2枚以上一緒に送り込まれるというフィードミス
が発生することがある。また、厚手の腰の強い原稿を手
で押し込むと、第5図に示したように、分離コロ6を上
に押し上げて、コロ5,6間に入り込んでしまい、フィー
ドミスが発生することがある。
本発明は、このようなフィードミスをなくするように
したADFを提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明のADFは、ピッ
クアップコロの直前に、原稿先端部を斜め上方の分離コ
ロ方向へガイドする原稿ガイド板を設けた構成とする。
また、分離コロの両端部に原稿先端を止めるストッパ
ーコロと、このストッパーコロの直前でかつピックアッ
プコロの略両側に位置する部分のガイド板に形設した孔
から上方へ突出し、一端がガイド板に固着され、ストッ
パーコロ側の他端が上からの圧力で下方へ変位するばね
部材とを備えた構成とする。
(作 用) 上記構成によれば、、いずれの場合も、原稿先端
が分離コロ側にガイドされ、最下部の原稿がフィードコ
ロと分離コロの間に挟み込まれるように作用する。従っ
て、最下部の原稿から順次1枚ずつ分離され、供給され
る。
(実施例) 以下、図面を参照して実施例を詳細に説明する。第1
図は、本発明の一実施例を示したもので、第4図と同一
符号のものは同一のものを示しており、また、15はピッ
クアップコロ3の直前に、原稿先端部を斜め上方の分離
コロ方向へガイドする傾斜ガイド板である。なお、第2
図は、傾斜ガイド板15を斜視図で示している。この傾斜
ガイド板15は、板金で構成してもよいし、樹脂成形品で
もよい。第2図の例では、ピックアップコロ3とフィー
ドコロ5との間はアイドルギヤ16で連結している。
このような構成においては、原稿2をセットする際、
第3図に示したように、原稿先端が分離コロ6のみに突
き当たってコロ5,6間に挟まれることがなく、この状態
でスタートさせると、最下部の原稿がコロ5,6間に入っ
ていき、分離性能が安定する。また、厚手の原稿に関し
ても、傾斜ガイド板のない従来構成よりも分離性がかな
り改善されることが実験で確認されている。
第6図は、本発明の他の実施例を示したもので、ここ
では、分離コロ6の両端部に原稿先端を止めるストッパ
ーコロ21と、このストッパーコロの直前でかつピックア
ップコロ3の略両側に位置する部分のガイド板22に形設
した孔23から上方へ突出し、一端がガイド板に固着さ
れ、ストッパーコロ側の他端が上からの圧力で下方へ変
位するばね部材24とを備えている。第7図は、ばね部材
24の断面を示したもので、一端24aはガイド板22の裏面
に溶接等により固着されており、他端24bは自由端とな
っていて、上からの圧力Qによって下がるように、適当
なばね定数を持っている。なお、第6図における26は分
離コロ6を保持するブラケットで、支点27を中心に回動
可能であり、かつスプリング28によって引っ張られてい
るため、分離コロ6がフィードコロ5に圧接するように
なっている。29は軸30に設けられた分離コロ6の分離ト
ルク発生スプリングである。
次に、本実施例の動作を、ばね部材24を備えていない
従来例と比較して説明する(なお、分離コロ6の両端部
に配置した原稿先端を止めるストッパーコロ21は既に公
知である)。
まず、従来例の場合、第9図(a)は原稿セット時の
状態であり、原稿先端の上側角部がストッパーコロ21に
突き当たる。そこで、第9図(b)のように、フィード
コロ5、ピックアップコロ3が回転を始めると、第10図
に詳細に示したように、原稿先端の上側では、原稿の搬
送力Fと反力とストッパーコロ21の接線方向の力との合
成ベクトルuが発生し、原稿先端の下側では、ガイド板
22に突き当たり、原稿の搬送力Fの反力とガイド板22か
らの反力との合成ベクトルvが発生する。この合成ベク
トルu,vと原稿先端の平面部とのなす角度をθ及びθ′
とすると、u cosθ+v cosθ′なる原稿先端を上下から
押圧する力が働き、第9図(c)のように、最下部原稿
を繰り出す搬送力より負荷が大きくなって原稿不送りが
生じることがあった。最下部原稿を繰り出すためには、
原稿間の摩擦係数をμとすると、第11図に示したよう
に、最下部原稿2aと2枚目原稿2bとの間にはμ(u cos
θ+v cosθ′)の摩擦力より大きい搬送力を必要とす
るが、ピックアップコロ3の表面のゴムの摩擦係数に依
存する以上、そのような大きい搬送力を得るのは困難で
ある。
一方、本実施例の構成によれば、第8図(a)に示し
たように、セットした原稿2は、ばね部材24によって持
ち上げられてその先端の上側角部がストッパーコロ21に
突き当たるのみで、下側角部はフィードコロ5には当接
しない。そこで、第8図(b)のように、フィードコロ
5、ピックアップコロ3が回転を始めると、原稿先端の
上側では、原稿の搬送力Fの反力とストッパーコロ21の
接線方向の力との合成ベクトルuのみが発生し、かつ原
稿の下部はばね部材24により支えられ、しかもばね部材
24は上からの押え力に対して適宜下方へ変位するので、
搬送力Fに対する負荷が軽減され、第8図(c)のよう
に、最下部の原稿がコロ5,6間にスムーズに入っていく
ようになる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、ピックアップ
コロの直前に、原稿先端部を斜め上方の分離コロ方向へ
ガイドする傾斜ガイド板を設け、あるいはストッパーコ
ロを有するADFの場合は、そのストッパーコロの直前
に、一端がガイド板に固着され、他端が上からの圧力で
下方へ変位するばね部材を設けることにより、いずれの
場合も、原稿先端が分離コロ側にガイドされ、最下部の
原稿がフィードコロと分離コロの間にスムーズに入り込
むように作用するので、分離・給送動作が安定し、給紙
の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のADFの構成図、第2図
は、同要部の斜視図、第3図は、動作説明図、第4図
は、スキャナ装置に搭載した従来のADFの構成図、第5
図は、同従来例の動作説明図、第6図は、本発明の他の
実施例の構成を示す斜視図、第7図は、同要部の断面
図、第8図は、同動作説明図、第9図ないし第11図は、
従来例の動作説明図である。 1……原稿テーブル、2……原稿、3……ピックアップ
コロ、4……圧板、5……フィードコロ、6……分離コ
ロ、15……傾斜ガイド板、21……ストッパーコロ、22…
…ガイド板、23……孔、24……ばね部材。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿テーブル上にセットした複数枚の原稿
    をピックアップコロにより分離給送部へ送り、分離給送
    部ではフィードコロと該フィードコロに上方より圧接す
    る分離コロにより1枚ずつに分離して給紙する自動原稿
    給紙装置において、 前記ピックアップコロの直前に、原稿先端部を斜め上方
    の前記分離コロ方向へガイドする傾斜ガイド板を設けた
    ことを特徴とする自動原稿給紙装置。
  2. 【請求項2】原稿テーブル上にセットした複数枚の原稿
    をピックアップコロにより分離給送部へ送り、分離給送
    部ではフィードコロと該フィードコロに上方より圧接す
    る分離コロにより1枚ずつに分離して給紙する自動原稿
    給紙装置において、 前記分離コロの両端部に原稿先端を止めるストッパーコ
    ロと、該ストッパーコロの直前でかつ前記ピックアップ
    コロの略両側に位置する部分のガイド板に形設した孔か
    ら上方へ突出し、一端が前記ガイド板に固着され、前記
    ストッパーコロ側の他端が上からの圧力で下方へ変位す
    るばね部材とを備えていることを特徴とする自動原稿給
    紙装置。
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