JP2753297B2 - 薬学的製剤 - Google Patents
薬学的製剤Info
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- JP2753297B2 JP2753297B2 JP63502759A JP50275988A JP2753297B2 JP 2753297 B2 JP2753297 B2 JP 2753297B2 JP 63502759 A JP63502759 A JP 63502759A JP 50275988 A JP50275988 A JP 50275988A JP 2753297 B2 JP2753297 B2 JP 2753297B2
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- Japan
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- pharmaceutical preparation
- mixture
- preparation according
- component
- copolymer
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/48—Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
- A61K9/50—Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals
- A61K9/5073—Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals having two or more different coatings optionally including drug-containing subcoatings
- A61K9/5078—Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals having two or more different coatings optionally including drug-containing subcoatings with drug-free core
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/33—Heterocyclic compounds
- A61K31/395—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
- A61K31/435—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with one nitrogen as the only ring hetero atom
- A61K31/44—Non condensed pyridines; Hydrogenated derivatives thereof
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- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P37/00—Drugs for immunological or allergic disorders
- A61P37/08—Antiallergic agents
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- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、新規薬学的製剤、更に詳しくは活性成分と
してアクリバスチンを含み該薬物の放出がコントロール
された薬学的製剤に関する。
してアクリバスチンを含み該薬物の放出がコントロール
された薬学的製剤に関する。
アクリバスチンは、許容された名称であつて下記構造
式 で表わされる化合物(E)−3−[6−[(E)−3−
(1−ピロリジニル)−1−(p−トルイル)−1−プ
ロペニル]−2−ピリジル]アクリル酸である。
式 で表わされる化合物(E)−3−[6−[(E)−3−
(1−ピロリジニル)−1−(p−トルイル)−1−プ
ロペニル]−2−ピリジル]アクリル酸である。
この化合物は欧州特許出願No.85959号明細書に記載さ
れている。
れている。
アクリバスチンは強力な抗ヒスタミン作用を有し、他
方通常の抗ヒスタミン剤例えばブロモフエニラミン、ク
ロロフエニラミン、トリプロリジンなどが有する鎮静作
用は有しないものである。従つて、寒さによる鼻詰り、
血管運動神経性鼻炎などの症状の軽減、あるいはアレル
ギー状態のコントロールなどの各種の治療にアクリバス
チンを使用することができる(欧州特許出願No.85959号
明細書)。
方通常の抗ヒスタミン剤例えばブロモフエニラミン、ク
ロロフエニラミン、トリプロリジンなどが有する鎮静作
用は有しないものである。従つて、寒さによる鼻詰り、
血管運動神経性鼻炎などの症状の軽減、あるいはアレル
ギー状態のコントロールなどの各種の治療にアクリバス
チンを使用することができる(欧州特許出願No.85959号
明細書)。
アクリバスチンを医薬用途に使用する場合には、必要
に応じてその生理学的に許容し得る塩又は薬学的に許容
し得る塩として投与することができる。このような塩は
特に限定されるものではないが、例えば、塩酸、硫酸、
硝酸、リン酸、マレイン酸、サリチル酸、トルエン−p
−スルホン酸、酒石酸、クエン酸、メタンスルホン酸、
ギ酸、マロン酸、イセチオン酸、コハク酸、ナフタレン
−2−スルホン酸、ベンゼンスルホン酸などの酸から形
成される酸付加塩;カルボン酸のナトリウム塩、カルシ
ウム塩などのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩が
挙げられる。特に他にことわりのない限り、本明細書で
言うアクリバスチンとは、このような生理学的に許容し
得る塩及び薬学的に許容し得る塩も含むものである。特
に本発明の目的に好適な塩は塩酸塩である。
に応じてその生理学的に許容し得る塩又は薬学的に許容
し得る塩として投与することができる。このような塩は
特に限定されるものではないが、例えば、塩酸、硫酸、
硝酸、リン酸、マレイン酸、サリチル酸、トルエン−p
−スルホン酸、酒石酸、クエン酸、メタンスルホン酸、
ギ酸、マロン酸、イセチオン酸、コハク酸、ナフタレン
−2−スルホン酸、ベンゼンスルホン酸などの酸から形
成される酸付加塩;カルボン酸のナトリウム塩、カルシ
ウム塩などのアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩が
挙げられる。特に他にことわりのない限り、本明細書で
言うアクリバスチンとは、このような生理学的に許容し
得る塩及び薬学的に許容し得る塩も含むものである。特
に本発明の目的に好適な塩は塩酸塩である。
アクリバスチンは各種の投与ルートで投与できるが、
通常は経口投与される。本発明者は、通常の剤形でアク
リバスチン8mgを成人に経口投与した場合には、アクリ
バスチンの血液中での治療に有効なレベルは約8時間ま
で維持されることが判明した。従つて、アクリバスチン
を通常の剤形で投与する場合には、治療効果を継続する
ため1日3回投与するのが望ましい。
通常は経口投与される。本発明者は、通常の剤形でアク
リバスチン8mgを成人に経口投与した場合には、アクリ
バスチンの血液中での治療に有効なレベルは約8時間ま
で維持されることが判明した。従つて、アクリバスチン
を通常の剤形で投与する場合には、治療効果を継続する
ため1日3回投与するのが望ましい。
アクリバスチンは望ましい薬効持続期間を有している
が、更にその期間を延長させて1日の全投与量を上昇さ
せることなく投与回数を減らすためには、薬物の放出が
コントロールされた製剤としてアクリバスチンを投与す
るのが好ましい。またこのような薬物の放出がコントロ
ールされた製剤としては、アクリバスチンの血中レベル
が一定に維持されるような製剤が望ましい。しかしなが
ら、薬物のバイオアベイラビリテイーを最大とするため
には、薬物の放出速度を低くしすぎるのは望ましいこと
ではない。アクリバスチンは投与後3−4時間以内で放
出されるのが好ましい。
が、更にその期間を延長させて1日の全投与量を上昇さ
せることなく投与回数を減らすためには、薬物の放出が
コントロールされた製剤としてアクリバスチンを投与す
るのが好ましい。またこのような薬物の放出がコントロ
ールされた製剤としては、アクリバスチンの血中レベル
が一定に維持されるような製剤が望ましい。しかしなが
ら、薬物のバイオアベイラビリテイーを最大とするため
には、薬物の放出速度を低くしすぎるのは望ましいこと
ではない。アクリバスチンは投与後3−4時間以内で放
出されるのが好ましい。
製剤から活性成分が放出されるのを遅らせるために、
活性成分をマトリツクス中に含有させて製剤化する又は
活性成分をフイルムでコーテイングすることが一般的に
知られており、またこのようなマトリツクス用徐放化剤
あるいはフイルムコーテイング剤が各種知られている。
しかしながら、薬物の放出速度は、フイルムコーテイン
グ剤又はマトリツクス形成剤などの性質だけではなく、
活性成分の性質及び投与対象の性質、更にはそれらの間
の相互作用にも依存するものである。従つて特定の製剤
について、その薬物放出プロフアイルを予想することは
不可能である。
活性成分をマトリツクス中に含有させて製剤化する又は
活性成分をフイルムでコーテイングすることが一般的に
知られており、またこのようなマトリツクス用徐放化剤
あるいはフイルムコーテイング剤が各種知られている。
しかしながら、薬物の放出速度は、フイルムコーテイン
グ剤又はマトリツクス形成剤などの性質だけではなく、
活性成分の性質及び投与対象の性質、更にはそれらの間
の相互作用にも依存するものである。従つて特定の製剤
について、その薬物放出プロフアイルを予想することは
不可能である。
UK特許出願No.2087235A号明細書には、水不溶性で且
つ水分散性のポリアクリレート(オイドラギツトE30Dな
ど)と水不溶性で水分散性のセルロースエーテル(アク
アコートECD30など)との均質な混合物でコーテイング
した顆粒化もしくは結晶性活性物質を含む徐放化顆粒剤
が記載されている。そして、コーテイングに用いる混合
物中の2つの成分が2.5:1−5:1(ポリアクリレート:セ
ルロースエーテル)であるのが望ましいことが記載され
ている。しかしながらこの明細書に具体的に記載された
活性物質は、塩化カリウム、リチウム塩、ジクロロフエ
ナツクナトリウム、及びピルプロフエンのみである。
つ水分散性のポリアクリレート(オイドラギツトE30Dな
ど)と水不溶性で水分散性のセルロースエーテル(アク
アコートECD30など)との均質な混合物でコーテイング
した顆粒化もしくは結晶性活性物質を含む徐放化顆粒剤
が記載されている。そして、コーテイングに用いる混合
物中の2つの成分が2.5:1−5:1(ポリアクリレート:セ
ルロースエーテル)であるのが望ましいことが記載され
ている。しかしながらこの明細書に具体的に記載された
活性物質は、塩化カリウム、リチウム塩、ジクロロフエ
ナツクナトリウム、及びピルプロフエンのみである。
UK特許出願No.2086725A及び2157170A号明細書には、
上記のコーテイングされた顆粒を含む速崩壊性圧縮剤及
び保存安定化速崩壊圧縮剤が記載されている。そして、
コーテイングに用いる混合物中の2つの成分はいずれの
場合においても2.5:1−5:1(ポリアクリレート:セルロ
ースエーテル)であることが記載されている。
上記のコーテイングされた顆粒を含む速崩壊性圧縮剤及
び保存安定化速崩壊圧縮剤が記載されている。そして、
コーテイングに用いる混合物中の2つの成分はいずれの
場合においても2.5:1−5:1(ポリアクリレート:セルロ
ースエーテル)であることが記載されている。
UK特許出願No.2178313A号明細書には、上記明細書に
記載されたと同様のフイルムコーテイング徐放化顆粒剤
の製造法が記載されている。しかしながらこの顆粒剤の
フイルムコーテイング中のポリアクリレートとエチルセ
ルロースとの比は20:1−1:5であり、より好ましい比は2
0:1−1:1、特に9:1−4:1、例えば5:1であることが記載
されている。また大部分の実施例では、フイルムコーテ
イング中の成分としてオイドラギツドE30Dとアクアコー
トECD30とが5:1又はそれ以上の比で使用されている。1
つの実施例ではこれらの成分が1:1の比で使用されてい
る。しかしながらこの実施例及び他の全ての実施例で
は、アクアコートECD30のみからなるコーテイングが更
に適用されている。上記したコーテイングに適用されて
いる活性成分としては、プロキシフイリン、ジプロフイ
リン、テオフイリン、塩化カリウム、ジメチンデン、フ
ツ化ナトリウム、1,1−ジフエニル−3−(N−ピペリ
ジノ)−1−プロパノールメタンスルホネート及びベノ
ルトンが挙げられている。欧州特許出願No.85859号明細
書に記載されたと同様の活性成分については記載されて
いない。
記載されたと同様のフイルムコーテイング徐放化顆粒剤
の製造法が記載されている。しかしながらこの顆粒剤の
フイルムコーテイング中のポリアクリレートとエチルセ
ルロースとの比は20:1−1:5であり、より好ましい比は2
0:1−1:1、特に9:1−4:1、例えば5:1であることが記載
されている。また大部分の実施例では、フイルムコーテ
イング中の成分としてオイドラギツドE30Dとアクアコー
トECD30とが5:1又はそれ以上の比で使用されている。1
つの実施例ではこれらの成分が1:1の比で使用されてい
る。しかしながらこの実施例及び他の全ての実施例で
は、アクアコートECD30のみからなるコーテイングが更
に適用されている。上記したコーテイングに適用されて
いる活性成分としては、プロキシフイリン、ジプロフイ
リン、テオフイリン、塩化カリウム、ジメチンデン、フ
ツ化ナトリウム、1,1−ジフエニル−3−(N−ピペリ
ジノ)−1−プロパノールメタンスルホネート及びベノ
ルトンが挙げられている。欧州特許出願No.85859号明細
書に記載されたと同様の活性成分については記載されて
いない。
本発明者は、ポリ(メタ)アクリル酸エステルに基づ
く非イオン性ポリマーと、エチルセルロースのラテツク
ス分散体との混合物でアクリバスチンをコーテイングし
て得られる製剤は、胃腸管を通過する期間アクリバスチ
ンを徐々にコントロールしながら放出することを見出し
た。
く非イオン性ポリマーと、エチルセルロースのラテツク
ス分散体との混合物でアクリバスチンをコーテイングし
て得られる製剤は、胃腸管を通過する期間アクリバスチ
ンを徐々にコントロールしながら放出することを見出し
た。
しかして本発明によれば、 (a)アクリル酸アルキルエステル及びメタアクリル酸
アルキルエステルから選ばれる繰返しモノマー単位を含
むコポリマー又はポリマー;及び (b)エチルセルロース を含む混合物でコーテイングされ且つアクリバスチン又
はその塩を含む個々の製剤単位からなる薬物の放出がコ
ントロールされた経口投与用薬学的製剤が提供される。
アルキルエステルから選ばれる繰返しモノマー単位を含
むコポリマー又はポリマー;及び (b)エチルセルロース を含む混合物でコーテイングされ且つアクリバスチン又
はその塩を含む個々の製剤単位からなる薬物の放出がコ
ントロールされた経口投与用薬学的製剤が提供される。
本発明の製剤におけるコーテイング成分(a)はアク
リル酸及び/又はメタアクリル酸のC1-4アルキルエステ
ル例えばメチルアクリレート又はエチルアクリレートな
どの1つもしくはそれ以上のコポリマーが好ましい。こ
のようなポリマーの平均分子量は典型的には100,000−9
50,000である。このようなポリマーの例としては、トレ
ードネーム・オイドラギツトE30D(水性分散液)として
Rohm Pharma GmbH(Darmstadt、西ドイツ)から入手で
きるポリマー、あるいはAHP Chemie(東ドイツ)のスコ
パクリルD340などが挙げられる。例えばオイドラギツド
E30Dは平均分子量800,000である。コーテイング成分
(b)は水性ラテツクス分散液の形で好ましく使用され
る。エチルセルロースの望ましいラテツクス分散体とし
ては、トレードネーム・アクアコートECD−30としてFMC
コーポレーシヨン(フイラデルフイア、USA)から入手
できるもの、あるいはColorcon(West Point、ペンシル
ベニア)のスレリースなどがある。
リル酸及び/又はメタアクリル酸のC1-4アルキルエステ
ル例えばメチルアクリレート又はエチルアクリレートな
どの1つもしくはそれ以上のコポリマーが好ましい。こ
のようなポリマーの平均分子量は典型的には100,000−9
50,000である。このようなポリマーの例としては、トレ
ードネーム・オイドラギツトE30D(水性分散液)として
Rohm Pharma GmbH(Darmstadt、西ドイツ)から入手で
きるポリマー、あるいはAHP Chemie(東ドイツ)のスコ
パクリルD340などが挙げられる。例えばオイドラギツド
E30Dは平均分子量800,000である。コーテイング成分
(b)は水性ラテツクス分散液の形で好ましく使用され
る。エチルセルロースの望ましいラテツクス分散体とし
ては、トレードネーム・アクアコートECD−30としてFMC
コーポレーシヨン(フイラデルフイア、USA)から入手
できるもの、あるいはColorcon(West Point、ペンシル
ベニア)のスレリースなどがある。
成分(a)と(b)とは、コーデイング混合物中に2:
1−1:2、好ましくは1.5:1−1:1.5、再も好ましくは1:1
の重量比で存在する。
1−1:2、好ましくは1.5:1−1:1.5、再も好ましくは1:1
の重量比で存在する。
上記した成分(a)と成分(b)に加えて、更に、コ
ーテイングされたコアの粘着を防ぐための抗凝集剤(例
えば、タルク、カオリン、あるいはエアロジルなどのコ
ロイドシリカ)、及び/又は、電解質(例えば塩化ナト
リウム)、ポリエチレングリコール、ラクトース、シユ
クロース、マンニトールなどのコーテイングの浸透性又
は多孔性を改良するための試薬などの他の適当な賦形剤
が、薬物の放出をコントロールするコーテイング中に含
まれていてもよい。このような賦形剤はコーテイング中
に典型的には5−40重量%含まれる。特に好ましい賦形
剤はマンニトールである。
ーテイングされたコアの粘着を防ぐための抗凝集剤(例
えば、タルク、カオリン、あるいはエアロジルなどのコ
ロイドシリカ)、及び/又は、電解質(例えば塩化ナト
リウム)、ポリエチレングリコール、ラクトース、シユ
クロース、マンニトールなどのコーテイングの浸透性又
は多孔性を改良するための試薬などの他の適当な賦形剤
が、薬物の放出をコントロールするコーテイング中に含
まれていてもよい。このような賦形剤はコーテイング中
に典型的には5−40重量%含まれる。特に好ましい賦形
剤はマンニトールである。
上記した個々の製剤単位は、アクリバスチンとともに
他の1つもしくはそれ以上の薬学的担体又は賦形剤を任
意に含んでいてもよいコアの形態を一般的に取つてい
る。このような希釈剤又は賦形剤の例は、錠剤及び顆粒
剤の製剤化分野においてはよく知られており、例えば、
結合剤、滑剤、不活性希釈剤、界面活性剤、分散剤など
がある。このようなコアは、例えば、アクリバスチンと
適当な担体又は賦形剤とを混合し、得られる混合物を圧
縮又は成型することによつて調製できる。あるいは、不
活性コア、例えば1つもしくはそれ以上の適当な賦形剤
と任意に混合されていてもより粒状コア又は非パレイル
(pareil)コアに、アクリバスチンを適用することもで
きる。即ち、例えばポリビニルピロリドンなどの結合剤
の溶液中にアクリバスチンを加えてこれをコアに適用し
次いで乾燥して調製することができる。コアに適用する
アクリバスチンの溶液は、例えば塩酸で酸性にすること
ができる。この溶液には、例えばエタノール、イソプロ
ピルアルコールなどの水性アルコール等の1つもくしは
それ以上の適当な溶媒も含まれていてもよい。
他の1つもしくはそれ以上の薬学的担体又は賦形剤を任
意に含んでいてもよいコアの形態を一般的に取つてい
る。このような希釈剤又は賦形剤の例は、錠剤及び顆粒
剤の製剤化分野においてはよく知られており、例えば、
結合剤、滑剤、不活性希釈剤、界面活性剤、分散剤など
がある。このようなコアは、例えば、アクリバスチンと
適当な担体又は賦形剤とを混合し、得られる混合物を圧
縮又は成型することによつて調製できる。あるいは、不
活性コア、例えば1つもしくはそれ以上の適当な賦形剤
と任意に混合されていてもより粒状コア又は非パレイル
(pareil)コアに、アクリバスチンを適用することもで
きる。即ち、例えばポリビニルピロリドンなどの結合剤
の溶液中にアクリバスチンを加えてこれをコアに適用し
次いで乾燥して調製することができる。コアに適用する
アクリバスチンの溶液は、例えば塩酸で酸性にすること
ができる。この溶液には、例えばエタノール、イソプロ
ピルアルコールなどの水性アルコール等の1つもくしは
それ以上の適当な溶媒も含まれていてもよい。
他のコアの形態としては、例えば直径0.5−2mmの球状
粒子などのいわゆるスフエロイド(spheroids)を製造
するための、アクバスチンと1つもしくはそれ以上の適
当な賦形剤との混合物からなる形態がある。このような
スフエロイドは公知であり、例えばA.D.Reynolds,Manuf
acturing Chemists Aerosol News,1970年6月、p.40−4
3に記載されている。このようなスフエロイドは、活性
成分と水と他の適当な賦形剤とを混合して押出し成型用
物質を調製し、次いでこれを長い粒状物として押出し、
次いで回転プレートを有するスフエロナイザーでこの長
い粒状物を回転プレートの回転力によつてスフエロイド
に変換し、ふるいにかけて細かすぎる粒子あるいは粗悪
な粒子を取り除くことによつて調製することができる。
このスフエロイドは袋などに包装して投与前に水に入れ
て懸濁液として用いてもよくまた食物にふりかけて用い
てもよく、あるいはカプセル又は錠剤に組込んでもよ
い。
粒子などのいわゆるスフエロイド(spheroids)を製造
するための、アクバスチンと1つもしくはそれ以上の適
当な賦形剤との混合物からなる形態がある。このような
スフエロイドは公知であり、例えばA.D.Reynolds,Manuf
acturing Chemists Aerosol News,1970年6月、p.40−4
3に記載されている。このようなスフエロイドは、活性
成分と水と他の適当な賦形剤とを混合して押出し成型用
物質を調製し、次いでこれを長い粒状物として押出し、
次いで回転プレートを有するスフエロナイザーでこの長
い粒状物を回転プレートの回転力によつてスフエロイド
に変換し、ふるいにかけて細かすぎる粒子あるいは粗悪
な粒子を取り除くことによつて調製することができる。
このスフエロイドは袋などに包装して投与前に水に入れ
て懸濁液として用いてもよくまた食物にふりかけて用い
てもよく、あるいはカプセル又は錠剤に組込んでもよ
い。
アクリバスチンの個々の製剤単位に、通常の方法によ
つてコーテイングを適用することができる。例えば、ポ
リマーと他の適当なコーテイング成分とを水などの適当
な液体メデイウムに懸濁させてポリマーの懸濁液を調製
する。次いで、例えば流動床中でスプレーコーテイング
により、この懸濁液を個々の製剤単位に適用して、目的
とする厚さのコーテイングを形成する。他の方法として
はパンコーテイング法がある。コーテイング後に、個々
の製剤単位を加熱してフイルムを硬化させる。コーテイ
ングをほどこした製剤単位を、30−100℃、好ましくは5
0−80℃例えば70℃で有利に加熱することができる。加
熱は一般的には0.25−3時間、例えば0.5−2時間行な
う。
つてコーテイングを適用することができる。例えば、ポ
リマーと他の適当なコーテイング成分とを水などの適当
な液体メデイウムに懸濁させてポリマーの懸濁液を調製
する。次いで、例えば流動床中でスプレーコーテイング
により、この懸濁液を個々の製剤単位に適用して、目的
とする厚さのコーテイングを形成する。他の方法として
はパンコーテイング法がある。コーテイング後に、個々
の製剤単位を加熱してフイルムを硬化させる。コーテイ
ングをほどこした製剤単位を、30−100℃、好ましくは5
0−80℃例えば70℃で有利に加熱することができる。加
熱は一般的には0.25−3時間、例えば0.5−2時間行な
う。
もし必要な場合には、コーテイングの上に更にアクリ
バスチンを適用することもできる。これは、上記したコ
アにアクリバスチンを適用する方法と同様にして行なう
ことができる。コーテイングされた製剤単位は、一般的
に5−25重量%のアクリバスチンを含む。コーテイング
自体は製剤全体の1−15重量%を典型的には構成する。
バスチンを適用することもできる。これは、上記したコ
アにアクリバスチンを適用する方法と同様にして行なう
ことができる。コーテイングされた製剤単位は、一般的
に5−25重量%のアクリバスチンを含む。コーテイング
自体は製剤全体の1−15重量%を典型的には構成する。
本発明のアクリバスチンのコーテイングされた製剤単
位は、例えば錠剤、カプセル剤などの単位投与形態で存
在するのが好ましい。このような単位投与形態は、必要
に応じて上記した薬学的に許容し得る担体又は賦形剤と
ともにアクリバスチンのコーテイングされた製剤単位を
含んでいてもよい。他の方法として、あるいはこの方法
に加えて、コーテイングされた製剤単位は、他の治療
剤、例えば充血緩和剤プソイドエフエドリンなどの交感
神経刺激剤、コデインなどの鎮咳剤、鎮痛剤、抗炎症
剤、解熱剤、去痰剤等と混合して用いてもよい。このよ
うな他の治療剤は、速時放出型の形態を取つていてもよ
く、あるいはそれ自身が薬物の放出がコントロールされ
るように製剤化されていてもよい。
位は、例えば錠剤、カプセル剤などの単位投与形態で存
在するのが好ましい。このような単位投与形態は、必要
に応じて上記した薬学的に許容し得る担体又は賦形剤と
ともにアクリバスチンのコーテイングされた製剤単位を
含んでいてもよい。他の方法として、あるいはこの方法
に加えて、コーテイングされた製剤単位は、他の治療
剤、例えば充血緩和剤プソイドエフエドリンなどの交感
神経刺激剤、コデインなどの鎮咳剤、鎮痛剤、抗炎症
剤、解熱剤、去痰剤等と混合して用いてもよい。このよ
うな他の治療剤は、速時放出型の形態を取つていてもよ
く、あるいはそれ自身が薬物の放出がコントロールされ
るように製剤化されていてもよい。
本発明による製剤は、欧州特許出願No.85959号明細書
に記載されたような各種の症状の治療に用いることがで
きる。本発明の製剤は、例えば寒さによる鼻詰り、血管
運動神経性鼻炎などの症状の軽減に用いることができ、
また、鼻アレルギー、慢性鼻炎、じんましん、血管神経
性浮腫、アレルギー性結膜炎、食物アレルギー、薬物及
び血清反応、昆虫に食われ又は刺された時あるいは脱感
作反応などのアレルギー症状のコントロールに使用する
ことができる。本発明の製剤は、アクリバスチンの鎮痒
活性に応答する症状、例えばアレルギー性皮膚炎、神経
性皮膚炎、肛門のかゆみ、湿疹などの器官非特異的かゆ
み、あるいは水ぼうそう、感光、日やけなどで生じる特
異的かゆみなどにも用いることができる。
に記載されたような各種の症状の治療に用いることがで
きる。本発明の製剤は、例えば寒さによる鼻詰り、血管
運動神経性鼻炎などの症状の軽減に用いることができ、
また、鼻アレルギー、慢性鼻炎、じんましん、血管神経
性浮腫、アレルギー性結膜炎、食物アレルギー、薬物及
び血清反応、昆虫に食われ又は刺された時あるいは脱感
作反応などのアレルギー症状のコントロールに使用する
ことができる。本発明の製剤は、アクリバスチンの鎮痒
活性に応答する症状、例えばアレルギー性皮膚炎、神経
性皮膚炎、肛門のかゆみ、湿疹などの器官非特異的かゆ
み、あるいは水ぼうそう、感光、日やけなどで生じる特
異的かゆみなどにも用いることができる。
上記した症状の治療に必要なアクリバスチンの量は、
治療対象の性質、症状の重さによつて変動する。平均体
重(約70kg)の成人に対するアクリバスチンの経口投与
量は、1日当り0.05−1.0mg/kg、好ましくは1日当り0.
1−0.5mg/kg、最も好ましくは1日当り0.3−0.4mg/kgで
ある。
治療対象の性質、症状の重さによつて変動する。平均体
重(約70kg)の成人に対するアクリバスチンの経口投与
量は、1日当り0.05−1.0mg/kg、好ましくは1日当り0.
1−0.5mg/kg、最も好ましくは1日当り0.3−0.4mg/kgで
ある。
本発明の製剤によつて投与されるアクリバスチンの1
日の全投与量は、例えば1日当り1回−6回に分けて投
与するようにして、ユニツト投与量に分けることができ
る。本発明のユニツト投与量は、通常、アクリバスチン
の1日当りの全投与量の半分の量であり、これによつて
1日2回の投与が可能となる。本発明の典型的なユニツ
ト投与量は、アクリバスチン1−20mgが好ましく、約12
mgがより好ましい。
日の全投与量は、例えば1日当り1回−6回に分けて投
与するようにして、ユニツト投与量に分けることができ
る。本発明のユニツト投与量は、通常、アクリバスチン
の1日当りの全投与量の半分の量であり、これによつて
1日2回の投与が可能となる。本発明の典型的なユニツ
ト投与量は、アクリバスチン1−20mgが好ましく、約12
mgがより好ましい。
以下に実施例により本発明を更に説明するがこれらに
限定されるものではない。
限定されるものではない。
実施例中のカプセル化物質の溶解性は、装置2を用い
てU.S.Pharmacopoeia(21回目発刊、1985)の方法によ
り測定した。最初の溶解メデイウムは0.1M塩酸であり、
30分後にpHを7.0に調整し、4時間テストを継続した。
てU.S.Pharmacopoeia(21回目発刊、1985)の方法によ
り測定した。最初の溶解メデイウムは0.1M塩酸であり、
30分後にpHを7.0に調整し、4時間テストを継続した。
方法 以下に示す一般的方法によつて製剤を調製した。
アクリバスチンとポリビニルピロリドンとをエタノー
ル中で撹拌した。塩酸を水で希釈して7%w/w溶液と
し、アルコール性懸濁液に一定に撹拌しながらゆつくり
と加えた。全固型物が溶解するまで混合操作を続けた。
薬物溶液を流動床システム中で非パレイルにスプレーし
た。マンニトールを水に溶解し、アクアコートとオイド
ラギツドの懸濁液を混合しながら加えた。ポリマー懸濁
液を、薬物コーテイング非パレイルに流動床システム中
でスプレーした。ペレツトを70℃で1時間硬化した。タ
ルクをペレツト床中に分散させ、適当な時間流動させ
た。
ル中で撹拌した。塩酸を水で希釈して7%w/w溶液と
し、アルコール性懸濁液に一定に撹拌しながらゆつくり
と加えた。全固型物が溶解するまで混合操作を続けた。
薬物溶液を流動床システム中で非パレイルにスプレーし
た。マンニトールを水に溶解し、アクアコートとオイド
ラギツドの懸濁液を混合しながら加えた。ポリマー懸濁
液を、薬物コーテイング非パレイルに流動床システム中
でスプレーした。ペレツトを70℃で1時間硬化した。タ
ルクをペレツト床中に分散させ、適当な時間流動させ
た。
方法 アクリバスチンとポリビニルピロリドンとをエタノー
ル中で撹拌し、塩酸を加えて酸性にし、実施例1と同様
の薬物溶液を得た。この溶液の3/4を、流動床システム
中で非パレイルにスプレーした。実施例1と同様にし
て、得られる非パレイルを、アクアコートECD30、オイ
ドラギツドNE30D及びマンニトールの混合懸濁液でコー
テイングし、得られるペレツトを70℃で1時間硬化し
た。次いで残りの薬物溶液をペレツトに更に適用し、50
℃で乾燥した。ペレツト床中にタルクを分散させて適当
な時間流動した。次いでペレツトをカペセルに充填し
た。
ル中で撹拌し、塩酸を加えて酸性にし、実施例1と同様
の薬物溶液を得た。この溶液の3/4を、流動床システム
中で非パレイルにスプレーした。実施例1と同様にし
て、得られる非パレイルを、アクアコートECD30、オイ
ドラギツドNE30D及びマンニトールの混合懸濁液でコー
テイングし、得られるペレツトを70℃で1時間硬化し
た。次いで残りの薬物溶液をペレツトに更に適用し、50
℃で乾燥した。ペレツト床中にタルクを分散させて適当
な時間流動した。次いでペレツトをカペセルに充填し
た。
溶解プロフアイル 時間(分) 溶解(%) 60 64 120 79 180 87 240 92 方法 実施例2の方法に従つてコーテイングペレツトを調製
した。
した。
溶解プロフアイル 時間(分) 溶解(%) 60 61 120 85 180 94 240 99 方法 アクリバスチンの75%を用いて実施例1と同様にして
アクリバスチンの放出がコントロールされたペレツトを
調製し、得られるペレツトをタルクと混合した。残りの
25%のアクリバスチンを、ラクトース及びナトリウムス
ターチグリコレートとブレンドし、均質な混合物を得
た。これを更にステアリン酸マグネシウムとブレンドし
た。この粉末と上記のペレツトをカプセルに充填した。
アクリバスチンの放出がコントロールされたペレツトを
調製し、得られるペレツトをタルクと混合した。残りの
25%のアクリバスチンを、ラクトース及びナトリウムス
ターチグリコレートとブレンドし、均質な混合物を得
た。これを更にステアリン酸マグネシウムとブレンドし
た。この粉末と上記のペレツトをカプセルに充填した。
溶解プロフアイル 時間(分) 溶解(%) 60 67 120 78 180 85 240 93 実施例5 1カプセル当りの量 成 分 mg * アクリバスチンの放出がコン トロールされたペレツト 85.5(12mgのアク リバスチンを含む) プソイドエフエドリンの放出が コントロールされたペレツト 155.0(90mgのプソ (Eurand) イドエフエドリンを含 む) タルク 1.2 241.7 * 実施例2で調製した。
方法 アクリバスチン及びプソイドエフエドリンのそれぞれ
の薬物放出コントロールペレツトをタルクとともにそれ
ぞれ混合し、2つの成分をカプセルに充填した。
の薬物放出コントロールペレツトをタルクとともにそれ
ぞれ混合し、2つの成分をカプセルに充填した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マッケイ,ロバート,ジャドソン イギリス国 ディーエイ1 5エイエッ チ ケント,ダートフォード,テンプル ヒル (番地なし), ザ ウェルカ ム ファウンデーション リミテッド気 付 (72)発明者 ガムレン,マイクル,ジョン,デスモン ド イギリス国 ディーエイ1 5エイエッ チ ケント,ダートフォード,テンプル ヒル (番地なし), ザ ウェルカ ム ファウンデーション リミテッド気 付 (56)参考文献 特開 昭62−29514(JP,A) 特開 昭58−164557(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 31/44 A61K 47/32 A61K 47/38 A61K 9/16 A61K 9/14 CA(STN)
Claims (12)
- 【請求項1】(a)アクリル酸アルキルエステル及びメ
タアクリル酸アルキルエステルから選ばれる繰返しモノ
マー単位を含むコポリマー又はポリマー;及び (b)エチルセルロース を含む混合物でコーティングされ且つアクリバスチン又
はその塩を含む個々の製剤単位からなり、該コーティン
グ混合物中の成分(a)と成分(b)との重量比が2:1
−1:2である薬物の放出がコントロールされた経口投与
用薬学的製剤。 - 【請求項2】コーティング混合物の成分(a)が、アク
リル酸C1-4アルキルエステル又はメタアクリル酸C1-4ア
ルキルエステルの1つもしくはそれ以上のコポリマーで
ある請求の範囲第1項記載の薬学的製剤。 - 【請求項3】コポリマーの平均分子量が100,000−950,0
00である請求の範囲第2項記載の薬学的製剤。 - 【請求項4】コーティング混合物の成分(a)と成分
(b)との重量比が1:1である請求の範囲第1−3項の
いずれか1項に記載の薬学的製剤。 - 【請求項5】コーティング混合物の多孔性を改良するた
めの試薬を5−40%含む請求の範囲第1−4項のいずれ
か1項に記載の薬学的製剤。 - 【請求項6】試薬がマンニトールである請求の範囲第5
項記載の薬学的製剤。 - 【請求項7】アクリバスチンがアクリバスチン塩酸塩で
ある請求の範囲第1−6項のいずれか1項に記載の薬学
的製剤。 - 【請求項8】個々の製剤単位が単位投与形態にある請求
の範囲第1−7項のいずれか1項に記載の薬学的製剤。 - 【請求項9】個々の製剤単位が更に他の治療剤と混合さ
れている請求の範囲第5項記載の薬学的製剤。 - 【請求項10】他の治療剤がプソイドエフェドリンであ
る請求の範囲第9項記載の薬学的製剤。 - 【請求項11】アクリバスチン又はその塩を含む個々の
製剤単位に、 (a)アクリル酸アルキルエステル及びメタアクリル酸
アルキルエステルから選ばれる繰返しモノマー単位を含
むコポリマー又はポリマー;及び (b)エチルセルロース を含む混合物であって該混合物中の成分(a)と成分
(b)との重量比が2:1−1:2である混合物を適用するこ
とを含む請求の範囲第1項記載の薬学的製剤の製造法。 - 【請求項12】混合物でコーティングした個々の製剤単
位を50−80℃の温度で加熱する請求の範囲第11項記載の
製造法。
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GB8707416 | 1987-03-27 | ||
GB878707416A GB8707416D0 (en) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | Pharmaceutical formulations |
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