JP2753032B2 - 半導体製造用マスクの製造方法及びその製造装置 - Google Patents
半導体製造用マスクの製造方法及びその製造装置Info
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- JP2753032B2 JP2753032B2 JP9336589A JP9336589A JP2753032B2 JP 2753032 B2 JP2753032 B2 JP 2753032B2 JP 9336589 A JP9336589 A JP 9336589A JP 9336589 A JP9336589 A JP 9336589A JP 2753032 B2 JP2753032 B2 JP 2753032B2
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は半導体を製造する際に用いられるマスク及び
その製造方法に関するものである。
その製造方法に関するものである。
(従来の技術) 半導体製造用マスクには、一般にガラス基板の表面に
クロム膜が被着されたハードマスクブランクが用いられ
る。このハードマスクブランクの表面へのレジストの塗
布は、基板を回転させ、その表面上にノズルの先端から
レジストを落下させて遠心力によりレジストを表面全体
に拡げることによって行われる。
クロム膜が被着されたハードマスクブランクが用いられ
る。このハードマスクブランクの表面へのレジストの塗
布は、基板を回転させ、その表面上にノズルの先端から
レジストを落下させて遠心力によりレジストを表面全体
に拡げることによって行われる。
第3図はレジストが塗布されたハードマスクブランク
1を上面から見た平面図であり、第4図はこの正面図で
ある。ガラス基板2の表面に被着されたクロム膜3の表
面に、上述したような方法でレジスト膜4が形成されて
いるが、レジストの持つ表面張力によりハードマスクブ
ランク1の外周部に不要なレジスト4aが付着する。この
レジスト4aは、次のような理由から除去しなければなら
ない。
1を上面から見た平面図であり、第4図はこの正面図で
ある。ガラス基板2の表面に被着されたクロム膜3の表
面に、上述したような方法でレジスト膜4が形成されて
いるが、レジストの持つ表面張力によりハードマスクブ
ランク1の外周部に不要なレジスト4aが付着する。この
レジスト4aは、次のような理由から除去しなければなら
ない。
レジスト膜4が形成されたハードマスクブランク1に
電子線露光装置を用いて露光処理を行う場合には、表面
に電子線を照射して選択的に感光させるが、このときレ
ジスト膜4に電荷が蓄積するのを防ぐ必要がある。これ
は、電子線を照射している最中にレジスト膜4の内部に
電荷が蓄積すると、レジスト膜4が負の電荷を帯びて、
以降に照射される電子線と反発し、照射経路を曲げるた
めである。このような電荷の蓄積を防止する方法とし
て、露光を行う最中に、接地されたアースピン7をクロ
ム膜3に接触させることが行われている。ところが、上
述したようなレジスト4aが外周部に存在すると、図のよ
うにこの接触が妨げられることとなる。この他にも、ハ
ードマスクブランク1を収納あるいは運搬する際に、ケ
ースとこのレジスト4aが擦れてレジストの一部が削り取
られ、塵埃となって製造歩留まりを低下させる。
電子線露光装置を用いて露光処理を行う場合には、表面
に電子線を照射して選択的に感光させるが、このときレ
ジスト膜4に電荷が蓄積するのを防ぐ必要がある。これ
は、電子線を照射している最中にレジスト膜4の内部に
電荷が蓄積すると、レジスト膜4が負の電荷を帯びて、
以降に照射される電子線と反発し、照射経路を曲げるた
めである。このような電荷の蓄積を防止する方法とし
て、露光を行う最中に、接地されたアースピン7をクロ
ム膜3に接触させることが行われている。ところが、上
述したようなレジスト4aが外周部に存在すると、図のよ
うにこの接触が妨げられることとなる。この他にも、ハ
ードマスクブランク1を収納あるいは運搬する際に、ケ
ースとこのレジスト4aが擦れてレジストの一部が削り取
られ、塵埃となって製造歩留まりを低下させる。
この不要なレジスト4aを除去するため、従来は特開昭
61−121333や特開昭61−184824に開示されたようなエッ
ジカット法と称される方法が用いられていた。第5図の
ように、チャック20に固定されたハードマスクブランク
1を矢印のように回転させ、ノズル23よりレジスト31を
塗布する最中に、ノズル21よりレジストの溶剤22を周辺
部15に吹付けることによって、この部分へのレジストの
付着を防止している。
61−121333や特開昭61−184824に開示されたようなエッ
ジカット法と称される方法が用いられていた。第5図の
ように、チャック20に固定されたハードマスクブランク
1を矢印のように回転させ、ノズル23よりレジスト31を
塗布する最中に、ノズル21よりレジストの溶剤22を周辺
部15に吹付けることによって、この部分へのレジストの
付着を防止している。
しかしながらこのようなエッジカット法には、次のよ
うな問題があった。ノズル21の取り付け角度θの調整が
適性でなかったり、このノズル21から溶剤22を噴出させ
るときの圧力が適正値でない場合等の理由により、溶剤
22やこの溶剤22によって溶かされたレジストが、第6図
のようにレジスト膜14のうちの中央のパターン形成領域
11に跳ね返って、塗布欠陥24を招くことがある。このよ
うな欠陥は、パターンの不良を招き、半導体製品の製造
歩留まりを低下させることとなっていた。
うな問題があった。ノズル21の取り付け角度θの調整が
適性でなかったり、このノズル21から溶剤22を噴出させ
るときの圧力が適正値でない場合等の理由により、溶剤
22やこの溶剤22によって溶かされたレジストが、第6図
のようにレジスト膜14のうちの中央のパターン形成領域
11に跳ね返って、塗布欠陥24を招くことがある。このよ
うな欠陥は、パターンの不良を招き、半導体製品の製造
歩留まりを低下させることとなっていた。
本発明は上記事情に鑑み、ハードマスクブランクの外
周部へレジストが付着するのを防ぎつつ、レジストの塗
布欠陥の発生を防止し得るマスクの製造方法及び製造装
置を提供することを目的とする。
周部へレジストが付着するのを防ぎつつ、レジストの塗
布欠陥の発生を防止し得るマスクの製造方法及び製造装
置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕 (課題を解決するための手段) 本発明の半導体製造用マスクの製造方法は、ハードマ
スクブランクの表面にレジストを塗布してレジスト膜を
形成する工程と、この形成されたレジスト膜の外周部の
少なくとも一部分に加熱手段を接触させることによって
局部的に加熱して除去することにより、この部分のレジ
スト膜に覆われていた導電性遮光膜を接地させるべく露
出させる工程とを備えたことを特徴としている。
スクブランクの表面にレジストを塗布してレジスト膜を
形成する工程と、この形成されたレジスト膜の外周部の
少なくとも一部分に加熱手段を接触させることによって
局部的に加熱して除去することにより、この部分のレジ
スト膜に覆われていた導電性遮光膜を接地させるべく露
出させる工程とを備えたことを特徴としている。
ここで、この加熱をレジストの昇華温度以上の温度で
行ってもよい。
行ってもよい。
また本発明の半導体製造用マスクの製造装置は、ハー
ドマスクブランクを載置する台と、熱を発生し、ハード
マスクブランクの端部に付着したレジスト膜の外周部の
少なくとも一部分に接触し局部的に加熱して除去する加
熱手段とを備えたことを特徴としている。
ドマスクブランクを載置する台と、熱を発生し、ハード
マスクブランクの端部に付着したレジスト膜の外周部の
少なくとも一部分に接触し局部的に加熱して除去する加
熱手段とを備えたことを特徴としている。
(作用) ハードマスクブランク表面に形成されたレジスト膜の
うち、外周部の少なくとも一部分に加熱手段を接触させ
て局部的に加熱することによって、この部分のレジスト
膜に覆われていた導電性遮光膜が露出し、接地可能な状
態となる。
うち、外周部の少なくとも一部分に加熱手段を接触させ
て局部的に加熱することによって、この部分のレジスト
膜に覆われていた導電性遮光膜が露出し、接地可能な状
態となる。
この加熱をレジストの昇華温度以上で行うことによっ
て、加熱された部分のみのレジスト膜が蒸発して除去さ
れる。このため加熱されたレジスト膜が溶融して、周囲
のレジスト膜に流れることなく、局部的にのみレジスト
の除去がなされる。
て、加熱された部分のみのレジスト膜が蒸発して除去さ
れる。このため加熱されたレジスト膜が溶融して、周囲
のレジスト膜に流れることなく、局部的にのみレジスト
の除去がなされる。
このような局部的なレジスト膜の除去は、ハードマス
クブランクを台上に載置し、加熱手段をハードマスクブ
ランクの端部に密着させた状態で、熱を発生させること
によって行われる。
クブランクを台上に載置し、加熱手段をハードマスクブ
ランクの端部に密着させた状態で、熱を発生させること
によって行われる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例による半導体製造用マスクの
製造方法及びその製造装置について第1図を用いて説明
する。
製造方法及びその製造装置について第1図を用いて説明
する。
マスクを製造するために用いられるハードマスクブラ
ンク1は、ガラス基板2の表面にクロム膜3が被着され
ており、その表面には上述したような方法でレジストが
塗布されてレジスト膜4が形成されている。そして外周
部には余分なレジスト4aが付着しており、クロム膜3の
端面まで完全に覆われている。レジストは電子線照射用
のもので、ポリマは例えば、ポリ(2,2,2−トリフルオ
ロエチルα−クロロアクリラート)である。第3図のア
ースピン7がクロム膜3と接触できるように、次のよう
にしてこの余分なレジスト4aを除去する。
ンク1は、ガラス基板2の表面にクロム膜3が被着され
ており、その表面には上述したような方法でレジストが
塗布されてレジスト膜4が形成されている。そして外周
部には余分なレジスト4aが付着しており、クロム膜3の
端面まで完全に覆われている。レジストは電子線照射用
のもので、ポリマは例えば、ポリ(2,2,2−トリフルオ
ロエチルα−クロロアクリラート)である。第3図のア
ースピン7がクロム膜3と接触できるように、次のよう
にしてこの余分なレジスト4aを除去する。
第1図(a)に示されたハードマスクブランク載置台
12は、ハードマスクブランク1を載置するための台であ
り、加熱手段10はこのレジスト4aのうちのハードマスク
ブランク1の端部に密着可能な断面形状を有しており、
このハードマスクブランク1の端部に付着したレジスト
をその昇華温度(この場合は230℃である)以上の例え
ば300℃にまで加熱することができるものである。
12は、ハードマスクブランク1を載置するための台であ
り、加熱手段10はこのレジスト4aのうちのハードマスク
ブランク1の端部に密着可能な断面形状を有しており、
このハードマスクブランク1の端部に付着したレジスト
をその昇華温度(この場合は230℃である)以上の例え
ば300℃にまで加熱することができるものである。
このような加熱手段10を矢印Aの方向に移動させ、第
1図(b)のようにハードマスクブランク1の端部に約
1秒間密着させる。これにより加熱手段10が密着した部
分のレジストは、局部的に昇華温度以上で加熱されて蒸
発する。従ってレジストが溶融して、付近の領域に流れ
出して塗布欠陥を招くという事態が回避される。
1図(b)のようにハードマスクブランク1の端部に約
1秒間密着させる。これにより加熱手段10が密着した部
分のレジストは、局部的に昇華温度以上で加熱されて蒸
発する。従ってレジストが溶融して、付近の領域に流れ
出して塗布欠陥を招くという事態が回避される。
そして第1図(c)のように加熱手段10を矢印Bの方
向に移動させると、端部6のレジストが除去されて、こ
の部分のレジストに覆われていたクロム膜3が露出す
る。第2図はこの場合のハードマスクブランク1を上面
から観たものである。加熱手段10が密着した部分6のレ
ジストのみが局部的に除去されており、パターン形成領
域11には全く影響がなくレジストの塗布の欠陥は生じて
いない。
向に移動させると、端部6のレジストが除去されて、こ
の部分のレジストに覆われていたクロム膜3が露出す
る。第2図はこの場合のハードマスクブランク1を上面
から観たものである。加熱手段10が密着した部分6のレ
ジストのみが局部的に除去されており、パターン形成領
域11には全く影響がなくレジストの塗布の欠陥は生じて
いない。
これにより、第1図(d)に示されるようにアースピ
ン7とクロム膜3とが接触可能となる。このようにして
クロム膜3を接地した状態で電子線を照射することによ
り、レジスト膜5への電荷の蓄積が防止される。
ン7とクロム膜3とが接触可能となる。このようにして
クロム膜3を接地した状態で電子線を照射することによ
り、レジスト膜5への電荷の蓄積が防止される。
このように本実施例によれば、アースピン7とクロム
膜3との接触に必要な端部のみのレジストを局部的に除
去することができるため、パターンを形成する領域に影
響を与えず、レジストの塗布欠陥が招くマスクの不良の
発生を防止することが可能である。従ってこのマスクを
用いて半導体を製品製造する際の歩留まりを向上させる
ことができる。
膜3との接触に必要な端部のみのレジストを局部的に除
去することができるため、パターンを形成する領域に影
響を与えず、レジストの塗布欠陥が招くマスクの不良の
発生を防止することが可能である。従ってこのマスクを
用いて半導体を製品製造する際の歩留まりを向上させる
ことができる。
このようなレジストの加熱除去は、レジストを塗布し
た後に行うレジストの溶剤を蒸発させるためのプリベー
クの前に行うのが好ましい。局部的に加熱したとしても
周囲のレジスト膜にはある程度の熱が伝導されるが、こ
の後にプリベーク(一般に約210℃で行われる)を行う
ことで熱の影響を緩和することができるためである。
た後に行うレジストの溶剤を蒸発させるためのプリベー
クの前に行うのが好ましい。局部的に加熱したとしても
周囲のレジスト膜にはある程度の熱が伝導されるが、こ
の後にプリベーク(一般に約210℃で行われる)を行う
ことで熱の影響を緩和することができるためである。
上述した実施例は一例であって、本発明の限定するも
のではない。例えばレジストの種類は上述のものに限ら
れず、同様に導電性遮光膜はクロム以外の酸化鉄や酸化
クロム等の導電性を有するものであれば他のものであっ
てもよい。レジストの加熱除去を行う部分は、ハードマ
スクブランクにおける外周部のうち、接地を行うのに好
都合な任意の場所を選ぶこともできる。
のではない。例えばレジストの種類は上述のものに限ら
れず、同様に導電性遮光膜はクロム以外の酸化鉄や酸化
クロム等の導電性を有するものであれば他のものであっ
てもよい。レジストの加熱除去を行う部分は、ハードマ
スクブランクにおける外周部のうち、接地を行うのに好
都合な任意の場所を選ぶこともできる。
また実施例ではレジストの昇華温度以上で加熱してい
るが、これより低い温度でレジストを溶融させて除去す
ることもできる。但しこの場合には、溶けたレジストが
パターン形成領域に流れて塗布欠陥を招かないように配
慮する必要がある。
るが、これより低い温度でレジストを溶融させて除去す
ることもできる。但しこの場合には、溶けたレジストが
パターン形成領域に流れて塗布欠陥を招かないように配
慮する必要がある。
以上説明したように本発明の半導体装置製造用マスク
の製造方法は、レジスト膜の外周部の少なくとも一部分
に加熱手段を接触させることによって、ハードマスクブ
ランク外周部に付着した余分なレジストを局部的に加熱
して除去することにより導体膜を露出させるため、他の
領域に全く影響を与えず、レジストの塗布欠陥が招くマ
スクの不良を防止し、半導体製品の製造歩留まりを向上
させることができる。
の製造方法は、レジスト膜の外周部の少なくとも一部分
に加熱手段を接触させることによって、ハードマスクブ
ランク外周部に付着した余分なレジストを局部的に加熱
して除去することにより導体膜を露出させるため、他の
領域に全く影響を与えず、レジストの塗布欠陥が招くマ
スクの不良を防止し、半導体製品の製造歩留まりを向上
させることができる。
加熱温度をレジストの昇華温度以上とした場合には、
レジストを局部的に蒸発させて除去することができるた
め、溶融したレジストが周囲のレジスト膜に流れて塗布
欠陥を招くという事態が回避される。
レジストを局部的に蒸発させて除去することができるた
め、溶融したレジストが周囲のレジスト膜に流れて塗布
欠陥を招くという事態が回避される。
本発明の製造装置を用いて、ハードマスクブランクを
台上に載置し、加熱手段によりハードマスクブランクの
端部に付着したレジスト膜を局部的に加熱する。
台上に載置し、加熱手段によりハードマスクブランクの
端部に付着したレジスト膜を局部的に加熱する。
第1図は本発明の一実施例による半導体製造用マスクの
製造方法の工程順序を示した説明図、第2図はこの製造
方法によって局部的にレジスト膜が除去されたハードマ
スクブランクの外観を示す平面図、第3図はハードマス
クブランクのクロム膜を接地する際の外観を示す平面
図、第4図は第3図の正面図、第5図は従来の半導体製
造用マスクの製造方法を示す説明図、第6図は同製造方
法によって製造されたハードマスクブランクの外観を示
す平面図である。 1…ハードマスクブランク、2…ガラス基板、3…クロ
ム膜、4…レジスト膜、7…アースピン、10…加熱手
段、12…ハードマスクブランク載置台、21…ノズル、22
…レジスト溶剤、24…塗布欠陥。
製造方法の工程順序を示した説明図、第2図はこの製造
方法によって局部的にレジスト膜が除去されたハードマ
スクブランクの外観を示す平面図、第3図はハードマス
クブランクのクロム膜を接地する際の外観を示す平面
図、第4図は第3図の正面図、第5図は従来の半導体製
造用マスクの製造方法を示す説明図、第6図は同製造方
法によって製造されたハードマスクブランクの外観を示
す平面図である。 1…ハードマスクブランク、2…ガラス基板、3…クロ
ム膜、4…レジスト膜、7…アースピン、10…加熱手
段、12…ハードマスクブランク載置台、21…ノズル、22
…レジスト溶剤、24…塗布欠陥。
Claims (5)
- 【請求項1】ハードマスクブランクの表面にレジストを
塗布してレジスト膜を形成する工程と、この形成された
レジスト膜の外周部の少なくとも一部分に加熱手段を接
触させることによって局部的に加熱して除去することに
より、この部分のレジスト膜に覆われていた導電性遮光
膜を接地させるべく露出させる工程とを備えたことを特
徴とする半導体製造用マスクの製造方法。 - 【請求項2】前記加熱を、レジストの昇華温度以上の温
度で行うことを特徴とする請求項1記載の半導体製造用
マスクの製造方法。 - 【請求項3】ハードマスクブランクを載置する台と、熱
を発生し、ハードマスクブランクの端部に付着したレジ
スト膜の外周部の少なくとも一部分に接触し局部的に加
熱して除去する加熱手段とを備えたことを特徴とする半
導体製造用マスクの製造装置。 - 【請求項4】前記加熱手段は、ハードマスクブランクの
端部に密着し得る断面形状を有することを特徴とする請
求項3記載の半導体製造用マスクの製造装置。 - 【請求項5】前記加熱手段は、レジストの昇華温度以上
の温度で行うことを特徴とする請求項3記載の半導体製
造用マスクの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9336589A JP2753032B2 (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 | 半導体製造用マスクの製造方法及びその製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9336589A JP2753032B2 (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 | 半導体製造用マスクの製造方法及びその製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02272454A JPH02272454A (ja) | 1990-11-07 |
JP2753032B2 true JP2753032B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=14080265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9336589A Expired - Lifetime JP2753032B2 (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 | 半導体製造用マスクの製造方法及びその製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2753032B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5459880B2 (ja) * | 2012-07-20 | 2014-04-02 | Hoya株式会社 | マスクブランク及び転写用マスクの製造方法 |
JP6111783B2 (ja) * | 2013-03-27 | 2017-04-12 | 大日本印刷株式会社 | インプリント方法およびインプリント装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5933971B2 (ja) * | 1975-08-01 | 1984-08-20 | 株式会社日立製作所 | 回路パタ−ン形成方法及びその装置 |
JPS5793345A (en) * | 1980-12-03 | 1982-06-10 | Fujitsu Ltd | Manufacture of photomask |
JPS58170830U (ja) * | 1982-05-10 | 1983-11-15 | 沖電気工業株式会社 | 描画用マスクホルダとマスク基板との導通機構 |
JPS6057624A (ja) * | 1983-09-08 | 1985-04-03 | Toshiba Corp | ハ−ドマスクの製作方法 |
JPH0787295B2 (ja) * | 1986-12-19 | 1995-09-20 | 富士通株式会社 | 周波数逓倍回路 |
-
1989
- 1989-04-13 JP JP9336589A patent/JP2753032B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02272454A (ja) | 1990-11-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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