JP2752661B2 - 信号検出回路 - Google Patents

信号検出回路

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JP2752661B2
JP2752661B2 JP63271864A JP27186488A JP2752661B2 JP 2752661 B2 JP2752661 B2 JP 2752661B2 JP 63271864 A JP63271864 A JP 63271864A JP 27186488 A JP27186488 A JP 27186488A JP 2752661 B2 JP2752661 B2 JP 2752661B2
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ring
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秀彦 鈴木
正人 村上
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MYAGI NIPPON DENKI KK
NEC Corp
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MYAGI NIPPON DENKI KK
Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明の交換器が発する信号を検出する信号検出回路
に関し、特にグランドスタート(Ground Start)方式の
チップリード(Tip Lead)の地気の有無を検出する信号
検出回路に関する。
〔従来の技術〕
従来はグランドスタート方式のチップリードに地気が
与えられているか否かを検出する方式として第2図に示
すような方式を採っていた。
即ち、電流検出器21内に設けた数10kΩの抵抗器22を
チップリード23とリングリード24との間に接続し、この
抵抗器22を流れる電流が所定のしきい値以上の値をとる
か否かを調べることによりチップリード23の有無を検出
するものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の検出方式にあっては、以下の次点があ
る。
一般にチップリード23とリングリード24とが接続され
る交換器の等価回路は第2図の点線内に示すような回路
25となる。従って、リングリードに与えられる給電電圧
Vrの変動,給電インピーダンス,交換器と電流検出器21
との間のライン抵抗RTG,RR及び電流検出器21側のリン
グリードとグランド(Ground)との間の地気の有無によ
って抵抗器22に流れる電流が大きく変動し、この結果前
述したしきい値の設定を行うことが著しく困難となる。
本発明の目的は、上記課題を解決し、リングリードに
与える給電電圧や内部抵抗の変化に影響されることなく
安定したチップリードの地気有無検出が可能な信号検出
回路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、交換機に接続されるチップリードとリング
リードのうちチップリードの地気の有無を対地抵抗Rth
(オーム)をしきい値として検出する信号検出回路であ
って、 負電圧を有する前記チップリードとリングリードとの
間に電流を流すためのRTRオームの抵抗器と、 前記チップリードの対地電圧を検出するチップ電圧検
出器と、 前記リングリードの対地電圧を検出するリング電圧検
出器と、 このリング電圧検出器によって検出されたリングリー
ドの対地電圧をRth/(Rth+RTR)倍にする分圧器と、 この分圧器の出力電圧と前記チップ電圧検出器の出力
電圧との比較をする比較器とを備え、 前記チップ電圧検出器の出力電圧が前記分圧器の出力
電圧より大きいと判断した場合には、チップリードに地
気を与えていないことを示す信号を出力し、 前記チップ電圧検出器の出力電圧が前記分圧器の出力
電圧より小さいと判断した場合には、チップリードに地
気を与えていることを示す信号を出力することを特徴と
する。
〔実施例〕
本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る信号検出回路を示し
たブロック図である。
信号検出回路1は、チップリード2とリングリード3
との間に接続された抵抗器4と、チップリード2の対地
電圧を検出するためのチップ電圧検出器5と、リングリ
ード3の対地電圧を検出するためのリング電圧検出器6
と、リングリード3からの出力電圧を分圧する分圧器7
と、チップ電圧検出器5と分圧器7の出力電圧の大小を
比較する比較器8とを備えている。
抵抗器4は、チップリンド2とリングリード3に僅か
な電流を流すためのものであり、抵抗値はRTR(Ω)で
ある。
チップ電圧検出器5は、チップリードの対地電圧(図
上AB間の電圧)VTを検出して比較器8に出力する機能を
有する。この電圧VTは、リングリード3の対地電圧(図
上AC間の電圧)VRとの関係で示すと以下の通りである。
但し、RTGはチップリード2の内部抵抗値(Ω)であ
る。
リング電圧検出器6は、リングリード3の対地電圧VR
を検出して分圧器7に出力する機能を有する。
分圧器7は、リング電圧検出器6から入力した電圧VR
にRth/(Rth+RTR)倍して得られた電圧VR′を比較器
8に出力する機能を有する。即ち、次式の出力電圧
VR′を比較器8に入力するものである。
但し、Rth(Ω)はチップリード2の地気の有無を判
定するために設定された対地抵抗のしきい値である。
比較器8は、チップ電圧検出器5からの出力電圧VT
分圧器7からの出力電圧VR′とを比較し、|VT|>|
VR′|と判断した場合にはチップリード2に地気を与え
ていないことを示す信号aを出力し、|VT|<|VR′|
と判断した場合にはチップリード2に地気を与えている
ことを示す信号bを出力する機能を有する。
次に、本実施例の信号検出回路が示す動作について説
明する。
チップリード2の地気の有無を検出するために、信号
検出回路1を第1図に示すようにチップリード2とリン
グリード3とに接続する。
チップ電圧検出器5は、チップリード2に対地電圧を
検出し、その電圧値VTを比較器8に出力する。一方、リ
ングリード3の対地電圧を検出したリング電圧検出器6
は対地電圧値VRを分圧器に出力し、分圧器7が入力した
電圧値VRにRtn/(Rth+RTR)倍して得られる電圧値
VR′を比較器8に出力する。
ここで、交換器がチップリード2に地気を与えていな
い場合には、RTG>Rthとなる。従って、上記式と式
から |VT|>|VR′| である。
この結果、比較器8は、チップリード5から入力され
た電圧値VTの方が分圧器7から入力された電圧値VR′よ
りも大きさが「大」であると判断し、チップリード2に
地気を与えていないことを示す信号aを出力する。
交換器がチップリード2に地気を与えている場合に
は、RTG<Rthとなり、上記式と式から |VT|<|VR′| である。
この結果比較器8は、電圧値VTの方が電圧値VR′より
も大きさが「小」であると判断し、チップリード2に地
気を与えていることを示す信号bを出力する。
以上のように本実施例の信号検出回路は、上記式と
式との比較によりチップリード2の地気の有無を判定
することができる。従って、RTG/(RTG+RTR)とRth
(Rth+RTR)との大小比較に帰することから、リングリ
ード3の給電電圧Vrや内部抵抗RRの大小は前記比較に何
ら影響を及ぼすものではない。この結果、安定した地気
検出を行うことができる。
〔発明の効果〕
本発明の信号検出回路は以上説明したように構成され
ているため、リングリードに与える給電電圧や大小や内
部抵抗に影響されることなくチップリードの地気の有無
を安定して検出することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る信号検出回路を示すブ
ロック図、 第2図は従来の信号検出方式を示すブロック図である。 1……信号検出回路 2……チップリード 3……リングリード 4……抵抗器 5……チップ電圧検出器 6……リング電圧検出器 7……分圧器 8……比較器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交換機に接続されるチップリードとリング
    リードのうちチップリードの地気の有無を対地抵抗Rth
    (オーム)をしきい値として検出する信号検出回路であ
    って、 負電圧を有する前記チップリードとリングリードとの間
    に電流を流すためのRTRオームの抵抗器と、 前記チップリードの対地電圧を検出するチップ電圧検出
    器と、 前記リングリードの対地電圧を検出するリング電圧検出
    器と、 このリング電圧検出器によって検出されたリングリード
    の対地電圧をRth/(Rth+RTR)倍にする分圧器と、 この分圧器の出力電圧と前記チップ電圧検出器の出力電
    圧との比較をする比較器とを備え、 前記チップ電圧検出器の出力電圧が前記分圧器の出力電
    圧より大きいと判断した場合には、チップリードに地気
    を与えていないことを示す信号を出力し、 前記チップ電圧検出器の出力電圧が前記分圧器の出力電
    圧より小さいと判断した場合には、チップリードに地気
    を与えていることを示す信号を出力することを特徴とす
    る信号検出回路。
JP63271864A 1988-10-27 1988-10-27 信号検出回路 Expired - Lifetime JP2752661B2 (ja)

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