JPH0593658A - 抵抗型センサの断線位置検出装置 - Google Patents

抵抗型センサの断線位置検出装置

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Publication number
JPH0593658A
JPH0593658A JP25546891A JP25546891A JPH0593658A JP H0593658 A JPH0593658 A JP H0593658A JP 25546891 A JP25546891 A JP 25546891A JP 25546891 A JP25546891 A JP 25546891A JP H0593658 A JPH0593658 A JP H0593658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disconnection
sensor
voltage
temperature sensor
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP25546891A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Takeo
裕治 竹尾
Yoshio Shinoda
芳夫 篠田
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
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Publication of JPH0593658A publication Critical patent/JPH0593658A/ja
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 断線箇所を特定できる検出装置の提供にあ
る。 【構成】 温度変化によって抵抗値が変化する温度セン
サ1は、リード線3を介して回路部4に接続され、回路
部4で抵抗値の変化を電圧に変換する。そして、温度セ
ンサ1とリード線3とを接続するコネクタ2には、温度
センサ1と並列に接続される断線検出用抵抗体8が設け
られている。そして、回路部4の電圧値により、断線箇
所が、断線検出用抵抗体8よりも、温度センサ1側であ
るか、リード線3側であるかが特定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温度センサや湿度セン
サ、ポジションセンサなど、抵抗値変化を利用したセン
サの断線位置の検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術の一例を、図3に示す。この
技術に示す抵抗型センサはPTCタイプの温度センサ1
1で、温度の上昇に応じて抵抗値が減少する。そして、
温度センサ11と回路部12とをリード線13で接続
し、回路部12で温度センサ11の抵抗値の変化を電圧
変換し、電圧から温度を検出している。具体的には、温
度検出範囲Ta −Tb に対して、出力電圧VOUT は、図
4に示すように、Va −Vb の範囲で順次減少する。そ
の式は、回路部12が、出力電圧を適切な範囲にするた
めの3つの抵抗体14、15、16を備え、その抵抗体
14、15、16の抵抗値がR1 、R2 、R3 、温度セ
ンサ11の抵抗値がRX 、印加電圧がVとすると、
【数1】 で、表される。
【0003】ここで、リード線13が図中a、bでショ
ートした場合、ショート電圧VS は、次式で表される。
【数2】 このように、リード線13が短絡した場合は、ショート
電圧VS が、最低温度検出範囲Tb に対する出力電圧V
b 以下の値を示し(図4参照)、ショートの発生を、回
路部12の出力電圧VOUT によって検出できる。
【0004】ここで、リード線13が図中aまたはbで
断線した場合、あるいは温度センサ11や、コネクタ1
7部分で断線した場合、オープン電圧VOは、次式で表
される。
【数3】 このように、リード線13や温度センサ11側で断線し
た場合は、オープン電圧VO が、最高温度検出範囲Ta
に対する出力電圧Va 以上の値を示し(図4参照)、断
線の発生を、回路部12の出力電圧VOUT によって検出
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記に示し
た技術では、断線箇所が不明であった。つまり、リード
線13で断線しているのか、温度センサ11やコネクタ
17で断線しているのかが分からなかった。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、断線箇所を特定できる
抵抗型センサの断線位置検出装置の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の抵抗型センサの
断線位置検出装置は、次の技術的手段を採用した。抵抗
型センサの断線位置検出装置は、抵抗値が変化するセン
サと、このセンサの抵抗値変化を電圧変換する回路部
と、前記センサと前記回路部とを結ぶリード線と、前記
センサに並列接続された断線検出用抵抗体とを備える。
そして、前記回路部で変換された電圧値より、断線位置
を検出する。
【0008】
【発明の作用】断線検出用抵抗体より回路部側で断線が
発生すると、回路部よりセンサ側の抵抗値は無限大とな
る。逆に、断線検出用抵抗体よりセンサ側で断線が発生
すると、回路部よりセンサ側の抵抗値は、断線検出用抵
抗体の抵抗値となる。このため、断線検出用抵抗体より
回路部側で断線が発生した場合の回路部の出力電圧と、
断線検出用抵抗体よりセンサ側で断線が発生した場合の
回路部の出力電圧とが異なった出力値を示すため、断線
箇所が抵抗体より回路部側であるか、センサ側であるか
を検出することができる。
【0009】
【発明の効果】本発明は、断線箇所が抵抗体より回路部
側であるか、センサ側であるかを特定できるため、修理
の作業を容易にすることができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の抵抗型センサの断線位置検出
装置を、図に示す一実施例に基づき説明する。 〔実施例の構成〕図1および図2は本発明の実施例を示
すもので、図1は抵抗型センサの断線位置検出装置の電
気回路図である。本実施例の抵抗型センサは、温度セン
サ1で、抵抗型センサの断線位置検出装置は、温度検出
装置として設けられている。本実施例の温度センサ1
は、PTCタイプで、温度の上昇に応じて抵抗値が減少
する。この温度センサ1は、コネクタ2に差し込まれ、
リード線3を介して回路部4に接続される。回路部4
は、温度センサ1の抵抗値の変化を電圧変換するもの
で、その出力電圧は、図示しないコンピュータ等に出力
され、コンピュータで出力電圧から温度に変換する。回
路部4は、出力電圧が、コンピュータで読み取る適正な
電圧範囲内とされるように、3つの抵抗体5、6、7を
備え、印加電圧を分圧して出力している。温度センサ1
と接続されるコネクタ2内には、断線検出用抵抗体8が
設けられている。この断線検出用抵抗体8は、温度セン
サ1に対して並列に接続されている。
【0011】〔実施例の作動〕次に、上記実施例の作動
を簡単に説明する。温度検出範囲Ta −Tb に対する回
路部4の出力電圧VOUT は、図2に示すように、Va −
Vb の範囲で順次減少する。その出力電圧VOUT の式
は、回路部4の3つの抵抗体5、6、7の抵抗値がR1
、R2 、R3 、断線検出用抵抗体8の抵抗値がR4 、
温度センサ1の抵抗値がRX 、印加電圧がVとすると、
【数4】 で、表される。
【0012】ここで、断線検出用抵抗体8よりも、温度
センサ1側で断線した場合、センサ側断線電圧VSOは、
次式で表される。
【数5】
【0013】また、断線検出用抵抗体8よりも、回路部
4側で断線した場合、つまりリード線3が断線した場
合、リード線3側断線電圧VROは、次式で表される。
【数6】
【0014】このように、断線箇所が、断線検出用抵抗
体8よりも、温度センサ1側の場合と、リード線3側の
場合では、回路部4の発生電圧が異なるため、回路部4
の出力電圧によって、断線箇所が判定できる。
【0015】なお、リード線3が図中a、bでショート
した場合、ショート電圧VS は、次式で表される。
【数7】 このように、リード線3が短絡した場合は、ショート電
圧VS が、最低温度検出範囲Tb に対する出力電圧Vb
以下の値を示し、ショートの発生を、回路部4の出力電
圧VOUT によって検出できる。
【0016】〔実施例の効果〕上記の実施例では、断線
箇所が、断線検出用抵抗体8よりも、温度センサ1側
か、リード線3側かが、回路部4の出力によって、容易
に判定できるため、温度センサ1が故障した場合の修理
が容易になる。
【0017】〔変形例〕上記の実施例では、抵抗型セン
サの一例して温度センサを例に示したが、湿度センサ
や、ポテンショによる位置検出センサなど、どんな抵抗
型センサでも本発明を適用できる。断線検出用抵抗体
を、コネクタに設けた例を示したが、リード線間に設け
ても良い。また、断線検出用抵抗体を複数設けて、断線
箇所をより明確化させても良い。回路部の構成は、本発
明に限定されるものでは無く、抵抗型センサの抵抗値変
化を電圧変換する回路であれば、他の構成でも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】温度センサの断線位置検出装置の電気回路図で
ある。
【図2】回路部の出力電圧を示すグラフである。
【図3】従来の温度センサの断線位置検出装置の電気回
路図である。
【図4】従来技術の回路部の出力電圧を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1 温度センサ 3 リード線 4 回路部 8 断線検出用抵抗体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗値が変化するセンサと、 このセンサの抵抗値変化を電圧変換する回路部と、 前記センサと前記回路部とを結ぶリード線と、 前記センサに並列接続された断線検出用抵抗体とからな
    り、 前記回路部で変換された電圧値より、断線位置を検出す
    る抵抗型センサの断線位置検出装置。
JP25546891A 1991-10-02 1991-10-02 抵抗型センサの断線位置検出装置 Pending JPH0593658A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25546891A JPH0593658A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 抵抗型センサの断線位置検出装置

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JP25546891A JPH0593658A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 抵抗型センサの断線位置検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0593658A true JPH0593658A (ja) 1993-04-16

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ID=17279191

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JP25546891A Pending JPH0593658A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 抵抗型センサの断線位置検出装置

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JP (1) JPH0593658A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007085798A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Sanyo Electric Co Ltd 温度の測定装置
JP2007093592A (ja) * 2005-08-31 2007-04-12 Ngk Spark Plug Co Ltd 温度センサ制御装置
JP2013217756A (ja) * 2012-04-09 2013-10-24 Hitachi Ltd 変位計測用センサノード、および、変位計測用センサノードによる変位量計測方法
KR20190065020A (ko) * 2017-12-01 2019-06-11 에이치에스디엔진 주식회사 인덕티브 센서의 단선 검출 장치

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JP2007085798A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Sanyo Electric Co Ltd 温度の測定装置
JP2013217756A (ja) * 2012-04-09 2013-10-24 Hitachi Ltd 変位計測用センサノード、および、変位計測用センサノードによる変位量計測方法
KR20190065020A (ko) * 2017-12-01 2019-06-11 에이치에스디엔진 주식회사 인덕티브 센서의 단선 검출 장치

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