JP2752468B2 - カラーインクジェット記録方法およびその装置 - Google Patents

カラーインクジェット記録方法およびその装置

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JP2752468B2 JP1284896A JP28489689A JP2752468B2 JP 2752468 B2 JP2752468 B2 JP 2752468B2 JP 1284896 A JP1284896 A JP 1284896A JP 28489689 A JP28489689 A JP 28489689A JP 2752468 B2 JP2752468 B2 JP 2752468B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インクジェット記録方法およびその装置に
関し、特に減法混色法に準じ、イエロー(以下Y),マ
ゼンタ(以下M),シアン(以下C)の3原色、または
ブラック(以下Bk)を含めた4色を用いてカラー記録を
行うカラーインクジェット記録方法およびその装置に関
する。
[従来の技術] 第6図(A)に示すようにレッド(以下R),グリー
ン(以下G),ブルー(以下B)は、Y,M,Cと補色関係
にある。そのため、第6図(B)に示すように、カラー
記録装置の場合、RはYとMとを重ね合せて形成する。
同様にGはYとCとを重ね合せ、BはCとMとを重ね合
せて形成する。また、Y,M,Cの3色を重ね合せると黒に
なるので、原理的には3原色で十分であるが、3色混合
による黒は濁った感じになる。このため、黒を独立のイ
ンクとしてカラー記録装置を構成するのが一般的であ
る。
[発明が解決しようとする課題] ところで、インクジェット記録装置においては、記録
媒体として紙を用い、これにインクを吸収させて図形,
文字,記号等を形成する場合があるが、紙のインク吸収
容量にも限界がある。そして、カラーインクジェット記
録装置のように色を重ね合わせて図形,文字,記号等の
画像情報を形成すると、1色のインクで記録を行った場
合と、2色のインクを重ね合わせて記録を行った場合と
では記録用紙上でのインク量が違ってしまう。そのた
め、用紙のインク吸収限界容量を越えるとインクがにじ
んでしまい、画質品位を著しく損ねてしまうことがあっ
た。この問題点は、一般に記録媒体としてその記録装置
の仕様等に合わせて指定されている用紙(指定紙)を用
いない場合に生じ易いものである。
そこで、本発明は上述の問題点を除去し、記録媒体が
指定紙以外であっても高画質・高品位の記録が得られる
カラーインクジェット記録方法およびその装置を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明による第1の形態は、複数色のインクを用い、
インク吸収能力が異なる複数の記録媒体に対して入力画
像情報に対応した多色画像を記録可能なカラーインクジ
ェット記録装置を用いて記録を行うカラーインクジェッ
ト記録方法であって、前記インク吸収能力が相対的に劣
る記録媒体に記録を行う場合、前記複数色のインクのう
ち特定色のインクについては、記録情報を間引いて記録
を行った後、さらに間引きされた記録情報の記録を行
い、前記特定色以外の色のインクについては記録情報を
間引いて記録を行い、間引きされた記録情報の記録は行
わないことを特徴とするカラーインクジェット記録方法
にある。
また、本発明による第2の形態は、複数色のインクを
用い、インク吸収能力が異なる複数の記録媒体に対して
入力画像情報に対応した多色画像を記録可能なカラーイ
ンクジェット記録装置であって、前記インク吸収能力が
相対的に劣る記録媒体に記録を行う場合、前記複数のイ
ンクのうち特定色のインクについては、記録情報を間引
いて記録を行う走査と、間引きされた記録情報の記録を
行う走査とにより記録を行い、前記特定色以外の色のイ
ンクについては記録情報を間引いて記録を行い、間引き
された記録情報の記録は行わないように制御する制御手
段を具えたことを特徴とするカラーインクジェット記録
装置にある。
ここで、特定色はブラックであってもよい。
〔作用〕
本発明によると、記録媒体が指定紙以外のインク吸収
能力が相対的に劣るものであるような場合、高い記録品
位で記録する必要がある特定色については、記録情報を
間引いて記録が行われた後、さらに間引きされた記録情
報の記録が行われるように制御手段が機能する。これに
より、最終的には間引きが行われずに複数回に分けて記
録が行われる状態となる。
特定色以外の色のインクによって記録情報の記録を行
う場合、制御手段は、記録情報を間引いて記録を行わ
せ、間引きされた記録情報の記録を行わないようにする
ことで、インク量が少なくなってにじみが抑制される。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第1図は、本発明の好適な一実施例として、電気熱変
換体を吐出エネルギ発生手段に有する所謂バブルジェッ
ト方式のカラーインクジェット記録装置の構成の一例を
示す。
第1図において、用紙またはプラスチックシートなど
の記録媒体1は、記録領域の上下に配置された一対のロ
ーラから成る搬送ローラ2,3によって支持され、シート
送りモータ4で駆動される搬送ローラ2によって矢印A
方向へ搬送される。搬送ローラ2,3の前方にはこれと平
行にガイドシャフト5が設けられている。このガイドシ
ャフトに沿ってキャリッジ6がキャリッジモータ7の出
力によりワイヤ8を介して矢印B方向に往復駆動され
る。
キャリッジ6には、バブルジェット方式のインクジェ
ットヘッドである記録ヘッドユニット90が搭載されてい
る。この記録ヘッドユニット90は、カラー画像作成用の
ものであり、走査方向に配列され、シアン(C),マゼ
ンタ(M),イエロー(Y),ブラック(BK)の各色の
インクに対応させて設けた4個の記録ヘッド9、すなわ
ち9A,9B,9C,9Dから成っている。各記録ヘッド9の前
面、すなわち記録媒体1と所定間隔(例えば0.8mm)を
おいて対向する面には複数(例えば32個または128個)
のインク吐出口を縦1列に配置した記録部が設けられて
いる。
第2図は、記録ヘッド9(記録ヘッド9A〜9Dのいずれ
でも同じ)のインク吐出部の部分縦断面を模式的に示
す。
第2図において、記録媒体1に対向する面には、縦方
向に所定ピッチで複数のインク吐出口10が形成され、記
録情報に基いて各インク吐出口10の電気熱変換体(発熱
抵抗体など)11を駆動(通電加熱)してインク内にバブ
ル(泡)11Aを発生せしめ、このときの圧力により、飛
翔インク滴12を形成し、記録媒体1の所定パターンでイ
ンクドットを付着させながら記録が行われる。
各記録ヘッド9には、上述のように駆動を行うための
駆動回路(ドライバ)29の回路基板が装着されている。
再び第1図を参照するに、記録装置の制御回路(CP
U)やこれに併設されたROM,RAM等を含む制御部は制御基
板15上に形成されており、この制御部は、コンピュータ
等のホスト装置14から指令信号やデータ信号(記録情
報)を受信し、これに基いて各種モータ等の駆動源など
とともに前記ヒートドライバ13を介して各記録ヘッド9A
〜9Dに電気熱変換体の駆動電圧(ヒート電圧)を印加す
る。
記録装置の外装ケース(不図示)に取付けられる操作
パネル160には、オンライン/オフライン切換えキー16
A,ラインフィードキー16B,フォームフィードキー16C,記
録モード切換えキー16D等のキー設定部の他、いくつか
のアラームランプ16Eや電源ランプ16F等の警告ランプを
含む表示部が設けられている。
第3図は、第1図示のバブルジェット方式のインクジ
ェット記録装置の制御系を示すブロック図である。
第3図において、マイクロプロセッサ形態のCPU21
は、インターフェイス22を介してコンピュータ等のホス
ト装置14に接続されており、ホスト装置14からデータメ
モリ23に読み込まれた指令信号(コマンド)や記録情報
信号、ならびにROM形態のプログラムメモリ24やRAM形態
のワーキングメモリ25等に格納されたプログラムやデー
タに基いて記録動作を制御する。
CPU21は、出力ポート26およびモータードライバ27を
介してキャリッジモータ7(第1図)やシート送りモー
タ4(第1図)を制御するとともに、データメモリ23に
格納されている記録情報に基きヘッド制御回路29を介し
て記録ヘッド9を制御する。
第3図中の参照符号30は、シートセンサであり、搬送
ローラ2と3(第1図)との間に記録媒体1が存在する
か否かを検出し、入力ポート31を介してCPU21に検出信
号が伝達される。
前述した操作パネル160上の各操作キー16A〜16D(第
1図)からの出力は、入力ポート32を介してCPU21に伝
達され、また、アラームランプ16Eや電源ランプ16F等の
警告ランプに対しては、出力ポート36を介して制御信号
が供給される。
第3図中の符号33は、装置の外装の底面部分などに設
けられたDIPスイッチであり、その出力は入力ポート34
を介してCPU21に伝達される。
また、第3図において、電源回路28からは、制御ロジ
ック回路を動作させるためのロジック駆動電圧VCC(5
V),各種モータ駆動電圧VM(30V),リセット電圧RESE
T,各記録ヘッド9のドット形成素子(電気熱変換体11)
を加熱するためのヒート電圧(ヘッド電圧)VH(25
V),および記録ヘッド9保護用のバックアップ電圧VDD
Hが出力される。
そして、ヒート電圧VHは記録ヘッド9に、バックアッ
プ電圧VDDHはヘッド制御回路29および記録ヘッド9に、
それぞれ印加される。
第4図は本実施例に係る装置のデータ受信時における
CPU21の処理手順の一例を示す。なお、この処理手順は
第3図のプログラムメモリ24にあらかじめ格納されてい
る。
本例は、記録媒体1が指定紙か指定紙以外かを示す識
別情報を発生する情報発生手段として、DIPスイッチ3
3、またはパネル上の操作キー16、または指定紙通路に
設けた検出スイッチ(図示せず)、または指定紙用紙カ
セット挿入有無スイッチ(図示せず)、またはロール紙
形態の指定紙装着スイッチ(図示せず)等を用い、これ
らのスイッチからの識別情報に応じて処理を行う場合で
ある。この指定紙か指定紙以外かの識別情報は、例えば
検出用スイッチがONのときに指定紙を示すものとする。
CPU21はまず、電源投入時等の制御部イニシャライズ
(ステップS100)の後に、例えばDIPスイッチ33の場合
は入力ポート34を介してスイッチの状態を示す識別情報
を検出する(ステップS101)。次に、CPU21は本記録装
置と接続されたホスト装置14からの制御コマンド、およ
び記録データの入力をインターフェイス22を介して監視
しつつ待機する(ステップS102)。
CPU21はホスト装置14からの規定量(受信バッファの
容量または1走査)分の記録データの受信終了を判別
(ステップS104)するまで、ステップS102〜S104の手順
を繰り返す。
次に、CPU21はステップS104において受信終了を判別
すると、ステップS105においてデータメモリ23に設けた
記録用YMCBkバッファに受信したデータに色変換を施し
(RGB→YMCBk)、格納する。
以上のように受信用RGBバッファから記録用YMCBkバッ
ファに記録データを格納した後、CPU21は第5図(A)
および(B)の記録処理手順を実行する。
ここではまずデータメモリ23に設けたRGBバッファか
らYMCBkバッファにデータを展開した後、CPU21は往方向
(第1図のPT方向)の記録を開始する(ステップS30
0)。
次のステップS301においてCPU21はキャリッジ6をPT
方向に移動するために出力ポート26からドライバ27を介
してキャリッジモータ7を正転駆動する。
次に、本実施例に係る間引き制御を実行すべく、CPU2
1は現在の主走査が副走査方向上の奇数サイクルか偶数
サイクルかを後述する記録サイクルカウンタ値を参照す
ることにより判別する(ステップS302)。奇数サイクル
と判別された場合にはステップS303において制御回路29
より奇数ドットをマスクした形をもってヘッド9に対し
最初はC色の記録データをセットする。一方、ステップ
S302で偶数サイクルと判別した場合にはステップS304に
おいて制御回路29より偶数ドットをマスクした形をもっ
てヘッド9に対し同じくC色の記録データをセットす
る。
当該セットの後、ステップS305においてヘッド9に規
定のパルスを印加する。このときのパルス幅はハードウ
ェアもしくはソフトウェアによるタイマt1により規定す
ることができる。このタイマのタイムアップ後、ヘッド
9の通電を停止する(ステップS306,307)。
これと共に、ステップS307においては1回の通電ごと
にワーキングメモリ25に設けてある記録サイクルカウン
タを+1歩進する。その記録サイクルカウンタによりス
テップS308にて記録完了か否かを判別する。ステップS3
08において、記録サイクルカウンタが1回の走査におけ
る規定記録ドット数をこえていない場合にはステップS3
01に復帰してステップD301〜S308の動作を繰り返す。
ステップS308において記録サイクルカウンタが規定記
録ドット数をこえたと判定された場合にはステップS309
に進み、記録サイクルカウンタをクリアしキャリッジリ
ターン処理を実行して1色の印字が完了する。次のステ
ップS310において4色すべてが逆千鳥部間引き制御が完
了したかを判別し、未完了時にはステップS311において
例えばC→M→Y→Bkの順とする記録順に従ってステッ
プS301〜S310の動作を繰り返す。
ステップS310で肯定判定がなされると第5図(B)の
手順に進み、CPU21は、本例ではBk色については千鳥部
印字を実行するべく各サイクルのマスクパターンを逆に
する制御を行い、ステップS301〜S308と同様な制御を実
行する(ステップS312〜S319)。
そして、CPU21は4色の逆千鳥部間引きパターン記録
およびBk色の逆千鳥部補足パターン記録を行わせた後、
1ライン分の紙送りを行わせ(ステップS320)、ステッ
プS321においてキャリッジリターンを実行する。
本例では、指定紙以外の記録媒体に対して記録を行う
場合、C,M,Y,Bkの各インクについて各1回の主走査でド
ット間引きによる記録が行われ、さらにBkについては2
回目の主走査で間引き部分を埋めるような記録を行うこ
とにより結果として間引きが行われない。一般に、文字
等のキャラクタについてはこれがBkで形成される場合が
多いため、間引きが行われると品位が低くなるおそれが
あるが、本例ではそのような問題が生じず、しかもC,M,
Yで形成されることの多い画像等のイメージもにじみな
く記録が行われる。また、Bkは1回の主走査で間引きな
く記録されるのではなく、複数回の主走査で記録され、
1回目に記録されたインクが記録媒体に十分に吸収され
てから2回目の記録が行われるために、にじみが生じに
くくなる。
なお、Bkに関して品位の低下が問題とならないのであ
れば、Bkについて複数回の記録を行わずに間引き状態の
ままとしてもよい。この場合には、上記ステップS310で
肯定判定がなされた後に直ちに紙送りを行ってリターン
すればよい。また、第5図(B)に示す手順には操作者
による指示に応じて移行するようにしてもよく、あるい
はキャラクタ記録の場合とイメージ記録の場合との判別
が可能であれば、当該判別に応じて第5図(B)の手順
の起動の有無を定めるようにすることもできる。さら
に、Bk以外の特定色について第5図(B)と同様な手順
が選択的に行われるようにすることもできる。加えて、
記録媒体が指定紙等適切な吸収性をもつものであれば、
間引きを行わずに公知の態様にて記録を行うことができ
る。
(その他) なお、本発明は、特にインクジェット記録方式の中で
もバブルジェット方式の記録ヘッド、記録装置において
優れた効果をもたらすものである。かかる方式によれば
記録の高密度化,高精細化が達成できるからであり、記
録パターン等によって吸収の良否が生じることが予測さ
れるからである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特
許第4723129号明細書,同第4740796号明細書に開示され
ている基本的な原理を用いて行うものが好ましい。この
方式は所謂オンデマンド型,コンティニュアス型のいず
れにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の場合
には、液体(インク)が保持されているシートや液路に
対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報に対
応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与える少な
くとも1つの駆動信号を印加することによって、電気熱
変換体に熱エネルギを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用
面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信号に一対
一対応した液体(インク)内の気泡を形成できるので有
効である。この気泡の成長,収縮により吐出用開口を介
して液体(インク)を吐出させて、少なくとも1つの滴
を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時
適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優
れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。
このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第446335
9号明細書,同第4345262号明細書に記載されているよう
なものが適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率
に関する発明の米国特許第4313124号明細書に記載され
ている条件を採用すると、さらに優れた記録を行うこと
ができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示さ
れているような吐出口,液路,電気熱変換体の組合せ構
成(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用部が
屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許
第4558333号明細書,米国特許第4459600号明細書を用い
た構成も本発明に含まれるものである。加えて、複数の
電気熱変換体に対して、共通するスリットを電気熱変換
体の吐出部とする構成を開示する特開昭59−123670号公
報や熱エネルギの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応
させる構成を開示する特開昭59−138461号公報に基いた
構成としても本発明の効果は有効である。すなわち、記
録ヘッドの形態がどのようなものであっても、定着を確
実に効率よく行いうるからである。
さらに、記録装置が記録できる記録媒体の最大幅に対
応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドに対
しても本発明は有効に適用できる。そのような記録ヘッ
ドとしては、複数記録ヘッドの組合せによってその長さ
を満たす構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッド
としての構成のいずれでもよい。加えて、上例のような
シリアルタイプのものでも装置本体に装着されること
で、装置本体との電気的な接続や装置本体からのインク
の供給が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッ
ド、あるいは記録ヘッド自体に一体的に設けられたカー
トリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は
有効である。
さらに加えて、本発明カラーインクジェット記録装置
の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像
出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組合せ
た複写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ
装置の形態を採るものであってもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば記録媒体が指定
紙以外であっても高画質・高品位の記録が得られるカラ
ーインクジェット記録方法およびその装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用して好適なバブルジェット式のイ
ンクジェット記録装置の一構成例を示す斜視図、 第2図は第1図の記録ヘッドの部分縦断面図、 第3図は第1図示の記録装置の制御系の一構成例を示す
ブロック図、 第4図,第5図(A)および(B)は第3図示の制御系
による記録処理手順の一例を示すフローチャート、 第6図(A)および(B)はインクジェット記録方式に
おける減法混色法を説明するための説明図である。 6……キャリッジ、7……キャリッジモータ、9……記
録ヘッド、11……ヒータ、13……ヘッド駆動回路、14…
…ホスト装置、21……CPU。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数色のインクを用い、インク吸収能力が
    異なる複数の記録媒体に対して入力画像情報に対応した
    多色画像を記録可能なカラーインクジェット記録装置を
    用いて記録を行うカラーインクジェット記録方法であっ
    て、 前記インク吸収能力が相対的に劣る記録媒体に記録を行
    う場合、前記複数色のインクのうち特定色のインクにつ
    いては、記録情報を間引いて記録を行った後、さらに間
    引きされた記録情報の記録を行い、前記特定色以外の色
    のインクについては記録情報を間引いて記録を行い、間
    引きされた記録情報の記録は行わないことを特徴とする
    カラーインクジェット記録方法。
  2. 【請求項2】前記特定色はブラックであることを特徴と
    する請求項1に記載のカラーインクジェット記録方法。
  3. 【請求項3】複数色のインクを用い、インク吸収能力が
    異なる複数の記録媒体に対して入力画像情報に対応した
    多色画像を記録可能なカラーインクジェット記録装置で
    あって、 前記インク吸収能力が相対的に劣る記録媒体に記録を行
    う場合、前記複数のインクのうち特定色のインクについ
    ては、記録情報を間引いて記録を行う走査と、間引きさ
    れた記録情報の記録を行う走査とにより記録を行い、前
    記特定色以外の色のインクについては記録情報を間引い
    て記録を行い、間引きされた記録情報の記録は行わない
    ように制御する制御手段を具えたことを特徴とするカラ
    ーインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】前記特定色はブラックであることを特徴と
    する請求項3に記載のカラーインクジェット記録装置。
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