JP2751873B2 - フライス用スローアウェイチップおよびそれを用いたフライス用カッタ - Google Patents
フライス用スローアウェイチップおよびそれを用いたフライス用カッタInfo
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Description
ス切削において正面フライスカッタに組込まれるスロー
アウェイチップおよびそれを用いたフライス用カッタに
関し、特に、鋳鉄部品の超高速フライス切削を可能に
し、かつ寿命の長期化を可能としたフライス用スローア
ウェイチップおよびそれを用いたフライス用カッタに関
するものである。
プは、特にねずみ鋳鉄のフライス切削に用いることによ
り、大きな効果を奏する。
リンダヘッドなどの鋳鉄部品の正面フライス切削は、従
来より一般に、超硬合金チップ、コーティングチップ、
セラミックスチップなどを使用して切削されている。従
来のフライス用スローアウェイチップは、ネガティブラ
ンド角が、超硬合金を用いた場合は15°、立方晶窒化
硼素焼結体(以下「CBN焼結体」と記す)を用いた場
合は25°がそれぞれ公知で一般的である。
チップ、コーティングチップでは切削速度V=150〜
250m/min、セラミックスチップで切削速度V=
400m/min程度が実用的に用いられている範囲で
ある。それ以上に切削速度を速くすることは、チップ寿
命を低下させるだけであり、加工コストが上昇するた
め、好ましくない。
可能な機械加工設備が次々に開発されており、このよう
な機械加工設備に対応可能な切れ刃工具を提供すること
が要望されてきている。
向上に繋がり、切削工具材料としてCBN焼結体を用い
ることによって、切削速度をセラミックスチップの3倍
以上にすることが可能であることが、従来より周知であ
る。
焼結体は、その特性上他の切削工具材料よりも靱性が低
いために欠損を起こしやすく、また熱的影響を受けやす
いために熱クラックが発生しやすい。したがって、ただ
単にCBN焼結体を切れ刃に用いたとしても、十分な寿
命を得ることができない場合が多いという問題がある。
00m/min以上、さらには1000m/min以上
の高速切削において、被切削物の仕上げ面を良好に仕上
げるとともに、十分な工具寿命を得ることが可能なフラ
イス用スローアウェイチップおよびそれを用いたフライ
ス用カッタを提供することを目的とする。
明の請求項1に記載のフライス用スローアウェイチップ
は、WC,Coを含む超硬合金からなる台金と、この台
金にろう付けされるかまたは台金と一体焼結された、立
方晶窒化硼素焼結体からなる切れ刃とを備えている。切
れ刃は、副切れ刃角βが30°以上60°以下の副切れ
刃3と、これに連続するさらえ刃状の主切れ刃4とを含
み、さらに切れ刃は、30°以上45°以下のネガティ
ブランド角θ、および0.05mm以上0.40mm以
下ネガティブランド幅Lを有し、副切れ刃が直線状をな
している。
スローアウェイチップは、請求項1に記載の構成におい
て、切れ刃のネガティブランド幅Lが0.075mm以
上0.30mm以下であることを特徴とする。
ーアウェイチップは、副切れ刃3に連続するさらえ刃状
の切れ刃4が、200mm以上400mm以下の曲率半
径を有する円弧状であることを特徴とする。
タは、複数個のスローアウェイチップを備えた正面フラ
イス切削用のフライスカッタであって、当該複数個のス
ローアウェイチップのすべてが、請求項1ないし3のい
ずれかに記載のフライス用スローアウェイチップである
ことを特徴とする。
ウェイチップの構成によれば、副切れ刃角βが30°以
上であることにより刃先に熱的影響を受けにくくなり、
熱クラックの発生が防止される。また副切れ刃角βが6
0°以下であることにより、切削抵抗の増大が防止さ
れ、切れ味が良好に保たれる。
5°以下とすることにより、800〜1000m/mi
n以上の高速フライス切削加工を可能とする。従来のC
BN焼結体工具においては、ネガティブランド角θは2
5°が標準であったが、それよりもネガティブランド角
θを大きくすることによって、そのような高速フライス
切削加工が可能となった。従来は、ネガティブランド角
θを大きくすると切削抵抗が大きくなりすぎて、実用的
ではないとされていたが、本願発明においては、800
m/minを超える高速フライス切削加工において、特
にねずみ鋳鉄を切削対象とする場合に、被削材の強度が
急速に低下することにより、ネガティブランド角θが大
きくても、切削を可能とするものである。
mm以上にすることにより、副切れ刃3およびさらえ刃
状の切れ刃4の欠損の発生が抑制される。ネガティブラ
ンド幅Lを0.40mm以下にする理由は、図19に示
すように、一般的なCBN層の厚み(図19および図2
0に示す寸法t)が約0.8mm程度であるから、この
CBN層の厚みtの内側に切れ刃稜線8を形成させるた
めである。たとえばネガティブランド角θを45°、ネ
ガティブランド幅Lを1.2mmに設定すると、図20
に示すように、ネガティブランドが大きくなりすぎて、
実際の切れ刃稜線8がCBN焼結体で形成されない事態
となる。さらにCBN焼結体はその硬度が非常に高く、
超硬合金などに比べて研削することが困難である。その
ため、無意味にネガティブランド幅Lを大きくすること
は、ネガティブランドの加工時間が大幅に増加すること
になり、結果的にスローアウェイチップの加工コストが
高くなるため、好ましくない。
すことによって始めて達成されるものであり、副切れ刃
3を曲線状に形成すると、所望の効果を得ることができ
ない。その理由は、副切れ刃3を直線状にすることによ
り、曲線状に形成する場合に比べて、同一の切込み量で
は被削材との接触長さを短くすることができるためであ
る。
2に記載のように、0.075mm以上0.30mm以
下であることが好ましい。それは、ネガティブランド幅
Lが0.075mm以上であることにより切れ刃の欠損
抑制の効果がさらに確実なものとなり、0.30mm以
下であることによりCBN層の厚さがさらに十分に確保
され、ネガティブランドを加工する作業時間の増大を防
止する効果がさらに確実なものとなるためである。
に記載した円弧状であることにより、切れ刃が直線状の
スローアウェイチップよりも、仕上げ面粗さの向上を図
ることができる。図21にさらえ刃状の切れ刃の一例を
示す。円弧状の刃型の曲率半径Rを200mm〜400
mmとしたのは、曲率半径が400mmよりも大きくな
ると、同一切込み量においてさらえ刃状の切れ刃4と被
削材との接触長さが曲率半径の小さい場合より長くな
る。切削抵抗が増大し、切削中にビリビリ現象が発生す
るためである。また、曲率半径Rを200mmより大き
くしたのは、200mmよりも小さいと、直線状のさら
え刃形状のスローアウェイチップに比べて、被削材の仕
上げ面粗さがほとんど改善されないからである。
ス用スローアウェイチップは、超硬合金製チップやセラ
ミックスチップと併用すること、すなわちカッタにこれ
らの材料の異なるスローアウェイチップを混在させて使
用することもできる。このような併用によるフライス切
削においては、本発明のスローアウェイチップは、ワイ
パーチップとして用いられ、被削面の仕上げ面粗さを向
上させる効果がある。しかしながら、超硬合金製チップ
やセラミックスチップの場合には、高速のフライス切削
には耐久性がないため、高速切削を行なう場合には、請
求項4に記載の本発明のフライス用カッタのように、カ
ッタに取付けられる複数のスローアウェイチップのすべ
てが請求項1ないし3のいずれかに記載の本発明のスロ
ーアウェイチップを用いることが好ましい。
いて説明する。本発明が適用されるフライス用スローア
ウェイチップの代表的な態様としては、図2に示すもの
が挙げられる。図2に示すスローアウェイチップは、W
C,Coを含む超硬合金からなる台金1と、その上面コ
ーナ部近傍にろう付けされた、切れ刃を形成するCBN
焼結体2から成り立っている。CBN焼結体2は、その
コーナ部上縁に副切れ刃3を有し、さらにこの副切れ刃
3に連続して、さらえ刃状の切れ刃4を有している。図
3には、図2に示すスローアウェイチップの台金1とC
BN焼結体2とがろう付けされる前の分離された状態を
示している。CBN焼結体2は、図3に示すように、超
硬合金からなる支持層2aとCBN層2bとが積層状態
で一体焼結により構成されている。
体からなる切れ刃をろう付けしたスローアウェイチップ
の他の態様として、図4および図5に示す形状を有する
ものが挙げられる。さらに、図6に示すように、細長い
ブロック状の超硬合金からなる台金1の一端近傍の上面
のみにCBN焼結体2をろう付けしたものも用いられ
る。
ェイチップは、いずれも台金1にCBN焼結体2をろう
付けによって接合したものであるが、図7に示すよう
に、超硬合金からなる支持層2aとCBN焼結体からな
るCBN層2bとを一体焼結によって形成したスローア
ウェイチップにも、本発明を適用することができる。
(a)(b)に示すような正面フライスカッタの切れ刃
として組込まれる。図15(a)(b)においては、図
2に示す形状のスローアウェイチップが正面フライスカ
ッタの本体5に組込まれて例が示されており、スローア
ウェイチップの台金1が、押さえ金6とクランプねじ7
によってカッタ本体5に固定されている。図23(a)
は、図15(a)の矢印E方向から見た斜視図であっ
て、スローアウェイチップがカッタ本体に組込まれた状
態を3次元的に示している。また、図23(b)は、図
23(a)のスローアウェイチップの刃先部Bの拡大図
であり、副切れ刃角β、ネガティブランド角θ、ネガテ
ィブランド幅L、スローアウェイチップの逃げ角αを示
したものである。
チップの作用効果を実証するための実験を含む具体的な
実施例について、図面を参照して説明する。
は、図1に示すように、副切れ刃3およびさらえ刃4が
設けられ、場合によってはネガティブランドが付され
る。CBN焼結体を切れ刃として用いる場合、副切れ
刃、ネガティブランド角およびネガティブランド幅の設
定が非常に重要な意味を有することが、以下の実験結果
によって判明した。
も、図2に示した態様のスローアウェイチップが使用さ
れ、その平面形状および右側面形状は、それぞれ図1の
(a)および(b)に示すとおりである。また副切れ刃
角βは図1(a)において定義され、ネガティブランド
角θおよびネガティブランド幅Lは、図1(c)におい
て定義されている。
る逃げ角は、0°および鋭角のいずれでもよい。鋭角の
場合には、5°〜20°の範囲の角度が用いられる。以
下の実施例においては、逃げ角αを15°に設定した。
ェイチップは、いずれも、副切れ刃3を直線状に形成し
たものを用いた。その理由は、図17および図18に基
づいて、次のように説明される。切れ刃の副切れ刃近傍
の平面形状としては、図17(a)ないし(c)に示す
ように、副切れ刃が直線状のもの、円弧状のもの、およ
び直線と円弧とが組合せられたものが考えられる。従来
は主として図17(b)に示す円弧状のものが用いら
れ、直線状のものは使用されていなかった。しかしなが
ら、図18の(a)と(c)を対比するとわかるよう
に、切込み量dが同一の場合において、副切れ刃と被切
削材との接触長さlは、図18(a)に示す副切れ刃が
直線状の場合に比べて(c)に示す副切れ刃が円弧状の
場合のほうが長くなる。したがって、副切れ刃が円弧な
どの直線状の場合には、切削時の熱的な影響が大きくな
り、熱クラックが発生しやすくなるという問題がある。
それに対し本発明のスローアウェイチップのように副切
れ刃を直線状に形成することにより、同一の切込み量に
おいて被削材との接触長さを最小にすることができ、熱
的な影響を受けにくくなって熱クラックの発生が抑制さ
れる。
ついては、直線の形状でもよいが、以下の実施例では、
直線状ではなく、200〜400mmの曲率半径の円弧
状のものを用いた。こうすることにより、仕上面粗さの
向上が狙える。
mに固定し、副切れ刃角βおよびネガティブランド角θ
を変化させることによって実験を行なった。この実験に
おいては、ねずみ鋳鉄(FC250)からなる幅25m
m×長さ150mmの板材を2枚使用し、図22に示す
ように2枚の板材12a,12bをセットし、直径20
0mmの正面フライスカッタ13に、まず図8に示す実
験No.1のスローアウェイチップを1枚取付けて、切
削速度1000m/min、送り0.15mm/刃、切
込み0.5mmの条件で100パスの切削を行ない、切
れ刃の損傷状態を調べた。その後同様に、図8に示す実
験No.2ないし12のスローアウェイチップについて
も、順次同様の実験を行なった。テストを100パスで
止めているのは、100パス切削後であれば、実験に使
用した各種刃型の刃先の損傷状況を正確に比較できるか
らであって、決して100パスで工具寿命に必ず達する
というわけではない。
いては、正面スライスカッタ13が矢印G方向に回転
し、板材12a、12bが矢印F方向に送られる。ま
た、図22中の寸法L1,W1およびW2は、それぞれ
150mm,25mmおよび65mmである。
ップの刃先損傷状態が図8に示すようになった。図8に
示した刃先損傷状態は、刃先の熱亀裂の発生や逃げ面摩
耗の状況を示したものであり、それぞれの拡大詳細図を
図9の(a)および(b)に示す。図9の(a)は切れ
刃の熱亀裂発生のようすを示したものであり、参照番号
9で指し示す部分が熱亀裂を示している。一般に、この
熱亀裂の数が多くなるにつれ、また亀裂の深さが深くな
るにつれて、刃先の損傷形態は亀裂から欠損へと変わっ
ていく。そのため、この熱亀裂の数が少ないほど、また
その深さが浅いほど長い高寿命を得ることができる。
摩耗を示しており、刃先に丸みを帯びながら逃げ面摩耗
が発生している状態が示されている。この場合は、熱亀
裂がないため、逃げ面摩耗幅が小さいものほど、長い高
寿命を得ることが可能になる。図8に示した実験結果の
刃先損傷状態により、まず副切れ刃角βに関係なく、ネ
ガティブランド角θが大きくなるにつれて、熱亀裂の発
生が徐々に抑制され、熱亀裂の本数が少なくなっている
ことがわかる。
れ刃角βを変化させた場合、副切れ刃角βが小さいほど
刃先に熱的影響を受けやすく、熱クラックの発生が多
く、βが大きくなるにつれて熱亀裂の発生が少なくな
り、逃げ面摩耗が多くなることがわかった。図8の実験
No.1からNo.12までのスローアウェイチップの
中で、熱亀裂が少なくかつ逃げ面摩耗も少ないのは、実
験No.8の場合、すなわちネガティブランド角θが4
5°、副切れ刃角βが45°の場合であった。
との関係は、図18の(a)と(b)とを比較すること
により次のように説明される。まず副切れ刃角βが比較
的小さい場合には、図18(a)に示すように、所定の
切込み量dにおける被削材と副切れ刃との接触長さlが
比較的長くなるが、βが大きくなると、図18(b)に
示すように、同じ切込み量dにおける副切れ刃と被削材
との接触長さlは大幅に短くなっている。接触長さlが
長いほど切削時の熱的影響を受けやすいことから、副切
れ刃角βを大きくするほど、切削時の熱的影響を小さく
できることがわかる。
ックの発生は防止されるが、実際の切屑厚みが増大し、
切削抵抗が増加するため、切れ刃エッジが丸みを帯びな
がら逃げ面摩耗が増加し、切れ味が低下した。このとき
の切れ刃の損傷状態は、図9(b)に示した図に基づい
て既に詳細に説明したとおりである。
ィブランド角θが25°の場合には熱クラックが入りや
すく、クラックの深さも深くなる。θ=45°の場合に
は熱クラックが入りにくくなり、たとえ熱クラックが入
ったとしてもその進行が遅い。この実験結果から、熱ク
ラックの発生を極力抑えるとともに切れ刃エッジの刃立
性を保持させる適切な刃形形状は、副切れ刃角βが30
°ないし60°の範囲にあり、ネガティブランド角θが
30°ないし45°の範囲内にあることであることが判
明した。
ィブランド角θとの関係をさらに詳しく調べるため、図
10に示すようにそれぞれの角度の組合せを変えて実験
を行なった。このときのネガティブランド幅Lは0.2
mmに固定した。被削材として、実施例1で用いたもの
と同じものを使用し、切削速度1500m/min、送
り0.15mm/刃、切込み0.5mmの条件で、図1
6に示す幅wで定義される逃げ面摩耗幅が0.2mmに
至るパス回数を調べた。使用したカッタは、200mm
の直径を有する、実施例1で使用したものと同一であ
り、このカッタにネガティブランド角θ、副切れ刃角β
を変化させたスローアウェイチップを1枚組込んで切削
した。
200パスが切削可能な範囲は、副切れ刃角βが30°
〜60°であり、ネガティブランド角θ30°〜45°
であることが実証された。また、このような切れ刃を用
いた正面フライス切削より、JIS規格で6.3Z以上
の仕上面粗さが得られた。なお、本実施例では、スロー
アウェイチップを1枚しかカッタ本体に組込んでいない
ため、180〜200パス切削後に逃げ面摩耗が0.2
mmに達しているが、実際にたとえば自動車エンジンの
シリンダブロックなどを加工するときは、一般には8枚
以上のスローアウェイチップを組込んで加工するため、
工具寿命としては200パスの8枚分ということにな
り、したがって1600パス以上の寿命が期待できる。
からなるスローアウェイチップとの寿命比較を行なうた
め、次のような実験を行なった。直径200mmの正面
フライスカッタに超硬合金(K10)、セラミックス
(Al2 O3 −TiC)、およびCBN焼結体のそれぞ
れからなる切れ刃チップを取付けて、送りf=0.15
mm/刃、切込みd=0.5mmを一定とし、切削速度
Vm/minを変化させて切削し、逃げ面摩耗幅0.2
mmに達したときの切削パス数を調べた。被削材として
は、実施例1で用いたものと同じものを使用した。CB
N焼結体としては、上記実施例1の実験No.1,4お
よび8において使用したものを用いた。
である。図11からわかるように、超硬合金からなるス
ローアウェイチップでは、切削速度150m/minで
切削したところ、逃げ面摩耗の発生が速く、5パス切削
しただけで逃げ面摩耗幅0.2mmに達した。またセラ
ミックスからなるスローアウェイチップでは、切削速度
400m/minで同様に切削したところ、逃げ面摩耗
幅0.2mmに至るパス回数は10パスであった。
400m/min〜1500m/minまでの範囲を変
化させて切削したところ、セラミックスと同じ条件の切
削速度400m/minではCBN焼結体のスローアウ
ェイチップが逃げ面摩耗幅0.2mmに至るパス回数
は、実験No.1,4および8のいずれのスローアウェ
イチップにおいても、50〜60パスであり、セラミッ
クスの場合の5〜6倍の工具寿命が得られた。切削速度
を上昇させていくに従い、さらに寿命の延長が可能とな
り、切削速度1500m/minでは実験No.1のC
BN焼結体のスローアウェイチップでは90パス、実験
No.4のチップでは140パスで熱クラックのために
欠損したが、実験No.8のCBN焼結体のスローアウ
ェイチップにおいては200パスの切削を行なうことが
可能であり、セラミックスの場合の20倍、超硬合金の
場合の40倍の寿命が得られた。
に、図12(a)(b)に示すように、ネガティブラン
ド幅Lを0.025〜0.40mmの範囲で6種類変化
させ、送りfmm/刃を0.05〜0.30mm/刃の
範囲で変化させて、切れ刃の欠損の有無を調べた。被削
材としては実施例1で用いたものを使用し、直径200
mmの正面フライスカッタにスローアウェイチップを1
枚取付けて、切削速度1500m/min、切込み0.
5mmで上記6種類のスローアウェイチップの切削テス
トを行なった。
βを45°、ネガティブランド角θを30°に設定した
刃型を用いた場合の切削テスト結果を示している。この
刃型においては、ネガティブランド幅Lが0.025m
mおよび0.05mmのときには、すべての送りに対し
て欠損が発生した。しかしながらネガティブランド幅L
が0.075mm以上においては、欠損の発生が抑制さ
れた。
βを45°、ネガティブランド角θを45°に設定した
刃型を用いた場合の切削テスト結果を示している。送り
fが0.05mm/刃および0.10mm/刃において
は、ネガティブランド幅Lが0.05mmにおいても欠
損が発生しなかったが、送りが0.15mm/刃以上に
なると欠損が発生した。
すると、ネガティブランド幅Lは少なくとも0.05m
m以上であることが必要であり、常用送り0.05〜
0.30mm/刃の範囲において欠損を生じさせないた
めには0.075mm以上であることが好ましいことが
わかる。またネガティブランド幅Lの上限値としては、
実験においては0.4mmまで欠損に至ることはなかっ
たが、図19および図20に基づいて既に説明したよう
に、CBN焼結体のCBN層はおよそ0.8mm程度で
あるため、ネガティブランド幅Lを大きく取ることは、
それだけCBN層を薄くさせることにつながり、またそ
れと同時に、ネガティブランド加工の作業時間の増大を
来すという問題を生じる。したがって、ネガティブラン
ド幅Lの上限としては0.4mm以下、さらに好ましく
は0.3mm以下を用いる必要がある。
あるシリンダブロック11の上面11aを、上記実施例
1の実験No.1のスローアウェイチップを用いて、直
径250mmの正面フライスカッタに12枚のスローア
ウェイチップを組込んで、切削速度1500m/mi
n、送り0.15mn/刃、切込み0.5mmの条件で
実際に切削加工を行なった。そのときの切削条件および
寿命の結果は、下記の表1に示すとおりである。また、
実施例1の実験No.8のスローアウェイチップについ
ても、同様の切削加工を行なった。
果においては、実験No.1のスローアウェイチップを
用いた場合には、450台切削後には図14(a)に示
すような熱亀裂が数多く発生し、さらに切削を継続して
600台切削すると、熱クラックの発生によって切れ刃
エッジが図14(b)に示すように脱落して寿命とな
り、実験No.8のスローアウェイチップを用いた場合
には、2500台切削した時点でも図14(c)に示す
ように熱クラックの発生も少なく、熱クラックに起因す
る欠損の発生も認められず、切れ刃に丸みを帯びた逃げ
面摩耗が観察されただけで、再研磨再利用を行なうこと
が可能な状態であった。
ないし3に記載のフライス用スローアウェイチップによ
れば、副切れ刃角、ネガティブランド角およびネガティ
ブランド幅をそれぞれ所定の範囲に設定し、副切れ刃を
直線状にすることによって、熱クラックに起因する欠損
の発生が抑制され、800m/min以上、さらには1
000m/min以上の高速フライス切削においても、
切れ味の低下および熱クラックに起因する切れ刃の欠損
の発生が防止されて工具寿命の延長が図れ、しかも被切
削物の仕上げ面がJIS規格で6.3z以上の良好な仕
上げ状態を得ることができるという特有の効果を生じ
る。その結果、特にねずみ鋳鉄からなる部品の正面フラ
イス切削加工において、顕著に生産性の向上を図ること
ができる。
用カッタによれば、取付けられる複数のスローアウェイ
チップのすべてについて、請求項1ないし3のいずれか
に記載の本発明のスローアウェイチップを適用すること
により、当該スローアウェイチップがフライス切削にお
いて、高速切削が可能で、かつ優れた仕上げ面粗さを得
ることができる。その結果、鋳鉄のフライス切削におけ
る生産性の向上に大きく寄与するフライス用カッタが提
供される。
スローアウェイチップの平面図、(b)は同右側面図、
(c)は(a)におけるA−A断面図である。
チップの代表的な態様を示す斜視図である。
台金と切れ刃がろう付けされる前の分離された状態を示
す斜視図である。
プの切れ刃の形状の変形例を示す斜視図である。
切れ刃の形状の他の変形例を示す斜視図である。
チップであって、細長い台金の一端近傍上面に切れ刃が
ろう付けされた態様の一例を示す斜視図である。
チップであって、台金と切れ刃とが一体焼結された例を
示す斜視図である。
ーアウェイチップの副切れ刃近傍拡大平面図、ネガティ
ブランド角、および実験後の刃先損傷状態を示す図であ
る。
様の顕微鏡写真、(b)は刃先が磨耗した状態の代表的
な例の顕微鏡写真である。
である。
である。
である。
して用いられたシリンダブロックの斜視図である。
発生した切れ刃の状態の顕微鏡写真、(b)は熱亀裂が
進行した切れ刃エッジの脱落した状態の顕微鏡写真、
(c)は実施例5の実験において実験No.8のスロー
アウェイチップの切削テスト後の刃先の摩耗状態の顕微
鏡写真である。
チップが取付けられる正面フライスカッタの平面図、
(b)は同正面図である。
の、副切れ刃近傍を拡大して示す斜視図である。
切れ刃が直線、円弧、および直線と円弧の組合せの場合
を示す、副切れ刃近傍の拡大平面図である。
分を拡大して示す平面図であり、(a)は副切れ刃が直
線状に形成され、副切れ刃角βが比較的小さい場合、
(b)は同じく副切れ刃が直線状で副切れ刃角βが比較
的大きい場合を示し、(c)は副切れ刃が円弧状の場合
を示す図である。
ド幅Lが適正な値で加工され、切れ刃8がCBN層の中
央側に形成された工具の一例を示す図である。
ド幅Lが適正な値より大きく加工され、切れ刃8がCB
N層の外側に形成された場合の工具の切れ刃近傍を拡大
して示す図である。
状の切れ刃を示す図である。
斜視図である。
た部分斜視図、(b)は(a)中の円Bを拡大して示す
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 正面フライス切削用フライスカッタに組
込まれるスローアウェイチップであって、 WC,Coを含む超硬合金からなる台金と、 前記台金にろう付けされるかまたは前記台金と一体焼結
された、立方晶窒化硼素焼結体からなる切れ刃とを備
え、 前記切れ刃は、副切れ刃角βが30°以上60°以下の
副切れ刃3と、これに連続するさらえ刃状の切れ刃4と
を含み、30°以上45°以下のネガティブランド角
θ、および0.05mm以上0.40mm以下のネガテ
ィブランド幅Lを有し、 前記副切れ刃3が直線状である、フライス用スローアウ
ェイチップ。 - 【請求項2】 前記切れ刃の前記ネガティブランド幅L
が0.075mm以上0.30mm以下である、請求項
1記載のフライス用スローアウェイチップ。 - 【請求項3】 前記切れ刃の前記副切れ刃3に連続する
さらえ刃状の切れ刃4が200mm以上400mm以下
の曲率半径を有する円弧状である、請求項1記載のフラ
イス用スローアウェイチップ。 - 【請求項4】 複数個のスローアウェイチップを備えた
正面フライス切削用のフライスカッタであって、前記複
数個のスローアウェイチップのすべてが、請求項1ない
し3のいずれかに記載のフライス用スローアウェイチッ
プであることを特徴とする、フライス用カッタ。
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