JP2751653B2 - 磁気抵抗効果ヘッド - Google Patents
磁気抵抗効果ヘッドInfo
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- JP2751653B2 JP2751653B2 JP3073695A JP7369591A JP2751653B2 JP 2751653 B2 JP2751653 B2 JP 2751653B2 JP 3073695 A JP3073695 A JP 3073695A JP 7369591 A JP7369591 A JP 7369591A JP 2751653 B2 JP2751653 B2 JP 2751653B2
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- Japan
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- magnetoresistive
- head
- film
- shield
- magnetoresistive element
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/33—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only
- G11B5/39—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only using magneto-resistive devices or effects
- G11B5/3903—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only using magneto-resistive devices or effects using magnetic thin film layers or their effects, the films being part of integrated structures
- G11B5/398—Specially shaped layers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
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- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/488—Disposition of heads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置に用
いられる磁気ヘッドに関する。
いられる磁気ヘッドに関する。
【０００２】
【従来の技術】外部記憶ファイルである磁気ディスク装
置の大容量化，高密度化が図られている。ここで用いら
れる磁気ヘッドには、磁気誘導を利用するリング型磁気
ヘッドの他に、低速でも出力の低下がなく磁束応答する
磁気抵抗効果を利用した磁気抵抗効果ヘッド（ＭＲヘッ
ド）がある。このヘッドは、狭トラックでも高出力が得
られるため高トラック密度ヘッドとして注目されてい
る。
置の大容量化，高密度化が図られている。ここで用いら
れる磁気ヘッドには、磁気誘導を利用するリング型磁気
ヘッドの他に、低速でも出力の低下がなく磁束応答する
磁気抵抗効果を利用した磁気抵抗効果ヘッド（ＭＲヘッ
ド）がある。このヘッドは、狭トラックでも高出力が得
られるため高トラック密度ヘッドとして注目されてい
る。
【０００３】磁気抵抗効果ヘッドは、記録分解能を上げ
るため、磁気抵抗素子部を軟磁性膜で挟むいわゆるシー
ルドＭＲヘッドが主流となっている。図４は、媒体側か
ら見た従来のシールドＭＲヘッド面を示す。図に示され
るように軟磁性膜よりなるシールド膜１及び１′間に磁
気抵抗素子膜３が形成され、電極２により通電される。
バイアス磁界は、シャント層４を介して、軟磁性膜５に
発生させる。
るため、磁気抵抗素子部を軟磁性膜で挟むいわゆるシー
ルドＭＲヘッドが主流となっている。図４は、媒体側か
ら見た従来のシールドＭＲヘッド面を示す。図に示され
るように軟磁性膜よりなるシールド膜１及び１′間に磁
気抵抗素子膜３が形成され、電極２により通電される。
バイアス磁界は、シャント層４を介して、軟磁性膜５に
発生させる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、磁気抵
抗効果ヘッドの高トラック密度化の問題として、第１４
回日本応用磁気学会講演会概要集（１９９０）ｐ１５６
「シールド型ＭＲヘッドのオフトラック特性の解析」に
示されているように、シールド幅が隣接トラックにまで
またがった場合、隣接トラックの記録ビットからの磁束
がシールド膜を通して磁気抵抗素子部に回り込み、クロ
ストークノイズを引き起こしＳＮが低下する問題点があ
った。
抗効果ヘッドの高トラック密度化の問題として、第１４
回日本応用磁気学会講演会概要集（１９９０）ｐ１５６
「シールド型ＭＲヘッドのオフトラック特性の解析」に
示されているように、シールド幅が隣接トラックにまで
またがった場合、隣接トラックの記録ビットからの磁束
がシールド膜を通して磁気抵抗素子部に回り込み、クロ
ストークノイズを引き起こしＳＮが低下する問題点があ
った。
【０００５】本発明の目的は、このような問題点を解決
した磁気抵抗効果ヘッドを提供することにある。
した磁気抵抗効果ヘッドを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気抵抗効果
素子を軟磁性膜で両側からシールドした磁気抵抗効果ヘ
ッドにおいて、前記シールド軟磁性膜が、磁気抵抗素子
感知幅より大きい領域において、磁気抵抗素子感知部分
とアジマス角度を有することを特徴とする。
素子を軟磁性膜で両側からシールドした磁気抵抗効果ヘ
ッドにおいて、前記シールド軟磁性膜が、磁気抵抗素子
感知幅より大きい領域において、磁気抵抗素子感知部分
とアジマス角度を有することを特徴とする。
【０００７】
【作用】磁気抵抗効果素子を軟磁性膜で両側からシール
ドした磁気抵抗効果ヘッドにおいて、シールド軟磁性膜
が磁気抵抗素子感知幅より大きい領域において、シール
ド膜に磁気抵抗素子感知部分とアジマス角度をもたすこ
とにより、磁気抵抗素子感知幅より大きい領域のシール
ド膜下にあるそれぞれの隣接トラックからの信号の位相
が異なり、クロストーク量が低減できる。
ドした磁気抵抗効果ヘッドにおいて、シールド軟磁性膜
が磁気抵抗素子感知幅より大きい領域において、シール
ド膜に磁気抵抗素子感知部分とアジマス角度をもたすこ
とにより、磁気抵抗素子感知幅より大きい領域のシール
ド膜下にあるそれぞれの隣接トラックからの信号の位相
が異なり、クロストーク量が低減できる。
【０００８】
【実施例】図１に本発明の磁気抵抗効果ヘッドの基本構
成を示した。図２は図１の磁気抵抗効果ヘッドを媒体面
側から見た側面図である。図１および図２において、図
４に示した従来の磁気抵抗効果ヘッドと同じ部材には同
一の参照番号を付して示している。
成を示した。図２は図１の磁気抵抗効果ヘッドを媒体面
側から見た側面図である。図１および図２において、図
４に示した従来の磁気抵抗効果ヘッドと同じ部材には同
一の参照番号を付して示している。
【０００９】本実施例の磁気抵抗効果ヘッドが従来の磁
気抵抗効果ヘッドと異なる点は、シールド軟磁性膜１，
１′が磁気抵抗素子感知幅より大きい領域において、シ
ールド膜が磁気抵抗素子感知部分とアジマス角度を有し
ていることである。
気抵抗効果ヘッドと異なる点は、シールド軟磁性膜１，
１′が磁気抵抗素子感知幅より大きい領域において、シ
ールド膜が磁気抵抗素子感知部分とアジマス角度を有し
ていることである。
【００１０】図３は本実施例に用いた基板１０を示し、
シールドのテーパ角を形成させるために、図３に示すよ
うにあらかじめ磁気抵抗素子部の両側でテーパ角に相当
するテーパ面１１を形成した。ここでのテーパ角は２０
度とした。磁気抵抗素子膜３はパーマロイ膜により形成
し、素子幅を５μｍとした。シャント層４としてＴｉ層
を用い、軟磁性膜５としてＣｏＺｒ膜を用いた電極２に
は金の導体を使用した。シールド膜１及び１′には同じ
くパーマロイ膜を用い、膜厚は３μｍとし、シールド幅
は８０μｍとした。バイアス磁界は、シャント層４を介
して、ＣｏＺｒ膜によるソフトアジェイセント膜５によ
り発生させた。
シールドのテーパ角を形成させるために、図３に示すよ
うにあらかじめ磁気抵抗素子部の両側でテーパ角に相当
するテーパ面１１を形成した。ここでのテーパ角は２０
度とした。磁気抵抗素子膜３はパーマロイ膜により形成
し、素子幅を５μｍとした。シャント層４としてＴｉ層
を用い、軟磁性膜５としてＣｏＺｒ膜を用いた電極２に
は金の導体を使用した。シールド膜１及び１′には同じ
くパーマロイ膜を用い、膜厚は３μｍとし、シールド幅
は８０μｍとした。バイアス磁界は、シャント層４を介
して、ＣｏＺｒ膜によるソフトアジェイセント膜５によ
り発生させた。
【００１１】比較例としてシールドのテーパがない他、
本発明の実施例と同様の諸元を有する従来型の磁気抵抗
効果ヘッドを作製した。
本発明の実施例と同様の諸元を有する従来型の磁気抵抗
効果ヘッドを作製した。
【００１２】本発明の効果を調べるために、トラック幅
５μｍの薄膜磁気ヘッドにより７μｍピッチで、記録密
度は３０ｋＢＰＩで記録した。以上の条件で、本実施例
及び比較例の磁気抵抗効果ヘッドを用いて、それらのオ
フトラック特性を調べた。図５は、それぞれのヘッドの
オフトラック特性を示す。
５μｍの薄膜磁気ヘッドにより７μｍピッチで、記録密
度は３０ｋＢＰＩで記録した。以上の条件で、本実施例
及び比較例の磁気抵抗効果ヘッドを用いて、それらのオ
フトラック特性を調べた。図５は、それぞれのヘッドの
オフトラック特性を示す。
【００１３】本実施例によれば、シールド膜に磁気抵抗
素子感知部分とアジマス角度をもたすことにより、磁気
抵抗素子感知幅より大きい領域のシールド膜下にあるそ
れぞれの隣接トラックからの信号の位相が異なるので、
クロストーク量が低減していることがわかる。
素子感知部分とアジマス角度をもたすことにより、磁気
抵抗素子感知幅より大きい領域のシールド膜下にあるそ
れぞれの隣接トラックからの信号の位相が異なるので、
クロストーク量が低減していることがわかる。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、シールド幅が隣接トラ
ックにまでまたがった場合、隣接トラックの記録ビット
からの磁束がシールド膜を通して磁気抵抗素子部に回り
込み、クロストークノイズを引き起こしＳＮが低下する
という問題点を解決することができる。
ックにまでまたがった場合、隣接トラックの記録ビット
からの磁束がシールド膜を通して磁気抵抗素子部に回り
込み、クロストークノイズを引き起こしＳＮが低下する
という問題点を解決することができる。
【図１】本発明の磁気ディスクの一例を示す図である。
【図２】図１の実施例の媒体面から見た磁気抵抗効果ヘ
ッドを示す図である。
ッドを示す図である。
【図３】実施例に用いた基板を示す図である。
【図４】従来型の磁気抵抗効果ヘッドを示す図である。
【図５】実施例及び比較例の磁気抵抗効果ヘッドのオフ
トラック特性を示す図である。
トラック特性を示す図である。
１，１′ シールド膜 ２ 電極 ３ 磁気抵抗素子膜 ４ シャント層 ５ 軟磁性膜 １０ 基板 １１ テーパ面
Claims (1)
- 【請求項１】磁気抵抗効果素子を軟磁性膜で両側からシ
ールドした磁気抵抗効果ヘッドにおいて、 前記シールド軟磁性膜が、磁気抵抗素子感知幅より大き
い領域において、磁気抵抗素子感知部分とアジマス角度
を有することを特徴とする磁気抵抗効果ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3073695A JP2751653B2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 磁気抵抗効果ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3073695A JP2751653B2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 磁気抵抗効果ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05217129A JPH05217129A (ja) | 1993-08-27 |
| JP2751653B2 true JP2751653B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=13525613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3073695A Expired - Lifetime JP2751653B2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 磁気抵抗効果ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2751653B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2870437B2 (ja) * | 1994-12-29 | 1999-03-17 | ヤマハ株式会社 | Ｍｒヘッドおよびその製造方法 |
| US5923502A (en) * | 1995-12-21 | 1999-07-13 | International Business Machines Corporation | Magneto-resistive head including a selectively placed low-reluctance path between shields |
-
1991
- 1991-03-14 JP JP3073695A patent/JP2751653B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05217129A (ja) | 1993-08-27 |
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