JP2749472B2 - 多層薄膜配線基板、該基板を用いたモジュール - Google Patents

多層薄膜配線基板、該基板を用いたモジュール

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSIを搭載できる多
層薄膜配線基板、並びにそれを用いたモジュールに関す
る。
【0002】
【従来の技術】LSIの高集積化に伴って、計算機の演
算速度の高速化の要求がますます高まり、これらLSI
を搭載するセラミック配線基板、薄膜配線基板などの実
装基板の高密度化の要求が高まっている。そのため、配
線の高アスペクト比化、多層化の向上と、信号の高速伝
送を図るための低抵抗の配線金属および低誘電性絶縁材
料の開発が要望されている。
【0003】現在、こうした実装基板の主流としてはセ
ラミック基板が用いられているが、その配線金属にはタ
ングステン等の高融点金属が用いられている。これは銅
等の低抵抗金属は、セラミックの焼結時の温度が高いた
めに該金属が溶融,焼損してしまうためである。また、
一般にセラミックは焼結時の寸法変化が大きいために配
線幅を100μm以下にすることは困難である。セラミ
ック基板の多層化は、一層毎に順次形成して行く方法で
行われているため、高多層化は期待できない。また、信
号伝送速度に大きな影響を与える絶縁層の誘電率も、基
板に誘電率が大きいセラミックを用いているかぎり、そ
の高速化には自ずと限度がある。
【0004】上記の課題を解決するために、有機材料を
絶縁層に用いた配線基板が注目されている。有機材料の
みからなる配線基板は、配線金属に低抵抗の銅等を利用
できるため、さらに配線を微細化できる可能性がある。
そして絶縁層としても有機材料は低誘電率であるため
に、高密度実装の基板として適している(特開平2−4
5998号公報)。しかし、従来、この種の配線基板は
セラミック基板上に有機絶縁層からなる多層配線を形成
したものが(特開昭63−50094号公報)用いられ
ている。これは、セラミックに比べて遥かに大きな熱膨
張係数の有機材料の多層配線層をセラミックの支持基板
に接着するために、両者の間の熱膨張係数の差に基づく
熱応力によって、基板形成時および稼働時に多層配線層
の層間剥離あるいはセラミックのクラック等が発生し易
いと云う問題がある。これを防ぐためにはどうしても基
板の総積層数が制限され、目的とする高多層化を図るこ
とができないと云う問題がある。また配線の構成ならび
に形成方法が全く異なるセラミックと有機材料とを接合
するために両者の整合層が必要となり、構造上複雑とな
り大型化が困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のようにセラミク
ス基板上に多層配線層を形成したものは、熱膨張係数の
差に基づく製造時および使用時の温度変化による熱応力
のために、多層化、大型化は困難で、実用的な高密度実
装が達成できないと云う問題があった。
【0006】また、前記有機材料を絶縁層とする多層配
線層を備えたセラミック基板上に、多数のLSIを搭載
するためには大面積のものが必要である。しかし、セラ
ミック基板の大面積化は生産技術面でも容易でない。仮
に、大面積のものが得られたとしても、LSIを基板の
片側の面に搭載したものはではLSI相互の距離がおの
ずと大きくなり、絶縁層の誘電特性とも相俟って信号伝
送速度の低下を招くと云う問題がある。
【0007】また、前記セラミック基板の両面に多層配
線層を設けたものでは、熱応力による基板の反りを防ぐ
と云う点では片面のものより優れているが、両面に多数
のLSIを搭載しようとしても、配線密度を高くできな
いセラミック基板を介在させて多層配線層が接合されて
いるために、多数のLSIを搭載するにはおのずと制限
があり、また、セラミック層の高誘電率が影響して前記
と同様に伝送速度をそれほど高めることができないと云
う問題がある。
【0008】現在の大型計算機においては、計算機の性
能を表すマシンサイクルの約半分をLSIが占め、残り
は実装基板の部分が占めている。前記のように、従来の
実装基板では、これ以上の高密度化は困難であり、従っ
て、これを用いた計算機の演算速度の向上は実質的には
困難である。
【0009】本発明の目的は、より高密度実装が可能な
多層薄膜配線基板を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、上記多層薄膜配線基
板にLSIを搭載した高密度実装のモジュールを提供す
ることにある。
【0011】
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するためになされたもので、その要旨は次のとおりであ
る。
【0013】(1) 有機絶縁フィルムの表面に微細配
線パターンが形成された薄膜配線基板を複数積層してな
多層薄膜配線基板が、その面と直接貼合わされる支持
基板を備えておらず、その周縁部に設けたフレームで支
持されており、前記薄膜配線基板の熱膨張係数がほぼ均
なるよう構成されている多層薄膜配線基板。
【0014】
【0015】(有機絶縁フィルムの表面に微細配
線パターンが形成された薄膜配線基板を複数積層してな
多層薄膜配線基板と多層薄膜配線基板の少なくと
も一方の面に半導体素子が搭載されており、かつ、前記
薄膜配線基板面はこれと直接貼合わされる支持基板を備
えておらず、その周縁部に設けたフレームで支持されて
おり、前記薄膜配線基板の熱膨張係数がほぼ均一になる
よう構成されているモジュール。
【0016】
【0017】
【0018】本発明の多層薄膜配線基板の特徴を挙げる
と次のとおりである。
【0019】 従来の多層配線基板ようにセラミッ
ク等の支持体を配線基板と直接貼合わせて支持したもの
ではない。
【0020】 その好ましい積層総数は10〜50層
で、一層当りの厚さが10〜50μmである。
【0021】 全積層板の厚さが100μm〜2.5
mmである
【0022】 基板全体の熱膨張係数がほぼ均一にな
るように構成されている。
【0023】特に、LSI等の半導体素子は、多層薄膜
配線基板の両面に搭載するのが望ましい。それも、該配
線基板の両面に熱的バランス(熱収支)が実質的にほぼ
均等となるように搭載配置されていることが望ましい。
【0024】以下図面を参照して本発明を説明する。
【0025】本発明の両面実装基板の一例を図1の模式
断面図に示す。同図における薄膜配線基板の絶縁層1と
しては、例えばポリイミドフイルムが用いられ、配線2
としては銅等の金属が用いられる。
【0026】ここで形成される微細配線は、銅膜を貼っ
たポリイミドフィルムの銅膜面側に配線パターン状にエ
ッチングマスクを形成し、配線パターン部以外の銅膜を
取除くサブトラクト法で形成することができる。また、
ポリイミドフイルムに配線のネガパターンを形成し、電
気銅めっき法、化学銅めっき法、蒸着法等により銅配線
パターンを形成するアディティブ法、あるいはこれらを
組合せて銅配線パターンを形成することができる。
【0027】上記エッチングマスクとしては、液状、フ
ィルム状、あるいは電着レジスト等いずれも用いること
ができる。これらの方法では、おおよそ線幅20〜10
0μmのパタ−ン形成に適している。一方、線幅5〜5
0μmの微細パターンを形成するにはアディティブ法が
適している。
【0028】前記銅貼り板としては、片面銅貼り板また
は両面銅貼り板のいずれでも用いることができる。
【0029】前記銅貼りポリイミド板の製法について
は、(1)ポリイミド上にスパッタ,蒸着等によって銅
箔を形成する方法、(2)めっきによって銅箔を形成す
る方法、(3)銅箔上にポリイミド前駆体を塗布し硬化
する方法、(4)ポリイミドと銅箔を接着剤で貼合わせ
る方法、(5)上記(1)と(2)とを組合せる方法、
などがある。耐熱性を考えた場合は接着剤を用いない
(1)(2)または(3)の方法、あるいは(5)の組
合せが望ましい。
【0030】銅配線パターンの形成やその位置合わせ、
積層接着等を考えると、全体の熱膨張係数を実質的に均
一にしたものを用いることが望ましい。
【0031】銅配線を形成したポリイミドフィルムの積
層方法は、各層間の配線の位置を合わせた後、接着材を
用いて接合する。接合された配線層間の電気的接続はビ
アホールやスルーホールを形成して接続する。なお、こ
れらの接続方法は、該スールホールまたはビアホール部
をドリル加工、ドライエッチング、レザー加工等により
所定の孔を穿け、該孔内をめっき、蒸着によるコーティ
ングあるいは溶融低融点金属、導電性ペースト等で充填
することによって行うことができる。
【0032】図2に本発明の薄膜配線基板にLSIを搭
載した実装基板の模式平面図を示す。図3は図2の模式
斜視図を示す。
【0033】多層薄膜配線基板6は、基板全体として熱
膨張係数がほぼ均一となるように構成されているので、
製造時および稼働時の熱応力の発生が少ない。特に、両
面に半導体素子等のLSI3を搭載した際には、LSI
が稼働時に発生する熱のバランスを考慮して搭載配置す
ることによって、基板の熱応力の発生を抑制することが
できる。LSIの搭載は、LSI3および配線基板6の
所定の箇所にそれぞれ接合パッド8を形成し、はんだボ
ール7によって搭載,接続することができる。また、半
導体素子をマザーボードへ搭載する場合に行われている
TAB(TapeAutomated Bonding)方式を用いて、
前記配線基板に搭載、接続する方法は、量産性の上から
好ましい方式である。
【0034】電源および信号の入出力端子は、図4の該
実装基板の模式側面図に示すように、フレーム4に設け
た接続ピン5に接続され、プリント配線板等からなるマ
ザーボードに取付けることによって外部回路に接続され
駆動される。本発明の多層薄膜配線基板の前記入出力端
子は図5の模式図に示すように、前記ピン5の端子部と
対応する位置に入出力端子を形成しフレーム4の該ピン
5に接続される。こうした入出力端子の接続方法は、カ
ップラ、CCB、リードフレーム等の一般に用いられて
いる方式が適用できる。
【0035】前記フレーム4は、必要に応じてフレーム
4内に配線を形成したものを用いることができる。該配
線の形成法としては、従来のセラミクス配線技術、多層
TAB配線技術、プリント板配線技術等を利用すること
ができる。なお、薄膜配線基板を前記フレーム4に取付
けることにより、基板を剛体化することができる。フレ
ームと多層薄膜配線基板との接続部の模式断面図を図6
に示す。
【0036】前記絶縁層となるフィルム材料としては、
ポリイミド、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリエーテルエーテルケトン、エ
ポキシ樹脂等があり、これらは耐熱性、耐薬品性、寸法
精度等の要求特性によって使い分けることができるが、
一般にポリイミドを用いた場合に最も良好な結果を与え
る。
【0037】前記フレーム材料としては、ガラスセラミ
ック、ムライト、アルミナ等のセラミックあるいはポリ
イミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリフェニレン
サルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、エポキシ
樹脂等の有機高分子材料、さらにまたガラスクロスと上
記有機材料とを組合せたものが用いられる。搭載するL
SI等の素子との熱膨張係数を合わせるには無機材料が
望ましい。フレーム部分の大きさや形状は該フレームと
本発明の薄膜配線基板との接合方法、薄膜配線基板の機
械強度、接続される電子機器の寸法等に応じて決めるこ
とができる。
【0038】前記薄膜配線基板とフレームとの具体的接
続方法としては、ハンダリフロー法、接続部に導電性物
質を設けたフィルムを介在させる方法、接続部に導電性
物質の突起を形成し突き合せる方法、接続部のフレーム
の表面から薄膜配線基板に達する孔を穿け、この孔に導
電性物質を充填あるいはコーティングする方法等があ
る。この際接続面の信頼性を確保するために、該フレー
ムと薄膜配線基板との位置合わを行ってから接合するわ
けであるが、その位置合わせは機械的な固定方法あるい
は接着剤等を用いる方法がある。
【0039】本発明の薄膜配線基板の配線幅は回路とし
ての信頼性の点からは5μm以上が望ましい。また、高
密度化の点では50μm以下が好ましい。
【0040】前記の高集積度LSIを搭載した両面実装
基板は、電子計算機の中央演算処理装置(IP)として
用いることができる。
【0041】
【作用】本発明の多層薄膜配線基板は、基板両面に搭載
されたLSIを高密度配線により電気的に接続すること
によって、実装密度を大幅に向上することができ、ま
た、基板両面の熱的バランスをとる構造とすることによ
り熱応力による変形等の問題が大幅に改善できる。
【0042】また、両面LSI実装基板を用いた計算機
では、LSIが高密度に実装できるため、信号の伝送速
度が向上し計算速度の向上につながる。
【0043】また、従来のものよりも数多くのLSIを
同一基板上に配置できるため、外部信号線の低減が可能
であり計算機設計上も有効である。
【0044】さらにまた、フレームにより剛体化される
ので、従来の多層配線板のようなセラミック等の支持体
が不要となり、小型で熱放散性の優れた実装基板が得ら
れる。
【0045】
【実施例】〔実施例 1〕銅貼りポリイミドフィルム
(日立化成工業製MCF5000I:ポリイミドフィル
ム膜厚25μm、銅箔膜厚18μm)上にレジスト(東
京応化製OFPR8000)膜を設け、露光、現像(現
像液:東京応化製NMD3)して回路パターン状にレジ
スト膜を形成した。次いで露出部の銅箔を塩化第二銅溶
液でエッチングして、線幅25μm×配線間30μm×
高さ15μmの所定のパターン状に銅配線を形成した。
【0046】前記ポリイミドフィルムの銅配線を形成し
た面にポリイミド系フィルム接着材(日立化成工業製A
S200I)を介在して積層し、位置合わせ後プレスに
より接合し2層の積層板を得た。これにビーム径40μ
mのKrF−エキシマレーザーで、上面の銅配線部から
下面の銅配線部にスルーホールを穿けた。次いでPd触
媒溶液で処理した後、フィルムレジスト(日立化成工業
製SA7135)をラミネートしスルーホール形成部分
の該レジストを除去し、該スルーホール部分に公知の無
電解銅めっきを行って導体層を形成し、2層間の銅配線
を電気的に接続した。
【0047】上記と同様の操作を繰返し、200mm×
200mm×厚さ0.5mmで全層数10層の多層薄膜
配線基板を作製した。なお、銅配線が露出した表面部に
は、前記ポリイミド系フィルム接着材を圧着し絶縁層を
形成し、LSI搭載部分については上記と同様の方法で
ビアホールを形成し、その上にNi−Wからなる接合パ
ッドを形成した。
【0048】上記薄膜配線基板を用い、−65℃⇔+1
50℃のヒートサイクル試験を1000サイクル行った
が、層間剥離および基板クラック等は発生しなかった。
【0049】得られた薄膜配線基板の回路パターン密度
は、従来のセラミック支持型基板の場合に比べて、約5
倍向上できると云う効果があり、実装の高密度化を図る
ことができる。
【0050】上記の多層薄膜配線基板の周縁部には、タ
ングステン配線40層を内包するムライトフレームを設
けた。前記薄膜配線基板とムライトフレームとの接続
は、該フレーム上の所定の箇所に設けられているハンダ
ボールに前記薄膜配線基板の対応する接続部を合せ、ハ
ンダの溶融温度まで加熱することにより接続した。ハン
ダ接続後、薄膜配線基板とムライトフレームとの接合部
に液状接着材を流し込み接合して補強した。
【0051】上記薄膜配線基板を用い、−65℃⇔+1
50℃のヒートサイクル試験を1000サイクル行った
が、層間剥離および基板クラック等は発生しなかった。
【0052】得られた薄膜配線基板の回路パターン密度
は、従来のセラミック支持基板の場合に比べて、約5倍
向上できると云う効果があり、実装の高密度化を図るこ
とができる。更に、ムライトフレームによって剛体化さ
れ、機械的および熱膨張による寸法変化を少なくするこ
とができる。
【0053】
【0054】〔実施例 〕 ポリイミドフィルム(25μm)をPd触媒溶液で処理
した上にレジスト(東京応化製OFPR8000)膜を
設け、ネガパターンを介して露光し、現像(現像液:東
京応化製NMD3)して銅配線形成不要部にレジスト膜
を形成した。次いで公知の無電解銅めっき行って、線幅
10μm×配線間15μm×高さ8μmの所定のパター
ン状に銅配線を形成した。
【0055】上記ポリイミドフィルムの銅配線を形成し
た面にポリイミド系フィルム接着材(日立化成工業製A
S200I)を介在させ、位置合わせ後プレスにより接
合し2層の積層板を得た。この上にシリコン含有レジス
ト膜を形成し、次いでスルーホール形成部のレジストを
除去し、ドライエッチング法によって20μm下面の銅
配線部に到達するビアホールを穿けた。Pd触媒溶液で
処理した後、シリコン含有レジスト膜を除き、ビアホー
ル部分に公知の無電解銅めっきによって導体層を形成
し、2層間の銅配線間を電気的に接続した。
【0056】上記と同様の操作を繰返し、100mm×
100mm×厚さ0.4mmで全積層数10層の薄膜配
線基板を作製した。なお、銅配線が露出した表面には、
前記ポリイミド系フィルム接着材を圧着し絶縁層を形成
した。
【0057】上記薄膜配線基板を用い、−65℃⇔+1
50℃のヒートサイクル試験を1000サイクル行った
が、層間剥離および基板クラック等は発生しなかった。
【0058】得られた配線基板の回路パターン密度は、
従来のセラミック支持基板の場合に比べて、約7倍に向
上でき実装の高密度化を図ることができる。
【0059】〔実施例 〕 実施例で作成した多層薄膜配線基板の両面に、4.8
KゲートのLSIを225個ずつ搭載し計算機のIPを
形成した。従来のセラミック支持基板上に薄膜配線を形
成したモジュールを用いたものに比べて、実装基板部に
よる信号の遅延時間を約3/4に短縮することができ
た。
【0060】
【発明の効果】本発明の多層薄膜配線基板は、熱膨張係
数を基板全体にほぼ均一にすることができるため基板の
層間剥離,クラック等の発生が少なく、かつ、高密度配
線ができるので、電子装置の小型軽量化を図ることがで
きる。
【0061】また、フレームを備えた多層薄膜配線基板
はフレームにより剛体化され、より機械強度が向上し、
熱膨張係数の違いに基づく変形等の発生を防止できる。
【0062】また、低誘電率の有機高分子材料を絶縁層
として用いたことにより、信号の高速伝送ができ、特
に、LSIを高密度に搭載する実装基板に用いることに
より、回路の配線長が短縮できることと相俟って、計算
機の演算速度を向上することができる。
【0063】また、LSI実装基板においては、LSI
稼働時の該基板の両面が熱的にバランスするLSIを配
置搭載されているので、稼働時の発熱に基づく前記基板
の熱応力の発生が少なく、機械的、熱的に信頼性の優れ
たものを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の両面実装基板の模式断面図
である。
【図2】図1に示す両面実装基板の模式平面図である。
【図3】図1に示す両面実装基板の模式斜視図である。
【図4】図1の両面実装基板の模式側面図である。
【図5】本発明の薄膜配線基板の一実施例の接合端子部
の模式図である。
【図6】フレームと多層薄膜配線基板との接続部の模式
断面図である。
【符号の説明】
1…絶縁層、2…銅配線、3…LSI、4…フレーム、
5…接続ピン、6…薄膜配線基板、7,10…はんだボ
ール、8…接合パッド、9…厚膜配線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤崎 康二 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社 日立製作所日立研究所内 (72)発明者 嶋之木久恵 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社 日立製作所日立研究所内 (72)発明者 岡部 義昭 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社 日立製作所日立研究所内 (72)発明者 田綿 理恵 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社 日立製作所日立研究所内 (72)発明者 池田 孝栄 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社 日立製作所日立研究所内 (72)発明者 向尾 昭夫 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社 日立製作所日立研究所内 (56)参考文献 特開 平3−280497(JP,A) 特開 平2−298098(JP,A) 特開 平3−14293(JP,A) 特開 昭63−32662(JP,A) 特開 昭61−212096(JP,A) 特開 平2−177391(JP,A) 特開 昭60−247992(JP,A) 実開 昭61−81131(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 3/46

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機絶縁フィルムの表面に微細配線パタ
    ーンが形成された薄膜配線基板を複数積層してなる多層
    薄膜配線基板が、その面と直接貼合わされる支持基板を
    備えておらず、その周縁部に設けたフレームで支持され
    ており、前記薄膜配線基板の熱膨張係数がほぼ均一
    るよう構成されていることを特徴とする多層薄膜配線基
    板。
  2. 【請求項2】 前記多層薄膜配線基板は、その厚さが少
    なくとも100μmである請求項1に記載の多層薄膜配
    線基板。
  3. 【請求項3】 有機絶縁フィルムの表面に微細配線パタ
    ーンが形成された薄膜配線基板を複数積層してなる多層
    薄膜配線基板と多層薄膜配線基板の少なくとも一方
    の面に半導体素子が搭載されており、かつ、前記薄膜
    線基板面はこれと直接貼合わされる支持基板を備えてお
    らず、その周縁部に設けたフレームで支持されており、
    前記薄膜配線基板の熱膨張係数がほぼ均一になるよう
    成されていることを特徴とするモジュール。
  4. 【請求項4】 前記半導体素子は前記多層薄膜配線基板
    の両面の熱収支がほぼバランスするよう両面に配置搭載
    されている請求項に記載のモジュール。
  5. 【請求項5】前記多層薄膜配線基板の厚さが少なくとも
    100μmである請求項またはに記載のモジュー
    ル。
  6. 【請求項6】前記半導体素子はTAB(Tape Automa
    ted Bonding)により搭載されている請求項3,4ま
    たは5のいずれかに記載のモジュール。
JP3340724A 1991-12-24 1991-12-24 多層薄膜配線基板、該基板を用いたモジュール Expired - Fee Related JP2749472B2 (ja)

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