JP2748150B2 - 多気筒内燃機関の吸気装置 - Google Patents

多気筒内燃機関の吸気装置

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Description

【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、多気筒内燃機関において、吸気系内の吸気
圧力変動を制御することにより、前記機関の体積効率の
向上を図るようにした吸気装置の改良に関するものであ
る。
(2) 従来の技術 多気筒内燃機関の吸気装置において、各気筒を吸気行
程が連続しない気筒群に分割し、各気筒群をそれぞれマ
ニホールドで各別の共鳴チャンバに連通するとともに、
各共鳴チャンバの上流に接続する共鳴通路を合流させて
大気に開放することにより共鳴過給系を構成し、吸気干
渉を生じない気筒間の吸気圧力変動が共振する共鳴効果
を利用して機関の体積効率を高めるようにしたものは既
に種々提案されている。(例えば、特開昭60−169627号
公報参照)。
(3) 発明が解決しようとする課題 ところで、上記吸気装置は共鳴チャンバの上流に接続
した一対の共鳴管の中間部を相互に連通する開閉弁を備
えており、この開閉弁を開閉して共鳴管の実質的な長さ
を変えることにより共鳴過給系の固有振動数を変更し、
機関の広い回転域で高い体積効率を得るように構成され
ている。
しかしながら、上記吸気装置では共鳴管を相互に連通
する開閉弁の取付部の加工性、および該開閉弁の組付性
を高めてコストダウンを図ること等の要求に対する対策
がなされていない。
本発明はかゝる実情にかんがみてなされたもので、共
鳴過給系の一対の共鳴管を相互に連通する開閉弁の取付
部の加工性、組付性を高めるとともに、吸気系をコンパ
クトに形成することが可能な多気筒内燃機関の吸気装置
を提供することを目的とするものである。
B.発明の構成 (1) 課題を解決するための手段 本発明によれば、前記目的達成のため、吸気行程が連
続しない気筒群にそれぞれ各別に連通する一対の共鳴チ
ャンバと、相互間に隔壁を挟んで並列すると共に下流側
が前記共鳴チャンバに連通し上流側がスロットル弁を介
して大気に連通する一対の共鳴通路と、その両共鳴通路
の中間部相互を連通するように前記隔壁に形成した弁口
に設けられ機関の運転状態に応じて該弁口を開閉し得る
開閉弁とを備えた多気筒内燃機関の吸気装置であって、
一方の前記共鳴通路の周壁に、前記弁口と対向するよう
に配置されて該弁口の加工および前記開閉弁の該弁口へ
の組付けの何れをも許容する開放面を形成し、その開放
面を着脱可能な蓋体で覆うことを特徴としており、多気
筒内燃機関、吸気系への燃料供給手段はその型式を問わ
ない。
(2) 作用 前記構成によれば、機関の低速運転域では開閉弁の閉
弁制御により左右一対の共鳴通路の連通が遮断されて通
路長さの長い共鳴過給系が構成され、また機関の高速運
転域では開閉弁の開弁制御により一対の共鳴通路が中間
部において連通されて通路長さの短い共鳴過給系が構成
され、よって機関の広い運転域で高い体積効率が確保さ
れる。
また一対の共鳴通路を仕切る隔壁を開閉弁の弁ハウジ
ングに共用でき別途に弁ハウジグを設ける必要がないだ
けでなく、その隔壁の弁口に対向させて一方の共鳴通路
の周壁に設けた上記開放面を通して、弁口の加工や該弁
口への開閉弁の組付けを各々無理なく容易に行うことが
できるようになり、更に組付後も蓋体を取り外せば開閉
弁の点検整備等のメンテナンス作業を容易且つ的確に行
うことができる。
(3) 実施例 以下、図面により本発明をV型6気筒内燃機関に実施
した場合の実施例について説明する。
第1〜5図は本発明の第1実施例を示すもので、第1
図は本発明装置を備えたV型6気筒内燃機関の要部縦断
正面図、第2図はそのシリンダブロックの平面図、第3
図は、第1図III−III線に沿う拡大部分平面図、第4図
は、第3図IV−IV線に沿う断面図、第5図は、第3図V
−V線に沿う断面図である。
第1,2図において、前記6気筒内燃機関の機関本体E
は、互いにV字型に配設される一対の左,右機関ブロッ
クBl,Brを備えており、左,右機関ブロックBl,Brは、そ
れぞれシリンダブロック1l,1rと、そのデッキ面に接合
されるシリンダヘッド2l、2rとを備えており、左側シリ
ンダブロック1lには3つの左側気筒3lが直列に形成さ
れ、また右側シリンダブロック1rにも、3つの気筒3rが
直列に形成されている。左側の3つの気筒3lは吸気行程
の連続しない、すなわち後述の吸気弁10がオーバラップ
しない左側気筒群Clを構成し、また右側の3つの気筒3r
も吸気行程の連続しない、すなわち後述の吸気弁10がオ
ーバラップしない右側気筒群Crを構成している。
前記左,右気筒3l,3rには、それぞれ通常のようにピ
ストン4が摺動自在に嵌合され、これらのピストン4は
コンロッド5を介してクランク軸6に連動される。また
前記左,右シリンダヘッド2l,2rには、それぞれピスト
ン4に対面する燃焼室7および該燃焼室7に連通する
吸,排気ポート8,9が形成され、各吸気ポート8には、
該ポート8が開閉する吸気弁10がそれぞれ設けられ、ま
た各排気ポート9には、該ポート9を開閉する排気弁11
がそれぞれ設けられる。そして吸,排気弁10,11は従来
公知の動弁機構12により所定のタイミングを以て開閉作
動される。
前記左,右シリンダヘッド2l,2rの複数の吸気ポート
8には、後に詳述する吸気系Inが接続され、また左,右
シリンダヘッド2l,2rの複数の排気ポート9には従来公
知の排気系(図示せず)が接続される。
次に第2〜5図を参照して前記吸気系Inの構成を詳細
に説明すると、この吸気系Inは前記左,右シリンダブロ
ック1l,1r間のV空間C内に配設され、エアクリーナAc
と、このエアクリーナAcの出口に接続される吸気通路Pi
と、該吸気通路Piの下流端に接続される、左,右一対の
共鳴チャンバCr−l,Cr−rを有する共鳴チャンバ集合ボ
ックスBgと、前記左,右シリンダブロック1l,1rの、吸
気ポート8が開口される端面に接合されて前記左,右共
鳴チャンバCr−l,Cr−rと、右,左気筒群Cr,Clとをそ
れぞれ連通する後述の吸気マニホールドMiとよりなる。
前記吸気通路Piは、第3図に示すようにエアクリーナ
Acに連なる吸気通路14の下流端にスロットルボディ15が
一体に接続して構成される。吸気通路14はエアクリーナ
Acからの吸気を吸入すべく中空筒状に形成され、スロッ
トルボディー15も前記吸気通路14と略同直径の中空筒状
に形成されている。そして、このスロットルボディー15
の内部に操作部19により開閉制御されるスロットル弁20
が設けられる。
スロットルボディ15の下流端には共鳴チャンバ集合ボ
ックスBgがボルト16を以て一体に接続される。前記共鳴
チャンバ集合ボックスBgは、前記スロットルボディ15に
接続する概略直方体状の上面開放の集合ボックス本体21
と、その開放面211にボルト23を以て気密に被着される
蓋体22とより構成され、この蓋体22は後述する吸気マニ
ホールドMiと一体に形成されている。
第3,4図に明瞭に示すように前記共鳴チャンバ集合ボ
ックスBg内は機関のクランク軸6方向、すなわち該ボッ
クスBg内を流れる吸気の流れ方向に沿って延びる共鳴管
24によって、互いに並列する左,右共鳴チャンバCr−l,
Cr−rに仕切られている。共鳴管24は集合ボックス本体
21の前端壁からスロットルボディ15側に延びる突出部24
1を有するとともに、一対の垂直壁242と、一方の垂直壁
242の下端と他方の垂直壁242の上端を連結する斜めに傾
斜した隔壁243から構成されている。そして、前記隔壁2
43はスロットルボディ15との接続部から集合ボックス本
体21の後端壁まで延びており、垂直壁242は集合ボック
ス本体21の後端壁の手前で終了している。これにより、
集合ボックス本体21の中央部には、相互間に隔壁243
挟んで互いに並列して延びる横断面三角形状の一対の共
鳴通路18l,18rが形成されるとともに、この共鳴通路18
l,18rは下流端において左,右の流入ポート33l,33rを介
して前記左,右の共鳴チャンバCr−l,Cr−rに連通す
る。
前記共鳴管24には、前記一対の左,右共鳴通路18l,18
rを連通し、あるいはその連通を遮断する開閉弁25が設
けられる。すなわち共鳴管24の隔壁243中央部には、集
合ボックス本体21(図示例では左共鳴通路18lの周壁に
相当する部分)に設けた前記開放面211と対向する四角
形状の弁口26が開口され、この弁口26を介して前記左,
右共鳴通路18l,18r間が連通される。而してこの弁口26
と前記開放面211とを対面させたことで、該弁口26の対
する工具等による加工や、該弁口26への開閉弁25の組付
けが該開放面211を通して許容され、それら加工や組付
作業が極めて容易となる。
前記共鳴管24の隔壁243中央部には、集合ボックス本
体21の外側から吸気系Inの長手方向に沿って弁軸27が回
転自在に挿着され、この弁軸27は前記弁口26の中央部を
貫通している。そしてこの弁軸27には、前記弁口26に設
けられる矩形板状の弁体28がビス30を以て固着される。
弁軸27の一端は集合ボックス本体21の後端壁を貫通して
その外部に突出しており、その突出端には、従来公知の
アクチュエータ29が連結されている。このアクチュエー
タ29は機関の運転状態に応じて作動制御され、前記開閉
弁25を開閉制御するようになっており、たとえば機関の
低速運転時には開閉弁25を閉成し、またその高速運転時
には開閉弁25を開放制御する。
前記左,右共鳴チャンバCr−l,Cr−rの上壁には、そ
の長手方向に沿ってそれぞれ3つの長円形状をなす左,
右排出ポート34l,34rが開口される。そして左側共鳴チ
ャンバCr−lの3つの排出ポート34lは、後述する吸気
マニホールドMiを介して左側共鳴チャンバCr−lとは反
対側に位置する右側シリンダブロック1rの3つの気筒3r
(吸気順序が連続しない)にそれぞれ連通され、同じく
右側共鳴チャンバCr−rの3つの排出ポート34rは、後
述する吸気マニホールドMiを介して右側共鳴チャンバCr
−rとは反対側に位置する左側シリンダブロック1lの3
つの気筒3l(吸気順序が連続しない)にそれぞれ連通さ
れる。
前記吸気マニホールドMiは第1,5図に示すように上方
に凸に彎曲する6本の第1〜第6分配管351〜356が左,
右共鳴チャンバCr−l,Cr−rの長手方向と略直交する方
向に一体に並設されて交互に逆方向に交差して左右にの
びており、これらのうち一つ置きの3つの第2,第4およ
び第6分配管352,354および356の上流端は左側共鳴チャ
ンバCr−lの3つの排出ポート34lにそれぞれ連通され
たのち前記共鳴チャンバCr−lと反対側にのびてそれら
の下流端が右側シリンダブロック1rの3つの気筒3rにそ
れそれ連通され、また残りの、一つ置きの3つの第1,第
3および第5分配管351,353および355の上流端は右側共
鳴チャンバCr−rの3つの排出ポート34rにそれぞれ連
通されたのち前記共鳴チャンバCr−rと反対側にのび、
それらの下流端が左側シリンダブロック1lの3つの気筒
3lにそれぞれ連通される。
第1図に示すように第1〜第6分配管351〜356の下流
端の上壁にはそれぞれ燃料噴射ノズル36が設けられる。
次に本発明の実施例の作用について説明する。
機関の運転状態に応じてアクチュエータ29が作動制御
され、たとえばその低速運転状態では開閉弁25が第3〜
5図実線に示すように閉弁制御されてその弁口26を閉じ
たときは、左,右共鳴通路18l,18rの連通が遮断され
る。この状態ではスロットルボディ15との接合部から流
入ポート33l,33rへ到る長さL1の共鳴通路18l,18rの全長
と、左,右共鳴チャンバCr−l,Cr−rと、左,右分配管
351,353,355;352,354,356とからなる2系統の吸気系、
すなわち各3つの気筒3l,3rからスロットルボディ15の
出口に至る吸気干渉の生じない2系統の共鳴過給吸気系
が構成され、しかもこの共鳴過給系はその長さが比較的
長く、その固有振動数は機関の低回転域での各吸気弁10
の開閉周期と略一致させることができ共鳴過給効果を有
効に発揮させて機関の低回転域での体積効率が高められ
る。
一方機関が高速運転状態に至れば、開閉弁25が開弁制
御されて、左,右共鳴通路18l,18rは弁口26を介して相
互に連通され、左,右共鳴通路18l,18rの実質的な長さ
は弁口26の下流端から流入ポート33l,33rに到る長さL2
に短縮される。そしてこの状態では、前記2系統の共鳴
吸気系の固有振動数が増加し、吸気圧力周期を機関の高
回転時の吸気弁10の開閉周期に一致させることができ、
該運転域での共鳴過給効果を有効に発揮させ体積効率を
高めることができる。
また共鳴チャンバ集合ボックスBgにおいて、共鳴管24
の隔壁243は開閉弁25の弁ハウジングに共用でき別途に
弁ハウジングが不要となるので開閉弁25の構成部品が少
なくなる。また弁口26は、集合ボックス本体21の開放面
211に対面しているため、この弁口26の加工が極めて容
易になるばかりでなく該弁口26への弁体28の組付も容易
となり、さらに左,右共鳴チャンバCr−l,Cr−rは集合
ボックス本体21内で共鳴管24によって仕切られて画成さ
れるので、左,右共鳴チャンバCr−l,Cr−rと共鳴管24
が並列に配設される。したがって共鳴管24の長さを充分
にとっても吸気系の全長をコンパクトにおさえることが
できる。
第6図は本発明の第1実施例の変形例を示すものであ
る。
この変形例は、共鳴チャンバ集合ボックスBgの蓋体22
をスロットルボディ15との接続部まで延長して共鳴管24
の突出部241の上面を開放できるように構成されてお
り、この突出部241の内部を一対の共鳴通路28l,28rに仕
切る隔壁243に前記第1実施例と同じ開閉弁25を設けた
ものである。この変形例によれば、開閉弁25の装着位置
の許容範囲が拡大し広範囲の回転域に対応する調整が可
能となる。
次に第7図を参照して本発明の第2実施例について説
明する。
第7図は、前記第5図と同じ吸気系の断面図であり、
その図中前記第1実施例と同一符号は同一部材を示して
いる。
この第2実施例においては共鳴チャンバ集合ボックス
Bg内の開閉弁25′の取付部の構造が前記第1実施例と相
違している。すなわち左,右共鳴チャンバCr−l,Cr−r
を仕切る共鳴管24′は、一対の垂直壁242′と、この垂
直壁242′の上下方向中間部を連結する水平な隔壁243
から構成されている。この隔壁243′の中央部には、前
記開放面211に対面する弁口26′が開設され、この弁口2
6′に弁軸27′に固着された弁体28′が設けられる。弁
軸27′は隔壁243′の中央部を縦通して該隔壁243′に回
転自在に支承される。
而してこの第2実施例も前記第1実施例と同等の作用
効果を奏する。
C.発明の効果 以上のように本発明によれば、互いに並列する一対の
共鳴通路の中間部相互を連通すべく両共鳴通路相互間の
隔壁に形成した弁口に、機関の運転状態に応じて該弁口
を開閉し得る開閉弁を設けた多気筒内燃機関の吸気装置
において、一方の共鳴通路の周壁に、前記隔壁の弁口と
対向するように配置されて該弁口の加工および前記開閉
弁の該弁口への組付けの何れをも許容する開放面を形成
し、その開放面を着脱可能な蓋体で覆うようにしたの
で、両共鳴通路を仕切る隔壁を開閉弁の弁ハウジングに
兼用できて構造の簡素化が図られるばかりか、その隔壁
の弁口に対向させて一方の共鳴通路の周壁に設けた上記
開放面を通して、弁口の加工や該弁口への開閉弁の組付
けを各々無理なく容易に行うことができ、従って製造コ
ストの節減や生産性の向上に大いに寄与することがで
き、また組付後においても、蓋体を取り外せば開閉弁の
点検整備等のメンテナンス作業を容易且つ的確に行うこ
とができる。更に弁口の加工や、開閉弁の弁口への組付
(例えば弁体の挿入や締付等)を共通の開放面を通して
行うことができるため、開放面の設置個数を極力少なく
できて、それだけ部品点数を低減でき、シール部も少な
くできる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明の第一実施例を示すもので第1図は
本発明装置を備えたV型6気筒内燃機関の要部縦断正面
図、第2図はそのシリンダブロックの平面図、第3図は
第1図III−III線に沿う拡大部分平面図、第4図は、第
3図IV−IV線に沿う断面図、第5図は、第3図V−V線
に沿う断面図、第6図は、第1実施例の変形例を示すも
ので、第3図と同じ吸気系の断面図、第7図は本発明の
第2実施例を示すもので、第5図と同じ吸気系の断面図
である。 Cl,Cr……気筒群、Cr−l,Cr−r……左,右共鳴チャン
バ 18l,18r……左,右共鳴通路、20……スロットル弁、211
……開放面、22……蓋体、243……隔壁、25……開閉
弁、26……弁口

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸気行程が連続しない気筒群(Cl,Cr)に
    それぞれ各別に連通する一対の共鳴チャンバ(Cr−l,Cr
    −r)と、相互間に隔壁(243)を挟んで並列すると共
    に下流側が前記共鳴チャンバ(Cr−l,Cr−r)に連通し
    上流側がスロットル弁(20)を介して大気に連通する一
    対の共鳴通路(18l,18r)と、その両共鳴通路(18l,18
    r)の中間部相互を連通するように前記隔壁(243)に形
    成した弁口(26)に設けられ機関の運転状態に応じて該
    弁口(26)を開閉し得る開閉弁(25)とを備えた多気筒
    内燃機関の吸気装置であって、 一方の前記共鳴通路(18l)の周壁に、前記弁口(26)
    と対向するように配置されて該弁口(26)の加工および
    前記開閉弁(25)の該弁口(26)への組付けの何れをも
    許容する開放面(211)を形成し、その開放面(211)を
    着脱可能な蓋体(22)で覆うことを特徴とする多気筒内
    燃機関の吸気装置。
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