JP2747948B2 - マルチプロセッサシステムのリモート監視方式 - Google Patents

マルチプロセッサシステムのリモート監視方式

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JP2747948B2
JP2747948B2 JP3192705A JP19270591A JP2747948B2 JP 2747948 B2 JP2747948 B2 JP 2747948B2 JP 3192705 A JP3192705 A JP 3192705A JP 19270591 A JP19270591 A JP 19270591A JP 2747948 B2 JP2747948 B2 JP 2747948B2
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雅之 松田
繁雄 大野
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KDDI Corp
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Kokusai Denshin Denwa KK
Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチプロセッサ方式
をとるシステムのリモート監視方式の構成に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来のマルチプロセッサシステムのリモ
ート監視方式の例を図３に示す。図３において、１は保
守センタ、２は制御対象のマルチプロセッサシステムで
あり、保守運転管理プロセッサ３、通信制御プロセッサ
４、共通バス５、その他のプロセッサ６−１，６−２に
より構成され、保守運転管理プロセッサ３と保守センタ
１との通信により制御対象マルチプロセッサシステムの
監視を行なう。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマルチ
プロセッサシステムのリモート監視方式では、当該シス
テム内の通信制御プロセッサ４，共通バス５，保守運転
管理プロセッサ３の障害が全て同一障害と判定されてし
まう。そのため、障害に即した適切な対応をとることが
困難であった。
【０００４】本発明は、このような状況に鑑み、障害の
発生の検出と発生箇所の特定を行なうことのできるマル
チプロセッサシステムのリモート監視方式を提供するも
のである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、マルチ
プロセッサシステムを遠隔の保守センタ等からリモート
制御する系において、マルチプロセッサシステムの共通
バス上に、保守センタとの制御信号を送受する通信制御
プロセッサを設け、前記通信制御プロセッサとマルチプ
ロセッサシステムを集中管理する保守運転管理プロセッ
サ間で周期的に通信することにより、前記保守運転管理
プロセッサと共通バスの障害および正常の状態を監視
し、前記通信制御プロセッサより前記監視結果を保守セ
ンタに送出し、保守センタは前記監視結果の受信の有無
により、前記通信制御プロセッサの状態を監視すること
にある。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１を用いてする。
図１において、１は保守センタ、２は制御対象のマルチ
プロセッサシステムであり、保守運転管理プロセッサ
３、通信制御プロセッサ１４、共通バス５、その他のプ
ロセッサ６−１，６−２により構成される。通信制御プ
ロセッサ１４は、周期的に保守運転管理プロセッサ３と
通信機能を持ち、保守手運転管理プロセッサ３への通信
メッセージが共通バス５に障害検出により送出できない
場合は共通バス５の障害と判断する。通信メッセージが
共通バス５に送出されたが、保守運転管理プロセッサ３
からの応答メッセージが受信されない場合には、保守運
転管理プロセッサ３の障害と判断する。さらに、通信制
御プロセッサ１４は保守運転管理プロセッサ３との通信
により得た保守運転管理プロセッサ３および共通バス５
の状態を保守センタ１へ送出する。保守センタ１は、被
制御マルチプロセッサシステムからの状態報告が一定期
間受信されない場合は、通信制御プロセッサ１４の障害
と判断する。
【０００７】本発明における障害検出シーケンス例を図
２に示す。ａ）は正常シーケンス、ｂ）は被制御システ
ムの保守運転管理プロセッサの障害検出のシーケンス、
ｃ）は共通バス障害検出のシーケンス、ｄ）は通話制御
プロセッサ障害報告のシーケンスである。本方式におい
て、保守センタ１は被制御マルチプロセッサシステムの
障害箇所の特定をすることができる。
【０００８】
【発明の効果】以上説明してきたとおり、本発明によれ
ば、マルチプロセッサシステムの障害箇所の特定が可能
となり、その障害箇所に応じた適切な対応をとることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるマルチプロセッサシステムのリモ
ート監視方式の構成例である。
【図２】本発明による障害検出シーケンス例である。
【図３】マルチプロセッサシステムの受信のリモート監
視方式例である。
【符号の説明】
１ 保守センタ ２ 被制御マルチプロセッサシステム ３ 保守運転管理プロセッサ ４，１４ 通信制御プロセッサ ５ 共通バス ６−１，６−２ その他のプロセッサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 マルチプロセッサシステムを遠隔の保守
    センタ等からリモート制御する系において、マルチプロ
    セッサシステムの共通バス上に、保守センタとの制御信
    号を送受する通信制御プロセッサを設け、前記通信制御
    プロセッサとマルチプロセッサシステムを集中管理する
    保守運転管理プロセッサ間で周期的に通信することによ
    り、前記保守運転管理プロセッサと共通バスの障害およ
    び正常の状態を監視し、前記通信制御プロセッサより前
    記監視結果を前記保守センタに送出し、該保守センタは
    前記監視結果により、前記通信制御プロセッサの状態を
    監視することを特徴とするマルチプロセッサシステムの
    リモート監視方式。
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