JP2747807B2 - 圧縮成形機及びその運転方法 - Google Patents
圧縮成形機及びその運転方法Info
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- JP2747807B2 JP2747807B2 JP7128984A JP12898495A JP2747807B2 JP 2747807 B2 JP2747807 B2 JP 2747807B2 JP 7128984 A JP7128984 A JP 7128984A JP 12898495 A JP12898495 A JP 12898495A JP 2747807 B2 JP2747807 B2 JP 2747807B2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉砕、破砕又は切断し
た木、紙又はプラスチック等の廃棄物を燃料又は飼料等
とするために減容化する圧縮成形機及びその運転方法に
関する。
た木、紙又はプラスチック等の廃棄物を燃料又は飼料等
とするために減容化する圧縮成形機及びその運転方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の圧縮成形機としては、例
えば特公平7−12560号公報記載のスクラッププレ
ス装置が知られている。このプレス装置は、上部の一側
寄りに開口部を設けた一側開放の箱形モールド及びその
開口部を閉鎖可能な蓋体により形成される、開口部の下
方の第1プレス室及びこの第1プレス室の奥端に直角に
延びる第2プレス室と、開口部を囲むようにして箱形モ
ールド上に設けたホッパ兼用の予備プレス室と、第1プ
レス室に挿入される第1プレスラムを往復移動する第1
プレスシリンダーと、第2プレス室に挿入される第2プ
レスラムを往復移動する第2プレスシリンダーと、第2
プレス室の奥端の排出口を開閉可能なスライドゲートと
から構成されている。そして、予備プレス室に投入され
た原料を蓋体により予備プレスしながら第1プレス室に
装入した後、第1プレスラムによりプレスしてから第2
プレスラムにより第1プレスラムと直角方向にプレス
し、しかる後にスライドゲートにより排出口を開放して
成形品を箱形モールド外へ排出するものである。
えば特公平7−12560号公報記載のスクラッププレ
ス装置が知られている。このプレス装置は、上部の一側
寄りに開口部を設けた一側開放の箱形モールド及びその
開口部を閉鎖可能な蓋体により形成される、開口部の下
方の第1プレス室及びこの第1プレス室の奥端に直角に
延びる第2プレス室と、開口部を囲むようにして箱形モ
ールド上に設けたホッパ兼用の予備プレス室と、第1プ
レス室に挿入される第1プレスラムを往復移動する第1
プレスシリンダーと、第2プレス室に挿入される第2プ
レスラムを往復移動する第2プレスシリンダーと、第2
プレス室の奥端の排出口を開閉可能なスライドゲートと
から構成されている。そして、予備プレス室に投入され
た原料を蓋体により予備プレスしながら第1プレス室に
装入した後、第1プレスラムによりプレスしてから第2
プレスラムにより第1プレスラムと直角方向にプレス
し、しかる後にスライドゲートにより排出口を開放して
成形品を箱形モールド外へ排出するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
圧縮成形機では、スライドゲートを開閉するシリンダー
等のゲート関連装置が、第2プレスシリンダーと直角の
配置となるので、圧縮成形機全体の占有面積が大きくな
り、かつ構成が複雑となる不具合がある。又、成形品の
排出時にスライドゲートを開閉する必要があるので、成
形品の排出に要する時間が多くなり、ひいては量的な処
理能力の向上を図れない不具合がある。そこで、本発明
は、装置のコンパクト化と構成の単純化を図ると共に、
量的な処理能力の向上を図り得る圧縮成形機及びその運
転方向を提供することを目的とする。
圧縮成形機では、スライドゲートを開閉するシリンダー
等のゲート関連装置が、第2プレスシリンダーと直角の
配置となるので、圧縮成形機全体の占有面積が大きくな
り、かつ構成が複雑となる不具合がある。又、成形品の
排出時にスライドゲートを開閉する必要があるので、成
形品の排出に要する時間が多くなり、ひいては量的な処
理能力の向上を図れない不具合がある。そこで、本発明
は、装置のコンパクト化と構成の単純化を図ると共に、
量的な処理能力の向上を図り得る圧縮成形機及びその運
転方向を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の第1の圧縮成形機は、上部に軸方向の開口
部を設けた水平な筒状モールド及びその開口部を閉鎖可
能な蓋体により形成されるプレス室と、開口部を囲むよ
うにして筒状モールド上に設けられ、側方に原料投入口
を設けたチャンバーハウジングと、チャンバーハウジン
グの原料投入口に連結されたスクリューコンベヤと、チ
ャンバーハウジング上に立設され、蓋体を開口部の閉鎖
位置から原料投入口より上方位置までの間で昇降する蓋
体昇降シリンダーと、筒状モールドの一端軸線上に配設
され、プレス室に挿入されるプレスラムを往復移動する
プレスシリンダーと、プレスシリンダーの圧力を検出す
る圧力検出器と、プレスシリンダーの押側エンド及び押
側エンドと引側エンドの中間に配設され、圧縮・排出行
程におけるプレスラムを検出する第1及び第2ラム検出
器と、第1,第2ラム検出器によりプレスラムを検出し
た際のプレスシリンダーの圧力に応じてスクリューコン
ベヤの次回の運転時間を制御するコンベヤ運転制御装置
と、筒状モールドの他端に連設され、プレス室から排出
される成形品を挟持可能な2分割パイプと、プレスシリ
ンダーが設定圧力の際に2分割パイプをアンクランプす
るクランプシリンダーとを備えることを特徴とする。第
2の圧縮成形機は、第1のものにおいて、前記第2ラム
検出器を押側エンドレスと引側エンドの間で移動可能に
設けたことを特徴とする。第3の圧縮成形機は、第1又
は第2のものにおいて、前記2分割パイプの先端に連設
された搬送パイプを備えることを特徴とする。又、第4
の圧縮成形機は、第3のものにおいて、前記搬送パイプ
の外周に配設されたヒータを備えることを特徴とする。
前記プレス室は、断面円形又は正多角形であることが好
ましい。一方、本発明の圧縮成形機の運転方法は、第
1,第2,第3又は第4の圧縮成形機の運転に際し、前
記第2ラム検出器がプレスラムを検出した際、プレスシ
リンダーの圧力が設定圧力である場合、コンベヤ運転制
御装置によりスクリューコンベヤの次回の運転時間を設
定時間より微小時間減じるように制御する一方、プレス
シリンダーの圧力が設定圧力未満である場合、コンベヤ
運転制御装置によりスクリューコンベヤの次回の運転時
間を設定時間より微小時間増やすように制御し、又、第
1ラム検出器がプレスラムを検出した際、プレスシリン
ダーの圧力が設定圧力未満である場合、コンベヤ運転制
御装置によりスクリューコンベヤの次回の運転時間を設
定時間の1/2〜1/3となるように制御することを特
徴とする。
め、本発明の第1の圧縮成形機は、上部に軸方向の開口
部を設けた水平な筒状モールド及びその開口部を閉鎖可
能な蓋体により形成されるプレス室と、開口部を囲むよ
うにして筒状モールド上に設けられ、側方に原料投入口
を設けたチャンバーハウジングと、チャンバーハウジン
グの原料投入口に連結されたスクリューコンベヤと、チ
ャンバーハウジング上に立設され、蓋体を開口部の閉鎖
位置から原料投入口より上方位置までの間で昇降する蓋
体昇降シリンダーと、筒状モールドの一端軸線上に配設
され、プレス室に挿入されるプレスラムを往復移動する
プレスシリンダーと、プレスシリンダーの圧力を検出す
る圧力検出器と、プレスシリンダーの押側エンド及び押
側エンドと引側エンドの中間に配設され、圧縮・排出行
程におけるプレスラムを検出する第1及び第2ラム検出
器と、第1,第2ラム検出器によりプレスラムを検出し
た際のプレスシリンダーの圧力に応じてスクリューコン
ベヤの次回の運転時間を制御するコンベヤ運転制御装置
と、筒状モールドの他端に連設され、プレス室から排出
される成形品を挟持可能な2分割パイプと、プレスシリ
ンダーが設定圧力の際に2分割パイプをアンクランプす
るクランプシリンダーとを備えることを特徴とする。第
2の圧縮成形機は、第1のものにおいて、前記第2ラム
検出器を押側エンドレスと引側エンドの間で移動可能に
設けたことを特徴とする。第3の圧縮成形機は、第1又
は第2のものにおいて、前記2分割パイプの先端に連設
された搬送パイプを備えることを特徴とする。又、第4
の圧縮成形機は、第3のものにおいて、前記搬送パイプ
の外周に配設されたヒータを備えることを特徴とする。
前記プレス室は、断面円形又は正多角形であることが好
ましい。一方、本発明の圧縮成形機の運転方法は、第
1,第2,第3又は第4の圧縮成形機の運転に際し、前
記第2ラム検出器がプレスラムを検出した際、プレスシ
リンダーの圧力が設定圧力である場合、コンベヤ運転制
御装置によりスクリューコンベヤの次回の運転時間を設
定時間より微小時間減じるように制御する一方、プレス
シリンダーの圧力が設定圧力未満である場合、コンベヤ
運転制御装置によりスクリューコンベヤの次回の運転時
間を設定時間より微小時間増やすように制御し、又、第
1ラム検出器がプレスラムを検出した際、プレスシリン
ダーの圧力が設定圧力未満である場合、コンベヤ運転制
御装置によりスクリューコンベヤの次回の運転時間を設
定時間の1/2〜1/3となるように制御することを特
徴とする。
【0005】
【作用】本発明の第1の圧縮成形機においては、2分割
パイプをクランプして成形品を挟持することにより、成
形品がプレスラムによる原料の圧縮時のゲートとして機
能すると共に、2分割パイプをアンクランプして成形品
を解放することにより、成形品の排出が瞬時に行われ、
かつプレス室に対する原料投入量の調節が可能となる。
第2の圧縮成形機においては、第1のものの作用の他、
成形品の長さが変化する。第3の圧縮成形機において
は、第1又は第2のものの作用の他、成形品が搬送パイ
プにより所要個所に搬送される。又、第4の圧縮成形機
においては、第3のものの作用の他、成形品の表面の加
熱が可能となる。プレス室の断面形状を円形又は正多角
形とすることにより、各種形状の成形品が得られる。一
方、本発明の圧縮成形機の運転方法においては、原料性
状に応じた原料投入量の調節が可能となる。次回の運転
時間を設定時間の1/2を超えるようにすると、滑り易
い成分を含む原料の成形に際し、成形品が得られず、1
/3未満となるようにすると、成形品となる圧縮層の形
成に長時間を要する。
パイプをクランプして成形品を挟持することにより、成
形品がプレスラムによる原料の圧縮時のゲートとして機
能すると共に、2分割パイプをアンクランプして成形品
を解放することにより、成形品の排出が瞬時に行われ、
かつプレス室に対する原料投入量の調節が可能となる。
第2の圧縮成形機においては、第1のものの作用の他、
成形品の長さが変化する。第3の圧縮成形機において
は、第1又は第2のものの作用の他、成形品が搬送パイ
プにより所要個所に搬送される。又、第4の圧縮成形機
においては、第3のものの作用の他、成形品の表面の加
熱が可能となる。プレス室の断面形状を円形又は正多角
形とすることにより、各種形状の成形品が得られる。一
方、本発明の圧縮成形機の運転方法においては、原料性
状に応じた原料投入量の調節が可能となる。次回の運転
時間を設定時間の1/2を超えるようにすると、滑り易
い成分を含む原料の成形に際し、成形品が得られず、1
/3未満となるようにすると、成形品となる圧縮層の形
成に長時間を要する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1,図2及び図3は本発明の圧縮成形機
の一実施例を示す一部を破断した側面図、図1における
II−II線断面図及び平面図である。図中1は周壁に
軸方向の所要長さの開口部2を設けた筒状モールド3及
び開口部2を閉鎖可能な蓋体4により形成される円筒状
のプレス室で、このプレス室を形成する筒状モールド3
は、両端外周部に嵌着した方形板状のブラケット5,6
を介してベースフレーム7上に、開口部2が上方となる
ようにして水平に取り付けられている。筒状モールド3
上には、ブラケット5,6と協働して開口部2を囲む蓋
ガイド8が設けられており、これらのブラケット5,6
及び蓋ガイド8上には、縦長箱状のチャンバーハウジン
グ9が開口部2を囲むようにして立設されている。チャ
ンバーハウジング9の側方には、原料投入口10が設け
られており、この原料投入口10には、図示しないホッ
パーから原料を送給するスクリューコンベヤ11が連結
されている。一方、チャンバーハウジング9内には、前
記蓋体4がチャンバーハウジング9の内側面に設けた蓋
ガイド12に案内されて昇降自在に設けられており、こ
の蓋体4は、チャンバーハウジング9上に立設した蓋体
昇降シリンダー13により、開口部2の閉鎖位置から原
料投入口10より上方位置までの間で昇降可能に設けら
れている。
て説明する。図1,図2及び図3は本発明の圧縮成形機
の一実施例を示す一部を破断した側面図、図1における
II−II線断面図及び平面図である。図中1は周壁に
軸方向の所要長さの開口部2を設けた筒状モールド3及
び開口部2を閉鎖可能な蓋体4により形成される円筒状
のプレス室で、このプレス室を形成する筒状モールド3
は、両端外周部に嵌着した方形板状のブラケット5,6
を介してベースフレーム7上に、開口部2が上方となる
ようにして水平に取り付けられている。筒状モールド3
上には、ブラケット5,6と協働して開口部2を囲む蓋
ガイド8が設けられており、これらのブラケット5,6
及び蓋ガイド8上には、縦長箱状のチャンバーハウジン
グ9が開口部2を囲むようにして立設されている。チャ
ンバーハウジング9の側方には、原料投入口10が設け
られており、この原料投入口10には、図示しないホッ
パーから原料を送給するスクリューコンベヤ11が連結
されている。一方、チャンバーハウジング9内には、前
記蓋体4がチャンバーハウジング9の内側面に設けた蓋
ガイド12に案内されて昇降自在に設けられており、こ
の蓋体4は、チャンバーハウジング9上に立設した蓋体
昇降シリンダー13により、開口部2の閉鎖位置から原
料投入口10より上方位置までの間で昇降可能に設けら
れている。
【0007】筒状モールド3の一端(図1においては左
端)軸線上には、プレス室1に挿入されるプレスラム1
4を往復移動するプレスシリンダー15が、ベースフレ
ーム7に載置して配設されており、このプレスシリンダ
ー15と筒状モールド3とを所要間隔で連結するタイロ
ッド16には近接スイッチの如き第1,第2及び第3ラ
ム検出器17,18,19がプレスシリンダー15の押
型エンド、押側エンドと引側エンドの中間及び引側エン
ドと対応させて取り付けられている。各ラム検出器1
7,18,19は、プレスラム14の基部に装着したラ
グ20と協働して圧縮・排出行程におけるプレスラム1
4を検出するものであり、第2ラム検出器18は、タイ
ロッド16の長手方向へ移動可能に設けられている。一
方、筒状モールド3の他端(図1においては右端)に
は、プレス室1から排出される成形品を挟持可能な2分
割パイプ21が連設されている。2分割パイプ21は、
プレス室1の内径と同内径の筒体を微小幅(例えば約2
mmの幅)で軸方向へ2分割してなるもので、前記タイ
ロッド16により筒状モールド3の他端側に取り付けら
れた係止リング22に基端部を挿通し、かつ基端部外周
に設けた凸条23により係止リング22に係止されてい
ると共に、係止リング22の内径を2分割パイプ21の
外径より僅かに大きく設けることにより上下動可能に設
けられている。そして、2分割パイプ21の先端側に
は、この2分割パイプ21をクランプするクランプシリ
ンダー24が装着されている。すなわち、クランプシリ
ンダー24は、2分割パイプ21より僅かに大径のパイ
プ挿通孔25を介して2分割パイプ21に嵌装されたシ
リンダー本体26を有しており、このシリンダー本体2
6の上部から螺入した調節ボルト27により2分割パイ
プ21の上部セグメントを上下動可能に支持し、かつシ
リンダー本体26の下部に設けたピストン28のピスト
ンロッド29の端部を2分割パイプ21の下部セグメン
トの外周に当接することにより2分割パイプ21をクラ
ンプ可能としているものである。そして、このクランプ
シリンダー24は、プレスシリンダー15に取り付けた
圧力検出器(図示せず)が設定圧力(通常、最大圧力)
を検出した際に、2分割パイプ21をアンクランプする
ように、すなわち、ピストン28が下降して、2分割パ
イプ21の下部セグメントが自重で下がるように操作さ
れる。
端)軸線上には、プレス室1に挿入されるプレスラム1
4を往復移動するプレスシリンダー15が、ベースフレ
ーム7に載置して配設されており、このプレスシリンダ
ー15と筒状モールド3とを所要間隔で連結するタイロ
ッド16には近接スイッチの如き第1,第2及び第3ラ
ム検出器17,18,19がプレスシリンダー15の押
型エンド、押側エンドと引側エンドの中間及び引側エン
ドと対応させて取り付けられている。各ラム検出器1
7,18,19は、プレスラム14の基部に装着したラ
グ20と協働して圧縮・排出行程におけるプレスラム1
4を検出するものであり、第2ラム検出器18は、タイ
ロッド16の長手方向へ移動可能に設けられている。一
方、筒状モールド3の他端(図1においては右端)に
は、プレス室1から排出される成形品を挟持可能な2分
割パイプ21が連設されている。2分割パイプ21は、
プレス室1の内径と同内径の筒体を微小幅(例えば約2
mmの幅)で軸方向へ2分割してなるもので、前記タイ
ロッド16により筒状モールド3の他端側に取り付けら
れた係止リング22に基端部を挿通し、かつ基端部外周
に設けた凸条23により係止リング22に係止されてい
ると共に、係止リング22の内径を2分割パイプ21の
外径より僅かに大きく設けることにより上下動可能に設
けられている。そして、2分割パイプ21の先端側に
は、この2分割パイプ21をクランプするクランプシリ
ンダー24が装着されている。すなわち、クランプシリ
ンダー24は、2分割パイプ21より僅かに大径のパイ
プ挿通孔25を介して2分割パイプ21に嵌装されたシ
リンダー本体26を有しており、このシリンダー本体2
6の上部から螺入した調節ボルト27により2分割パイ
プ21の上部セグメントを上下動可能に支持し、かつシ
リンダー本体26の下部に設けたピストン28のピスト
ンロッド29の端部を2分割パイプ21の下部セグメン
トの外周に当接することにより2分割パイプ21をクラ
ンプ可能としているものである。そして、このクランプ
シリンダー24は、プレスシリンダー15に取り付けた
圧力検出器(図示せず)が設定圧力(通常、最大圧力)
を検出した際に、2分割パイプ21をアンクランプする
ように、すなわち、ピストン28が下降して、2分割パ
イプ21の下部セグメントが自重で下がるように操作さ
れる。
【0008】2分割パイプ21の先端には、この2分割
パイプ21から排出される成形品を所要個所に搬送する
可撓性若しくは所要曲率で湾曲した搬送パイプ30が連
設されており、搬送パイプ31の外周には、搬送パイプ
31内を搬送される成形品を必要に応じて加熱するコイ
ル状のヒータ31が配設されている。そして、上述した
圧縮成形機は、原料性状に応じてその投入量を調整する
ため、第1,第2ラム検出器17,18により圧縮・排
出行程におけるプレスラム14の先端を検出した際に、
プレスシリンダー15の圧力に応じ、例えばプレスシリ
ンダー15の圧力が設定圧力かそれ未満であるかに応
じ、スクリューコンベヤ11の運転時間を制御するコン
ベヤ運転制御装置(図示せず)を備えている。
パイプ21から排出される成形品を所要個所に搬送する
可撓性若しくは所要曲率で湾曲した搬送パイプ30が連
設されており、搬送パイプ31の外周には、搬送パイプ
31内を搬送される成形品を必要に応じて加熱するコイ
ル状のヒータ31が配設されている。そして、上述した
圧縮成形機は、原料性状に応じてその投入量を調整する
ため、第1,第2ラム検出器17,18により圧縮・排
出行程におけるプレスラム14の先端を検出した際に、
プレスシリンダー15の圧力に応じ、例えばプレスシリ
ンダー15の圧力が設定圧力かそれ未満であるかに応
じ、スクリューコンベヤ11の運転時間を制御するコン
ベヤ運転制御装置(図示せず)を備えている。
【0009】上記構成の圧縮成形機において、粉砕、破
砕又は切断された木、紙又はプラスチック等の廃棄物
(原料)を圧縮成形するには、図1に示すように、蓋体
4を原料投入口10より上方に位置させると共に、プレ
スラム14の先端を引側エンドに位置させ、かつ2分割
パイプ21をクランプ状態にしておく。次いで、スクリ
ューコンベヤ11を予め設定された一定時間(設定時
間)、例えば2秒だけ運転し、ホッパーから原料投入口
10を経てチャンバーハウジング9内に原料を投入し、
その下端から筒状モールド3内に供給した後、蓋体昇降
シリンダー13を作動して蓋体4により筒状モールド3
の開口部2を閉鎖させてプレス室1を形成する。次に、
プレスシリンダー15を作動してプレスラム14を押側
エンドに向けて移動させ、原料の圧縮行程及び成形品の
排出行程を行わせる。原料の圧縮行程においては、2分
割パイプ21がクランプされているので、原料がプレス
室1の他端から排出されることなく、原料の圧縮、成形
が行われる。そして、プレスシリンダー15の圧力が、
圧力検出器によって設定圧力に達したことが検出される
と、クランプシリンダー24による2分割パイプ21の
クランプが解除され、2分割パイプ21による成形品の
挟持が解放されると共に、プレスラム14が排出行程に
入り、新たな成形品がプレス室1から2分割パイプ21
内へ排出される。次いで、クランプシリンダー24によ
り2分割パイプ21をクランプすると共に、蓋体昇降シ
リンダー13により蓋体4を原料投入口10より上方へ
復帰移動させ、かつプレスシリンダー15によりプレス
ラム14を復帰移動させ、以下、同様の操作を繰り返し
て原料の圧縮、成形及び成形品の排出を行う。そして、
2分割パイプ21から排出された成形品は、搬送パイプ
30により所要個所へ搬送される。
砕又は切断された木、紙又はプラスチック等の廃棄物
(原料)を圧縮成形するには、図1に示すように、蓋体
4を原料投入口10より上方に位置させると共に、プレ
スラム14の先端を引側エンドに位置させ、かつ2分割
パイプ21をクランプ状態にしておく。次いで、スクリ
ューコンベヤ11を予め設定された一定時間(設定時
間)、例えば2秒だけ運転し、ホッパーから原料投入口
10を経てチャンバーハウジング9内に原料を投入し、
その下端から筒状モールド3内に供給した後、蓋体昇降
シリンダー13を作動して蓋体4により筒状モールド3
の開口部2を閉鎖させてプレス室1を形成する。次に、
プレスシリンダー15を作動してプレスラム14を押側
エンドに向けて移動させ、原料の圧縮行程及び成形品の
排出行程を行わせる。原料の圧縮行程においては、2分
割パイプ21がクランプされているので、原料がプレス
室1の他端から排出されることなく、原料の圧縮、成形
が行われる。そして、プレスシリンダー15の圧力が、
圧力検出器によって設定圧力に達したことが検出される
と、クランプシリンダー24による2分割パイプ21の
クランプが解除され、2分割パイプ21による成形品の
挟持が解放されると共に、プレスラム14が排出行程に
入り、新たな成形品がプレス室1から2分割パイプ21
内へ排出される。次いで、クランプシリンダー24によ
り2分割パイプ21をクランプすると共に、蓋体昇降シ
リンダー13により蓋体4を原料投入口10より上方へ
復帰移動させ、かつプレスシリンダー15によりプレス
ラム14を復帰移動させ、以下、同様の操作を繰り返し
て原料の圧縮、成形及び成形品の排出を行う。そして、
2分割パイプ21から排出された成形品は、搬送パイプ
30により所要個所へ搬送される。
【0010】従って、上述した圧縮成形機においては、
2分割パイプ21をクランプして成形品を挟持すること
により、成形品がプレスラム14による圧縮時のゲート
として機能すると共に、2分割パイプ21をアンクラン
プして2分割パイプ21による成形品の挟持を解放する
ことにより、成形品の排出が瞬時に行われるので、従来
のようにゲート及びその関連装置を設ける必要が無くな
り、装置のコンパクト化と構成の単純化を図ることがで
きると共に、量的な処理能力を格段に向上させることが
できる。又、原料がプラスチック等の熱可塑性材料を含
有している場合には、ヒータ31により成形品を加熱
し、その外周部の熱可塑性材料を溶融させることによっ
て、成形品が恰もプラスチックフィルム等によって外周
を覆われた状態となり、成形品がスプリングバック等に
よって変形するのを防止することができ、その取り扱い
を容易とすることができる。
2分割パイプ21をクランプして成形品を挟持すること
により、成形品がプレスラム14による圧縮時のゲート
として機能すると共に、2分割パイプ21をアンクラン
プして2分割パイプ21による成形品の挟持を解放する
ことにより、成形品の排出が瞬時に行われるので、従来
のようにゲート及びその関連装置を設ける必要が無くな
り、装置のコンパクト化と構成の単純化を図ることがで
きると共に、量的な処理能力を格段に向上させることが
できる。又、原料がプラスチック等の熱可塑性材料を含
有している場合には、ヒータ31により成形品を加熱
し、その外周部の熱可塑性材料を溶融させることによっ
て、成形品が恰もプラスチックフィルム等によって外周
を覆われた状態となり、成形品がスプリングバック等に
よって変形するのを防止することができ、その取り扱い
を容易とすることができる。
【0011】又、上記圧縮成形機の運転は、スクリュー
コンベヤ11の運転時間を設定時間だけとする場合に限
らず、第1,第2ラム検出器17,18及びコンベヤ運
転制御装置を用いると共に、第2ラム検出器18を平均
的な性状の原料を用いる場合の圧縮行程エンド(通常、
プレス室の中間)に固定し、原料性状の変動に応じてス
クリューコンベヤ11の運転時間を制御(原料供給量を
制御)するようにしてもよい。すなわち、第2ラム検出
器18がプレスラム14を検出した際、圧力検出器によ
って検出されたプレスシリンダー15の圧力が設定圧力
である場合、コンベヤ運転制御装置によりスクリューコ
ンベヤ11の次回の運転時間を設定時間より微小時間
(例えば、0.2秒)減じるように制御する一方、圧力
検出器によって検出されたプレスシリンダー15の圧力
が設定圧力未満である場合、コンベヤ運転制御装置によ
りスクリューコンベヤ11の次回の運転時間を設定時間
を微小時間増やすように制御し、又、第1ラム検出器1
7がプレスラム14を検出した際、圧力検出器によって
検出されたプレスシリンダー15の圧力が設定圧力未満
である場合(例えば原料中に滑り易い成分が含まれる場
合、圧縮行程時に原料がプレス室から2分割パイプ内へ
移動する。)、コンベヤ運転制御装置によりスクリュー
コンベヤ11の次回の運転時間を設定時間の1/2〜1
/3となるように制御する。このようにすることによ
り、原料の粒度、比重、含水率、空隙等の性状の変動に
応じて、量的な処理能力を最大とすることができる。
コンベヤ11の運転時間を設定時間だけとする場合に限
らず、第1,第2ラム検出器17,18及びコンベヤ運
転制御装置を用いると共に、第2ラム検出器18を平均
的な性状の原料を用いる場合の圧縮行程エンド(通常、
プレス室の中間)に固定し、原料性状の変動に応じてス
クリューコンベヤ11の運転時間を制御(原料供給量を
制御)するようにしてもよい。すなわち、第2ラム検出
器18がプレスラム14を検出した際、圧力検出器によ
って検出されたプレスシリンダー15の圧力が設定圧力
である場合、コンベヤ運転制御装置によりスクリューコ
ンベヤ11の次回の運転時間を設定時間より微小時間
(例えば、0.2秒)減じるように制御する一方、圧力
検出器によって検出されたプレスシリンダー15の圧力
が設定圧力未満である場合、コンベヤ運転制御装置によ
りスクリューコンベヤ11の次回の運転時間を設定時間
を微小時間増やすように制御し、又、第1ラム検出器1
7がプレスラム14を検出した際、圧力検出器によって
検出されたプレスシリンダー15の圧力が設定圧力未満
である場合(例えば原料中に滑り易い成分が含まれる場
合、圧縮行程時に原料がプレス室から2分割パイプ内へ
移動する。)、コンベヤ運転制御装置によりスクリュー
コンベヤ11の次回の運転時間を設定時間の1/2〜1
/3となるように制御する。このようにすることによ
り、原料の粒度、比重、含水率、空隙等の性状の変動に
応じて、量的な処理能力を最大とすることができる。
【0012】更に、上記スクリューコンベヤ11の運転
時間を制御するに際し、第2ラム検出器18を適宜に移
動するようにしてもよい。このようにすることにより、
成形品の長さを長くしたり(第2ラム検出器を第1ラム
検出器に対して後退させる)、短くしたり(第2ラム検
出器を第1ラム検出器に対して前進させる)することが
できる。
時間を制御するに際し、第2ラム検出器18を適宜に移
動するようにしてもよい。このようにすることにより、
成形品の長さを長くしたり(第2ラム検出器を第1ラム
検出器に対して後退させる)、短くしたり(第2ラム検
出器を第1ラム検出器に対して前進させる)することが
できる。
【0013】なお、プレス室1を断面円形とする場合に
限らず、断面正方形、正六角形等の正多角形としてもよ
く、このようにすることにより、成形品の収容スペース
を有効に活用することができる。
限らず、断面正方形、正六角形等の正多角形としてもよ
く、このようにすることにより、成形品の収容スペース
を有効に活用することができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の圧
縮成形機によれば、2分割パイプをクランプして成形品
を挟持することにより、成形品がプレスラムによる原料
の圧縮時のゲートとして機能すると共に、2分割パイプ
をアンクランプして成形品を解放することにより成形品
の排出が瞬時に行われるので、従来のようにゲート及び
その関連装置を設ける必要が無くなり、装置のコンパク
ト化と構成の単純化を図ることができると共に、量的な
処理能力を格段に向上させることができ、又、プレス室
に対する原料投入量の調節が可能となるので、量的な処
理能力を最大にすることができる。第2の圧縮成形機に
よれば、第1のものの作用効果の他、成形品の長さが変
化するので、顧客のニーズの多様化に対応させることが
できる。第3の圧縮成形機によれば、第1又は第2のも
のの作用効果の他、成形品が搬送パイプにより所要個所
に搬送されるので、特別な搬送設備を必要としない。
又、第4の圧縮成形機によれば、第3のものの作用効果
の他、成形品の表面の加熱が可能となるので、原料中に
熱可塑性材料を含有している場合、成形品の表面が恰も
プラスチックフィルム等によって覆った状態となり、成
形品がスプリングバック等によって変化するのを防止す
ることができ、その取り扱いを容易とすることができ
る。プレス室の断面形状を円形又は正多角形とすること
により、各種形状の成形品を得ることができる。一方、
本発明の圧縮成形機の運転方法によれば、原料性状に応
じた原料投入量の調節が可能となるので、原料性状の変
動に拘わらず、量的な処理能力を最大にすることができ
る。
縮成形機によれば、2分割パイプをクランプして成形品
を挟持することにより、成形品がプレスラムによる原料
の圧縮時のゲートとして機能すると共に、2分割パイプ
をアンクランプして成形品を解放することにより成形品
の排出が瞬時に行われるので、従来のようにゲート及び
その関連装置を設ける必要が無くなり、装置のコンパク
ト化と構成の単純化を図ることができると共に、量的な
処理能力を格段に向上させることができ、又、プレス室
に対する原料投入量の調節が可能となるので、量的な処
理能力を最大にすることができる。第2の圧縮成形機に
よれば、第1のものの作用効果の他、成形品の長さが変
化するので、顧客のニーズの多様化に対応させることが
できる。第3の圧縮成形機によれば、第1又は第2のも
のの作用効果の他、成形品が搬送パイプにより所要個所
に搬送されるので、特別な搬送設備を必要としない。
又、第4の圧縮成形機によれば、第3のものの作用効果
の他、成形品の表面の加熱が可能となるので、原料中に
熱可塑性材料を含有している場合、成形品の表面が恰も
プラスチックフィルム等によって覆った状態となり、成
形品がスプリングバック等によって変化するのを防止す
ることができ、その取り扱いを容易とすることができ
る。プレス室の断面形状を円形又は正多角形とすること
により、各種形状の成形品を得ることができる。一方、
本発明の圧縮成形機の運転方法によれば、原料性状に応
じた原料投入量の調節が可能となるので、原料性状の変
動に拘わらず、量的な処理能力を最大にすることができ
る。
【図1】本発明の圧縮成形機の一実施例を示す一部を破
断した側面図である。
断した側面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】図1の圧縮成形機の平面図である。
【符号の説明】 1 プレス室 2 開口部 3 筒状モールド 4 蓋体 9 チャンバーハウジング 10 原料投入口 11 スクリューコンベヤ 13 蓋体昇降シリンダー 14 プレスラム 15 プレスシリンダー 17 第1ラム検出器 18 第2ラム検出器 20 ラグ 21 2分割パイプ 24 クランプシリンダー 30 搬送パイプ 31 ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生田 明彦 千葉県八千代市上高野1780番地 川崎重 工業株式会社 八千代工場内 (56)参考文献 特開 平7−51588(JP,A) 特公 昭55−13838(JP,B2)
Claims (6)
- 【請求項1】 上部に軸方向の開口部を設けた水平な筒
状モールド及びその開口部を閉鎖可能な蓋体により形成
されるプレス室と、開口部を囲むようにして筒状モール
ド上に設けられ、側方に原料投入口を設けたチャンバー
ハウジングと、チャンバーハウジングの原料投入口に連
結されたスクリューコンベヤと、チャンバーハウジング
上に立設され、蓋体を開口部の閉鎖位置から原料投入口
より上方位置までの間で昇降する蓋体昇降シリンダー
と、筒状モールドの一端軸線上に配設され、プレス室に
挿入されるプレスラムを往復移動するプレスシリンダー
と、プレスシリンダーの圧力を検出する圧力検出器と、
プレスシリンダーの押側エンド及び押側エンドと引側エ
ンドの中間に配設され、圧縮・排出行程におけるプレス
ラムを検出する第1及び第2ラム検出器と、第1,第2
ラム検出器によりプレスラムを検出した際のプレスシリ
ンダーの圧力に応じてスクリューコンベヤの次回の運転
時間を制御するコンベヤ運転制御装置と、筒状モールド
の他端に連設され、プレス室から排出される成形品を挟
持可能な2分割パイプと、プレスシリンダーが設定圧力
の際に2分割パイプをアンクランプするクランプシリン
ダーとを備えることを特徴とする圧縮成形機。 - 【請求項2】 前記第2ラム検出器を押側エンドと引側
エンドの間で移動可能に設けたことを特徴とする請求項
1記載の圧縮成形機。 - 【請求項3】 前記2分割パイプの先端に連設された搬
送パイプを備えることを特徴とする請求項1又は2記載
の圧縮成形機。 - 【請求項4】 前記搬送パイプの外周に配設されたヒー
タを備えることを特徴とする請求項3記載の圧縮成形
機。 - 【請求項5】 前記プレス室が断面円形又は正多角形で
あることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の圧
縮成形機。 - 【請求項6】 前記第2ラム検出器がプレスラムを検出
した際、プレスシリンダーの圧力が設定圧力である場
合、コンベヤ運転制御装置によりスクリューコンベヤの
次回の運転時間を設定時間より微小時間減じるように制
御する一方、プレスシリンダーの圧力が設定圧力未満で
ある場合、コンベヤ運転制御装置によりスクリューコン
ベヤの次回の運転時間を設定時間より微小時間増やすよ
うに制御し、又、第1ラム検出器がプレスラムを検出し
た際、プレスシリンダーの圧力が設定圧力未満である場
合、コンベヤ運転制御装置によりスクリューコンベヤの
次回の運転時間を設定時間の1/2〜1/3となるよう
に制御することを特徴とする請求項1,2,3,4又は
5記載の圧縮成形機の運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7128984A JP2747807B2 (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 圧縮成形機及びその運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7128984A JP2747807B2 (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 圧縮成形機及びその運転方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08300196A JPH08300196A (ja) | 1996-11-19 |
JP2747807B2 true JP2747807B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=14998253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7128984A Expired - Fee Related JP2747807B2 (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 圧縮成形機及びその運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2747807B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107047832A (zh) * | 2017-05-24 | 2017-08-18 | 西双版纳同庆号茶业股份有限公司 | 一种紧压茶成型模具 |
CN112917979B (zh) * | 2021-02-04 | 2023-05-12 | 河南神马芳纶技术开发有限公司 | 一种化纤丝回收压实设备 |
CN116174437B (zh) * | 2022-03-17 | 2024-05-28 | 铜仁筱启环保科技有限公司 | 一种电解锰渣无害化环保处理方法 |
CN117161194B (zh) * | 2023-11-03 | 2024-01-02 | 沈阳欧施盾新材料科技有限公司 | 一种自动无人干预旋压生产线 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5513838A (en) * | 1978-07-14 | 1980-01-31 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Magnetic-field detector for electronic watch |
JP3264745B2 (ja) * | 1993-08-12 | 2002-03-11 | ナカバヤシ株式会社 | 紙塵の破砕・細断及び圧縮固形化装置 |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP7128984A patent/JP2747807B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08300196A (ja) | 1996-11-19 |
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