JP2747791B2 - 食品加熱殺菌機 - Google Patents

食品加熱殺菌機

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JP2747791B2
JP2747791B2 JP13365894A JP13365894A JP2747791B2 JP 2747791 B2 JP2747791 B2 JP 2747791B2 JP 13365894 A JP13365894 A JP 13365894A JP 13365894 A JP13365894 A JP 13365894A JP 2747791 B2 JP2747791 B2 JP 2747791B2
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sterilization
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鐸治 小野
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Ono Foods Industrial Co Ltd
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、食品加熱殺菌機に関
し、詳しくは多種少量の含気食品を殺菌処理する食品加
熱殺菌機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、食品加熱殺菌機においては、殺菌
槽内の左右両側に注水容器を設け、注水容器の相対向す
る面に複数のノズルを形成し、同複数のノズルから熱水
を槽内に載置したレトルトパウチ等に密封された含気食
品に噴射して、含気食品の加熱殺菌処理を行うようにし
ている。この場合、殺菌槽内で多種類または少量の含気
食品を殺菌処理するには、含気食品を載置したトレイ台
車が大きく、また包装された大きさの異なる含気食品を
一緒に加熱殺菌すると、大きい含気食品により遮られて
熱水がかからない場合があり、トレイ台車上で配置を調
整する必要があり、効率のよい含気食品の加熱殺菌処理
ができなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の問題点を解
決するため、本発明では殺菌槽内を細分化し、多種少量
の含気食品に対応した効率のよい含気食品の加熱殺菌処
理を提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決する手段】上記目的を達成するため本発明
では、殺菌槽内の左右一対の注水容器の間に、槽内中央
を前後方向に仕切り、中空で両側面に複数のノズルを形
成した注水容器を着脱可能に立設し、左右一対の注水容
器と共に熱交換器により加熱された循環水を流入し、両
側面の複数のノズルから噴出させ、殺菌槽内に載置され
た含気食品に注水するようにした。
【０００５】
【作用】以上のように構成することにより、多種少量の
含気食品の加熱殺菌処理を行う場合に、殺菌槽内の中央
に前後方向に伸び、中空で両側面に複数のノズルを形成
した注水容器を立設して殺菌槽内を二分し、二分された
各左右の注水容器との間に対応した巾の狭いトレイ台車
に多種少量の含気食品を載置し、左右の注水容器と連結
して熱交換器により加熱された熱水を両側のノズルから
噴射することにより、大きさの異なる含気食品に対して
も均一に熱水を注水することができる。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。図１は、本発明の殺菌槽の構成を示す断面正
面図で、殺菌槽１の底部にはトレイ台車２を搬入する台
座３が形成され、台座３上には複数のガイドレール４が
取付けられ、ガイドレール４に沿ってトレイ台車２が搬
入され、所定の位置に配置されるようになっている。殺
菌槽１の左右両側には、対向する面に熱水を噴射する複
数のノズル８を形成した注水容器５ａが設けられ、熱水
を供給管路６を通して左右両側の注水容器５ａに均等に
供給し、殺菌槽１内に載置された含気食品に左右両側か
ら熱水を注水するように配置されている。
【０００７】さらに殺菌槽１の中央には、前後方向に伸
びる隔壁７が着脱自在に設けられ、隔壁７には中空で両
側面に複数のノズル８を形成した注水容器５ｂが組み込
まれ、供給管路６から分岐した配管（図示せず）により
熱水の供給を受け、左右両側の注水容器５ａと対向し
て、間に搬入された小型のトレイ台車２に向けて熱水を
噴射するようにしている。以上のように、殺菌槽１内に
着脱自在の隔壁７を設け、隔壁７に両面に複数のノズル
８を形成した注水容器５ｂを設けることにより、多種少
量の大きさの異なる含気食品に対しても、確実に加熱殺
菌を行うことができ、同一形状で大量に殺菌処理する含
気食品に対しても、中央の隔壁７を取り外すことによ
り、従来と同様に加熱殺菌処理することができる。
【０００８】
【発明の効果】以上のように、本発明では殺菌槽の中央
に着脱自在に隔壁を設け、この隔壁に中空で左右両側に
複数のノズルを形成した注水容器を設け、左右の注水容
器と連結し、左右の注水容器との間に載置した含気食品
に、熱水を噴射することにより、多種少量の含気食品の
殺菌処理にも対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の殺菌槽の構成を示す断面正面図であ
る。
【符号の説明】
１ 殺菌槽 ２ トレイ台車 ３ 台座 ４ ガイドレール ５ａ 注水容器 ５ｂ 注水容器 ６ 供給管路 ７ 隔壁 ８ ノズル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】殺菌槽内の左右一対の注水容器の間に、槽
    内中央を前後方向に仕切り、中空で両側面に複数のノズ
    ルを形成した注水容器を着脱可能に立設し、左右一対の
    注水容器と共に熱交換器により加熱された循環水を流入
    し、両側面の複数のノズルから噴出させ、殺菌槽内に載
    置された含気食品に注水してなることを特徴とする食品
    加熱殺菌機。
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