JPS59120080A - 自立性充填パウチの殺菌方法 - Google Patents
自立性充填パウチの殺菌方法Info
- Publication number
- JPS59120080A JPS59120080A JP57233107A JP23310782A JPS59120080A JP S59120080 A JPS59120080 A JP S59120080A JP 57233107 A JP57233107 A JP 57233107A JP 23310782 A JP23310782 A JP 23310782A JP S59120080 A JPS59120080 A JP S59120080A
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- Japan
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- pouch
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- sterilization
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- Granted
Links
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- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 title abstract description 11
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 3
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 2
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Landscapes
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、加熱充填後の自立性?(ウチの簡易な殺菌方
法に関する。
法に関する。
ジュース等の飲料の簡易な容器として、自立性パウチ(
フタンデイングバワチ)が広く用いられている。この自
立性バッチは、底部に略々W字状の折込部を有する一対
のシートの側縁部をシールすることによシ形成される自
立性の包装袋(たとえば実開昭57−110039号公
報蚕照)であジ、内容物全充填後、頂部全シールするこ
とにより第1図に側面図を示すような充填・封止状態が
得られる。
フタンデイングバワチ)が広く用いられている。この自
立性バッチは、底部に略々W字状の折込部を有する一対
のシートの側縁部をシールすることによシ形成される自
立性の包装袋(たとえば実開昭57−110039号公
報蚕照)であジ、内容物全充填後、頂部全シールするこ
とにより第1図に側面図を示すような充填・封止状態が
得られる。
この自立性バッチに、液体、特にジュース等の酸性内容
液全充填する場合には、一般に内容液自体を加熱して充
填し、封止(7た後、特にレトルト殺菌することなく市
場に供給される。これは、内容液自体の耐菌性が高いこ
とならびに内容液温によるバッチの加熱殺菌効果を利用
しているためである。し力・しながら、このような光横
・殺閑法にも一つの問題点が見出された。それは、第1
図に示すよりに加熱充填後の自立性バッチLには通常、
上部空間2が生じ、ここと接触するバワチ壁3の温度は
、内容液4の温度よりかなシ低くなるためである。−例
として、公称容量200gの容器に92Cの湯200g
を充填した場合、上部空間(約7cc)と接触する器壁
温度が54tl’となる結果が得られている。したがっ
て、このような充填方法にしたがう限り、上部空間と接
触する器壁部の充分な殺菌効果は得られず、酵母などの
細菌の生存により腐敗の起る原因となる。この問題は、
加熱充填後にバッチをレトルト殺菌すれば解決されるが
、レトルト殺菌は、高価な設備*安し、エネルギー的に
も必ずしも有利でない。
液全充填する場合には、一般に内容液自体を加熱して充
填し、封止(7た後、特にレトルト殺菌することなく市
場に供給される。これは、内容液自体の耐菌性が高いこ
とならびに内容液温によるバッチの加熱殺菌効果を利用
しているためである。し力・しながら、このような光横
・殺閑法にも一つの問題点が見出された。それは、第1
図に示すよりに加熱充填後の自立性バッチLには通常、
上部空間2が生じ、ここと接触するバワチ壁3の温度は
、内容液4の温度よりかなシ低くなるためである。−例
として、公称容量200gの容器に92Cの湯200g
を充填した場合、上部空間(約7cc)と接触する器壁
温度が54tl’となる結果が得られている。したがっ
て、このような充填方法にしたがう限り、上部空間と接
触する器壁部の充分な殺菌効果は得られず、酵母などの
細菌の生存により腐敗の起る原因となる。この問題は、
加熱充填後にバッチをレトルト殺菌すれば解決されるが
、レトルト殺菌は、高価な設備*安し、エネルギー的に
も必ずしも有利でない。
本発明は上述した事情に鑑み、加熱充填後の自立性ハツ
チの簡易な収繭方法を提供せんとするものであり、より
詳しくは、高温液体を充填し封止した自立性バッチの上
部空間との接触部を選択的に加熱することを特徴とする
ものである。
チの簡易な収繭方法を提供せんとするものであり、より
詳しくは、高温液体を充填し封止した自立性バッチの上
部空間との接触部を選択的に加熱することを特徴とする
ものである。
以下、本発明の方法をその典型的な実施態様について図
面を参照しつつ説明する。
面を参照しつつ説明する。
本発明の方法は、ハツチへの内容液の充填ならびに封正
に至るまでは常法に従って行なわれる。
に至るまでは常法に従って行なわれる。
得られる加熱充填後のバッチは第1図に示す通シであシ
、その上部空間と接する器壁3の加熱殺菌は、たとえば
第2図に示すようにして行われる。
、その上部空間と接する器壁3の加熱殺菌は、たとえば
第2図に示すようにして行われる。
すなわち、充填後のハツチ【は、必要に応じてホルダー
5により保持され、充填ラインに沿って(すなわち第2
図の紙面と直角方向ω移送される過程で、充填ラインと
ほぼ平行に配置されたバイブロから熱水又はスチームを
器壁3へと直接吹き付けることによシ当該器壁3の選択
的加熱殺菌が行なわれる。なお、バイブロは必要に応じ
て、しやへい板7で囲われる。
5により保持され、充填ラインに沿って(すなわち第2
図の紙面と直角方向ω移送される過程で、充填ラインと
ほぼ平行に配置されたバイブロから熱水又はスチームを
器壁3へと直接吹き付けることによシ当該器壁3の選択
的加熱殺菌が行なわれる。なお、バイブロは必要に応じ
て、しやへい板7で囲われる。
また上部器壁3の選択的加熱は、内容液4との接触によ
って行うことができる。すなわち、充填直後の内容液は
未だ90C以上の温間を有しているので、この内容液4
を効果的に上部器壁3と接触させて、当該部の加熱殺菌
を行うものである。このためには、バッチ自体を傾斜さ
せあるいは揺動すればよい。この際、内容液と既に接触
していたバッチ器壁の温度変化はないが、液と新たに接
触した上部器壁は選択的に加熱されることになる。
って行うことができる。すなわち、充填直後の内容液は
未だ90C以上の温間を有しているので、この内容液4
を効果的に上部器壁3と接触させて、当該部の加熱殺菌
を行うものである。このためには、バッチ自体を傾斜さ
せあるいは揺動すればよい。この際、内容液と既に接触
していたバッチ器壁の温度変化はないが、液と新たに接
触した上部器壁は選択的に加熱されることになる。
具体的態様としては、たとえば第3図に示すように、ハ
ツチ【の下部を収容して保持したホルダー5をベルトコ
ンベア8によって移送するに際して、このコンベアベル
ト8に隆起部9を設ければよい。
ツチ【の下部を収容して保持したホルダー5をベルトコ
ンベア8によって移送するに際して、このコンベアベル
ト8に隆起部9を設ければよい。
この隆起部9を通過する前後において、ホルダー5に収
容されたバッチは左右に(すなわち進行方向の前後に)
傾斜させられ、上部空間2と接触するバッチの上部器壁
は、内容液4と接触して加熱される。なお容器の鵠斜方
向は$3図と直角の方向、すなわちコンベアベルトの□
進行方向の左右に行ってもよい。また上記した内容液と
の接触による上部器壁の加熱は、特に図示しないが、コ
ンベアベルト等の搬送手段に適宜の振動を与えてバッチ
を揺動することによってもできることは容易に理解でき
よう。
容されたバッチは左右に(すなわち進行方向の前後に)
傾斜させられ、上部空間2と接触するバッチの上部器壁
は、内容液4と接触して加熱される。なお容器の鵠斜方
向は$3図と直角の方向、すなわちコンベアベルトの□
進行方向の左右に行ってもよい。また上記した内容液と
の接触による上部器壁の加熱は、特に図示しないが、コ
ンベアベルト等の搬送手段に適宜の振動を与えてバッチ
を揺動することによってもできることは容易に理解でき
よう。
上呂己第2図ないし第3図を用いて説明した態様のいず
れにおいても、上部器壁の選択的加熱を効率的に実施す
るために、第4図に示すように、ホルダー5Aにより
/<クチ[の胴部を押え、予め内容液に接するバッチ器
壁の面積を少なくしておいて、露出した上部器壁を選択
的に加熱することが有効である。
れにおいても、上部器壁の選択的加熱を効率的に実施す
るために、第4図に示すように、ホルダー5Aにより
/<クチ[の胴部を押え、予め内容液に接するバッチ器
壁の面積を少なくしておいて、露出した上部器壁を選択
的に加熱することが有効である。
本発明にしたがい上記のようにし1上部器壁を含めて加
熱殺菌されたバッチは、次いで常法にしたがい、冷却機
によシ冷却され、保存あるいは市場に供給される。
熱殺菌されたバッチは、次いで常法にしたがい、冷却機
によシ冷却され、保存あるいは市場に供給される。
上述したように本発明にしたがえば、自立性ハツチへの
加熱充填に際して問題となる、上部空間の存在による殺
菌不良を解決する簡易な方法が提供される。
加熱充填に際して問題となる、上部空間の存在による殺
菌不良を解決する簡易な方法が提供される。
第1図は、本発明にしたがって処理されるべき加熱充填
後のバッチの側面図ζ第2図および第3図はそれぞれ本
発明にしたがう加熱殺菌の態様を示し、第2図はバッチ
側面より、また第3図はハツチ正面よp見た図である。 第4図は、加熱殺菌を効率的に行うためのバッチの抑圧
保持状態を示す側面図である。 1・・・パウチ、2・・・上部空間、3・・・上部器壁
、4・・・内容液、5・・・ボルダ−16・・・熱水ま
たはヌチームハイプ、8・・・ベルトコンベヤ。 出願人代理人 猪 股 清
後のバッチの側面図ζ第2図および第3図はそれぞれ本
発明にしたがう加熱殺菌の態様を示し、第2図はバッチ
側面より、また第3図はハツチ正面よp見た図である。 第4図は、加熱殺菌を効率的に行うためのバッチの抑圧
保持状態を示す側面図である。 1・・・パウチ、2・・・上部空間、3・・・上部器壁
、4・・・内容液、5・・・ボルダ−16・・・熱水ま
たはヌチームハイプ、8・・・ベルトコンベヤ。 出願人代理人 猪 股 清
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、高温液体を充填し封止した自立性・くワチの上部空
間との接触部を選択的に加熱することを特徴とする自立
憔充填・(ワチの殺菌方法。 2、前記自立性・くワチの上部空間との接触部の加熱を
、バッチ外面より熱水又は蒸気を吹き付けることにより
行う特許請求の範囲gp、 を項記載の方法。 3、前8己自立性・くワチの上部空間との接触部の加
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57233107A JPS59120080A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 自立性充填パウチの殺菌方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57233107A JPS59120080A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 自立性充填パウチの殺菌方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59120080A true JPS59120080A (ja) | 1984-07-11 |
JPS6344357B2 JPS6344357B2 (ja) | 1988-09-05 |
Family
ID=16949880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57233107A Granted JPS59120080A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 自立性充填パウチの殺菌方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59120080A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61260834A (ja) * | 1985-04-01 | 1986-11-19 | ソシエテ デ プロデユイ ネツスル ソシエテ アノニム | 粉末茶エキスの製造法 |
JPS62287889A (ja) * | 1986-05-29 | 1987-12-14 | 三菱重工業株式会社 | 液体の加熱又は冷却方法及び装置 |
JPS62287890A (ja) * | 1986-05-29 | 1987-12-14 | 三菱重工業株式会社 | 液体の加熱又は冷却装置 |
JPH05157426A (ja) * | 1991-12-10 | 1993-06-22 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 恒温機の温度警報装置 |
JPH0698731A (ja) * | 1992-09-22 | 1994-04-12 | House Foods Corp | パウチ入りミネラルウォーター |
JPH0698733A (ja) * | 1992-09-22 | 1994-04-12 | House Foods Corp | パウチ入りミネラルウォーター |
WO2004082406A1 (ja) * | 2003-03-19 | 2004-09-30 | Ryubi Co., Ltd. | 食品の殺菌方法及びこの方法によって得られた容器詰め食品 |
-
1982
- 1982-12-28 JP JP57233107A patent/JPS59120080A/ja active Granted
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61260834A (ja) * | 1985-04-01 | 1986-11-19 | ソシエテ デ プロデユイ ネツスル ソシエテ アノニム | 粉末茶エキスの製造法 |
JPS6257290B2 (ja) * | 1985-04-01 | 1987-11-30 | Nestle Sa | |
JPS62287889A (ja) * | 1986-05-29 | 1987-12-14 | 三菱重工業株式会社 | 液体の加熱又は冷却方法及び装置 |
JPS62287890A (ja) * | 1986-05-29 | 1987-12-14 | 三菱重工業株式会社 | 液体の加熱又は冷却装置 |
JPH05157426A (ja) * | 1991-12-10 | 1993-06-22 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 恒温機の温度警報装置 |
JPH0698731A (ja) * | 1992-09-22 | 1994-04-12 | House Foods Corp | パウチ入りミネラルウォーター |
JPH0698733A (ja) * | 1992-09-22 | 1994-04-12 | House Foods Corp | パウチ入りミネラルウォーター |
WO2004082406A1 (ja) * | 2003-03-19 | 2004-09-30 | Ryubi Co., Ltd. | 食品の殺菌方法及びこの方法によって得られた容器詰め食品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6344357B2 (ja) | 1988-09-05 |
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