JP2747017B2 - 記録装置及びその方法 - Google Patents

記録装置及びその方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子タイプライタ、フアクシミリ、パーソ
ナルコンピユータ、あるいはワードプロセツサ等の記録
部に用いられる記録装置に関し、更に詳しくは、画像情
報に応じ多色の記録出力を得ることができる記録装置及
びその方法に関するものである。
[従来の技術] 従来より、多色のインクをシートの送り方向に沿って
シート上に塗布した多色インクリボンを用いた記録装置
が知られている。この種の装置では、シート上に塗布さ
れたインクの色を識別するため第1図に示すように各色
の間にバーコード記したものを用い、このバーコードを
光学的なセンサで検出することにより、インクの色を特
定したり所望の色の頭出しが行われる。
従来、この種の装置では、第1図に示すような多色イ
ンクリボンのバーコードをカラーセンサで検出する場
合、記録ヘツドをダウン(プラテンに圧接)させた(イ
ンクリボンを引き出した)状態で多色インクリボンを巻
取り、リボンの巻き始めと巻き終りに関係なく、一定速
度でリボンの搬送を行い(カラーセンサを通過させて)
バーコードを検出するように構成されている。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上記従来例では、カラーセンサを通過
する速度を一定にするため、リボンの巻取り半径によつ
ては高速に巻取りを行えるにも関わらず、記録ヘツドを
ダウンさせて定速での巻取りを行つていた。そこで、高
速な巻取り処理を行うために、記録ヘツドをアツプさせ
たままの状態でリボンを巻取ることが考えられている。
しかし、このダイレクト巻取りを行うには、第2図
(a)及び第2図(b)に示すように、リボンの巻取り
始めと終わりでは、多色インクリボンの走行速度が変化
してしまい、バーコードのON,OFFのタイミング(周期)
が一定せず、カラーセンサの色検出ができない状態が発
生し、エラーになつてしまうという欠点があつた。
また、カラーセンサの検出エラーを発生させないよう
に、バーコードの幅を広くすることも可能であるが、こ
の場合は、記録可能範囲が短くなるという欠点があつ
た。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもの
で、各色間にインク色に応じたバーコードを配した多色
インクシートの色検出を精度良く行え、バーコードのバ
ーの幅を狭くしても検出エラーを生じることなくインク
の色の特定が行える記録装置及びその方法を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の記録装置は以下
の構成を有する。
即ち、複数の色のインクを有するインクシートを用い
て多色の記録を行う記録装置において、複数の色のイン
クがシートの送り方向に沿って順に設けられるととも
に、各インク色に共通の幅の基準情報部分と各インク色
に対応した色情報部分とからなるバーコードを各インク
色毎に配したインクシートと、前記バーコードを検出す
るセンサと、前記バーコードが検出される時間を計時す
る計時手段と、前記インクシートの走行速度を制御する
制御手段と、前記バーコードの基準情報部分が検出され
る時間に応じて前記制御手段により前記インクシートの
走行速度を制御し、制御された速度により前記インクシ
ートを走行させて前記バーコードの色情報部分を検出す
ることにより前記インクシート上のインクの色を特定す
る特定手段とを有する。
また、上記目的を達成するために、本発明の記録方法
は以下の工程からなる。
即ち、複数の色のインクがシートの送り方向に沿って
順に設けられるとともに、各イク色に共通の幅の基準情
報部分と各インク色に対応した色情報部分とからなるバ
ーコードを各インク色毎に配したインクシートを用いて
多色の記録を行う記録方法において、前記バーコードの
基準情報部分を検出し、基準情報部分が検出される時間
を計時する工程と、計時された時間に基づいて前記イン
クシートの走行速度を制御して前記インクシートの送り
動作を行う工程と、前記制御された走行速度によるイン
クシートの送り動作中に前記バーコードの色情報部分を
検出し、前記インクシート上のインクの色を特定する工
程とからなる。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な一実施
例を詳細に説明する。
<第1の実施例> 第1図は、本発明の第1の実施例を示し、多色インク
リボンの平面図である。lAはA色を示すバーコード、lB
はB色を示すバーコード、lCはC色を示すバーコードで
あり、その色検出は、バーコードのON・OFFのタイミン
グによつて行われている。またlはバーコードの幅、
l′はバーコード間の隙間(ブランク)である。
第2図(a)は、多色インクリボンを巻取り始めた状
態でのカラーセンサのON・OFFを示すタイミング図であ
り、また第2図(b)は、多色インクリボンの巻取り終
了時でのカラーセンサのON・OFFを示すタイミング図で
ある。そして多色インクリボンの巻取り開始時のカラー
センサON時間をt1、そのインターバルをt1′多色インク
リボンの巻取り終了時のカラーセンサON時間をt2、その
インターバルをt2′とすると t1>t2、t1′>t2′ の関係が成り立つ。
第3図は、多色インクリボンの巻取り径とカラーセン
サのON時間との関係を示した図である。ここで、上述の
多色インクリボンの巻取り開始時の径(最小径)をD1
同様に多色インクリボンの巻取り終了時の径(最大径)
をD2とし、また多色インクリボンの巻取り角速度を径に
関係なくWであるとすると、バーコードの最長センス時
間t1と最短センス時間t2は、 t1=l/{(D1/2)・W} t2=l/{(D2/2)・W} となり、t1/t2=D2/D1である。
ゆえに、(反比例)の関係になる。
同様に、バーコードの最長OFF時間t1′と最短OFF時間
t2′は、 t1′=l′/{(D1/2)・W} t2′=l′/{(D2/2)・W} となり、t1′/t2′=D2/D1である。
ゆえに、(反比例)の関係になる。
つまり、カラーセンサで色検出を行う場合に、ONのタ
イミングは次の範囲であり、 l/{(D1/2)・W} 〜l/{(D2/2)・W} またOFFのタイミングは次の範囲である。
l′/{(D1/2)・W} 〜l′/{(D2/2)・W} 第6図は、本実施例における記録装置の記録部を示す
図である。図において、記録シート60はプラテン61にバ
ツクアツプされた状態でシート送りローラ62のゴム部に
ピンチローラによつて圧接されている。このシート送り
ローラ62の軸64にはギヤ65が取付けられ、減速ギヤ66を
介してシート送りモータM1に連結されており、シート送
りモータM1の回転によりシート送りローラ62が回転し、
記録シート60が搬送される。従つて、後述するサーマル
ヘツド76が記録シート60に当接して記録を行う際に、プ
ラテン61は記録シート60の位置を維持する。
次に、キヤリツジ69の往復運動について説明する。
プラテン61の前側には、平行にシヤフト67が、さら
に、キヤリツジ69の反対側にはラツク68が固定され、こ
のシヤフト67とラツク68の上面の案内面にてキヤリツジ
69が矢印B方面に移動可能に案内支持されている。
すなわち、キヤリツジ69は記録シート60の搬送経路A
と直角方向に往復移動可能である。
ベルト70はその一部が前記キヤリツジ69に固定され、
プーリーギヤ71及びプーリー72によつて張設されてい
る。上述のプーリーギヤ71は減速ギヤ73,74を介してキ
ヤリツジモータM2に連結されている。そこで、このキヤ
リツジモータM2の回転により、上述したプーリーギヤ71
及びプーリー72が回転し、これによつてベルト70が駆動
され、キヤリツジ69はシヤフト67に沿って往復移動(矢
印B方向)する。
さらに、キヤリツジ69には、ヘツドホルダー(図示せ
ず)がヘツドホルダー軸のまわりに回転可能に案内支持
されている。そして、このヘツドホルダーには、サーマ
ルヘツド76が取付けられており、ヒートシンクも兼ねて
いる。
また、前記キヤリツジ69にはインクリボンカセツト5
を2段積みに搭載するためのキヤリツジテーブル75が設
けられている。このキヤリツジテーブル75にはマルチカ
ラーリボン6の色識別用の色検出手段(カラーセンサ)
S3が設けられており、また、上述のキヤリツジ69にはイ
ンクリボンカセツト5の有無、種類及びインクリボン6
エンドの検出を行うためのリボンセンサS2が設けられて
いる。
次に、上述したキヤリツジテーブル75にインクリボン
カセツト5を装着可能に装填する場合を説明する。
このキヤリツジテーブル75には、上下2段にインクリ
ボンカセツト5を搭載することが可能であり、また、こ
のキヤリツジテーブル75の上面には、ピン75a、75b及び
フツク75c、75d、75eがそれぞれ設けられている。
まず、下段にインクリボンカセツト5を装着する場合
は、後述するインクリボンカセツト5(第4図、第5
図)の上ケース及び下ケースに設けられた開口20、21、
をピン75a、75bに嵌入し、下ケースの係止部31に上記フ
ツク75cを弾性的に結合することによつて、インクリボ
ンカセツト5は取り外し可能にキヤリツジテーブル75に
装着することができる。また、上段にインクリボンカセ
ツト5を装着する場合も同様に、ピン75a、75bに開口2
0、21を嵌入し、下ケースの係合部30、32にフツク75d、
75eを弾性的に係合することにより下段のインクリボン
カセツト5を介してキヤリツジテーブル75に装着され
る。
こうして、複数(2段)のインクシート(インクリボ
ンを含む)装着部が構成されている。
次に、インクリボンカセツトについて、第4図(斜視
図)及び第5図(平面図)を参照して説明する。
第4図及び第5図において、インクリボンカセツト5
は上ケース6及び下ケース7で形成されており、カセツ
ト5内にインクリボン8を収納した状態でキヤリツジテ
ーブル75に取り外し可能に装着される。
インクリボン8は供給コア9に巻かれており、下ケー
ス7の突出部11及び12に回転自在に取付けられたローラ
13を経て、下ケースの開口部22で一旦カセツト5外へ露
出した後、再び下ケース開口部23からカセツト5内に侵
入し、さらに、下ケース開口部24で再びカセツト5外へ
露出した後、下ケース開口部25からカセツト5内へ侵入
し、巻取りコア10に巻取られる。
なお、カセツト5がキヤリツジテーブル75の所定位置
に装着された際には、本体側のヘツド76に対向してこの
カセツト5の開口部22及び23から露出したインクリボン
8が位置し、このインクリボン8を記録情報に応じて発
熱するサーマルヘツド76によつて加熱することができ
る。さらに、上述のインクリボン8は、下ケース7に設
けられた圧接ばね14、15により下ケース7の突出部16、
17にそれぞれ付勢されている。なお、上述の圧接ばね1
4、15には、フエルト18、19が貼付けられており、イン
クリボン8の圧接による損傷を防止している。
また、テンシヨンばね26はインクリボン8を矢印K方
向に付勢しており、上述の圧接ばね14及び15と共働して
インクリボン8の弛みを除去している。
また、下ケース7の開口部27からインクリボン8の一
部が露出しており、このカセツト5がキヤリツジテーブ
ル75の所定位置に装着された際には、本体側のリボンセ
ンサS2(第6図)がこのカセツト5の開口部27に位置
し、リボンセンサS2がインクリボン8のリボンエンドを
検出する。また、本体側のカラーセンサS3が下ケース7
の開口部24、25から露出したインクリボン8の位置に対
向し、通過するインクリボン8のバーコードを検出す
る。
第7図は、本実施例における記録装置の構成を示すブ
ロツク図である。
図示するように、CPU41は中央演算処理部であり、後
述のROM42やFDD3等からプログラムや各種データを読み
出し、必要な演算及び判断を行い各種の制御を行う。ま
た、CPU41は複数のユニツトで構成することもできる。R
OM42は読み出し専用メモリであり、CPU41が動作するた
めの各種プログラムや文字コードドツトパターン(キヤ
ラクタジエネレータ;CG)又は印字に必要な各種データ
が格納されている。RAM43はリードライトメモリであ
り、CPU41が命令中のデータ又は演算結果を一時貯えて
おくワーキングエリアとインタフエース部44,キーボー
ド1,フロツピーデイスクFDD3等から入力された各種デー
タを格納しておくバツフアエリア及び文書を保持してお
くテキストエリア等から成つている。
また、CPUユニツト40は、サーマルヘツドドライバ45,
モータドライバ46,サーミスタや各種センサの検出部で
ある検出器47を介してプリンタユニツト4と接続されて
いる。そして、サーマルヘツドドライバ45はCPU41の制
御により、上述のプリンタユニツト4に設けられている
サーマルヘツド16を駆動する。またモータドライバ46は
CPU41の制御によつて紙送りモータM1及びキヤリツジモ
ータM2の各駆動を行う。そして検出器47はサーミスタS1
やプリンタユニツト4に設けられているセンサ(図示せ
ず)リボンセンサ(図示せず)など各種センサの読み取
りを行う。
次に、電源48は、サーマルヘツド16の駆動用電源VH,
紙送りモータM1及びキヤリツジモータM2の駆動用電源
VM,フロツピーデイスクFDD3の駆動用電源VFDD,並びに、
その他のロジツク回路用電源VCCを供給する。
またコントローラ49は、CPU41の制御により上述した
サーマルヘツド16への印字データ転送を行つたり、駆動
電源VHの電圧電流を変化させたり、ヒート時間やデユー
テイを変化させたり各種の制御を行う。そしてCPUユニ
ツト40は、キーボードコネクタ50を介して印字や編集等
に必要な各種データを入力するキーボード1が接続され
ている。またCPUユニツト40には、CRTコネクタ51を介し
てキーボード1より入力されたデータや各種情報を表示
するためのCRT2が接続されている。なお、CRT2の代わり
に液晶表示等の他の表示装置を使用することもできる。
さらにCPUユニツト40には、FDDコネクタ52を介してフロ
ツピーデイスクFDD3が接続されている。なお、FDD3の代
わりにハードデイスク、外部RAMあるいは外部ROM等を接
続することもできる。
CPUユニツト40には、インタフエースコネクタ53を介
して外部制御装置による本記録装置の制御や外部機器と
の通信を行うRS232C,セントロニクス,モデム(MODEM)
等の外部インタフエースを接続することも可能である。
そして、54はCPU41の命令により、時間を計時するタイ
マであり、本実施例では、上述したバーコードのON,OFF
時間を測定する。
次に、本実施例におけるバーコード検出処理を第8図
に示すフローチヤートに従つて以下に説明する。
まず、ステツプS1において、バーコード数をカウント
するカウンタZの“0"クリアを行い、続くステツプS2で
は、インクリボン巻取り動作により、検出部47のカラー
センサがバーコードのONを検出するのを待つ。その後、
バーコードのONが検出されると、CPU41はステツプS3に
処理を進め、そのON時間を測定するためにタイマ54を起
動する。そしてステツプS4で、上述したバーコードの最
長時間t1内にOFFが検出されるのを待ち、OFFであればス
テツプS7に処理を進め、タイマ54値を読み出して停止命
令を出力する。しかし、ONの状態であれば、ステツプS5
において、タイマ54値が上述したバーコードの最長時間
t1を満たしているかチエツクし、NOであればステツプS6
でタイマ54を停止し、エラー処理を実行する。ステツプ
S5の判断結果、時間内であればステツプS4に処理を戻
し、バーコードのOFF検出を続行する。
一方、ステツプS4からステツプS7に処理を進めた場
合、次のステツプS8では、タイマ54値が上述したバーコ
ードの最短時間t2を満たしているかチエツクする。その
結果、NOであればエラー処理を実行するが、YESであれ
ばステツプS9に処理を進め、バーコードのOFF時間を測
定するためにタイマ54を起動する。そして、ステツプS1
0において、上述したバーコードの最長インターバル
t1′内に、ONが検出されるのを待ち、検出されるとステ
ツプS15に処理を進める。しかし、OFF状態であればステ
ツプS11でタイマ54値がt1′を越えたかチエツクし、越
えた場合、つまり、次のバーコードがない場合、ステツ
プS12に処理を進め、タイマ54を停止する。次に、ステ
ツプS13では、所望の色に対応するバーコードを検出し
たのか否かを、カウンタZの値により調べ、所望の数で
なければステツプS1に処理を戻し、検出を続行する。し
かし、検出したのであればステツプS14に処理を進め、
カウンタの値をパラメータとしてカラー記録処理を実行
する。
上述のステツプS10において、t1′時間内に次のONを
検出した場合は、ステツプS15でタイマ54を停止し、ス
テツプS16において、検出したバーコードのOFF時間が上
述した最短時間t2′以上か否かをチエツクする。ここ
で、満たしていなければ、エラー処理を実行し、一方範
囲内であれば、ステツプS17に処理を進め、バーコード
数をカウントするカウンタZをインクリメントして処理
をステツプS3に戻す。そして上述した処理を繰り返し、
連続するバーコードの検出が終了すると、上述したよう
に、所望の色でカラー記録を行うことができる。
第1の実施例では、多色インクリボンを用いて説明し
たが、第9図に示すようなラインプリンタのインクシー
トを用いても同様な効果を得ることができる。またバー
コードはシリアルプリンタのインクリボンと同じであ
る。
<第2の実施例> 第10図は、第2の実施例における多色インクリボンの
平面図である。なお、本実施例では、各色最初のバーコ
ードの幅l″をリボン巻取り開始時の径とリボン巻取り
終了時の径でもセンス可能な長さにしている。
第11図(a)はリボン巻取り開始時のカラーセンサの
ON・OFFのタイミング図、第11図(b)はリボン巻取り
終了時のカラーセンサのON・OFFのタイミング図であ
る。
第12図は、第2の実施例における処理手順を示すフロ
ーチヤート図である。
まず、ステツプS20において、バーコード数のカウン
タZに“1"をセツトし、次のステツプS21では、インク
リボン巻取り動作によるバーコードのONを検出する。そ
してONが検出されると、ステツプS22に処理を進め、バ
ーコードのON時間(タイミング)を測定する。ここでの
処理は、上述したタイマをセツトしてOFFまでの時間を
測定する処理である。次に、ステツプS23において、測
定したバーコードのON時間によりリボン巻取り速度を決
定する。
なお、バーコードのON時間は、インクリボン巻取り始
めと終わりでは違つており、第11図に示すようなバーコ
ードのON時間(タイミング)により、リボン巻取り速度
を決定すると、各インク色で共通の幅の部分に続く、イ
ンク色に応じたバーコードの部分の検出をリボンの巻取
り径に関係なく一定にすることができる。つまり、C色
のバーコードlCにおいて、共通の幅の部分l″に続く2
番目以降のバーコードのON時間t1をリボン巻取り径に関
係なく一定にすることができる。
次に、ステツプS24において、バーコードのOFF時間
(所定時間)だけ経過するのを待ち、次のステツプS25
では、連続してバーコードのONを検出したかをチエツク
する。ここで、バーコード領域が終了していれば、ステ
ツプS29に処理を進めるが、連続している場合には、ス
テツプS26において、バーコード数をカウントするカウ
ンタをインクリメントする。そしてステツプS27でバー
コードのON時間(所定時間)だけ経過するのを待ち、時
間が経過すると、ステツプS28でバーコードのOFFを検出
したか否かを調べ、OFFでなければエラー処理を実行す
る。しかし、OFFであればステツプ24に処理を戻して検
出を続行する。
一方、ステツプS25において、NOであればステツプS29
で、カウント数により所望の色を検出したか否かを判別
し、カウント数が所望の数でなければ、ステツプS20に
処理を戻し、上述した検出処理を繰り返す。しかし、カ
ウント数が所望の色に対応するバーコードであればステ
ツプS30に処理を進め、カウント数をパラメータとして
セツトし、カラー記録処理を行う。
第2の実施例によれば、最初のON時間を測定し、その
時間によりリボンの巻取り速度を変えることで、それ以
降のバーコードのON時間を一定にすることができる。
また、バーコードが検出される時間を一定にできるこ
とから、バーコードの幅を狭くしても精度良く検出する
ことができ、よってカセット内に収容できるインクシー
トの記録可能範囲を長くすることが可能となる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、各色間にインク
色に応じたバーコードを配した多色インクシートの色検
出を精度良く行え、バーコードのバーの幅を狭くしても
検出エラーを生じることなくインクの色を特定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例におけるバーコードを示す図、 第2図(a)及び(b)は第1の実施例におけるカラー
センサのタイミングを示す図、 第3図は巻取り径と検出タイミングの関係を示す図、 第4図は多色インクリボンカセツトの外観を示す斜視
図、 第5図は多色インクリボンカセツトの構造を示す平面
図、 第6図は多色インクリボンカセツトを装着するプリンタ
機構部を示す図、 第7図は実施例における記録装置の構成を示すブロツク
図、 第8図は第1の実施例における処理手順を示すフローチ
ヤート、 第9図は第1の実施例での変形例を示す図、 第10図は第2の実施例におけるバーコードを示す図、 第11図(a)及び(b)は第2の実施例におけるカラー
センサのタイミングを示す図、 第12図は第2の実施例における処理手順を示すフローチ
ヤート、 第13図は巻取り速度と検出タイミングの関係を示す図で
ある。 図中、1……キーボード、2……CRT、3……FDD、4…
…プリンタユニツト、5……インクリボンカセツト、8
……カラーリボン、41……CPU、42……ROM、43……RA
M、47……検出部、54……タイマである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の色のインクを有するインクシートを
    用いて多色の記録を行う記録装置において、 複数の色のインクがシートの送り方向に沿って順に設け
    られるとともに、各インク色に共通の幅の基準情報部分
    と各インク色に対応した色情報部分とからなるバーコー
    ドを各インク色毎に配したインクシートと、 前記バーコードを検出するセンサと、 前記バーコードが検出される時間を計時する計時手段
    と、 前記インクシートの走行速度を制御する制御手段と、 前記バーコードの基準情報部分が検出される時間に応じ
    て前記制御手段により前記インクシートの走行速度を制
    御し、制御された速度により前記インクシートを走行さ
    せて前記バーコードの色情報部分を検出することにより
    前記インクシート上のインクの色を特定する特定手段
    と、 を有することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】複数の色のインクがシートの送り方向に沿
    って順に設けられるとともに、各インク色に共通の幅の
    基準情報部分と各インク色に対応した色情報部分とから
    なるバーコードを各インク色毎に配したインクシート用
    いて多色の記録を行う記録方法において、 前記バーコードの基準情報部分を検出し、基準情報部分
    が検出される時間を計時する工程と、 計時された時間に基づいて前記インクシートの走行速度
    を制御して前記インクシートの送り動作を行う工程と、 前記制御された走行速度によるインクシートの送り動作
    中に前記バーコードの色情報部分を検出し、前記インク
    シート上のインクの色を特定する工程と、 からなることを特徴とする記録方法。
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