JPH0349978A - 多色インクリボンの記録制御方法 - Google Patents

多色インクリボンの記録制御方法

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JPH0349978A
JPH0349978A JP18361689A JP18361689A JPH0349978A JP H0349978 A JPH0349978 A JP H0349978A JP 18361689 A JP18361689 A JP 18361689A JP 18361689 A JP18361689 A JP 18361689A JP H0349978 A JPH0349978 A JP H0349978A
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ink ribbon
color
ink
recording
cassette
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JP18361689A
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Noriyoshi Oshima
大島 則美
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は多色インクリボンの記録制御方法に関し、例え
ばシリアルプリンタにおける多色インクリボンの記録制
御方法に関するものである。
[従来の技術] シリアルプリンタ用の多色カラーインクリボンは、通常
1本の所定幅フィルム上に各色のインクを面順次にそれ
ぞれ一定長さずつ塗布したものである。そして、どの部
分にどの色が塗布されているかを判別するために、各色
の塗布部分にバーコード部分を設けである。
従来は、このインクリボンを用いて記録を行なうのに、
記録に先立ちまずインクリボンを巻き取りながらバーコ
ード部分を読み取り、目的の色の部分を検出し、目的の
色の部分が来ると当該目的の色より順次各色毎の記録を
行なう。
このとき、各色毎のインク塗布部分の長さ(連続同一色
塗布部分の長さ)はそれぞれ一定長に決まっている。こ
のため、同一色部分を越^で次の色の部分まで記録して
しまわないように、各色で連続記録できる最大記録長が
あらかじめ設定され、この長さを越えて連続記録を行な
わないように制御されている。
よって、最大連続記録長を越える記録を行なう場合には
、−度記録動作を中断して、インクリボンを巻き取りな
がらバーコードにより次の同一色塗布部分が再び次の記
録位置に来るのを監視し、同一色部分が来た後に残りの
部分を連続して記録することになる。つまりこの場合に
はその色の間にはさまれて塗布されている他の色のイン
ク部分は使用されず、そのまま巻き取られて全く無駄に
なってしまう。
これを回避するには各色の一連続インク塗布長をもつと
長くしておけばよいが、あまり長(すると、反対にある
色を少ししか記録しないで次に他の色を記録する場合に
は、その色の一連続インク塗布長の多くの部分を使用し
ないで巻き取ってむだにしてしまうことになる。
そこで、従来、−船釣には記録用紙の幅を考慮して、B
4サイズ縦(257mm)、又は、A4サイズ縦(21
0mm)の記録用紙に対して、回に連続して記録できる
ように、一連続インク塗布長を記録用紙幅よりやや長い
長さに決定している。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら上記従来例においては、1回に連続して記
録できる長さを重視したため、ハガキ等の幅の狭い用紙
を使用した場合、1回の記録範囲が狭いため、1連続イ
ンク塗布部分のうちの多くの部分が未使用のまま残って
無駄になってしまうという欠点があった。
これを改善するには、従来のインクリボンとは別に、ハ
ガキ等の幅の狭い用紙専用に、1連続インク塗布長を短
くしたインクリボンを作ればよいが、製造コスト、両者
の判別の方法、使用者の誤使用などの問題を考えるとあ
まり現実的とはいえない。
[課題を解決するための手段] 本発明は以上の課題を解決することを目的として成され
たもので、上述の課題を解決する一手段として以下の構
成を備える。
即ち、面順次に少な(とも2色の発色剤が順次に配剤さ
れた多色インクリボンを使用して多色インクリボンの記
録を行なうにあたって、インクリボンカセットに、該カ
セットのプリンタへの装着状態により各色毎の同一色イ
ンクの連続塗布部分を分割して使用するか分割しないで
使用するかを判別可能な識別構造を備え、プリンタに、
装着されたインクリボンカセットの前記識別構造状態を
認識する認識手段と、該識別手段の識別結果に従い記録
制御を行なう記録制御手段とを備える。
[作用] 以上の構成において、記録制御手段はインクリボンカセ
ットに設けた識別構造に従い分割使用の可否を決定し、
分割使用時には各色毎に所定数に分割した同一色インク
の連続配剤部分を使用してカラー記録を行ない、1巻の
インクリボン使用が終了すると装着方向を表裏反転させ
、新たな識別構造の識別結果に従った記録制御でインク
リボンを使用する。
これにより、各色インクの一連続インク配剤部分を複数
領域に分割し、分割数に等しい回数まで繰返し記録に使
用することを可能にすることによって、インクリボンの
インク未使用部分を少なくし、インクリボンの使用効率
を高めるものである。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明に係る一実施例を詳細に説
明する。
[第1実施例] 第1図は本発明に係る一実施例のカラープリンタのブロ
ック構成図であり、図中10はROM11に格納された
後述する第8図、第9図に示す制御手順等に従い本実施
例全体の制御を司るCPU、11は上述した制御手順等
を記憶するROM、12はホストより送られる記録情報
等を記憶するRAM、13はホストコンピュータ等の外
部装置と接続するためのホストインタフェース、14は
後述するカラーインクリボンのインクカラーな示すバー
コードを読み込むバーコード読取部、15はバーコード
を読み込むためのセンサ、16はリボン送り制御部、1
7はリボン機構、18はプリンタ記録制御部、19はプ
リンタエンジン部、20はキーボード及び表示器より成
るオペレーション部であり、本実施例の動作指示等を入
力する。
第2図に本実施例のリボン機構17及びプリンタエンジ
ン部19の一部機構を示す。
第2図において、記録用紙34はプラテン35にバック
アップされた状態でシート送り口−ラ36のゴム部にピ
ンチローラ36bによって圧接されている。このシート
送りローラ36の軸36aにはギヤ37が取付けられて
おり、減速ギヤ37aを介してシート送りモータM1に
連結されている。このため、シート送りモータM1の回
転によりシート送りローラ36が回転し、記録用紙34
が搬送される。
したがって、後述するサーマルヘッド48がインクリボ
ンを介して記録用紙34に当接し、記録を行う際、プラ
テン35は記録用紙34の位置を維持する。
次にキャリッジ50の往復移動について説明する。
プラテン35の前側には平行にシャフト42が、さらに
キャリッジ50の反対側にはラック43がそれぞれ所定
位置関係となるように固定されており、このシャフト4
2とラック43の上面の案内面にて定まる所定位置関係
を維持してキャリッジ50が矢印B方向に移動可能に案
内支持されている。即ち、キャリッジ50は記録用紙3
4の搬送経路Aと直角方向に往復移動可能である。
また、ベルト41はその一部がキャリッジ50に固定さ
れ、プーリーギヤ39およびプーリー40によって張設
されている。プーリーギヤ39は減速ギヤ38a、38
bを介してキャリッジモータM2に連結されている。こ
のため、キャリッジモータM2が回転することにより、
この回転が減速ギヤ38a、38bを介してプーリーギ
ヤ39に伝達され、プーリーギヤ39が回転する。
これによってベルト41が駆動され、ベルト41に固定
されたキャリッジ50はシャフト42に沿って往復移動
(矢印B方向)する。
さらに、キャリッジ50にはヘッドホルダ55が不図示
のヘッドホルダ軸のまわりに回転可能に案内支持されて
いる。このヘッドホルダ55にはサーマルヘッド48が
取付けられており、このヘッドホルダ55はサーマルヘ
ッド48の発熱に対するヒートシンクも兼ねている。 
また、キャリッジ50にはインクリボンカセットを2段
積みに搭載するためのヘッドホルダ55が設けられてい
る。このヘッドホルダ55にはインクリボンカセット6
0中のマルチカラーインクリボンの色識別用のカラーセ
ンサ(色検出手段)S3が配設されている。さらに、キ
ャリッジ5oにはインクリボンカセット50の有無、種
類およびインクリボンエンドの検出を行うためのリボン
センサs2が配設されている。
ヘッドホルダ55の上面には、ビン35a。
35bおよびフック35c、35d、35eが設けられ
ており、これらによりインクリボンカセット60を着脱
可能に装填できるようになっている。
次に第2図に示すヘッドホルダ55に装填される、本実
施例装置で用いられるインクリボンカセット60の構造
を第3図、第4図を参照して以下に説明する。
第3図および第4図において、インクリボンカセット6
0は上ケース61および下ケース62で形成されており
、カセット60内にインクリボン21を収納した状態で
ヘッドホルダ55に取外シ可能に装填される。
インクリボン21は供給コア23に巻かれており、下ケ
ース62の突出部62aおよび62bに回転自在に取付
けられたローラ68を経て下ケースの開口部62cより
一部カセット60外へ露出した後、再び下ケース開口部
62dからカセット60内に侵入する。さらに、下ケー
ス開口部62eで再びカセット60外へ露出した後、下
ケース開口部62fからカセット60内へ侵入し、巻取
りコア22に巻取られる。
なお、カセット60がヘッドホルダ55の所定位置に装
填された際には、本体側のヘッド48に対向した記録用
紙との間に開口部62c、62dから露出したインクリ
ボン21が位置するように構成されており、このインク
リボン21を記録情報に応じて発熱するサーマルヘッド
48によって確実かつ容易に加熱することができる。さ
らに、インクリボン21は下ケース62に設けられた圧
接ばね65,66により下ケース62の突出部62g、
62hにそれぞれ付勢されている。なお、圧接ばね65
,66にはフェルト65a。
66aが貼付けられており、インクリボン21の圧接に
よる損傷を防止している。
また、テンションばね67は、インクリボン21を第1
3図の矢印に方向に付勢しており、圧接ばね65.66
と共働してインクリボン21の弛みを除去している。
また、下ケース62の開口部62nからインクリボン2
1の一部が露出しており、このカセット60がヘッドホ
ルダ55の所定位置に装填された際には、第2図に示す
本体側のリボンセンサーS2がこのカセット60の開口
部62nに位置し、リボンセンサーS2がインクリボン
21のリボンエンドを検出する。また、第2図に示す本
体側のカラーセンサーS3が下ケース62の開口部62
e、62fから露出したインクリボン21の位置に対向
する。
次に、ヘッドホルダ55に以上に説明したインクリボン
カセット60を着脱可能に装填する場合を説明する。
まず、下段にインクリボンカセット60を装填する場合
は、インクリボンカセット60の上ケース61および下
ケース62に設けられた開口61a、61b、62i、
62jをキャルツジテーブル55上の前記ビン35a、
35bに嵌入する。そして、下ケースの係止部62kに
上記フック35cを弾性的に係合する。
これにより、インクリボンカセット60は、取り外し可
能にヘッドホルダ55上に装填されることになる。
また、このようにして下段にインクリボンカセット60
を装着した後、上段にインクリボンカセット60を装填
する場合には、上段への装着時と同様に、ヘッドホルダ
55のビン35a、35bに、開口61a、61b、6
2i、62jを嵌入する。そして、下ケースの係止部6
2kにフック35d、35eを弾性的に係合する。
これにより、上段のインクリボンカセット60も取り外
し可能にヘッドホルダ55上に装填されることになる。
次に本実施例で用いられるインクリボンカセット60中
のカラーインクリボン21を第5図を参照して詳細に説
明する。
第5図に示すリボンは1本実施例で用いられるカラーイ
ンクリボン21の一例であり、本実施例ではイエロー(
Y)  マゼンタ(M)、シアン(C)の3色のインク
がバーコード1,2.3を介してそれぞれ“L ”の幅
で順次に“LY“LM   L0”の如くにダンダラ塗
りされている。
そして、リボンカセット60がヘッドホルダ55の所定
位置に装填された際には、本体側のカラーセンサーS3
が下ケース62の開口部62e、62fから露出したカ
ラーインクリボン21に対向する。
そして、カラーインクリボン21が巻取りコア22へ巻
取られる際、カラーインクリボン21上のバーコード1
,2.3をカラーセンサー83で検出し、バーコードの
次に塗布されている色を識別可能に構成される。
バーコードは第5図のように黒縁の本数の違いによって
色を識別可能に構成してもよ(、また、黒縁の幅の違い
によって識別してもよい。本実施例では、このバーコー
ドの形態に何ら限定されず、色を識別可能であれば任意
の形態とすることができる。
また、色数もY、M、Cの3色ではな(所望の色数を設
けてもよい。
第6図は以上の構成を備える本実施例のカラープリンタ
で用いられる多色カラーインクリボンの分割使用時の使
用状態を模式的に示した図である。第6図の場合も、第
5図と同様に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)の3色のインクを順に塗布している。
図中、1,2.3はそれぞれイエロー マゼンタ、シア
ンインク塗布位置判別用のバーコード、4.5.6はイ
エローインク、マゼンタインク、シアンインクの塗布さ
れたカラーインク部分である。また、Ly 、LM 、
Lcは各インクの一連続インク塗布長であり、g、、g
M、I2.cは各インクを記録したことにより使用され
た部分の長さである。即ち、第6図においては、インク
リボンの使用後にはイエロー、マゼンタ、シアンの各イ
ンクはそれぞれ(LY−βv )、(L、−y、)。
(Lc−βC)の長さだけ未使用のまま残っていること
になる。このため、−度記録に使用したあとであっても
、このインク未使用部分を使って再び記録を行なうこと
ができるならば、インクリボンの使用効率が上がり、イ
ンクリボンを無駄なく使用することができる。
ここで問題となるのは、インクリボン使用後にインク未
使用部分の長さが各部分でどの(らい残っているかは、
各部分で記録に使用した長さβア、βう、 i!、cに
よって異なってしまうので、これをなんらかの方法で検
出しないと、過ってインク使用済部分を使って再記録し
てしまう可能性があるという点である。
そこで本実施例においては、以上の問題点を解決するた
め以下の各手法を採用した。
まず各色インクの一連続インク塗布部分を予め定めた数
に分割して、分割された各領域のうち舟尾された分割領
域のみを記録に使用することによって上述の問題点を解
決する。
即ち、使用者が記録内容を考慮して、希望する分割数を
オペレーション部2oのキーボードより入力して指定す
る。例えば“3”を指示入力することにより、第7図に
示す様に各色の一連続インク塗布長“L”を各々1/3
  の長さの3つの領域に分割し、各色の記録で分割し
た1つのインクリボン分割領域のみを使用するようにす
る。
例えば、初めは第7図に示す各色のAの領域のみを使っ
て記録し、インクリボンを一旦最後まで使用し、第2回
目は各色のBの領域のみを使って記録し、第3回目は各
色のCの領域のみを使って記録するように制御する。
この様に制御することにより、再使用時には必ずインク
未使用部分を用いて記録するので、上述の問題点を解決
できる。
なお、各色の最大連続記録長’LM”は、入力された分
割数に合わせて自動的に変更される。
例えば第7図の場合には分割数は“3”であり、(LB
 = L/3)となる。ここで、  L/3”を越える
記録データを記録する場合は、分割したインクリボン内
でその色の記録が終了できなくなる。そこで本実施例に
おいては、このような場合には次の同色部分のバーコー
ドを検出して続きを記録する。従って、分割領域を越え
る記録データの場合でも問題なく記録することができる
以上の本実施例に特有の記録制御を、第8図のフローチ
ャートを参照して以下に説明する。
本実施例装置では、記録に先立ち、オペレーション部2
0のキーボードよりインクリボンの分割数指定、及び、
インクリボンの第何番目の使用なのかを入力しておく。
また、各色毎の記録データをホストインタフェース13
などを介してRAM12中に格納してお(。
なお、分割数は、記録用紙の幅を考慮して、記録用紙に
1行分の連続記録ができるように、分割後のインク塗布
長し、を記録用紙幅よりやや長い長さに成るように決定
すればよい。
そして、プリント開始指示が入力されると、第8図の制
御に移行し、例えば1行分づつ順次カラー記録を行なう
CPUl0はまずステップS1でオペレーション部20
よりの分割指示入力があるか否かを調べ、分割指示入力
が無い場合にはステップS2に進む。そして、各色の最
大連続記録長“L、”を各色の一連続インク塗布長“L
”にセットする。
続(ステップS3でバーコード読取部14でのバーコー
ド識別を正転識別モードにセットし、センサ15による
読み取りバーコードで特定されるインク色が、当該バー
コードに続いて塗布されているモードとする。そして、
ステップS4で各色の一連続インク塗布長“L”の全て
を用いて各色毎の記録制御を行なうようセットし、ステ
ップS5に進む。
ステップS5ではリボン送り制御部16を起動し、バー
コード読取部14が記録すべきインクリボン色を検出す
るまでインクリボンを駆動する。
そして所望の色位置となるとステップS6に進み、プリ
ンタ記録制御部に指示して不図示の記録ヘッドを走査す
るとともに、所望位置となった時にインクリボンより指
定色インクを記録する。そしてリボン送り制御部16は
インクリボンを記録長さ分だけ駆動する。このようにし
て、指定色の記録データなL3の範囲内で記録する。そ
してステップS10で当該色の記録が終了したか否かを
調べる。もし終了していなければ、当該行の所望色の記
録は終了しておらず、ステップSllでリボン送り制御
部16を起動し、バーコード読取部14が次の同じイン
クリボン色を検出するまで(次サイクルの同色インク位
置まで)インクリボンを駆動する。そして所望の色位置
となるとステップ86以下の処理に移行し、当該色の記
録を終了するまで以上の処理を繰り返す。
そして、ステップs10で当該記録行の、記録が終了し
ていればステップS15に進み、RAM12中の記録デ
ータ全ての記録が終了しているか否かを調べる。全て終
了していれば記録処理を終了する。
未だ記録すべきデータがあればステップS16に進み、
リボン送り制御部16を起動し、バーコード読取部14
が次に記録すべきインクリボン色を検出するまでインク
リボンを駆動する。なお、この時、記録紙の紙送りが必
要な場合には記録制御部18に指示して必要な改行処理
を行なう。そして所望の色位置となるとステップ86以
下の処理に移行し、次の記録色の記録を行なう。
一方、ステップS1でオペレーション部20による分割
指示入力がなされている場合にはステップS20に進み
、各色の最大連続記録長“L8を各色の一連続インク塗
布長“L”を指示分割数で除した値“L/分割数”にセ
ットする。本実施例では、例えば分割数が3である場合
を例に以下の説明を行なう。しかし、この分割数は任意
の数で良く、分割数分だけ繰り返してカラーリボンを使
用することができる。
ステップS20に続き、ステップS21でインクリボン
の使用回数Nが1、即ち、当該リボンを最初に使用する
場合か否かを調べる。使用回数Nが”1”で最初の使用
の場合にはステップS22ニ進み、バーコード読取部1
4でのバーコード識別を正転識別モードにセットし、セ
ンサ15による読み取りバーコードで特定されるインク
色が、当該バーコードに続いて塗布されているモードと
する。そして、ステップ323で各色の一連続インク塗
布長“L”の内の最初の分割領域を使用して記録を行な
うモードにセットする。3分割した場合には各色インク
について第7図のAの領域を使用するモードにセットす
る。これで記録開始前の初期設定が終了したためステッ
プ85以下の処理に進む。
なお、この場合には、バーコード1〜3によりインクリ
ボンの所望色位置を検出した後、直ちに51分の記録を
開始する。
一方、ステップS21でN=1でない場合にはステップ
S25に進み、N=2、即ち、2回目の使用か否かを調
べる。2回目の使用でN=2の場合にはステップS26
に進み、バーコード読取部14でのバーコード識別を反
転識別モードにセットし、センサ15による読み取りバ
ーコード検出位置が該バーコードで特定されるインク色
の最後であり、当該バーコードに続いて塗布されている
インク色は1つ前に塗布されている色であるモードとす
る。本実施例では、インクリボンを一旦最後まで記録し
終った後に、分割指定が成されていれば、当該インクリ
ボンの使用回数Nを1つインクリメントし、今までとは
逆の方向に反転駆動する。このため、反転識別モードに
セットするものである。インクリボンはイエロー(Y)
、マゼンタ(M) 、シフ’/ (C)(1)順で、順
次Y−M−C→Y−M−C−Y→・・・の如く塗布され
ており、例えばイエロー(Y)のバーコードが検出され
ると続いてはシアン(C)色のインクが塗布されている
領域であると判断することができる。
そして、ステップS27で各色の一連続インク塗布長“
L”の内の2番目の分割領域を使用して記録を行なうモ
ードにセットする。
なお、この場合には、バーコードによりインクリボンの
所望色位置を検出した後、インクリボンを((分割数)
 −2) LB分だけ駆動し、その後に最長L8分の記
録を開始する。
3分割した場合には各色インクについて第7図のBの領
域を使用するモードとなる。これで記録開始前の初期設
定が終了したためステップ85以下の処理に進む。
ステップS25で使用回数Nが2でない場合にはステッ
プS30に進み、使用回数N=3であるか否かを調べる
。N=3の場合にはステップS31に進み、バーコード
読取部】4でのバーコード識別を正転識別モードにセッ
トし、センサ15による読み取りバーコードで特定され
るインク色が、当該バーコードに続いて塗布されている
モードとする。そして、ステップS32で各色の一連続
インク塗布長“L”の内の3番目の分割領域を使用して
記録を行なうモードにセットする。3分割した場合には
各色インクについて第7図のCの領域を使用するモード
にセットする。これで記録開始前の初期設定が終了した
ためステップ85以下の処理に進む。
なお、この場合には、バーコードによりインクリボンの
所望色位置を検出した後、“2L、”分インクリボンを
駆動し、その後に最長Lm分の記録を開始する。
このようにして順次分割数分繰り返してインクリボンを
使用する。そして全てのインクリボン分割領域を記録し
終った場合には、以後の反転使用などは行なわず、リボ
ン交換要求等を表示して記録処理を中断し、再び新しい
インクリボンがセットされるまで待つ。
以上の説明は分割数3の場合を仮定したが、分割数は任
意でよい。
以上の説明におけるインクリボン21のリボン頭出し処
理の詳細を第9図のフローチャートを参照して以下に説
明する。
リボン頭出しは、カラーインクリボン21に設けたバー
コード部1,2.3をカラーセンサS3によって検出す
ることにより行なう。
まずステップ5501でヘッドモータM3を駆動してイ
ンクリボンカセット60をリボン巻取りオンの位置ヘシ
フトする。次にステップ5502でリボンセンサS2が
リボンエンドを検出しているか否かを判別する。リボン
エンドを検出していればステップ5503へ進み、ヘッ
ドモータM3を駆動してリボン巻取りをオフにする。そ
してステップ5504へ進み、リボンエンドエラーの表
示を行ない処理を終了する。
一方、ステップ5502でリボンエンドの検出でなけれ
ばステップ5505に進み、カラーセンサS3によりバ
ーコードが検出されたか否かを判別する。バーコードが
未検出であればステップ5506へ進み、キャリッジモ
ータM2を駆動してキャリッジ50を記録方向(右方向
)へ移動させて、カラーインクリボン21を巻取る。次
に、ステップ5507へ進み、リボン巻取り量が所定巻
取り長さ“L”を越えたが否かを判別する。ここで、リ
ボン巻取り量が所定巻取り長さを越えていなければステ
ップ5502へ戻り、引続きリボン巻取りとカラーセン
サ検出を繰返す。
ステップ5507でリボン巻取り量が所定巻取り長さを
越えているならば、このインクリボンはマルチインクリ
ボン50ではなく単色インクリボン21とみなされるた
め、ステップ3508へ進み、ヘッドモータM3を駆動
してリボン巻取りオフの位置ヘシフトする。、次いで、
ステップ5509でカセットのセットエラー表示を行う
更に、ステップ5505においてカラーセンサS3がバ
ーコードを検出した時にはステップ5510へ進み、カ
ラーインクリボンの検出色をバーコードに従った色にセ
ットする。
次いで、ステップ5511においてカラーインクリボン
の検出色が頭出しをしようとしている指定色であるか否
かを判別し、頭出しをしようとしている指定色でない場
合にはステップ5515に進み、指定色のバーコードを
検出するまでリボンフィードを続は企。そしてステップ
5502に戻る。なお、電源投入後、カラーインクリボ
ンの検出色が未定の場合には、頭出しを行った際何色が
くるか判断できないため、この様な場合にはリボンの巻
き取りを行ない、元に戻す等の処理を行なう必要がある
。。
ステップ5511でカラーインクリボンの検出色が頭出
しをしようとしている指定色である場合にはステップ5
512へ進み、ヘッドモータM3を駆動してリボン巻取
りオフの位置へシフトし、指定色のリボン頭出し処理が
終了する。
以上の処理を行なうことにより、カラーインクリボンは
無駄に頭出しされることなく、効率のよい頭出しが可能
となり、また、異なったインクリボンが挿入された場合
のエラーを検出することが可能になる。
そして、分割指定等がある場合には先に記録転写済みの
インクリボン領域をスキップして実際の記録を開始する
ことになる。
また、インクリボン分割領域の使用順序も必ず第7図A
、B、Cの順で行う必要はなく、A。
C,Bなどの任意の順でかまわない。
以上説明した様に本実施例によれば、使用者が希望分割
数を入力指定できるようにすることで、インク未使用部
分を最小にし、インクリボンの記録使用効率を高めるこ
とができる。
[第2実施例] また、以上の説明ではインクリボンを一旦最後まで使用
した場合には、逆方向に反転駆動させる両方向記録可能
なプリンタの場合について説明したが、本発明は以上の
例に限定されるものではな(片方向記録プリンタであっ
てもよい。
この場合には、使用後のインクリボンカセットケースの
内部は第10図(A)に模式的に示すようになっており
、図のように使用済インクリボン21は巻き取りコア2
2に巻き取られている。このため、そのままの状態では
再使用することができないが、カセットケースを分解可
能にしておけば、インクリボン21、巻き取りコア22
、供給コア23をその状態で取り出して、第10図(B
)のように反転して入れ直せば初期状態と同じになる。
ただし、インクリボンを反転して入れ直した場合は、各
色バーコードとインク塗布部分の色が本来とは異なって
しまうので、この場合には第8図のステップS26の如
くバーコード識別を反転モードにセットし、バーコード
がマゼンタ用の時には次はイエロー シアン用の時には
マゼンタ、イエロー用の時にはシアンインクと識別する
ようにソフトウェア上で読み換えるようにしておく。
または、カセットケースを分解しなくても、インクリボ
ン巻き戻し機構をもたせて、インクリボンを巻き戻して
、第10図(B)の初期状態にする種制御してもよい。
ただし、この場合には、バーコード識別を常に正転モー
ドになる様にする。
また、インクリボンカセットの形状を例えば、第11図
(A)、(B)のように、記録ヘッド挿入開口部51、
巻き取りコア22と供給コア23、インクリボンカセッ
トと装着部分との嵌合部分等を左右対称位置に配置した
構成にしてお(。
このような構成とすることにより、インクリボンカセッ
トの分解やインクリボンの巻き戻し等することなく、−
力方向への使用後に、単に裏返して表裏反転させて装着
するだけで、すぐに再使用可能状態となる。
さらに、この場合は、1回目の使用は正転状態の表面、
2回目は反転状態の裏面というように表裏交互に使用さ
れる。
よって、使用回数の入力値の奇数、偶数に対応してバー
コード識別を表面の正転用、裏面の反転用に自動的に変
換検出させるよう制御することもできる。こうすれば、
バーコード識別の正転/反転の変換を誤る心配がなくな
る。
例えば、分割数が“4”と指定入力された場合の制御の
概略を第12図を参照して以下に説明する。
1回目の使用時は“1”を入力することによって、1回
目の記録においては、各色画12図のAの領域のみ使用
して記録する。
そして、2回目の使用時はインクリボンカセットを反転
して裏面にする。そして、′2”を入力することによっ
て、第12図のBの領域のみ使用して記録する。このと
き、入力数は偶数であり、自動的にバーコード識別が反
転用に変換される。
3回目の使用時はさらにインクリボンカセットを反転し
て表面にする。そして、“3”を入力することによって
、第12図のCの領域のみ使用して記録する。このとき
、入力数は奇数であり、自動的にバーコード識別が正転
用に変換される。
更に最後の4回目の使用時はインクリボンカセットを更
に反転して裏面にし、“4”を入力することによって、
第12図のDの領域のみ使用して記録する。このとき、
入力数は偶数であり、自動的にバーコード識別が反転用
に一変換される。
なお、正転/反転のバーコード識別変換については、本
発明における必要手段ではなく、バーコード自身の問題
である。
即ち、以上の説明においては、色識別のバーコードが、
例えば第13図に矢印81で示す正転方向と矢印82で
示す反転方向で、全(同じ情報を持つインクリボンを使
用する場合を想定した。
しかし、バーコードを、例えば、第14図の様に正転方
向と反転方向で異なる情報を持つようにしていけば、正
転か反転かを識別することな(、ダイレクトに色を判別
できる。即ち、第14図において、バーコードが「太細
」または「細細太」ならイエローインク、「太細細」ま
たは「細大太」ならマゼンタインク、「細太」ならシア
ンインクと判別すればよい。
以上説明した様に本実施例によれば、使用者が希望分割
数を入力指定できるようにすることで、インク未使用部
分を最小にし、インクリボンの記録使用効率を高めるこ
とができる。
以上の説明におけるインクリボン駆動、及び記録制御を
更に確実に操作性よく行なうために、インクリボンカセ
ットの装着状態を識別可能に構成することもできる。
このように構成した左右対称の(左右反転式の)カセッ
トケース150とそれを装着するヘッドホルダ55の上
部斜視図を第15図に示す。
第15図において、カセットケース150にはケース1
50の中心より対称の位置に2つの凹部142及び14
3が配設されている。凹部142はケースの厚さhのす
べてにわたっての凹部であり、凹部143は第15図の
如くケースの厚さの半分(h/2)だけの凹部である。
そして、凹部143の開口部には該開口部を覆う折り欠
き可能な薄板状の爪144が配設されており、操作者が
必要に応じてこの爪144を折り欠き、凹部143の開
口部を露出させることができるよう構成されている。
また55はプリンタエンジン部19のカセットケース1
50を載置するとともに、記録ヘッド48がケース15
0の開口部31位置に配設されたヘッドホルダである。
ヘッドホルダ55上のカセットケース150の第15図
状態での装着時の凹部142対応位置に先端部が入り込
む位置には、略カセットケース厚さhの半分の高さを有
する凸部146が配設されている。また、カセットケー
ス150装着時の凹部143に対向する位置には、機械
式接点又は光センサ等を用いて前方物体の有無を検出す
る、それぞれ略カセットケース厚さhの半分の高さを有
する2つのセンサ47a、47bが重畳されて配設され
ている。
そして、第15図の状態でのカセットケース150装着
時には、凸部146の先端部と凹部142とが遊嵌し、
上部に配設されたセンサ47aに対向する位置には凹部
143の開口部の爪144が位置する。そして、巻き取
りリール53が巻き取りコア22と噛み合う。
以上の構成を備えるカセットケース150及びキャリア
50を備えた場合の記録、インクリボン制御を以下に説
明する。
この場合における2つのセンサ47a、47bの検出出
力値によって、分割使用をしているのか、及び、カセッ
トケース150の表面使用と裏面の反転使用との自動識
別が可能となり、バーコード識別変換等も自動的に制御
できる。
本構成を備えた場合のセンサ47a、47bの検出状態
とその時の制御を第16図(A)(B)に示す。
以上の構成において、インクリボンを反転等して使用し
ない場合、即ち、従来と同様に1回の記録動作において
、インクリボンの1連続同一色塗布領域全域に渡って色
転写可能に制御し、当該領域を分割使用しない場合には
、爪144を折り欠くことなく、第15図に示す状態の
カセットケースとして使用する。このため、センサ47
a。
47bが共に対向位置の物体検出状態となり、検出出力
が“ON”となるため、第16図(A)に示す様に通常
記録方式かつバーコード識別が正転用の制御であること
が判別できる。この場合には第16図(B)に示すモー
ド1の制御方式が選択され、分割記録をし7ない、通常
記録制御が選択される。
この場合には、インクリボンを1巻分終了後に反転させ
て装着しようとしても、爪144があり、凸部146の
先端部とぶつかるため、カセットケース150をヘッド
ホルダ55上に装着することができない。このため、イ
ンクリボンの全領域を通常使用した場合には、カセット
ケース150を過って反転装着して、再度使用済みイン
クリボンを使ってしまう心配がない。
次に−の連続インク塗布部分を分割して使用したい場合
には、カセットケース150の爪144を折り取って凹
部143の開口部を露出させてから使用する。
この場合に、カセットケース150を第15図の如く凹
部142が凸部146と遊嵌するようにキャリア45上
に装着すると、センサ47aが“OFF”でセンサ47
bが“ON”となり、記録制御は分割記録指定可能、バ
ーコード識別は正転用であることが判別される。この場
合には第16図(B)のモード2の制御モードとなり、
分割記録入力指定が可能になる。この場合においても、
バーコード識別モードは自動的に特定できる。
さらに1巻終了後に反転使用する場合は、すでに爪14
4が折り取られているため、キャリア50の凸部146
の先端部が丁度凹部143内に遊嵌し、カセットケース
150をキャリア50に装着できる。
この時には、センサ47a及びセンサ47b対向位置に
は凹部142が位置し、両センサとも出力が“OFF”
となる。このため、分割記録人力指定が可能で、かつバ
ーコード識別が裏面使用の反転用になり、第16図(B
)の制御モード3となる。
次にインクリボンを巻き取った場合には、再度反転させ
ることにより再び制御モード2となり、それ以降も同様
に使用することができる。
なお、カセットケース150の形状は以上の例に限定さ
れるものではな(,2つのセンサ47a、47b及び凸
部146を有効に利用可能であれば任意の形状とするこ
とができつる。
更に、上述の分割識別・表裏識別に加えて、多色カラー
・単色カラーの識別も可能に構成したカセットケース1
50の例を第17図(A)(B)に示す。
第17図(A)が多色カラー用のカセットケース、第1
7図(B)が単色カラー用のカセットケースである。
第17図(A)、(B)においては、ヘッドホルダ55
上の凸部146先端部が遊嵌するよう、凹部142aが
裏面よりケース厚さhの略半分に渡って配設されている
そして、第17図(A)に示す多色カラー用のカセット
ケースにおいては、更にセンサ47a。
47b対向位置に表面側のケース厚さhの略半分まで薄
板状の爪144が折り欠き可能に開口部を覆い、裏面側
の略半分が開口状態である凹部143aが配設されてい
る。
以上の構成とすることにより、両センサ47aと47b
の出力と、必要制御の識別状態は第18図に示す用に特
定できる。
これにより、多色カラーインクリボンのみならず、単色
インクリボンの装着状態まで認識でき、操作性よく、し
かも信頼性の高い記録制御が行なえる。
更に、リボンカセットケースの反転装着が可能であって
も分割識別の爪144が折られていない場合には記録を
禁止することができるよう制御が可能なカセットケース
150及びキャリアベース55の構成を第19図に、そ
の時の制御状態を第20図に示す。
第19図に示す構成においては、カセットケース150
に裏面より略半分の厚さに渡って配設された凹部142
bと、表面より略半分の厚さに渡って開口部が爪144
で覆われた凹部143bを配設する。
そして、ヘッドホルダ55にはカセットケース150を
第19図の状態で装着した時の、カセットケース150
の凹部142b対向位置に第15図の凹部146に替え
センサ47bが配設され、第15図のセンサ47b位置
はヘッドホルダ55よりカセットケース厚さhの略半分
の高さに突出した凸部となっており、その上にセンサ4
7aが載置した状態で固定されている。
以上の様に構成することにより、第20図に示す識別が
可能となり、センサ47aが“OFF’″でセンサ47
bが“ON”の時には記録を禁止するように制御するこ
とにより、分割使用されていないインクリボンを過って
反転装着して使用済郡部を再使用してしまうことがなく
なる。
以上説明した各インクリボンカセットケースにおいては
、分割使用するか否かの識別を爪144を折ることによ
り行ったが、爪144に替えて特定の識別マークをシー
ル等を用いて貼着等し、該マーク等を検出するか否かで
制御しても本発明の範囲に含まれることは明らかである
またシールを用いる場合には、シールに所望の分割数を
示すバーコード等を設けることも可能である。また使用
回数ごとに前記シールの1部をはがして行うことにより
使用回数を識別することも可能となる。この様に制御す
ることにより、更に操作性を向上させることができる。
以上説明した様に本実施例によれば、使用者が希望分割
数を入力指定して、各色の一連続インク配剤部分を複数
回に分けて記録に使用できるようにすることで、インク
未使用部分を最小にし、インクリボンの記録使用効率を
高めることができる。
[発明の効果] 以上説明したようにシリアルプリンタ用多色カラーイン
クリボンで記録を行うにあたって、各色の一連続インク
塗布部分を複数領域に分割して記録に使用することによ
って、インクリボンのインク未使用部分を少なくして、
インクリボンの記録効率を高めることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例のブロック図、第2図は
本実施例のリボン機構及びブリンクエンジン部の構成を
示す図、 第3図は本実施例のインクリボンカセットの平面図、 第4図は本実施例のインクリボンカセットの斜視図、 第5図は本実施例のカラーインクリボンの構成を示す図
、 第6図は本実施例で用いるカラーインクリボンの記録使
用後の状態を示す図、 第7図は本実施例におけるインクリボン分割例を説明す
るための図、 第8図は本実施例の記録制御フローチャート、第9図は
本実施例のリボン頭出し処理を示すフローチャート、 第10図(A)、(B)は本実施例のインクリボンカセ
ット内部の模式図、 第11図(A)、(B)は本発明に係る第2実施例にお
けるインクリボンカセットケースな示す図、 第12図は第3実施例におけるインクリボン分割開開を
説明するための図、 第13図は正転・反転で同じ情報を持つバーコードを用
いたインクリボンの一例を示す図、第14図は正転・反
転で異なる情報を持つバーコードを用いたインクリボン
の一例を示す図、第15図は本発明に係る第3実施例に
おけるインクリボンカセット及びキャリア上部の構成を
示す斜視図、 第16図(A)、(B)は第3実施例におけるセンサ検
出状態と対応する制御状態とを示す図、第17図(A)
は本発明に係る第4実施例の多色インクリボンカセット
の構造を示す図、第17図(B)は本発明に係る第4実
施例の単色インクリボンカセットの構造を示す図、第1
8図は第4実施例におけるセンサ検出状態と対応する制
御状態とを示す図、 第19図は本発明に係る第5実施例のインクリボンカセ
ットケース及びキャリア上部の構成を示す斜視図。 第20図は第5実施例におけるセンサ検出状態と対応す
る制御状態とを示す図である。 図中、1,2.3・・・各インクの色を識別するための
バーコード、4,5.6・・・各色のインクの塗布部分
、10・・・CPU、11・・・ROM、12・・・R
AM、13・・・ホストインタフェース、14・・・バ
ーコード読取部、15・・・センサ、16・・・リボン
送り制御部、17・・・リボン機構、18・・・プリン
タ記録制御部、19・・・プリンタエンジン部、20・
・・オペレーション部、21・・・インクリボン、22
・・・巻き取りコア、23・・・供給コア、34・・・
記録用紙、35・・・プラテン、47a、47b・・・
センサ、48・・・サーマルヘッド、50・・・キャリ
ッジ、55・・・キャリッジテーブル、60・・・イン
クリボンカセット、61・・・上ケース、62・・・下
ケース、142.143・・・凹部、144・・・爪、
146・・・凸部、151・・・記録ヘッド挿入のため
の開口部、βア、 12ty 、 12c・・・各色の
記録での使用部分、Lア、LM、Lc・・・それぞれ各
色の一連続インク塗布長、Ml・・・シート送りモータ
、M2・・・キャリッジモータ、S2・・・リボンセン
サ、S3・・・カラーセンサである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも2色のインクを順次に有する多色イン
    クリボンを使用した多色インクリボンの記録制御方法で
    あつて、 インクリボンカセットに、該カセットのプリンタへの装
    着状態により各色毎の同一色インクの連続塗布部分を分
    割して使用するか分割しないで使用するかを判別可能な
    識別構造を備え、 プリンタに、装着されたインクリボンカセツトの前記識
    別構造状態を認識する認識手段と、該識別手段の識別結
    果に従い記録制御を行なう記録制御手段とを備え、 インクリボンカセットに設けた識別構造に従い分割使用
    の可否を決定し、分割使用時には各色毎に同一色インク
    の連続塗布部分を仮想的に複数領域に分割したうちの一
    領域のみを使用して順次記録出力を行ない、1巻のイン
    クリボンの最後まで記録が終了すると装着方向を表裏反
    転させ、識別構造の新たな識別結果に従つた記録制御で
    再使用することを特徴とする多色インクリボンの記録制
    御方法。
  2. (2)請求項第1項記載の多色インクリボンの記録制御
    方法において、 分割数は指定入力可能であることを特徴とする多色イン
    クリボンの記録制御方法。
  3. (3)請求項第1項記載の多色インクリボンの記録制御
    方法において、 記録データが1連続インク配剤部分を分割した長さより
    長い場合には次サイクルの同一色領域を使用して記録す
    ることを特徴とする多色インクリボンの記録制御方法。
  4. (4)カセットの認識手段により、分割使用しない場合
    にはカセットの反転装着を禁止することを特徴とする請
    求項第1項記載の多色インクリボンの記録制御方法。
  5. (5)カセットの認識手段によりカセットの装着方向を
    識別可能とすることを特徴とする請求項第1項記載の多
    色インクリボンの記録制御方法。
JP18361689A 1989-07-18 1989-07-18 多色インクリボンの記録制御方法 Pending JPH0349978A (ja)

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DE4022696A DE4022696A1 (de) 1989-07-18 1990-07-17 Verfahren und vorrichtung zur ausbildung von aufzeichnungen mittels eines mehrfarben-farbbandes
US07/759,955 US5104247A (en) 1989-07-18 1991-09-17 Recording control method, recording method, and recording apparatus for multicolor ink ribbon

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